「わくわく・どきどき」の学びを目指して

12月19日(土)

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 1年生の国語の教科書に、「わらしべちょうじゃ」の学習があります。2ページにわたってわらしべ長者のお話の挿絵が載っていて、それを見ながらお話を聞く学習です。昔話の読み聞かせを聞いて、我が国の伝統的な言語文化に親しむことを目的とした単元です。(写真上)
 1年生の子ども達は、どのような昔話を知っているでしょうか? わらしべ長者は、日本のおとぎ話のひとつで、「今昔物語」や「宇治拾遺物語」に原話が見られるそうです。1本の藁(わら)から始まり、物々交換の末に大金持ちになるという話の展開です。藁からみかん、布、馬、家と交換していき、最後はすばらしい屋敷を手に入れて裕福になるというお話です。
 「わらしべ長者」を読むと、ものの価値は人それぞれで、だからこそどんなものも大切にしなければいけないと気付かされます。また、ものとものとを交換することで大きな価値を手に入れることができたというところが大切です。現代で言うならば、お金を持っているだけではなく、有効に活用することで本当の価値が生まれるということでしょうか。
 また、観音様の言うことを素直に守ったところや、人に親切にしたことから幸運をつかんだととらえれば、正直に生きることや思いやりの心が大切であることを知らせる昔話ともとらえられます。
 今日は、高学年で書き初めの練習をしていたクラスがいくつかありました。5年生の書き初めでは、「新しい風」を書きます。昔から「新」の字は、よく書き初めのお手本に入ってくる漢字です。一方、「風」が入っているのは初めて見ました。文字の組み立て方がとても難しい漢字です。特に、2画目の筆づかいが難しそうです。横画から筆の向きを入れ替えて反るように縦画を引き、勢いよくはねます。はねる方向もポイントとなります。(写真中)
 お手本の文字の何と美しいことか・・・大人でもなかなかお手本通りには書けないものです。練習を何度も繰り返すことがもちろん大切ですが、その前に筆がしっかりとしたものであるかを冬休み中に確認してください。まず道具が良い状態でなければ美しい文字は書けません。そして、筆を新しく購入する時は、少しでも高い筆を選んだ方が良いと言われています。
 光が丘警察の方々に来ていただき、1年生と3年生にセーフティ教室がありました。体育館に1学年ずつ集まり、2校時に1年生、3校時に3年生が指導を受けました。
 1年生は、不審者に気をつけて生活するための「いかのおすし」の指導でした。「(知らない人には、ついて)いかない」、「(声をかけられても車には)のらない」、「(連れていかれそうになったら)おおごえをだす」、「(声をかけられたり追いかけられたりしたら)すぐにげる」、「(大人に)しらせる」・・・という言葉を合わせたものが「いかのおすし」です。
 DVDを見た後のロールプレイでは、学年の先生達が子ども役となって演じました。知らない大人の人とは、少し距離をとっておくようにすること。そして、連れていかれそうになった場合は、防犯ブザーを鳴らしたり大声を出すということを教えてもらいました。(写真下)
 3年生は、万引きは重大な犯罪であるという内容のDVDをもとに、非行防止の指導をしていただきました。やはりロールプレイでは、お母さん役を学年の先生が行いました。警察の人が厳しく母親役の先生を叱りつける場面を見て、子ども達も怖い思いをもったことでしょう。
 ところで、光が丘警察の3人の方々から、田柄小の子ども達のすばらしさをたくさん褒めていただきました。1年生も3年生もあいさつがすばらしく、話の聞き方がとっても良かったとのことでした。

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