3月23日(火)「旅立ちの日に」を歌うことにしたのは、感染症対応による歌のない卒業式を迎えるにあたり、少しでも卒業という気持ちを高めさせたいという学年の先生達の思いからでした。当日は、卒業生が退場する時に、ピアノ演奏でこの曲を流す予定です。 今週から緊急事態宣言が解除されたため、12月末に示されたガイドラインで教育活動を行うことになりました。そのガイドラインでは、歌唱指導について、「屋内における歌唱は、マスクを着用して行う。また、例えば、窓や壁に向かい、1〜2メートル程度の身体的距離を確保した横一列や半円の隊形で行うなど、活動する児童生徒の前に他の児童生徒が位置しないよう配慮する。」と記載されています。そこで、体育館の壁側に大きく広がり、マスクをつけて歌うことにしました。(写真上) 明日は修了式があり、1〜4年生は2校時で下校になります。そのため、クラスのお楽しみ会(あるいは学級お別れ会)をする様子が見られました。2校時に、 1年生が校庭に出て、楽しそうにレクリエーションをしていました。 昨日のニュースでは、すでに東京の桜が満開になったと伝えていました。田柄小の桜は、都心よりも気温が低いためか、開花がだいぶ遅れています。まだ1〜2分咲きの木が多く見られます。校庭でも、場所によって咲き方に差があり、東側よりも南側の方がよく咲いています。また、3年前に植えたシダレザクラにもきれいな花が見られるようになりました。 そんな暖かな校庭に、かわいらしいお客様がたくさんやって来ました。近隣の保育園から、0歳〜3歳児の子ども達が避難訓練の2次避難で田柄小を訪れました。せっかくなので、校庭の遊具で遊んだり、飼育小屋のうさぎを見たりしていきました。もうすぐ2年生に進級する1年生が、とても大きな子ども達に見えました。(写真中) 5校時に、5年生の子ども達と教職員とで、卒業式の会場準備を行いました。体育館の床や椅子の雑巾がけをしたり、サクラ草を運んで会場を飾ったりしました。紅白幕が取り付けられると、いよいよ卒業式が近づいてきたという気持ちになります。(写真下) 今年のサクラ草は、2月の後半から満開になりました。暖かい日が続いているので、成長が良すぎるのが逆に心配です。4月6日の入学式までの2週間をうまく管理して、なんとかこの満開のサクラ草を維持させたいと思います。 今日の準備作業を通じて、5年生は気持ちを新たにしたことでしょう。卒業式当日に参加することはできませんが、6年生のために会場を準備することで、「来年は自分達の番だ!」という思いが湧いてきたはずです。明日の卒業式のリハーサルでは、保護者席に座って6年生の姿から学ぶことになっています。 |
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