5月26日(木) その1![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 普段、話しをする時や文章を書く時には、その場やその状況、会話の相手などに合わせながら、話し言葉と書き言葉を使い分けているはずです。6年生のこの単元では、2つの言葉の違いに気づくとともに、場面や相手に応じて適切な言葉で表現しようとする気持ちを持たせていくことをねらいとしています。(写真上) ところで、私が常日頃気になっている話し言葉に、「ら抜き言葉」と「い抜き言葉」があります。「食べれる」や「見れる」のように「ら」が抜けた言葉は、現代人に多い「ら抜き言葉」と言われています。また、「書いてる」や「走ってる」のように「い」が抜けた言葉を「い抜き言葉」と言い、これも話し言葉からきている間違えた日本語の使い方です。それらが書き言葉にもなる場合があるため、正しい日本語をしっかりと指導していく必要があります。もう一つ・・・「よろしかったでしょうか」という話し言葉もよく聞きます。お店で注文した時に、「ご注文は、かつ丼でよろしかったでしょうか。」というあの言葉です。 2校時は、5年2組の道徳の授業観察に行きました。「公園のきまりを作ろう」という規則の尊重の内容でした。5年生の道徳では珍しく、2ページにわたる絵を見て考えを出し合い、深め合うという道徳の資料でした。 公園の絵には、いろいろなマナーの悪い人たちが描かれています。芝生の上でキャッチボールをしたり自転車に乗ったりしている子ども達や、花壇の中に入り込んでいる人、はたまた犬のリードを外して走らせている人などです。子ども達は、次々と公園の絵から気になるところを見つけて発表していきました。(写真中) 授業の後半では、この公園にどんなきまりが必要かを考え、看板に書く言葉をグループで話し合わせていきました。そのような活動を通じて、きまりによって人々の安全が守られていることや、みんなが楽しく過ごせるためにきまりがあることに気づいていきました。 3校時は、2年1組に行き、国語の授業観察を行いました。「うれしいことば」という、書くことを中心とした学習単元の授業でした。まず、様々な場面において、どんな言葉を言われるとうれしい気持ちになるのかを考えさせていきました。子ども達は、次々と手を挙げて発表していました。(写真下) 次に、自分の今までの生活を振り返らせ、いつ、誰に、どんなことを言われたことがうれしかったかを思い出させ、ワークシートにメモを書かせていきました。なかなか思いつかない子がいて、担任の先生は個別に声をかけながら指導していました。 確かに、自分だったらどんな場面を思い浮かべるのかな…と考えてしまいました。「誰に、どんな言葉を言われてうれしかったか」・・・しいて言えば、「サクラ草の花が長く楽しめました。ありがとうございました。」と言われたことぐらいでしょうか。(もちろん、言われてうれしかったです。)それ以外、言われてうれしかったことが見つからない自分に、2年生の先生はどうやって支援してくれるのでしょうか。 |
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