「わくわく・どきどき」の学びを目指して

大根の種まき(3年生)

 いつもお世話になっている近所の農家、吉田さんの畑で大根の種まきを行いました。
 子どもたちは吉田さんのお話を真剣に聞き、種をまくことができました。「種が赤いなんて知らなかった。」「こんなに小さいんだね。」と驚いていました。
 「夏つかさ」という品種で、とてもおいしい大根だそうです。間引きは約2週間後で、収穫は55日程度だそうです。元気に育ちますように。

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9月4日(金)

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 1校時に、3年1組で保健の授業が行われていました。3年生は、保健の時間に「健康な生活」について学習をしています。保健の授業は、年間を通じて4時間程度の扱いです。しかしそれだけに、きちんとした指導計画のもとで授業を行わなければなりません。また、特に今月下旬には、3年3組で保健領域の研究授業を予定しています。今日の1組の授業は、その研究授業の先行授業として行われました。同学年の先生達や校内の先生達が何人か参観に来ていました。
 今日は、健康な生活をおくるために必要な「体の清潔」についての学習をしました。1校時の授業だったので、朝登校してから、全員が手を洗ったばかりの状態でした。しかし、アルコールを含ませた脱脂綿で手指や手の甲、手首をこすってみると、茶色い汚れがついてきました。(写真上)
 「手を洗ったはずなのに…」とか、「昨日の夜、お風呂に入ったはずなのに…」と思った子が多かったようです。特に今の時期は、暑くて汗をたくさんかくので、目に見えない汚れがたくさん付着しやすくなっています。
 授業では、手を洗った後にきれいなタオルで拭いた手と、しばらく洗っていないタオルで拭いた手の実験結果(細菌を寒天培養した結果)も示されました。それらのことから、体を清潔にするために大切なことを考えました。
 今日の授業を基に、学年でさらに検討を重ねて研究授業に向かうことでしょう。
 10時から、3年生の「大根の種まき体験」がありました。気温が高かったため、熱中症の心配がありました。そこで、学校であらかじめ種まきの事前指導を先生達で行っておき、畑にいる時間をなるべく短くできるようにしました。
 学校の隣の吉田さんの畑では、ニンジンやブロッコリーの苗がすでに育ち始めていました。そして、3年生が種まきをする大根用の畝がきれいに用意され、ビニールマルチが張られていました。まず、吉田さんから大根の種まきのポイントについて説明を聞きました。ビニールマルチの穴1つに、指先で3つの穴(人差し指の爪の深さ)を開けます。そこに大根の種を1粒ずつまいていき、土をかぶせて終了です。田柄小学校の給食の食材にもなる大根です。クラスごとに畑の端から端まで広がり、全部で960個のマルチの穴に、ていねいに種まきをしました。(写真中)
 子ども達は汗だくでしたが、土はからからに乾いていました。最後に長く伸ばしたホースから水を霧のようにまいて土を湿らせていました。吉田さんの話では、普段は水やりをせずに自然の雨で育てているそうです。さすがにこの暑さと乾燥した土では芽が出そうにないと話されていました。
 今回まいた種は、「夏つかさ」という青首大根の品種です。早ければ55日で収穫できるそうです。その前に…3年生は2週間後に、間引きの体験でまたお世話になります。
 5年生は、社会科の時間に「米作りのさかんな地域」についての学習をしています。2組では、子ども達の家で食べているお米の袋を持ち寄り、授業に使っていました。
 「あきたこまち」や北海道の「ななつぼし」、新潟の「こしひかり」など、様々な米袋が見られました。また、5kgや10kgの米袋がほとんどでしたが、中には30kgの米袋を持ってきた子もいました。(写真下)「JAめぐみの」と書いてあったので、岐阜県から送ってもらったお米でしょうか。日本では、全国各地で米作りが盛んであることが分かります。
 私の住んでいる埼玉県では、そろそろ早い品種の稲刈りが始まる頃です。今月下旬から、新米が次々と出てくるので楽しみです。ちなみに、私の家では近くの農家から玄米で買うようにしています。家庭用精米機で、必要な分だけ精米しながらご飯を炊いています。精米したてのお米は、味が違います。

9月4日の給食

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献立名           麦ご飯
              さわらの香味焼き
              イナムドゥチ
              牛乳


一口メモ

 今日の汁物の「イナムドゥチ」は、沖縄県の郷土料理です。
 沖縄の豚汁ともいえる具だくさんの汁物は、昔は豚肉の代わりにイノシシの肉を使っていました。しかし、イノシシの肉が貴重なものになったため、豚肉を使うようになりました。「イノシシもどき汁」と呼ばれていたものが、いつの間にか変化して、「イナムドゥチ」という名前に変わりました。
 この汁は、豚骨とかつお節の2つからだしを取っています。ですから、いつもの豚汁よりもコクのある味に仕上がっています。

ショコラとなかよし(1年生)

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 生活科の学習で、学校にいる虫や動物と触れ合う学習をしています。
 田柄小学校には、うさぎのショコラがいます。今日は、ショコラをケージに入れて、教室に連れてきました。

 いつもは遠くからうさぎ小屋にいるショコラを見るだけだったので、今日は近くで見ることができて、子どもたちはとても嬉しそうでした。

 「かわいい。」「目がとても大きいね。」「毛がふわふわしているよ。」「今度は抱っこしてみたいな。」など、関心をもって触れ合い、ショコラと仲良くなることができました。

白杖体験(5年生)

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 5年生は、総合的な学習の時間に「共に生きる2」をテーマに学習を進めています。
 身の回りには様々な人が生活しています。視覚が不自由な方、聴覚が不自由な方、高齢の方、小さな子供、いろいろな人が生活している中での工夫に気づき、まとめて行きます。
 今日は、アイマスクをして教室から靴箱まで移動しました。白杖を持って、友達の声を頼りに気を付けて移動しました。前方の安全を確認するための白杖や、友達の声に安心している様子が見られました。
 今後は、調べたいことを深め、グループでの発表を予定します。

9月3日(木) その2

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 6年生は図工の時間に、「12年後の私」という作品に取り組んでいます。1学期から製作し始め、ようやく完成間近になってきました。12年後の自分の姿を思い浮かべ、フィギュア芯材と紙粘土を使って表現する作品です。
 7月に取りかかったばかりの頃は、どんな仕事に就いている姿かまだ見えてきませんでした。次第に、凝りに凝ってテーブルや椅子を木材で作ったり、素敵な洋服を身にまとわせたりし始め、各自思い浮かべた未来像がはっきりと伝わるようになってきました。
 サッカー選手としてシュートを決めた瞬間や、パティシェとなってお菓子を作っている姿、中には立派なウエディングドレスを身にまとっている姿も見られます。また、トリマーとして、台の上にのせた犬の毛をカットしている自分を作品にした子もいました。(写真上)
 6年生にとっての12年後は、24歳です。その頃は、立派な社会人として活躍していることでしょう。
 普段は飼育小屋でのんびりとしているショコラが、今日は忙しい一日となりました。1年生は、生活科の時間に「なかよくなろうね 小さなともだち」という学習をしています。小動物や昆虫などの身近な生き物に関心をもち、すすんで触れ合おうとすることを目的とした学習です。
 担任の先生が、ショコラをケージに入れて用意し、クラスの子ども達に順番に見せていました。(写真下)今まで校庭の飼育小屋の網越しに見てはいましたが、こんなに間近で見るのは初めてです。そっと手を差し出してショコラの背中をなでてあげた子もいました。
 「かわいい〜」という言葉の他に、「ひげがたくさんはえてる。」とか「なんで黒目しかないの?」と話していた子もいました。自分の席とケージを何度も往復しながら、観察カードにショコラの絵を描き上げていました。「なんかネコみたいになっちゃった。」と言っていた子もいましたが、1年生の子の絵もまたかわいらしかったです。
 5校時までかけて3クラスの観察が終わり、ショコラはホッとしていたようです。

9月3日(木) その1

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 今日から、学校医の先生方による各検診が始まりました。今日は耳鼻科検診があり、午前中いっぱいかけて耳鼻科の飯塚先生に全クラスの検診をしていただきました。(写真上)
 本来であれば、4月に各種健康診断が行われています。しかし今年は、十分な感染症対策をして行うということになり、どこの学校でも2学期に実施することになりました。また、保健室よりも広い場所で行うように指示があったため、北校舎1階の多目的室を検診場所としました。廊下にはビニールテープで待機線が引かれ、間隔を開けて並ぶようにさせています。
 校医の先生方には、区で配布されたフェイスシールドをつけて検診をしていただいています。今日の検診の様子を見ていると、一人の子を診るたびに手指の消毒を行うなど、徹底した感染症予防対策が行われていました。明日から再来週にかけて、さらに内科検診や歯科検診、眼科検診が予定されています。
 3年生は、図工の時間に「のこぎり引いて ザク、ザク、ザク」という学習をしています。3年生にとって、初めてのこぎりの使い方を学習する内容です。今までのこぎりを使ったことがあるという子が何人かいましたが、初めてという子が多かったようです。持ち運び方や片付け方など、安全指導をしっかり行ったうえで作品づくりに取りかかりました。
 3年生の子ども達にとっては、角材を切り落とすだけでも一苦労のようでした。片足でしっかり木を固定しながら、のこぎりで真っすぐに切らなければなりません。何度か手を止め、気合を入れ直してまた挑戦していました。そのため、切り口に休んだ跡が現れていたものがたくさん見られました。しかし、苦労して切った木片は、それだけで十分な作品価値があるほど貴重なものに思えていたようです。(写真下)
 今後、のこぎりの使い方に慣れてきたら、どのような作品ができ上ってくるのか楽しみです。

9月3日の給食

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献立名           パエリア
              スペイン風オムレツ
              きゃべつとコーンのスープ
              牛乳


一口メモ

 今日は、スペインの料理を紹介します。
 「パエリア」は、野菜や肉、魚介類をお米と一緒に炊き込んだご飯です。「サフラン」という花のめしべを乾燥させたものを入れて、お米に黄色い色をつけます。このサフランは、とても高価なものなので、給食では「ターメリック」という香辛料を代わりに使っています。
 じゃがいもやウインナーが入ったボリューム満点のオムレツは、「スパニッシュオムレツ」とも言います。大きめのフライパンいっぱいに具を入れて焼き、切り分けていただきます。いろいろな具材が味わえる料理です。

第1回 たてわり班活動

 ようやく1年生から6年生までを18班に分けての異学年交流が始まりました。
 今日は、6年生が中心になって進め、自己紹介をしたり、次回からの遊びを話し合って決めました。
 たてわり班の中でも、異学年のペアができていて、兄学年は弟学年のことを気遣い、弟学年は兄学年を見て様々なことを学んでいきます。初めて会ったペアの子とドキドキしながら話している姿も見られました。また、話し合いが早く終わった班は、早速みんなで遊んでいました。
 クラスの友達以外とかかわるたてわり班活動で、たくさんの友達を増やすきっかけになるとよいと思います。

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9月2日(水)

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 1年生の子ども達が、自由研究の作品を見るために校内を巡っていました。「授業中なので、廊下に置いてある自由研究の作品を静かに見るようにしましょう。」と担任の先生に言われて見学に行きました。しかし、ついつい目の前にある初めて目にする作品を見て、思わず声が出てしまったようです。(写真上)
 1年生にとっては、工作や裁縫で作った作品や、虫の絵が描いてある作品などにまず目が向くようです。「いいな〜、わたしも作ってみたいな〜」という声があちこちから聞こえてきました。
 3週間という短い夏休みだったので、今年に限り1,2年生は自由研究を宿題にしませんでした。もし自由研究の課題を出していたら、どんな作品が集まっていたことでしょう。親子で工作をしたり、親子で料理をして写真に撮ってまとめたりと、きっと楽しい時間が増えていたかもしれません。(その分、親は悩んだかも…)来年はいつも通りの夏休みを迎え、低学年の自由研究が見られるといいなと思います。
 3年生は、国語の時間に「山小屋で3日間すごすなら」という学習をしています。先日は、6年生の「対話」の学習について紹介しましたが、3年生にとっての対話の学習がこの単元です。「子ども探検隊として、3日間山小屋で過ごすことになりました。普段子どもだけではできないことをして、自然とふれあうなら、どんな物を持って行きたいですか?」という問いかけがあり、持ち物の決まりとして、「食料、水、着替え以外のもので、グループで5つまで持っていけます。」と書かれています。
 まず、グループでしたいことと持っていきたい物を出し合い、その中から話し合って整理していきました。川で遊びたければ、水中メガネや釣りざお、バケツなどが必要になります。また、星空の観察をしたいのであれば、望遠鏡や懐中電灯が必要になります。
 次に、グループで「対話」を通して持っていく5つの物を決めていきます。国語の学習なので、ここが一番大切なところです。自分の意見だけを主張するのではなく、きちんと友達の意見を聞いて考えをまとめていかなければなりません。話すこと・聞くことの学習です。(写真中)
 5年生は、理科の時間に「植物の実や種子のでき方」の学習をしています。まず、アサガオの花のつくりを調べ、中心におしべとめしべがあることや、おしべの先に花粉があることなどを学びます。そして、種子ができるためには花粉が重要な働きをするということを学んでいきます。
 今日は、理科室でアサガオの花粉を顕微鏡で観察していました。(写真下)アサガオの花粉を顕微鏡で見ると、一粒一粒は丸い形をしているのですが、周りにとげのような突起物がついていることが分かります。ちなみに、植物の種類によって花粉の形や大きさが異なります。
 中庭では、1年生の子ども達が自分のアサガオの鉢のところに行き、黒い種をたくさん収穫していました。1年生なりに、花が終わった後に実がなる(種ができる)ということに気づいていきます。1年生のアサガオ栽培は生活科の学習ですが、小学校の学習内容全体が、学年の発達段階に合わせて系統立てて構成されています。
 この後5年生は、理科の時間に台風の学習があります。ちょうど大きな台風が西日本を通過中です。ニュースや天気予報を見るようにしましょう。

9月2日の給食

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献立名           麦ご飯
              豆腐とえびのチリソース
              華風野菜
              牛乳


一口メモ

 「豆腐とえびのチリソース」は、豆腐とむきえびの他に、鶏肉やいろいろな野菜を炒め、ケチャップ風味のチリソースで味つけをしています。
 豆腐の数え方の単位は、「丁(ちょう)」といいます。豆腐は中国から伝わったものですが、豆腐の1つの重さにきまりはありません。お店で売っている豆腐の表示をよく見てみると、300グラムや400グラムなどさまざまです。そんな重さの違うものを計る単位として、「丁」が使われるようになりました。
 大豆から作られている豆腐は、じょうぶな体をつくるもとになる栄養がたくさん含まれています。

9月1日(火)

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 6年1組で、明日のたてわり班活動1回目の事前指導が行われていました。1学期は、感染症対策のこともあり、たてわり班活動はまだスタートさせていませんでした。2学期からは、マスク着用の徹底と、密接・密集を避けながら実施していきます。
 たてわり班活動は、1〜6年生まで全学年の子ども達から構成される仲間づくりの取り組みです。年間を通じてたてわり班ごとに一緒に遊ぶ時間を設けたり、2月末には一緒に給食を食べたり(お別れ給食会)もしています。異学年の児童同士が交流することで、新たな仲間づくりを行い、校内での交流を広げていく目的があります。そして何よりも、6年生が最上級生としての力を発揮する場でもあります。様々な行事が中止となった現在、6年生にとっては、自分達の力を発揮する大切な取り組みがいよいよやって来ます。
 それだけに、6年生の各クラスでは、担任の先生がしっかりと事前指導をしておく必要があります。1つの班には4人の6年生が配置されます。そして、さらにAグループとBグループに分かれるので、基本2人ずつで1〜5年生をまとめなければなりません。
 明日の5校時は、全校児童がそれぞれの教室に分かれて、自己紹介をしたり遊びの計画を立てたりします。今日は、そのやり方を1班ずつシュミレーションし、みんなでアドバイスをし合っていました。(写真上)下学年の子ども達との出会いが、今から楽しみな様子でもありました。
 6年3組では、「コロナに負けるな」というテーマで、道徳の授業が行われていました。今まで様々なコロナウイルス関連の差別や偏見、誹謗中傷が報道されてきています。その一つに、「県外ナンバーいじめ」があります。他の都道府県ナンバーの車に対して、嫌がらせを行うというものです。中には、その地域に住んでいながら、他県ナンバーのまま車に乗っている人も大勢います。勘違いされないために、「他県ナンバーですが、県内在住です」というステッカーが販売され、多くの人が使っているそうです。・・・考えてみると、とても残念なことであり、嫌な世の中になってしまったなと思います。子ども達も、そのニュースのことはよく知っていたようでした。(写真中)
 誰もが感染症にかかってしまう可能性があります。身近な人が感染症にかかったら…という不安があるのは十分に理解ができても、差別や偏見は許されることではありません。今日の授業は、道徳というよりも学級指導的な内容ではありましたが、身近で感染者が出る前にしっかりと指導しておくべきことだと感じました。
 今日は、4〜5校時に指導課訪問がありました。練馬区の教育指導課から3名のお客様が来校し、全クラスの授業を参観していただきました。1クラスあたりほんの数分ずつの参観でしたが、田柄小の子ども達や先生方、そして学校環境のすばらしさをたくさん褒めていただきました。落ち着いて授業を受けている様子や掲示物のすばらしさ、清々しいあいさつなど・・・田柄小の先生達が日々指導していることがそういうところに成果として現れるのだと、外部からのお客様に教わったような気がします。
 指導課訪問では、体育の様子も参観していただきました。5校時の体育館体育では、3年1組が表現運動を行っていました。3年生は、体育の時間に「スパイ・キッズになって体を動かそう」という学習をしています。生き物や乗り物など、いろいろなものになりきり、体全体を使って表現します。場面が変わるたびに、子ども達は手足を様々に動かしながら体育館中を動き回っていました。(写真下)
 普段の年だったら、運動会のダンスに時間をかけて、体育の「表現運動」としていました。今年は運動会が中止になったため、体育の時間に各学年が表現運動をきちんと指導していきます。

9月1日の給食

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献立名           はちみつレモントースト
              ラタトィユスープ
              カラフルポテト
              牛乳


一口メモ

 今日のラタトィユスープは、フランス南部の郷土料理、「ラタトィユ」をスープ風にしたものです。ラタトィユは、夏野菜の煮込み料理で、なす、ピーマン、トマト、ズッキーニといった夏野菜を使っています。
 夏野菜は、水分が多いものや、体を冷やす働きがあるもの等、暑い季節に体にとても良い働きをしてくれるものが多いです。給食で初めて登場する「ズッキーニ」は、きゅうりを一回り太くしたような形をしています。きゅうりの仲間のように見えますが、実際はかぼちゃの仲間です。
 どんな夏野菜が入っているか、味や食感も確かめながら食べるように指導しています。

8月31日(月)

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 8月31日の朝を迎えました。普段の年であれば、「あぁ、明日から学校が始まる…」という思いで過ごす一日ですが、今年は先週からすでに学校が始まっています。一時の猛暑よりも少し気温は下がりましたが、相変わらず朝からムッとするような湿度の高さです。
 今日の全校朝会では、自由研究についての話をしました。
・・・3年生以上の学年では、夏休みの宿題の一つに自由研究がありました。2学期が始まり、各クラスで夏休みの自由研究の発表会が行われていました。いくつかの教室を回り、その発表の様子を見ることができました。また、廊下に展示されている全てのクラスの自由研究も見せてもらいました。今年は短い夏休みでしたが、いろいろなアイデアや工夫があるすばらしい自由研究がたくさん見られました。
 自由研究は、「自由」というだけあって、自分の興味のあることや得意なこと、好きなことを自由に取り組める宿題です。でも、夏休み前までは「あれもやってみたい」「これもやってみたい」と意欲満々でも、実際に夏休みに入るとなかなか取り組むまでが大変という子もいたのではないでしょうか。3年生以上のみなさんは、友達の自由研究を見てどう感じたでしょうか。理科や社会科に関係する自由研究では、調べたことをまとめるだけでなく、実際に自分で実験したりその場所を訪れたりしたものがありました。また、工作や家庭科作品などの自由研究では、作品を作るだけでなく、材料や作り方を詳しく紹介しているものがありました。取り組みのアイデアとともに、そのまとめ方や作品の紹介の仕方にも工夫があってすばらしいなと感じました。
 校長先生がさらにすごいなと思ったのは、夏休み中に毎日続けていた自由研究があったことです。3週間、毎日日記を書いた自由研究がありました。また、毎日1品ずつ料理を作り、その記録をまとめた自由研究がありました。小さなことを続けるということも、すばらしい自由研究になるのだなと思いました。・・・
 全校朝会の話の後半は、いつもと趣向を変えて、セミの話をしました。「校長先生の自由研究」ということで、田柄小で見られるセミについて、写真を見せながら話をしました。朝会が終わってから、南校舎1階の廊下にセミの写真を掲示しました。休み時間にたくさんの子ども達が集まってきて、それらの写真に見入っていました。(写真上)特に、セミの幼虫から成虫に羽化するところの写真に関心が集まっていたようです。幼虫から出てきたばかりの成虫は、真っ白な体がところどころ青く光って見えます。(子どもの頃、一度だけその瞬間に出会ったことがあり、脳裏に焼き付いています。)
 朝会では、幼虫が地面から出てきた穴が木の周りにたくさんあることや、枝先にたくさんのセミの抜け殻がついていることを話しました。さっそく中休みに、けやき広場の木々についている抜け殻をたくさん見つけた子ども達がいました。セミの抜け殻にさらに別の抜け殻が覆いかぶさるようについているほど、たくさん見つけることができました。
 6年生は、体育館での体育の時間に、マット運動に取り組んでいます。低学年の頃のマット遊びから、様々なマット運動の技に取り組んできました。6年生では、「倒立前転」のような大技にも挑戦していきます。
 倒立前転とは、倒立(逆立ち)した状態から前転に入って、起き上がるまでの一連の流れの動作のことを言います。倒立した状態で、高さのあるところから、首を曲げて前転に入るので、初めてやるときには少し恐怖心が出てしまうかもしれません。まずは、倒立がしっかりできるようにすることが重要です。腕を曲げないでひじを伸ばすこと、足を曲げずに膝を伸ばすこと・・・友達同士で補助をし合いながら、きれいな倒立ができるようにしていきます。(写真中)
 今年は、どこの学校も運動会が中止となり、6年生が組体操を行う光景が見られなくなりました。組体操の練習を行うと、特に子ども達の腕の力が弱いことに気がつきます。友達を支えたり持ち上げたりする運動で、なかなか腕に力が入らなくて苦労するものです。組体操でも、大抵は2人組の技として倒立を練習します。自分の腕でしっかり体重を支えられるように、今年はマット運動を通じて身につけさせていきます。
 4年2組が、理科の時間にツルレイシ(ゴーヤ)の観察を行っていました。今年は、例年以上に生育が旺盛で、たくさんの実をつけています。いかにも苦くておいしそうな緑色の実もあれば、すでに熟してはじけそうなオレンジ色の実もたくさん見られました。(写真下)
 子ども達に聞いてみると、ゴーヤは家で食べないと言っていました。購入して食べる家庭は少ないのでしょうか。私の家では、よく近所で畑をやっている方からゴーヤをいただきます。チャンプルーのような炒め物で食べることがほとんどです。この夏は何回いただいたことか…。暑さに強いゴーヤです。今年の猛暑は、ゴーヤにとっては最高の夏だったのかもしれません。

8月31日の給食

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献立名           キムチチャーハン
              トックスープ
              牛乳


一口メモ

 今日は、韓国の漬物「キムチ」が入ったチャーハンです。キムチは、白菜を塩、唐辛子、魚介の塩辛と一緒に漬けて作ります。漬物にすることで、乳酸菌の働きにより、白菜の栄養もグンとアップします。ピリッと辛い唐辛子は、暑い季節でもご飯がモリモリ食べられる働きがあります。
 さて、今日8月31日は「野菜の日」です。野菜を食べると、肌を丈夫にしたり、お腹の中をそうじしたり、病気の予防にもなります。今日もいろいろな野菜が給食に入っています。

8月28日(金)

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 4年生は、体育の時間に「ソフトバレーボール」の学習をしています。ネット型のゲーム運動としての学習です。ビーチボールのような柔らかいボールを使い、サーブは相手コートにボールを投げ入れて開始します。基本はボールを両手でキャッチし、味方にパスをします。アタックをする時だけ片手でボールを打ち、相手コートへの攻撃ができます。(写真上)
 1校時の授業でしたが、体育館はすでに30度に近い気温になっていました。しかし、気温よりも気になったのが湿度の高さです。昨年度より体育館に、熱中症指数を計測する機器が設置してあります。「危険」ランプが点滅した場合は運動を控えることになっていますが、今日はその一歩手前の「厳重警戒」が点滅していました。湿度が60〜70パーセントぐらいあったため、気温のわりに熱中症指数が上がったようです。
 体育館では、朝から入口やギャラリーの窓を全て開け、換気対策とともに風が入るようにしています。また、3台ある大型扇風機を稼働して、常に風を送るようにもしています。さらに、水筒を体育館に持ってくるようにさせ、授業の途中でも水分補給ができるように配慮しています。
 一方、校庭での体育の授業も気がかりなところです。今週から、手に持って計測することができる熱中症指数計を常に職員室に置くようにしました。校庭の気温、湿度、熱中症指数を1日に何回か測るようにしています。今日の校庭は、やはり湿度が高いために、熱中症指数が大きい状態が続きました。3,4校時の体育のクラスには声をかけ、こまめに休憩を入れたり早めに授業を終わるようにさせたりしました。また、昼休みに外で遊びたい子は、帽子をかぶって出るようにもさせています。結局、先週まで続いていた猛暑は、今週もなかなか収まる気配がありませんでした。来週には、過ごしやすい程度の残暑になってほしいものです。
 6年生は、国語の時間に「いちばん大事なものは」という対話の学習を行っています。「話すこと・聞くこと」の学習の一つですが、いろいろな友達と意見交流をすることで、自分の考えを深めていくことをねらいとした内容になっています。
 まず、自分自身が大事にしていることを考えます。3人のグループになり、お互いの意見を発表し合います。さらに別のグループを作り、意見交流をしていきます。最後に、いろいろな友達と会話をしたことから、自分の考えを広げたり深めたりして意見をまとめます。
 会話を通じて「対話」する力を身につけるとはどういうことでしょうか…。会話は2人以上の仲間でする話であり、とりとめもない話も含めたおしやべりです。一方の「対話」は、2人で向き合って行う話し合いで、意思疎通を図るものです。しっかり相手の話を聞くとともに、自分の意見を押し付けるのではなく、理解させ納得させなければなりません。6年生ならではの国語の学習であると感じました。
 ところで、意見交換やグループでの話し合い活動は、7月頃から各学年の授業で実施しています。マスクを着用し、近過ぎない距離感をもって行うようにさせています。どの教科でも、友達との交流が大切な学習となるので、こういう活動なしに小学校の授業は成り立ちません。(写真中)
 もう一つ、6年生の授業から・・・理科「月と太陽」の学習です。月の形と変化の仕方を調べたりすることから、月と太陽の位置関係について学ぶ単元です。昼間出ている(見ることができる)月もありますが、多くは家庭に帰ってからの観測が必要になる学習なので、指導が難しい部分があります。
 そこで今日は、ボールにライトの光を当てながら、月と太陽の位置関係を理科室で確かめる実験をしていました。(写真下)ボールが月で、ライトが太陽の光です。そして、観測している子が地球の位置にあたります。写真の右側にいる子から見たボール(月)は、半月が見えているはずです。しかし、見る位置が変わってこの写真を撮っているカメラ側からは三日月に見えています。
 本物の月はというと・・・今日は夕方、南の空に半月が見えるはずです。そして、来週水曜日の満月に向けて、少しずつふくらんでいく様子を見ることができます。

8月28日の給食

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献立名           麦ご飯
              白身魚のねぎソース
              厚揚げのみそ汁
              牛乳


一口メモ

 今日の魚は、「ホキ」という白身魚です。味があっさりしているので、揚げた魚にしょうゆ味のねぎソースをかけて、ご飯に合うように調理しました。
 最近のニュースで耳にした方も多いと思いますが、今年も日本各地でとても暑い日が続き、野菜の成長に大きな影響が出ているため農家の方が苦労されています。給食でも毎日たくさんの野菜を使うので、八百屋さんが市場でなるべく安くて品質の良いものを探して学校に届けてくださっています。
 食材が多くの方々の手によって届いているということを子ども達に伝えながら、日々の給食の指導をしていきます。

8月27日(木)

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 今日は、足育に関する指導が、いろいろな学年で行われていました。
 まず、登校後の8時半から、体育朝会として「足指体操」をそれぞれの教室で行いました。先週、夏休み中に先生達が集まって研修した「足指体操」です。足育のための動きを曲に合わせて考え、田柄小独自の「足指体操」につくり上げたものです。
 夏休み中に保健委員会と運動委員会の児童が集まり、動画を作成しました。今日は、各教室で一斉にその動画を見ながら、全員が裸足になって体操を行いました。この体操は教室で手軽にできるので、今後も各クラスで取り組んでいくようにします。
 1校時は、6年3組で足育の授業がありました。自分のはいている靴が足に合っているかを考える活動を通して、正しい靴のはき方や靴の選び方について学習する内容でした。
 まず、各自がいつもはいている外靴を教室に用意し、観察することから始めました。かかとやつま先がすり減ってきていたり、中敷きが傷んできている靴が見られました。次に、足のトラブルについて学びました。高学年では、40パーセントの児童が何らかの足のトラブルを抱えているそうです。そして、年齢が上がるにつれて、足のトラブルの割合が増えていくことも分かりました。
 そこで大切になるのが、「靴を正しくはくこと」と「足に合った靴をはくこと」です。6年生がはいている外靴は、ひも靴の子がほとんどでした。実際にいつもどのように靴をはいているのかを確認したところ、ひもはしばってあるままの状態で、足を出し入れして使っている子がほとんどでした。正しくは、足を入れたらかかとをトントンと地面に打ちつけ、それから靴紐を結びます。ぎゅっと、紐を引っ張って固くしばります。(写真上)
 靴を買う時は、少し大きめの靴を買うようにしている子がほとんどのようでした。子どもの足はすぐに大きくなるからと、どうしても実際の足の大きさよりも上のサイズの靴を選んでしまいがちです。これは大きな間違いで、子どもの足の生育にマイナスになります。ぜひその時の足の大きさにぴったり合ったものを選んで買うようにしてください。(家の人に伝わることを願って担任が指導していました。)
 2校時には、1年1組で足育の授業がありました。げんきくんとへとへとくんが出てくるお話を聞いて、元気に過ごすための秘密を学習しました。「姿勢を正しくすること」や「外遊びをしっかりすること」、そして「靴をきちんとはくこと」が大切であると、子ども達は気づいていきます。
 そこで、正しい靴のはき方について、各自実際に外靴を使って学びました。(写真中)「ベリベリ トントン ギュウ ピタ」のはき方です。1年生は、マジックテープ式の靴をはいている子がほとんどです。まずは、マジックテープをしっかりはがします。(ベリベリ)次に、足をしっかり入れたらかかとを地面に打ちつけます。(トントン)最後に、マジックテープをしっかり引っ張って(ギュウ)留めます。(ピタ)
 1年生は、9月16日(水)に足育の研究授業を行います。今日の1組の授業を基に指導案を組み直し、2組の授業、そして3組の研究授業へとつなげていきます。
 3年生は、理科の時間に「音のふしぎ」について学習しています。「物から音が出たり伝わったりするときには、物が震えているということ」、「音の大きさが変わるときには、物の震え方が変わるということ」などを実験を通じて確かめる学習です。「音」と言えば、音楽室です。今日は音楽室を借りて、いろいろな楽器から音が出る様子を目で見たり手を当てて調べていました。(写真下)
 3年生の音の学習は、今回の学習指導要領改訂で新しく入ってきた単元です。実は、20年前までは小学校の理科の教科書に音の学習がありました。その頃の指導要領の改訂で、音の学習は中学校で指導することになり、しばらく小学校の教科書からなくなっていました。ですから、私のような経験年数の長い教員にとっては、「音の学習が戻ってきたんだね・・・お帰り〜」という気持ちなのです。

体育朝会(足指体操)

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 夏休みに運動委員会、保健委員会の児童で作った田柄オリジナルの足指体操を体育朝会で行いました。
 みんなの大好きなドラえもんの曲に合わせて、歌を歌いながらノリノリで始まりました。動きが早く、「わ〜難しい」と自分の足を見ながら真剣に踊る子どもたち。
 でも最後のポーズの時には満面の笑みでした。

 今後、各クラスで日常的に取り組み、足指を動かす楽しさを実感しながら、足指を鍛えていけるといいなぁと思っています。
 ぜひどんな体操だったか聞いていただき、足指じゃんけんなどは一緒にやっていただけると嬉しいです。


8月27日の給食

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献立名           ソース焼きそば
              お菓子な半熟卵
              牛乳


一口メモ

 給食で焼きそばと言えば、蒸した中華麺に五目あんをかけた「あんかけ焼きそば」がよく登場しています。今日は、ソースで味つけをした肉や野菜と中華麺を合わせた「ソース焼きそば」の献立です。少し甘めの中濃ソースと、香辛料の香りがきいたウスターソースを合わせた味つけになっています。
 デザートは、黄桃の缶詰とカルピスゼリーで作った「お菓子な半熟卵」です。カルピスゼリーは、海藻の仲間「天草」が原料の「寒天」に水と砂糖を加え、煮詰めて作ります。カルピスの甘酸っぱさと桃の甘さが味わえるデザートです。

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