5月20日(金)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 旭町小では、2年生から音楽の授業は専科教員が担当し、音楽室で指導しています。2年生の音楽の授業では、45分間に様々な活動を取り入れながら、子ども達が楽しく学べるように工夫しています。 まず、校歌を全員で歌いました。マスク越しに歌えるようになって3週間余りが過ぎました。やはり子どもの元気の良い歌声は、小学校ならではの光景であり、心をなごませるものがあります。次に、手拍子の音の工夫について学習しました。全員で一斉に手拍子をしたり、一人ずつ手拍子をしたりと、様々な「音楽」が作られていくことを体感させていました。手拍子だけでも、音の強弱やリズム、テンポの変化によって、音楽が生まれていきます。 スティーヴ・ライヒという作曲家をご存知でしょうか。アメリカの現代音楽の作曲家で、ミニマル・ミュージックの様々な作曲を手がけています。初期の代表作に、「手拍子の音楽」という曲があります。たった2人の手拍子で演奏されるという変わった曲です。同じリズムをたたきながら進んでいくのですが、2人の間に少しずれが生じるように作られていて、微妙な変化が不思議な音楽を作り出していきます。 授業では、次に鍵盤ハーモニカの練習が始まりました。昨年度1年生の時は、吹奏楽器がほとんどできない期間が続いたので、電子ミニキーボードで練習をしてきました。鍵盤ハーモニカが4月下旬からやっと使用できるようになったので、基本からしっかり教わっています。「かえるのがっしょう」をみんなで繰り返し練習していました。指使いもしっかりできている子がたくさん見られました。「吹き終わるとすぐにマスクをする」という約束を守り、しっかり練習をしていました。(写真上) 2校時は4年2組に行き、算数の習熟度別(ステップコース)の授業観察を行いました。旭町小では、3年生以上の学年の算数は、少人数担当教員と学年の担任とで、2クラスを3つのコースに分けて指導しています。4年生は、1クラスあたり27名の子ども達がいますが、3つのコースに分けると、平均18人ずつの人数になります。先生の目が行き届きやすく、個別に指導する時間を確保することができます。 4年生の算数は、「わり算のしかたを考えよう」という単元に入っていて、筆算のやり方を中心に学習しています。わり算の学習は、3年生の時から始まっています。しかし、わり算の筆算について学習するのは、4年生のこの単元からです。最初は2桁÷1桁の筆算から始まりました。今週からは、3桁÷1桁のわり算筆算の学習をしています。 今日は3桁÷1桁で、商が空位(十の位や一の位に0が入る場合)になる筆算について、その計算方法を考えさせていました。算数は、今まで習ったことを利用して、新たな課題を解決する方法を見つけるところに面白さがあります。今日の学習課題では、2桁÷1桁で一の位が0になる場合の筆算を利用することで、解決に向かうことができます。あとは、わり算の筆算の方法である「立てる⇒かける⇒ひく⇒おろす」を繰り返していきます。(写真中) 4年生のこの1学期のわり算は、1桁で割る計算です。2学期に入ると、今度は2桁で割る筆算が出てきます。4年生の算数の山場がそこにありそうです。 6年1組が、調理実習を行っていました。「いろどり炒めを作ろう」という炒める調理の実習でした。先週も紹介しましたが、朝食として手軽に調理ができ、野菜をしっかりとるために、6年生では「炒める」調理法を実習することになっています。 食材として、にんじん、ピーマン、玉ねぎ、キャベツが用意されていました。それぞれ、「短冊切り、千切り、うす切り、ざく切り」と、切り方に違いがあります。包丁やピーラーを上手に使って、グループで協力して食材の下準備をしていました。 フライパンに油をひき、炒める調理が始まると、家庭科室の廊下にまでいい香りがしてきました。フライパンに入れる順番があり、火が通りにくいものから順に炒めていきます。炒める調理は、サッと手際よく行うのがおいしさの秘訣です。できあがった野菜炒めをお皿に取り分け、おいしそうに味わっていました。塩コショウの味付けだけでも、自分たちで作った野菜炒めの味は格別だったことでしょう。(写真下) |
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