5月19日(木) その1![]() ![]() ![]() ![]() まず、栄養士さんから、グリンピースについての話を聞きました。グリンピースの豆は知っていても、さやつきの状態を見たことがある子は少ないのではないでしょうか。いろいろな豆類のさやの状態を写真で見せてもらいました。そら豆やインゲンマメ、絹サヤエンドウ、スナップエンドウ、枝豆と、同じ豆類にも様々な形や大きさのさやがあることが分かりました。 グリンピースは、サヤエンドウよりも成長した状態で、熟す前のエンドウをむき実にして食べる仲間の1つです。年中出回っているのは、缶詰や冷凍品などが使われています。畑で収穫されるのは、ちょうど今が旬です。今の時期のとれたてのグリンピースは、ほっくりとして、香りも甘みも格別なものです。 子ども達がさやを2つに割ると、中から行儀よく並んだつやつやのグリンピースが顔を出しました。そら豆のさやむきよりも簡単に豆を取り出すことができますが、グリンピースは真ん丸でコロコロと転がってしまうので大変です。何人もの子が、転がって行ったグリンピースを追いかけていました。(写真上) 給食では、グリンピースご飯として味わいました。自分たちの手でさやむきをした2年生の子ども達にとっては、とってもおいしく感じられたことでしょう。先週、1年生のそら豆のさやむき体験があったので、土曜日にスーパーでさやつきのそら豆を買ってみました。家でそら豆くんのベッドを確かめながらさやをむき、塩ゆでにして味わいました。グリンピースも今が旬なので、スーパーなどでさや付きのものを手に入れることができそうです。 3校時に、5年1組の授業観察がありました。社会科で学習している「自然条件と人々のくらし」の沖縄県についての授業でした。一年中気温が高いことや、台風がたくさん上陸する気候から、どのようなくらしの特徴があるのかを調べていく内容でした。特に、沖縄県の住まい(建物のつくり)に着目して、人々のくらしの工夫について考えていきました。 沖縄県の代表的な家屋として提示された写真は、鉄筋コンクリートの建物でした。屋根の部分は平らで、東京で見られる屋根の三角部分がありません。また、窓には格子がついていたり、屋上にタンクのようなものが見えます。子ども達は、自分の考えをさらにグループ内で広げながら、台風の強風に備えた工夫であることを学び取っていきました。(写真下) ちなみに、なぜ給水タンクが各家庭にあるのかというと、沖縄県の水不足に理由があるようです。台風が多く雨も多いはずなのに、なぜ水不足になるのでしょうか? 一つは、沖縄県の川は短く、降った雨がすぐに海に流れ出てしまうことが挙げられます。さらに、都市化が進み、人口が増えたことも理由の一つのようです。雨水をろ過して、飲料水以外の水として利用するタンクのようです。 |
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