8月29日〔木〕、いよいよ夏休みも大詰めを迎えました。今日は、午前中に先生方を対象に、9月からの読書活動の活性化を図るために、「読書へのアニマシオン」の研修を行いました。アニマシオンとは、スペインのサルト氏が考案した読書法の一つです。今日の講師は、まなび探偵団アニマシオンクラブ代表 明治学院大学教授 岩辺泰吏先生でした。アニマシオンとは何か、その概略をご指導いただいた後、岩辺先生が開発されたアニマシオンを2つ体験しました。一つ目は、グループで新聞記事を読み、犯人を推理する「犯人を捜せ」でした。「ウオーリーをさがせ」の絵本の挿絵の中にある人物を犯人に見立て、推理する活動でした。ちょうど、宝島図書館に読書をしに来た子どもたちが「五つ葉警察本部」なる自作のカードを持っていて、アニマシオンの活動に連動しているようで、おもしろい偶然でした。二つ目は、詩の世界に関心をもつアニマシオンで、「詩の言葉を並び替えよう」でした。先生方はグループを組み、どちらにも真剣に、かつ楽しそうに取り組んでいました。いずれかの学級で、本日学んだことをバージョンアップして、子どもたちに実践するクラスが出てくるといいかなと思います。