ようこそ、練馬区立田柄小学校ホームページへ!  〜「わくわく・どきどき」の学びを目指して〜

3月9日(火)

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 3年生は、国語の時間に「わたしたちの学校じまん」という学習をしています。「伝えたいことを、理由をあげて話そう」という、「話すこと・聞くこと」の学習単元です。せっかくなので、2年生の各クラスとペアを組み、自分達の発表を聞いてもらうことを目標に取り組んできました。今日は、2校時に1組の子ども達が2年2組を訪れ、グループごとに練習してきた内容を聞いてもらいました。
 3年1組は、「わたしたちのクラスじまん」として発表内容を考え、練習に取り組んできました。原稿を見ないで相手を見ながらはっきりと話すことや、必要な資料(写真など)を使いながら分かりやすく話すことが指導されてきました。今まで何度か教室で練習を重ねてきたようでした。しかし、実際に2年生の教室に来て発表するとなると、適度な緊張感が生まれます。一つ年下の2年生とはいえ、顔を真っ赤にしながら緊張の面持ちで発表していました。(写真上)
 いくつかのグループの発表を聞きましたが、内容がとてもすばらしいと思いました。(担任の先生の指導ももちろんあります。)「先生の話をしっかり聞いて、手をたくさん挙げるクラス」・・・こういう自慢ができるクラスは素敵ですね。発表の最後に、「2年生のみなさんも、3年生になったら進んで発表をがんばってください。」と伝えていました。(かっこいい!…と思われたはずです。)次のグループは、「思い出がたくさん作れて、笑顔になれるクラス」という内容でした。クラスで企画したレクの写真を効果的に使っていました。(なるほど…)次の発表は、「みんな何でも進んで取り組むクラス」でした。聞き終わった2年生の子が、「自分達は何でもジャンケンで決めるけど、譲り合っていくようにしているというのはいいことだと思いました。」と感想を発表していました。(そういう感想が言えた2年生の子も立派!!)さらに、「進んで外に出て遊ぶクラス」と発表したグループがありました。雨の日は、係の子が教室で遊べることを考えてもいるそうです。まだまだ発表グループがあったので、たくさん自慢のあるクラスなのですね。発表が終わった子ども達は、安堵の表情とともに、なんとなく誇らしそうな顔つきに見えました。
 あくまでも国語の学習なので、内容よりも大勢の前で発表する力をつけることがメインです。実はこの単元では、今までクラス内でも「話すこと・聞くこと」を通じて発表会に向けて取り組んできています。発表内容を決め、発表原稿を用意し、さらに資料を用意してと、グループ内で話すこと・聞くことを繰り返してきたわけです。コロナ禍のマスク越しではありますが、「主体的・対話的で深い学び」を意識して取り組んできた学習でした。
 4年生は、3学期に入ってから、頻繁に理科室を使った実験が続いています。理科の「すがたをかえる水」の単元では、今後も理科室の使用が続きそうです。今日は、2組が実験をしていました。水を熱し続けた時の温度変化と水の様子を調べる実験でした。子ども達の予想では、100度で沸騰するだろうと考えた子がほとんどのようでした。しかし、そのまま熱し続けると温度がどうなるかということについては、いろいろな考えがあったようです。
 実験用コンロに火をつけ、1分ごとに水の温度を測っていきました。ビーカーの中の水を観察していると、しばらくして水蒸気のあわが立ち始め、やがてボコボコと沸騰が始まりました。温度計は、99度近くを示していた班がありましたが、96度〜97度辺りで止まったままの班もありました。(写真中)子ども達にとっては、予想していた100度まであと少しというところで上昇が止まってしまい、「あれっ」という思いだったようです。その後もしばらく沸騰させて様子を見ましたが、温度上昇は見られませんでした。
 水の沸点は100度です。しかしこれは、厳密には1気圧の場合です。(気圧の低い山の上では、沸点が下がります。)100度にならなかったのは、気圧の関係でしょうか。それよりも関係があるのは、実験装置です。まず、温度計・・・正確な温度を測るには、棒温度計では無理があります。しかし、もっと関係がありそうなのは、「水」です。純水の沸点が100度なので、水道水には不純物が含まれています。ということで、100度まで到達せずに沸騰することになります。(教書でも「100度くらい」と記載されています。)
 6年生の道徳の教科書に「『ありがとう』の気持ちを伝える」という資料があります。家族に日頃の感謝の気持ちを伝えているかという質問に対して、73%もの人が「伝えられていない」「あまり伝えられていない」と答えたそうです。そこで、教科書には2つの作文が紹介されていました。1つは、「言葉に出さないと伝わらない」ということを母親から教えられた男の子の作文です。「ありがとう」の一言を言えない自分・・・こういうことは、日常的によく感じる場面です。私自身の心にもグサリと響いてきました。もう一つは、東日本大震災を経験した女の子の作文です。家族や生活への感謝の気持ちが生まれたという内容でした。
 ところで、今日学習していた3組では、道徳の授業でタブレットパソコンを使っていました。ミライシードにある「ムーブノート」というソフトを使い、一人一人の考えを集約する機能を利用して授業が行われていました。(写真下)「だれに感謝の気持ちを伝えたいですか」という先生の問いに対して、クラスの子ども達から様々な意見がタブレットを通して先生の画面に送られてきました。先生側には、子ども達の意見を自動集約する機能があり、クラス全体のまとめを示すことができるようになっています。

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