「わくわく・どきどき」の学びを目指して

2月19日(金)

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 1年生は、国語の時間に「ずうっと、ずっと、大すきだよ」という物語の学習に入り始めました。3組の教室では、この単元の最初の授業をしていました。(写真上)今年もまた、このお話を勉強する時期がやってきたなという思いがあります。
 短いお話でありながら、ペットに対する人間のあり方をテーマにしたすばらしい内容です。主人公「ぼく」と愛犬「エルフ」との心の交流が描かれています。・・・ぼくも家族も、エルフをとても大切に思い、様々な仕方で優しく接します。しかし、ぼくには家族と異なるエルフのかわいがり方があります。それは、「ずうっと、ずっと、大すきだよ」と、実際に言ってやることです。・・・大切な気持ちは心の中で思っているだけでは伝わりません。相手が知らないまま終わらないように、自分が後から後悔しないように、ちゃんと伝えられる自分でありたいと考えさせられる内容です。
 全編を通して、「ぼく」が、死を迎えた老犬「エルフ」の思い出を語るスタイルがとられていて、小さな子どもでも感情移入しやすい構成となっています。「僕がどんなに愛していたかをエルフは知っていた」という信頼関係で、死別の悲しみを乗り越えていく姿にも心が打たれます。
 物語の冒頭は、『エルフのことを話します。エルフは世界で一番すばらしい犬です。ぼくたちは一緒に大きくなった。でもエルフの方がずっと早く大きくなったよ。』と始まります。私も犬を飼っているので、よく分かります。うちの犬は12歳と5か月…すでに、私よりも先に定年を迎えています。
 3,4校時に、5年生が総合の学習の時間に取り組んできた「米米プロジェクト」の発表会を行いました。体育館に5年生が発表の準備をし、地域の吉田さんと埼玉県川島町で島村農園を経営されている二松さんにも発表を聞いていただきました。
 パワーポイントで発表資料を作った子ども達のために、パソコン室からたくさんのパソコンを運び込んで発表ブースを設けました。体育館の壁側全てに長テーブルやパイプ椅子が並び、一斉に発表できるように準備されていました。全体をA〜Cグループに分け、各回とも3分間の発表時間で一人5か所ずつ発表を聞きに行くようにしていました。
 米の品種や米の歴史、栄養や米料理について等、各自が調べたテーマは様々ありました。今年度は、6月の田植え体験や10月の稲刈り体験ができなかったことが、つくづく悔やまれます。しかし、こうして目標をもって米米プロジェクに取り組むことができたのは、5年生の子ども達にとって、とても大きな力になったことでしょう。
 川島町から車でかけつけてくださった二松さんが、子ども達の発表の様子を見て、さかんに感心されていました。今年の5年生は、個別にテーマを設定して発表しましたが、一人ずつよく調べてまとめていました。また、発表者と聞く子ども達とのコミュニケーションを意識した発表会になっていました。(写真中)
 いつもお借りしている田柄小用の田んぼは、今年度は島村農園さんに機械で田植えと稲刈り(その間の管理も含めて)をしていただきました。4か月間の稲の生育の様子が、島村農園さんのホームページに掲載されています。そして、収穫したお米は、10月から給食用として届けられています。練馬区で島村農園さんのおいしいお米を食べることができるのは、田柄小だけです。
 いつもお借りしている島村農園さんの田んぼは、JA川島町農産物直売所の近くにあります。圏央道の川島インターを降りて、東松山方面に車で5分ほどの場所です。ちなみに、農産物直売所は、9時半の開店とともに多くの人が買い物に来るほど人気のスポットです。新鮮野菜と生みたて卵、地元産のいちごが有名です。時々、私も買い物に行っています。
 3月が近づいてきました。3月と言えば、桃の節句です。今年も主事さんにお願いして、倉庫からおひな様を出してもらいました。以前、地域の方から寄贈していただいた、とても立派なおひな様です。保健室前は、現在図工作品を展示しているため、児童玄関側に置くことにしました。
 主事さん達がおひな様を並べている時から、すでに子ども達が次々と見に来ていました。女の子の何人かに聞いてみましたが、「自分の家のおひな様よりもたくさん飾ってあって、すごくきれい!」と言っていました。暖かな春が待ち遠しくなりました。(写真下)

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