2月5日(金)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 1年3組では、「ふゆのビンゴカードであそぼう!」というワークシートが配られていました。縦3マス×横3マスのビンゴカードには、「たんぽぽのはっぱ、ツバキ、うめのつぼみ、かれてるはっぱ、サクラソウ、こおり、かぜ、はっぱのない木、しもばしら」の9つの言葉と絵が書いてありました。外に出て、友達と一緒にこれらを探しに行く勉強です。「あれは、あそこに行けば見つかるよ。」と、ちゃんと分かっていた子もいたようです。 中庭に出てすぐに、サクラ草と氷、風、葉っぱのない木、枯れてる葉っぱに丸印がつきました。ちなみにサクラ草は、全員の鉢にきれいな花が咲きました。隣からチューリップの芽が顔をのぞかせています。 次に霜柱を見つけることになり、「あそこだ!」とほとんどの子が走って行ったのが、校庭の築山です。休み時間に、普段からよく1年生が遊んでいる場所です。築山の滑り台の後ろの斜面は、一日中陽が当たらない場所です。足で踏むと、ザクザクと音がして土が沈んでいきます。土を掘り返して霜柱の氷のかけらを手に取って確かめていた子もいました。3校時にこの学習をして正解でした。昼休みには霜柱がすっかり融けてしまい、土はぐちゃぐちゃになっていました。 梅は、けやき広場の体育館横にあります。白い梅の花が咲き始めています。ツバキもけやき広場で花を見ることができます。ビンゴカードの残りは、たんぽぽの葉っぱになりました。たんぽぽは、冬の間は葉っぱがロゼット状に地面に広がっています。あおぞら農園にあるだろうと、何人かの子がやってきました。それに近い仲間の植物はありましたが、たんぽぽは見つかりませんでした。 しかし、その代わりに見つかったのが「フキノトウ」でした。地面から黄緑色のふっくらとしたつぼみがたくさん顔を出していました。(写真上)フキノトウであることを教えてあげると、名前を知っていたのはほんの数名でした。 私にとって、フキノトウが一番春を感じさせる植物であり、春の味覚という印象があります。新潟に住んでいた子どもの頃は、2月といえどもまだ雪がたくさん残ったままでした。学校から帰って友達と遊ぶ場所は、辺り一面真っ白な雪野原です。しかしそんな雪国にも、春はちゃんとやってきます。太陽の熱を吸収する木の幹の周りは、雪解けが早くなります。2月下旬になり、大きな木の近くから地面が見えてきます。そっと雪をどけると、フキノトウがちゃんと顔を出していました。両手でつかめるだけのフキノトウを採り、家に持ち帰りました。 どうやって味わったと思いますか? 私の母は、いつも刻んでみそ汁に浮かべてくれました。また、味噌と混ぜてご飯にのせて食べました。子どもにとっては苦いフキノトウですが、あの独特の香りと苦みは、私に春を強く印象づけてくれたのです。 6年生は、図工の時間に「芸術家の心にふれて」という学習をしています。2学期の終わりに、アートカードゲームを行いました。世界の様々な芸術家の作品に親しむことができるカードから、いろいろな表現方法があることを知りました。 そして3学期に入り、それらの名画の中からお気に入りの作品を見つけて、自分なりに絵の具を使って表現をしています。ゴッホやモネ、あるいは日本の浮世絵をモチーフに、原画を真剣に見ながら作品を仕上げていました。筆のタッチを真似てみたり、色使いを工夫してみたりと、自分のオリジナルの名画を製作しています。(写真中) 今月、1年生は、近隣の保育園や幼稚園との交流会を予定しています。例年のように学校内を案内したり、一緒に遊ぶことはできません。校庭で簡単な会を開くことを計画しています。そこで、来年度小学校に入学を控えている年長組の子ども達に、少しでも小学校の様子を知ってもらおうと、動画(DVD)をプレゼントすることにしました。 動画の内容は、学校の様々な場面についてみんなで紹介をするように作っています。今日は、2組の子ども達が体育の授業について紹介する場面を撮りました。跳び箱遊びや平均台を使った運動を行い、楽しく学習をしている様子をビデオに撮りました。(写真下) 先日、サクラ草について紹介するグループに私も登場することになりました。子ども達に呼ばれてカメラの前に立ち、「毎日、水と愛情をたっぷりあげるとよく育ちます。」と話しました。久し振りに緊張しました。 |
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