10月6日(火)1年生は、今後このアサガオのつるを使ってリースを作る予定です。今月は、20日(火)に光が丘公園に行く遠足があります。きっと、たくさんのどんぐりや松ぼっくりを拾ってくるでしょう。それらを使って素敵なリースに仕上げる予定です。 もう1つ、早めにアサガオの片づけをした理由があります。それは、来週サクラ草の植え替え作業があるからです。1年生は、毎年アサガオの鉢を使ってサクラ草とチューリップの球根を植え付けています。先週から高学年のサクラ草の植え替えが始まりましたが、中学年の植え替えも明日で終わる予定です。今日は、3年1組の植え替え作業を指導しました。4年生になると、白いプラスチックの6号鉢を使うことになります。1年生の頃から使っていたアサガオ用の青い鉢は、3年生にとっては最後の出番ということです。田柄小では、秋から春にかけてサクラ草栽培があるため、植木鉢はフル稼働の状態です。 2年1組に行くと、教室の後ろに子ども達が集まって紙芝居の読み聞かせを楽しんでいました。紙芝居を読むのは、3人の本係の子ども達でした。学級内の係活動の一つのようで、係の3人が図書室から選んできた紙芝居とのことでした。 紙芝居の題名は、「おにぎりさんきょうだい」です。表紙の絵からして面白さいっぱいの様子がうかがえました。2年生の子が読むので、たどたどしいところはありましたが、友達が読むとなるとまた楽しさが倍増のようでした。(写真中) おにぎりの三兄弟、長男のころた、次男のごろたろう、三男のころん達は、おばあちゃんに頼まれて、森の中におにぎりのまるこちゃんを探しに行きます。おばあちゃんは、「まっかなうめぼし」「でかでかたらこ」「ひらひらのこんぶ」を3人に持たせてくれました。おにぎり村に昔から伝わる、おにぎりを強くしてくれる食べもので、困ったときに食べると、不思議な力が出てくるとのことです。さあ、森へ出発です。・・・と始まります。 「おにぎりさんきょうだい」は、絵本作家でイラストレーターのつぼいじゅりさんが描いた紙芝居です。以前から大人気の紙芝居だったため、今年の6月に絵本としても発売されることになりました。そちらは、仕掛け絵本として楽しめる工夫がされているようです。 5校時の終わり頃、田柄幼稚園から12名の園児たちがやってきました。以前から、ミッキー池でザリガニ釣りをしたいという連絡をいただいていました。釣り竿とエサ(スルメや煮干し)、飼育ケースを用意して、準備万端でやって来ました。 すでにスイレンの葉っぱのかげから、赤いハサミがところどころに見え隠れしていました。近くにエサを持っていくと、次々とザリガニが釣り上げられていきました。瞬く間に、飼育ケースはザリガニだらけになりました。 やがて1年生の下校の時間になり、ランドセルを背負った子ども達が中庭に出てきました。今ではザリガニが珍しくなくなった1年生は、涼しげな表情でザリガニのいそうな場所を教えてあげていました。(写真下)中には、ザリガニを手に持って、園児と一緒に記念撮影に入っていた子もいました。 来年度、田柄小に入学する予定の子が何人かいました。ザリガニ釣りの影響で、田柄小に入学したいという子が増えてくれたらうれしいです。釣れたザリガニは、幼稚園で飼育する分だけを残して、池に逃がしてあげていました。また後日、別の子ども達がザリガニ釣りにやってくるそうです。 10月5日(月)まず、この時期は毎年キンモクセイの香りの話をしています。 『・・・朝、正門を入ってくると、甘いいい香りがしてきましたよね。何の香りでしょう。そう、キンモクセイの花の香りです。田柄小には、校庭の周りにもあちこちにキンモクセイの木が植えてあります。どこからいいにおいがするか、休み時間に探してみてください。キンモクセイの木の枝をよく見ると、オレンジ色の小さな花がたくさん咲いています。「こんなに小さくても花なの?」とか、枝から直接花が咲いていることなどに、きっとびっくりするでしょう。・・・』 3校時に、1年2組の子ども達が、生活科の学習として「秋さがし」に外に出ていました。全校朝会のお話をみんなよく聞いていたのですね。さっそく正門の近くの垣根に行き、キンモクセイの木の観察をしてカードに記録していました。(写真上) あと数日で香りは終わってしまうでしょう。キンモクセイの木が、街の中にもあちこちにたくさん植えられていることに気がつきます。通勤途中でも、ふっとキンモクセイの香りが漂ってくると、思わずマスクをずらして深呼吸をして楽しんでいます。 さて、今日の朝会の本題は、「読書の秋」についてでした。 『・・・さて、10月に入り、とても気持ちよく過ごせる時期になりました。秋は、何をするにもちょうどよい季節であることから、食欲の秋やスポーツの秋、芸術の秋など、様々な言い方をします。そして、忘れてはならないのは、「読書の秋」です。田柄小では、今日から秋の読書旬間が始まります。読書の楽しさは、自分で好きな本を選べることや一冊の本の中に様々な世界が広がっているおもしろさがあることです。 みなさんは、たくさんある本の中から自分が読みたい本を選ぶ時に、何を基準に選んでいるでしょうか。「題名や表紙の絵を見て選ぶ」という子が多いのではないでしょうか。確かに、知らない本との最初の出会いは、題名と表紙の絵から始まります。今日は、みなさんにお勧めしたい本を何冊か持ってきたので紹介します。 低学年の子ども達がよく手にする絵本は、「絵本」というだけあって、絵がとても印象に残るものです。(絵本を何冊か紹介する) 3年生は、国語の時間に「ちいちゃんのかげおくり」を学習しています。作者は、あまんきみこさんです。そのあまんきみこさんが書いた他の本を探してみると、「おにたのぼうし」や「白いぼうし」という本に出合えます。「白いぼうし」のお話は、4年生の国語の教科書に出てきます。その4年生が今学習しているのは、「ごんぎつね」です。作者は新美南吉さんです。では、その新美南吉さんの他の作品を探してみると、「てぶくろを買いに」というすてきな本に出合えます。このように、作者に注目して本を探してみるのも楽しいものです。 読書は、知識や教養を与えてくれるばかりでなく、心を広く深く耕してくれるものです。健康な体づくりのために食事や睡眠が必要なのと同様に、健康な心を育てるために読書が必要です。今日から3週間の読書旬間を通じて、素敵な本と出合い、心を健康にしていきましょう。』 朝会で紹介した本は、川越の図書館で借りてきました。南校舎1階(保健室のはす向かい)に机を用意して展示しておいたところ、休み時間にたくさんの子が本を見にやって来ました。(写真中)3週間の読書旬間を通じて、子ども達はどんな本に出合うことができるでしょうか。 3年2組が、理科の時間にあおぞら農園の観察に来ていました。3年生の畑では、ヒマワリやホウセンカの他に、オクラや大豆などの野菜も育ててきました。それぞれすっかり実りの秋を迎え、種ができていました。 枝豆が熟した状態が大豆です。枝豆のさやがすっかり茶色くなって枯れていましたが、そのさやをむいてみると、中から豆まきに使うのと同じ形をした「大豆」が出てきました。(写真下) 3年生は、11月の国語の教材で「すがたを変える大豆」という説明文を学習します。きっとその頃、今日畑で手にした大豆のことを思い出すでしょう。 10月2日(金)また、講演会に来ていただいた中根さんと野澤さんに、学年全員でお礼の手紙を書こうということになりました。先日の講演会の中で、パソコン画面を音声アプリを使って読み取っているということを知りました。そこで、パソコンで文章を入力し、データーとして送り、読み取ってもらうことにしました。お2人にお礼の気持ちを伝えるために、2組の子ども達がパソコン室で手紙にする言葉を入力していました。スラスラとローマ字入力をしている子が何人かいました。(写真上) 音楽室から、久し振りに子ども達の歌声が聞こえるようになりました。と言っても、マスク越しの歌声なので、いつも通りには歌えません。今まで器楽演奏やリズム打ち、鑑賞教材が中心の音楽の授業だったので、子ども達も気持ちよく歌うことができたようです。 今日の6年1組が歌っていたのは、「翼をください」です。(写真中)誰もが知っている素敵な曲です。それもそのはず、最初にこの曲が発表されてから、もうすぐ50年が経とうとしています。フォークグループの赤い鳥がレコーディングしたのが1971年の2月のことです。それから様々な歌手がカバーし、ファンが増えました。また、すぐに音楽の教科書に取り上げられたことで、合唱曲として全国的に有名になりました。 多くの歌手が歌ってCDになっていますが、自分が大好きなのは、ニュージーランド出身のヘイリーが歌った「翼をください」です。多くのアルバムを出している中の、「祈り〜ヘイリー・シングス・ジャパニーズ・ポップス」に収録されています。透明感のある歌声は、この曲にぴったりな感じがします。 ところで、・・・同アルバムの1曲目「アメイジンググレイス」では、本田美奈子とのデュエットが収録されています。2005年に白血病で亡くなった本田美奈子が残した音源を使い、仮想的なデュエットバージョンとなっています。機会があったらぜひお聞きください。 6年3組が、理科室で「水溶液の性質」の実験をしていました。先日授業観察で見た2組と同じく、5つの水溶液をリトマス紙やBTB溶液を使って調べる実験でした。さらに今日は、ムラサキキャベツの汁を使い、酸性やアルカリ性の水溶液に入れた時の反応を調べました。(写真下) ムラサキキャベツは、スーパーの野菜売り場の片隅に1/4カットでよく売られています。少し水を加えてすり鉢ですると、きれいな紫色の汁が出てきます。これを試薬代わりに使うと、酸性の水溶液は赤くなり、アルカリ性の水溶液では、緑〜青に変化します。 同じように試薬代わりに使えるものとして、ブドウの皮の汁(ただし、シャインマスカットのような緑色ではなく、紫色のブドウに限る)、ヨウシュヤマゴボウの実、紫イモのパウダー(業務系の食品スーパーにあります)などがあります。夏休みの自由研究でぜひ試してみてください。 10月1日(木)1年1組は、1校時に生活科の学習として、学校探検をしていました。まず、図工室に行きました。図工室は1年生の廊下のつきあたりにある教室なので、3〜6年生が使う部屋ということは分かっています。しかし、中に入るのは初めてのことでした。様々な機械があったり、図工の作品が置いてありました。今は自分の教室で図工の勉強をしているけれど、3年生になったらここで絵を描いたりするということが分かったようです。1校時は授業が行われていなかったので、ゆっくり回ることができました。 続いて、南校舎の2階にある家庭科室を探検に行きました。ちょうど6年生がミシンを使って授業をしているところでした。作業をしている6年生の邪魔にならないように、静かに教室の中を歩いていきました。現在6年生は、生活に役立つものの製作をしています。手さげや小物入れなど、すでに出来上がった子の作品を見せてもらったりもして、大喜びでした。5年生や6年生になったらこういう勉強があるよ、と先生が話していましたが、1年生の関心はそれどころではなかったようです。(写真上) 2校時に、3年2組の授業観察に行きました。国語の「ちいちゃんのかげおくり」の学習をしていました。先日の1組の授業と同じく、第1場面と第4場面の2つのかげおくりを比較しながら読み取りを深める授業でした。 第4場面のかげおくりをした「場所」について話し合った時に、子ども達の意見が割れました。実は、このような場合の授業での「ざわざわ」が大切です。かげおくりをしたのは、防空壕の中だったのか外に出てからなのか…。 そこで先生は、絵本の挿絵を電子黒板に映し出しました。(写真中)教科書の挿絵は、同じ絵本をもとに掲載しているようですが、全ての絵を載せているわけではありません。第4場面の最初は、次のように書かれています。「明るい光が顔にあたって目がさめました。まぶしいな。ちいちゃんは暑いような寒いような気がしました。ひどくのどがかわいています。」…ここは、大人でもとらえ方が分かれそうな部分です。空腹と疲れで太陽の光を浴びたともとれますが、爆弾の閃光によるちいちゃんの最期というとらえ方もできるでしょう。 4校時に、2年2組が体育館で「動物に へ〜んしん!」という題名をつけた「表現・リズム遊び」の授業を行っていました。2年生は、3週間後の21日(水)に、1組が研究授業を行います。それに向けて、2組と3組が先行して今週から授業を始めています。 最初に、全身のあらゆる場所を使うことを意識させ、音楽に合わせて体を動かしました。「これだけ体の中に動かすところがある」ということを感じさせるためのウォーミングアップです。そしていよいよ、海や川の中の生き物になって、自分の体全体で表現をする活動に入りました。まず、全員がイルカになりました。水面を高くジャンプしたり、すいすいと水中を泳いだり…2年生の子ども達の表現力はすごいなと思いました。(写真下) |
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