「わくわく・どきどき」の学びを目指して

1月27日(水) その1

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 1年生は、算数の時間に「なんじなんぷん」の学習をしています。時計を使って、時刻を読めるようにする学習です。
 時計の学習は、1年生としては2回目になります。最初は、9月に「なんじ なんじはん」という学習がありました。時計の長い針が12のところにある場合の「何時」という言い方と、6のところに長い針がある「○時半」という言い方を習いました。今回は、さらに細かな時刻を読めるようにしていきます。(写真上)
 ひらがなやカタカナはすぐに覚えられても、時計の読み方がなかなか覚えられないという子が結構います。テレビの時刻表示をはじめ、デジタル時計を多く使っている家庭では、時計を習ってもなかなか読めるようにならないという悩みがあるようです。
 2学期に「○時半」を学習したので、「○時30分」は読めています。そこで、数字が書いてあるところに長い針が来た場合の読み方を考えさせ、「5分、10分、15分、20分、25分」と理解させます。(同様に、35分〜55分も)最初は、10分あるいは5分刻みで時間の読み方に慣れさせていきます。後は、短い針の読み方です。学校では、ダイヤルを回して動かす時計を全員に持たせて学習しています。長い針と短い針の動き方に着目させ、長針が1周すると短針が次の数字のところに移動する仕組みに気づかせます。
 以前、2学期の時計の学習の時にもお伝えしましたが、算数の時間として指導するのは2時間程度です。今まで時計の読み方を知らなかった子が、それですぐに時計を読むことができるとは限りません。日常生活の中で、意図的に教えていくようにしてあげることが大切です。
 今週月曜日から、校庭の桜の木の伐採が始まりました。今月の学校だよりでもお伝えしたように、区の樹木診断の結果、腐朽空洞化が進んでいる桜の木が3本見つかりました。台風等で倒木する危険を考え、伐採した方が良いということになりました。4年前にも何本か桜の木を伐採しています。(その時は、しばらくしてからシダレザクラの苗木を植えてもらいました。)
 朝から大型トラックと大きなクレーン車が校庭に入り、1日がかりで1本ずつ伐採作業をしました。月曜日は、校庭南東端のバクネット裏の桜、昨日は、校庭南側の桜、そして今日は、飼育小屋の隣の桜を切りました。(写真下)同時に、周りの桜の木の剪定もしてもらっています。明日は、正門入ってすぐの桜の木を剪定するそうです。
 ソメイヨシノは、日本の桜の代表的な品種と言えますが、昔から日本にある桜の品種とは違います。いわゆる園芸品種と呼ばれるもので、人の手で作り出した新種の桜です。植え付けると10年、20年で大きな幹になるという性質があり、桜の名所をつくるために重宝されてきました。しかしその一方で、病害虫に弱いという性質もあります。一説によると、寿命が60年と言われています。きっと田柄小の桜の木も、それに近い樹齢のはずです。今後、他の木も次々と伐採されることになったら…と思うと、とても残念な気がします。
 そこで、今回伐採した桜に代わる苗木をすぐに植えたいところですが、3本とも根っこが残ったままになっています。来年度以降、抜根の予算を出してくれれば良いのですが、コロナの影響もあり、予算化は厳しいかもしれません。
 今回伐採した桜の木の一部を利用できないか…と考え、来ていただいた業者に依頼して、桜の幹の輪切りをたくさん作ってもらいました。図工の時間に利用する材料として、倉庫にしまってあります。来年度の展覧会の作品として利用されるかもしれません。

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