5日〔土〕、今年度の第2回目の「宇宙の学校」が開かれました。まず、講師の柴田先生から、9月14日〔土〕の午後2時00分に打ち上げられた「イプシロンロケット試験機」に関するお話をしていただきました。イプシロンロケットには、惑星分光観測衛星「ひさき」も搭載されていて、この「ひさき」は、2014年には、木星の観測をするのだそうです。次に、今年の11月から来年の1月にかけて地球に接近する「アイソン彗星」に関するお話を伺いました。この「アイソン彗星」は、11月28日に太陽に最接近し、その前後1ヶ月間は、夜明け前の東の空で見られるとのこと。天文ファンにはたまらない日々になるのでしょう。後半は、まず、海岸の砂の中から「星砂」を見付ける活動をしました。子どもたちは、見付けた星砂を星座にあてはめたりして楽しみました。「星砂」を見付けるといいことがあるそうです。最後に、入浴剤と水を燃料代わりに使ってフィルムケースを打ち上げる「フィルムロケットを打ち上げよう」の活動をしました。フィルムケースに羽を付けたりロケットの先端部分をスポンジで作ったりして格好を整え、入浴剤と水を入れて、いざ打ち上げへ!! 「ポン」という音と共に、フィルムロケットは子どもたちの目の前で勢いよく次々と打ち上げられていきました。こういう活動の中にも「驚き」「疑問」「感動」などがあり、それが子どもたちの心に灯りをともしていくことになるのでしょう。ご指導くださった柴田先生、ボランティアの学生さん、みどりの風ひろばのスタッフの皆様、有難うございました。