3月12日(金)1組では、ミライシードの「オクリンク」という授業支援ソフトの使い方の学習をしていました。オクリンクは、他の子の考えに触れながら自分の思考を深め、考えの筋道を立てて表現する力を養う学習ツールです。扱いやすいソフトなので、全国的によくつかわれているようです。授業内では、先生がパソコン上で作成したカードを子ども達に送ったり、子ども達が自分の考えを書いたカードを教員に送ったりすることで、教室全体での意見を共有することが可能になります。 子ども達のタブレット画面が、小さなホワイトボードのような役割をします。タッチペンを使って文字や絵を自由に描くことができます。それを「オクルボタン」にドラッグ&ドロップすると、教室の電子黒板にすぐにデータが共有されるという仕組みになっています。 子ども達は、動物の絵を描いて先生に送りました。クラス全員の絵をみんなで見ながら、感想を発表し合っていました。これは、まだ使い方に慣れるテスト段階です。というのも、先生側も操作の仕方に慣れなければなりません。子ども達と一緒に研修中です。でも、子ども達はとっても楽しそうでした。タブレットの活用で、積極的ないい手がたくさん挙がりそうです。(写真上) 2年2組が、図工の時間に折り紙で「つる」を作っていました。折り方の図を電子黒板に映しながら、ていねいに折っていきました。何人かの子に聞いてみましたが、つるを折るのは初めてという子がほとんどでした。つるを折れる子が数名いたようで、周りの子に教えてあげる姿も見られました。(写真中) 折り紙は、日本の伝承遊びの一つですが、たくさんのメリットがあります。まず、折り紙は手先を使って特定の形を作り上げていく遊びであることから、手先が器用になります。手先を器用に動かす能力を「巧緻性(こうちせい)」と言い、巧緻性に優れている子どもは運動神経やリズム感覚にも優れていると言われています。また、折り紙は完成図までの道のりを考えるため、子どもの想像力を養うことにも有効です。(プログラミング的な思考力にも関係があります!!)さらに、集中力を高めることや、空間認知能力を育てることにも効果があります。(先日もホームページでお伝えしましたが、算数の立体の学習に重要となる力です。) 昔、担任をしていた時に、クラスの子が入院することになり、みんなで千羽鶴を作ろうということになりました。小さな折紙を使って、毎日少しずつみんなで折っていきました。折り紙を家に持ち帰って、翌日どっさり折り鶴を持ってきた子もいました。千羽とはいきませんでしたが、最後に糸でつなげてお見舞いに行った覚えがあります。 給食後〜お昼休みにかけて、6年生が卒業前のボランティア活動を行いました。校庭やけやき広場、中庭を担当した子ども達は、落ち葉や石拾いをしました。また、図書室やパソコン室を担当した子ども達は、先生の指示で様々な片付け作業を進んで行いました。さらに、各教室の廊下に置いてある牛乳パックを入るトレーを集めて、家庭科室で洗っていた子ども達もいました。(写真下) 「立つ鳥跡を濁さず」と言われますが、学校をきれいにすることで感謝の気持ちを表そうという姿勢がうれしいなと思いました。きっと、活動していた6年生自身の心がすっきりとしたはずです。そして、「さあ、来週からいよいよ卒業式の練習だ!」という気持ちの切り替えにもなったことでしょう。 お箏で卒演(6年生)その後、曲の最初の部分を演奏することに挑戦しました。4年生のときに「さくらさくら」を演奏した以来のお箏演奏でしたが、友達と協力し、和の響きを味わうことができました。 そしてもう一曲。卒業演奏ということで「海の声」にもチャレンジしました。爪が痛かったり、どこを弾いているかわからなくなったりもしましたが、一生懸命演奏し、美しい箏の音色が音楽室に響きました。 3年生にメッセージを贈る会この日までに在校生は、各クラスでメッセージを書き、それを5年生が色紙にまとめていました。 当初は、1年生から6年生までがたてわり班ごとに集まって、6年生にメッセージを贈る予定でした。しかし、緊急事態宣言が延長され、異学年同士で集まることができなくなったため、ZOOMで 5,6年生の代表がメッセージの受け渡しをしました。 その後、たてわり班の代表として5年生が6年生の教室に行き、それぞれの班のメッセージを渡しました。 6年生からは、家庭科の時間に作ったぞうきんが、各クラスにプレゼントされました。 国語「わたしたちの学校じまん」(3年生)
国語で、「伝えたいことを理由をあげて話そう・わたしたちの学校じまん」という学習をしました。1年間の学習のまとめとして、2年生に向けて「じまんしたいこと」を発表しました。
写真を使って、田柄小学校の自慢を説明したり、クラスの自慢を発表したりしました。クラスの自慢では、写真の他にも実物を用意するなど工夫しました。自分たちの学校やクラスのよさを再確認しながら発表することができました。2年生も一つ上の学年の発表に興味津々の様子で聞いていました。 1年間で、話し方も上手になりました。声の大きさや話す速さ、間に気をつけて話すことができるようになりました。 3月12日の給食ボルシチ くだもの(いちご・はるみ) 牛乳 一口メモ 今日の給食は、6年3組の家庭科の授業で考えられた献立です。 ボルシチは、豆や肉、野菜などのたくさんの食材が使われていて栄養満点です。きなこ揚げパンとボルシチという給食の人気メニュー同士を組み合わせました。 また、果物は、「いちご」と「はるみ」です。「はるみ」は、みかんの仲間の柑橘類で、ビタミンや食物繊維などの栄養素が含まれています。これらは、お腹の調子を整えたり、疲労回復や視力を正常に保つなど、成長期の子ども達には欠かせないものです。 甘いきなこ揚げパンと味のしっかりしたボルシチを食べた後に、さっぱりとしたデザートの果物を組み合わせています。 3月11日(木)まず、この一年間で「できるようになったこと」や、「がんばったこと」を見つけました。学習を重ねてできるようになったことは、数えきれないくらいたくさんあります。また、勉強以外にも、当番の仕事や友だちと仲よくすること、あるいは好き嫌いなく給食を食べることを振り返っていた子もいました。 1年2組では、作文用紙に自分の成長を書き始めていました。(写真上)なわとびや長なわ(今練習している8の字跳び)、うんてい、鉄棒など、運動面のことを書いている子が多く見られました。たし算やひき算ができるようになったというよりも、1年生の子ども達にとっては、「跳べるようになった」とか「技ができるようになった」の方が「できた!!」という実感があるのでしょう。しかし、私の目からすると、原稿用紙にこのように文章を書いていること自体がすばらしい成長だと思います。 今朝の児童集会は、最初にZoomを使って行いました。5年生が自分のたてわり班の6年生にメッセージを伝えるという集会です。たてわり班ごとに作ったメッセージカードを受け渡すとともに、感謝の言葉を話しました。また、カードをもらった6年生も5年生に対して来年度に向けた励ましの言葉を伝えていました。(その後、5年生全員が6年生の教室を訪れて、同じように行っています。)話す力が試される場面でした。 書く力を向上させるためには、まず話す力を伸ばすことが必要であると言われます。4年生は、国語の時間に、調べたことを基に発表する学習をしています。今日、2組では、発表会を行っていました。 また、お昼休みには、6年生が校内の教職員のところに行き、感謝の気持ちを言葉にして伝えていました。そして、自分達が作った雑巾を渡していました。校長室にも、6年3組から5人の子がやって来ました。担任の先生はどんな指導をしたのだろうとびっくりするくらい立派な話の内容であり、またその話す態度にも感心しました。雑巾が貴重な布のように感じられるくらい、心のこもったメッセージが心に響きました。このような「話す力」は、小学校6年間で繰り返し積み上げて身についてきた成果です。 5年生は、先週まで算数の授業で正多角形の学習をしてきました。その学習の一つとして、プログラミング教材を扱うことになっています。今年度から小学校でプログラミング教育が新しく導入されました。全国共通に必修化されているプログラミング学習は、6年理科の「わたしたちの生活と電気」と5年算数の「正多角形と円周の長さ」の2単元で行うことになっています。 5年3組では、タブレットパソコンを使い、プログルというネット上で使えるプログラミングソフトを使って学習をしていました。「何センチ進む」という指令と、「何度右(左)を向く」という指令に数字を入れ、繰り返し実行させることで正多角形を作図するというプログラミングでした。(写真中)小学生用にプログラミングを手軽に学ぶことができる内容になっています。他にも、算数や理科のプログラミングを学ぶことができるようになっています。ぜひ、ご家庭でも挑戦してみてください。(大人も頭の体操になります。) 今日、3月11日は、東日本大震災からちょうど10年目を迎える日です。もう10年が経ったのか…と思う場合があるかと思うと、遠い過去のように思える時もあります。この10年の間に、東北地方に出かけたことがありますが、様々なところで震災の傷跡を感じる場面を見ました。また、土地や建物が新しく変わったとしても、人々の心の傷は癒えません。 昨日、地震発生を想定した予告なしの避難訓練を行いました。1,2月同様に、校庭に集まることはせず、校内放送で話をしました。東日本大震災についてのニュースをテレビで見るようにということも伝えました。10年前と言うと、6年生でさえ2歳の頃です。あの大きな揺れをはっきりとは覚えていないでしょう。また、「自分の身は自分で守る」ことの重要性についても話しました。日頃の訓練では、放送が入ってから机の下にもぐっています。しかし、実際の大地震では、自らすぐに安全を確保できなければなりません。 今日は、校庭の掲揚塔に半旗を掲げ追悼の意を表しました。(写真下)コロナ禍ではありますが、子ども達は相変わらず元気いっぱいです。自然災害の教訓をしっかり未来につなげ、子ども達の将来に役立ててもらえるようにしたいものです。 はじめてのそろばん(3年生)そろばんの講師の先生をお招きして、珠の弾き方や、それぞれの珠の仕組み、計算の仕方をわかりやすく説明していただきました。 今回は簡単な足し算や引き算でしたが、普段やっている計算と違う方法で行うので苦戦している子もいました。次第に理解が進み、説明をしっかり聞いて、集中して行うことができました。 授業が終わると「え〜もう終わり?」「もっとやりたかったな」「難しかったけど楽しかった」などの声が聞かれました。 今回の学習で、そろばんのよさや計算の方法を学び、良い経験になったようです。 3月11日の給食マンダイのかりんとう揚げ ひっつみ汁 牛乳 一口メモ 今日は、東日本大震災の発生から、ちょうど10年目にあたります。田柄小学校の子ども達の多くがまだ生まれる前の災害ですが、震災からの復興はまだ途中です。また、この震災を教訓として、私たちも災害に備えた生活を心がけなければなりません。そこで今日の給食は、復興支援と震災を忘れないために、東北地方に関連する献立にしました。 「マンダイのかりんとう揚げ」は、宮城県の海で獲れた魚「マンダイ」を使っています。「マンダイ」は、よく知られている「マンボウ」のことです。角切りにして下味をつけ、から揚げにし、甘辛いたれをからめています。 汁物の「ひっつみ汁」は、岩手県の郷土料理です。具だくさんの汁に、小麦粉と水をこねて作った団子が入っています。名前の由来は、団子の生地を一口の大きさにひっつまんで汁に入れることから、「ひっつみ汁」と呼ばれるようになったそうです。 地震の直後は、十分に食事が食べられない人も多くいました。温かい食事が食べられることにも感謝して、東北地方の料理を味わっていただきたいと思います。 卒業イベント(6年生)まずは、体育館に集まり、はじめの会。その後は校内すべてを使った「かくれんぼ」を行いました。普段入れない教室に入って隠れたり、ミッションが開催されたり・・・。 続いて、校庭を使ってのキャンプファイヤー。いつも見ている校庭で、これだけ大きな炎を見ることができた子供たち。風向きに合わせて、絶えず火の調節をしてくださったPTAや地域の方々のご協力のおかげでした。火を囲んで、歌やゲーム、フォークダンス、ソーラン節を楽しみました。 夜7時終了。子供たちは充実感いっぱいの表情で、迎えに来てくださった保護者の方々と帰っていきました。 6年生の子供たちに、また一つ素敵な思い出ができました。協力してくださった皆様、本当にありがとうございました。 広報委員会〜田柄CM〜「新聞作り以外にも何かやりたい!」「お知らせは新聞以外でもできないか?」という子供たちの意見から、12月から田柄CM作り(ビデオ作成)をすることになりました。何からやればいいのか子供たちと話し合い、ディレクター、カメラマン、演出(俳優女優)、ナレーション、BGM、、、など必要な役割を分担しました。 田柄小の紹介なので、一日の流れと行事を紹介することとなり、登校シーンから下校シーンまでを映像と写真で構成しました。「元気のいい感じが伝わるように」など何度も子供ディレクター、カメラマンが取り直しをしました。 最終編集は担当教員で行いましたが、子供たち全員で作ったビデオとしてまとまりました。 3月8日(月)の朝会後に、委員長より説明し、各クラスで見てもらいました。どのクラスでも楽しんで見てもらえ、委員会の子供たちも嬉しそうでした。 3月10日(水) その2DVDの製作は、専門の業者にお願いしました。2名のスタッフが、2時間にわたる6年生の楽しそうな活動の様子をビデオやカメラに収めていきました。夕方5時に、一度下校した子ども達が再登校し、体育館での会からスタートしました。会を始める前に、クラスごとの集合カットを撮影しました。DVDのオープニングで使われることになるのでしょうか…。(写真上) 前半は、校内や中庭〜けやき広場を使って、かくれんぼをしました。鬼役の子ども達が、学校内をすみずみまで探しに行きました。撮影が大変だったと思います。スタッフが手分けをしていろいろな子ども達の後を追いかけて動画を録っていました。(写真中)途中、放送で新しいミッションが伝えられると、すかさずその場所にかけつけて行きました。事前に打ち合わせに来ていたことと、早めに到着して校舎のつくりを確認していました。さすがはプロです。 後半の6時からは、校庭に出てキャンプファイヤーをしました。田柄小の校庭でキャンプファイヤーをしたのは、これが初めてのことではないでしょうか。(事前に消防署に許可をもらっています。また、おやじの会や消防団の方々にも来ていただきました。)大きく燃える火の周りで、ゲームをしたりマイムマイムやソーランを踊ったりしました。その暗闇の中でも、しっかりDVD用の撮影が行われていました。照明なしで録っていたので、かなり高性能のカメラだったのでしょう。子ども達の表情を収めるために、火の粉を浴びながらの撮影でした。(写真下) キャンプファイヤーを行うことが決まってから、PTA会長さんを筆頭に、おやじの会の皆さんや吉田さんにすぐに動いていただきました。大量の薪を手配していただくとともに、やぐらを組んだり火の管理をしたりと、全て支えていただきました。田柄の地域の方々の結集があってのキャンプファイヤーでした。きっと子ども達は、大きな火の残像とともに、田柄の人々の熱い思いをしっかりと心に刻んだはずです。 3月10日(水) その16年1組では、1校時の音楽(箏を使って、「春の海」の練習をしていました。)の後、国語と社会科のテストが2時間続きました。当然ですが、みんなシ〜ンとなってテスト用紙に向かっていました。(写真上) 小学校でのこのワークテストは、あと何枚残っているのでしょうか? 1か月後には、制服を着てそれぞれの中学校に進学しています。中学校では、中間テストや期末テストなど、テストと言ったら定期考査を指すことになります。小学校ではほとんどやったことのない「試験勉強」をして定期考査に臨んでいきます。その時になって「ああ、小学校の勉強は良かったな…」と振り返るかもしれません。 一方、1年生の教室でも、学習のまとめをがんばる子ども達の姿が見られました。算数の復習問題のページに取り組んでいました。繰り上がりのあるたし算、ひき算や何十の計算を習ってきました。1年生で習った内容をしっかり理解してから2年生に進級しなければなりません。まだ、両手を使って計算をしている子が見られますが、今後次第に指を使う必要がなくなっていくことでしょう。(写真中) 5校時に、5年生が体育館に集まってきました。金曜日の夕方に行う学年イベント「移動しない教室」のリハーサルを行っていました。(写真下) 6年生の移動教室代替イベントは、今日の夕方に実施予定です。6年生は、学校全体を使ったかくれんぼと、校庭でのキャンプファイヤーを計画しました。一方の5年生は、3部構成を考えています。第一部は、体育館でのセレモニーです。キャンドルファイヤーを灯して厳かに行います。第二部は、校内を使ったナイトハイクです。暗くなった校内を歩くのは、怖くもあり楽しくもあり…どうなるでしょうか。最後の第三部は、エンディングセレモニーです。再び体育館に集まり、ともし火を送る会を行います。 5年生が灯す火は、5つあります。「協力の火」「努力の火」「元気の火」「希望の火」「考動の火」の5つです。「考動」は、考えて動くこと、そして人のために進んで動くことを言います。今年度の5年生の一貫したテーマでもありました。さあ、どんな思い出のイベントになるでしょうか…。 3月10日の給食パリパリワンタンサラダ 牛乳 一口メモ 今日のサラダは、キャベツやきゅうり、にんじんに、すりおろした玉ねぎが入ったドレッシングで味付けをしています。トッピングには、細く切って油でカリッと揚げたワンタンの皮を乗せました。野菜とワンタンの皮は、別々に各教室に届けたので、パリパリの食感を味わうことができます。 ワンタンの皮やぎょうざの皮、シュウマイの皮のどれも小麦粉で作られているので、なかなか区別がつきにくくなっています。でも、それぞれ調理方法の違いがあっても、おいしく食べられるように材料や形、厚さなどに少しずつ違いがあります。家庭でぎょうざやシュウマイを作ることがあったら、ぜひ比べてみてください。 3月9日(火)3年1組は、「わたしたちのクラスじまん」として発表内容を考え、練習に取り組んできました。原稿を見ないで相手を見ながらはっきりと話すことや、必要な資料(写真など)を使いながら分かりやすく話すことが指導されてきました。今まで何度か教室で練習を重ねてきたようでした。しかし、実際に2年生の教室に来て発表するとなると、適度な緊張感が生まれます。一つ年下の2年生とはいえ、顔を真っ赤にしながら緊張の面持ちで発表していました。(写真上) いくつかのグループの発表を聞きましたが、内容がとてもすばらしいと思いました。(担任の先生の指導ももちろんあります。)「先生の話をしっかり聞いて、手をたくさん挙げるクラス」・・・こういう自慢ができるクラスは素敵ですね。発表の最後に、「2年生のみなさんも、3年生になったら進んで発表をがんばってください。」と伝えていました。(かっこいい!…と思われたはずです。)次のグループは、「思い出がたくさん作れて、笑顔になれるクラス」という内容でした。クラスで企画したレクの写真を効果的に使っていました。(なるほど…)次の発表は、「みんな何でも進んで取り組むクラス」でした。聞き終わった2年生の子が、「自分達は何でもジャンケンで決めるけど、譲り合っていくようにしているというのはいいことだと思いました。」と感想を発表していました。(そういう感想が言えた2年生の子も立派!!)さらに、「進んで外に出て遊ぶクラス」と発表したグループがありました。雨の日は、係の子が教室で遊べることを考えてもいるそうです。まだまだ発表グループがあったので、たくさん自慢のあるクラスなのですね。発表が終わった子ども達は、安堵の表情とともに、なんとなく誇らしそうな顔つきに見えました。 あくまでも国語の学習なので、内容よりも大勢の前で発表する力をつけることがメインです。実はこの単元では、今までクラス内でも「話すこと・聞くこと」を通じて発表会に向けて取り組んできています。発表内容を決め、発表原稿を用意し、さらに資料を用意してと、グループ内で話すこと・聞くことを繰り返してきたわけです。コロナ禍のマスク越しではありますが、「主体的・対話的で深い学び」を意識して取り組んできた学習でした。 4年生は、3学期に入ってから、頻繁に理科室を使った実験が続いています。理科の「すがたをかえる水」の単元では、今後も理科室の使用が続きそうです。今日は、2組が実験をしていました。水を熱し続けた時の温度変化と水の様子を調べる実験でした。子ども達の予想では、100度で沸騰するだろうと考えた子がほとんどのようでした。しかし、そのまま熱し続けると温度がどうなるかということについては、いろいろな考えがあったようです。 実験用コンロに火をつけ、1分ごとに水の温度を測っていきました。ビーカーの中の水を観察していると、しばらくして水蒸気のあわが立ち始め、やがてボコボコと沸騰が始まりました。温度計は、99度近くを示していた班がありましたが、96度〜97度辺りで止まったままの班もありました。(写真中)子ども達にとっては、予想していた100度まであと少しというところで上昇が止まってしまい、「あれっ」という思いだったようです。その後もしばらく沸騰させて様子を見ましたが、温度上昇は見られませんでした。 水の沸点は100度です。しかしこれは、厳密には1気圧の場合です。(気圧の低い山の上では、沸点が下がります。)100度にならなかったのは、気圧の関係でしょうか。それよりも関係があるのは、実験装置です。まず、温度計・・・正確な温度を測るには、棒温度計では無理があります。しかし、もっと関係がありそうなのは、「水」です。純水の沸点が100度なので、水道水には不純物が含まれています。ということで、100度まで到達せずに沸騰することになります。(教書でも「100度くらい」と記載されています。) 6年生の道徳の教科書に「『ありがとう』の気持ちを伝える」という資料があります。家族に日頃の感謝の気持ちを伝えているかという質問に対して、73%もの人が「伝えられていない」「あまり伝えられていない」と答えたそうです。そこで、教科書には2つの作文が紹介されていました。1つは、「言葉に出さないと伝わらない」ということを母親から教えられた男の子の作文です。「ありがとう」の一言を言えない自分・・・こういうことは、日常的によく感じる場面です。私自身の心にもグサリと響いてきました。もう一つは、東日本大震災を経験した女の子の作文です。家族や生活への感謝の気持ちが生まれたという内容でした。 ところで、今日学習していた3組では、道徳の授業でタブレットパソコンを使っていました。ミライシードにある「ムーブノート」というソフトを使い、一人一人の考えを集約する機能を利用して授業が行われていました。(写真下)「だれに感謝の気持ちを伝えたいですか」という先生の問いに対して、クラスの子ども達から様々な意見がタブレットを通して先生の画面に送られてきました。先生側には、子ども達の意見を自動集約する機能があり、クラス全体のまとめを示すことができるようになっています。 3月9日の給食豚肉の生姜炒め ホットサラダ 牛乳 一口メモ 「豚肉の生姜炒め」は、豚肉を玉ねぎやにんじん、キャベツと炒め、生姜のきいたしょうゆ味のたれで味付けしています。 豚肉は、給食でもよく使う肉です。体をつくる基になる「たんぱく質」がたくさん含まれていることと、疲労回復ビタミンとも言える「ビタミンB1」が他の肉に比べて多く含まれているからです。 ビタミンB1は、玉ねぎやニラ、にんにくなど、においの強い野菜と一緒に食べると、より体への吸収が良くなります。豚肉の料理には、ぜひ玉ねぎなどの野菜を一緒に使ってみましょう。 3月8日(月) その2保健室前の廊下に、「校長先生より」の掲示板があります。朝会で使った書き順問題を掲示板に貼ると、さっそく休み時間に子ども達が集まってきました。(写真上) 1年生で習う漢字からは、「田」と「左」、「右」の3つの漢字の書き順を出題しました。「左・右」の漢字の1画目と2画目にそれぞれ違いがあるのは、よくテレビのクイズにも出題されます。この2つは、それぞれの漢字の成り立ちが違うことから書き順に影響しているようです。「田」は、3画目と4画目を逆にする子をよく見かけます。これを間違えている子は、多分いろいろな漢字も書き順を間違えているのではないでしょうか。「田」が入る漢字はたくさんあります。 2年生の漢字からは、「長」を問題にしました。恥ずかしい話ですが、自分自身、教員になるまで書き順を間違えていた漢字の一つでした。1画目を横棒から始めていたのです。 3年生の漢字からは、「発」を出題しました。「はつがしら」の部首の書き方は独特な書き順です。大人でも間違えて覚えている人が多いのではないでしょうか。 最後に取り上げたのが、平仮名の「や」と「も」でした。掲示板のところに来た6年生に聞いてみると、自分のクラスの中にも平仮名の書き順を間違えて覚えていた子がいたそうです。今日の朝会での話をきっかけに、今から正しい書き順に直していけると良いのですが…。平仮名の書き順が違うということは、最低でも6年間ずっと間違えて書いてきたということになります。すぐに直すことができるかが心配です。 6年生は、理科の時間に「生物と地球環境」の学習をしています。水や空気の循環と生物との関係、そして食物連鎖について、さらには人間が地球環境とかかわりながら生きていることについて学習する単元です。理科の学習は、3年生の時から始まりました。6年生にとっては、この単元が小学校で学ぶ理科の最後の学習になります。 今日は、先週から使い始めたタブレットパソコンを理科室に持ち込み、各自が環境問題をテーマにした調べ学習に取り組んでいました。森林破壊について調べている子や、地球温暖化問題、さらには海洋プラスチックごみの問題について調べている子も見られました。(写真中) 6年生は、10月に環境教育の出前授業がありました。大学生が6年生の各教室に入り、海洋プラスチックごみ問題について授業をしてくれました。きっとその時の印象が強かったのでしょう。何人かの子が引き続き関心をもって今回の調べ学習のテーマに選んでいました。 ところで、スーパーの袋が有料化されたのは、いつからのことだったか覚えていますか? 自分もすっかり忘れてしまっていましたが、昨年の7月1日からの施行でした。まだ8か月しか経過していませんが、エコバックを持っていき、ビニール袋なしでの買い物がすっかり当たり前の生活になっています。この取り組みだけでビニールごみが減るというわけではないようですが、人々の意識を変えることは確実にできたと言えるでしょう。ただ、コロナ禍により、今度はテイクアウト用の容器のごみが増えているという問題が生じているようです。 6年生は、国語の時間に「海の命」という物語文の学習をしています。(写真下)物語の初めに、太一が幼い頃海で亡くなった父親についての描写が出てきます。「父はロープを体に巻いたまま、水中でこときれていた。ロープのもう一方の先には、光る緑色の目をしたクエがいたという。父のもりを体につきさした瀬の主は、何人がかりで引こうと全く動かない。まるで岩のような魚だ。結局ロープを切るしか方法がなかったのだった。」・・・その後、太一は与吉じいさに弟子入りして、やがて一人前の漁師に成長していきます。そしてある時、巨大なクエに出合うことになります。そこまでは、読者のだれもが父への復讐を考えてクエに向かう太一を想像することでしょう。しかし、太一はそういう考えではなかった…。この物語のクライマックス場面です。「なぜ、太一はクエを仕留めようとしなかったのか?」6年生にも、そして大人でさえも難しい解釈が必要となる場面です。そこには、「人間と自然との共生」が大きなテーマとなっていて、題名の「海の命」がヒントとして浮かんできます。改めて、作者の立松和平さんの自然派思想と、人間らしさへの回帰を強く感じさせる物語であると思いました。 生前、立松和平さんは、夜のニュース番組にたびたび出演されていました。方言を丸出しにした独特なしゃべりに人気が集まりました。しかし、本人は標準語で普通に話すことができたといいます。きっと、日本各地の自然風景を伝えるのに適した言葉として、わざと方言で話されていたのではないかと思われます。 田柄第二保育園とのなかよし交流会(1年生)今回は、1年1組が代表して参加しました。オレンジ色の帽子をかぶったかわいい園児たちを見て、とても緊張していた1組の子どもたち。始まる前は、「練習通りにできるだろうか。」と心配しましたが、そんな心配は無用でした。堂々と言葉を言い、優しく声をかけてペンダントを渡す姿は、まるでもう2年生のようでした。 中庭まで案内するときも、「こっちだよ。」「ここが校庭だよ。」「今、体育の学習をしているよ。」など、教えたいことや伝えたいことがたくさんあって、頼もしい姿が見られました。 保育園や幼稚園との交流会で、進級に向けての意欲を高めることができました。 3月8日(月) その1
今日も、全校朝会はZoomを使って行いました。Zoomを使うと、画面に物を映したり、画面共有を使って子ども達に画像を見せたりすることができます。今回の全校朝会も、そういう関係で盛りだくさんの内容になりました。
・・・『3月に入り、いよいよ3学期のまとめ、さらには今年度の学年のまとめの時期になりました。それぞれの教室では、学習のまとめのテストに取り組む様子が見られるようになりました。テストは、自分がどれだけ学習内容について理解ができたか、ということを調べるためのものです。ですから、テストを行っただけで終わりにしてはいけません。丸つけが終わったテストが戻ってきたら、「何ができるようになったか」、そして「何がまだ理解できていないか」を振り返ることが大切です。 先週から、タブレットパソコンを使って、様々な機能やアプリを利用した学習が行われています。一人に1台ずつ渡されたタブレットは、学習をするために使う道具です。学校でも家庭でも、すでにどんどん利用してタブレットを使った勉強を進めている子が見られます。 どの学年でもすでに利用しているアプリに、ミライシードの「ドリルパーク」があります。漢字練習や計算練習の問題がたくさん入っていて、繰り返し使ったり前の学年の内容にもどって復習したりすることもできます。さらに漢字ドリルでは、漢字の書き順を確かめたり、書き順の採点をしたりする機能まであるのでとても便利です。漢字の学習は、まず書いて覚えることが欠かせませんが、送り仮名に気をつけたり様々な読み方を覚えたりすることも大切です。そして、さらに重要なのが、「正しい書き順を覚えること」です。 漢字の正しい書き順を覚えるということは、なぜ必要なのでしょうか? 書き順は、文字をきれいに書くためにあります。漢字には、「止め・はね・はらい」があり、きれいで正しい文字はそれらがきちんと目で見て分かるように書かれています。また、正しい書き順で書くと、素早くたくさんの文字を書くことができ、さらに疲れにくいとも言われています。 では、1年生で習う漢字からいくつか問題を出します。(「田」や「左」「右」の書き順について、Zoomの画面を使って出題する。)「田」は、この書き順を間違えると他の多くの漢字も間違えて覚えていることになります。「左」と「右」は、一画目が横画か左はらいになるかの違いがあります。間違えて覚えている人は、文字のバランスが違っているはずです。 次に、2年生で習う漢字から出題します。(「長」の書き順について、Zoomの画面を使って出題する。)一画目は縦画から書きます。 続いて、3年生で習う漢字から出題します。(「発」の書き順について、Zoomの画面を使って出題する。)「発」の字では、「はつがしら」という部首の書き順が重要です。 ここまで、1年生から3年生の漢字について出題してきました。きっと4年生以上のみなさんの中には、いくつか書き順を間違えて覚えていた子がいたのではないでしょうか。また、1年生から3年生のみなさんも、今年習ったばかりの漢字の書き順を、もうすでに間違えて覚えていたという子がいたかもしれません。間違えて覚えていた書き順は、今すぐ直せば、これから大人になるまでずっと正しい書き順で書くことができます。しかし、間違えて覚えたままにしていると、大人になってもそのままです。漢字の書き順を間違えて覚えたまま大人になると、きっといつか恥ずかしい思いをするでしょう。大人で、文字のバランスが悪い字を書く人がいます。よく見ると、明らかに書き順が違うことが分かります。また、銀行の窓口の人が書類を書く場面や、お店の人が領収書に文字を書く場面で、「ああ、この人、書き順が違っている…」と気がつく時があります。本人は気がついていなくても、見ている人には分かってしまいます。書き順の違いだけで、その人の評価がマイナスにとらえられてしまうことにもなりかねません。 では、最後にひらがなの書き順について出題します。「えっ、ひらがなの書き順を間違える人がいるの?」と思うかもしれませんが、確認してみましょう。(「や」と「も」の書き順について、Zoomの画面を使って出題する。)』・・・ 話の後、田柄小のホームページの紹介もしました。タブレットをインターネットにつなぎ、「田柄小学校」で検索すると、すぐに学校のホームページを見ることができます。最近の学校のホームページにどのような話題が掲載されているのか、実際に画面に映しながら説明をしました。 3月8日の給食焼きししゃも キャベツの旨味漬け 牛乳 一口メモ 今日は、鹿児島県の郷土料理「奄美の鶏飯」について紹介します。 鹿児島県の奄美地方は、九州本土よりさらに南に位置する島です。昔は、九州の本土から役人さんが島の人々の働きぶりなどを視察にやってくることがありました。その時、島の人々が役人さんをもてなすために作ったのが、この料理だったそうです。 鶏肉、たまご、しいたけ、緑の野菜や島の特産品のパパイヤで作った漬物などを彩りよくご飯の上に乗せ、だしのきいたスープをかけていただきます。 給食では、パパイヤの漬物の代わりに、たくあんを使っています。スープの中にご飯を入れて食べるようにします。 3月5日(金)そこで練馬区では、6年生の卒業記念イベントを各学校で実施し、そのための予算を配当する措置が取られています。田柄小では、来週水曜日の夕方、そのイベントを行います。そして、当日の様子を撮影してもらい、全員にDVDを配布するための予算とすることにしました。(さらに追加予算があり、記念品を購入する予定でいます。) 夕方5時から行う卒業記念イベントでは、かくれんぼとキャンプファイヤーを予定しているようです。かくれんぼは、校内と中庭、けやき広場などを使って行うとのことです。キャンプファイヤーは、校庭で行います。現在、PTA会長さんを中心に、おやじの会や地域の方々にも協力していただいて準備を進めているところです。 校庭の火の周りで、子ども達は何を行うのでしょうか? (写真上)を見て、「マイムマイム」と分かった方は鋭いですね…正解です。手をつながずに、「エア マイムマイム」を練習していました。最初、子ども達が楽しそうに練習をしていたところ、学年の先生が並び方について指導し始めました。友達同士でかたまって踊るのではなく、こういう時こそ男女分け隔てなく、そしてクラスも関係なく入り混じって踊る方が思い出になるという話をしました。大切な指導です。 4年生は、理科の時間に「すがたをかえる水」の学習をしています。今日、1組が実験をしていたのは、水が沸騰した時に出るあわの正体を調べるというものでした。ビーカーの水の中に漏斗(ろうと)を逆さまにして入れ、あわを集めます。漏斗の先に小さなビニール袋を取り付け、最初はしぼませてセットします。沸騰してくると、ビーカーの底からボコボコと泡が出始め、みるみるビニール袋がふくらんできました。そこで火を止めると、またビニール袋はしぼんでいきます。そして、ぺしゃんこになったビニール袋の内側には、水滴が残っていました。(写真中) 実験を通じて、沸騰した時に出るあわの正体は、水蒸気であるということが分かりました。水蒸気は、水が熱せられて気体になったものです。水蒸気が冷やされると、水に戻ります。4年生のこの単元では、「水蒸気」と「湯気」の違いについても学習しています。湯気は、水蒸気が冷えて水の粒になったものを言います。やかんでお湯を沸かした時のことを思い浮かべてみてください。沸騰すると、やかんの口から白い煙のように出てくるのが湯気です。よく見ると、やかんの口先の辺りは透明で、少し離れたところで湯気が見えます。これは、沸騰したお湯から出てきたあわ(水蒸気)が、やかんの外に出てきて外気に冷やされて湯気として目に見える状態になったということです。ですから、水蒸気は気体で、湯気は液体ということになります。 先月から、1年生が幼稚園や保育園と交流会を開いてきました。今日は、田柄第二保育園の年長組さんとの交流会でした。今回は、1年1組が担当しました。 けやき広場でお互いに向き合って、あいさつをしてから始まりました。呼びかけの後、手作りのメダルを一人一人にかけてあげました。また、今回も1年生みんなが出演した「学校紹介DVD」をプレゼントしています。保育園に戻って、みんなで見てくれたでしょうか? 小学校は楽しいところであると感じてもらえたでしょうか? 最後に、校庭を回って中庭まで案内してあげていました。1組の子ども達とは、そこでお別れをしました。続きは、私が中庭のナビゲーター役になりました。保育園の子ども達は、ミッキー池に興味津々です。「何がいるのだろう?」と、一生懸命にのぞき込んでいました。(写真下) 火曜日に冬眠から目覚めたカメ吉が、ここ2日間はまた潜ってしまっていました。しかし今日はラッキーなことに、少し眠そうでしたが保育園の子ども達のためにと姿を現していました。みんな大喜びで、カメ吉の泳ぐ様子を追っていました。新1年生の入学まで、1か月となりました。 昼休みに、カメ助の姿も確認することができました。今日は、二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」の日です。大地が暖まり、冬眠していた虫たちが、春の訪れを感じて穴から出てくる頃と言われています。 |
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