「わくわく・どきどき」の学びを目指して

12月18日(金)

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 今朝は、全校で長なわ朝会がありました。毎年、長なわ記録会は、体育朝会として各学期に1回ずつ実施しています。しかし、今年は1学期に行うことができなかったため、今年度最初の記録会となりました。どのクラスも、今月に入ってから体育の時間や休み時間に練習を重ねてきました。
 1年生は「大波小波」、2年生以上は「8の字跳び」で、5分間に跳んだ回数を記録します。しばらく練習をしてから、本番の5分間が一斉にスタートしました。校庭のあちこちから、跳んだ回数を数える声やかけ声が響き渡ってきました。
 クラスごとの結果は、お昼の放送で発表されました。1番跳んだ回数が多かったのは6年2組で、505回でした。2番目が5年1組(441回)、3番目が5年3組(379回)でした。今回の記録をもとに、次回の長なわ朝会でもがんばってほしいと思います。
 高学年(4年生以上)は、軒並み300回を超える記録を出していました。5分間は300秒間ですから、平均1秒で1回以上跳んでいたことになります。(1回なわに引っかかると、大幅に時間をロスするので難しい。)次回の長なわ記録会は、3か月後の3月に予定しています。
 4年生の理科「ものの温度と体積」の学習では、空気と水に続き、いよいよ金属の温度による変化を調べる実験に入りました。ここまで空気も水も温めると体積が増えるということが分かっていますが、果たして金属はどうでしょうか。
 理科室には、金属球膨張実験器があります。鎖につながれた金属球(真ちゅう製です)をカセットコンロで熱し、同じく金属製の輪を通るかどうかを調べます。熱する前に、金属球が輪を通る状態であることを確かめてから行います。十分にコンロの火で金属球を温めてから行ってみると、輪を通らなくなっていることが分かります。(写真中)このことから、金属は温められたことで体積が増えたということが実証されました。
 線路の継ぎ目は、少しすき間を開けるように設置してあります。夏の高温で線路が膨張するためです。また、ジャムの蓋が開けづらい時は、蓋を温めると簡単に開けることができます。これも金属の熱膨張を利用しています。
 ところで、この実験の前にカセット式コンロの扱い方を全員が練習しました。5,6年生になると理科の実験ではよく使います。(以前のアルコールランプに代わって、カセット式コンロを使うようになりました。)火をつけるには、12時方向のつまみを9時の方向に90度ひねらなければなりません。意外にも、これがなかなかできない子が多いということが分かりました。90度ひねると、カチンと音がして着火するのですが、回す手に力が入らず、ガスがシューッと出ているだけです。よくよく見ると、つまみの持ち方が違っていました。縦になっているつまみを左側に90度回す時に、右手の親指と人差し指ではさんで、そのまま左側に体を傾けるように回していたのです。つまみの右側を親指の腹で押すように回せば力が入り、90度回転させるのが簡単です。(あるいは左手を使う)・・・こういうことも一つ一つ経験させることが大切なのだと感じました。
 1年生の音楽の授業で、「ねこのなきごえであそぼう」という学習があります。ねこの様子や気持ちを想像して鳴き声を考え、表現する活動を通して、様々な声の出し方の特徴に気付くことをねらいとした学習です。教科書には鑑賞教材として「2ひきのねこのゆかいなうた」が紹介されています。CDをかけて子ども達に聴かせて、動物の鳴き声だけで作られた歌の楽しさを味わわせていました。(写真下・・・2匹の猫が交互に出てくる場面や、一緒に出てくるところを聴き分け、2匹が出てきたので両手を挙げています。)
 ところでこの曲は、ソプラノ歌手のコンサートのアンコール曲としても有名です。輝かしい高音を響かせて激情的なオペラアリアを歌ってきたコンサートの終わりに、アンコール曲としてネコの鳴き声だけでできたかわいらしい歌をうたうと、一気に会場が和みます。
 昔は、この曲はイタリアの有名な作曲家、ロッシーニの歌曲とされていました。しかし現在では、パーサール(教科書ではピアソルと書いてあります。)が、他の作曲家の作品とロッシーニの曲をアレンジして作ったものであることが分かっています。

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