「わくわく・どきどき」の学びを目指して

9月4日(金)

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 1校時に、3年1組で保健の授業が行われていました。3年生は、保健の時間に「健康な生活」について学習をしています。保健の授業は、年間を通じて4時間程度の扱いです。しかしそれだけに、きちんとした指導計画のもとで授業を行わなければなりません。また、特に今月下旬には、3年3組で保健領域の研究授業を予定しています。今日の1組の授業は、その研究授業の先行授業として行われました。同学年の先生達や校内の先生達が何人か参観に来ていました。
 今日は、健康な生活をおくるために必要な「体の清潔」についての学習をしました。1校時の授業だったので、朝登校してから、全員が手を洗ったばかりの状態でした。しかし、アルコールを含ませた脱脂綿で手指や手の甲、手首をこすってみると、茶色い汚れがついてきました。(写真上)
 「手を洗ったはずなのに…」とか、「昨日の夜、お風呂に入ったはずなのに…」と思った子が多かったようです。特に今の時期は、暑くて汗をたくさんかくので、目に見えない汚れがたくさん付着しやすくなっています。
 授業では、手を洗った後にきれいなタオルで拭いた手と、しばらく洗っていないタオルで拭いた手の実験結果(細菌を寒天培養した結果)も示されました。それらのことから、体を清潔にするために大切なことを考えました。
 今日の授業を基に、学年でさらに検討を重ねて研究授業に向かうことでしょう。
 10時から、3年生の「大根の種まき体験」がありました。気温が高かったため、熱中症の心配がありました。そこで、学校であらかじめ種まきの事前指導を先生達で行っておき、畑にいる時間をなるべく短くできるようにしました。
 学校の隣の吉田さんの畑では、ニンジンやブロッコリーの苗がすでに育ち始めていました。そして、3年生が種まきをする大根用の畝がきれいに用意され、ビニールマルチが張られていました。まず、吉田さんから大根の種まきのポイントについて説明を聞きました。ビニールマルチの穴1つに、指先で3つの穴(人差し指の爪の深さ)を開けます。そこに大根の種を1粒ずつまいていき、土をかぶせて終了です。田柄小学校の給食の食材にもなる大根です。クラスごとに畑の端から端まで広がり、全部で960個のマルチの穴に、ていねいに種まきをしました。(写真中)
 子ども達は汗だくでしたが、土はからからに乾いていました。最後に長く伸ばしたホースから水を霧のようにまいて土を湿らせていました。吉田さんの話では、普段は水やりをせずに自然の雨で育てているそうです。さすがにこの暑さと乾燥した土では芽が出そうにないと話されていました。
 今回まいた種は、「夏つかさ」という青首大根の品種です。早ければ55日で収穫できるそうです。その前に…3年生は2週間後に、間引きの体験でまたお世話になります。
 5年生は、社会科の時間に「米作りのさかんな地域」についての学習をしています。2組では、子ども達の家で食べているお米の袋を持ち寄り、授業に使っていました。
 「あきたこまち」や北海道の「ななつぼし」、新潟の「こしひかり」など、様々な米袋が見られました。また、5kgや10kgの米袋がほとんどでしたが、中には30kgの米袋を持ってきた子もいました。(写真下)「JAめぐみの」と書いてあったので、岐阜県から送ってもらったお米でしょうか。日本では、全国各地で米作りが盛んであることが分かります。
 私の住んでいる埼玉県では、そろそろ早い品種の稲刈りが始まる頃です。今月下旬から、新米が次々と出てくるので楽しみです。ちなみに、私の家では近くの農家から玄米で買うようにしています。家庭用精米機で、必要な分だけ精米しながらご飯を炊いています。精米したてのお米は、味が違います。

9月3日(木) その2

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 6年生は図工の時間に、「12年後の私」という作品に取り組んでいます。1学期から製作し始め、ようやく完成間近になってきました。12年後の自分の姿を思い浮かべ、フィギュア芯材と紙粘土を使って表現する作品です。
 7月に取りかかったばかりの頃は、どんな仕事に就いている姿かまだ見えてきませんでした。次第に、凝りに凝ってテーブルや椅子を木材で作ったり、素敵な洋服を身にまとわせたりし始め、各自思い浮かべた未来像がはっきりと伝わるようになってきました。
 サッカー選手としてシュートを決めた瞬間や、パティシェとなってお菓子を作っている姿、中には立派なウエディングドレスを身にまとっている姿も見られます。また、トリマーとして、台の上にのせた犬の毛をカットしている自分を作品にした子もいました。(写真上)
 6年生にとっての12年後は、24歳です。その頃は、立派な社会人として活躍していることでしょう。
 普段は飼育小屋でのんびりとしているショコラが、今日は忙しい一日となりました。1年生は、生活科の時間に「なかよくなろうね 小さなともだち」という学習をしています。小動物や昆虫などの身近な生き物に関心をもち、すすんで触れ合おうとすることを目的とした学習です。
 担任の先生が、ショコラをケージに入れて用意し、クラスの子ども達に順番に見せていました。(写真下)今まで校庭の飼育小屋の網越しに見てはいましたが、こんなに間近で見るのは初めてです。そっと手を差し出してショコラの背中をなでてあげた子もいました。
 「かわいい〜」という言葉の他に、「ひげがたくさんはえてる。」とか「なんで黒目しかないの?」と話していた子もいました。自分の席とケージを何度も往復しながら、観察カードにショコラの絵を描き上げていました。「なんかネコみたいになっちゃった。」と言っていた子もいましたが、1年生の子の絵もまたかわいらしかったです。
 5校時までかけて3クラスの観察が終わり、ショコラはホッとしていたようです。

9月3日(木) その1

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 今日から、学校医の先生方による各検診が始まりました。今日は耳鼻科検診があり、午前中いっぱいかけて耳鼻科の飯塚先生に全クラスの検診をしていただきました。(写真上)
 本来であれば、4月に各種健康診断が行われています。しかし今年は、十分な感染症対策をして行うということになり、どこの学校でも2学期に実施することになりました。また、保健室よりも広い場所で行うように指示があったため、北校舎1階の多目的室を検診場所としました。廊下にはビニールテープで待機線が引かれ、間隔を開けて並ぶようにさせています。
 校医の先生方には、区で配布されたフェイスシールドをつけて検診をしていただいています。今日の検診の様子を見ていると、一人の子を診るたびに手指の消毒を行うなど、徹底した感染症予防対策が行われていました。明日から再来週にかけて、さらに内科検診や歯科検診、眼科検診が予定されています。
 3年生は、図工の時間に「のこぎり引いて ザク、ザク、ザク」という学習をしています。3年生にとって、初めてのこぎりの使い方を学習する内容です。今までのこぎりを使ったことがあるという子が何人かいましたが、初めてという子が多かったようです。持ち運び方や片付け方など、安全指導をしっかり行ったうえで作品づくりに取りかかりました。
 3年生の子ども達にとっては、角材を切り落とすだけでも一苦労のようでした。片足でしっかり木を固定しながら、のこぎりで真っすぐに切らなければなりません。何度か手を止め、気合を入れ直してまた挑戦していました。そのため、切り口に休んだ跡が現れていたものがたくさん見られました。しかし、苦労して切った木片は、それだけで十分な作品価値があるほど貴重なものに思えていたようです。(写真下)
 今後、のこぎりの使い方に慣れてきたら、どのような作品ができ上ってくるのか楽しみです。

9月2日(水)

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 1年生の子ども達が、自由研究の作品を見るために校内を巡っていました。「授業中なので、廊下に置いてある自由研究の作品を静かに見るようにしましょう。」と担任の先生に言われて見学に行きました。しかし、ついつい目の前にある初めて目にする作品を見て、思わず声が出てしまったようです。(写真上)
 1年生にとっては、工作や裁縫で作った作品や、虫の絵が描いてある作品などにまず目が向くようです。「いいな〜、わたしも作ってみたいな〜」という声があちこちから聞こえてきました。
 3週間という短い夏休みだったので、今年に限り1,2年生は自由研究を宿題にしませんでした。もし自由研究の課題を出していたら、どんな作品が集まっていたことでしょう。親子で工作をしたり、親子で料理をして写真に撮ってまとめたりと、きっと楽しい時間が増えていたかもしれません。(その分、親は悩んだかも…)来年はいつも通りの夏休みを迎え、低学年の自由研究が見られるといいなと思います。
 3年生は、国語の時間に「山小屋で3日間すごすなら」という学習をしています。先日は、6年生の「対話」の学習について紹介しましたが、3年生にとっての対話の学習がこの単元です。「子ども探検隊として、3日間山小屋で過ごすことになりました。普段子どもだけではできないことをして、自然とふれあうなら、どんな物を持って行きたいですか?」という問いかけがあり、持ち物の決まりとして、「食料、水、着替え以外のもので、グループで5つまで持っていけます。」と書かれています。
 まず、グループでしたいことと持っていきたい物を出し合い、その中から話し合って整理していきました。川で遊びたければ、水中メガネや釣りざお、バケツなどが必要になります。また、星空の観察をしたいのであれば、望遠鏡や懐中電灯が必要になります。
 次に、グループで「対話」を通して持っていく5つの物を決めていきます。国語の学習なので、ここが一番大切なところです。自分の意見だけを主張するのではなく、きちんと友達の意見を聞いて考えをまとめていかなければなりません。話すこと・聞くことの学習です。(写真中)
 5年生は、理科の時間に「植物の実や種子のでき方」の学習をしています。まず、アサガオの花のつくりを調べ、中心におしべとめしべがあることや、おしべの先に花粉があることなどを学びます。そして、種子ができるためには花粉が重要な働きをするということを学んでいきます。
 今日は、理科室でアサガオの花粉を顕微鏡で観察していました。(写真下)アサガオの花粉を顕微鏡で見ると、一粒一粒は丸い形をしているのですが、周りにとげのような突起物がついていることが分かります。ちなみに、植物の種類によって花粉の形や大きさが異なります。
 中庭では、1年生の子ども達が自分のアサガオの鉢のところに行き、黒い種をたくさん収穫していました。1年生なりに、花が終わった後に実がなる(種ができる)ということに気づいていきます。1年生のアサガオ栽培は生活科の学習ですが、小学校の学習内容全体が、学年の発達段階に合わせて系統立てて構成されています。
 この後5年生は、理科の時間に台風の学習があります。ちょうど大きな台風が西日本を通過中です。ニュースや天気予報を見るようにしましょう。

9月1日(火)

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 6年1組で、明日のたてわり班活動1回目の事前指導が行われていました。1学期は、感染症対策のこともあり、たてわり班活動はまだスタートさせていませんでした。2学期からは、マスク着用の徹底と、密接・密集を避けながら実施していきます。
 たてわり班活動は、1〜6年生まで全学年の子ども達から構成される仲間づくりの取り組みです。年間を通じてたてわり班ごとに一緒に遊ぶ時間を設けたり、2月末には一緒に給食を食べたり(お別れ給食会)もしています。異学年の児童同士が交流することで、新たな仲間づくりを行い、校内での交流を広げていく目的があります。そして何よりも、6年生が最上級生としての力を発揮する場でもあります。様々な行事が中止となった現在、6年生にとっては、自分達の力を発揮する大切な取り組みがいよいよやって来ます。
 それだけに、6年生の各クラスでは、担任の先生がしっかりと事前指導をしておく必要があります。1つの班には4人の6年生が配置されます。そして、さらにAグループとBグループに分かれるので、基本2人ずつで1〜5年生をまとめなければなりません。
 明日の5校時は、全校児童がそれぞれの教室に分かれて、自己紹介をしたり遊びの計画を立てたりします。今日は、そのやり方を1班ずつシュミレーションし、みんなでアドバイスをし合っていました。(写真上)下学年の子ども達との出会いが、今から楽しみな様子でもありました。
 6年3組では、「コロナに負けるな」というテーマで、道徳の授業が行われていました。今まで様々なコロナウイルス関連の差別や偏見、誹謗中傷が報道されてきています。その一つに、「県外ナンバーいじめ」があります。他の都道府県ナンバーの車に対して、嫌がらせを行うというものです。中には、その地域に住んでいながら、他県ナンバーのまま車に乗っている人も大勢います。勘違いされないために、「他県ナンバーですが、県内在住です」というステッカーが販売され、多くの人が使っているそうです。・・・考えてみると、とても残念なことであり、嫌な世の中になってしまったなと思います。子ども達も、そのニュースのことはよく知っていたようでした。(写真中)
 誰もが感染症にかかってしまう可能性があります。身近な人が感染症にかかったら…という不安があるのは十分に理解ができても、差別や偏見は許されることではありません。今日の授業は、道徳というよりも学級指導的な内容ではありましたが、身近で感染者が出る前にしっかりと指導しておくべきことだと感じました。
 今日は、4〜5校時に指導課訪問がありました。練馬区の教育指導課から3名のお客様が来校し、全クラスの授業を参観していただきました。1クラスあたりほんの数分ずつの参観でしたが、田柄小の子ども達や先生方、そして学校環境のすばらしさをたくさん褒めていただきました。落ち着いて授業を受けている様子や掲示物のすばらしさ、清々しいあいさつなど・・・田柄小の先生達が日々指導していることがそういうところに成果として現れるのだと、外部からのお客様に教わったような気がします。
 指導課訪問では、体育の様子も参観していただきました。5校時の体育館体育では、3年1組が表現運動を行っていました。3年生は、体育の時間に「スパイ・キッズになって体を動かそう」という学習をしています。生き物や乗り物など、いろいろなものになりきり、体全体を使って表現します。場面が変わるたびに、子ども達は手足を様々に動かしながら体育館中を動き回っていました。(写真下)
 普段の年だったら、運動会のダンスに時間をかけて、体育の「表現運動」としていました。今年は運動会が中止になったため、体育の時間に各学年が表現運動をきちんと指導していきます。

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