5月11日(土) その2年齢とともに心が発達してくるということは、5年生なりに感じ取っています。小さい頃の自身の姿を振り返らせると、心がまだ発達していなかったことが分かります。泣いてばかりいたことや、友達とたくさんけんかしたことなどが思い浮かびます。そこから、どんな経験を通して成長してきたのかを考えさせていきます。様々な学習や読書などもそうですが、一番心が発達することにつながったのは、多くの人との関わりがあったからです。学校の友達や他の学年の子ども達、先生を始め周りの様々な大人…と考えていくと、これからも学校を中心に多くの活動にすすんで取り組んでいくことの大切さが見えてきます。 2組では、次の学習場面の「心と体のつながり」の授業でした。緊張した時に「汗が出る」「体が震える」「お腹が痛くなる」ということは、どの子も経験したことがあるはずです。心の状態が変化すると、体の状態も変化するということが分かります。逆に、体の状態によって心が変化するということもあります。寝不足であれば、心がすっきりしません。適度な運動は、心が晴れ晴れとします。 今後は、心に不安や悩みがある場合の対処法について学習していきます。 6年1組は、2校時に理科室で「だ液のはたらき」についての実験をしていました。「動物のからだのはたらき」の単元での「食べ物のゆくえ」について調べる学習です。白いご飯を口に含み、よく噛んでいると甘味を感じるようになります。このことから、ご飯がだ液と混ざることで、別なものに変化したのではないかという疑問につなげて実験を行いました。 ご飯粒をもみ出した液を用意し、だ液を含ませた綿棒と水を含ませた綿棒をそれぞれ入れて、変化を調べていきます。小さな袋に入れて、約40度のお湯でどちらも湯煎します。しばらくしてから、ヨウ素液を入れて反応を確かめます。 これは、人の口の中を再現した実験です。湯煎したのは、口の中の体温に近づけるためです。(だ液の酵素が活性化するには、適温が必要です。)結果、水をしみ込ませた綿棒は青紫色に変化し、でんぷんが残った状態でした。一方のだ液を含ませた綿棒は、ヨウ素液の変化はあまり見られませんでした。でんぷんが別のもの(糖)に変わったということになります。(写真下) |
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