ようこそ、練馬区立田柄小学校ホームページへ!  〜「わくわく・どきどき」の学びを目指して〜

米米プロジェクト発表会(5年生)

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 2月19日(金)の3、4校時に5年生は、体育館で米米プロジェクト発表会を行いました。社会科や総合的な学習の時間で米についての学習のまとめとして、学んだことや調べたことを発表しました。今回の発表は個人で行い、1回の発表時間は3分間とし、発表の形式は各自に選ばせました。
 模造紙を使ったり、画用紙で紙芝居にしたりするなどの発表形式の他に、プレゼンテーションソフトを使ってパソコンでの発表を行う児童もいました。
来賓として、毎年5年生に田植え稲刈り体験を行ってくださる埼玉県川島町の島村農園の二松さんと、田柄小と二松さんをつないでくれる吉田茂雄さんをお招きしました。来賓のお二人とも、「今回の発表は、児童一人一人のがんばりがよく見える。」と感心されていました。
 コロナ禍で、予定していた体験活動が残念ながら行えませんでした。しかし、今回の体育館での全員発表は、とても見応えのあるものとなりました。それは、友達が精一杯調べ発表する姿勢から、自分も頑張ろうとする意識が学年全体に広がった結果であると言えます。

2月22日(月) その2

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 今日も一気に春本番、というよりも初夏のようなポカポカ陽気になりました。半袖のTシャツ姿で登校してきた子もいたくらいです。全校朝会を通じて、6年生を送る会に向けた感謝の気持ちの伝え方について話をしました。今日から体育館は、各学年の練習割り当てが続きます。当日の出し物を準備するために、様々な学年が体育館で学年練習を行いました。
 1校時に、3年生が屋上で練習をしていました。今日は3年生の体育館の割り当てがなかったので、学年で集まって練習できる場所として屋上を選んだのは正解でした。暖かな日差しを浴びながら、開放感あふれる中での練習でした。(写真上)
 3年生は、「祝いの手打ち」をメインとした出し物です。かけ声と拍手を学年全員で行うのですが、全員の息がそろわなければ成り立たない『技』です。体育館に3年生全員の手打ちがぴったりと決まったら、きっと6年生に感謝の気持ちが伝わるはずです。金曜日の本番への完成を目指し、毎日練習が続きそうです。
 ところで、学校の屋上に出たのは久し振りのことです。屋上から見渡す景色は、まさに春を感じさせるものでした。冬晴れの日は遠くまで空気が澄みわたって見えていましたが、今日は遠くが見えず、さながら「春霞」といった感じでした。冬晴れの日は、池袋や新宿の高層ビル街はもちろんのこと、東京スカイツリーまでよく見えていました。今日は、かろうじてビル街が見える程度でした。
 春霞は、霧(きり)や靄(もや)などによって、景色がぼやけて見える状態を言います。視界が1km未満であれば霧、それ以上であれば靄と呼ぶように定義されています。今日の場合は、靄にあたりそうです。しかも、水蒸気量が増えたための視界の悪さというよりは、花粉が飛んでいるためのような気がしました。
 4年生は、金曜日の6年生を送る会に続いて、土曜日に二分の一成人式も控えています。どちらも自分達の成長を見せるための発表準備があり、学年やグループで練習に励んでいます。
 二分の一成人式を実施するために、3学期に入り各自が自分の生い立ちについて調べたことをまとめてきました。いよいよその締めくくりとして、自分の家族に向けた手紙を書く取り組みに入りました。両親や兄弟に向けて、今までの自分の成長に対する感謝の気持ちを手紙に記していました。(写真中)「私が生まれた頃は、東日本大震災があって大変だったと思います。…」と書いていた子がいました。3月生まれの子は、10年前の東日本大震災の頃に誕生していたのですね。東京も大きな揺れとともに、その後計画停電があるなど、不安な日々を過ごしていた頃でした。子どもが誕生した喜びとともに、大変なご苦労があったことでしょう。
 5校時に、6年生に向けた「ことわざの授業」がありました。毎年、小学校の元校長をされていた、安藤先生に指導していただいています。いつもは教室で行っていますが、今年は体育館を使い、学年単位で授業をしていただきました。
 安藤先生は、毎年10月に洗足学園音楽大学の学生とともに、「たんぽぽの会」を率いて読み聞かせ&生演奏でお世話になっています。今年度、たんぽぽの会は中止になりましたが、6年生へのことわざの授業はなんとか実現することができました。
 ことわざは、調べれば調べるほどたくさんのものが見つかります。大人でも知らないことわざや、意味が分からないことわざがたくさんあるものです。今日の授業では、みんながよく知っていることわざ(いろはカルタなどに出てくるもの)から珍しいものまで、様々なことわざを取り上げて説明していただきました。また、ことわざにちなんだ掛け軸やのれんなども見せていただきました。身近なところにことわざが表現されているという視点をもつと、他にもいろいろ見つかるかもしれません。(写真下)

ことわざの授業(6年生)

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22日(月)の5時間目に、出前授業がありました。講師に安藤友子先生をお迎えし、ことわざの授業をしていただきました。
ことわざは、昔から現在まで日常生活で使われる身近なものであることを教えていただきました。ことわざに由来するのれんや掛け軸、置物などの実物も見せてもらいました。100のことわざについて紹介してもらうと、「聞いたことがある。」などとつぶやきながら印をつけていました。
今日の授業を通して、ことわざへの興味をさらに広げてもらえたらと願っています。

2月22日の給食

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献立名           豆わかめご飯
              豚肉の三州煮
              梅のり和え
              牛乳


一口メモ

 今日のご飯は、大豆の入ったわかめご飯です。給食でも人気のわかめご飯に大豆を加えることで、体をつくる基になる栄養素たんぱく質や、お腹の中を掃除する食物繊維がたくさんとれます。また、少し固めの大豆は、よく噛んで食べることによって、栄養の吸収も良くなります。大豆の味が感じられるように、よく噛んで食べるように指導しています。
 豚の三州煮は、豚肉の他に、いかや厚揚げ、玉ねぎ、にんじん、こんにゃく、シイタケなど、いろいろな種類の食材が入った煮物です。本来は愛知県の特産品の豆味噌を使いますが、給食ではしょうゆで味付けし、仕上げに一味唐辛子を加えて少しピリッとした味付けにしています。

2月22日(月) その1

 暖かい朝を迎えました。今日の全校朝会もZoomで行いました。・・・と言いたいところですが、今日からグーグル ミートを使って行っています。毎週、Zoomのつながり方が不安定で、全クラスがそろうまでに時間がかかっていました。ミートの方が安定しているという情報があり、今朝からそちらを使うようにしました。
 今日の全校朝会は、「感謝の気持ちを伝えよう」というテーマで話をしました。
・・・『2年生のみなさんは、生活科の時間に「明日へダッシュ」という学習をしています。大きくなった自分の成長を振り返り、今までお世話になった人達に感謝の気持ちを伝えていく学習です。また、4年生は、総合的な学習の時間に「二分の一成人式」に向けた準備をしているところです。4年生は、大人として成人する二十歳の半分にあたる十歳を迎えています。そこで、この十年間を振り返り、自分ができるようになったことや得意なところを発表する会として、「二分の一成人式」を行います。4年生のみなさんは、何のために自分の得意なことやできるようになったことを発表するのでしょうか。それは、成長した自分の姿を見せて、感謝の気持ちを伝えるためです。
 全校児童のみなさんも、これから感謝の気持ちを伝える行事が控えています。今週金曜日に、「6年生を送る会」があります。1年生から5年生全員で、もうすぐ卒業する6年生に対して感謝の気持ちを伝えるための会です。
 感謝の気持ちを伝えるには、まず6年生にどんな場面でお世話になったか、あるいは6年生はすごいなと感じたことを振り返ってみることが大切です。登校班やたてわり班では、リーダーとして先頭に立って活躍していました。また、休み時間に一緒に遊んでもらったことがある子もいるでしょう。高学年は、クラブや委員会活動で一緒に活動してきました。いろいろな場面を通じて、6年生はすごいなと感じたことでしょう。そして、この一年間、田柄小のよきお手本であったことにも感謝しなければなりません。
 感謝の気持ちを伝えるには、もちろん「ありがとうございました」と言葉で伝える方法があります。そして、言葉よりもっと気持ちが伝わるのは、行動で伝えることです。行動は言葉よりもたくさんの労力(練習や準備)が必要となります。それだけに、自分の気持ちや本気度が、言葉よりももっと相手に伝わることになります。先週あたりから、どの学年も、6年生に成長した自分達の姿を見せようと、出し物の練習に取り組んでいます。学年全員で心を一つにして練習し、6年生の前で立派な態度を見せ、「すごいなぁ。成長したなぁ。」と感じてもらえるようにがんばりましょう。
 一方、感謝される側の6年生は、お礼の出し物として合奏の練習に取り組んでいます。最高学年としてのすばらしい姿を全校に見せられるようにがんばっています。「みなさんも田柄小の6年生になったら、このような立派な姿になれるようにがんばってください。」というメッセージを伝えていくことは、そのまま田柄小学校への感謝の気持ちにつながります。
 また、6年生にとっては、1か月後の卒業式も感謝の気持ちを表す場です。12年間育ててくれた家の人達へ、そして田柄小の全教職員に感謝する気持ちが伝わるように、今から気持ちを高めていきましょう。』・・・

2月19日(金)

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 1年生は、国語の時間に「ずうっと、ずっと、大すきだよ」という物語の学習に入り始めました。3組の教室では、この単元の最初の授業をしていました。(写真上)今年もまた、このお話を勉強する時期がやってきたなという思いがあります。
 短いお話でありながら、ペットに対する人間のあり方をテーマにしたすばらしい内容です。主人公「ぼく」と愛犬「エルフ」との心の交流が描かれています。・・・ぼくも家族も、エルフをとても大切に思い、様々な仕方で優しく接します。しかし、ぼくには家族と異なるエルフのかわいがり方があります。それは、「ずうっと、ずっと、大すきだよ」と、実際に言ってやることです。・・・大切な気持ちは心の中で思っているだけでは伝わりません。相手が知らないまま終わらないように、自分が後から後悔しないように、ちゃんと伝えられる自分でありたいと考えさせられる内容です。
 全編を通して、「ぼく」が、死を迎えた老犬「エルフ」の思い出を語るスタイルがとられていて、小さな子どもでも感情移入しやすい構成となっています。「僕がどんなに愛していたかをエルフは知っていた」という信頼関係で、死別の悲しみを乗り越えていく姿にも心が打たれます。
 物語の冒頭は、『エルフのことを話します。エルフは世界で一番すばらしい犬です。ぼくたちは一緒に大きくなった。でもエルフの方がずっと早く大きくなったよ。』と始まります。私も犬を飼っているので、よく分かります。うちの犬は12歳と5か月…すでに、私よりも先に定年を迎えています。
 3,4校時に、5年生が総合の学習の時間に取り組んできた「米米プロジェクト」の発表会を行いました。体育館に5年生が発表の準備をし、地域の吉田さんと埼玉県川島町で島村農園を経営されている二松さんにも発表を聞いていただきました。
 パワーポイントで発表資料を作った子ども達のために、パソコン室からたくさんのパソコンを運び込んで発表ブースを設けました。体育館の壁側全てに長テーブルやパイプ椅子が並び、一斉に発表できるように準備されていました。全体をA〜Cグループに分け、各回とも3分間の発表時間で一人5か所ずつ発表を聞きに行くようにしていました。
 米の品種や米の歴史、栄養や米料理について等、各自が調べたテーマは様々ありました。今年度は、6月の田植え体験や10月の稲刈り体験ができなかったことが、つくづく悔やまれます。しかし、こうして目標をもって米米プロジェクに取り組むことができたのは、5年生の子ども達にとって、とても大きな力になったことでしょう。
 川島町から車でかけつけてくださった二松さんが、子ども達の発表の様子を見て、さかんに感心されていました。今年の5年生は、個別にテーマを設定して発表しましたが、一人ずつよく調べてまとめていました。また、発表者と聞く子ども達とのコミュニケーションを意識した発表会になっていました。(写真中)
 いつもお借りしている田柄小用の田んぼは、今年度は島村農園さんに機械で田植えと稲刈り(その間の管理も含めて)をしていただきました。4か月間の稲の生育の様子が、島村農園さんのホームページに掲載されています。そして、収穫したお米は、10月から給食用として届けられています。練馬区で島村農園さんのおいしいお米を食べることができるのは、田柄小だけです。
 いつもお借りしている島村農園さんの田んぼは、JA川島町農産物直売所の近くにあります。圏央道の川島インターを降りて、東松山方面に車で5分ほどの場所です。ちなみに、農産物直売所は、9時半の開店とともに多くの人が買い物に来るほど人気のスポットです。新鮮野菜と生みたて卵、地元産のいちごが有名です。時々、私も買い物に行っています。
 3月が近づいてきました。3月と言えば、桃の節句です。今年も主事さんにお願いして、倉庫からおひな様を出してもらいました。以前、地域の方から寄贈していただいた、とても立派なおひな様です。保健室前は、現在図工作品を展示しているため、児童玄関側に置くことにしました。
 主事さん達がおひな様を並べている時から、すでに子ども達が次々と見に来ていました。女の子の何人かに聞いてみましたが、「自分の家のおひな様よりもたくさん飾ってあって、すごくきれい!」と言っていました。暖かな春が待ち遠しくなりました。(写真下)

雑巾作り(6年生)

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 6年生は、家庭科の時間に「お世話になった方へ感謝の気持ち」を伝える学習をしています。学習したことを活かして・・・ということで、第1弾!

 在校生へ感謝の気持ちを伝える学習として、雑巾作りを行いました。ミシンを使った学習には慣れたもので、ほとんどの子供が一人でミシンの準備ができました。ご家庭からフェイスタオルを用意していただき、1人2枚作成しました。子供によっては、手縫いで文字やイラストの刺繍を入れたり、2枚を縫い合わせるのを×ではなく、ニコチャンマークにしたりと工夫していました。

 続いて第2弾!お世話になった方へ「学習したことを活かして」感謝の気持ちを伝えます。学校の先生、習い事の先生、家族の方々、親戚の方、地域の方・・・多くの方に支えられながら6年間を過ごしてきました。それぞれ計画を立てて、しっかり気持ちが伝わるように実践していきます。

2月19日の給食

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献立名           食パン
              手作りみかんジャム
              カラフルポテト
              ミネストローネ
              牛乳


一口メモ

 今日は、給食室でみかんジャムを作りました。みかんの缶詰とオレンジジュース、砂糖を煮詰めて作りました。ジャムは、りんごやいちごなどの果物と砂糖でも作ることができます。これは、果物に含まれるペクチンという物質が果物の酸と砂糖で、ゼリーのように固まる性質があるからです。
 給食では、一度にたくさんの量を作るので、コーンスターチというとうもろこしのでんぷんも加えて、固まりやすくしています。
 みかんのつぶつぶや香りを感じながら、パンと一緒においしく食べられるように作りました。

2月18日(木)

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 2年生は、国語の時間に「スーホの白い馬」の物語文の学習に取り組んでいます。この物語は、モンゴルを舞台にしたお話です。スーホという心優しい少年と、白い馬との悲しい物語です。また、この物語では、「馬頭琴」という楽器の起源が描かれています。馬頭琴とは、2本の弦で音を奏でる楽器で、二胡とも言われています。楽器の一番上の部分が馬の形になっているのが、名前の由来です。モンゴルでは国民的な楽器で、広く親しまれています。
 今日、2年2組では、モンゴルの民族衣装を画像で紹介するとともに、馬頭琴の実物を子ども達に見せていました。(写真上)この馬頭琴は、3年生の先生の私物です。以前、モンゴルに旅行に行った際に買ってきたそうです。
 馬頭琴は、その名の通り、さおの先に馬の彫刻が彫られています。また、弓は馬のしっぽの毛を束ねて作られていて、「草原のチェロ」とも例えられています。二千年以上の歴史があり、モンゴルでは馬頭琴を弾くと、その家に幸福が訪れると言われています。
 子ども達からは、当然のように「音が聞きたい」と声が上がりました。来月、馬頭琴奏者の方に来ていただき、演奏を聴く会を開く予定です。それにしても、モンゴルへの旅行の際に、写真を撮ってくるならまだしも、実際に馬頭琴を買ってくる(土産用のものだとしても)というのはすごいことだと思いませんか? 演奏法を学んで自分の趣味にしようという思いで買ったのではありません。「2年生を担任した時に使える」と思って購入してきたはずです。
 こういう気持ちは、教員をしていると必ず頭のどこかにあるものです。私はそれを「職業病」と名付けていました。例えば、観光地や名勝地に出かけると、人物を入れない写真も撮っておこうとします。「○年生の社会科で使えるな」とか「○年生の国語で使えそう」とか、すぐに考えてしまうのです。ですから、家族で旅行に行っても、素直に景観にとけこめずに、余計なことを考える自分がいて嫌になる時がありました。
 5年生は、社会科の時間に「くらしと産業を変える情報通信技術」の学習をしています。情報通信技術と言うよりも、「ICT」と言った方が一般的な用語でしょうか。社会科の内容は、教科書の改訂のたびにその時代に合ったものへと差し替えられていきます。教科書では、電子マネーや店のレジのPOSシステム、さらにはAI(人工知能)についての内容も掲載されるようになりました。このようなICT活用社会や大量の情報化社会において、今後どのように生活をしていけばよいか、そしてどのようなことに気をつけていかなければならないかを考えさせることを学習のねらいとしています。
 5年2組では、ICTを駆使して育てた「ミガキイチゴ」を取り上げて授業をしていました。(写真中)ミガキイチゴとは、宮城県山元町で生まれたブランドイチゴです。1粒1000円の『食べる宝石』とも呼ばれ、全国的に有名になりました。10年前の東日本大震災で被害に遭い、その後ITによるデータ管理システムを取り入れて復活したという経緯があります。長年培ってきた農家の匠の技を全てデータ化することで、今までにない生産体制をつくりあげることに成功しました。以前このニュースを聞いた時、一度食べてみたいとは思ったものの、残念ながらまだ味わったことがありません。
 2年生が、自分の成長を振り返る生活科の学習をしていることは、先週お伝えしました。今日3組では、家の人からの手紙を全員に渡し、読んだ感想をまとめさせていました。(写真下)
 家の人からの手紙は、子ども達にはサプライズとなるように、あらかじめ学年で各家庭に用意をお願いしてあったものです。どの子も自分のお父さんやお母さんからの手紙をじっと見つめて、何度も何度も読み返していました。
 手紙には、小さい時によく泣いていたことや、毎日かわいがって育ててきたことなどが書かれていました。また、小学校に入ってがんばっている様子や成長を感じうれしいこと、さらにこれからも何事にもくじけずにがんばってほしいという希望が書かれていました。(何人かの手紙を見させていただきました。)私までうれしくなる手紙ですから、家の人からの手紙をもらった子ども達は、どんなにかうれしかったことでしょう。これから学校では、感謝の気持ちへと結びつけて学習をさらに深めていきます。

トントンつないで (4年 図工)

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 木工作の学習では、角材と薄い板を釘でつなぎ、動くものをつくりました。

 まずは、動く仕組みをつくり、その仕組みからつくりたいものを考えました。最初はつなげることに苦戦していましたが、のこぎりや金づち、きり、釘などの使い方に慣れ、どんどんとつなげていきました。自分の身長よりも長くつなげた子もいました。

 今年度は、のこぎりや金づち、電動糸のこぎり、彫刻刀など、たくさんの用具の使い方を学習しました。新しいことがいろいろできるようになり、意欲的に取り組んでいました。

【ソーラン】6年生から受け継いだもの(5年生)

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 運動会で5年生は毎年「ソーラン節」を踊っています。
 しかしながら、今年度は運動会が行われなかったので、一体どうしたものか…。踊ることなく卒業するのか…。など、いろいろと考えました。
 そこで、「6年生にソーラン節を教えてもらおう!」ということになり、6年生を送る会実行委員の子どもたちが、6年生の各クラスに出向いて、「ソーラン節を教えてください!」と直談判に行きました。6年生は快く「いいよ!」と応えてくれて、この日を迎えました。
 さて本番。6年1組は5年1組へ、6年2組は5年2組へ、6年3組は5年3組へ、クラスごとに時間をずらして、けやき広場で『ソーラン伝承』を行いました。
 さすがに6年生!目の前で迫力のあるソーラン節を見せてくれました。そうですよね。6年生が踊ったのは約2年前。そして今やもう卒業目前です。体も大きくなっていますね。
 さて、5年生は6年生の踊りを見た後、今度は一緒にスローで踊りました。必死に見よう見まねで踊ります。もう必死です…。本当は、体育館で6年生とペアを組み、それぞれみっちり教えてもらう予定だったのですが、残念。
 最後に、1番だけ普通の速さで踊りました。さすがの6年生も疲れていました。

 この「ソーラン伝承」を次の学年につなげると伝えた5年生。6年生を送る会で教えてもらったお礼に踊って見せて恩返しをする予定です。さてどのように仕上がるのでしょうか?

2月18日の給食

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献立名           麦ご飯
              ほっけの文化干し焼き
              野菜の煮物
              きゅうりのもみ漬け
              牛乳


一口メモ

 今日の魚は、「ほっけ」という魚です。漢字で書くと、「魚へんに花」と書き「𩸽」となります。ほっけの赤ちゃんが群れで水面に向かって泳ぐ様子が花のようにきれいに見えることから、このような漢字になったそうです。
 ほっけは、北海道より北の寒い海にすんでいます。すぐに鮮度が落ちてしまうので、北海道以外の地域では、このような干物にして全国各地に届けられています。文化干しは、開いた魚に冷たい風をあてて干物にします。干物にすることで、魚の旨味がギュッと濃縮され、おいしさが増します。ほっけには、細い骨があります。はしを上手に使って、骨をはずして食べるように指導しています。

エンゼル保育園との交流会(1年生)

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 今年は、例年のように学校内で一緒に遊んだり、学校探検をしたりする活動はできません。しかし、「どうしたら年長さんが喜んでくれるかな」「どうしたら学校は楽しいと思ってくれるかな」と考え、ペンダントと学校紹介DVDをプレゼントすることにしました。そして、学校の楽しさを元気な呼びかけで伝えました。
 年長の子ども達からもお礼の言葉をもらい、笑顔でお見送りをしました。年長さんの前で、堂々とした立派な態度を見せることができました。1年間の成長を感じました。

2月17日(水)

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 5年2組では、国語(書写)の時間に、習字道具の小筆を使って百人一首を書いていました。自分のお気に入りの百人一首から、友達と上の句・下の句を分担して書く「共同作品」のようでした。
 5年生は、1学期から百人一首に熱心に取り組んできました。20首ずつ覚える期間を決めて、クラスで対戦を重ねた後、学年で「百人一首チャンピオンシップ」を開いてきました。いよいよ明日、最後の20首の学年チャンピオンシップが開かれる予定です。
 小学生のうちに覚えた記憶は、一生の財産になると言われています。私は、4年生の時に都道府県と県庁所在地を覚えました。当時の担任の先生の指導で、夕方6時から放送していた「こどもニュース」を見て、白地図に記入する宿題が大好きでした。そのおかげで、日本の地理が好きになりました。
 百人一首は、親戚の家で「坊主めくり」をしたのがきっかけで、買ってもらったことがあります。その後、高学年の時に学校の授業で指導があったのでしょう、何首か覚えたことがあります。それらの句は、今でも強く記憶に残っています。
 「衣干すてふ 天の香具山」を書いていた子がいました。(写真上)「春過ぎて夏来にけらし 白妙の 衣干すてふ 天の香具山」という持統天皇の一首です。この句は、「もう春が過ぎて夏が来たようだ。天の香具山では、真っ白な衣を干す景色が見られるというが、なるほど衣替えの季節で、白い衣がはためいている。」という意味で詠まれています。
 しかし、私が小学生の頃に先生から教わったのは、もう一つの解釈の仕方があるということでした。「てふ」は「ちょう」と読みます。「蝶々」のことでもあることから、羽を休めて乾かす蝶々の様子と重ねて詠んだ句であると習いました。そういうこともずっと後まで残る記憶になるものです。
 今日から、連合図工展に出品する作品の校内展示が始まりました。南校舎1階の保健室前の掲示板に、各クラスの代表作品が展示してあります。学校だよりでもお伝えしたように、区の連合図工展は、書き初め展と同様に中止となりました。本来であれば、区立美術館に区内全校の作品が集まり、盛大に図工展が開催されていたところでした。今年は、各学校で開催することになりました。田柄小では、4年生と6年生はクラス2点ずつ、他の学年はクラス1点ずつ作品が選ばれています。後日、代表に選ばれた子ども達には、出品証の表彰をする予定です。
 休み時間や体育館への行き来の際に、作品に引き寄せられるようにして足を止める姿が見られます。近づいてみたり離れてみたりしながら、細かくていねいに作られた作品の様子に見入っていました。(写真中)
 5校時に、6年生が5年生に「田柄ソーラン」の踊り方を伝授する会を開いていました。けやき広場を使い、5,6年生がクラス単位で外に出て、6年生のソーランの踊り方をじっくりと見せてもらっていました。(写真下)
 今年度は、秋の運動会が中止になりました。本来だったら、5年生が地域の方から指導していただき、運動会で披露していたはずの田柄ソーランでした。今回教えてもらうことになったのは、6年生の卒業前に自分達がソーランを受け継ぎ、田柄小の伝統を守っていきたいということからです。また、来週金曜日にある「6年生を送る会」までに練習し、6年生の前で踊る姿を見せたいという思いもありました。
 6年生にお手本を見せてもらった後は、5年生も参加して踊り方を練習しました。ビデオに3クラス分を収めたので、これから5年生は、練習を毎日重ねていくことでしょう。
 ところで、6年生は昨年度の運動会で踊ったソーランをよく覚えていたものです。・・・6年生の先生方に聞いてみると、5年生から話をもらい、学年で必死になって踊り方の練習に取り組んできたそうです。6年生にとっても、卒業前に田柄小の伝統を守る大切な使命を果たすことができたという満足感が得られたのではないでしょうか。

2月17日の給食

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献立名           ポークストロガノフ
              フレンチサラダ
              いちご
              牛乳


一口メモ

 今日のくだものは、今が旬のいちごです。風邪を予防するビタミンCがたくさん含まれていて、7粒位で1日に必要なビタミンCがとれてしまうほどです。いちごは、栃木県や福岡県、熊本県で多く栽培されています。
 日本に伝えられたのは、江戸時代の終わり頃の今から160年ほど前です。その頃は、食用ではなく飾って観賞するものでした。その後、アメリカやイギリスから伝えられたものが食用として品種改良され、今のようないちごになりました。
 今日のいちごは、「やよいひめ」というかわいい名前がついた種類のいちごです。

【4年生】ユニバーサルデザイン出前授業

 2月16日に、ユニバーサルデザインの出前授業がありました。1・2校時は4年2組、3・4校時は4年1組で行いました。今回は緊急事態宣言中なので、ZOOMを使ってリモートで行いました。
 生まれつき目の不自由な原口さんが、講師として様々なお話をしてくださいました。質問コーナーでは、「自宅では夜、電気をつけて生活をするのですか」と質問をした子がいました。多くの子供は「電気代がもったいないから、電気を消したほうがよいのでは」と思っていたようです。
 しかし原口さんは、「真っ暗の中で生活をすると、周りの方々が驚きます。だから、夜は電気をつけて生活しているのです。」と教えてくださいました。
 また、原口さんは、「初めての場所に行くときなどは、周りの方々に助けてもらうこともあります。」と話されていました。授業を受けた子供たちが、困っている人に自ら声をかけることが少しずつ増えていくようにと願っています。

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2月16日(火)

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 どの学年も、来週金曜日に行う「6年生を送る会」に向けた準備が始まっています。中休みに、1年生数名が多目的室に集まり、ダンスをしていました。1年生は、送る会の出し物として、6年生にダンスを披露する予定のようです。クラスから代表の子ども達が集まり、曲に合わせた踊りを学年の先生からビデオに撮ってもらっていました。今日撮影したのは、練習用のお手本動画だったようです。(写真上)
 クラスごとに踊る順番があり、1曲を3分の1ずつに分けて踊るようです。(これも、体育館で密にならないための工夫でしょうか。)今後は、それぞれのクラスの踊り担当の子達の動画を見ながら、各クラスで練習をしていくことでしょう。
 今年度は運動会がなかったので、1年生のダンスを見るのは初めてのことになります。体育館のひな壇に座る6年生に向けて、どんな出し物になるのか楽しみです。踊っていた曲名は、今流行りの曲だと思います。(私には全く分かりませんでした。)ただただ、今の子ども達はリズム感がよく、ダンスがうまいという印象だけ残りました。(追伸・・・嵐の「サクラ咲け」♪でした。)
 4年生に、ユニバーサルデザインの出前授業がありました。1,2校時は2組、3,4校時は1組に、それぞれ教室のモニターを使ったオンラインでの出前授業として行われました。今回の出前授業は、練馬区福祉部管理係で推進している事業のようで、区から担当の方が2名来て授業支援をしていただきました。講師は、視覚障害のある原口さんです。原口さんには、大阪からZoomで参加していただき、4年生の子ども達に画面を通じて授業をしてもらいました。本来であれば、体育館に学年が集まって直接お話を聞くところですが、コロナ対応の授業として、オンラインで実施することになったというわけです。
 最初に、原口さんの自己紹介がありました。生まれながらにして視覚障害があったものの、みんなと一緒に遊んだり自転車に乗ったりしていたそうです。(5歳で自転車に乗れるようになったと話していました。自転車と一緒に写っている写真を見せてもらいました。)目が見えないことは、とても大きな障害であると我々は考えます。でも、「ちょっとした工夫と周りの人のサポートで、みんなと同じように生活ができる。」と、原口さんは話されていました。
 原口さんは、ブラインドサッカーのチームに所属しているそうです。(写真中)周りで見ているガイド役の人(選手に指示を出す)やゴールキーパーは目が見える人達で、目が見えない選手と協力して行うスポーツであるということを教えてもらいました。
 4年生は、2学期にユニバーサルデザインについて調べ学習を行ってきました。身近なユニバーサルデザインについて、原口さんの質問にどちらのクラスもよく答えていました。また、ワークシートの絵の中から困っている人を探し、自分だったらどうやって解決するかを考え、発表し合いました。
 出前授業を通じて、相手の立場に立って想像してみることの大切さや、話しかけて本人の気持ちを聞くことの大切さを学ぶことができました。そして、「ユニバーサルマナーな心で声をかけよう」と話されていたのが印象的でした。
 今週の1年生の図工の学習は、「青空に紙飛行機」です。A4の紙を折って、紙飛行機を作りました。まず初めに、先生に折り方の見本を見せてもらいながら、練習用の1枚を折りました。練習用は、何度もやり直したのか、いろいろな折り目がついた力作ぞろいでした。次は、本番用の紙飛行機作りです。ていねいに角と角を合わせながら、どの子も慎重に折っていきました。(写真下)
 今日、子ども達が作っていたのは、「イカ飛行機」です。懐かしいですね・・・何年振りにイカ飛行機に出合ったことか。子どもの頃、よくチラシを折って作ったのがイカ飛行機でした。イカ飛行機は真っすぐに飛ぶ特徴があります。子ども達は、出来上がった飛行機を楽しそうに飛ばしていました。

2月16日の給食

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献立名           麦ご飯
              さばの甘辛煮
              浅漬け
              野菜入りかきたま汁
              牛乳


一口メモ

 今日の魚は「さば」です。お店では、干物や切り身として、一年中見かける魚です。歯がとても小さいことから、「小さい歯(さば)」という名前がつけられました。
 さばの脂には、血液をサラサラにして病気を予防する成分がたくさん含まれています。今日は、生姜やねぎをたくさん使って魚の臭みを消し、甘辛のしょう油味でじっくり煮つけています。
 魚の横に添えられた浅漬けは、きゃべつや大根、にんじんを甘酸っぱいたれに漬け込んで作りました。野菜のシャキシャキの食感も味わえるようにしています。

荒馬座巡回公演(5,6年生)

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 2月15日、文化庁の「巡回公演」という事業の一環で、5・6年生が民族歌舞団「荒馬座」の公演を鑑賞しました。
 荒馬座は、日本全国各地に伝わる民族芸能を舞台の上で演じるプロの集団です。今回の公演は「祈りの祭り」というタイトルで、日本列島の北の北海道と、南の沖縄の芸能を中心に、その地に伝わる芸能を見せてくださいました。
 「巡回公演」は、児童参加型の公演にするという取り組みで、先週も荒馬座員のみなさんが来てソーラン節の太鼓と踊りの体験をしました。そして公演当日は、各クラスの代表が1名ずつ出て太鼓をたたき、それに合わせて荒馬座のみなさんがソーラン節を踊りました。また、公演中にはアイヌの祈りの所作や沖縄のカチャーシーという踊りも教えていただき、子ども達は参加しながら公演を楽しむことができました。
 「南と北では、踊りや歌は全く違うけど、感謝の気持ちを踊りや歌に込めているのは同じだとおっしゃっていたことが、演技を見ていてよく分かりました」「みなさんのいきいきとした姿に元気づけられました」「音が変わるところや変化するところがすごいと思いました。」「剣の舞で剣の音がギンギン鳴っていたのがかっこよかったです」「シーサーが目の前でパクンとかんだのが迫力がありました」などなど、公演後は、さまざまな感想が子ども達から出されました。
 コロナ禍で、この1年、荒馬座は今回のような学校公演はほとんどできず、この「祈りの祭り」が関東で上演できたのは田柄小学校だけだったようです。子ども達にとっても、この状況の中で、今回の公演を観て、聞いて、参加できたことは貴重な体験となったことと思います。

2月15日(月) その2

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 5年生は、音楽の時間に「威風堂々」の合奏を練習しています。本来の年であれば、2月〜3月の卒業関連行事に向けて、5年生はリコーダー練習に徹底して取り組む曲です。6年生を送る会の退場時の音楽として、また卒業式の入場の時に5年生が演奏していました。しかし、今年はコロナ禍のため、リコーダー演奏をすることができません。そこで、楽器編成を変えて練習に取り組んできました。
 3学期に入り、クラスごとに練習を積み重ね、合奏が仕上がってきました。今日は、音楽専科の先生がクラスごとの合奏をビデオに収録していました。(写真上)6年生を送る会は、在校生の中でも5年生が最も大切な位置にいます。最高学年を引き継ぐための大切な会になります。今のところ、学年ごとに体育館に行って、6年生に対してお祝いとお礼の気持ちを込めて出し物をすることになっています。5年生の合奏「威風堂々」は、動画に収めて6年生にお祝いの気持ちを伝えていくようにします。
 4年1組では、「祭りだいこ」という資料を使い、「伝統と文化の尊重、郷土愛」について考える道徳の授業をしていました。主人公の良子は、父の進めで山車(だし)のおはやしに取り組むものの、思ったよりも難しさを感じます。しかし、練習を見に集まる村の人々や、熱心な指導者の姿から、祭りに対する願いや思いを知り、次第に心が変化していきました。そして祭り当日、楽しそうな人々の顔を見て、自分の郷土のよさを感じるようになりました。伝統を大切にしていく良子の姿から、自分も郷土の伝統を伝えていくことができることに気付かせていくという内容です。
 田柄の地域の伝統に、どのようなものがあるでしょうか? 道徳の資料と同じく、夏のお祭り(金魚市と盆踊り)は、田柄ならではの伝統行事です。特に金魚市は、田柄小に着任してから様々な方にその歴史を教えていただきました。昔は、縁起物の金魚を売る夜店が、愛宕神社の周りにたくさん並んだそうです。
 そして、田柄の伝統として大切なのは、餅つきです。今年は1月に実施することができませんでしたが、毎年地域の方々が集まり、卒業記念餅つき大会が開かれています。4年生以上の子ども達に、田柄伝統の餅のつき方である「千本突き」を披露していただいています。担任の先生が、昨年の餅つきの写真を子ども達に見せて説明していました。(写真中)きっとこの子ども達の中にも、いつか田柄町会の伝統を引き継ぐ若者が現れ、餅をついたりお祭りで活躍したりしていくことでしょう。
 文化庁の巡回公演として、荒馬座の皆さんに来ていただきました。先週の火曜日に、ソーラン節の踊り方と太鼓のたたき方のワークショップがありました。今回は、本公演を子ども達の前で行っていただきました。午前の部は5年生に、そして午後の部は6年生対象の公演でした。
 本来であれば、全校児童対象に鑑賞教室として行う取り組みです。一学年ずつ体育館に広がって鑑賞するというのは、滅多にできません。コロナ禍ということで、感染症対策を行ったうえで開催できる学校を探しているという情報を得て、田柄小で上演していただく運びとなりました。しかも、無料での鑑賞です。
 3人の代表児童と学年の先生1名が太鼓をたたき、ソーラン節で開幕しました。自分も昔は、この「ソーラン節」を運動会の表現として指導していた時代がありました。懐かしさがこみ上げてきました。
 そして、前半は北海道のアイヌの踊り、後半は沖縄のエイサーを中心とした踊りが上演されました。(写真下)アイヌの踊りは、学芸会で取り入れて指導したことがあります。また、エイサーは、まだ全国的に流行る前に、運動会で指導したことがあります。洗剤の箱を用意させ、一人ずつ手作りの太鼓を作って練習をしました。また、紫色の布を用意して、頭に巻いて子ども達と踊りました。
 最後のぶち合わせ太鼓では、荒馬座の皆さんの力強い太鼓の音が体育館の外まで響き渡りました。コロナ禍で、この一年間は厳しい状況下での公演が続いていると思われます。子ども達に、日本の伝統文化のすばらしさとともに、コロナ禍に負けない熱意を伝えていただけた気がします。

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