ようこそ、練馬区立田柄小学校ホームページへ!  〜「わくわく・どきどき」の学びを目指して〜

2月5日(金)

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 1年生は、生活科の学習で「ふゆを見つけにいこう」という学習をしています。立春が過ぎて、暦の上では春になりました。また、昨日は午後から南風が強くなり、史上最も早い時期の「春一番」が吹きました。しかし、体感的にはまだまだ寒さが続く冬と言ってよいでしょう。今朝もミッキー池に氷が張っていたくらいです。
 1年3組では、「ふゆのビンゴカードであそぼう!」というワークシートが配られていました。縦3マス×横3マスのビンゴカードには、「たんぽぽのはっぱ、ツバキ、うめのつぼみ、かれてるはっぱ、サクラソウ、こおり、かぜ、はっぱのない木、しもばしら」の9つの言葉と絵が書いてありました。外に出て、友達と一緒にこれらを探しに行く勉強です。「あれは、あそこに行けば見つかるよ。」と、ちゃんと分かっていた子もいたようです。
 中庭に出てすぐに、サクラ草と氷、風、葉っぱのない木、枯れてる葉っぱに丸印がつきました。ちなみにサクラ草は、全員の鉢にきれいな花が咲きました。隣からチューリップの芽が顔をのぞかせています。
 次に霜柱を見つけることになり、「あそこだ!」とほとんどの子が走って行ったのが、校庭の築山です。休み時間に、普段からよく1年生が遊んでいる場所です。築山の滑り台の後ろの斜面は、一日中陽が当たらない場所です。足で踏むと、ザクザクと音がして土が沈んでいきます。土を掘り返して霜柱の氷のかけらを手に取って確かめていた子もいました。3校時にこの学習をして正解でした。昼休みには霜柱がすっかり融けてしまい、土はぐちゃぐちゃになっていました。
 梅は、けやき広場の体育館横にあります。白い梅の花が咲き始めています。ツバキもけやき広場で花を見ることができます。ビンゴカードの残りは、たんぽぽの葉っぱになりました。たんぽぽは、冬の間は葉っぱがロゼット状に地面に広がっています。あおぞら農園にあるだろうと、何人かの子がやってきました。それに近い仲間の植物はありましたが、たんぽぽは見つかりませんでした。
 しかし、その代わりに見つかったのが「フキノトウ」でした。地面から黄緑色のふっくらとしたつぼみがたくさん顔を出していました。(写真上)フキノトウであることを教えてあげると、名前を知っていたのはほんの数名でした。
 私にとって、フキノトウが一番春を感じさせる植物であり、春の味覚という印象があります。新潟に住んでいた子どもの頃は、2月といえどもまだ雪がたくさん残ったままでした。学校から帰って友達と遊ぶ場所は、辺り一面真っ白な雪野原です。しかしそんな雪国にも、春はちゃんとやってきます。太陽の熱を吸収する木の幹の周りは、雪解けが早くなります。2月下旬になり、大きな木の近くから地面が見えてきます。そっと雪をどけると、フキノトウがちゃんと顔を出していました。両手でつかめるだけのフキノトウを採り、家に持ち帰りました。
 どうやって味わったと思いますか? 私の母は、いつも刻んでみそ汁に浮かべてくれました。また、味噌と混ぜてご飯にのせて食べました。子どもにとっては苦いフキノトウですが、あの独特の香りと苦みは、私に春を強く印象づけてくれたのです。
 6年生は、図工の時間に「芸術家の心にふれて」という学習をしています。2学期の終わりに、アートカードゲームを行いました。世界の様々な芸術家の作品に親しむことができるカードから、いろいろな表現方法があることを知りました。
 そして3学期に入り、それらの名画の中からお気に入りの作品を見つけて、自分なりに絵の具を使って表現をしています。ゴッホやモネ、あるいは日本の浮世絵をモチーフに、原画を真剣に見ながら作品を仕上げていました。筆のタッチを真似てみたり、色使いを工夫してみたりと、自分のオリジナルの名画を製作しています。(写真中)
 今月、1年生は、近隣の保育園や幼稚園との交流会を予定しています。例年のように学校内を案内したり、一緒に遊ぶことはできません。校庭で簡単な会を開くことを計画しています。そこで、来年度小学校に入学を控えている年長組の子ども達に、少しでも小学校の様子を知ってもらおうと、動画(DVD)をプレゼントすることにしました。
 動画の内容は、学校の様々な場面についてみんなで紹介をするように作っています。今日は、2組の子ども達が体育の授業について紹介する場面を撮りました。跳び箱遊びや平均台を使った運動を行い、楽しく学習をしている様子をビデオに撮りました。(写真下)
 先日、サクラ草について紹介するグループに私も登場することになりました。子ども達に呼ばれてカメラの前に立ち、「毎日、水と愛情をたっぷりあげるとよく育ちます。」と話しました。久し振りに緊張しました。

2月5日の給食

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献立名           麦ご飯
              プルコギ
              トックスープ
              牛乳


一口メモ

 今日は、韓国の料理「プルコギ」と「トックスープ」の献立です。
 プルコギは、まずにんにくや生姜、玉ねぎのすりおろしと、しょう油やみりん等を合わせた甘めのたれに肉を漬け込みます。そして、その肉と野菜をそれぞれ炒め合わせて作ります。本場の韓国では、プルコギ専用の鍋もあるほど親しまれている料理です。
 いつもの給食では、豚肉を使って作っています。しかし今日は、先月に続いて畜産農家を支援するために、国から給食用にいただいた牛肉を使って作りました。豚肉で作るのとはまたひと味違った「牛肉のプルコギ」になっています。野菜と一緒においしく仕上がっています。

2月4日(木)

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 図工の授業では、絵や工作の内容がほとんどですが、「造形遊び」としての図工の学習が位置付けられています。今週の1年生の図工の時間は、「ねんどとなかよし」という造形遊びを楽しみました。
 1学期にも、粘土を使った学習を行っています。また、2学期には、絵の具に粘土を混ぜた「どろどろ粘土」で造形遊びを楽しみました。今回は、粘土で動物を作ることを目標に、大きな粘土をこね始めました。「何にしようかな…」と考えながら作品に向かう子もいれば、最初から自分で決めた動物をイメージして作り始めた子もいました。(写真上)
 粘土を使った造形遊びは、子どもが創造する力や工夫する力を培っていく上で、欠かすことのできない遊びです。ああしてみようこうしてみようと格闘する中で、粘土の特性を体感させてあげることが大切です。また、粘土には、やり直しのきく自由な形づくりの楽しさがあります。出来栄えよりも、「もっとつくりたい」という思いを引き出すことをねらいとしているのが、低学年で行う造形遊びです。
 5年生は、総合の学習の時間に「米米プロジェクト」に取り組んできています。年間を通じて、米作りに関する様々な学習を積み重ねてきました。1学期は田植え体験、2学期は稲刈り〜脱穀体験を中心に、実際に米作りを通して学習をしました。3学期は、さらに米作りに関する調べ学習を行い、発表会に向けた準備をしています。
 今日は、5年生の3クラスとも、パソコン室を使う時間を設定していたようです。稲の品種や世界の米料理、稲作農家の仕事について等、各自のテーマは様々です。また、発表の仕方もいろいろで、調べたことを画用紙にまとめている子もいれば、パワーポイントで発表しようとパソコンに向かっている子もいます。(写真中)
 今年は、6月の田植えと10月の稲刈りが、学校のミッキー田んぼでしか体験することができませんでした。昨年度までは、毎年5年生が埼玉県の川島町にある島村農園さんの田んぼにバスで行っていました。本物の田んぼに足を入れ、田植え体験も稲刈り体験もさせてもらうのが、田柄小独自の取り組みとなっていました。コロナ禍の影響で、その2つの体験ができなかったのが本当に残念です。
 米米プロジェクトの発表会は、19日(金)に行う予定です。そして、その発表会には、田植えと稲刈りでお世話になるはずであった、島村農園の二松さんと我らが地域の吉田さんにお越しいただくことになっています。
 6年生は、理科の時間に「私たちの生活と電気」の学習をしています。この単元では、まず「電気は、つくりだしたり蓄えたりすることができること」を学習し、手回し発電機とコンデンサーを使った実験を行います。手で発電機のハンドルを回すという運動エネルギーが電気エネルギーに換えられることや、コンデンサーに一時的に電気を蓄えておくことができることを実験で確かめます。
 さらにこの単元では、豆電球の他に光を出す道具として「発光ダイオード」があることを学習します。発光ダイオード(LED)は、今では様々な家電や信号機等に使われているため、子ども達にとっても身近なものになりました。テレビもパソコンもスマートフォンも、ほとんどの明かりが発光ダイオードを使ったものになっています。その理由は、消費電力が格段に低く抑えられるところにあります。
 そのことを調べる実験を、6年3組が行っていました。コンデンサーに同じ量の電力を蓄え、豆電球をつないだ時と発光ダイオードをつないだ時とで、どちらが長い時間明かりががついているかを調べる実験でした。(写真下)当初、教科書にこの単元が入ったばかりの頃は驚きがあったものですが、今は教員も子ども達も、それほと新鮮味は感じていません。LEDライトの普及もそうですが、充電をして使用するものが日常的にあふれてきたからです。

2月4日の給食

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献立名           スパゲティミートソース
              レンズ豆サラダ
              果物(せとか)
              牛乳


一口メモ

 今日のサラダには、オレンジ色の豆の「レンズ豆」が入っています。丸くて平たい形からレンズ豆という名前がついています。カメラについているレンズは、この豆の形に似ていることからレンズという名前がついたそうです。
 レンズ豆には、お腹の掃除をする食物繊維がたくさん含まれています。今日は、豆の食感が感じられるようにゆでました。野菜と一緒においしく食べられるようにしています。
 果物は、「せとか」という名前のみかんの仲間です。商品として登録されたのは、今から約20年前で、みかんの中では新しい品種になります。せとかのおいしい季節は、2月から3月と言われ、ちょうど今がおいしく食べられる季節です。

2月3日(水)

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 今日の1,2校時は、けやきルームで個別指導の授業観察を行いました。
 けやきルームでの個別指導は、教員と子どもが1対1で授業を行っています。個別指導の内容は、学校生活や日常での活動を円滑に過ごせるための力を養うことを目的としています。子ども自らが、主体的で積極的な活動を通して自立を目指すということから、自立活動とも呼ばれる指導です。さらにその指導内容は、「健康の保持」、「心理的な安定」、「人間関係の形成」、「環境の把握」、「身体の動き」、「コミュニケーション」の6つの区分に分類することができます。
 子どもがそれぞれの課題をもって巡回指導を受けているわけですが、一人一人の課題は異なります。指導にあたっている先生方は、個々の課題に合った教材を工夫して日々の指導にあたっています。
 1校時は、最初に「ナンバータッチ」をしました。(写真上)ホワイトボードに1〜20までの数字カードを貼り、数字を探して素早くタッチしていきます。最初は1から20まで順に探していきました。次に、先生が言った数字をタッチします。難易度を上げて、3つ(あるいは4つ)言われた数字を覚えておき、「ハイ」という合図でタッチしていきました。さらに難易度を上げて、複数個言われた数字を小さい順にタッチしていくということにもチャレンジしていました。最近、物忘れが目立ってきた私にはぴったりのトレーニングになりそうです。
 ナンバータッチは、眼球運動として素早く正確に対象を見る力を養うことに効果があります。(スマホやパソコンを見る時間が多い方々にもぴったりなトレーニングです。)また、広い視野でものを見る力や、手と目の動きを連動させる力をつけるためにも効果があると言われています。それだけに、スポーツ選手も取り入れている訓練です。
 その他にも、2枚の絵を見比べて間違いを探すプリントや、漢字の読み方のフラッシュカードに取り組んでいました。また、2校時の個別指導でも、ビジョントレーニング(眼球運動)や、続けて書かれた文字から言葉を見つけるプリントを使うなど、それぞれの子ども達の課題に合わせて指導が行われている様子がうかがえました。
 3校時は、1年2組と1年3組の授業観察に行きました。2組では、「どちらがひろい」という算数の学習をしていました。1年生の算数では、1学期に「どちらがながい」という単元において、長さ比べの学習をしています。また、2学期には、「どちらがおおい」という単元で、かさ(体積)の大きさを比べる学習がありました。3学期の「どちらがひろい」では、面積の概念を扱う学習になっています。
 教科書には、2つのレジャーシートの広さを比べる問題や、2つのお皿の大きさを比べる問題が載っています。「広さ」を比べる方法には、どのようなことが考えられるでしょうか。見た目で比べるというのも一つの方法ですが、正確性に欠けます。子ども達からは、2つを重ねてみるという考えが出されました。さらに、「端と端をくっつけて比べる」や「向きを合わせて比べる」というように、きちんと調べようとする考えが発表されていました。(写真中)
 また、直接比較できない場合には、同じ大きさのタイルの数で比べるという問題にも取り組みました。4年生の面積の学習にそのままつながる内容となっています。
 3組では、国語の「どうぶつの赤ちゃん」の授業を参観しました。この単元の最初の時間として、内容が今まで学習してきた「くちばし」や「じどうしゃくらべ」と同じ説明文であることをまず確認しました。そして、先生の範読を聞きながら教科書に線を引き、初発の感想をまとめていきました。ライオンやシマウマ、カンガルーの赤ちゃんについて書かれている説明文です。初めて知ったことやびっくりしたこと、すごいと思ったことをきちんと感想にまとめていました。
 さらに、隣同士で自分の感想を発表し合う活動も取り入れて学習を深めていました。(写真下)緊急事態宣言の延長により、学校公開が再度中止せざるを得なくなりました。(本日、プリントを配布しています。)きっと、今日の1年生各クラスの授業の様子をご覧になられたら、10月の公開日からの成長をしっかり感じ取っていただけたことでしょう。

2月3日の給食

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献立名           麦ご飯
              豆腐とえびのチリソース
              きゅべつとザーサイの炒め物
              牛乳


一口メモ

 今日は、中華風の豆腐料理の「豆腐とえびのチリソース」の献立です。
 みそ汁や煮物など、日本人の食事には欠かせない豆腐は、もともとは中国からやってきた食べ物です。豆腐の数え方は、「1丁、2丁…」というように、「丁(ちょう)」という単位を使います。これは、中国から伝わっった数え方で、重さの決まっていないものを数える時に使う単位だそうです。
 もうひとつのおかずの「きゃべつとザーサイの炒め物」に使われている「ザーサイ」も中国で生まれた漬物です。ザーサイは、植物の茎の下にあるコブが大きくなったものです。きゅべつとはまた違ったザーサイの食感が味わえるように調理してあります。

2月2日(火)

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 4年生の理科「もののあたたまり方」の学習は、先週の金属の温まり方に続いて、水の温まり方の実験を行っています。今日は、2組が理科室で実験をしていました。
 まず、500ccのビーカーに水を入れ、濃いめに溶いた絵の具をスポイトでビーカーの底の方にたまるようにそっと注入します。(ビーカーの水全体に混ざらないように、慎重に行うのがポイントです。)次に、ビーカーを実験用コンロに乗せて、底の隅の方に火が当たるようにセットします。そこまで準備ができたら、さあいよいよ実験です。
 コンロを点火すると、すぐに底にたまっていた絵の具が動き始めました。下から上へ、渦を巻き上げるように絵の具が動いていく様子が分かりました。子ども達は、ビーカーの横からその様子を見ながら、はっきりと水の動きを感じ取っていました。(写真上)
 実験を続けていると、その水の動き(対流)が激しくなり、全体の水が混ざり合って絵の具の色が均等になっていきます。今年の教科書から、絵の具を使った実験になりました。昨年度までの教科書は、おがくずを使って水が対流によって温まっていく様子を実験することになっていました。(私が担任をしていた頃は、おがくずの代わりに味噌を使ったものでした。)
 教科書には、示温インクを使った実験も載っています。紫色の液体でできていて、温度が高くなるとピンク色に変色するインクです。しばらく温めていると、ビーカーの上の方が先にピンク色になることが分かります。このことから、水はまず火に近い底の方で温まり、次に上の方に行くということが分かります。
 家庭用のお風呂が、水から沸かすタイプの風呂釜であると、経験のある子がいるのではないでしょうか。お風呂が沸いたと思って入ったら、上の方は熱いのに、下の方がまだ冷たかった…という経験です。
 3校時に6年2組の授業観察がありました。体育館で、走り高跳びの授業を参観しました。子ども達がとても意欲的に授業に取り組み、高跳びのフォームがしっかり身についている様子がよく分かる授業でした。(写真中)
 体育の授業では、「場の設定」がとても重要です。体育館内のスペースをいかに有効に活用し、効率よくまた安全に活動できるかを考えなければなりません。特に安全面では、跳ぶ方向を決まった向きにそろえることが重要です。今日の授業では、全ての場で体育館の中央に向かう方向に跳ぶように設定していました。
 さらに体育の授業では、子ども同士の教え合いも技能を高めていくために大切です。「1・2・123」と、助走のリズムを同じグループの子が発してあげたり、跳んだ後にすぐ改善点を教えてあげたりする様子が見られました。教員は、それぞれ専門とする教科をもっています。自分が専門とする教科は、知らず知らず指導に熱が入ります。高学年の子は、担任の先生のそういうところをしっかり感じ取っているようで、子ども達も自然に先生の専門教科が大好きになっていくものです。
 5校時は、5年2組の保健の授業を見に行きました。5年生は、「けがの防止」について学んでいます。体育の授業で保健の授業があるのは、3年生以上の学年です。保健の学習は、多くても学期に3〜4時間程度しかありません。今日は、けがの種類と原因について考える内容でした。田柄小の保健室に来室する児童のデータを基に、学校内のどこでどんなけがが多いのかを学んでいました。
 授業の後半では、各自の考えをミニホワイトボードに書き出し、黒板に貼って意見集約を行っていました。(写真下)5年生は、学年全体でこのホワイトボードを個人持ちにして授業に活用しています。クラスの子ども達の全員の意見を集めて授業に参加させるためにも、とても便利なボードです。
 今日、ついに田柄小にも、全校児童分のタブレットパソコンが届きました。きっと近い将来、各自の意見をタブレットに入力して先生に送信すると、全員の意見が電子黒板にすぐに表示される…というような授業になっていくのでしょう。
 タブレットパソコンについての保護者向けの説明書と同意書(全家庭に記入して提出していただきます。)は、近日中に配布する予定です。

2月2日の給食

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献立名           やこめ
              イワシのさんが焼き
              沢煮椀
              牛乳


一口メモ

 今日、2月2日は「節分」です。いつもの年は、3日が節分になることが多く、2日が節分になるのは124年振りだそうです。
 節分は、季節の分かれ目を意味していて、もともとは春・夏・秋・冬それぞれに節分がありました。しかし、現在は冬から春に変わる「立春」の前日だけを「節分」と言うようになっています。
 節分では、悪い気を追い払うために豆をまいたり、玄関にイワシの頭やヒイラギを飾る風習があります。そこで、今日の給食では、豆まきの大豆を使った「やこめ」と、イワシを使った「イワシのさんが焼き」を作りました。豆やイワシを残さず食べて、体の中から鬼退治ができるようにしました。

2月1日(月) その2

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 6年生は、社会科の時間に「世界の中の日本」の学習をしています。世界には様々な国があり、生活習慣や文化などに違いがあることや、各国に国旗と国歌があり、その国の象徴として大切にされていることを学習する単元です。3年生から5年生までの社会科でも、日本の国旗について触れる部分がありますが、はっきりと示して指導するのは6年生の社会科のこの単元です。
 地図帳の最終ページを開くと、世界のたくさんの国の国旗を見ることができます。子ども達が知っている国旗がたくさんありました。また、似たような国旗や変わったデザインの国旗もあります。教科書には、日本の国旗の歴史についての記述が載っています。「日本の日章旗(日の丸)は、江戸時代の末、外国の船との区別をはっきりさせるため、幕府が日本船の船印として決めたものです。明治政府も、日本の商船旗と定め、やがて国旗として扱われるようになりました。」と書かれています。
 さらに教科書には、オリンピックなどの世界大会での表彰式の写真が取り上げられています。メダルを獲得した選手の国旗が掲げられ、それぞれの国の象徴として扱われている様子が伝わってきます。(写真上)
 一方、国歌については、教科書にこのように記載があります。「君が代は、平安時代につくられた和歌をもとにして明治時代に今日のような旋律がつけられました。君が代には、日本の国がいつまでも繁栄し続け、平和であることを願う気持ちが込められています。」(さらに、「日の丸と君が代は、平成11年にそれぞれ日本の国旗と国歌に法律で定められました」とも書かれています。)
 ところで、日本の国旗は知っていても、国歌を知らない子(歌えない子)がいるのではないでしょうか。毎年、3月の卒業式の練習とともに、5,6年生が君が代の斉唱を練習しています。今年の卒業式は、6年のみの参加となり、今のところ歌わないことになっています。ピアノ演奏のみの国歌となりそうです。
 3年生は、音楽の時間に鑑賞教材「アルルの女」から「メヌエット」(ビゼー作曲)を聴いていました。ハープの伴奏に乗って、フルートの優美な旋律が奏でられる有名な曲です。3年生の子ども達は、教科書でハープやフルートの写真を目にして、やっと楽器のイメージがもてたようでした。(写真中)
 「アルルの女」は、2つの組曲があり有名ですが、もともとは劇の付随音楽として作曲されました。(メヌエットだけ、他の歌劇からの引用です。)どれもきれいな曲や華やかな曲ばかりですが、「アルルの女」のストーリー自体は、とても小学生に紹介できないような内容です。
 それはともかく、最初に聴いた印象として、「レストランで食事をしている時に流れそうな曲」とプリントに書いていた子がいました。とてもいい感覚をもった子です。ただ気をつけたいのは、曲の後半にオーケストラが和音を強奏するところが出てきます。今日、初めて聴いていた3年生も、全員がそこでビクッと体を震わせていました。
 3年生は、社会科で「かわる道具とくらし」の学習をしています。昔の道具について調べる中から、昔の道具の使われ方や今の道具との違いについて考える単元です。今日は、パソコン室を使って昔の道具について調べていました。洗濯機や炊飯器など、特に家庭用の電化製品は時代とともに移り変わってきた様子が顕著に表れています。そして、昭和を知る(というか昭和で育った)我々世代には、とても懐かしいものばかりに見えました。
 昔のテレビについて調べていた子がいました。(写真下)ブラウン管式の奥行きのある箱型のテレビが並んで写っています。最初は白黒テレビでした。私の小学校時代の途中までは、白黒テレビでした。それでも、ウルトラマンのカラータイマーは、赤く点滅していたように感じます。
 その後のカラーテレビについては、「家具のようなテレビだった」と説明が書いてありました。これも、実物を見て育った方でないと分からないでしょうね。ブラウン管の周りの木の部分がやたら大きく、木目調の大きな箱型のテレビだった時代があります。さらに、なぜか紙芝居の扉のような蓋がついていたりするテレビもありました。最初の頃は、チャンネルはダイヤル式でガチャガチャと回していました。(NHK総合からTBSまでが遠かった。)
 今の子ども達も、現在使っているパソコンやスマートフォン、ゲーム機が、同じように「昔の道具調べ」の中に出てくる頃がやってくるはずです。

2月1日(月) その1

 今日の全校朝会(Zoomによる朝会)では、「立春と節分の話」をしました。
・・・『今日から2月に入りました。カレンダーを見ると、2月3日(水)に「立春」と書いてあります。今までずっと、2月4日が立春と思っていましたが、今年は2月3日になっています。調べてみて初めて分かったのですが、これは124年振りのことだそうです。
 季節を表すために、「二十四節気(にじゅうしせっき)」というものがあります。1年を春夏秋冬の4つに分け、さらにそれぞれを6つに分けているので、4×6で24の季節の移り変わりを表す言葉が決められています。(二十四節気の表を見せながら)春分や夏至、秋分、冬至など、みなさんも聞いたことのある言葉が並んでいます。12月の冬休み前、12月21日に「冬至」の日がありました。カボチャを食べたり、ゆず湯に入ったりした子がいたでしょう。年が明けて1月20日は「大寒」でした。次の「立春」までの2週間が一年で最も寒いと言われる頃です。確かに先週は、雨から雪に変わる寒い日がありましたよね。
 二十四節気を見ると、一年の始まりを立春から始めています。それぞれの季節の分かれ目を「節分」と言いますが、特に一年の始まりとされている立春の前の日を「節分」と呼んでいます。昔は、季節の分かれ目、特に年の分かれ目には邪気が入りやすいと考えられていました。邪気とは、体の具合が悪くなる原因不明のものです。昔は、今ほど医療が発達していませんでした。伝染病や様々な病気は、邪気が体に入ってきたからであると考えられていました。そこで、その邪気を鬼に見立てて、鬼を追い払う豆まきの風習が生まれました。
 今の世の中では、社会の悪い出来事や病気を「鬼」と見立てて豆をまきます。鬼は、人の心の中にも住みつくと言われています。自分自身の心の中に、どんな鬼がいますか? 忘れ物が多い鬼、言葉づかいが悪い鬼、あいさつの声が小さい鬼、チャイムが鳴っているのに遊びをやめない鬼、うわばきをきちんとそろえない鬼・・・いろいろな鬼がいるのではないでしょうか。明日は、それぞれの家で豆まきをするところが多いでしょう。豆まきをすることも大切ですが、自分で自分を変えていこうとする気持ちがなければ、鬼は住みついたままになってしまいますね。
 最後に、ふれあい月間についてのお話をします。練馬区では、毎年6月と11月、そして2月をふれあい月間に位置付けています。11月のふれあい月間には、全員がいじめ撲滅宣言を考え、校内に掲示しました。練馬区の他の学校も、そして全国の様々な小学校でも同じような取り組みをしています。しかし、それでもいじめがなくならないのはなぜでしょうか。「いじめは心の病気である。」とも言われています。まさに、心に鬼が住みついてしまったのかもしれません。しかし、周りの子ども達が「自分は絶対に一緒になっていじめはしない。」とか、「これはいけないことだから先生に伝えてやめさせよう。」という気持ちをもてば、大きないじめになる前にやめさせることができます。一人一人の正義感と勇気が大切です。みんなでいじめのない、楽しい学校生活が送れるように努力していきましょう。』・・・

2月1日の給食

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献立名           麦ご飯
              ししゃもの南蛮漬け
              芋煮
              牛乳


一口メモ

 今日の煮物の「芋煮」は、山形県でよく食べられている料理です。芋煮に使われている芋は、「里芋」です。
 里芋は、地下に伸びた芋の茎が大きく育ったものです。大きくなった親芋の周りには、小さな子芋が育ちます。親から子へつながることから、子孫繁栄の縁起の良い食べ物とされ、お正月のおせち料理にも使われています。
 ジャガイモやサツマイモに比べて、里芋の周りはヌルヌルとしています。このヌルヌルには、胃や腸を守ってくれる働きがあります。
 今日から2月になりました。今日も肌寒い一日ですが、里芋がたっぷり入った芋煮を食べて体を温め、健康に過ごせるようにしていきます。

1月29日(金)

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 2年生は、図工の時間に「まどのあるたてもの」の製作をしています。2学期の終わりに、カッターナイフの使い方を学習しました。刃の向きやカッターナイフの持ち方、扱い方については学習済みです。3学期はその技能を生かして、色画用紙に切り込みを入れ、たくさんの窓のある素敵な建物を作りました。(写真上)
 窓には、いろいろな大きさや形のものが考えられます。また、切り抜いたり切り起こしたりすることで、窓の表現の仕方を工夫することができます。中には、鉛筆と定規で正確に線を引いて窓を作っている子もいました。
 窓をたくさん作ったら、色画用紙を折って立体の建物にしていきます。実際の建物のようになると、子ども達の想像がまたふくらみ、さらに窓を開けたいなという意欲がわいてきます。平面から立体になった時の驚きや喜びが味わえる作品とも言えます。それぞれのクラスで作った窓のある建物は、2年生の廊下に展示してあります。
 4年生は、理科の時間に「もののあたたまり方」の学習をしています。ものがどのように温まっていくのか、そして金属や水、空気の温まり方の違いについて学習をしていく単元です。
 今日は、4年1組が理科室で、金属の温まり方についての実験をしていました。まず、金属板を使い、実験用コンロの火を当ててどのように温まっていくのかを調べました。金属板の温まり方を目で見て分かるために、ろうを塗る方法を使いました。板の表面に、ろうそくをまんべんなくこすりつけて、ろうを塗りつけます。スタンドで金属板を固定し、カセットコンロの火を中央から当てて結果を調べました。
 点火すると、すぐにろうがとけ始めました。そして、コンロの火が当たったところから先にとけ始め、じわじわと周りに広がっていく様子が分かりました。(写真中)続いて、金属棒でも同じ要領で実験してみました。やはり、コンロの火が当たった場所が最初に温まり、そこから周りに熱が広がっていくことが分かります。ろうを塗るというのは、この学習で昔から使われている実験方法です。熱伝導を視覚化するということでは、安価で分かりやすい方法であるといえます。教科書には、鍋に火をつけた場合のサーモグラフィーカメラで撮った写真が載っています。いつか未来の理科室にも、こういうハイテク機器が導入される日が来るのかもしれません。
 1年3組で道徳の授業を行っていました。「ちいさな ふとん」という題名の資料を使った、生命の尊重について考える授業でした。・・・よしこは、産まれてきた弟を見て、そのかわいらしさから新たな家族の大切さや愛情を感じるという内容です。さらに、昔そのふとんに寝ていたことを知り、自分も弟と同じように小さかったことや、大きくなった今ではそのふとんに寝られなくなったことなどから、自分の成長に気づくという話です。「生きている証」としての自身の成長に気づき、生きていることの素晴らしさを感じ取らせることをねらいとした内容です。
 授業では、布団の横に並んで寝てみたよしこの気持ちを考えさせていました。お母さんが、「よしこは、もうこのおふとんではねられなくなったわね。」と言った時のよしこの気持ちを、一人ずつ前に出てきて発表させていました。お母さん役は先生で、布団で寝ている赤ちゃん役は、教室にあったぬいぐるみです。(写真下)
 「わたし、こんなに小さかったんだ。」と発表した子や、「大きくなってうれしいな。」と発表した子がいました。低学年の道徳では、心情を考えさせるために動作化をよく取り入れて指導します。さらにこの後、「自分が大きくなったなと感じるのは、どんな時か」を考えさせました。1年生は、どういう時に自分の成長を感じていると思いますか? 上履きがきつくなったとか、洋服が小さくなったことから成長を感じる子がいるでしょう。体の成長についての気づきです。一方で、自分でできることが増えたとか、ちょっとしたことで泣かないようになった、食べ物の好き嫌いがなくなってきた…と考えた子は、心の成長に気がついたことになります。

【あと20首で】第4回チャンピオンシップを行いました【100首コンプリート!】(5年生)

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 恒例の学年集会&「百人一首チャンピオンシップ」を行いました。早いもので今回で4回目、80首達成しています。

 始めに、先生方から学習や生活、課題などについて話し、その後チャレンジシップを行いました。今回は各クラス14名ずつ、計42人の戦いです。毎回準備するマットが増えてうれしい限りです。
 一瞬で勝負が決まる、しびれるような緊張感の中、約3分間の戦いが終わりました。

 いよいよ次回がラスト100首目です。色はオレンジ。最後のチャンピオンシップは全員が参加!ギャラリーはいません。

 保護者の皆様には、音読、応援等お世話になっております。ラストの20首です。最後までご協力よろしくお願いします。

1月29日の給食

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献立名           ご飯
              鮭の塩焼き
              切り干し大根の煮物
              豚汁
              牛乳


一口メモ

 今日は、ご飯に焼き魚、煮物、汁物の和食の献立です。
 今から約130年前、日本で初めて学校給食が出された時のメニューは、「おにぎり、鮭の塩焼き、みそ汁」でした。今日は、学校給食週間の最終日ということで、当時のメニューに近づけた料理にしています。
 現在の学校給食は、メニューも豊富になり、外国の料理なども登場しています。パンや麺の給食は、人気のメニューですが、今日のような和食の献立はどうでしょうか?
 ご飯と魚や汁物を組み合わせる和食は、健康にとても良いということで、世界の国々から注目されています。ぜひ、自分の体のことを考えて、残さずにおいしく食べてほしいものです。

体育朝会

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 なわとび月間が始まり、3週間がたちました。子供たちは寒さに負けず、休み時間に進んでなわとびに取り組んでいます。

 例年、運動委員会は、体育朝会で音楽に合わせて跳ぶ楽しさを伝えるために、「リズム縄跳び」を計画しています。今年度は、年末より準備してきましたが、感染症対策のためにビデオによる紹介となりました。

 今はやりの「夜に駆ける」の音楽に合わせて、全学年が楽しめるように「前跳び」「駆け足跳び」や少し難しい技「後ろ跳び」「後ろグーパー跳び」を紹介しました。さらに、跳ぶだけでなくオリジナルダンスも考えました。

 運動委員長のあいさつでは、「機会があればやってみてください」と全校によびかけました。すると動画が始まってすぐに、自席にてエア縄跳びで楽しむ姿が見られました。

 「音楽に合わせて、リズムよく跳ぶ」楽しさが伝えられた体育朝会となりました。引き続き、休み時間、体育の授業で取り組んでいきます。ご家庭でも練習している子供がいるようです。新しい技ができるようになったり、進んで自分から取り組んでいたりしたら、うんとほめてあげてください。

キャリア教育(6年生)

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 6年生は、総合的な学習の時間に「自分の未来をみつめよう」という学習を行いました。PTAおやじの会をはじめとした多くの方々に講師をしていただき、「警察官」、「IT関連」、「公務員」、「保育士」、「自動車関連企業」、「ピアノ講師」の6つの仕事について、お話を伺いました。
 
 どの仕事のお話も、子供たちは真剣に聞き入っていました。あまり知らなかった職業のことを知ることができたり、興味があった職業についてさらに関心を深めたりすることもできました。お話が終わってからも、多くの子供たちが質問や感想を言おうと手を挙げている姿が見られました。今後の将来や進路に、今日の話を生かしていけたらと願っています。

1月28日(木) その2

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 5校時に、音楽と理科の授業観察を行いました。前半は音楽室に行き、6年3組の授業を見ました。6年生は、合奏「東京VICTORY」(サザンオールスターズ)の練習をしています。2学期から各自の楽器を決めながら取り組んできました。また、休み時間に音楽室で熱心に練習する音もよく聞こえてきます。
 最初に、クラス全員で通して演奏してみました。音楽専科の先生はさすがだなと思うのは、全ての音を聴き分けているところです。全員が音を出していても、どこの楽器の音がでていないとか、音がずれているというのを瞬時に見つけて、すぐに指導に回っていました。日本を代表する指揮者である小澤征爾さんは、オーケストラ一人一人の音をしっかり聴き分ける能力が高いことで有名です。小澤さんが若い頃の話ですが、たくさんいる弦楽器の一人の音が微妙にずれていることをすぐに指摘する場面をテレビで見たことがあります。
 ところで、3学期の音楽の授業は、区のガイドラインにより、かなり内容が制限されています。まず、歌うことができなくなりました。通常の年であれば、今の時期の6年生は、卒業式に歌う曲を練習している頃です。(卒業式のガイドラインも示され、式中に歌はありません。)また、リコーダーの演奏も3学期から行えなくなりました。合奏でリコーダーに決まっていた子は、ミニキーボードに振り替えました。(写真上の手前の楽器がミニキーボードです。)コロナ対応の予算が配当され、何台か買うことができました。
 5校時の後半は、理科室で5年3組の「電磁石の性質」の授業を見に行きました。前時までに、電磁石の実験セットを組み立てるところまで終わっていました。いよいよ電磁石に電流を流して、その性質を確かめていく内容でした。そして、3年生の頃に学習した永久磁石との違いを見つけました。
 永久磁石では、鉄くぎを引きつけたり、方位磁針を使ってN極とS極があることなどを学習してきました。そこでまず、電磁石でも同じような性質があるかどうかを確かめていきました。電磁石は、電流を流した時だけ磁石のはたらきをします。そこが永久磁石との大きな違いです。また、今後実験をする内容ですが、電流の向きを変えた場合の変化も重要な特徴となります。
 スイッチを入れているのに釘がつかないという子がいました。電磁石のどの部分が磁石のはたらきをするのかということは、たっぷり時間をとって試行錯誤する中から見つけていきます。(写真中)
 5校時の途中から外の様子が変わっきました。雨から雪に変わってきて、どこの教室からも子ども達が喜ぶ声が聞こえてきました。予報では、夕方にかけて雨となっていましたが、気温が低くなり、雪に変わったのでしょう。昇降口には、低学年の保護者の方々が何名か、傘を持って迎えに来られていました。子ども達は、雪が舞う中を大喜びで帰っていきました。(写真下)

1月28日(木) その1

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 1校時に、3年3組の授業観察に行きました。道徳の教科書に載っている「ありがとうの気持ちをこめて」という資料を使い、「感謝」について考える授業でした。
 資料は、東日本大震災直後のお話です。つかさは、一時的に避難していた町からやっと自分の家に戻ることになりました。そこで見たのは、警察や自衛隊、消防の人たちが必死に災害救助に尽くしている姿でした。そのような人たちに向けて、つかさは挨拶を始めます。やがて姉も加わり、毎日手を振って感謝の気持ちを伝えていきました。・・・授業では、2人の姿を通して、自分たちの生活を支えてくれている人々にどのような思いを伝えたいかについて考えさせていきます。そして、その人たちの存在意義に対する理解を深め、尊敬と感謝の気持ちをもとうとする実践意欲と態度を育てることをねらいとして授業を進めていきます。
 この資料は、実話に基づいて作られています。実際に東日本大震災の直後に、2人の姉弟が救助活動をする人たちに向かって3か月以上も感謝の気持ちを伝え続けていたことが新聞に載りました。『夕方、福島市飯野町青木の峠道。警視庁のパトカーが来た。2人はカレンダー裏に書いた「おかえり!!」「いつもありがとう」のメッセージを急いで広げ、手を振って「お疲れさまでした」と大きな声をかけた。警察官も手を振り返した。・・・(朝日新聞より)』
 実話は説得力があります。最初は教科書の挿絵と文章で考えていた子ども達でしたが、先生から新聞記事になったことを伝えられると、スッと背筋を伸ばして写真に見入っていました。(写真上)
 2校時は、6年3組の国語の授業観察に行きました。「漢字を正しく使えるように」という言葉の学習についての授業でした。同じ読み方をする漢字について、適切な字を選択する方法を知ることをねらいとした授業内容でした。いわゆる「同音異義語」を正しく選択して使うという学習です。(写真下)
 「しょう人数で学習する。」の「しょう」は、「小」か「少」か? 正解は、「少人数」です。同じ音(ショウ)の場合は、訓読みを考えると分かりやすくなります。「少」は、訓読みで「少ない」なので、「少人数」となります。では、同じ訓読みの漢字ではどうでしょうか。「破れる」と「破れる」の漢字を例にします。「試合にやぶれる」は、「敗れる」の方を使います。敗北や敗退なと、熟語で考えるとその文にふさわしい漢字が分かってきます。
 パソコンで文章を作ると、自動変換してくれるので便利です。一方で、どちらの漢字を使うのか、いつも迷う字があります。「始め」と「初め」です。「一日のはじめに顔を洗います」・・・どちらの漢字を使いますか? 「開始」という意味なので、「始め」ですよね。「はじめはできなかったが、次にできるようになった」は、「最初」という意味から「初め」です。「始め」と「初め」の違いは、「開始」なのか「最初」なのかにありますが、とても微妙な場合があるので、悩む時が多いです。

1月28日の給食

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献立名           かてめし
              ゼリーフライ
              のっぺい汁
              牛乳


一口メモ

 今日は、埼玉県の郷土料理、かてめしとゼリーフライの献立です。
 かてめしは、埼玉県の秩父地方で作られていたご飯です。ひな祭りやお盆の行事の時によく作られていました。ご飯の量を増やすために、野菜などを煮て味付けした「かて」を混ぜたことから、「かてめし」という名前がつけられました。
 一方、ゼリーフライは、行田市で昔から食べられている料理です。ゼリーフライという名前の由来は、この形にあります。小判のような形をしているため、初めは「銭フライ」と呼ばれていたようです。それがいつしかなまって、「ゼリーフライ」と言われるようになりました。
 中に入っているのは、じゃがいもやおからです。(大豆から豆乳を絞った後に残るのがおからです。)畑で収穫された食材を使った、素朴な味わいのフライになっています。

1月27日(水) その2

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 3年2組が、理科室でマッチのすり方の実習を行っていました。理科の学習ではなく、総合の学習(社会科も関係あり)で行っている、七輪体験のための「火のつけ方」の学習です。
 マッチをするというのは、3年生の子ども達にとっては初めての経験のようです。理科の授業では、4年生からアルコールランプを使う実験があり、指導していました。「指導していました」と書いたのは、現在はアルコールランプが実験用カセットコンロに代わってしまったので、アルコールランプは使っていないということです。ですから、理科の授業でもマッチをする機会がなくなってしまいました。
 2組の子の中には、家でマッチのすり方を予習してきたという子がいました。子どもと一緒にマッチのすり方を指導してくださった保護者の方に、この場を借りてお礼を申し上げます。今は、どの家庭にもマッチ箱さえない時代です。きっと、どこかから苦労して手に入れてくださったのかもしれません。
 さて、理科室に話を戻すと、子ども達は怖がって難しいかな、と思いきや・・・何度かマッチ棒をすりながらも、どの子もちゃんと火をつけることができました。(写真上)マッチ箱には、グループの人数分のマッチしか入れておきません。(指導する際の基本です。)3年2組は、明日いよいよ中庭で七輪体験を行うようです。他のクラスもそうでしたが、今度は人数分のマッチでは足りなくなるでしょう。それよりも一番の問題は、きちんと炭まで火がつくかということです。
 5校時に2つのクラスの授業観察がありました。まず、6年1組の社会科の授業を見に行きました。6年生の社会科は、1学期の途中から日本の歴史の学習に入り、今月初めまでずっと続いてきました。今日の授業で1組が学習していたのは、「歴史の学習を振り返り、学んだことを意見文にして発表し合う」という内容でした。歴史上の人物や出来事から、自分達の暮らしや現在の社会とのつながりを自分の言葉で表現して伝える学習です。
 徳川家康を選んだ子は、「家康のように、先のことを考えて行動したい。」と発表していました。他にも、樋口一葉から「努力してあきらめずにがんばることの大切さ」、中大兄皇子から「挑戦することの大切さ」・・・と、6年生なりに歴史の学習から自身の生活に結び付けて考えていることが伝わってきました。さらに1組では、先生が指名するのではなく、自分から積極的に発言するやり方で進めているのもすごいなと思いました。
 また、社会科の時間の最初には、いつも都道府県の暗唱と地図でポン(地図帳を使った地名さがし)をしています。ちなみに今日は、「鳴門海峡」を地図帳から見つける問題でした。鳴門海峡の画像を見せながら、どんな場所か先生が話してあげていました。(写真中)
 5校時の後半は、4年2組の国語の授業観察に行きました。漢字の広場の学習で、3年生までに習った漢字を使って文章を書く授業でした。国語の教科書には、どの学年にもこのような漢字の広場が用意されています。新出漢字を学習したり、今回のように漢字の復習問題に楽しく取り組める内容になっています。
 教科書に載っている漢字を使い、各自で文章を作りました。そして、班ごとにお互いの文章を発表し合っていました。(写真下)漢字の練習は、どの学年もたいていは宿題に出されるのが定番になっています。学校では、朝のモジュールの時間や、国語の授業の合間に取り組むことが多いです。とにかく繰り返し書くことと、文章の中で漢字を使うようにすることで定着させていくようにしています。
 最後に、カメの話題を・・・6年1組の教室の後ろで、カメを1匹飼っています。とても小さなかわいいカメです。近くに「たと」と書いてある名札がありました。英語でカメは「タートル」なので、「たとちゃん」とのことでした。カメを見ているのも、癒される時間になりますね。

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