4月18日(月) その1・・・今日は、このマークについてのお話をします。(旭町小学校の校章を拡大した図を見せる)そう、旭町小学校のマークです。学校のマークのことを「校章」と言います。みんなは、どこでこの校章を見ますか? 毎日かぶる校帽についていますよね。そして、体操着にもこの校章がついています。国旗掲揚等の旗は「校旗」と呼ばれていて、校章がついた旗になっています。さらに、正門から入って児童玄関前で校舎を見上げると、3階の渡り廊下のあたりにこの校章がついています。 では、この校章の形は、何をイメージして作られたものか知っているでしょうか? よく見ると何かの形に似ています。そうです、桜の花びらをデザインして作られたのが旭町小の校章です。桜の花は、3月から4月にかけて、ピンクや白色のきれいな花をたくさん咲かせます。桜の木の種類にもよりますが、花びらは基本5枚でできています。 昭和32年(今から65年も前のことです)に旭町小学校ができると同時に、校章を決める委員会が開かれたそうです。たくさんの人達が集まって、旭町小学校のマークをどんなデザインにしようかと話し合いました。そうやって、たくさんの人の思いを込めてやっと決まったのがこの校章というわけです。 当時、旭町小学校の校章を決めた人たちの思いが、きちんと記録されているので、読んでみます。「清く上品な桜の花、旭の光をそえて、明るく、ほがらかで、思いやりのある人がらに旭ののぼるような希望。それにみちあふれた校風を表したのが、この学校の校章です。また旭の光は校名の旭町からきており、日に日に、いっそうりっぱなっていく旭町小学校全体のこれからの姿を表したものです。」…桜の花びらを取り入れた理由や、太陽が昇る朝日(旭)をイメージして決められたことが分かります。さらに、子ども達のすこやかな成長を願ってこのマークにしたことも伝わってきます。世界のそれぞれの国々に国旗があるように、みんなの旭町小の校章を大切にするようにしましょう。 校章を大切にするということは、校帽を大切にし、毎日きちんとかぶって登校するということです。校帽をかぶっていることで、一目で旭町小の子どもであることが分かります。自動車を運転している人に、小学生が歩いていることを知らせ、事故を防ぐ効果があります。また、もしも頭に物がぶつかった時に、大切な頭を守ってくれます。実際に10年前、区内の学校で移動教室中に大きな事故がありました。崖から落ちて頭を打った子が奇跡的に助かったのは、校帽をかぶっていたからだと言われています。 毎朝の登校の様子を見ていると、当たり前のことですが、きちんと校帽をかぶっている子がほとんどです。校帽をかぶってこない子や、よく忘れてくる子は、学校の他のきまりもしっかり守れていないのではないでしょうか。先ほど話した、安全面で校帽をかぶることももちろん大切なのですが、学校のルールをしっかり守れる子であるかどうかも重要なことです。 校帽をしっかりかぶり、旭町小の長い歴史のある校章、そしてたくさんの人達の思いが込められた校章を大切にしていきましょう。・・・ 校庭では、「大きく前へならえ」で間隔を取って、十分に広がるようにしています。オンラインを使っての全校朝会も考えましたが、直接子ども達に向かって話す方が話の内容が浸透します。さらに、週の始まりの月曜日の朝、この春の空気を全員で感じ取り、一緒にあいさつをすることを大事にしたいと考えました。 朝会の後、学年ごとに行進をして昇降口に行くように指導しています。昇降口が混み合わないようにするとともに、運動会に向けた集団行動の練習に位置づけています。(写真下) |
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