5月24日(火)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 前回、まず1つの花びらを全員で折りました。1週間経っても折り方を覚えている子もいれば、まだ一人でできない子もいます。折り方が分かる子が「ミニ先生」となって、困っている子のところに行って教えてあげていました。ただし、折ってあげるのではなく、教えてあげる役割です。 先生が指導したのは、きれいに折り目をつけていくために、折り線をつけてから紙を折っていく方法です。折り紙をきれいに折るコツとして基本になるのが、角と角をしっかり合わせることと、この折り線をつけながら折ることです。電子黒板に折っている様子を映しながら、繰り返し指導していました。(写真上) アジサイの花びらにするために、一回り小さい折り紙を使っていました。それだけに、1年生にとっては大変そうでした。しかし、自分の手を使って紙を折り、形をつくり上げていくことは、小学生にとってとても大切な経験になります。 折り紙の経験は、まず手先を器用にします。手先の器用さは、書くことや道具を扱うことなど、多くの学習に必ず役立ちます。また、脳にも良い刺激を与えると言われています。さらに、折り紙をすることで、空間認知力を高めるはたらきがあります。算数の立体の学習、社会科や理科の方位に関する理解等、様々な学習に役立つ力になります。 最近は、つるの折り方を知らない大人が増えてきているそうです。子どもの頃に折り紙で作ったことがあれば、何年経っても忘れないものです。きっと、折り紙で十分に遊んでいないまま大人になった人たちが増えてきているのではないでしょうか。 2年2組で、「たんぽぽのちえ」という国語の説明文の授業がありました。この説明文では、時間的な順序に基づいて、仲間を増やすためのたんぽぽの4つの知恵について読み取っていきます。そのために、時を表す言葉に着目させ、たんぽぽの様子や「いつ」「どんなちえをはたらかせているのか」ということがとらえられるように指導します。 今日は、4つある知恵の中から最も賢いと思うものを選んで、その理由をまとめる学習をしていました。私たちが知っているのは、種を綿毛にして遠くに飛ばす知恵ぐらいではないでしょうか。教科書には、他に3つの知恵が書かれています。子ども達は、どの知恵が一番賢いと考えたでしょうか…。私は、最初に紹介されている知恵です。・・・「花が咲き終わると、花の軸はぐったりと地面に倒れ込んでしまいます。けれども、たんぽぽは枯れてしまったのではありません。花と軸を休ませて、種にたくさんの栄養を送っているのです。」(一部言葉を省略)というところです。道端で何気なく見かけるたんぽぽにこういう知恵があることが分かると、すごい植物なんだなと、これからの見方が変わっていきそうです。(写真中) 5年生は、総合の学習の時間に「米作りに挑戦しよう」という学習をしています。今月、JAから送ってもらった種もみを、シャーレに水を入れて芽出し作業をしました。毎日教室で観察してきたので、種もみから芽と根が伸びてくる様子がよく分かりました。そこで、いよいよバケツを田んぼに見立てて、田植え(と言うか、種まき?)を行いました。 先週、1組が行っていました。今日は、2組が両手を泥だらけにして挑戦していました。長年使ってきたバケツがかなり傷んでいたので、学年全員分のバケツを新調しました。一人ずつバケツに名札を貼って、秋までしっかり管理させていきます。 まず、バケツに畑の土を入れました。半分以上の高さに土を入れるのですが、これだけでも5年生にとっては相当な重さになります。中庭から児童玄関前まで、顔を真っ赤にしながらバケツを運んでいきました。次に、水を入れてドロドロにします。最後に土の表面に芽出しした種もみを植え付けて完了です。(写真下) 現在、図書室前の日当たり最高の場所に、5年生全員のバケツ稲が置いてあります。今月末には、稲の苗が届く予定です。狭い一画ですが、旭町小には毎年5年生が田んぼとして使っている畑があります。そろそろそちらの準備も始めていきます。 |
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