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【4年生】ユニバーサルデザイン出前授業

 2月16日に、ユニバーサルデザインの出前授業がありました。1・2校時は4年2組、3・4校時は4年1組で行いました。今回は緊急事態宣言中なので、ZOOMを使ってリモートで行いました。
 生まれつき目の不自由な原口さんが、講師として様々なお話をしてくださいました。質問コーナーでは、「自宅では夜、電気をつけて生活をするのですか」と質問をした子がいました。多くの子供は「電気代がもったいないから、電気を消したほうがよいのでは」と思っていたようです。
 しかし原口さんは、「真っ暗の中で生活をすると、周りの方々が驚きます。だから、夜は電気をつけて生活しているのです。」と教えてくださいました。
 また、原口さんは、「初めての場所に行くときなどは、周りの方々に助けてもらうこともあります。」と話されていました。授業を受けた子供たちが、困っている人に自ら声をかけることが少しずつ増えていくようにと願っています。

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2月16日(火)

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 どの学年も、来週金曜日に行う「6年生を送る会」に向けた準備が始まっています。中休みに、1年生数名が多目的室に集まり、ダンスをしていました。1年生は、送る会の出し物として、6年生にダンスを披露する予定のようです。クラスから代表の子ども達が集まり、曲に合わせた踊りを学年の先生からビデオに撮ってもらっていました。今日撮影したのは、練習用のお手本動画だったようです。(写真上)
 クラスごとに踊る順番があり、1曲を3分の1ずつに分けて踊るようです。(これも、体育館で密にならないための工夫でしょうか。)今後は、それぞれのクラスの踊り担当の子達の動画を見ながら、各クラスで練習をしていくことでしょう。
 今年度は運動会がなかったので、1年生のダンスを見るのは初めてのことになります。体育館のひな壇に座る6年生に向けて、どんな出し物になるのか楽しみです。踊っていた曲名は、今流行りの曲だと思います。(私には全く分かりませんでした。)ただただ、今の子ども達はリズム感がよく、ダンスがうまいという印象だけ残りました。(追伸・・・嵐の「サクラ咲け」♪でした。)
 4年生に、ユニバーサルデザインの出前授業がありました。1,2校時は2組、3,4校時は1組に、それぞれ教室のモニターを使ったオンラインでの出前授業として行われました。今回の出前授業は、練馬区福祉部管理係で推進している事業のようで、区から担当の方が2名来て授業支援をしていただきました。講師は、視覚障害のある原口さんです。原口さんには、大阪からZoomで参加していただき、4年生の子ども達に画面を通じて授業をしてもらいました。本来であれば、体育館に学年が集まって直接お話を聞くところですが、コロナ対応の授業として、オンラインで実施することになったというわけです。
 最初に、原口さんの自己紹介がありました。生まれながらにして視覚障害があったものの、みんなと一緒に遊んだり自転車に乗ったりしていたそうです。(5歳で自転車に乗れるようになったと話していました。自転車と一緒に写っている写真を見せてもらいました。)目が見えないことは、とても大きな障害であると我々は考えます。でも、「ちょっとした工夫と周りの人のサポートで、みんなと同じように生活ができる。」と、原口さんは話されていました。
 原口さんは、ブラインドサッカーのチームに所属しているそうです。(写真中)周りで見ているガイド役の人(選手に指示を出す)やゴールキーパーは目が見える人達で、目が見えない選手と協力して行うスポーツであるということを教えてもらいました。
 4年生は、2学期にユニバーサルデザインについて調べ学習を行ってきました。身近なユニバーサルデザインについて、原口さんの質問にどちらのクラスもよく答えていました。また、ワークシートの絵の中から困っている人を探し、自分だったらどうやって解決するかを考え、発表し合いました。
 出前授業を通じて、相手の立場に立って想像してみることの大切さや、話しかけて本人の気持ちを聞くことの大切さを学ぶことができました。そして、「ユニバーサルマナーな心で声をかけよう」と話されていたのが印象的でした。
 今週の1年生の図工の学習は、「青空に紙飛行機」です。A4の紙を折って、紙飛行機を作りました。まず初めに、先生に折り方の見本を見せてもらいながら、練習用の1枚を折りました。練習用は、何度もやり直したのか、いろいろな折り目がついた力作ぞろいでした。次は、本番用の紙飛行機作りです。ていねいに角と角を合わせながら、どの子も慎重に折っていきました。(写真下)
 今日、子ども達が作っていたのは、「イカ飛行機」です。懐かしいですね・・・何年振りにイカ飛行機に出合ったことか。子どもの頃、よくチラシを折って作ったのがイカ飛行機でした。イカ飛行機は真っすぐに飛ぶ特徴があります。子ども達は、出来上がった飛行機を楽しそうに飛ばしていました。

2月16日の給食

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献立名           麦ご飯
              さばの甘辛煮
              浅漬け
              野菜入りかきたま汁
              牛乳


一口メモ

 今日の魚は「さば」です。お店では、干物や切り身として、一年中見かける魚です。歯がとても小さいことから、「小さい歯(さば)」という名前がつけられました。
 さばの脂には、血液をサラサラにして病気を予防する成分がたくさん含まれています。今日は、生姜やねぎをたくさん使って魚の臭みを消し、甘辛のしょう油味でじっくり煮つけています。
 魚の横に添えられた浅漬けは、きゃべつや大根、にんじんを甘酸っぱいたれに漬け込んで作りました。野菜のシャキシャキの食感も味わえるようにしています。

荒馬座巡回公演(5,6年生)

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 2月15日、文化庁の「巡回公演」という事業の一環で、5・6年生が民族歌舞団「荒馬座」の公演を鑑賞しました。
 荒馬座は、日本全国各地に伝わる民族芸能を舞台の上で演じるプロの集団です。今回の公演は「祈りの祭り」というタイトルで、日本列島の北の北海道と、南の沖縄の芸能を中心に、その地に伝わる芸能を見せてくださいました。
 「巡回公演」は、児童参加型の公演にするという取り組みで、先週も荒馬座員のみなさんが来てソーラン節の太鼓と踊りの体験をしました。そして公演当日は、各クラスの代表が1名ずつ出て太鼓をたたき、それに合わせて荒馬座のみなさんがソーラン節を踊りました。また、公演中にはアイヌの祈りの所作や沖縄のカチャーシーという踊りも教えていただき、子ども達は参加しながら公演を楽しむことができました。
 「南と北では、踊りや歌は全く違うけど、感謝の気持ちを踊りや歌に込めているのは同じだとおっしゃっていたことが、演技を見ていてよく分かりました」「みなさんのいきいきとした姿に元気づけられました」「音が変わるところや変化するところがすごいと思いました。」「剣の舞で剣の音がギンギン鳴っていたのがかっこよかったです」「シーサーが目の前でパクンとかんだのが迫力がありました」などなど、公演後は、さまざまな感想が子ども達から出されました。
 コロナ禍で、この1年、荒馬座は今回のような学校公演はほとんどできず、この「祈りの祭り」が関東で上演できたのは田柄小学校だけだったようです。子ども達にとっても、この状況の中で、今回の公演を観て、聞いて、参加できたことは貴重な体験となったことと思います。

2月15日(月) その2

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 5年生は、音楽の時間に「威風堂々」の合奏を練習しています。本来の年であれば、2月〜3月の卒業関連行事に向けて、5年生はリコーダー練習に徹底して取り組む曲です。6年生を送る会の退場時の音楽として、また卒業式の入場の時に5年生が演奏していました。しかし、今年はコロナ禍のため、リコーダー演奏をすることができません。そこで、楽器編成を変えて練習に取り組んできました。
 3学期に入り、クラスごとに練習を積み重ね、合奏が仕上がってきました。今日は、音楽専科の先生がクラスごとの合奏をビデオに収録していました。(写真上)6年生を送る会は、在校生の中でも5年生が最も大切な位置にいます。最高学年を引き継ぐための大切な会になります。今のところ、学年ごとに体育館に行って、6年生に対してお祝いとお礼の気持ちを込めて出し物をすることになっています。5年生の合奏「威風堂々」は、動画に収めて6年生にお祝いの気持ちを伝えていくようにします。
 4年1組では、「祭りだいこ」という資料を使い、「伝統と文化の尊重、郷土愛」について考える道徳の授業をしていました。主人公の良子は、父の進めで山車(だし)のおはやしに取り組むものの、思ったよりも難しさを感じます。しかし、練習を見に集まる村の人々や、熱心な指導者の姿から、祭りに対する願いや思いを知り、次第に心が変化していきました。そして祭り当日、楽しそうな人々の顔を見て、自分の郷土のよさを感じるようになりました。伝統を大切にしていく良子の姿から、自分も郷土の伝統を伝えていくことができることに気付かせていくという内容です。
 田柄の地域の伝統に、どのようなものがあるでしょうか? 道徳の資料と同じく、夏のお祭り(金魚市と盆踊り)は、田柄ならではの伝統行事です。特に金魚市は、田柄小に着任してから様々な方にその歴史を教えていただきました。昔は、縁起物の金魚を売る夜店が、愛宕神社の周りにたくさん並んだそうです。
 そして、田柄の伝統として大切なのは、餅つきです。今年は1月に実施することができませんでしたが、毎年地域の方々が集まり、卒業記念餅つき大会が開かれています。4年生以上の子ども達に、田柄伝統の餅のつき方である「千本突き」を披露していただいています。担任の先生が、昨年の餅つきの写真を子ども達に見せて説明していました。(写真中)きっとこの子ども達の中にも、いつか田柄町会の伝統を引き継ぐ若者が現れ、餅をついたりお祭りで活躍したりしていくことでしょう。
 文化庁の巡回公演として、荒馬座の皆さんに来ていただきました。先週の火曜日に、ソーラン節の踊り方と太鼓のたたき方のワークショップがありました。今回は、本公演を子ども達の前で行っていただきました。午前の部は5年生に、そして午後の部は6年生対象の公演でした。
 本来であれば、全校児童対象に鑑賞教室として行う取り組みです。一学年ずつ体育館に広がって鑑賞するというのは、滅多にできません。コロナ禍ということで、感染症対策を行ったうえで開催できる学校を探しているという情報を得て、田柄小で上演していただく運びとなりました。しかも、無料での鑑賞です。
 3人の代表児童と学年の先生1名が太鼓をたたき、ソーラン節で開幕しました。自分も昔は、この「ソーラン節」を運動会の表現として指導していた時代がありました。懐かしさがこみ上げてきました。
 そして、前半は北海道のアイヌの踊り、後半は沖縄のエイサーを中心とした踊りが上演されました。(写真下)アイヌの踊りは、学芸会で取り入れて指導したことがあります。また、エイサーは、まだ全国的に流行る前に、運動会で指導したことがあります。洗剤の箱を用意させ、一人ずつ手作りの太鼓を作って練習をしました。また、紫色の布を用意して、頭に巻いて子ども達と踊りました。
 最後のぶち合わせ太鼓では、荒馬座の皆さんの力強い太鼓の音が体育館の外まで響き渡りました。コロナ禍で、この一年間は厳しい状況下での公演が続いていると思われます。子ども達に、日本の伝統文化のすばらしさとともに、コロナ禍に負けない熱意を伝えていただけた気がします。

2月15日(月) その1

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 今日の全校朝会もZoomを使って行いました。田柄小では、来週後半からいよいよタブレットパソコンを子ども達に渡します。その事前指導として、実際にタブレットパソコンを見せながら話をしました。(写真上・下)
・・・『練馬区の全ての小中学校に、一人一台ずつのタブレットパソコンが配布されることになりました。田柄小にも、全校児童分の500台のタブレットパソコンが2週間前に届きました。先生方で一台ずつ番号シールを貼ったり、今後の使い方について話し合いをしたりするなど、準備を進めているところです。
 今後みなさんに配布するタブレットパソコンは、練馬区から貸し出しされたものです。来年度に入り、4月に学年が上がっても、卒業するまでは同じものをずっと使っていきます。6年生になって卒業する時に、全て元の状態に戻して学校に返します。6年生が使っていたものは、次に入学してくる1年生に引き継がれていきます。
 ではここで、みなさんに貸し出すタブレットパソコンと同じものを見せながら説明しましょう。(実物を見せながら)まず、クロームブックと呼ばれるタブレットパソコンです。キーボードがついているので、開いてノートパソコンのようにして使うことができます。また、形を変えてタブレットとして利用することもできます。写真を撮ったり、動画を撮ったり、入っているアプリを使ってドリル学習をしたりと、様々な利用が可能です。
 その他に、一緒に貸し出すものがあります。LTEドングルは、タブレットパソコンの横に差し込んで使います。これを差し込むことで、LTE回線を使ったインターネットに接続することができます。他には、タブレットとして使う時のタッチペンや保護カバー、充電用ケーブルがあります。充電は、自分の家に持ち帰った時に行うようにします。基本、学校では充電をしません。ですから、この充電ケーブルは、持ち帰ったらずっと家に置いたままになります。
 タブレットパソコンは、原則として毎日家に持ち帰り、また学校に持ってきて使うようにします。ランドセルに入れて持ち帰ることになりますが、雨にぬれたりすると壊れてしまうので、A4版のビニールケースを用意してもらい、それに入れて持ち帰るようにします。
 さて、そもそも全員に一台ずつタブレットパソコンを配布したのは、どういう理由からか分かりますか? 一番大切なのは、「このタブレットパソコンは、自分の学習のために使う」ということです。学校では、今まで3年生以上の学年が、パソコン室に行ってインターネットを使った調べ学習をしていました。これからは、教室にいたまま自分のタブレットパソコンで調べ学習をすることができます。また、写真や動画を撮ることができるので、生き物や花の写真を撮って学習に役立てたり、跳び箱やマット運動の動画を撮って技の確認をしたりすることができます。家庭では、ミライシードというアプリを使って、漢字や計算のドリル学習をすることができます。また、先生から送られてきたプリントに解答し、先生に送り返すといった使い方をするようになるかもしれません。学習のために使うという目的においては、その利用の仕方は無限大にありそうです。
 しかし一方で、気をつけなければならないことや、守らなければならないこともあります。まず、インターネットは、何でも自由に使ってはいけないということです。インターネットが利用できるのは、朝6時から夜10時までと決まっています。また、学習に適さないサイトや動画を見ることはできません。一人一人の利用の仕方については、全て練馬区で記録が残ることになっています。さらに、1か月の通信容量が決まっているので、家庭で余計にインターネットを使うと、学校で使う時に利用できなくなる場合があります。
 タブレットパソコンを配布する時には、一人一人にID番号と初期パスワードを伝えます。利用する時は、必ず自分のIDとパスワードを使わなければなりません。他人のIDやパスワードを勝手に使ってはいけないことになっています。他にも、学校の行き帰りでタブレットパソコンを使わないこと、無くしたりこわしたりしないように大切にあつかうことなど、きまりをしっかり守って利用するようにしましょう。
 予定では、来週の木曜日に一度持ち帰り、充電をしてきます。そして、来週の金曜日に学校でタブレットパソコンの立ち上げ方を指導し、家庭に持ち帰って自分でできるように練習してきます。そして3月からは、学校と家庭とで、少しずついろいろな使い方を試していく予定です。
 タブレットパソコンを正しく上手に利用して、学習の成果を高めていけるようにしていきたいですね。』・・・

※保護者の皆様にも、明日の学校説明会(オンラインで実施)の際に紹介します。

2月15日の給食

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献立名           こぎつねご飯
              千草焼き
              さつま汁
              牛乳


一口メモ

 「千草焼き」は、和食料理の中で、細かく刻んだいろいろな食材を卵に混ぜて焼いた料理のことを言います。今日は、ひき肉やにんじん、ひじき、たけのこが入っています。
 卵は「完全食品」とも言われるように、丈夫な体をつくる基になる栄養を始め、体の調子を整える栄養素のビタミンも多く含まれています。ゆでる、炒める、焼くなど、小学生でも簡単に調理して食べることができる卵ですが、世界と比較してみると、一番卵を食べている国は日本のようです。1年間に、一人当たり約330個食べていることになり、2位のアメリカの約255個に比べると、平均して85個も多く食べていることになります。
 今日は、ひき肉や野菜の旨味が合わさった卵焼きになっています。

2月13日(土)

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 5年生は、総合の学習の時間に、年間を通じて「米米プロジェクト」に取り組んできました。米作り体験を実際に行いながら、稲の成長〜収穫についてや稲作農家の様子、日本の米問題など、様々な問題意識をもって調べ学習に発展させてきました。
 3学期は、いよいよその学習のまとめとして、「米米プロジェクト発表会」を行います。今年度は残念ながら、実際に埼玉県川島町の田んぼに行って田植え体験や稲刈り体験を行うことができませんでした。しかし、来週の金曜日には、川島町から島村農園の二松さんをお迎えして、5年生の発表を聞いていただく予定です。
 3組では、パソコン室に何度か通いながら、発表資料や原稿作りに取り組んできました。パワーポイントを使って、みんなの前で発表する子ども達がたくさんいます。今日は、中間発表として、グループ内でお互いの発表内容を聞き合う活動を行いました。(写真上)
 インターネットや書籍を使って調べると、米作りで調べたい自分のテーマにかかわる情報は、山ほど出てきます。しかし肝心なのは、それらをどう取り入れてまとめ、分かりやすく人に伝えていくか(発表するか)です。まさに、総合的な学習の時間にめざすべき、「自ら課題を見付け、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、よりよく問題を解決する資質や能力を育てる」という取り組みと言えます。
 インターネットで調べたり、パワーポイントを使ってまとめたりという活動は、パソコン室にある20台の機器を使って行っています。もうすぐ田柄小も、一人一台ずつタブレットPCを配布します。そうなれば、パソコン室にわざわざ行ったり、順番を待ってパソコンを使うといった不便さは解消します。タブレットPCについての情報は、来週火曜日の「学校説明会」にて詳しくお伝えする予定です。
 6年生の保健の学習では、「病気の予防」について学んできました。喫煙の害や飲酒の害、薬物乱用の害と、人の体に悪い影響を与える物質についての学習をしてきました。保健の授業の最後にあるのが、「地域のさまざまな保健活動」についての学習です。(写真中)
 子ども達は、地域で保健や健康に関する様々な活動が行われていることをあまり知りません。それは、自分自身が健康であり、区や地域で行っている保健活動に出合う機会が少ないからです。子ども達は、生まれる前(お母さんのお腹の中にいた時)から出生後しばらくの期間、保健所や保健センターで健診や予防接種でお世話になっていたはずです。そして、今まさにコロナ禍により、今後のワクチン接種でお世話になろうとしています。
 この学習は、新学習指導要領になって新しく加わった内容です。保健所や保健センターでは、新生児の健康だけでなく、成人の健康診断も担っています。今後は、がんに関する教育も小中学生に広げていく傾向にあり、その取り組みに向けた改定ではないかと思われます。
 3年生は、総合の学習の時間や社会科の学習として、昔の道具について調べてきました。先日は、七輪を使って火をおこす体験を行いました。今日は、3組が家庭科室で、洗濯板を使った体験活動を行っていました。(写真下)
 昨日使っていたハンカチを用意して、一人ずつ洗濯板を使って手洗いをしてみました。固形石鹸を使い、ごしごしと板の刻みを使って洗いました。
 この洗濯板のギザギザは、緩やかなカーブを描くように作られています。これにはとても大切な理由があります。まず、石鹸をつけて洗う時には、洗濯板のギザギザがUの字になる向きで使います。石鹸水が溝にたまりやすいからです。次に、水ですすぐ際には板を反対向きにして使い、泡がたらいに流れていきやすいようにします。
 30年前、私が教員として最初に赴任した下田学園(練馬区の健康学園)では、子ども達が洗濯板を使っていました。親元を離れて生活する全寮制の学校でした。学校の時間が終わり寮に戻ると、子ども達は自分のことは自分で行っていました。その一つに、靴下を洗濯する時間があり、洗濯板を使って洗っていました。最近は、旅行者用に小さな洗濯板が売れているとか…。ホームセンターや百円均一の店で売られているようです。ハンカチや靴下を自分で洗濯させてみてはいかがでしょうか。

洗濯板を使おう(3年生)

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 3年生の総合的な学習の時間では、実際に昔の道具を手にとって使用しています。前回は七輪、今回は洗濯板を使いました。
 事前に洗濯板の使い方を学習している中で、「洗濯板の板目で洗濯物を洗って良いの?」という疑問が生まれました。子どもたちが調べていく中で、「洗濯板の板目は石けん水を洗い落とさないようにするためにある(洗うときには板目がニコニコマークになるようにする必要がある)ことを学習しました。また、洗濯物を洗う際には、板目で擦るのではなく、もみ洗いをすることが大事であるということに気づいたようです。
 実際に洗うときには、昔ながらに少ない冷水で洗濯を行いました。子どもたちのふり返りからは、「水が冷たくて、手が痛くなりました。昔の人はすごいなと考えました。」「昔の人に、今はこんな便利な洗濯機が出たよ!と伝えてあげたいです。」など、昔の人の気持ちや想いを考えながら洗濯板を使用することができました。

2月12日(金)

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 2年生は、生活科の時間に「あしたへダッシュ」という学習をしています。1年生の時から学習してきた生活科のいよいよ最後の単元になりました。
 この単元では、まず今までの成長を振り返り、自分が大きくなったことや自分でできるようになったこと、役割が増えたことなどを見つめ直します。そして、これまでの自分の成長を支えてくれた人々への感謝の気持ちをもつことができるようにしていき、3年生の進級を期待する希望へとつなげていくことをねらいとします。
 2年生の各クラスでは、まずこの一年間でできるようになったことや、得意になったことについて考えさせました。子ども達が書いたまとめを見ると、「九九が言えるようになった」、「足がはやくなった」、「すききらいがなくなった」、「二重とびができるようになった」など、学校での学習の成果を挙げている子が多く見られました。また、「町の人に話をすることができるようになった」とか、「友だちがたくさんできるようになった」といった、心の成長について気がついた子もいました。
 しかし、なかなか自分自身では気がつかない成長もあるものです。そこで、今日は2年1組の子ども達が、友達のすてきを探して伝え合う学習を行っていました。友達のよいところや成長したところをカードに書いて交換し合うという活動です。(写真上)
 最初は、書く相手をぼんやりと見つめながら考えていたようでしたが、友達のよいところ、すばらしいところ、得意なところはいろいろと見つかるものです。友達が書いてくれたカードが自分のところに届き、いろいろな「すてき」が書かれていたことに、どの子も喜んでいました。友達の良さを改めて知るとともに、自己有用感も高まる学習場面でした。今後は、そんな成長を支えてくれた人たちに向けて、ありがとうを伝える学習に発展させていきます。
 火曜日のホームページで、4年生の理科「もののあたたまり方」から「空気の温まり方の実験」についてお伝えしました。密閉したビーカーの中に線香の煙を入れ、インスタントカイロでビーカーの底を温め、対流が起こる様子を調べるという実験でした。線香の煙の量を調節する必要があり、なかなか対流の様子が分かりづらいことから、翌日練馬区の理科部の先生方に他の方法を聞いてみました。経験豊富な理科部の部員は、いろいろな実験方法を知っているものです。水曜日に区内の学校に出張に行った際、示温シートを使って実験すると良いということを教えてもらいました。さらに親切なことに、示温シートを2枚いただくことができました。
 今日、4年1組が理科室でその実験を行ってみました。示温シートをビーカーの大きさに切って中に入れます。アルミホイルで蓋をして、線香の煙を入れます。カセットコンロの弱火でビーカーの角を温めていきます。・・・示温シートは、濃い紫色をしていますが、温度が高くなるとピンク色に、さらに高い温度になると白く変色していきます。コンロに火をつけてからしばらくすると、ビーカーの中に煙の対流が起こると同時に、示温シートの色が変化してきました。火が当たっている左隅の方(写真中の青い矢印)から色が変わってきました。さらに時間が経つと、示温シートの上の方(写真中の赤い矢印・・・写真では分かりにくいですが)がピンク色に変わってきました。つまり、ビーカーの底の方で温められた空気が上の方に行き、ビーカー上部の空気が温まることが分かりました。
 水の温まり方と空気の温まり方は、共通点があります。温まった水や空気は上の方に行き、対流によって全体が徐々に温まっていくという点です。4年生は、2学期に「ものの温度と体積」の学習をしています。そこでは、「空気も水も、温度が上がると体積が増える」ということを実験を通して学びました。そこから関連付けて考えると、「温まった空気(あるいは水)は、体積が増えるから軽くなり、上の方に行く」という論理に至ります。(小学生では、そこまで考える子はいないでしょうか…)
 3年生は、理科の時間に「ものの重さ」の学習をしています。物の形や体積に着目して、重さを比較しながら物の性質を調べる学習です。物は体積が同じでも重さは違うことがあることや、物は形が変わっても重さは変わらないことについて実験を通して確かめる単元です。
 1組で今日実験していたのは、「粘土やアルミホイルをいろいろな形に変えると、重さはどうなるか」という実験でした。実験前の子ども達に聞いてみると、「変わらない」という子が多かったのですが、中には、「細長くした方が重くなる」と考えた子もいました。実験では、電子はかりを使いました。結果は、粘土を丸くしても平らにしても、細長くしても、細かくちぎっても、全て同じ重さでした。(写真下)
 では、体重計に乗る時に、両足で立つ場合と片足で立つ場合、しゃがんだ場合とでは、それぞれ体重はどう変わるでしょうか? 今回の3年生の理科の実験と同様に、どれも同じ体重で変わりません。

2月12日の給食

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献立名           麦ご飯
              たれかつ
              ごまみそ汁
              牛乳


一口メモ

 今日は、豚カツに甘辛いたれをかけた「たれかつ」の献立です。豚カツと言えば、ソースをかけて食べることが多いかもしれません。
 この甘辛いしょう油だれのソースをかけるのは、新潟県が発祥の料理です。昭和の初め、パン粉をまぶした薄切りの豚肉を、少し多めの油で焼く「カツレツ」が洋食屋さんで食べられるようになりました。新潟県のある洋食屋さんが、このカツレツを砂糖やしょう油で作ったたれにくぐらせて出したのが始まりだそうです。
 いつもと違うたれの味で、おいしいたれかつになっています。

2月10日(水)

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 1年生の教室では、保育園や幼稚園との交流会に向けて、様々な準備が進められています。先日のホームページでは、小学校の様子をビデオに撮ってDVDにしてプレゼントをする予定であることをお伝えしました。いつもの年のように校内を案内したり、教室の中に招いて学習道具を見せたりすることができません。校庭まで来てもらい、あいさつをしたりプレゼントを渡すことを計画しています。
 毎年交流会では、1年生がドラえもんペンダントを年長さんにプレゼントするようにしています。今年の1年生も、クラスごとに心をこめてペンダントを作っています。水色の折り紙と丸いシールを使ってドラえもんの顔を作り、裏には一人ずつ手書きのメッセージが貼ってあります。「がっこうは たのしいところだよ」、「いっしょに あそぼうね」、「きゅうしょくは おいしいよ」など、短い言葉でも、入学してくる子ども達を楽しみにしている様子が伝わるペンダントが出来上がりました。(写真上)
 交流会は、来週水曜日にエンゼル保育園、さらに次の水曜日に田柄幼稚園と行う予定です。毎年、1年生の子ども達が、ちょっとお兄さん・お姉さん気分になれる交流会です。今年は、感染症対応で縮小した取り組みではありますが、幼保小の連携とともに、お互いの成長と希望を確かめ合える機会にしたいと思います。
 6年生は、家庭科の時間に雑巾作りをしています。(写真中)各家庭から古いタオルを持ち寄り、学年全員で一人2枚ずつ雑巾を作ることになっています。これは、6年生が卒業前に在校生に贈るための雑巾です。26日(金)に「6年生を送る会」があります。毎年会の中で、6年生が心を込めて作った雑巾を各学年の代表の子に渡すプログラムがあります。今年は感染症対策のために、全校児童が一堂に会さない方法で計画をしています。雑巾を贈るセレモニーが当日できなかったとしても、何らかの形で在校生に伝わるようにしたいと思います。
 6年生が卒業前に学校に残していくものとして、以前から「卒業制作」がありました。どこの学校にも、木彫りの校歌やトーテンポールなど、「昭和○○年 卒業生一同」と書かれた卒業制作が残っているものです。最近(10〜15年くらい前から)は、どこの学校でも大規模な卒業制作は実施しないようになってきています。
 理由はたくさんあります。制作のための指導時数が確保できないことや、予算が取れないということが大きな理由です。また、どこの学校も、昔の卒業制作で学校中がいっぱいになっています。これ以上置き場所がないというのも理由の一つです。
 そこで考えられたのが、心に残る消耗品を在校生に渡すという取り組みです。雑巾の製作は、家庭科の学習にもなるので、卒業記念品として学校に残していくのにはぴったりです。
 3年生の道徳の教科書に、「漢字に思いをこめて」という資料があります。家族愛や家庭生活の充実をねらいとした内容です。それまでの様々なお話を読み取りながら進めていく道徳の資料とは、ちょっと趣向の違う内容になっています。今日は、1組でこの資料を使った授業が行われていました。(写真下)
 道徳の教科書には、「家族への思いを漢字一字にこめるとしたら、あなたは、どの漢字に、どんな気持ちをこめてつたえたいと思いますか。」と書いてあり、作品がいくつか載っています。「おじいちゃんに『待』という漢字・・・入院しいるおじいちゃんに早く帰ってきてもらいたい。弟に『遊』という漢字・・・弟といつまでも仲よく遊びたい。」など、漢字一字の意味を考えた家族へのメッセージを考えさせる授業でした。
 授業を全て見ることができなかったので、夕方出張から戻ってきて、担任の先生からクラスの何人かの作品を見せてもらいました。
 お父さんとお母さんに、「温」の字を伝えたいと書いた子がいました。いつも寝る前にハグをしてくれるそうです。「気持ちがとても温かくなるので、次は自分がお父さんとお母さんの気持ちを温かくしたい。…」と書いてありました。また、お母さんとおばあちゃんに、「食」の字を伝えたいと書いた子がいました。「ぼくは、すごくおいしいご飯を食べられて幸せです。…いつかおいしいご飯を作って食べさせてあげたいです。」授業公開でこういう発表を聞いたら、保護者の方々は泣いてしまいますね。
 さらに、自分の名前から一字を挙げた子が何人かいました。「文」、「希」、「夢」など、「すてきな名前をつけてくれてありがとう。」「名前の由来の通りにがんばります。」…親として、こんなにうれしいことはないでしょう。素直に成長している子ども達ですね。うらやましくなりました。

2月10日の給食

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献立名           麦ご飯
              のりの佃煮
              肉じゃが
              野菜のレモン風味和え
              牛乳


一口メモ

 今日は、給食室で手作りしたのりの佃煮を献立に入れました。佃煮と言えば、のりの他にも貝類や小魚、昆布などがあります。しょう油や砂糖で甘辛く煮詰めて、保存性を高めた食品です。江戸時代以降に、東京の佃島というところで盛んに作られていたことから、「佃煮」という名前がついたとも言われています。
 給食室では、乾燥した干しのりをしいたけの戻し汁に浸し、調味料を加えてゆっくりと煮詰めて作りました。
 のりには、歯や骨を丈夫にする栄養や、風邪の予防に有効なビタミンがたくさん含まれています。ご飯と一緒に栄養がとれるようにしました。

荒馬座ワークショップ(5年生)

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 5年生は、3校時に荒馬座のワークショップを受けました。本来であれば、全学年が荒馬座の公演を鑑賞する予定でしたが、感染防止対策を講じた上で実施することになり、5、6年生のみが体験、鑑賞をすることになりました。
 今日は、1学年のみ体育館に集まり、民族舞踊についての歴史や踊り方について学びました。
「和太鼓には楽譜はなく、リズムを口ずさんで、伝えていく。」これを口伝(くでん)と呼びます。「どーんこ、どん どん どん かっ かっ」 子供たちの掛け声と太鼓のリズムが体育館いっぱいに広がりました。大きな音を出すには、腰を落として、上から力強くたたくことが大切で力一杯たたきました。
 ソーラン節の歴史についても学びました。北海道のニシン漁にまつわる動きについてお話を聞いた上で実際に体験してみました。腰を落として網を手繰り寄せる動きなど力強さが求められました。
 今週の体験で終わりではなく、来週の月曜日にも公演をしてくださいます。代表児童による太鼓の演奏も予定しています。5年生伝統のソーランの基になっている「ソーラン節」をしっかり体験することができました。

2月9日(火)

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 1年生は、国語の授業で「どうぶつの赤ちゃん」という説明文の学習をしてきました。教科書では、ライオンやしまうま、カンガルーの赤ちゃんが取り上げられています。それぞれの動物について、生まれたばかりの様子や成長の様子を比べながら読み取る教材です。
 この単元の最後に、自分で調べてみたい動物の赤ちゃんについて調べ、教科書の文章を参考にしてまとめるという学習をしていきます。3組では、まずいろいろな動物の絵本から、自分で調べてみたい赤ちゃんを探していました。
 現在、1年生の廊下には、光が丘図書館から団体貸し出しを利用して用意した動物の絵本がたくさん置いてあります。動物の本を読みながら、赤ちゃんの体の大きさや目や耳の様子、そしてお母さんに似ているかどうかを調べて、ワークシートに記入していきました。(写真上)
 パンダの絵本を手にしていた子が何人かいました。やはり子ども達にも、パンダは大人気のようです。大人のパンダの体が大きい割には、パンダの赤ちゃんはとても小さな体で産まれてきます。そして、体の色も親とは全く違い、肌色で胎児のような感じです。赤ちゃんを見ただけでは、誰もパンダとは信じられないでしょう。それは、お母さんのお腹の中にいる期間が短いまま産まれてくるからのようです。カンガルーやコアラのような有袋類の動物では、小さなうちに生まれてくる特徴があります。(その代わり、お母さんの袋の中で育つ期間があります。)しかし、有袋類でないパンダが、なぜ未熟のまま産まれてくるのかは、まだ解明されていないようです。
 4年生は、理科の時間に「もののあたたまり方」の学習をしています。先々週は金属の温まり方、さらに先週は水の温まり方の実験の様子をお伝えしました。今日は、2組の子ども達が「空気の温まり方」についての実験をしていました。
 空気の温まり方を調べるために、まずビーカーの中に線香の煙を入れて、アルミホイルで蓋をします。次に、使い捨てカイロをビーカーの下に置き、そこを熱源として中の空気の温まり方(対流の様子)を調べます。線香の煙の量がちょうど良いと、カイロによって温められた空気が上の方に流れていく様子を見ることができます。(写真中)
 今日の実験から、空気も水と同じように、温まった空気が上の方に行き、次第に全体が温まっていくことが分かりました。現在の暖房は、熱の効率を良くするために、ファンで空気を動かすものが多くなっています。(ファンヒーターやエアコンなど)石油ストーブのような昔の暖房器具があると分かりやすいかもしれません。部屋の中の天井付近と床近くの温度を、時間を追って測ってみるとはっきりするはずです。
 2,3校時に、民族歌舞団の「荒馬座」の方々に来ていただき、5,6年生へのワークショップが行われました。来週月曜日に、それぞれの学年が荒馬座の公演を体育館で鑑賞することになっています。今日は、来週の演目の一つである「ソーラン節」を取り上げ、子ども達に踊り方や太鼓のたたき方の指導をしていただきました。
 最近の運動会でよく踊られているロック調のソーランとは異なり、その原点となっているソーラン節です。ソーラン節は、北海道のニシン漁の民謡として有名です。腰をしっかりと落とし、ゆったりとした力強い動きには、一つ一つニシン漁の様子を表す意味が込められています。荒馬座の5人の方々が、子ども達に分かりやすく、ていねいに踊り方のポイントを教えてくださいました。(写真下)
 ワークショップの後半は、太鼓をたたくグループと踊るグループを交代しながら、全員の体験ができました。来週は、実際の舞台を見せていただくことになります。今日教えてもらったソーラン節の他にも、日本各地の民舞が上演される予定です。ワークショップを通じて、本公演への関心が一層高まったことでしょう。

荒馬座ワークショップ(6年生)

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9日(火)の2校時に、ワークショップを行いました。来週15日(月)に公演に来てくださる「荒馬座」から5名の方が来校し、「ソーラン節」の太鼓の叩き方や踊り方を教えてくださいました。
子供たちは、以前踊ったことのある「ソーラン節」を思い出しながら、しっかり腰を落として踊っていました。また、本物の太鼓とバチを使って太鼓を叩く体験も行い、ポーズを決めていました。
来週の本公演は、鑑賞するだけでなく、代表の子供たちや教員が参加して一緒に太鼓を叩きます。15日(月)が楽しみです。

2月9日の給食

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献立名           ミルクパン
              ポテトコロッケ
              野菜スープ
              牛乳


一口メモ

 今日の給食は、6年1組が家庭科の授業で考えた献立です。授業で学んだ3つの食品群から食材をバランスよく選び、調理方法が重ならないように料理を組み合わせてあります。また、給食費の値段も考慮して献立を考えています。
 献立を考えたグループからは、「コロッケはみんなが大好きだけれど、学校給食ではあまり登場していません。おいしい学校の給食で食べてみたかったので選びました。また、野菜スープは、煮込むと野菜がやわらかくなり、たくさん食べることができます。おいしくバランスのよい献立になりました。」という献立の紹介文が届きました。

2月8日(月) その2

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 今日から家庭学習強化週間が始まりました。今年度は、全学年一斉に各学期に1回ずつ(1週間ずつ)、家庭学習強化週間を実施しています。1学期から使ってきたカードも、いよいよ最後のページにこの1週間の記録をつけることになりました。
 どのクラスでも家庭学習強化週間のカードが配布され、自分のめあてを記入させていました。(写真上)今日から14日(日)まで毎日、家に帰ってから取り組んだ学習の記録をつけていくことになります。学習した内容や時間を細かく記録する欄もあります。また、家の人のサインをもらう欄と担任の先生の印を押す欄もあるので、毎日家庭と学校とでチェックしながら励ましていきます。
 家庭学習強化週間は、時間だけ長ければよいというものではありません。内容が伴わなければ意味のないことで、だらだらと学習していて時間だけ過ぎていくのでは「強化週間」になりません。しかしとりあえずは、自分の机に向かって集中して学習する習慣を身につけさせたいものです。まず大切なのが、学習のための環境づくりです。家庭によって事情はあると思いますが、テレビやゲーム等の音が無い状態で学習ができるようにしなければなりません。(家の人たちの協力が必要です。)
 今週は、各クラス担任から漢字練習や計算問題、音読等の宿題がいつも通りに出されます。中・高学年では、それプラス自分で学習を見つけて行わないと、目標時間(学年×10分)に達しません。自分で学ぼうとする力が身につけられたら、家庭学習強化週間の真の狙いが達成できたことになるでしょう。
 朝、写真屋さんが6年生の授業風景の撮影に来ていました。1校時は音楽の様子を、2校時は図工の授業の様子を撮影してもらいました。卒業アルバム用の写真撮影は、すでに1学期に撮りました。その時は、クラス写真や学年写真、教室での授業の様子などを写しました。その後、2学期の運動会や学芸会、移動教室が中止となったため、体育発表会や持久走記録会の写真を撮影してもらいました。体育着の写真ばかりでは…とのことで、今回専科の授業風景を追加することになったというわけです。
 音楽室も図工室も、各クラスが順番に入れ替わりながら写真を撮ってもらいました。音楽室では、ちょうど今練習している合奏の練習風景を撮影してもらいました。子ども達の真剣な表情が卒業アルバムに加わることになりました。(写真中)
 4年生は、社会科の時間に「染め物のさかんな新宿区」の学習をしています。(写真下)新宿区に伝統工芸が残っていること、さらに染め物が行われていることは、大人でもなかなか知らないことではないでしょうか。教科書には、神田川を使って、昔と同じ方法で染めた反物(たんもの)を洗っている写真が載っています。
 さらに、染め物づくりが新宿区に残っている理由についても詳しく書いてあります。人々が着物を着ていた江戸時代には、神田や浅草辺りで染め物が盛んだったそうです。大正時代に入り町がにぎやかになるにつれ、川が汚れ始めてきました。染め物の職人さんたちは、きれいな水を求めて川をさかのぼり、新宿区に移ったというわけです。
 ところで、以前この「伝統工芸」の学習は、5年生の社会科の内容でした。保護者のみなさんの中には、5年生の社会科見学が、自動車工場(群馬県のスバルや川越のホンダなど)と小川町の和紙づくりだった方がいらっしゃるのではないでしょうか? 関越に乗って、小川町まで紙すき体験に子ども達を連れてよく行ったものです。小川町には、個人で開いている工房がたくさん残っていて、和紙の原料の説明を聞いたり、一人ずつ紙すき体験をさせてくれるところがありました。後日、乾燥が終わった和紙が学校に届き、筆を使って詩を書いたりして利用したものでした。

2月8日(月) その1

 今日の全校朝会で、「宿題はなぜあるの?」という内容で話をしました。お子さんに聞かれた時は、ぜひ参考にしてください。
・・・『今日から14日の日曜日まで、「家庭学習強化週間」に位置付けています。家に帰ってから、毎日出されている宿題を中心に、自分でしっかり学習に取り組む習慣をつけていきましょう。家庭学習強化週間は、各学期に1週間ずつ設定して行っています。「学年×10分」を目安の時間としていますが、今年度最後の取り組みですから、今まで以上に目標時間も内容も充実させていきたいですね。
 ところで、宿題をするのは、この家庭学習強化週間のことだけではありません。どこのクラスでも、宿題は毎日のように出されています。それは、田柄小だけのことではなく、ほぼ日本のどこの学校でも、宿題をきちんと行うという習慣をつけさせているはずです。日本の学校では、昔から宿題がたいてい出されています。校長先生の子どもの頃も宿題がありましたし、みなさんの家の人達も宿題をする習慣をつけて大人になってきたはずです。
 では、なぜ宿題があるのでしょうか? なぜ宿題をやらなければならないのでしょうか? きっと、そういうことを疑問に思っている子が多いのではないでしょうか。宿題を行わなければならない理由を3つに分けて説明します。
 まず1つ目の理由は、「授業理解と知識の定着化のため」です。人間の脳は、いろいろな情報が入ってきても、しばらくたつと忘れてしまうということが起こります。それは、時間がたつほど記憶が薄れていくものです。例えば、新しい漢字を1つ習ったとします。1日たって覚えていたとしても、1週間、1か月・・・と時間がたっていったら、誰でも忘れてしまうものです。大人でも、普段使っている漢字はすぐに思い出せますが、しばらく振りに出てきた漢字は忘れてしまっているものです。計算の仕方を覚えるということも同じです。1日たったら忘れてしまっていて、授業の最初に復習問題があり、「ああ、そうやるんだった。」と思い出すことがありますよね。このように、新しく習ったことをしっかり身につける(記憶させる・定着させる)ためには、繰り返し復習する必要があるのです。また、学校の勉強は、昨日学習したことを基に今日の学習があります。せっかく新しいことを習うのに、前の時間や前の学年での内容が身についていなければ、その時点で学習に追いついていけないことになります。
 宿題が必要な理由の2つ目は、「学習習慣を身につけるため」です。勉強というものは、本来は自分で行うものです。みなさんは今、毎日学校に来て勉強をしているという気持ちでいるでしょう。小学校ではそれでよいのですが、中学校に行ったら試験のために自分で勉強をしなければならなくなります。さらに高校、大学と進学すると、もっと自分で勉強する姿勢が大切になってきます。大人になったら勉強をしていないと思いますか? 学校の先生達も日々いろいろなことを勉強しています。きっとみなさんの家の人達も、仕事をするうえでの勉強がたくさんあるはずです。大人になってからのそういう勉強は、自分で全てやらなければならないのです。ですから、そういう大人に向かっていくために、小学生のうちから宿題があり、自分で勉強をする習慣を身につけるようにさせているのです。
 宿題が必要な理由、最後の3つ目は、「自分で考えて行動する力を身につけるため」です。毎日宿題をしっかり行っている子は、高学年になってくると見通しをもって行動ができるようになってきます。つまり、「今日の宿題は、何分位でできそうかな。」とか、「友達と遊ぶ約束があるから、その後に宿題をしよう。」とか、「今日の宿題は時間がかかりそうだから、帰ってからすぐにやった方がいいな。」というように、自分の行動を自分で考えて管理する力が身についてくるのです。
 正直に話すと、校長先生は子どもの頃、いつもぎりぎりになってやっと宿題をするタイプの子でした。土曜日の宿題(昔は、土曜日にも学校がありました。)は、いつも最悪の状態でした。宿題があることは分かっていても、「明日、日曜日にやればいいや」と考え、日曜日の朝になると「お昼から宿題をやろう」と考え、夕方になると「サザエさんが終わったらやろう」と考え・・・結局、日曜日の夜寝る前に泣く泣く宿題をするということが毎週続いていました。でも、そういう経験があったから、次第に見通しをもって自分で考えて行動する力が身についたのだと思います。
 さあ、今日は宿題がなぜあるか、なぜ宿題をしなければならないかということについてお話をしました。宿題は、毎日の学習のために、そして大人に向かっていくために大切なものです。今日からの「家庭学習強化週間」に、しっかり取り組んでいきましょう。』・・・

2月8日の給食

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献立名           じゃこ菜飯
              鮭の黄金焼き
              けんちん汁
              牛乳


一口メモ

 今日のご飯には、油で炒めて味付けをした小松菜と、ちりめんじゃこやごまが混ぜてあります。
 東京生まれの小松菜は、冬が旬の野菜で、成長期の小学生にたくさん摂ってほしい栄養が多く含まれています。例えば、骨や歯を丈夫にするカルシウムや、貧血を予防する鉄分、風邪の予防に有効なビタミン類などです。そのため、給食でも汁物やおひたし、サラダなどによく使われています。
 カリッと焼いたちりめんじゃことごまが入り、さらにカルシウムがたくさん摂れ、噛む回数を増やすこともできます。

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