「わくわく・どきどき」の学びを目指して

1月22日(金)

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 3年生は、音楽の時間に「聖者の行進」の合奏に取り組んでいます。自分のパートの役割を生かして合奏し、アンサンブルの楽しさを味わう教材です。使っている楽器は、鉄琴や木琴、エレクトーン、打楽器類です。リコーダーは使っていません。
 練馬区から示された3学期の感染症対応のガイドラインでは、「音楽における歌唱の活動や管楽器(リコーダーや鍵盤ハーモニカ等)を用いる活動は行わない」と記されています。1学期の音楽の授業もそのような対応でした。2学期に入ってから一旦ガイドラインが緩み、マスク越しの歌唱指導やリコーダー演奏(距離をとって吹く時だけマスクを外す)が認められていました。今学期に入ってから、またもや各校の音楽専科の先生方に指導の工夫が迫られています。
 全体の楽器の数とともに、ソーシャルディスタンスも考え、クラスを半分に分けた人数で合奏するように指導しています。発表する子ども達と聞く子ども達に分かれて、お互いの合奏を確かめ合うようにしていました。(写真上)
 ところで、「聖者の行進」は、日本では「聖者が街にやってくる」とも訳されて、スポーツの応援や吹奏楽で有名な曲です。もともとは、アメリカの黒人霊歌の一つとして歌われていた曲です。それをルイ・アームストロングがジャズにアレンジしたことで、世界的に知られる超有名曲になりました。
 5年生は、理科の時間に「電磁石の性質」の学習をしています。実験セットを購入し、電磁石についての様々な性質を一つずつ実験で確かめていく予定です。
 今日は、さっそく実験セットの中身を取り出し、電磁石となる「コイル」を製作するところから始めました。あらかじめ100回巻きのコイルは実験セットの中に入っていますが、50回巻きのコイルは自分で導線を巻き付けるところから行わなければなりません。いろいろな会社から出されている実験セットの中には、たまに初めから全て完成しているコイルが用意されているものがあります。しかし、自分でコイルを巻くという経験をさせる方が手作り感もあり、また興味・関心をもたせるうえでも必要なことです。(写真中)
 私も高学年の担任をしている時に、このコイル作りの指導で苦労した覚えがあります。当時は、電磁石の学習は6年生の理科の内容でした。そして、使っていたのはエナメル線でした。(今回の5年生のセットは、ビニール線なので巻き付けやすくできています。)エナメル線を使っていてどんなハプニングが生じたかというと、巻き付けているうちに何回巻いたかを忘れてしまい、巻き直そうとしてからまってしまうということでした。放課後、ぐしゃぐしゃにからまったエナメル線と格闘し、翌日までにほどいてあげたことが何回かありました。
 3年生は、社会科や総合の学習の時間に、昔の道具についての勉強をしています。今日は、3年1組が中庭に出て、七輪の使い方の体験学習を行っていました。
 七輪は、電気やガス器具が主流になる昭和の中頃まで、各家庭でよく使われていた道具です。木炭を燃料として火をおこします。もちろん、魚や肉を焼く調理器具としての役割がメインですが、ストーブ代わりとして暖をとるために使われることもありました。毎年、田柄小の3年生には、うまく炭に火がついたところで網を乗せ、おもちを焼いて食べさせていました。しかし、感染症ガイドラインで調理実習が禁止されていることもあり、今年は控えることにしました。炭に火がつき、暖まることで炭おこしの苦労を喜びに代えていました。(写真下)
 あるグループの子ども達に聞いてみると、9本目のマッチでやっと火おこしに成功したそうです。焚きつけ用の新聞紙に火をつけてから、その上に乗せた割りばしを燃やします。炭にきちんと火がつくためには、しばらく割りばしが燃え続けていなければなりません。どのグループもこの段階で火が消えてしまい、苦労するものです。
 炭火の良さは、一度火がつくと長い時間燃え続けるところにあります。また、遠赤外線の作用で、魚も肉もおいしく調理することができます。最近は、七輪が安価で手に入ることもあり、ホームセンターなどでよく売れているそうです。ステイホームの日々が続きそうです。自宅の庭やベランダで、七輪を使ってバーベキューはいかがでしょうか。スルメやサンマを焼いたり、干し芋を焼くのもおすすめです。(ご近所への匂いに注意して)

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