3月10日(水) その2DVDの製作は、専門の業者にお願いしました。2名のスタッフが、2時間にわたる6年生の楽しそうな活動の様子をビデオやカメラに収めていきました。夕方5時に、一度下校した子ども達が再登校し、体育館での会からスタートしました。会を始める前に、クラスごとの集合カットを撮影しました。DVDのオープニングで使われることになるのでしょうか…。(写真上) 前半は、校内や中庭〜けやき広場を使って、かくれんぼをしました。鬼役の子ども達が、学校内をすみずみまで探しに行きました。撮影が大変だったと思います。スタッフが手分けをしていろいろな子ども達の後を追いかけて動画を録っていました。(写真中)途中、放送で新しいミッションが伝えられると、すかさずその場所にかけつけて行きました。事前に打ち合わせに来ていたことと、早めに到着して校舎のつくりを確認していました。さすがはプロです。 後半の6時からは、校庭に出てキャンプファイヤーをしました。田柄小の校庭でキャンプファイヤーをしたのは、これが初めてのことではないでしょうか。(事前に消防署に許可をもらっています。また、おやじの会や消防団の方々にも来ていただきました。)大きく燃える火の周りで、ゲームをしたりマイムマイムやソーランを踊ったりしました。その暗闇の中でも、しっかりDVD用の撮影が行われていました。照明なしで録っていたので、かなり高性能のカメラだったのでしょう。子ども達の表情を収めるために、火の粉を浴びながらの撮影でした。(写真下) キャンプファイヤーを行うことが決まってから、PTA会長さんを筆頭に、おやじの会の皆さんや吉田さんにすぐに動いていただきました。大量の薪を手配していただくとともに、やぐらを組んだり火の管理をしたりと、全て支えていただきました。田柄の地域の方々の結集があってのキャンプファイヤーでした。きっと子ども達は、大きな火の残像とともに、田柄の人々の熱い思いをしっかりと心に刻んだはずです。 3月10日(水) その16年1組では、1校時の音楽(箏を使って、「春の海」の練習をしていました。)の後、国語と社会科のテストが2時間続きました。当然ですが、みんなシ〜ンとなってテスト用紙に向かっていました。(写真上) 小学校でのこのワークテストは、あと何枚残っているのでしょうか? 1か月後には、制服を着てそれぞれの中学校に進学しています。中学校では、中間テストや期末テストなど、テストと言ったら定期考査を指すことになります。小学校ではほとんどやったことのない「試験勉強」をして定期考査に臨んでいきます。その時になって「ああ、小学校の勉強は良かったな…」と振り返るかもしれません。 一方、1年生の教室でも、学習のまとめをがんばる子ども達の姿が見られました。算数の復習問題のページに取り組んでいました。繰り上がりのあるたし算、ひき算や何十の計算を習ってきました。1年生で習った内容をしっかり理解してから2年生に進級しなければなりません。まだ、両手を使って計算をしている子が見られますが、今後次第に指を使う必要がなくなっていくことでしょう。(写真中) 5校時に、5年生が体育館に集まってきました。金曜日の夕方に行う学年イベント「移動しない教室」のリハーサルを行っていました。(写真下) 6年生の移動教室代替イベントは、今日の夕方に実施予定です。6年生は、学校全体を使ったかくれんぼと、校庭でのキャンプファイヤーを計画しました。一方の5年生は、3部構成を考えています。第一部は、体育館でのセレモニーです。キャンドルファイヤーを灯して厳かに行います。第二部は、校内を使ったナイトハイクです。暗くなった校内を歩くのは、怖くもあり楽しくもあり…どうなるでしょうか。最後の第三部は、エンディングセレモニーです。再び体育館に集まり、ともし火を送る会を行います。 5年生が灯す火は、5つあります。「協力の火」「努力の火」「元気の火」「希望の火」「考動の火」の5つです。「考動」は、考えて動くこと、そして人のために進んで動くことを言います。今年度の5年生の一貫したテーマでもありました。さあ、どんな思い出のイベントになるでしょうか…。 3月10日の給食パリパリワンタンサラダ 牛乳 一口メモ 今日のサラダは、キャベツやきゅうり、にんじんに、すりおろした玉ねぎが入ったドレッシングで味付けをしています。トッピングには、細く切って油でカリッと揚げたワンタンの皮を乗せました。野菜とワンタンの皮は、別々に各教室に届けたので、パリパリの食感を味わうことができます。 ワンタンの皮やぎょうざの皮、シュウマイの皮のどれも小麦粉で作られているので、なかなか区別がつきにくくなっています。でも、それぞれ調理方法の違いがあっても、おいしく食べられるように材料や形、厚さなどに少しずつ違いがあります。家庭でぎょうざやシュウマイを作ることがあったら、ぜひ比べてみてください。 3月9日(火)3年1組は、「わたしたちのクラスじまん」として発表内容を考え、練習に取り組んできました。原稿を見ないで相手を見ながらはっきりと話すことや、必要な資料(写真など)を使いながら分かりやすく話すことが指導されてきました。今まで何度か教室で練習を重ねてきたようでした。しかし、実際に2年生の教室に来て発表するとなると、適度な緊張感が生まれます。一つ年下の2年生とはいえ、顔を真っ赤にしながら緊張の面持ちで発表していました。(写真上) いくつかのグループの発表を聞きましたが、内容がとてもすばらしいと思いました。(担任の先生の指導ももちろんあります。)「先生の話をしっかり聞いて、手をたくさん挙げるクラス」・・・こういう自慢ができるクラスは素敵ですね。発表の最後に、「2年生のみなさんも、3年生になったら進んで発表をがんばってください。」と伝えていました。(かっこいい!…と思われたはずです。)次のグループは、「思い出がたくさん作れて、笑顔になれるクラス」という内容でした。クラスで企画したレクの写真を効果的に使っていました。(なるほど…)次の発表は、「みんな何でも進んで取り組むクラス」でした。聞き終わった2年生の子が、「自分達は何でもジャンケンで決めるけど、譲り合っていくようにしているというのはいいことだと思いました。」と感想を発表していました。(そういう感想が言えた2年生の子も立派!!)さらに、「進んで外に出て遊ぶクラス」と発表したグループがありました。雨の日は、係の子が教室で遊べることを考えてもいるそうです。まだまだ発表グループがあったので、たくさん自慢のあるクラスなのですね。発表が終わった子ども達は、安堵の表情とともに、なんとなく誇らしそうな顔つきに見えました。 あくまでも国語の学習なので、内容よりも大勢の前で発表する力をつけることがメインです。実はこの単元では、今までクラス内でも「話すこと・聞くこと」を通じて発表会に向けて取り組んできています。発表内容を決め、発表原稿を用意し、さらに資料を用意してと、グループ内で話すこと・聞くことを繰り返してきたわけです。コロナ禍のマスク越しではありますが、「主体的・対話的で深い学び」を意識して取り組んできた学習でした。 4年生は、3学期に入ってから、頻繁に理科室を使った実験が続いています。理科の「すがたをかえる水」の単元では、今後も理科室の使用が続きそうです。今日は、2組が実験をしていました。水を熱し続けた時の温度変化と水の様子を調べる実験でした。子ども達の予想では、100度で沸騰するだろうと考えた子がほとんどのようでした。しかし、そのまま熱し続けると温度がどうなるかということについては、いろいろな考えがあったようです。 実験用コンロに火をつけ、1分ごとに水の温度を測っていきました。ビーカーの中の水を観察していると、しばらくして水蒸気のあわが立ち始め、やがてボコボコと沸騰が始まりました。温度計は、99度近くを示していた班がありましたが、96度〜97度辺りで止まったままの班もありました。(写真中)子ども達にとっては、予想していた100度まであと少しというところで上昇が止まってしまい、「あれっ」という思いだったようです。その後もしばらく沸騰させて様子を見ましたが、温度上昇は見られませんでした。 水の沸点は100度です。しかしこれは、厳密には1気圧の場合です。(気圧の低い山の上では、沸点が下がります。)100度にならなかったのは、気圧の関係でしょうか。それよりも関係があるのは、実験装置です。まず、温度計・・・正確な温度を測るには、棒温度計では無理があります。しかし、もっと関係がありそうなのは、「水」です。純水の沸点が100度なので、水道水には不純物が含まれています。ということで、100度まで到達せずに沸騰することになります。(教書でも「100度くらい」と記載されています。) 6年生の道徳の教科書に「『ありがとう』の気持ちを伝える」という資料があります。家族に日頃の感謝の気持ちを伝えているかという質問に対して、73%もの人が「伝えられていない」「あまり伝えられていない」と答えたそうです。そこで、教科書には2つの作文が紹介されていました。1つは、「言葉に出さないと伝わらない」ということを母親から教えられた男の子の作文です。「ありがとう」の一言を言えない自分・・・こういうことは、日常的によく感じる場面です。私自身の心にもグサリと響いてきました。もう一つは、東日本大震災を経験した女の子の作文です。家族や生活への感謝の気持ちが生まれたという内容でした。 ところで、今日学習していた3組では、道徳の授業でタブレットパソコンを使っていました。ミライシードにある「ムーブノート」というソフトを使い、一人一人の考えを集約する機能を利用して授業が行われていました。(写真下)「だれに感謝の気持ちを伝えたいですか」という先生の問いに対して、クラスの子ども達から様々な意見がタブレットを通して先生の画面に送られてきました。先生側には、子ども達の意見を自動集約する機能があり、クラス全体のまとめを示すことができるようになっています。 3月9日の給食豚肉の生姜炒め ホットサラダ 牛乳 一口メモ 「豚肉の生姜炒め」は、豚肉を玉ねぎやにんじん、キャベツと炒め、生姜のきいたしょうゆ味のたれで味付けしています。 豚肉は、給食でもよく使う肉です。体をつくる基になる「たんぱく質」がたくさん含まれていることと、疲労回復ビタミンとも言える「ビタミンB1」が他の肉に比べて多く含まれているからです。 ビタミンB1は、玉ねぎやニラ、にんにくなど、においの強い野菜と一緒に食べると、より体への吸収が良くなります。豚肉の料理には、ぜひ玉ねぎなどの野菜を一緒に使ってみましょう。 3月8日(月) その2保健室前の廊下に、「校長先生より」の掲示板があります。朝会で使った書き順問題を掲示板に貼ると、さっそく休み時間に子ども達が集まってきました。(写真上) 1年生で習う漢字からは、「田」と「左」、「右」の3つの漢字の書き順を出題しました。「左・右」の漢字の1画目と2画目にそれぞれ違いがあるのは、よくテレビのクイズにも出題されます。この2つは、それぞれの漢字の成り立ちが違うことから書き順に影響しているようです。「田」は、3画目と4画目を逆にする子をよく見かけます。これを間違えている子は、多分いろいろな漢字も書き順を間違えているのではないでしょうか。「田」が入る漢字はたくさんあります。 2年生の漢字からは、「長」を問題にしました。恥ずかしい話ですが、自分自身、教員になるまで書き順を間違えていた漢字の一つでした。1画目を横棒から始めていたのです。 3年生の漢字からは、「発」を出題しました。「はつがしら」の部首の書き方は独特な書き順です。大人でも間違えて覚えている人が多いのではないでしょうか。 最後に取り上げたのが、平仮名の「や」と「も」でした。掲示板のところに来た6年生に聞いてみると、自分のクラスの中にも平仮名の書き順を間違えて覚えていた子がいたそうです。今日の朝会での話をきっかけに、今から正しい書き順に直していけると良いのですが…。平仮名の書き順が違うということは、最低でも6年間ずっと間違えて書いてきたということになります。すぐに直すことができるかが心配です。 6年生は、理科の時間に「生物と地球環境」の学習をしています。水や空気の循環と生物との関係、そして食物連鎖について、さらには人間が地球環境とかかわりながら生きていることについて学習する単元です。理科の学習は、3年生の時から始まりました。6年生にとっては、この単元が小学校で学ぶ理科の最後の学習になります。 今日は、先週から使い始めたタブレットパソコンを理科室に持ち込み、各自が環境問題をテーマにした調べ学習に取り組んでいました。森林破壊について調べている子や、地球温暖化問題、さらには海洋プラスチックごみの問題について調べている子も見られました。(写真中) 6年生は、10月に環境教育の出前授業がありました。大学生が6年生の各教室に入り、海洋プラスチックごみ問題について授業をしてくれました。きっとその時の印象が強かったのでしょう。何人かの子が引き続き関心をもって今回の調べ学習のテーマに選んでいました。 ところで、スーパーの袋が有料化されたのは、いつからのことだったか覚えていますか? 自分もすっかり忘れてしまっていましたが、昨年の7月1日からの施行でした。まだ8か月しか経過していませんが、エコバックを持っていき、ビニール袋なしでの買い物がすっかり当たり前の生活になっています。この取り組みだけでビニールごみが減るというわけではないようですが、人々の意識を変えることは確実にできたと言えるでしょう。ただ、コロナ禍により、今度はテイクアウト用の容器のごみが増えているという問題が生じているようです。 6年生は、国語の時間に「海の命」という物語文の学習をしています。(写真下)物語の初めに、太一が幼い頃海で亡くなった父親についての描写が出てきます。「父はロープを体に巻いたまま、水中でこときれていた。ロープのもう一方の先には、光る緑色の目をしたクエがいたという。父のもりを体につきさした瀬の主は、何人がかりで引こうと全く動かない。まるで岩のような魚だ。結局ロープを切るしか方法がなかったのだった。」・・・その後、太一は与吉じいさに弟子入りして、やがて一人前の漁師に成長していきます。そしてある時、巨大なクエに出合うことになります。そこまでは、読者のだれもが父への復讐を考えてクエに向かう太一を想像することでしょう。しかし、太一はそういう考えではなかった…。この物語のクライマックス場面です。「なぜ、太一はクエを仕留めようとしなかったのか?」6年生にも、そして大人でさえも難しい解釈が必要となる場面です。そこには、「人間と自然との共生」が大きなテーマとなっていて、題名の「海の命」がヒントとして浮かんできます。改めて、作者の立松和平さんの自然派思想と、人間らしさへの回帰を強く感じさせる物語であると思いました。 生前、立松和平さんは、夜のニュース番組にたびたび出演されていました。方言を丸出しにした独特なしゃべりに人気が集まりました。しかし、本人は標準語で普通に話すことができたといいます。きっと、日本各地の自然風景を伝えるのに適した言葉として、わざと方言で話されていたのではないかと思われます。 田柄第二保育園とのなかよし交流会(1年生)今回は、1年1組が代表して参加しました。オレンジ色の帽子をかぶったかわいい園児たちを見て、とても緊張していた1組の子どもたち。始まる前は、「練習通りにできるだろうか。」と心配しましたが、そんな心配は無用でした。堂々と言葉を言い、優しく声をかけてペンダントを渡す姿は、まるでもう2年生のようでした。 中庭まで案内するときも、「こっちだよ。」「ここが校庭だよ。」「今、体育の学習をしているよ。」など、教えたいことや伝えたいことがたくさんあって、頼もしい姿が見られました。 保育園や幼稚園との交流会で、進級に向けての意欲を高めることができました。 3月8日(月) その1
今日も、全校朝会はZoomを使って行いました。Zoomを使うと、画面に物を映したり、画面共有を使って子ども達に画像を見せたりすることができます。今回の全校朝会も、そういう関係で盛りだくさんの内容になりました。
・・・『3月に入り、いよいよ3学期のまとめ、さらには今年度の学年のまとめの時期になりました。それぞれの教室では、学習のまとめのテストに取り組む様子が見られるようになりました。テストは、自分がどれだけ学習内容について理解ができたか、ということを調べるためのものです。ですから、テストを行っただけで終わりにしてはいけません。丸つけが終わったテストが戻ってきたら、「何ができるようになったか」、そして「何がまだ理解できていないか」を振り返ることが大切です。 先週から、タブレットパソコンを使って、様々な機能やアプリを利用した学習が行われています。一人に1台ずつ渡されたタブレットは、学習をするために使う道具です。学校でも家庭でも、すでにどんどん利用してタブレットを使った勉強を進めている子が見られます。 どの学年でもすでに利用しているアプリに、ミライシードの「ドリルパーク」があります。漢字練習や計算練習の問題がたくさん入っていて、繰り返し使ったり前の学年の内容にもどって復習したりすることもできます。さらに漢字ドリルでは、漢字の書き順を確かめたり、書き順の採点をしたりする機能まであるのでとても便利です。漢字の学習は、まず書いて覚えることが欠かせませんが、送り仮名に気をつけたり様々な読み方を覚えたりすることも大切です。そして、さらに重要なのが、「正しい書き順を覚えること」です。 漢字の正しい書き順を覚えるということは、なぜ必要なのでしょうか? 書き順は、文字をきれいに書くためにあります。漢字には、「止め・はね・はらい」があり、きれいで正しい文字はそれらがきちんと目で見て分かるように書かれています。また、正しい書き順で書くと、素早くたくさんの文字を書くことができ、さらに疲れにくいとも言われています。 では、1年生で習う漢字からいくつか問題を出します。(「田」や「左」「右」の書き順について、Zoomの画面を使って出題する。)「田」は、この書き順を間違えると他の多くの漢字も間違えて覚えていることになります。「左」と「右」は、一画目が横画か左はらいになるかの違いがあります。間違えて覚えている人は、文字のバランスが違っているはずです。 次に、2年生で習う漢字から出題します。(「長」の書き順について、Zoomの画面を使って出題する。)一画目は縦画から書きます。 続いて、3年生で習う漢字から出題します。(「発」の書き順について、Zoomの画面を使って出題する。)「発」の字では、「はつがしら」という部首の書き順が重要です。 ここまで、1年生から3年生の漢字について出題してきました。きっと4年生以上のみなさんの中には、いくつか書き順を間違えて覚えていた子がいたのではないでしょうか。また、1年生から3年生のみなさんも、今年習ったばかりの漢字の書き順を、もうすでに間違えて覚えていたという子がいたかもしれません。間違えて覚えていた書き順は、今すぐ直せば、これから大人になるまでずっと正しい書き順で書くことができます。しかし、間違えて覚えたままにしていると、大人になってもそのままです。漢字の書き順を間違えて覚えたまま大人になると、きっといつか恥ずかしい思いをするでしょう。大人で、文字のバランスが悪い字を書く人がいます。よく見ると、明らかに書き順が違うことが分かります。また、銀行の窓口の人が書類を書く場面や、お店の人が領収書に文字を書く場面で、「ああ、この人、書き順が違っている…」と気がつく時があります。本人は気がついていなくても、見ている人には分かってしまいます。書き順の違いだけで、その人の評価がマイナスにとらえられてしまうことにもなりかねません。 では、最後にひらがなの書き順について出題します。「えっ、ひらがなの書き順を間違える人がいるの?」と思うかもしれませんが、確認してみましょう。(「や」と「も」の書き順について、Zoomの画面を使って出題する。)』・・・ 話の後、田柄小のホームページの紹介もしました。タブレットをインターネットにつなぎ、「田柄小学校」で検索すると、すぐに学校のホームページを見ることができます。最近の学校のホームページにどのような話題が掲載されているのか、実際に画面に映しながら説明をしました。 3月8日の給食焼きししゃも キャベツの旨味漬け 牛乳 一口メモ 今日は、鹿児島県の郷土料理「奄美の鶏飯」について紹介します。 鹿児島県の奄美地方は、九州本土よりさらに南に位置する島です。昔は、九州の本土から役人さんが島の人々の働きぶりなどを視察にやってくることがありました。その時、島の人々が役人さんをもてなすために作ったのが、この料理だったそうです。 鶏肉、たまご、しいたけ、緑の野菜や島の特産品のパパイヤで作った漬物などを彩りよくご飯の上に乗せ、だしのきいたスープをかけていただきます。 給食では、パパイヤの漬物の代わりに、たくあんを使っています。スープの中にご飯を入れて食べるようにします。 3月5日(金)そこで練馬区では、6年生の卒業記念イベントを各学校で実施し、そのための予算を配当する措置が取られています。田柄小では、来週水曜日の夕方、そのイベントを行います。そして、当日の様子を撮影してもらい、全員にDVDを配布するための予算とすることにしました。(さらに追加予算があり、記念品を購入する予定でいます。) 夕方5時から行う卒業記念イベントでは、かくれんぼとキャンプファイヤーを予定しているようです。かくれんぼは、校内と中庭、けやき広場などを使って行うとのことです。キャンプファイヤーは、校庭で行います。現在、PTA会長さんを中心に、おやじの会や地域の方々にも協力していただいて準備を進めているところです。 校庭の火の周りで、子ども達は何を行うのでしょうか? (写真上)を見て、「マイムマイム」と分かった方は鋭いですね…正解です。手をつながずに、「エア マイムマイム」を練習していました。最初、子ども達が楽しそうに練習をしていたところ、学年の先生が並び方について指導し始めました。友達同士でかたまって踊るのではなく、こういう時こそ男女分け隔てなく、そしてクラスも関係なく入り混じって踊る方が思い出になるという話をしました。大切な指導です。 4年生は、理科の時間に「すがたをかえる水」の学習をしています。今日、1組が実験をしていたのは、水が沸騰した時に出るあわの正体を調べるというものでした。ビーカーの水の中に漏斗(ろうと)を逆さまにして入れ、あわを集めます。漏斗の先に小さなビニール袋を取り付け、最初はしぼませてセットします。沸騰してくると、ビーカーの底からボコボコと泡が出始め、みるみるビニール袋がふくらんできました。そこで火を止めると、またビニール袋はしぼんでいきます。そして、ぺしゃんこになったビニール袋の内側には、水滴が残っていました。(写真中) 実験を通じて、沸騰した時に出るあわの正体は、水蒸気であるということが分かりました。水蒸気は、水が熱せられて気体になったものです。水蒸気が冷やされると、水に戻ります。4年生のこの単元では、「水蒸気」と「湯気」の違いについても学習しています。湯気は、水蒸気が冷えて水の粒になったものを言います。やかんでお湯を沸かした時のことを思い浮かべてみてください。沸騰すると、やかんの口から白い煙のように出てくるのが湯気です。よく見ると、やかんの口先の辺りは透明で、少し離れたところで湯気が見えます。これは、沸騰したお湯から出てきたあわ(水蒸気)が、やかんの外に出てきて外気に冷やされて湯気として目に見える状態になったということです。ですから、水蒸気は気体で、湯気は液体ということになります。 先月から、1年生が幼稚園や保育園と交流会を開いてきました。今日は、田柄第二保育園の年長組さんとの交流会でした。今回は、1年1組が担当しました。 けやき広場でお互いに向き合って、あいさつをしてから始まりました。呼びかけの後、手作りのメダルを一人一人にかけてあげました。また、今回も1年生みんなが出演した「学校紹介DVD」をプレゼントしています。保育園に戻って、みんなで見てくれたでしょうか? 小学校は楽しいところであると感じてもらえたでしょうか? 最後に、校庭を回って中庭まで案内してあげていました。1組の子ども達とは、そこでお別れをしました。続きは、私が中庭のナビゲーター役になりました。保育園の子ども達は、ミッキー池に興味津々です。「何がいるのだろう?」と、一生懸命にのぞき込んでいました。(写真下) 火曜日に冬眠から目覚めたカメ吉が、ここ2日間はまた潜ってしまっていました。しかし今日はラッキーなことに、少し眠そうでしたが保育園の子ども達のためにと姿を現していました。みんな大喜びで、カメ吉の泳ぐ様子を追っていました。新1年生の入学まで、1か月となりました。 昼休みに、カメ助の姿も確認することができました。今日は、二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」の日です。大地が暖まり、冬眠していた虫たちが、春の訪れを感じて穴から出てくる頃と言われています。 3月5日の給食キッシュ 野菜スープ 牛乳 一口メモ 今日の給食は、6年2組の家庭科の授業で考えられた献立です。 献立の「キッシュ」について紹介文が届いているのでお伝えします。 「主菜に選んだキッシュは、卵の中にたくさんの具材が入っていて、色鮮やかになります。そして、チーズを入れることでみんなが食べやすくなり、さらに血液や筋肉をつくったり、骨を強くしたりしてくれる効果もあります。」 彩りもよく、野菜もたくさんとれ、丈夫な体が作れる献立になっています。 先生あてクイズ集会集会委員が5人の先生たちのエピソード(失敗したことや感動したことなど)を話し、そのエピソードがどの先生のものなのかをあてるクイズです。 この集会は、もともと校庭で1月に行う予定でした。集会委員は、先生たちに取材をするなど、12月から準備を進めてきました。ところが1月になって緊急事態宣言に入り、全校児童が校庭に集まることができなくなりました。1月にZOOMでやることも考えたのですが、「みんなの反応を見ながら、みんなが集まったところで集会をやりたい」という集会委員の子どもたちの希望で、緊急事態宣言が解除されるのを待ち、延期にしていました。その解除もさらに延期になり、集会をやる最後のチャンスのこの日、やむなくZOOMで行うことにしたのです。 集会をZOOMでやるのは初めての試みで、差し出した絵や選択肢のカードがちゃんと映るかどうか、全校のみんなに話が伝わるかどうか、直前まで確認して本番に臨みました。正解が出るたびに、各教室から歓声が上がっているのが放送室まで届き、それぞれの教室で楽しんでいることも伝わってきました。 集会後には、委員の子どもたちから「ZOOMでも、みんなが喜んでくれたみたいで、できてよかった。」「コロナ禍になって、改めてみんなで集まることの大切さ、よさを感じました。」という感想が出ていました。 馬頭琴 演奏会(2年生)前半は、馬頭琴の演奏をしてもらいました。初めて聴く馬頭琴の音色に子どもたちはとても感動していました。後半は、モンゴルのことについて教えていただきました。モンゴルの挨拶や文化などを学ぶことができました。 今回の演奏会を通じて、スーホの白い馬の学習が深まりました。また他国の文化を知るよい機会になりました。この経験を今後の成長に生かしていければと思います。 3月4日(木)家庭科の時間に次に取り組んでいるのは、「気持ちを伝えよう」という裁縫の学習です。感謝の気持ちを伝えたい人を思い浮かべ、誰に何を作って渡そうかと計画を立ててきました。今日は、3組が家庭科室で授業をしていました。どの子も熱心にミシンに向かい、心を込めて裁縫に取り組んでいました。(写真上) 素敵なポーチを作っている子がいました。きっとお母さんは喜ぶでしょう。また、自分と入れ替わりに来年度入学してくる弟のために、給食ナフキンを作っている子がいました。男の子が喜びそうな生地を使い、大きさを考えて作っていました。弟はもちろん、お母さんも喜ぶと思います。その他にも、クッションやウォールポケットなど、自分の家族のために、実用的なものを考えて作っていました。 感心したのは、家族以外の人にプレゼントしたいと製作していた2人です。6年間お世話になった文具店のおばさんに贈るための作品でした。1人はマスクを、そしてもう1人はクッションを作っていました。「お店の方が椅子に座っている時に、腰がつらそうだったから…」と話していました。 25日の卒業式まで、ちょうど3週間となりました。こんなにも温かな気持ちに満ちあふれた6年生が巣立っていくのかと思うと、急に寂しさが感じられるようになってきました。 1,2校時に、馬頭琴奏者のエルデンさんに来ていただき、馬頭琴演奏会がありました。体育館に2年生が集まり、国語の「スーホの白い馬」に登場する馬頭琴を見せていただくとともに、いろいろな曲の演奏を聴きました。エルデンさんには、毎年田柄小に来ていただいています。昨年は3月の休校があったため、2年ぶりの演奏会となりました。 エルデンさんは、日本に来て18年経つそうです。いつも、モンゴルの民族衣装を着て馬頭琴を演奏してくれます。馬頭琴の弦は、馬のしっぽの毛を束ねてできています。また、弓も馬の毛を張って作られています。その音色は、「草原のチェロ」とも形容され、素朴でありながら力強さも感じさせてくれます。 授業の前半は、馬頭琴でいろいろな曲の演奏を聴きました。モンゴルの民謡の多くは、雄大な草原を包み込むような温もりと、自由に駆け回る馬を表すはずむリズムが印象的でした。モンゴルには一度も行ったことはありませんが、なんとなく景色が思い浮かぶような気がしました。日本の曲(おぼろ月夜)の演奏も、とても味わいのある響きでした。(写真中) 後半は、子ども達の質問に答えながら、モンゴルのことについて教えてもらいました。食べ物や街の様子など、子ども達の質問は尽きません。意外だなと思ったのは、モンゴルには野菜の種類が少ないということです。ジャガイモや玉ねぎ、にんじんと、数え上げられるくらいしかなく、日本のように様々な野菜は売っていないそうです。また、日本の国の印象を質問した子がいました。最初に日本に来た時に、とてもきれいで礼儀正しい国であると感じたそうです。 3年生の算数の学習には、「そろばん」の単元があります。現在は、教科書で2時間扱いとなっており、以前よりも指導時数がかなり減ってしまいました。今日は、講師の先生に来ていただき、各クラスに1時間ずつ指導をしてもらいました。(そろばん塾で指導されいる先生で、3年生の中にも習っている子が数名いたようです。)来週も来ていただき、もう1時間ずつ授業があります。(写真下) ほとんどの子ども達は、今日初めてそろばんを手にしました。そろばんの珠をそろえる「ジャラッ」という音や、珠をはじく「パチパチ」という音が、子ども達にはとても新鮮に響いていました。 3年生では、「そろばんによる数の表し方について理解し、簡単な加法と減法の計算ができるようにする」ことを目標としています。しかし、2時間程度ではなかなか身につかないでしょうし、継続して学習していく教材でないところが残念です。昔から使われてきたそろばんの仕組みを知る程度で終わってしまうのかもしれません。 今日は、繰り上がりのあるたし算まで指導がありました。「4+7」をそろばんで行う場合は、7があと3で10になることから、まず1珠の4から3を除きます。そして十の位の1珠を1つ上げます。(答えは「11」となる)この「足す数があといくつで10になるかをすぐに思いつく」ことがそろばんのミソとなっています。 若手の先生方は、そろばんを知らない(小学校での授業以来触ったことがない)先生が多いと思います。子どもの頃の習い事でそろばん教室に行っていなければ、それは仕方のないことです。私の世代は、子どもの習い事といったら、まず習字とそろばんでした。ということで、私も田舎育ちでありながら、どちらも習いに行って(行かされて)いました。習字は高学年の頃まで続けましたが、そろばんは数か月でやめてしまいました。2年生の終わり頃のことだったと思います。かけ算とわり算まで教えてもらっていましたが、どうしても続かなくなりました。苦い思い出ではありますが、多少なりともそろばんの扱いを知っているのは、その時の経験のおかげです。 昔から、日本の教育の原点は「読み・書き・そろばん」と言われてきました。算数が算術であった頃、そろばんは今のタブレットのような存在だったのです。 3月4日の給食魚のごま味噌焼き 大根のゆかり和え ちくわぶ汁 牛乳 一口メモ 今日の献立は、ご飯に魚のおかずと野菜のおかず、そして汁物の組み合わせという和食の献立になっています。 今日の魚は、長崎県の海で獲れた「さわら」を使っています。さわらは、大きさによって名前が「さごし」「なぎ」「さわら」と変わることから、「出世魚」と呼ばれています。今日は、味噌と砂糖、ごまを合わせたたれを魚にぬって焼きました。味噌が魚の生臭さを消してくれています。 和食の献立は、昔から日本人が食べてきた食事のスタイルで、健康にも良いことから、世界でも注目されています。いろいろな国の料理が食べられる現在も、ご飯を主食とした和食を大切に食べていくとともに、ずっと残していきたいものです。 3月3日(水)5年2組では、インターネットのタイピングソフトを利用して、キーボード操作の練習をしていました。キーボードを見ないでタイピングする行為は「ブラインドタッチ」や「タッチタイピング」という言われ方をします。そのブラインドタッチを練習するためのソフトが「タイピングソフト」です。無料で使えるソフトや小学生でも楽しく学べるソフトがいろいろあり、担任の先生が子ども達に紹介していました。 5年生が懸命に覚えた「百人一首」を使ったタイピング練習コースや、しりとりゲームの練習コースなど、楽しいものばかりです。子ども達は、しばらく夢中になって取り組んでいました。(写真上) ブラインドタッチは、パソコンの使い始めに覚えさせることが肝心です。子どもだったら、すぐに覚えるはずです。自転車や一輪車の乗り方を覚えるのと同じです。子どものうちにできるようになれば、大人になってもその感覚は忘れないものです。 4年生は、算数の時間に「箱の形の特ちょうを調べよう」という学習をしています。単元の初めには、家から空き箱を用意してきて学習していました。直方体と立方体についての学習をしています。 小学校の算数科では、2年生から5年生にかけて立体図形についての学習があります。2年生は、「はこの形をしらべよう」という学習があり、ちょうど今習っているところです。家から持ってきた空き箱のいろいろな面の形を紙に写し取ったり、粘土と竹ひごで立体を作ったりします。頂点や辺の数に着目させていきます。 3年生は、「まるい形を調べよう」という円と球について学習する単元があります。どこから見ても円に見える形を「球」ということや、球の中心や半径、直径の意味、球はどこを切っても切り口が円になることを学びます。 5年生では、直方体と立方体の体積の求め方について学習します。そして、その前段階の4年生では、立体の面・頂点・辺についての特徴を調べたり、展開図を書いたりします。今日は、直方体の展開図を方眼紙に書いて切り取り、組み立てていました。(写真中) 子どもの空間認知力は、教科書だけの学習では身につかないものです。つまり、2年生以前の遊びや経験が重要であるということです。では、どんな遊びが子どもの空間認知力に影響するのでしょうか。まず、おすすめは「折り紙」です。折り紙をどう折ったらどんな形になるとか、本に書かれている図を見て折り方を考えるという経験はとても重要です。次に、「積み木」や「ブロック」を使った遊びです。小さな子どもがいろいろな形を作って遊ぶ中から、立体物の感覚を身につけていることになります。さらに、「鬼ごっこ」も空間認知力を身につけるために大切な遊びであると言われています。相手のスピードと方向を察知して追いかけることで、空間認知能力を伸ばしているそうです。こう考えると、昔から行われている素朴な遊びがいかに大切であるかということが分かります。 5校時に、1年3組の子ども達がけやき広場で長なわの練習をしていました。1年生は、今まで「大波小波」で跳んでいました。3学期は、2年生以上と同じ「8の字跳び」でがんばるようです。18日(木)には、2学期に続いて今年度2回目の長なわ記録会があります。それまでに全員が跳べるように練習を続けていきます。(写真下) ところで、子ども達の向こう側には、満開に咲いた梅の花が写っています。(写真下)うすいピンク色の八重咲きの品種の花です。近くに行くと、梅の花のとても良い香りが漂ってきます。梅の花は、桜のように華やかさはありませんが、その代わり「香り」という武器をもっています。(さらに、6月の梅の実の香りもいいものです。) 私の家から車で40分のところに、埼玉県の生越(おごせ)梅林があります。昔は、3月になるとよく行きました。きっと今年もそろそろ満開の時期を迎えるでしょう。梅まつりは中止だと思いますが…。 3月3日の給食菜の花入り白玉だんご汁 ももゼリー 牛乳 一口メモ 今日、3月3日は、ひな祭りです。ひな祭りは、女の子の健やかな成長と幸せを願う行事です。平安時代の頃、紙で作った人形を川や海に流し、悪いものを追い払う風習があり、それがひな祭りの始まりとされています。 そこで、今日の給食は、ひな祭りにちなんだ献立にしています。ひな祭りによく食べられる料理がちらし寿司です。えびやれんこんなど、縁起の良い食材が使われます。給食では、うなぎによく似た「穴子」のかば焼きをちらし寿司に混ぜた「穴子ちらし寿司」を作りました。 また、白玉だんご汁には、季節の食材の「菜の花」が彩りに入っています。少し苦みがあるのが菜の花の特徴です。 さらに、ひな祭りは「桃の節句」とも言われることから、デザートはもものゼリーにしました。ももの香りや甘さを味わえるように作りました。 3月2日(火)その桜よりも早く、田柄小のコブシの花が開き始めています。コブシの木は、中庭の1年1組の教室前にあります。登校してきた子ども達が窓から顔を出し、先週金曜日から咲き始めていたことを教えてくれました。(写真上) コブシは、日本各地の野山を白い花で彩り、桜とともに春の訪れを告げる花木です。また、コブシといえば、真っ白の花を咲かせるという印象がありますが、学校にあるのは淡いピンク色の花を咲かせる「シデコブシ」という仲間です。普通のコブシは、花びらの枚数が6枚であるのに対して、シデコブシの花びらはその倍以上あり、細いリボンのような形状をしています。野生のシデコブシは、土地造成などが進んだ結果として、大変少なくなってきています。年々自然個体群は減少を続け、準絶滅危惧種にまで指定されてしまったそうです。そう考えると、大切に育てていきたい花木と言えます。 午前中は、久し振りに参集型の校長会がありました。駅に向かう途中、マンサクの花が咲いているのを見かけました。錦糸卵のような、細長い鮮やかな黄色い花びらが特徴の花です。これから次々と春の花が見られる時期になっていきます。 5年生は、理科の時間に「人のたんじょう」の学習をしています。受精卵から始まり、母体内での胎児の成長の様子や、養分の受け取り方と胎盤の働きについて学習していきます。また、1学期には、「メダカのたんじょう」の学習があり、卵の中でメダカがどのように成長していくのかを学んできました。今回、人の誕生について学習し、他の動物と比較することでさらに学習が深まります。また、5年生では、インゲンマメを使って発芽の条件や仕組みを学んだり、花の実や種のでき方についても学習したりしてきました。植物と動物の発生を比べながら学習することもできます。 理科室でも、各自に1台ずつ配備されたタブレットパソコンが活用されていました。特に人の誕生の単元では、映像資料等が必須になります。タブレットパソコンをインターネットにつなぎ、母親のお腹の中で育つ胎児の映像を見ながら、各自で調べ学習を行っていました。(写真中) ところで、「個体発生は系統発生を繰り返す」という言葉をご存知でしょうか? 個体発生とは、ある生き物が受精卵から誕生することを言います。系統発生とは、その生物がたどってきた進化の過程を言います。人間で例えると、人が受精卵から母親のお腹の中で育っていく様子は、人間の進化の道筋と同じであるということです。 確かに、受精卵が変化して胎児が人間らしい姿になるまでには、しっぽのようなものがあったり、ギョロっとした目が爬虫類のようであったりします。それが、人間の進化の過程に似ているというわけです。現在では、この説は王道ではないようですが、私は大学の生物学の授業でこの話を聞いて、なるほどと思いました。そう信じた方が、生命がとても神秘的でかけがえのないものに感じられてきます。 昨日の朝会の際に、6年生を送る会の写真を映しながら話をしたということをホームページでお伝えしました。実は、最初にミッキー池のカメ吉の写真も子ども達に見せていました。(昨年の春に撮った写真です)そして、「カメ吉は、去年は3月10日に姿を現しました。今年はいつごろ出てくるでしょうか…。」という話をしていました。 その矢先、今日の昼休みに、なんとひょっこりと姿を現したではないですか!! 池の中まで朝会の話が聞こえていたのでしょうか。今年の「カメ吉が目覚めた日」は、3月2日になりました。すぐにカメ吉に気づいた子ども達が集まり、久し振りの姿に見入っていました。(写真下) 冬眠に入ったのは、10月の終わり〜11月上旬頃です。まるまる4か月間、カメ吉は冬眠していたことになります。冬の間は水が澄んでいるので、池の底までよく見えます。泥や落ち葉しか見えないので、カメ吉は泥の中に潜っていたのでしょうか? 呼吸もせずに・・・それも不思議なことです。 3月2日の給食ジャーマンポテト コーンチャウダー 牛乳 一口メモ 今日は、6年生からのリクエストが多かった「ハニートースト」の献立です。マーガリンとはちみつを合わせてパンに塗り、オーブンでふんわりと焼きました。砂糖とは違うはちみつの香りや甘みを感じながら食べられるようになっています。 チャウダーは、アメリカのスープの一種で、野菜に魚介類やじゃがいも、ベーコン、牛乳などを入れて煮込んだ具だくさんのスープです。今日は、あさりやインゲン豆のペーストを使用する予定でしたが、食材の納品が遅れたため、コーンや鶏肉、にんじん、玉ねぎを使ったチャウダーにしました。 【4年生】二分の一成人式
2月27日(土)1・2校時、二分の一成人式を行いました。
最初に、グループに分かれて自分の得意なことを披露しました。跳び箱、サッカー、長縄など、様々なグループが発表を行いました。竹馬グループの一人は、「ここまで育ててくれて、ありがとうございます。」とメッセージを伝えながら、竹馬の技に取り組んでいました。 そして、この日は「自分史」を持ち帰り、家で家族への感謝の気持ちを書いた手紙を読んだことと思います。 学習の振り返りでは、この学習を通して自分自身の成長に気付いたことや、周りの大人への感謝の気持ちなどを書いていました。 4年生の保護者会では、二分の一成人式のビデオを流しますので、是非ご参加ください。 |
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