「わくわく・どきどき」の学びを目指して

7月7日(火)

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 1年生は、国語の時間に「くちばし」という説明文の学習をしています。小学校の国語の授業で、物語文とともに毎学期必ず学習する教材として、「説明文」があります。この「くちばし」は、小学校で最初に習う説明文です。鳥のくちばしについて、問答形式で分かりやすく説明している文章なので、クイズに答えているような楽しい気持ちで読み進めることができます。
 「これは、なんのくちばしでしょう。」という文と絵による問いかけがあり、ページをめくると「これは、○○のくちばしです。」と答えが書かれています。さらに、そのくちばしの様子を詳しく説明する文章が書かれているという構成になっています。鳥は、きつつきとおうむ、はちどりが出てきます。それぞれのくちばしに特徴があり、子ども達にとって興味がもちやすい鳥が選ばれています。
 今日の授業では、先生がプリントを用意し、教科書の本文を見ながら書き込むようになっていました。先生が説明してからプリントに書き込む作業が始まりました。机上には、教科書とプリントと筆箱が用意してあり、1年生の子ども達にとっては、もうそれだけで机からはみ出してしまいそうです。(写真上)実はこの力…「それぞれの学習用具をどのように置いて勉強するか」ということは、この先6年間の学びを大きく左右することに通じる力なのです。
 様々な教科の学習をしていると、教科書を出したりドリルを用意したり、ハサミやのりを使ったりと、次々と学習用具を机の上に準備して授業が進められていきます。そのたびに、道具箱の中から「あれがない、見当たらない…」とやっていては、学習に遅れが生じてしまいます。また、机上が整理できない子の中には、ドリルや教科書の段差がある上にノートを置いて書くのが平気な子がいます。でこぼこの状態で書いても、きれいな文字が書けるはずがありません。整理整頓の力は、学習理解にじわじわと影響してくるものです。
 3年生は、算数の時間に「暗算」の学習をしています。数の構成に着目して、暗算の仕方を考えることを目標とした単元です。2位数どうしのたし算やひき算の暗算を考えていました。「暗算ができなくても、筆算ができればいいんじゃないの…」と思うかもしれませんが、暗算でどのように計算をするかということは、算数的な考え方を深めるとともに、算数を学ぶ面白さにもつながります。
 「44+29」は、どのように計算して73という答えを出しますか? 十の位と一の位どおしをたして、60+13=73という考え方がまずあります。29を20と9に分け、44+20=64、64+9=73とする考え方。29があと1で30になることから、44を43と1に分け、43+30=73とする考え方。あるいは、29を30と見て、44+30=74、74−1=73とする考え方もあります。まだ他にもいろいろな考え方で暗算ができますが、自分なりに暗算ができるということと、いろいろな考え方ができるということが大切です。(写真中)
 黒板には、算数の合言葉として、「『は』やく、『か』んたんに、『せ』いかくに、『どん』なときでも。」と書かれたカードが掲示してありました。(頭文字をとって、『はかせどん』としていました。)算数で学習する内容の全てに共通するのは、まさにこれらの目的のためと言えます。日常の生活に算数が生きるためには、素早く簡単に計算ができなければなりません。そして、正確な答えでなければならず、どういう場合でも使える計算であるということが重要です。
 4年生は、理科の学習としてツルレイシ(ゴーヤ)を育てています。5月の休業中にあおぞら農園に植えた苗が、みるみる大きく育ってきました。畑に行って全員で観察を行っていました。(写真下)
 ツルレイシは、がっしりと組んである支柱のてっぺんまでつるが伸び、すでにたくさんの黄色い花が咲き始めていました。まだ実はできていませんが、きっと夏休みに入った頃にはたくさんの実がぶら下がっていることでしょう。
 観察しながら、「ゴーヤは苦いから嫌い。」と言っている子がいました。確かに、子どもが好んで食べる野菜ではありません。大人になると、「あの苦みがおいしいのに…」と思うようになるのでしょう。
 夏野菜と言えば、昨日と今日の給食に、「冬瓜(とうがん)」が使われていました。スイカを少し縦長にしたような大きな冬瓜が畑にごろごろと実ってくる時期です。いろいろな煮物やみそ汁の具としておいしいのですが、たぶん冬瓜も家庭ではあまり買うことのない野菜なのかもしれません。

7月7日の給食

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献立名           五目ずし
              七夕汁
              お星さまゼリー
              牛乳


一口メモ

 今日の給食は、七夕にちなんだ献立です。酢飯にたくさんの具を混ぜた五目ずし、そうめん入りの七夕汁、星形のナタデココとパイナップルが入ったお星さまゼリーです。
 七夕の行事食には、そうめんを食べることが多いです。これは、七夕の伝説の織り姫がつむぐ糸や、天の川をイメージしてそうめんを使っているからです。その始まりは、今から1000年以上前の平安時代に、小麦やお米の粉を練って縄のようにした「むぎなわ」と呼ばれるお菓子を七夕にお供えしたのが始まりだそうです。
 今日はあいにくの空模様ですが、給食を通じて七夕の雰囲気を味わえるようにしました。

ブックトーク(6年生)

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 図書の時間に、図書館管理員の小林先生から、6年生におすすめの本の紹介をしていただきました。
 ブックトークに選んでいただいた本は、普段子ども達があまり手にしないジャンルも入っています。図書の分類番号の「1類」には、心や考え方に関する本があります。その中から、「子ども・大人」という本をまず紹介していただきました。考えることの大切さを伝える絵本のようになっているので、6年生にも読みやすくなっている本です。(写真上)
 「3類」からは、「絵で見るおふろの歴史」の本が紹介されました。日本のお風呂の歴史は、世界的に見ても珍しい入り方が多いようです。奈良時代から現代までのお風呂の歴史が、分かりやすく書かれています。(写真中)
 「5類」には、乗り物やものづくり、環境問題などの本が並んでいます。その中から、「工場見学」のシリーズを紹介していただきました。埼玉県にあるアイスキャンディーの工場は、とても有名な見学場所です。今はなかなか行くことができない工場も、本を通じて見学気分を味わうことができます。(写真下)
 夏休みが3週間と短くなりましたが、簡単に貸し出しができるようになった図書システムを利用して、たくさんの本に出合ってほしいと思います。

7月6日(月)

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 今日の全校朝会は、雨のために放送で行うことにしました。放送室にあいさつ当番の6年生の子ども達がやってきて、全校にあいさつを呼びかけました。放送室にいても北校舎から元気のよいあいさつの声が返ってくるのが分かりました。
 今日は、「家庭学習強化週間」についての話をしました。今日から12日(日)までの一週間を「家庭学習強化週間」として位置付けて、宿題等に取り組むことになっています。「学年×10分」の目安の時間を提示していますが、宿題以外の学習にどう取り組んでよいのか迷う子が多いはずです。そこで、具体例を基に学習内容のヒントを伝える話をしました。
・・・まず、読書です。先週までの2週間は読書旬間でした。引き続き読書を行うのも大切な学習です。さらに学習を深めたい人は、声に出して読書をしてみてください。音読をするということです。読書は普通、目で読む黙読ですが、声に出して読むことでまた違った力を身につけることができます。次に、教科書の文章をノートに書き写す視写(文章を見て、その通りに書き写すこと)もお勧めの学習です。「勉強することがない」という子は、とりあえず視写をしてみましょう。国語の教科書を開いて、点や丸、漢字などに気をつけながら、ノートにていねいに書き写していくのです。国語の教科書だけでなく、算数や理科、社会の教科書の視写でも良いです。
 次に、漢字ドリルや計算ドリルの初めの方に戻って、もう一度行う学習です。一度行ったことを再び学習することを「復習」と言います。一学期の最初の学習を振り返り、もう一度行う復習は、とても大切な学習です。「復習」に対して、「予習」という言葉があります。まだ学校で習っていない学習を自分で先に勉強するのが「予習」です。自分はがんばれるぞという子は、ぜひ「予習」にチャレンジしてみましょう。国語の教科書のまだ学習していないところを音読しても良いし、新しい漢字の書き順を調べたり、言葉の意味調べをしたりしても良いでしょう。今度習う算数の問題を教科書の説明を見ながら解いてみるのも良いですね。
 3年生以上の子は、理科や社会科の学習があります。生き物や歴史上の人物、都道府県に関することなど、自分で興味をもったことを調べることもすばらしい学習になります。しかも、自分で調べたいことを自由に選んで学ぶことができるのですから、これほど楽しい学習はありません。ただし、本で調べた、インターネットで調べたで終わるのではなく、調べて分かったことをノートに書いてまとめることが欠かせません。
 その他にも、5,6年生は外国語の学習で、英語を書いたり読んだりする学習があります。家庭科の裁縫を家でやってみるのも良いでしょう。こうして考えてみると、宿題以外に自分で学習することはたくさん見つかります。家庭学習強化週間を通じて、自分から進んで学習する姿勢を身につけていきましょう。・・・
 ぜひ、各ご家庭で、どんな学習に取り組めたかを確認してあげてください。
 6年生の教室で、国語の時間にグループ討論のような形式の授業が行われていました。「密」になる話し合い活動は自粛しているところですが、ソーシャルディスタンスを考えた、十分に距離をおいた話し合い活動になっていました。(写真上)討論の内容は、「テレビ放送が良いか、YouTubeが良いか」という内容のようでした。繰り返し見られるとか、自分の好きな動画を検索して見ることができるなど、YouTube派の意見が多かったようです。
 1年生の算数の授業で、「0というかず」の学習をしていました。「0」は、何て読むでしょう? 『ゼロ』でしょうか『レイ』でしょうか。正解は、『レイ』です。算数では、「0」は『レイ』と読ませています。「0」の書き方の指導も1年生で行う大切な学習です。上から反時計回りに書きます。(写真中)
 ちなみに、「0」を下から時計回りにぐるりと書くのは、「〇(まる)」を書く時です。
 6年生は、先月の図工の時間に、「切って開いて生まれた世界」という作品に挑戦してきました。グラデーションのように色を塗った下地に、黒い色画用紙をカッターで切り開いた切り絵作品を重ねます。切り絵がカッターの鋭い切り口の美であるのに対し、絵の具のグラデーションが効果的に映える作品です。
 今日は、次の学習に入る前に、友達同士の作品を鑑賞し合いました。そして、友達の作品のすばらしさを何人かが発表していました。友達に認めてもらえると、ますます作品が輝いて見えてきます。(写真下)

7月6日の給食

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献立名           麦ご飯
              鮭の黄金焼き
              冬瓜(とうがん)と大根のそぼろあんかけ
              牛乳


一口メモ

 今日は、季節の野菜「冬瓜」を使った献立です。冬瓜は、スイカと同じ「ウリ科」の植物で、夏に収穫したものが冬まで保存できることから「冬瓜」と呼ばれています。ラグビーボールのような形をしていて、緑色の皮をむいて使います。
 今日のそぼろあんかけには、よく似た大根も一緒に入っています。区別がつくように、冬瓜は少し大きめに切ってあります。味や食感の違いを比べながら食べられるようにしました。

7月3日(金)

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 3年生の各教室でカブトムシを飼育しています。3年生の先生が田舎の方から各クラス用に取り寄せたもので、蛹(さなぎ)の状態で先月から教室に置いてありました。カブトムシは、幼虫の期間が一番長く、9月頃に卵からふ化すると、専用の土の中で過ごします。5〜6月頃が蛹の期間で、土の中に蛹室を作ってじっとしています。最初の頃は珍しがって飼育ケースをのぞき込んでいた子ども達は、じっとして動かない蛹にちょっと興味が薄れてきていました。また、3年生は日に日に大きくなっていくカイコの世話に手がかかり、カブトムシどころではなくなってきていました。それが一転、真っ黒のテカテカ光るカブトムシの成虫が誕生すると、子ども達の関心を一気に集めることになりました。(写真上)
 カブトムシの成虫の寿命は、2〜3か月くらいです。子どもの頃、よく家に飛んできたカブトムシを育てたことがありますが、そんなに長生きをしたためしがありません。今から思うには、飼育の仕方が間違っていたからです。昔は、カブトムシやクワガタを育てるために、スイカやモモを与えたものでした。今のような昆虫ゼリーがなかった時代です。虫たちは、お腹をこわして寿命を縮めてしまったのでしょう。
 しかし、田舎に住んでいたため、カブトムシやクワガタ、カミキリムシなど、子ども達が虫かごに常備する虫を捕まえる環境は整っていました。夜になると、家の網戸には、たいてい何らかの虫が光に誘われてやって来ていたからです。他にも必要のない虫たちがたくさんいました。網戸をすり抜けて、家の中は蚊取り線香をたいてもいろいろな虫が飛び交っていました。今の子ども達がそんな時代に行ったとしたら、家の中の虫の多さにまずびっくりすることでしょう。
 4年生の理科「とじこめた空気や水」の学習として、空気でっぽうの実験セットで遊ぶ様子を先日お伝えしました。今日は、教室で同じ実験セットを使い、水と空気の縮み方の違いを確かめていました。
 プラスチックの筒の中に、水と空気が半分ずつ入っています。棒を上から押し込み、筒の中の様子を観察しました。(写真中)結果は、水の目盛りは変わらず、空気の部分だけ縮まりました。この結果から、空気は押し縮めることができても、水は押し縮めることができないということが分かりました。(さらに、水だけで実験してみると、全く押し縮めることができないことが分かります。)
 教科書には、お店で売られているパック詰めの豆腐の写真が載っていて、「積み重ねられていても、中身の豆腐がつぶれない理由を考えよう」と書いてあります。豆腐の入れ物は、豆腐以外の部分は水で満たされています。水が縮まないということが理解できれば、「なるほど、そういうわけか…」と納得できます。
 一方、3年生の理科の学習では、「ゴムや風でものをうごかそう」という実験をしています。3年生では、今まで生き物教材を中心に理科の学習が進められていました。初めての実験内容です。ゴムは、伸ばしたりねじったりすると、元に戻ろうとする性質があります。3年生も実験セットを購入し、楽しみながら学んでいます。ゴムの伸び縮みで発射する車を使い、ゴムを少し伸ばした時とたくさん伸ばした時とで、どれだけ車が遠くまで動いたかを調べます。
 ちょうど3年生は、算数の時間に長さの学習で巻き尺の使い方を習ったばかりです。友達と協力して、何m何cm動いたかを一生懸命調べていました。(写真下)

7月3日の給食

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献立名           高菜そぼろ丼
              太平燕(タイピーエン)
              牛乳


一口メモ

 今日の給食では、九州地方の特産品の「高菜」とひき肉を炒めてそぼろを作りました。
 高菜は、小松菜と同じアブラナ科の植物です。葉や茎には、辛子と同じ成分の辛みがあります。高菜漬けのように、漬物にして食べられることが多いです。高菜とひき肉の他にも、凍り豆腐やこんにゃく、ごまなどのたくさんの食品が入っています。
 具だくさんの汁物「太平燕」も、九州の熊本県の郷土料理です。この料理は、中国から伝わってきたとされ、本場の中国ではアヒルの卵が入っているそうです。日本では、アヒルの卵の代わりににわとりの卵を油で揚げたり、ウズラの卵が使われたりします。

7月2日(木)

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 1年生は、生活科の学習としてミッキー池でザリガニ釣りをすることになりました。今日は、1組の子ども達が釣りざおを手に中庭に出てきました。
 釣りざおに結ばれたタコ糸の先には、餌としてスルメイカがついています。グループで順番に釣りざおを持つことになっていて、さっそく子ども達が池をのぞき込みながら糸を垂らしていきました。
 池の中は、スイレンの葉が生い茂っているものの、あちこちにザリガニの赤いハサミが見え隠れしています。今年度に入ってザリガニ釣りをしたのは、今日の1年1組が最初でした。池の中のザリガニ達も、両手のハサミをバンザイさせながら、待ち構えていたかのように顔をのぞかせてきました。それほど待つ間もなく、あっという間にザリガニが釣り上げられ、子ども達から歓声が沸き上がりました。(写真上)
 ザリガニの寿命は6〜7年と言われています。1年生が生まれた頃からミッキー池にいたザリガニも多くいるということになります。釣り上げられたザリガニは、グループごとに丸い水槽の中に集められました。大きな年代物のザリガニもいれば、小ぶりなザリガニもいます。子ども達が水槽をのぞき込むたびに、バシャバシャと元気よく跳ね回っていました。
 後で給食の様子を見に行きながら、後ろのロッカーの上に置かれた水槽をのぞいてみました。水槽の中に入って観念したのか、24匹のザリガニ達はすっかりおなしくなっていました。一方、1年生の子ども達は、今日の給食のたこめしをおいしそうに食べていました。(その後、ザリガニは水槽に1匹ずつにして、あとは逃がしてあげました。)
 2年生は、算数の時間に「長さのたんい」の学習をしています。1年生の頃の長さ比べの学習では、直接長さを比較したり、任意の物を使って「何個分」というように比べたりしてきました。2年生では、普遍的な単位のmmとcmを知り、ものさしの使い方を学習します。
 今日は、ものさしを使って長さを実際に測ったり、ものさしの読み方について学習していました。(写真中)ものさしは、学校で人数分をそろえて使わせています。昔は各家庭で購入してもらっていましたが、ものさしよりも定規を使う方が一般的なため、学校で貸し出すようにしています。
 ちなみに、ものさしと定規の違いは何でしょうか? ものさしは、長さを測るためのものです。目盛りは必ず一番端が0になっています。また、材質は竹かステンレスでできていて、伸び縮みしにくいものになっています。一方の定規は、長さを測るだけでなく、直線を引くためのものです。そして、定規には目盛りに数字が書いてあります。
 ものさしには、目盛りの他に黒と赤の点が書いてあるだけです。長さを測るためにものさしを2年生で使う理由は、この目盛りの打ち方がポイントになっています。5mmや1cmの区切りや、5cmと10cmごとに大きな目盛りがついています。数字が書かれていないだけに、自分で目盛りを数えて長さを測ることになります。そうすることで、目盛りの数え方が身についていきます。さらに、長さの感覚も次第に身につくというわけです。
 1年生は、図工の時間に多目的室に行き、「いろいろならべて」という造形遊びを楽しんでいます。大きさや色が様々に用意された色画用紙を用いて、それらを自由に組み合わせることで自分の好きな形を作っていきます。(写真下)円や正方形、長方形の色画用紙を手に、「何を作ろうかな?」と考えながら、乗り物や建物、動物・・・と、想像が広がっていきました。
 できた作品は、先生が写真に撮ってくれます。後でクラスの子ども達の作品をスライドショーで見せ合えば、立派な鑑賞会を行うことができます。

7月2日の給食

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献立名           たこめし
              魚のさんしょう焼き
              かみなり汁
              牛乳


一口メモ

 今日のご飯は、ニンジンやごぼうと一緒に煮つけたたこが入った「たこめし」です。
 昨日は、夏至から数えて11日目にあたる「半夏生(はんげしょう)」でした。特に関西地方では、昔から半夏生にたこを食べる風習があります。ちょうどこの時期は梅雨のさなかで、田んぼの稲が雨で流されないようにと願いを込めて、たくさんの吸盤をもつたこを食べるようになったと言われています。
 また、たこには疲れを回復させる「タウリン」という成分がたくさん含まれています。これからの暑い季節にはぴったりの食べ物です。

7月1日(水)

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 3年生の朝の会の様子を見に行きました。登校後、8時30分から45分までは朝モジュールの時間です。(先週と今週は読書旬間のため、全校で朝読書に取り組んでいます。)朝の会は、8時45分から55分までの10分間あります。日直の当番の子が前に出てきて、みんなで朝のあいさつをしてから始まります。3年1組では、その後に1分間スピーチを行っていました。その日の日直が、最近の出来事をみんなの前で話すことになっています。友達と一緒に遊んだことを上手に発表していました。スピーチが終わってから、「何か質問はありませんか?」と聞くと、何人かの子の手が挙がりました。(写真上)
 私も担任をしていた時は、必ず1分間スピーチを朝の会に取り入れていました。子どもにとって、クラス全員の前で話をするということは、とても大切な機会になります。日頃よく発表している子はともかく、なかなか発表する機会がなかったり発表することが苦手だったりする子にとっては、かなりのプレッシャーになるようです。しかし、それだけ重要な経験となり、話す力を身につける大切な場にもなります。2人ずつ毎日行っていくので、1か月に1〜2回順番が回ってきます。繰り返していくことで、話す内容を考えてくるようになったり、自信をもって話すことができるようになったりしていきます。
 また、クラスの子ども達にとっては、「聞くこと」の学習にもなります。友達のスピーチを聞いて質問ができるということは、しっかり内容を聞いていたということです。担任の先生は、その日のスピーチをした子だけでなく、質問をした子についても評価をしています。
 本日、全校で腎臓健診(尿検査)の容器を配布しました。明日は、朝一番の尿を採って、忘れずに提出するようにさせてください。各教室では、養護教諭が作成した資料を基に、何のために尿検査を行うのかを指導していました。1年生の教室でも、担任の先生が分かりやすく教えてあげていました。(写真中)
 「おしっこは、腎臓でつくられます。腎臓は、そら豆のような形をしていて、背中側の腰の上に左右1個ずつあります。」…図には、血管と腎臓、膀胱の絵と説明が書いてあります。「腎臓は、体の中の血をざるでこしていらないものを出しておしっこをつくり、体の外に出しています。」…血液の中に含まれる老廃物を尿として体外に出しているわけです。「尿検査は、おしっこの中の成分を調べます。本来は、体に必要なものまでおしっことして体の外に出てしまっている時、腎臓や膀胱などがうまく働いていないことがあります。おしっこは、体の外側から見たのではわからない病気を知らせてくれる、大切なものです。」…最初に尿検査の容器を見せて「キャー」とか「ワ〜」とか言っていた子たちが、しっかり説明を聞くようになります。
 資料には、明日の朝、尿検査を忘れない方法も書いてありました。「枕元やトイレに検査キットを置いておく」「トイレのドアにメモやプリントを貼っておく」…どの家庭でも、いろいろな工夫をして忘れないように心がけているのではないでしょうか。
 4年生は、図工の時間に「木のパズル」を製作しています。板に絵を描き、パズルのピースのように切り取るために、電動糸のこを使用します。今日は、機械の使い方に慣れるために、段ボールを切って練習をしました。(写真下)
 直線やカーブ、ジグザグ、描いた線の通りに切るなど、段ボールを使って練習をしておくだけで技能が上達します。4年生にとっては、最初はちょっと緊張する道具ではありますが、思い通りに板を切ることができる喜びが味わえます。糸のこの刃の替え方も含めて、安全に使うことができるように指導していきます。

7月1日の給食

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献立名           ツナのオープントースト
              ミネストローネ
              牛乳


一口メモ

 今日のスープは、たくさんの具が入った「ミネストローネスープ」です。イタリアの家庭料理の一つですが、日本でもすっかりおなじみのスープになっています。
 スープに入る具に決まりはなく、冷蔵庫に残っているものは何でも使えます。ミネストローネによく使われる野菜は、トマトです。夏が旬の野菜のトマトには、「リコピン」といって、病気を予防する成分がたくさん含まれています。リコピンは、料理をしても壊れることはなく、今日のスープの中にもたくさん溶け込んでいます。

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