保護者会があります。24日(月)…低学年、25日(火)…中学年、27日(木)…高学年 ご参加をお待ちしております。

6月12日(水)

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 1年2組の教室で、タブレットの使い方の指導を行っていました。前回と同様に、6年2組の子ども達とペアになり、操作の仕方を教えてもらっていました。(1組は、明日行う予定です。)
 1年生は、昨日までの1週間、タブレットを家に持ち帰っていました。各家庭で、パスワードを変更してきています。まず、新しいパスワードを使ってタブレットを立ち上げるところから行いました。次に、Googleのクラスルームへの入り方を練習しました。6年生が最初にやって見せ、次に1年生と一緒に行い、そして1人でできるようにと、繰り返し練習をしました。(写真上)
 他にも、オクリンクの使い方を練習しました。オクリンクは、学習課題を思い思いの方法で自由に制作できるソフトです。ペイントやテキスト、カメラといったいろいろな機能を使い、自分の考えを表現できるのが特長となっています。また、提出する時にはメニューから提出ボックスを選ぶだけなので、小学生でも簡単で活用しやすいソフトです。タイピング入力ができなくても、手書きの文字を使ってオクリンクで先生に送ることができます。
 ただ、全員のタブレットがうまく使えたわけではなく、何台か新しいパスワードで入ることができないというトラブルがありました。パスワードの再設定は、学校側でしかできません。再設定してパスワードを分かりやすいものに変更したタブレットがありますので、次回持ち帰った際にご確認ください。
 最近も2年生以上の学年で、タブレットの不具合(故障を含め)で職員室に持って来る子がいます。また、修理業者からタブレットやドングルが戻ってくるものもあります。今日戻ってきたタブレットは、昨年度末に修理依頼したものだそうです。3か月近く修理にかかっている状況です。タブレット(特にドングル)をていねいに扱うように指導しています。
 5年生は、理科の時間に「植物の発芽と成長」の学習をしています。インゲンマメの種子を使って、発芽に必要な条件を対照実験を通じて調べてきました。その結果、種子が発芽するためには、水と空気と温度(適温)が必要であることが分かりました。
 2組では、種子が発芽する時の子葉のはたらきについて調べる実験を行っていました。インゲンマメが成長する過程を見ると、葉や根が成長していく段階で、子葉が次第にしなびていく様子が見られます。このことから、もともと種子には栄養分が含まれていて、発芽し成長していくためにその栄養が使われているのではないかという仮説が生まれます。
 実験では、種子の子葉の部分(種のほとんどの部分)と葉や根が成長した後の子葉とを使い、それぞれをヨウ素液に浸して調べていきました。実験の結果、もともとの種子には多くのでんぷんが含まれていて、成長とともにでんぷんが使われていくことが分かりました。(写真中)
 「種子には、しばらく成長していくための栄養分がたくさん含まれている」ということは、我々の食糧について考えてみるとよく分かります。米や麦は、植物の種子であり、その中に含まれている栄養分を人間が摂取しています。他にも、豆類やトウモロコシ、ごまなど、種を食べて我々の栄養になっているものがたくさんあります。今後5年生は、メダカの成長の学習を行っていきます。種に栄養分があるという考え方は、メダカの卵にも関連する部分が出てきます。
 3,4校時に、3年生が社会科の学習で、スーパー「マルエツ」に見学に行きました。クラスごとに時間差をつけて出発し、マルエツの店長さんに1クラスずつ店内を案内していただきました。
 普段、家の人に連れられて、買い物で訪れている子が多いようです。しかし、社会科見学として目的をもって改めてスーパーの中の様子を見てみると、様々な発見がありました。まず、入口を入ってすぐのところに焼き芋の機械があり、でき立てのサツマイモが売られていました。焼き芋の機械は、今や全国のスーパーに必ずと言っていいほどあります。なぜ、スーパーの入口に置かれているのでしょうか? 自分が考えるには、買い物に来た人に、まず焼き芋のいい香りを漂わせ、購買効果を高めるためではないかと思います。この焼き芋機が登場してから、私は大の焼き芋マニアになっています。サツマイモは、生のままの1本でも結構な値段がするものです。それをとてもおいしく焼き芋にしてこの値段というのは、かなりお買い得だと思います。(冷蔵庫で冷やして食べるのがお勧めです!)さらに…店によって芋の大きさと値段設定が異なります。川越の某ストアは、味と値段がよく、毎回そこで買っています。
 子ども達は、青果売り場や鮮魚売り場で説明を受けていました。大家族もあれば小家族もあるため、野菜や魚を小分けにして売る工夫をしているそうです。また、その季節に合った食品を並べるようにしているという話もありました。ちょうど今の時期は、そうめんや冷や麦、蕎麦などを目立つように並べ、麺つゆと一緒にコーナーを設けていました。
 また、お総菜コーナーやパン売り場も、子ども達がのぞき込むように見学していました。ちょうどお昼時に向けて、たくさんの種類が並べてありました。マルエツでは、「推」というプラカードをつけて、お薦めのお弁当や総菜を目立たせていました。各売り場で「目玉商品」を日替わりで変えていくことで、毎日お客さんに足を運んでもらう工夫です。見学が終わって子ども達は、「お腹がすいちゃった。」と言っていました。(写真下)

6月11日(火)

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 4年2組の教室で、タブレットを使って新体力テストのデータ入力を行っていました。今年度より、東京都統一体力テストの児童調査票は、タブレット端末で学校ごとに入力する方式になりました。まず、QRコードから各自の入力画面に入ります。そして、先週までに行った新体力テストの記録シートを見ながら、自分の記録を入力していきます。(写真上)
 さらに、意識調査のアンケート(生活・運動習慣等の実態に関する調査)も、昨年度までの直接記入する方式からタブレットでの入力に替わりました。質問事項は、全33項目あります。身長・体重、視力を入力した後、体育の授業に関する興味・関心を聞く内容、授業以外のスポーツへの取り組み状況等と続きます。また、生活習慣に関する内容も多岐にわたります。朝食を食べているか、1日の睡眠時間、テレビや端末の視聴時間などです。
 体力テストの全8種目を測定するために、体育の時間を何時間もかけています。さらにその記録データや意識調査を入力するために、クラスで1時間費やさなければなりません。加えて言うならば、教員は子ども達の入力が正しく行えているかを後で全てチェックしてから都に送信しています。
 1〜3年生の体力テストの入力は、学校の職員で手分けして行うことにしました。(子ども達に入力させるより速く、正確なので)一方、意識調査のアンケートは、各家庭で子どものタブレットを使って行っていただきます。(近日中にプリントでお知らせします。)アンケートに回答する際は、自分のお子さんに質問内容を具体的にかみ砕いて説明してあげてください。昨年までは、教室で担任が指導していました。
 3,4校時に、2年生が生活科の学習で町たんけんに行きました。今回は、旭町小学区の北側から西側方面にある様々な施設を巡りました。
 まず、正門を出て豊渓中学校前を通り、どんぶり坂へ…。実は、このどんぶり坂一帯は、「兎月園(とげつえん)」と呼ばれるレジャー施設がかつてあった場所です。大正末期から昭和の初期にかけて、くぼ地を利用して人工池をつくり、その周りに料亭や大浴場、小動物園などがあったそうです。池にはたくさんのボートが浮かび、多くの人が集まる遊園地として賑わったと言います。(現在では、兎月園通りという道路の名前が残っているのみです。)
 2年生は、そのどんぶり坂の斜面途中にある駐在所にまず寄りました。登校時にいつも見守りをしていただいている袖山さんにあいさつをして、次に旭幼稚園に向かいました。毎年旭幼稚園から入学してくる子が一番多く、2年前までこの幼稚園に通っていた子たちは、とても懐かしがっていました。
 アカオアルミの角を曲がり、バス通り沿いに歩いていくと、「ねじ屋さん」として有名な林商店があります。様々な種類のネジを取り扱っている店で、こういう店があるのも旭町のちょっとした自慢です。続いて一本裏の通りに入り、旭町保育園前を通りました。毎年十数名、旭町小に入学する子がいる保育園です。
 バス通りに戻って次に訪れたのは、妙安寺でした。道路から参道を入ると、うっそうとした木が茂り、涼しげな空気が漂いました。この妙安寺には、立派なクロマツとケヤキの木があり、「ねりまの名木」にそれぞれ指定されています。(写真中)
 最後に、午房のバス停近くにある自転車屋さんにも寄りました。かっこいいマウンテンバイクなどのスポーツ自転車専門の店です。ここで自分の自転車を買ったと言っていた子もいました。1時間かけて自分たちの町を歩き、いろいろな施設や店があることが分かりました。また、急な坂が多いことも身をもって感じることができました。
 5,6校時に、6年2組が調理実習を行っていました。6年生では、「炒める調理」について学習をしています。(5年生でゆでる調理を学習しました。)今まで、教科書で紹介している「いろどり炒め」を参考に、炒める調理のポイントを学習してきました。
 まず、野菜の切り方がポイントになります。火が通りやすいように薄く切ったり、加熱むらをなくすために厚さをそろえること、また、見た目を考えて形をそろえて切ることが重要です。次に、炒める順序が大切なポイントになります。火が通りにくいものから先に炒めるようにします。かたい食材は、一度ゆでておくことも考えます。最後に、火加減のポイントです。弱火で炒めると野菜から水分が出てしまうため、強火の短時間で炒めるようにします。これら全ての調理をしっかり行うためには、事前の準備と手順をしっかり確認しておくことが重要になります。
 家庭科室に行ってみると、班ごとに様々な炒め物に挑戦していました。ハム野菜の炒め物…にんじんとキャベツにハムを入れ、彩りよく炒めていました。ニンニクのスライスも入れ、本格的な炒め物になっていました。バナナのバター炒め…バナナをスライスして、バターで炒めていました。この班は、他に豆腐とほうれん草を炒めていました。他にも、卵を使って炒め物に加えていた班がありました。(写真下)
 今回の6年生の実習は、朝食の一品として炒める調理をすることです。ウインナーや野菜を切って炒め、卵でとじれば栄養バランスを考えた料理が簡単にできあがります。家庭科の学習は、日常生活に活かすことで実践力が身につきます。ぜひご家庭でもやらせてあげてください。

6月10日 その2

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 1校時に、体育館で6年生がシャトルランを行っていました。新体力テストの種目の一つです。先週の水曜日から金曜日の3日間は、体育館や校庭を使って様々な学年が新体力テストの種目に挑んでいました。今日は、5,6年生がシャトルランを行い、これで全種目が終了しました。
 シャトルランは、20mの距離を往復することを繰り返すことで、全身の有酸素運動能力としての持久力を測定するテストです。体力テストの種目として、20年以上前から行われています。一定間隔で合図が鳴るCDを流し、その間に20m先の線までたどり着かなければなりません。1分おきに合図の間隔が短くなっていくので、持久力がないと次第に追いつかなくなります。2回連続で20m先のラインに到達できないと、そこで計測が終了となります。(写真上)
 今日行った6年生は、何回できたでしょうか? ちなみに、昨年度の6年生の全国平均は、男子57回、女子45回です。開始して間もなくリタイアしていた子もいましたが、何人かの子は平均以上に到達していました。特に男子で、かなり平均を上回る記録を出していた子が数名いました。100回を記録した子がいましたが、これは中学3年生の平均(90回)よりもはるかに上回るすごい記録です。
 2年生は、図工の時間に「土の変わり方を楽しもう」という学習をしています。信楽土に水を混ぜて練ると、焼き物用の粘土になります。各テーブルに灰色の砂状の信楽土を用意し、少しずつ水を加えながら、粘土になる工程を手の感触で確かめさせていきました。
 子ども達は、油粘土やクラフト粘土、紙粘土等は何度も手にしてきました。しかし、焼き物の粘土を触るのは初めての経験です。そば粉に水を加えて練っていくのと同様に、水が足りないとぼそぼそとした感じでまとまりません。ちょうどよい加減になると粘土としての粘りが出て、全体を一つにまとめることができるようになります。さらに水が多くなると、どろどろの状態になります。図工室の机の上を粘土板代わりにして、自由に楽しむ子ども達は、本当に楽しそうでした。(写真中)
 今まで旭町小には陶芸小屋がありましたが、窯が故障していて使うことができませんでした。昨年度修理をしてもらい、今年度からようやく焼き物の作品に挑戦することができます。焼き物の制作は、2年生以外の学年でも取り組む予定のようです。
 3年生は、保健の時間に「けんこうな生活」という学習をしています。保健の授業は、小学校では3年生以上で実施することになっています。各学年で実施する指導時数は、学期に数時間程度です。(指導しない学期もあります。)
 本日5校時に行っていた3年1組の子ども達にとっては、初めての保健の授業でした。まず、保健の学習ではどのようなことを学んでいくのか、ということについて話がありました。
 そして、「健康とはどういう状態の時のことをいうのか」について考えさせていきました。子ども達は、「運動することができる」とか、「食べたり寝たりすることができる」ということが健康であるととらえます。しかし、それ以外にも、学習に集中して取り組んだり、友達と仲よく遊んだりすることができるのも「健康」である証です。つまり、健康とは、心や体の調子がよい状態のことであると気づかせていきます。そして、自分たちの生活の全てにかかわることであり、健康が最も大切なことであると認識させていきます。(写真下)

6月10日 その1

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 今朝は、体育館で全校朝会を行いました。読書旬間にちなんで、「読書を楽しもう」という話をしました。
・・・先週一週間は、代表委員会のみなさんが中心になり、あいさつ運動が行われました。あいさつ運動のための横断幕やプラカードを用意して、やる気満々で毎朝がんばっていました。また、お昼の放送であいさつをがんばっている人たちの紹介もありました。それらの取り組みが全校に伝わり、日に日に旭町小のあいさつが目に見えてよくなりました。きちんと相手を見てあいさつをする子が増えてきました。
 今月は、5年生が6日間にわたってあいさつ運動をすることになっています。気持ちのよいあいさつがこれからも続くように、さらにがんばっていきましょう。
 ところで、先週から読書旬間が始まっています。先週、図書委員会の子ども達が、低学年の教室で大型絵本を使って読み聞かせをしていました。また、光が丘図書館の方々に来ていただき、おはなし会やブックトークが各クラスで行われています。
 読書をすることの良さは、「本からいろいろな言葉や知識を得ることができること」、そして「本の中の世界に入り込み、登場人物と一緒にワクワクドキドキする体験が味わえること」など、いろいろあります。このような読書の楽しさは、「この本を読んで良かった」という思いをした人にしか味わえないものがあります。
 校長先生が、小学校の高学年の時に夢中になって読んだ本があります。その本のことは、今でもはっきりと覚えています。江戸川乱歩という人が書いた、「少年探偵団シリーズ」です。怪人二十面相と対決する明智小五郎や、少年探偵団が活躍する推理小説です。一冊読んだのがきっかけで、次から次へと「少年探偵団シリーズ」を借りて読みました。ハラハラドキドキしながらページをめくり、ついつい夜遅くまで夢中になってしまったこともありました。みなさんも、読書旬間を通じて「この本に出合って良かった」という体験ができるとよいですね。
 今日は、読書旬間に合わせて、絵本の読み聞かせをします。「ともだちやもんな、ぼくら」という絵本です。
(体育館のスクリーンに絵を映しながら読み聞かせをする。)(写真上)
 この絵本の作者は、 くすのき しげのり さんです。校長先生は、この作者が書いた絵本が大好きです。今日紹介した絵本の他に、「ぼくのジィちゃんと」と「おこだでませんように」という絵本も借りてきました。しばらく2階の掲示板のところに置いておくので、ぜひ手に取って読んでみてください。・・・
 2階の掲示板前に、さっそく紹介した3冊の絵本を置いたところ、休み時間にたくさんの子ども達がやって来ました。「おこだでませんように」は、特に保護者の皆様や学校の先生に読んでほしい絵本です。(写真下)

6月8日(土)

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 先月に続いて、今月も第二土曜授業公開がありました。旭町小学校では、3校時まで全ての授業を公開しています。学校公開の際には、廊下等に様々な掲示物・作品類が展示してありますので、それらもぜひご覧いただければと思います。また、前回もお伝えしましたが、学校公開は他のクラスや学年の授業も自由に参観可能です。図工室(今日は3年生の各クラスがマーブリングの作品に取り組んでいました。)や音楽室(4年生各クラスが箏の発表を行っていました。)、体育館での授業なども自由に参観いただけます。
 1年生は、1,2校時に「チョッキンパでかざろう」という図工の授業がありました。折り紙を折り、はさみで切れ込みを入れてから開くと、すてきな模様ができます。折り紙の折り方は、三角に折ったり四角に折ったり、さらに重ねて折ったりと、いろいろな工夫の仕方があります。また、はさみで切れ込みを入れるのも、折り紙のどの部分を切るのかで、模様の出方に違いが生まれます。子ども達は、何枚も使って作品を作っていくうちに、「どこをどう切り取るとこうなるんだな…」ということが分かってきます。
 はさみは、幼稚園や保育園でも使ってきた道具です。学校では、図工の時間以外でもよく使うため、道具箱に入れてあります。はさみの持ち方や使い方は、日頃から使いながら慣れていくことが大切です。はさみは、刃の奥から刃先の手前までを使って切るようにします。また、はさみで曲線を切る場合は、紙を動かしながら切るようにするのが基本です。低学年ではまだ難しいかもしれませんが、繰り返し使っていくうちにきれいに切る方法が身についていくことでしょう。(写真上)
 昨日で教育実習が終わりましたが、実習生がいたら1年生の授業を見せながら、教員の動きについて教えてあげていたでしょう。子ども達が作品を作っている間、担任の先生は机間指導をしながら一人一人をよく見ていきます。作品が進まない子に声をかけたり、折り紙が足らない子にそっと学校の折り紙を渡したりしていました。また、椅子の座り方を個別に指導したり、机をまっすぐにそろえてあげたりもしていました。その間、次々と子ども達が「見て見て!」と先生を呼びます。そういう声の一つ一つにも笑顔を絶やさないようにします。
 朝、南門で登校指導をしていた時に、飼育ケースを大切に持ちながら登校してきた子がいました。後でその子のいる2年2組の教室に行ってみて分かりました。カナヘビ(正式には「ニホンカナヘビ」)が入っていました。登校班の集合場所で見つけたそうです。
 子ども達は、生きものを飼うのが大好きです。特にこういう爬虫類を捕まえてきたら、一躍「今日のヒーロー」になった気分でしょう。ところで、今後はどのように世話をしていくのでしょうか? 餌は、生きたコオロギやバッタなどを捕食するようです。
 一方、このクラスには、変わった植物も後ろのロッカーの上に置いてあります。「ハエトリグサ」という食虫植物です。子ども達に聞いてみたら、生きもの係の子が持ってきたそうです。葉の縁にギザギザがついていて、その中に虫がとまると葉が閉じる仕組みになっています。挟まれた虫は、植物から分泌される液体でじわじわと溶かされていきます。ハエトリグサの葉っぱの表面には、センサーのような細かい突起物があり、虫がそこに触れると葉が閉じていきます。面白がって葉をつついて何度も開閉させると、植物自体が弱っていくので要注意です。(写真中)
 3校時に、6年生が体育館で軽井沢移動教室の事前指導をしていました。1日目の夜は、宿舎の中庭を使ってキャンプファイヤーを行います。レク係の子ども達が中心になり、点火式やゲーム、フォークダンスを行う予定です。今年の6年生は、5年生の時の2月に岩井移動教室に行っています。2泊した夜は、体育館レクと肝試しを行っていました。キャンプファイヤーは、今回が初めての取組になります。
 フォークダンスは「マイムマイム」を踊ります。係の子ども達が見本となって踊った後、全員で練習をしました。ご覧になった保護者の方々は気がつかれたと思いますが、6年生にしてはかなり幼い行動をとる子が目立ちました。それを「かわいい」と感じるか「大変だな」ととらえるかは様々だと思いますが、6年の先生方は課題ととらえています。6年生になって2か月が経過しました。委員会活動や登校班、たてわり班でがんばっている6年生ですが、ところどころで自分よがりな行動や調子にのって指導されている場面を見かけます。17日からの軽井沢移動教室を通じて、心の成長が図れるように指導していきます。(写真下)

6月7日(金) その2

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 一方、5年1組では、6校時が終わってからお別れ会を行っていました。最初に、実習生がクラスの子ども達一人一人にメッセージカードをプレゼントしました。一人ずつ受け取ると、自分の席に戻って手紙を開き、うれしそうに読む子どもの姿が印象的でした。続いて代表の子ども達がお別れの言葉を伝えてから、クラスみんなが登場して作った動画が映し出されました。4週間の楽しかった思い出で構成された動画が流れると、実習生の目には光るものが…。(写真上)

 6年生は、算数の時間に「分数でわる計算を考えよう」という学習をしています。分数のわり算の意味について考えるとともに、分数÷分数の計算の仕方について理解させる単元です。一つ前の単元は、「分数をかける計算を考えよう」でした。分数×分数の意味や計算の仕方を学習してきています。
 日常生活の中で、分数をかける(分数倍する)場面はそうあるものではありません。それでありながら、さらに分数でわる(しかも、分数を分数でわる)ということはなかなか具体的な場面では思いつかないものです。教科書には、「3/4dlのペンキで、板を2/5平方メートルぬれました。このペンキ1dlでは、板を何平方メートルぬれますか。」という問題が出ています。分数の数字を簡単な整数に置き換えて考えると、塗った面積を使ったペンキの量でわればよいので、「2/5÷3/4」という式になります。分数を分数でわるのは初めてのことです。では、どのように計算したらよいのでしょうか。
 いろいろな考え方があります。まず、分数÷整数はすでに学習済みなので、わる数の3/4を整数にする方法を考えると・・・わられる数とわる数の両方に4をかければよいことになります。また、3/4に4/3をかければ1になることを利用して、わられる数とわる数の両方に4/3をかけるという方法もあります。
 さらに、図を使いながら、1/4dlでは何平方メートル塗ることができるのかを考えます。(2/5÷3をする)次に、その4倍が1dlなので、4をかければよいことになります。
 これらのことから、分数でわる場合は、その逆数をかければよいということが分かってきます。(写真中)
 1年生のアサガオが、ぐんぐん成長してきました。本葉がたくさん茂ってくるとともに、つるが伸び始めてきた鉢がたくさん見られます。そこで、学年全員で校庭に鉢を移動し、支柱立ての作業をしました。
 毎年いろいろなアサガオの栽培セットを注文していますが、今年の支柱も優れものです。折り畳み式で場所を取らずに収納できて、使う時には子ども達の背の高さぐらいまでしっかりアサガオ全体を支えることができるようになっています。取り付けが終わり、また教室の外に並べました。今後も毎日たっぷり水やりをして育てていきます。(写真下)

6月7日(金) その1

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 教育実習生の研究授業がありました。5月13日(月)から4週間にわたる実習が始まり、今日が最終日となりました。この4週間で、小学校の先生になるために多くのことが学べたはずです。4年生と5年生の教室を中心に実習を重ねてきました。その成果として、1校時に4年2組で社会科の授業、2校時に5年1組で体育(保健)の授業を行いました。
 事前に校内の先生方にも伝えてあったので、たくさんの先生が研究授業を見に来ていました。また、実習生の大学からも、担当の先生が様子を見に来られていました。2人とも緊張の気配もなく、いつも通りの元気の良さで子ども達に指導していました。授業内容も大切ですが、何よりも意欲的に子ども達に向かう姿勢に好感がもてます。また、子ども達の態度からは、「実習生の先生の大切な授業だから…」という気持ちがよく伝わってきました。
 4年2組の社会科は、「わたしたちのくらしと水」の単元での「ダムのはたらき」について学ぶ授業でした。様々な動画や写真資料を使って、子ども達に分かりやすく指導しようとする工夫が見られました。(写真上)
 5年1組の保健は、「心の健康」の単元の「不安や悩みへの対処」について考えさせる授業でした。心に不安や悩みをかかえた時に、どんな対処の仕方があるのかを具体的な場面で考えさせていきました。(写真中)
 教育実習の最終日ということで、それぞれのクラスではお別れ会が行われていました。5校時に、4年2組の教室から楽しそうな声が聞こえてきました。黒板が賑やかに飾られ、子ども達が実習生の先生のために会を準備したことが伝わってきました。また、タブレットのスライドを使ってクイズを考えてきた子がいたようで、みんなで大いに盛り上がっていました。外国から転入してきた子も参加できるようにと、その国のことをクイズにして出題していました。クラスの温かな雰囲気が感じられるお別れ会でした。(写真下)

6月7日の給食

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献立名           シュガートースト
              チリコンカン
              カラフルソテー
              牛乳

一口メモ

 今月の給食目標は、「清潔に気をつけて食事をしよう」です。これから暑くなると、食中毒などの原因になるばい菌が増えてきます。そこで一番大切なのは、給食前の手洗いです。
 いろいろなものに触る手には、汚れがたくさんついています。その手を洗わずに食事をしてしまうと、気がつかないうちに菌を体の中に入れてしまうことになります。給食前には、石鹸を使ってよく泡立ててから、隅々までていねいに洗い、きれいなハンカチやタオルで拭くように指導しています。
 朝起きてから寝るまでに、何回手を洗うと良いのでしょうか? 1日11回以上が目安だそうです。何回手を洗ったか、一度数えてみると分かると思います。

6月6日(木)

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 2年生は、算数の時間にものさしを使って「長さをはかってあらわそう」という学習をしています。月曜日のホームページでは、「ものさしは長さを測るための道具で、定規は線を引くための道具です。」と書きましたが、2年生の算数では、ものさしを使った直線の引き方についても教えることになっています。
 まず、ノートに始点となる点を書きます。そこにものさしの端を合わせて、引きたい直線の長さを測って点を打ちます。次に、ものさしの目盛りのない方を使い、2つの点が通るように合わせます。そして、点と点を結ぶように鉛筆で直線を引きます。
 2組で直線の引き方を練習していましたが、子ども達にとってはとても難しかったようです。まず、ものさしの目盛りの読み方が習熟できている子がまだ少ないようです。10cmの場所と言っても、1cm、2cm、3cm…と目盛りを一つずつ数えている子が多く見られました。
 次に、2点を打つことができても、ものさしの反対側をあてがって線を引いているうちにずれてしまう子がいました。右利きの子は左から右へ、左利きの子は右から左へ直線を引くときれいに書くことができます。さらに、直線が引けたと思ってものさしをどかしてみると、直線が点からわずかにずれた位置にある場合も見られます。厳密な話、点と点をものさしであてがう時には、鉛筆の芯の幅だけ少し下にずらした位置にものさしを置くと、点の中心を通る直線が引けます。こういういくつかのコツを教えながら、繰り返しものさしで線を引く練習をしていくことが大切です。(写真上)
 ところで、ものさしで直線を引く場合は、なぜ目盛りの反対側を使うのでしょうか? ものさしは竹製であり、目盛りがついている側を汚さないためや傷めないためという理由があります。また、目盛りの無い方には、「溝引き」と言って、筆で直線を引く場合の「溝」がついています。筆と棒1本を一緒に持って、棒の方を定規の溝にあてて、線を引いていきます。ものさし1本にも、様々な歴史と秘密が隠されています。
 5年生が、初めて家庭科の調理実習を行いました。5年生の最初の調理実習は、ガスコンロの使い方とお茶の入れ方の実習です。やかんに水を入れて、ガスコンロにかけてお湯を沸かす…簡単なことのように感じますが、意外と家でやったことのない子が多いものです。IH調理器の家庭が増え、ガスの火を見るのが珍しいという子が年々増えてきました。ガス栓を開けてつまみを回して火をつけますが、初めての子にとっては貴重な経験になりました。
 さらに、ほとんどの子ども達にとって初めてだったのが、「急須でお茶を入れる」ということです。聞いてみると、「家に急須がない」とか「熱いお茶を飲んだことがない」という子が多数派でした。確かに、今はお茶と言えばペットボトルの冷たいお茶が主流です。「食後に急須でお茶を入れ、家族で湯飲みを手にする」という光景は、日曜日の夕方のサザエさんでしか見られなくなりました。
 1,2校時に2組、3,4校時に1組が家庭科室で実習をしました。用意したお茶は、煎茶とほうじ茶の2種類です。両方飲み比べて、お茶のおいしさを味わいました。が、煎茶の方はとても苦かったようです。急須にお湯を注いで、しばらく置いてから(1分蒸らす)湯飲み茶わんに注ぎます。見ていると、茶わんに注ぐのに時間がかかってしまったのが原因のようでした。お茶を注ぐときには、時間をかけずにサッと入れなければ渋みが出てしまいます。
 それでも子ども達は、初めて入れたお茶の味を十分に堪能することができました。苦みや渋みの中にも、お茶の香りや味わいがあります。できれば、甘いお茶菓子があったら最高でした。(写真中)
 給食室前に、歯と口の健康週間に合わせた掲示物が登場しました。まず、日本の古代の女王「卑弥呼」について紹介しています。卑弥呼の食事は、噛む回数が現代の食事の6倍だったそうです。そのことから、卑弥呼は良い歯や歯ぐきをしていたと考えられ、「ひみこのはがいーぜ」という食育ワードのキャッチフレーズが生まれました。
 ひ…肥満予防、み…味覚の発達、こ…言葉の発音はっきり、の…脳の発達、は…歯の病気予防、が…がん予防、い…胃腸快調、ぜ…全身の体力向上と全力投球・・・よく噛むことは、これだけたくさん体によいことがあるということが分かります。(写真下)
 一昨日の給食は、噛み応えのある献立になっていました。硬いものをしっかり食べる習慣は、とても大切なことです。また、少し違う話ですが、その日はカルシウムを多く含むシシャモが出ていました。毎年低学年に聞いてみると、家でシシャモを食べたことがなく、学校の給食て初めて食べたという子がいます。シシャモだけのことではありませんが、改めて様々な食材に出会うことができる給食の大切さを感じます。

6月5日(水)

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 2年生は、国語の時間に「スイミー」の学習をしています。スイミーは、昔から2年生の国語の教科書に掲載され、定番教材として多くの人たちの心に残っている物語です。授業では、場面の様子に着目して登場人物の行動を具体的に想像する学習から、好きな場面について伝え合う活動へと広げていきます。
 スイミーの原作は、オランダ出身のアメリカの絵本作家レオ・レオニが作った絵本です。それを日本では、谷川俊太郎の翻訳によって「スイミー ちいさなかしこいさかなのはなし」という題名で出版しました。そして、様々な教科書会社で採用されることになりました。原作の英語版がどのような感じかは分かりませんが、谷川俊太郎の翻訳がすばらしいことは間違いありません。文章がとても読みやすく、スイミーの活躍が生き生きと感じられる言葉が選ばれています。
 2年生にとっては、まずは繰り返し音読を練習することが重要です。1組での音読の様子を見ましたが、スラスラと読める子もいれば、たどたどしい読み方の子、読み間違えをしている子などいろいろでした。声に出して読む「音読」は、国語の学習の第一歩となります。
 ところで、スイミーが教科書に掲載される中、ある変更があったと言われています。もちろん、スイミーの物語自体が変更されることはありません。挿絵の一部に変更がありました。昔の教科書では、スイミーたちが作る大きな魚の向きが左向きになっていたそうです。レオ・レオニが作ったもともとの絵本は、左開き(左側へ本の扉が開く形)になっていました。その関係から、ページが続いていくように魚が右向きに描かれていました。しかし、国語の教科書は右開きです。それに合わせて教科書会社が絵を反転させて、魚の向きを左に変えたそうです。しかし、現在の教科書では原作に忠実にしようと考えたのか、魚の向きは右向きに戻してあります。(写真上)
 4年生は、理科の時間に「天気と気温」という学習をしています。天気と気温の変化に着目し、1日の気温の変化を調べる活動を行います。その活動から、天気によって気温の変化が起こることを理解させていきます。また、気温を観測するための機器の扱い方を知り、正しい気温を測る技能を習得させます。
 1組の教室では、正しい気温の測り方についての学習をしていました。「調べる場所を決め、晴れの日と、曇りや雨の日に、約1時間ごとに同じ場所で気温を測る。」と教科書に書いてあります。この場合、「同じ場所で気温を測る」ということが重要です。もちろん、できれば同じ温度計で、同じ測り方であることも欠かせません。
 気温の正しい測り方についても教科書に載っています。「地面から1m20cm〜1m50cmの高さで測ること」、「直射日光を避けて、風通しの良いところで測ること」、さらには棒温度計の目盛りの読み方についても学習しました。
 授業の後半には、校庭に出て百葉箱の観察に行きました。旭町小には、校庭の西側の体育倉庫横、飼育小屋の隣に百葉箱があります。先生が百葉箱の扉を開けて、中の様子を見せてあげていました。現在は最高最低温度計や乾湿度計が置いてありますが、自動記録温度計を入れる場合もあります。
 全体が木製でできていることや、白い色で塗られていること、正しい気温を測るための高さになっていること、すき間があり風通しがよくなっていることなど、百葉箱には様々な工夫があることが分かりました。(写真中)
 6年生は、理科の時間に「動物のからだのはたらき」の学習をしています。2組では、「血液のはたらき」について、実験を通じて学んでいました。人の血液の流れを実験するのは難しいことですが、いくつか手がかりになる実験があります。まず、脈拍を調べることから血液の流れを感じ取ることができます。手首の内側に指の腹を乗せて、脈拍が測れる場所を探しました。自分の脈拍を測ったことがないという子もいたようで、脈の位置を探すのに苦労していました。15秒間で20回前後の子が多かったようです。小学生の脈拍数は、1分間で80〜90回と言われています。(大人よりやや多い)
 続いて、聴診器を使って自分の心臓の鼓動を聞いてみました。心臓の位置は、体の中心よりやや左寄りです。自分の心臓の音を初めて聞いて、驚いていたようです。心臓の鼓動と脈拍数がほぼ同じことから、それぞれが関連していることが分かりました。(写真下)

6月4日(火)

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 昨日から前期読書旬間が始まりました。読書カードが配られ、毎日読書の記録をつけながら取り組み始めたところです。学校では、この読書旬間を中心に、本に親しむ様々な取り組みを進めています。
 光が丘図書館の方々の協力により、おはなし会(低学年)やブックトーク(中・高学年)を全クラスで実施します。昨日は1年生、今日は2年生と6年生に行ってもらいました。
 また、今週は図書委員会の児童が、低学年に大型絵本の読み聞かせをする取り組みを行っています。朝読書の時間に、1年生と2年生の各教室に図書委員の子ども達が2〜3人ずつ入ってきました。1年1組の教室では、「100かいだてのいえ」という大型絵本の読み聞かせをしました。縦に長い超ビッグな絵本で、1年生の子ども達はその本の大きさにまずびっくりしていました。
 100階建てのてっぺんに住む誰かから、「遊びに来てね」とトチくんは手紙をもらいました。地図を見ながら歩いていくと、急に100階建ての家が目の前に現れました。見上げても、上の方はかすんでよく見えません。中に入り、1階から順に上の階をめざしました。その建物には、いろいろな生き物が住んでいて・・・。
 10階ごとにいろいろな生き物が住んでいる部屋の断面が、とてもカラフルに描かれています。ページをめくるたびに、それらの生き物の部屋が見えてきます。カエル、テントウムシ、ヘビ、ミツバチ…と、縦長のページが開かれるたびに驚きとワクワクが高まる仕組みです。(写真上)
 他の教室では、「ノラネコぐんだん 汽車ぽっぽ」、「そら豆くんのベッド」、「パパ、お月さまとって」が読まれていました。今週の金曜日の朝も、低学年の教室で読み聞かせをする予定です。
 1年生は、国語の時間に「おばさんとおばあさん」という学習をしています。「おばさん」と「おばあさん」の違いは何でしょう? 年齢とかではなく、文字の違いについてです。「おばあさん」は、「ば」の次に「あ」が入ることで、「ば」が伸ばす音(長音)になっています。教科書には、唱え歌のように書かれています。「まほうの ほうきで そら とぶ おばさん。げんきに たいそう おばあさん。」…長音がたくさん含まれているのがお分かりでしょうか。「まほう」、「ほうき」、「たいそう」にも長音が入っています。
 長音にはきまりがあります。ア列の長音は、ア列の仮名に「あ」を添えます。(おかあさん、おばあさん等)同様に、イ列の長音は、イ列の仮名に「い」を添えます。(おにいさん、おじいさん等)そして、ウ列の長音は、ウ列の仮名に「う」を添えます。(くうき、ふうせん等)
 しかし、ここからが難しくなります。エ列の長音はエ列の仮名に「え」を添えるのは「おねえさん」だけです。他は必ずしもそうなりません。エ列の長音はエ列の仮名に「い」を添えることになります。(せんべい、せんせい等)
 さらに難しいのがオ列の長音です。基本的には、オ列の長音はオ列の仮名に「う」を添えます。(おとうさん、おはよう等)しかし、オ列の長音には例外が多く、「おおかみ、こおり、とおい、おおい」など、「お」を添える場合があります。つくづく日本語は難解だと思います。(写真中)
 1週間前、6年生が1年生にタブレットの使い方を教えていました。その後、自分でIDとパスワードを入れて起動させる練習をして、一人でそこまでできるようになりました。今後、少しずつ学習場面で利用していくことになります。
 以前にもお伝えしましたが、1年生に渡されたタブレットは、昨年度の6年生が3年間使用してきた機種です。確認したところ、多くのタブレットに不具合がありましたが、すでに修理済みです。ということで、新品の機種ではありませんが、このタブレットをあと2年近く使用することになります。引き続き大切に扱うように指導します。
 1年生は、本日初めてタブレットを家庭に持ち帰ります。各ご家庭では、プリントを参照しながらパスワードを再設定してください。また、練馬区で貸与されているタブレットを、保護者の方もぜひ手に取ってご確認いただければと思います。(重さや使い勝手等)1週間後(11日)、タブレットを学校に持ってくることになっています。(写真下)

6月3日(月) その2

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 1年生は、算数の時間に「あわせていくつ ふえるといくつ」の単元でのたし算の習熟を図っています。1組では、教科書の計算問題をノートに書き写し、答えを求める学習をしていました。
 1年生が1学期に習うたし算は、「3+5=8」や「4+6=10」のような1桁同士のたし算で、繰り上がりがない場合(答えの最大が10)までです。今までは、たし算のお話に対する式と答えを書いていましたが、今日は数式と答えだけの計算問題でした。いよいよ算数らしくなってきました。
 あちらこちらで、自分の指を使って計算している子が見られました。算数ブロックを使う方法もありますが、子どもにとってブロックに代る一番の計算機は「指」です。計算で指を使うのは、2年生の子にもまだ時折見られます。繰り返し学習していくうちに、数字を見ただけで数の合成・分解ができるようになっていきます。1年生には「計算カード」も配られているようなので、何度も繰り返し練習させることが指折り計算から卒業する第一歩になるでしょう。(写真上)
 1年生が4月に入学し、算数でたし算の学習をしたのは5月末のことでした。小学校で最初に習う算数は、たし算ではありません。数を数えたり、同じ仲間を見つけたり、ものの数と数字を一致させたりすることから始まりました。さらに、数の合成・分解(5は2と3、6は2と4など)や数の大小、順番としての数(右から何列目、上から何番目など)を学んできました。まだ2か月が過ぎたところですが、すでに1年生は、多くのことを積み上げたうえでたし算を学習していることになります。
 2年生は、算数の時間に「長さをはかってあらわそう」という学習をしています。「cm」や「mm」の単位を習ってから、全員にものさしが渡されました。そして、ものさしを使って長さを測る学習が続いています。
 ものさしと定規の違いは何でしょうか? ものさしは長さを測るための道具で、定規は線を引くための道具です。(2年生では、ものさしで直線を引くことも学習内容に入っています。)その大きな違いは、目盛りにあります。定規には0から始まる目盛りが書いてあり、定規の端から余白があって「0」が始まっています。一方のものさしには目盛りの数字がなく、端をそろえて測るように余白がありません。
 すでに定規の目盛りに慣れている子がいるようですが、ものさしの読み方にはどの子も苦戦します。よく見ると、5mmや1cm、5cm、10cmと、分かりやすくはありませんが、目盛りが入っています。最初のうちは、端から「1,2,3,4cm…」と数えていきながら、やっと長さを読む感じです。どんな道具も、繰り返し使いながら慣れてくるものです。顔をものさしの目盛りに目いっぱい近づけながら、正確に測ろうとがんばっていました。(写真中)
 先週から、大谷選手から届いたグローブを使ってキャッチボールや的あてをする遊び場ができました。運動委員会の子ども達が計画し、昼休みに投てき板の近くにそのコーナーを設けることになりました。曜日ごとに学年が割り当てられています。月曜日…1,2年生、火曜日…3年生、水曜日…4年生、木曜日…5年生、金曜日…6年生です。今日は低学年の日ということで、何人かの子が集まってきました。
 投てき板の上の方には、大谷選手の拡大写真が貼ってあります。ボールは、硬式テニス用のボールを使っています。子ども達に聞いてみると、家にグローブがあるという子は少ないようでした。確かに、グローブがあったとしても、硬いボールでキャッチボールができる場所がありません。となると、少年野球に入っている子ぐらいしかグローブを持っていないのではないでしょうか。
 今後も、休み時間にどんどんグローブに触れて、キャッチボールの楽しさを感じてほしいと思います。(写真下)

6月3日(月) その1

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 朝、代表委員会の子ども達があいさつ運動を行っていました。今日から土曜日までの一週間、あいさつ運動を実施します。(写真)
 昨日までの大雨で校庭の状態が良くなかったため、体育館で全校朝会を行いました。今日は、「みんなちがって、みんないい」という話をしました。
・・・先週の木曜日に、全校遠足がありました。たてわり班ごとに並んで光が丘公園に行き、ポイントラリーや班遊びを楽しみました。全校遠足の様子から、とても心が温かくなる光景をたくさん見ることができました。
 あるポイントでは、平仮名のカードが示されて、「この文字で始まる言葉を一人ずつ言っていきましょう。」という問題が出されていました。他の人が出した言葉以外のものを言わなければならないので、低学年から順に言わせていきました。でも、急に問題を出されて、1年生ではなかなか言葉が見つからずに困っている子が多かったようです。ある班の子ども達は、そっとヒントを伝えてあげていました。また、ケンケンリレーのポイントでは、2人組でタオルをつかんでケンケンし、往復する時間を競いました。当然高学年の方が速い子が多いのですが、ペアになった学年の子に合わせてスピードを調節してあげている子がいました。
 お弁当を食べている時にも、心が温かくなる様子があちこちで見られました。シートをくっつけて一緒にお弁当を食べながら、高学年の子が年下の学年の子にいろいろと話しかけてあげていたのです。いくら公園でお弁当を食べたとしても、黙ってぽつんと一人で食べていたら楽しくはありません。ちゃんと班の6年生が気を利かせて、いろいろな学年の子に声をかけてあげていました。これこそ、たてわり班の意義をしっかり考えた高学年としての優しさであると感じました。
 今、「優しさ」という言葉を使いました。みなさんは、日頃どんなところに友達の優しさを感じているでしょうか。先ほどのポイントラリーの話では、「1年生にヒントを伝えてあげたこと」や「ペアになった子の速さに合わせてケンケンをしたこと」が優しさになります。つまり、相手のできる力を考えて配慮してあげることは、すばらしい思いやりの心であり、優しさです。また、お弁当の場面で低学年に声をかけてあげた6年生も、すばらしい思いやりの心があると言えます。「声をかけてあげる」ということは、相手が安心することであり、優しさなのです。
 人に対する優しさは、一人一人違いがあるということを認識するところから生まれます。つまり、自分と違う考え方や行動の仕方をきちんと認めてあげることが優しさなのです。ここに、金子みすゞさんが作った「わたしと小鳥と鈴と」という詩があります。(詩を読んで紹介する)小鳥と鈴、そして人間である私、どれも全く違うものではあるけれど、それぞれに良さがあります。そしてその良いところは、他の人がまねのできないものなのです。今ここにいる300人の旭町小の子ども達も、一人一人違った考えや得意なところがあります。その一人一人の違いが大切なのであり、「みんな違って、みんないい」のです。
 今日から6月の学校生活が始まりました。毎年6月は、練馬区全ての学校で「ふれあい月間」として、いじめを絶対に許さないという姿勢で取り組みます。いじめは、身近なところから起こります。人をからかったり、仲間外れにしたり、悪口を言ったりということから大きないじめに発展します。自分達の周りに、いじめやいじめにつながるようなことはないでしょうか? 「人に言われて嫌なことは言わないこと」「人にされて嫌なことはしないこと」、いじめは心の問題であり、なかなか目に見えにくいものです。もし、心配なことや困っていることがあったら、必ず学校の先生や相談室の先生、あるいは家の人に話をするようにしてください。
 今日からあいさつ運動が始まっています。あいさつを進んで行う子は、人をいじめたりしません。明るい心、正しい心を広めていくためにあいさつ運動があります。自分から進んであいさつをして、旭町小学校があいさつでいっぱいの学校になるようにしていきましょう。・・・

5月31日(金)

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 今日で5月が終わり、来週から6月の学校生活が始まります。6年生にとっては、楽しみな軽井沢移動教室が近づいてきました。(17日から2泊3日で行ってきます。)
 6年生は、総合の学習の時間を通じて、軽井沢に関する調べ学習を続けてきました。各自で調べるテーマを決めて、タブレットのスライドを使ってまとめています。1校時に、1組でその発表会がありました。
 軽井沢の気候について調べた子は、東京との気温の違いが大きいことをグラフなどを使って発表していました。移動教室は6月中旬にありますが、東京よりも8度ほど低いことを頭に入れいおく必要があります。練馬区の軽井沢少年自然の家(ベルデ軽井沢)があるところは、海抜1000mを超える位置にあります。また、軽井沢は昔から避暑地として有名なところです。冬の寒さだけでなく、夏も涼しいということを考えておかなければなりません。特に、初日の夜にキャンプファイヤーを予定しているため、防寒対策が必要になります。
 軽井沢の特産品やお土産について調べた発表もありました。特産品として、高原野菜やジャム・ジュース、信州牛を挙げていました。軽井沢方面の移動教室では、嬬恋高原まで行ってキャベツの収穫体験をする学校もあります。(最近、軽井沢のコースに入れることができるようになりました。)お土産は、ベルデの研修室で購入する時間があります。お土産屋さんが移動販売に来てくれて、宿舎の中で買い物をします。(写真上)
 4年生は、算数の時間に「角の大きさの表し方を調べよう」という学習をしています。角度の大きさについての概念をとらえ、角度の単位について学びます。また、分度器の使い方を知り、角度を測るとともに、角度を作図する方法について学習する単元でもあります。
 分度器は4年生のこの時期に初めて使います。分度器を使った角度の測り方を身に付けさせるには、4年生のうちに何度も繰り返し習熟を図ることが大切です。(意外に高学年になっても、分度器の使い方が身についていない子が見られます。)
 分度器の使い方で難しいのは、まず測る角への合わせ方です。分度器の中心と角の頂点がぴったりと合うようにするとともに、角度の一辺が0度に合わせるようにしなければなりません。これが難しい理由は、分度器にいろいろなタイプのものがあることが原因になっています。大きさや目盛りのつき方など、クラス内だけでも様々なタイプの分度器があります。90度よりも小さい角度か、または大きい角度の目盛りを読むのか、慣れないうちはどこの目盛りを使うのかでつまづく子が多いものです。
 さらに、角度がいろいろな方向を向いている問題があると、分度器をどの向きにするかで迷います。(問題用紙を回転させれば見やすくなるのですが、子どもは自分が回転しようとする。)そして、90度よりも大きい角度、さらには180度よりも大きい角度の読み方にも苦戦します。しかし、習うより慣れろです。自分で分度器と格闘しない限り、理屈を聞いているだけで身につくものではありません。(写真中)
 6年生は、国語の時間に「時計の時間と心の時間」という説明文の学習をしています。「時計の時間」は、時計の針が示している時間(時刻と時刻の間の時間)です。一方、「心の時間」は、私たちが体感している時間のことです。筆者は、「様々な事柄の影響を受けて進み方が変わったり、人によって感覚が違ったりする」のが心の時間であるとしています。(写真下)
 その一つの具体例として、「朝や夜の方が、昼間よりも時間が速く経つように感じる」と書いてあります。これは、体の動きに関係しているようであると作者は論じています。私は、「朝は時間に追われているため、速く時間が過ぎるように感じる」と思っていました。
 40日間ある夏休みも、最初と最後で心の時間はずいぶん変化して感じられるものです。8月最後の数日間は、なんと速く過ぎ去るものだといつも思います。それが歳をとると、さらに心の時間はとてつもなく速くなっていくのですから…。

5月30日(木)

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 今日は、子ども達が楽しみにしていた全校遠足の日でした。全く天気の心配がいらない絶好の遠足日和になりました。昨日までは、天気が良すぎて暑くなるのではと心配がありました。しかし、学校を出発する頃から雲が出てきて、予想外に過ごしやすい天候になりました。
 校庭にたてわり班ごとに整列してから、光が丘公園をめざして歩いて行きました。先頭を歩く6年生が、後ろを時々振り返りながら、低学年の歩幅を気にしてあげていました。旭町小学校は、すぐ近くに光が丘公園があります。これほど恵まれた環境にある学校はありません。とても幸せに思います。
 芝生広場にある建物を本部とするために、朝早くから主事さんがビニールシートを敷いて場所を確保しておいてくれました。たてわり班ごとに集合し、「始めの会」を行いました。終わりの会も含めて、司会や児童代表の言葉は、全て班長の中から代表の子ども達が率先して担当していました。
 最初に、ポイントラリーを楽しみました。広い芝生広場の7か所にポイントが設置され、教員が2名ずつ担当していました。各ポイントの内容は、次の通りです。「はい!ポーズ」…写真屋さんに班の集合写真を撮ってもらうポイントです。すてきな笑顔で撮れたことでしょう。「暗号を解読しよう」…カードを見ながら暗号を解読するポイントです。国語が得意そうな子が大活躍でした。「順番に並ぼう」…今朝起きた順や名前順など、班のメンバー内で並び替えます。お互いのコミュニケーションが大切なポイントでした。「〇のつく言葉集め」…お題として提示された文字がつく言葉を全員が1つずつ言っていきます。言葉が出てこない子には、ヒントを教えてあげるなど、優しさが見られました。「ケンケンリレー」…2人一組でタオルをつかみ、ケンケンでの往復の時間を競いました。みんな必死でした。「池に落ちてはいけません」…大きな円の中にあるペットボトルを、2本のロープを使って円の外に出す方法を考えます。ロープの使い方を工夫して、あっという間にクリアした班がありました。「あなたの好きを教えて」…リズムに合わせて、好きな色や好きな食べ物など、お題に沿った答えを一人ずつ言っていきました。
 各ポイントをクリアすると、文字か書かれたシールを受け取ることができます。7か所全てのシールが集まると、合い言葉が完成しました。ポイントラリーは1時間ほどありましたが、どの班も全てのポイントをクリアすることができました。
 お弁当は、たてわり班ごとにシートを敷いて食べました。広々とした公園で食べるお弁当は、とてもおいしく感じられたことでしょう。いろいろな学年の子ども同士で会話がはずむ時間にもなりました。
 その後、たてわり班で自由に遊ぶ時間が30分間ありました。だるまさんが転んだやドンチケタ、氷おにや増やしおになど、元気いっぱいに遊び回る姿が見られました。たてわり班でたっぷり遊んでたっぷり楽しみ、仲間同士の絆が一層深まった全校遠足になりました。

5月29日(水)

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 1校時に、4年2組の授業観察がありました。「絵はがきと切手」という資料を使った「友情・信頼」に関する道徳の授業でした。
 教材資料の内容は、転校した友人から料金不足の絵はがきが届いたことから始まります。料金不足だったことを教えるべきか、お礼だけの返信にするか、主人公が葛藤する話です。・・・広子は、転校した正子から大きな絵はがきが届いて喜びました。しかし、料金不足であることが分かりました。兄は「同じ失敗を他の友達にしてはいけないから、正子に料金不足を教えた方がよい」と言います。悩んだ広子が母に相談したところ、「正子が嫌な気持ちになるからお礼だけにした方がいい」と言いました。広子は正子に返事を書こうとしますが、どうしたらよいか迷ってしまいました。今までの正子と過ごした日々を思い出し、正子なら料金不足を教えても嫌な気持ちにならず、きっと分かってくれると信じて、教えることにしました。・・・
 兄が言っていることも、母が言っていることも、どちらも友達の正子のためを考えた助言になっています。道徳の授業では、資料に出てくる登場人物の気持ちを考えた後、自分の生活に置き換えて考える「一般化」をします。つまり、自分だったらどうするだろうか、と考えてみることが重要です。私だったら、料金不足のことは伝えません。仲の良い友人ほど伝えられないでしょう。多分、子ども達は「きちんと伝えてあげた方がいい」とか、「正しく教えてあげることが本当の友達だ」と言うでしょう。大人と子どもの「友情」の違いがあるような気がします。
 4年2組の授業のことに戻ります。授業の後半にタブレットを使っていました。道徳の授業でタブレットを活用するというのは、とても意欲的な挑戦でした。(ただし、それが本当に効果的であったかどうかは議論の余地がありますが…)子ども達が自分のワークシートを写真に撮って共有することで、意見交流に生かすことができました。(写真上)
 続いて2校時に、教育アドバイザー訪問の授業がありました。若手教員の育成のために行われている取り組みで、初任の先生に対して毎学期1回ずつ教育アドバイザーの先生が来校し、授業を参観して指導していただきます。今年も前任の道山校長先生に教育アドバイザーとして来ていただきました。3年2組の国語の授業を参観し、指導・助言をしていただきました。
 授業は、「漢字の広場」という言語活動の単元でした。2年生までに習った漢字を使って、物語を作っていく学習でした。
 教科書の場面絵に書かれた言葉には、2年生で学習した漢字が使われています。場面絵をつないでお話を作り、書かれている漢字や言葉を使いながら書いていきます。その中で、今まで習った配当漢字を正しく書いたり、文章の中で正しく使ったりできるようにしていきます。(写真中)
 道山先生が感心されていたことの一つに、校内の先生方がたくさん授業を見に来ていたことです。若手の先生方を中心に、入れ代わり立ち代わり多くの先生が教室に入ってきていました。私には、初任の先生のがんばりをみんなで励ましているように受け取れました。
 2年生が育てているミニトマトが、順調に成長して大きくなってきました。苗を植え替えたのは、今月の15日(水)だったので、ちょうど2週間経ったことになります。支柱を立てて毎日水やりを欠かさずに行っています。
 1組の子ども達が外に出て、観察記録を書いていました。よく見ると、茎の脇芽から黄色い花が咲いていました。5枚の花びらが、小さな星のように開いています。中には、すでに緑色の小さな実がつき始めている鉢もありました。
 子ども達は、自分のミニトマトの花を触りながら観察していました。実は、これはミニトマトにとっても、大変重要なこととして役立っています。咲いた花を揺らすことで、受粉をうながすことにつながります。子ども達は、知らないうちにミツバチと同じ役割を果たしているのです。(写真下)

5月28日(火) その2

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 先週木曜日に、1年生の算数「あわせていくつ ふえるといくつ」の授業を紹介しました。1年生にとって初めて習う「たし算」の学習です。1組では、昨日までは「あわせていくつ」のたし算について学習してきました。2つの量を合併させるたし算です。金魚を3匹袋に入れている子と2匹袋に入れている子が、1つの水槽に金魚を移し入れたら、「3+2=5」になります。この時に動かす算数ブロックは、3個と2個とを両側から移動させる動きになります。
 今日は、「ふえるといくつ」のたし算について学習していました。水槽に金魚が5匹入っているところに、新たに3匹入れます。「5+3=8」になりますが、この場合の算数ブロックは、5個のブロックに横から3個のブロックが移動してきて合わさる動きになります。(最初の5個は動かさない。)こういう場合(増加する場合)もたし算であるということを理解させていきます。(写真上)
 中休みに、6年生の子が校長室にやって来ました。6年生は、国語の時間に「聞いて、考えを深めよう」という「話すこと・聞くこと」の学習をしています。話を聞きたい相手にインタビューをして、自分の考えを深めていくという学習です。
 「この学校になって(着任して)良かったことは何ですか?」という質問がありました。「練馬区の中でも、特に自然が多いところです。光が丘公園が近くにあり、いろいろな鳥がやって来るのもとても気に入っています。」と答えました。次に、「学校の中で好きな場所はどこですか?」と聞かれました。すかさず答えたのは、中庭です。「サクラ草を育てたり、池にはいろいろな生き物がいて楽しいところです。今は、大好きなバラの花が咲いています。」…こういう質問には、ついペラペラとしゃべってしまいます。さらに、「植物が好きなようですが、花を育てているとどんな気持ちになりますか?」という質問がありました。なかなかインタビュー名人な子です。話の流れをきちんとつかんで、相手から聞き出そうという気配りが感じられました。他の子ども達は、校内の主事さんや栄養士さん、副校長先生にインタビューをしているようです。今後、聞いた内容に対して自分の考えをどのように深め、クラスで発表し合っていくのか、楽しみにしていきたいと思います。
 4校時に、1年1組の子ども達が、6年生からタブレットの使い方を教えてもらっていました。たてわり班の1年生と6年生が一緒になり、1年1組と6年1組の教室に分かれて行いました。
 1年生にとっては、初めて学校のタブレットを使うことになります。まずは、ドングルを接続したり、初期設定の仕方を6年生から教えてもらいました。
 タブレットケースとタッチペンは、新たに区から配布された新品です。一方、タブレットとその周辺機器は、昨年度の6年生が使用していたものが貸与されています。1年生は、しばらくは自分のIDとパスワードを入れる練習から少しずつ行っていくことになります。実際にタブレットを活用していくのは、2学期以降になると思います。(写真下)

5月28日(火) その1

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 昨日の全校朝会で、保健・給食委員会から連絡があったように、ハンカチ・ティッシュ調べが全校で行われました。委員会の子ども達が全12学級に分担して行き、クラスで何名の子がハンカチやティッシュを持ってきているのかを調べました。
 昨日、2年生のあるクラスでは、ハンカチを持ってきていない子が多いことに先生がびっくりしていました。驚いた先生が、「トイレから出てきた時や給食前に、いつもどうしているの?」と話すと、「だいじようぶだよ。」と子ども達は口々に言っていました。何が大丈夫なのでしょう・・・服やズボンで手を拭いているのか、そのままにしているのでしょうか?
 保健・給食委員会の子ども達は、年間何回かこの取り組みを行っています。毎回事前に予告をするので、どのクラスもハンカチの携帯率は非常に高くなっています。それよりも、実際にハンカチを使うことが重要です。せっかくハンカチを持っていながら、違うところで手を拭いてしまっている子がいるのではないでしょうか。
 1年生の教室で、委員会の子が最後にハンカチ占いをしていました。「今日ラッキーな人は、ピンク色のハンカチを持っている人です!」と話したら、ピンクの柄のハンカチを持っていた子が喜んでいました。(写真上)
 4年2組の教室で、教育実習生による社会科の授業がありました。4年生では、社会科の時間に「わたしたちのくらしと水」という学習をしています。私たちの生活に必要な水道水が、どこでどのようにつくられているのかを調べ、大切な資源としての水を大切にしようという気持ちをもたせていきます。
 単元の最初として、各家庭で水道水がどれくらい使われているのかを調べていました。子ども達の宿題になっていたようで、家庭でのトイレや手洗い、お風呂などの様子から、おおよそ使用した水の量を計算してきていました。一般的に、「1日に一人が使う水の量は、200〜300リットル」と言われています。これをペットボトルに換算したら、相当な量の水が使われていることが分かります。
 授業では、続けて日本の水道水のすばらしさについて子ども達に指導していました。水道の蛇口を回すと「飲める水が出てくる」というのは、日本に住んでいる我々にとっては当たり前のことです。しかし、世界では、わずか12か国しか水道の水が飲めないそうです。さらには、水道のない国もたくさんあります。今日の授業で、水道水のすばらしさに関心をもたせることができました。今後は、どのような仕組みで水道の水が家庭まで届いているのか、詳しく調べていきます。来週金曜日に、教育実習生の研究授業があります。社会科の授業を計画しているようです。(写真下)

5月27日(月) その2

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 2年2組が、体育の時間にソフトボール投げの練習をしていました。校庭に並び、ソフトボールを力いっぱい投げる練習を繰り返し行っていました。
 来週、全校で新体力テストがあります。ソフトボール投げもその中の一種目です。2回投げて、遠くまで飛んだ距離が記録されます。本番で2回しか投げることができないので、事前にしっかり練習しておくことが大切です。さらに当日は、中心角30度の測定範囲内に投げないと、「ファール」として記録になりません。ボールを投げることに慣れておかなければ、良い記録を出すことは難しいでしょう。
 ソフトボールは、1号ボールを使います。高学年の子どもでもしっかり握るのに苦労するくらいなので、低学年にはとても大きく重く感じられるはずです。しかし、何度か投げる練習をしているうちに、足を振り上げたり、もう一方の手を前に突き出したりと、体全体で投げられるようになってきます。練習の成果は、きっと新体力テストの結果に表れてくることでしょう。(写真上)
 都や区の新体力テストの傾向として、ソフトボール投げの記録の低さがよく話題になります。昔に比べて、ボールを投げる力が伸び悩んでいると言われいています。「投げる」という運動は、経験がなければ力がついていきません。公園でキャッチボールをする子がいなくなった。河原で石を投げる「水切り」をした経験がない。…これらは、「公園で硬いボールを使ってはいけない」とか「石を投げてはいけない」という、危険のために大人が禁止してきたことが影響しています。だからと言って危ないことをして良いというわけではありませんが、子どもの頃から様々な運動機能を使う「遊び」が必要な気がします。
 4校時に、6年1組の授業観察がありました。担任とALTの先生とで行う外国語の授業が行われていました。ALTの勤務の関係で、土曜公開の日に外国語の授業を入れることがなかなかできません。普段、どのように外国語の授業が行われているのか、きっと多くの保護者の方々が知りたいはずです。
 授業を見れば、「今は小学校でもこういうことまで指導しているのか…」と思われることでしょう。授業の初めに、「hの発音」を聞き取る学習が行われていました。hの発音は、日本人にとって発音しにくい音です。口を軽く開けて、のどの奥から「ハッ」と息を出しますが、声帯は振動させません。ALTがいくつかの単語を発音し、「h」が含まれていたかどうかを子ども達に聞き取らせていました。
 また、外国語の授業では、英語を「聞く」「話す」「読む」「書く」ことと合わせて、様々な活動を入れています。電子黒板に動画を流し、リズムに合わせて発音するチャンツを楽しみます。さらに、単語が書かれているカードをすばやく取り合うゲームも行います。そして、学習の中心となる定型文を使った英語での会話を練習します。…というように、盛りだくさんの授業でした。(写真中)
 今日から1年生が、5時間授業になりました。先週までは、給食の片づけが終わると下校していました。5時間授業になったことで、昼休みと掃除の時間も新たに始まりました。先週からたてわり清掃(たてわり班ごとに集まって掃除をします。)が始まっているので、今日から1年生も掃除の仲間入りです。
 1年2組では、5校時に国語の授業がありました。「ねことねっこ」という促音について学ぶ学習単元でした。子ども達には「促音」とは言わずに、「つまる音」という呼び方をしています。
 教科書には、促音がたくさん入った楽しい唱え歌が載っています。「ねこが いっぴき、はらっぱ はしる。ねっこ とびこえ、ばったと かけっこ。」この中からつまる音としての小さな「っ」を探していくと、たくさん見つけることができます。さらに、身近な言葉の中からつまる音が入る言葉を見つけていきます。(写真下)
 促音として「っ」が書いてあっても、実際には「つ」と読まない文字です。「ねっこ」のように「つまる音」は、母音を急に止めてしばらくそのままにしておく音です。つまる音はそれだけで発音することはできないので、前の音節と合わせて長い1音節となります。よって、「ねっこ」は2拍分の長い音節になります。手をたたきながら発音させるという指導法がありますが、子ども達はどちらかというと促音を「書くこと」の方がつまづきやすいものです。これから文を書く練習をしていきながら、少しずつ獲得させていくことが大切です。

5月27日(月) その1

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 久し振りに校庭で全校朝会を行うことができました。今日は、「子どもはすぐに・・・」という話をしました。
・・・みなさんに問題を出します。だまって自分の頭の中で考えてみてください。「子どもはすぐに…」と書いてあります。(1枚目の紙を見せる)校長先生が考えた「子どもだからよくしてしまうこと」、「子どもだからついついやってしまうこと」が2つあります。それは何でしょう? というのが今日のお話です。
 つけ加えて説明しておくと、大人からするとやってもらっては困ることです。でも、子どもだからどうしてもそういうことをしてしまい、仕方のないところもあります。この場合の「子ども」というのは、幼い子どもであり、小学生で言うと1,2年生、さらには3年生ぐらいまでの年齢の子を示しています。ということは、4年生ぐらいからは、こういうことはしなくなるだろうなと思っています。さあ、子どもはすぐに、何をしてしまうのでしょうか?
 では、答えの発表です。1つ目の答えは、「子どもはすぐに、『走る』」です。(答えの紙を見せる)学校の中では、廊下を走っている子をよく見かけます。何も急ぐ必要もないのに、子どもはすぐに走り出します。なぜ先生方は廊下を走らないのでしょう。それは、人とぶつかったら危険だといつも考えているからです。あるいは、廊下をバタバタと走ったら、授業をしているクラスに迷惑がかかるからです。先週、トイレから出ようとして暖簾をくぐろうとしたら、飛び込んで入って来た子と危うくぶつかりそうになりました。また、廊下を走っていて転んでけがをした子が、全校で何人かいました。
 外の道路でも同じです。飛び出しをして交通事故にあうのは、低学年の子どもが圧倒的に多いそうです。友達の姿が見えた…と、すぐに走り出す。ボールが転がって行った…と、すぐに走り出す。そうして事故にあうそうです。大人は、どんな時でも自転車や車は来ないかなと確認してから道路を歩きます。
 次に、2つ目の答えです。それは、「子どもはすぐに、『しゃべる』」です。答えの紙を見せる)今日、このお話をする時に、「だまって自分の頭の中で考えてみてください。」と言いました。どうでしたか? 低学年の人たちは、しゃべってしまった子が何人かいたのはないでしょうか? 確かに、だまって話を聞いていられないのが幼い子どもの特徴ではあります。「先生がみんなに質問をしているのに、勝手に答えをしゃべってしまう子」「絵本を読み聞かせしてもらっている時に、ついついしゃべってしまう子」…みなさんの教室に行くと、こういう子をよく見かけます。大人はだまって人の話を聞いています。周りの人の気持ちを考えているからです。
 「子どもはすぐに、『走る』」そして、「子どもはすぐに、『しゃべる』」ということは、最初に話したように、幼い子どもにとっての特徴です。しかし、だんだん成長していくと、「すぐに走らない」、「すぐにしゃべらない」といった大人に近づいた子どもになっていくのです。5年生のみなさんは、保健の授業で「心の発達」について勉強しました。心が発達してきた子は、廊下を走らなくなるし、だまって話を聞くことができるようになってきます。4年生から6年生のみなさん、自分自身を振り返ってみてください。「すぐに走らない」、「すぐにしゃべらない」はできていますか? 心が発達してきていますか? ・・・
 続けて、委員会からの連絡が3つありました。まず、保健委員会から、ハンカチ・ティッシュ調べについての連絡でした。今回は、ハンカチ占いを取り入れながら、楽しい取り組みを考えているようです。(写真上)
 続いて、大谷選手から届いたグローブの活用について、運動委員会のお知らせがありました。昼休みに、投てき板のところでキャッチボールや的あてができるコーナーを設けました。学年で曜日が決められていて、ゼッケンをつけた運動委員会がつき、グローブやボールの管理をします。全校児童に遊び方の見本を見せて説明しました。(写真中)
 最後に、代表委員会からあいさつ運動のお知らせがありました。来週一週間をあいさつ運動期間とし、代表委員が玄関前に立ちます。大きなポスターを示して全校に呼びかけていました。また、あいさつの上手な子を、お昼の放送で紹介したりもするそうです。(写真下)

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学校行事
6/12 新体力テスト終
マルエツ見学(3)
6/13 たてわり班遊び
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6/14 読書旬間終
町たんけん(2)
6/17 移動教室始(6)
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