3月22日(月) その2田柄小学校では、今年度から本格的に足育に取り組みました。1,2学期は、全クラスで足育の授業を行ったり、足指体操にも取り組んだりしてきました。また、フットプリントを使って足型をとった学年もありました。特に、靴の正しいはき方については、その場限りの指導ではなく、日々続けていくことが大切です。「ベリベリ トントン ギューッ ピタッ」というオノマトペで靴のはき方を指導しています。きちんと覚えているか、担任の先生が見本を見せながら確認していました。(写真上) 先週の金曜日の夕方、校内の先生達が体育館に集まり、「研究のまとめの会」を行いました。2月の研究発表会(体育)は紙上発表に替え、当初予定していた区内外の教員が集まる発表会は中止となりました。研究した内容をまとめたリーフレットが完成したこともあり、2人の講師の先生方にお礼を伝えることも兼ねて会を開くことにしました。 研究の成果の一つに、今年度取り組んだ足育があります。足育に関しては、今後も毎年子ども達に指導していくことで、本当の成果が表れます。この春、上履きの新しいタイプが用意されたこともあり、今後は田柄小学校として、継続した足育の指導を行っていきます。(上履きの販売会については、以前お知らせを出してあります。明日配布する予定のプリントにも記載しています。) 今日は、どのクラスも年度末の大掃除を行いました。自分達が使ってきた教室や廊下をきれいにして、次の学年の子ども達に渡そうと、気持ちを込めてきれいにしていました。(写真中) 「立つ鳥跡を濁さず」ということわざがあります。引き際のさっぱりと潔いたとえに使われることが多いですが、「その場を立ち去る時は、あとが見苦しくないようにきれいに後始末をせよ」という戒めとしても使われる言葉です。「鳥が飛び去った後も、水は澄んだまま変わらない」という様子からできたことわざのようです。つまり、この場合の鳥は、水鳥を表しています。 5校時に、校庭の南側に6年生が集合し、「卒業記念植樹式」を行いました。6年生の卒業を記念して、このたび地域の方々から桜の苗木をいただくことになりました。1月末に校庭の桜3本が伐採されたことを受け、地域の方々から苗木を贈呈したいという話をいただきました。そのための根の撤去について、区の担当に話がつくと、吉田さんを中心に植樹の話がどんどん進んでいきました。 校庭の南側と体育倉庫の脇に、計3本の苗木を植樹しました。シダレザクラが1本と、「神代曙(じんだいあけぼの)」という苗木を2本植え付けてもらいました。神代曙は、ソメイヨシノに代わって出てきた新品種です。ソメイヨシノは、虫や病気に弱く、樹齢が短いことが近年分かってきいます。そこで、丈夫な品種として登場したのが神代曙です。 花色は、ソメイヨシノよりも少しピンクがかったグラデーションが入り、とてもきれいです。咲く時期は、ソメイヨシノよりも少し早めなので、毎年卒業式に合わせて花を見ることができそうです。 今日は、地域の方々にも同席していただきました。私の話の後、吉田さんとPTA会長さんからも6年生にメッセージを伝えていただきました。(写真下)卒業後も、子ども達はきっとこの記念植樹のことを覚えていて、いつかこの桜の木の下で今日のことを語り合うことでしょう。今日植えた苗木は、6年目のものだそうです。6年生が田柄小で育った6年間を象徴した苗木となりました。 「令和二年度 卒業記念植樹」(側面には、今日の日付入り)と書かれた立派な標木も、全て吉田さんが用意してくださいました。 3月22日の給食カリカリベーコンサラダ 牛乳 一口メモ 今日は、大根とツナ缶で作った練馬スパゲッティの献立です。 ツナ缶は、マグロやカツオの骨や皮などを除き、蒸したものを缶に詰め、油やスープを注いで作られています。「ツナ」と言うと、この缶詰のことを思い浮かべることが多いと思います。しかし、もともと「ツナ」とは、英語でスズキ目サバ科マグロ属に分類される魚のことを言います。ですから、マグロやカツオなど、14〜15種類の魚が全て「ツナ」ということになります。 3月22日(月) その1・・・『おはようございます。3月22日、月曜日。1年生から5年生のみなさんは、今の学年で登校するのは、あと3日間だけです。今のクラスで友達や先生と過ごすのもおしまいです。6年生は、1日多く登校し、4日後に卒業式を迎え、この田柄小学校から卒業していきます。 皆さんがこの1年間で「自分自身が一番成長したなぁ。」「これができるようになったなぁ。」と思うことは何ですか? 校長先生と副校長先生は、皆さん全員の通知表をじっくり見させてもらいました。どの子もみんな、それぞれにがんばって過ごした様子が伝わってきました。 さて、皆さんは、どうしてできなかったことができるようになったり、成長したことがいくつもあったりしたのでしょうか? 「それは、自分ががんばって努力したり、勉強したからだよ。」と思っていますね。その通りです。自分自身ががんばったからできるようになったことがたくさんあるのです。でも、何でがんばれたのでしょう? がんばるのは大変ですよね。努力は疲れますよね。どうしてだと思いますか? それには、いろいろ理由があると思いますが、一つに「周りに支えてくれている人達がいる。一緒に勉強する仲間がいる。」ということがあると思います。学校での生活を考えてみましょう。学校・クラスには、友達がいます。一緒に勉強したり、一緒に遊んだりした仲間がいます。友達と勉強したことで、友達から教えてもらったり、教えてあげたり、一緒に活動できたりしたことがたくさんあるでしょう。時には、けんかしたり怒ったり、泣いたりしたこともあったかもしれません。でも、そこから学んだことがたくさんあったと思います。クラスメイトがいなかったらできなかったことがたくさんあったでしょう。クラスの友達がいたからできたことがあり、自分自身が大きく成長できたのだと思います。 さあ、周りのクラスの友達の顔を見てください。今のクラスで、このメンバーで過ごすのは、あと3日です。友達に伝えたいことはないですか? この3日間で、全員の友達と話をしてほしいなと思います。そして、大事なクラスの友達に「あなたのここいいね。」と友達の良いところを伝えてあげてほしいと思います。この1年、いつもと違った1年でしたが、お互いがいたから過ごせた1年です。お互いに、「一緒に過ごせて良かったよ。ありがとう。」の思いがあると思います。いよいよあと3日です。それぞれのクラスで、「ここいいね。」を伝え合って、次の学年に向かってほしいなと思います。』・・・ 写真上…あいさつ当番の6年生 写真中…Zoomを使って話をする副校長先生 写真下…教室で話を聞く子ども達(3年3組) 3月19日(金)6年生の教室では、英語で書かれたすごろくゲームを楽しみました。すごろくには、止まったマス目に英語で様々な指令が書いてありました。「BACK TO STRT!」は、スタートに戻る。「DANCE FOR 10 SECONDS!」は、10秒間踊る。また、「MAKE A FANNY FACE!」というのもありました。「面白い顔をする」という意味です。今の6年生は、今年から本格的に「外国語」という教科になり、週2時間の授業がありました。昨年度までは、外国語活動として指導を受けてきています。今までの外国語活動の「聞くこと」と「話すこと」に加えて、「読むこと」と「書くこと」が教科として加わりました。6年生は、中学校に進学後も英語の授業はさらに続きます。小学校で慣れ親しんだ英語に、さらに関心をもって取り組んでいってほしいと思います。 一方、5年生の教室では、英語で会話をするテストが行われていました。教室の後ろに席をつくり、一人ずつALTの先生のところに行き、質問に答えていました。会話の内容は、今まで授業で習った英語のやり取りから出題されています。マリア先生は、口元が分かりやすいように、マウスシールドをつけて子どもに話しかけていました。(写真上) 1年生は、国語の時間に「いいこといっぱい 1年生」という学習をしています。この一年間を振り返り、「1年生の『おもいでのアルバム』をつくろう」という学習課題をもって進めてきました。いよいよ各自の思い出アルバムが完成したようでした。 今日の4校時に、3組では友達同士で自分のアルバムを紹介し合う交流活動を行っていました。楽しかった遠足について作文を書いた子や、持久走記録会でがんばったことを書いた子もいます。また、ザリガニ釣りのことを書いた子もいました。・・・「七月、みんなでザリガニつりをしました。ザリガニを見て、わくわくしました。ともだちが、「ザリガニをさわってみなよ。」といいました。ザリガニをさわりました。ザリガニのはさみがこわかったです。ザリガニをさわってみたら、かたかったです。しん1年生に見せてあげたいです。」左側のページには、一人一人のスナップ写真とクラスの集合写真が貼ってありました。(写真中) 国語の最後の単元として、一年間の成長を振り返る内容でしたが、このように作文がしっかりと書けるようになったこと自体がすばらしい成長と言えます。 あおぞら農園で、5年3組の子ども達が、理科の時間にじゃがいもの種イモを植え付けていました。(写真下)6年生になってから、「植物の成長と日光の関わり」の学習で使うためです。5月の学習単元で、じゃがいもの葉を使って実験をします。ですから、種イモを植えてじゃがいもを収穫するための植え付けではありません。 しかし、せっかくなのでじゃがいもの収穫も楽しみたいものです。そのコツは・・・植え付けは、2月頃から行います。種イモは、ホームセンターなどで売り出されます。今は、男爵やメークイーンのみならず、いろいろな品種が出回っています。おすすめは、「キタアカリ」です。黄色い色のホクホク系で、甘みのあるじゃがいもです。収穫量を増やしたい場合は、2〜3芽つけて種イモを切り分け、草木灰を切り口につけて植え付けます。じゃがいもは、ほとんど植えっぱなしで育つので簡単です。収穫は、6月下旬に地上部が枯れ始めたら行います。・・・と、野菜作りに詳しいのは、管理職になる前の15年ほど前まで、家の近所で畑を借りて家庭菜園をしていたからです。花を育てるのも好きですが、いつかまた畑でいろいろな野菜を育ててみたいと思っています。 3月19日の給食オニオンスープ スイートポテト 牛乳 一口メモ ジャンバラヤは、アメリカのルイジアナ州の郷土料理です。味付けに、洋風七味唐辛子とも言える「チリパウダー」を使用した具だくさんの混ぜご飯です。スペインのパエリアによく似ているのは、アメリカに移住したスペインの人が広めた料理だからと言われています。 今日は、ひき肉やむきエビの他に、たくさんの野菜も入り、ボリューム満点のジャンバラヤになっています。 デザートは、給食室手作りのスイートポテトです。さつまいもの皮をむいてから、やわらかく蒸してつぶし、一つずつ形作り、カップに入れてオーブンで焼いてあります。少し作業の手がかかりますが、子ども達が喜んで食べることを想像して、みんなでがんばって作りました。 長なわ記録会を行いました!本番では、各担任の先生の合図で5分間長縄の記録を数えました。どのクラスも、気合を入れ、記録を更新しようと一生懸命に取り組みました。 今のクラスで行う最後の長なわ朝会になりましたが、準備期間や本番で団結したクラスの絆は、とても素敵でした。 3月18日(木)しばらく練習の時間を取った後、5分間の計測が始まりました。どのクラスからも、「ハイ、ハイ・・・」というなわを回して入るタイミングのかけ声が、元気よく聞こえてきました。なわに引っかかった子がいると、すぐに「ドンマイ」という声もありました。計測が終わったクラスから、大きな歓声や拍手が沸き起こりました。 お昼の放送で、記録の発表がありました。1年生は、前回は「大波小波」で跳んでいましたが、今回は「8の字跳び」にどのクラスも挑戦していました。(3クラスとも100回以上跳べていたので立派です。) 跳んだ回数では、今回も6年2組がずば抜けてすごい記録を出しました。830回でした。前回(2学期)の記録を大幅に上回ったのも6年2組でした。前回の505回よりも、325回も記録を伸ばしました。 どのクラスも、2学期よりも3学期と、記録を更新してがんばりました。全校の子ども達は、今まで6年2組の練習の様子を何度も目にしてきました。なわの回し方や跳び方を見て、自分達もがんばろうという気持ちになることができたのは、6年2組のおかげです。自分のクラスの記録だけでなく、全校の子ども達に良い影響を与えた6年2組に、大きな拍手を送りたいと思います。 ところで、昨日は桜の開花宣言についてお伝えしましたが、今日はハナモモの開花をお伝えします。中庭に面した1年生の教室からハナモモのきれいな花がたくさん見られます。1組の窓の外には、濃いピンク色のハナモモが、そして2組の外には白いハナモモが咲き始めました。(写真上) ハナモモと言うと、ピンクの花を思い浮かべるかもしれません。山梨県の笛吹市一帯は、もうすぐピンク色の花で彩られます。桃の花が一面に咲き、それはそれは見事です。春休み中に、以前行ったことがあります。夏の時期に桃狩りに行くのもよいものですが、春の桃の花畑を見に行くのもお勧めです。 私は、ハナモモの白色が大好きです。白い花というと、いろいろな種類の花がありますが、ハナモモの白花ほど輝かしくまぶしい白色はありません。真っすぐ素直に育つ、子どもの純白さ、純真さを象徴するような白い花です。 6年生は、算数の時間に「算数卒業旅行」という学習をしています。外国の算数に触れたり、日本の昔の算数問題に挑戦したりする学習です。昨日、私が6年生に出した問題にも近いものが含まれています。 日本で独自に発達した数学に「和算」があります。特に、江戸時代の後期に数学ブームが起きて盛んになったそうです。その後、明治時代に西欧数学が輸入され、和算は日本の教育現場から姿を消してしまいました。しかし、そのすばらしい文化や内容が見直され、今も各方面で活用されています。 今日、3組で挑戦していたのは、「油分け算」と「入れ子算」、そして「算額」でした。(その前のページには、有名な「鶴亀算」も載っています。)算額というのは、和算の問題をつくり、その問題と解き方、答えを板に書き、神社や寺に奉納したものを言います。次第に問題だけが書かれたものが奉納されるようになり、かなりな難問が考えられるようになったとのことです。日本の算術もなかなかレベルの高いものでした。 3組では、子ども同士で解き方の交流をしていました。(写真中)式を求めて解くというよりも、地道に図を書いて考えていく方が良い場合もあります。根気との勝負が分かれ道のようでした。それにしても、昔の人はよくこういう問題を考えついたものだと思います。 同じ時間、6年2組の教室には、5年2組の子ども達が訪れていました。5年生は、最高学年をめざして、6年生からバトンをもらうための準備に取りかかっています。「最高学年とはどういう心構えが必要か。そして、最高学年では何をすべきか。」・・・まずは自分達で考えてから、実際にこの一年間最高学年を務めてきた6年生にインタビューをしようと、教室までやってきたというわけです。(写真下) 6年生は、5年生からの質問に、一つ一つていねいに答えてあげていました。「1年生のお世話の時に、どんなことを気をつけていましたか。」「最高学年として、一番大変だったことは何ですか。」・・・5年生から「先輩」として慕われる立場となり、6年生にとっては少し照れくさいような気になったようです。 6年生は、その後3,4校時に、体育館で卒業式の練習を行いました。入場から証書授与まで、その練習の様子を見に行きました。そして、今日始めて証書授与の練習に私が入って指導しました。お辞儀の仕方や歩き方、視線の位置など、修正したい箇所がたくさん見つかりました。卒業式当日まで、ちょうど一週間となりました。今後も、しっかりと練習を積み上げていきます。 3月18日の給食カラフルハンバーグ ビーンズスープ ミルクコーヒー 一口メモ 今日は、給食室の手作りハンバーグの献立です。ハンバーグに入れる野菜と言えば、よく炒めた玉ねぎが定番です。今日は、玉ねぎの他に、にんじんやコーン、グリンピースと、色とりどりの野菜を入れました。パンにはさんでハンバーガーにして食べるようにしました。 ビーンズスープは、野菜の他に「手亡豆」といういんげん豆の仲間が入っています。手亡豆は、スープなどに使う他に、和菓子の白あんに使われたりもします。体をつくるもとになる「タンパク質」や、お腹を掃除する「食物繊維」など、豆の一粒の中にたくさんの体に良い栄養がつまっています。 3月17日(水)今朝の段階では、1〜2輪咲いているのは確認することができました。昼休みにまた見に行くと、さらに続けて咲き始めているのが分かりました。(写真上の赤い矢印) 気象庁では、標準木に5〜6輪の花が咲いた時点で開花宣言を出しています。ということで、本日の昼休みをもって、田柄小の桜が開花したことを宣言します。きっと明日以降、次々とつぼみが開き始めるでしょう。そして、来週の修了式や卒業式の日には、満開の桜が見られるのではないかと思います。 1校時から3校時にかけて、6年生の各クラスに授業を行いました。(写真中)「校長先生の授業って、何をするの?」と思われるかもしれません。教室に入ると、みんな背筋をしっかり伸ばして、緊張した様子が感じられました。普段は、カメラを持って教室の後ろから入ってくるのに、今日は教卓のところに私がいるのですから、当然と言えば当然です。授業は、ほとんど私が一方的に話すことばかりでした。しかし、終始しっかりこちらを見てうなずきながら聞いている様子に、6年生の成長を感じました。田柄小に着任して5年経とうとしているので、6年生とは2年生の時から一緒に過ごしています。こんなにも立派になったのかと、授業を通して改めて思いました。 最初に、「学校は何のためにあるのか…なぜ学校に行かなければならないのか」について話をしました。学校は、社会性を身につけるための大切な場であるということを、分かりやすく教えました。 次に、宿題の答え合わせです。先週、宿題のプリントを配布しておきました。友達と相談してはいけないと書かれたプリントで、5つの問題を出しました。内容は、どれも頭を使ってよく考えないと解けない「頭の体操」系の問題です。分からなかった問題が各自いくつかあったようでした。でも、みんなで考えを出し合いながら発表し合っていくと、「あっ、そうか!」とか、「な〜るほど…」という声があちこちから聞こえてきました。この瞬間の子ども達の表情やつぶやきが、授業者の喜びでもあります。 その後は、私が教員をめざしたきっかけについての話をしました。それを語るために、子どもの頃の話をまずしました。どんな小学校時代を過ごしてきたのか、そして高校〜大学と進むにつれて将来が見えてきた話まで…。 最後に、卒業する6年生に3つのメッセージを送りました。「社会の出来事に関心をもつことの大切さ」と「人は、よいものを見て育つということ」、そして「人は、見かけによる」という話です。 どのクラスにも、しゃべり過ぎるほどしゃべりまくりましたが、とても楽しく授業を進めることができました。毎日このように授業をしている先生達が、少しうらやましく感じられました。 3年生は、一年間の理科のまとめとして、「おもちゃショーをひらこう」という学習をしています。この一年間、3年生の理科の授業で、「ゴムや風の力」、「音のふしぎ」、「電気の通り道」、「じしゃくのふしぎ」について学んできました。それらの学習で分かった性質を使い、ものづくりに生かす単元です。 磁石の同極同士が反発する力を利用して、磁石を取り付けたカメを動かしていくゲームを考えた子がいました。ゴールすると、豆電球がつく仕組みになっています。磁石と電気の通り道の両方の学習を生かして作ったおもちゃでした。(写真下) 他にもたくさんのアイデアが生かされたおもちゃがたくさんありました。どんな仕組みになっているのかを考えながら、友達のおもちゃで楽しく遊ぶ子ども達の姿が見られました。 校長先生の授業(6年生)今日のテーマは4つ。学校は何のためにあるのか。宿題の答え合わせ。教員を目指したきっかけ。卒業生に伝えたいこと。 学校は社会の一つ。国語や算数の勉強も大切だけれども、何よりも人と関わることで身につけることはたくさんある。友達のおかげで多くのことができるようになりました。 今日の授業に向けて、先週算数の宿題が出されていました。子供たちの中には、算数ですでに取り組んだ子もいましたが、すべて正解するのは難しいパズル問題でした。クイズとパズルの違いは???クイズは答えを当てること、パズルは解き方を考えること。納得です。答えを知らなければ、知るために勉強するのみ。それよりも考える力は大切です。学校の学習は、いつでも思考(考えること)を大切にしています。 校長先生の過去を知り、意外に思った子もいたようです。引っ込み思案の少年が、目立ちたがりに変わったきっかけは、友達であったこと。友達は自分を変えてくれる存在なのですね。 卒業まであと6日。最後に「有終の美を飾ろう」とメッセージをもらいました。「いろんなことがあったけれど、素敵な学校だったね。」と思える卒業を迎えられるように、卒業式練習に毎日取り組んでいます。小学校の卒業式は、おうちの方々にとっても晴れの日です。入場の姿から、後ろ姿から、返事から、一つ一つの所作から子供たちの成長を感じてください。 3月17日の給食ピクルス フルーツポンチ 牛乳 一口メモ 今日は、カレーライスの添え物として、洋風の漬け物「ピクルス」を作りました。ピクルスは、酢や砂糖、塩で作ったつけ汁に、いろいろな野菜を漬け込んで作ります。今日は、小さく切った大根ときゅうり、そして赤と黄色のパプリカを使っています。 酢の酸っぱさが苦手という子もいるかもしれませんが、今日は酢を加熱して、酸っぱさをとばして食べやすくしています。野菜の食感も感じながら、カレーライスと一緒に食べることができます。 デザートは、6年生からのリクエストが多かった「フルーツポンチ」にしました。 3月16日(火)今年は、6年生の卒業イベント用の経費が配当されました。本校では、6年生のイベントのDVD製作費や、記念品代に使うことにしました。さらに若干のあまりがあったため、卒業記念植樹として桜の苗木を購入することにしました。そのことを地域の吉田さんに伝えたところ、「地域からも田柄小に苗木をプレゼントしたい」という話をいただきました。6年生が参加する植樹式は、来週月曜日の5校時に行う予定です。当日は、関係した地域の方々にも来ていただき、桜の苗木を植え付けます。 苗木を植え付けるためには、その場所が必要です。1月は地上部分のみを伐採したため、根がまだ残っていました。そこで、区にお願いして、残っていた根を取り除いてもらうことにしました。今朝から校庭に重機が入り、一日がかりで大きな根を取り終えました。50年間で、かなり地中深くまで根が回っていたようです。まるで親知らずを抜くような大がかりな作業でした。 1校時に、その抜根作業の近くで、6年1組が長なわの練習をしていました。(写真上)あさっての朝、今年度最後の長なわ記録会が予定されています。どのクラスも、休み時間や体育の時間を使って、猛練習が行われています。 3年生は、国語の時間に「モチモチの木」の学習をしています。斎藤隆介作、滝平二郎の切り絵による絵本は、あまりにも有名です。それだけに、今年度使われている全国の3年生の教科書全てに、この物語が掲載されているとのことです。 『豆太は、夜はじさまを起こさないと一人で便所に行けないほどおくびょうな子どもでした。ある夜、腹痛で苦しみ出したじさまを見て、豆太は一人で医者を呼びに行く決意をし、家を飛び出します。』・・・1組では、いよいよ物語のクライマックスに向かう場面の読み取りを行っていました。(写真中) 物語文では、本文の言葉に戻りながら読み取っていくことが大切です。ヒントとなる言葉が、物語の各所に描かれているからです。「豆太は、子犬みたいに体を丸めて、表戸を体でふっとばして走り出した。」という部分では、おくびょう豆太からすでに変身した状態を表しています。また、裸足で山を下りていく豆太の様子を「とうげの下りの坂道は、一面の真っ白い霜で、雪みたいだった。霜が足にかみついた。」と表現しています。大好きなじさまの緊急事態に豆太がとった行動を、本文から細かくじっくり読み取っていくと、心の中がはっきりと見えてくるものです。 絵がまたすばらしく、次のモチモチの木に花が咲いて見えた場面は特に圧巻です。絵本を開いた時に、誰もが最初は「あっ!」と思うでしょう。さらに最後のじさまの言葉・・・「人間やさしささえあれば…」は、名言だと思います。 3年生は、音楽の時間に「ピーターと狼」の鑑賞をしています。この曲は、ロシアの作曲家プロコフィエフが作った、子どものための音楽作品として有名です。オーケストラにナレーションを付けて演奏されることが多く、親子のためのファミリーコンサートでもよく取り上げられることがあります。 子ども向けとはいえ、音楽的にはかなり芸術性が高く、それぞれの登場人物や動物が様々な楽器でうまく描かれています。まず、主役のピーターの旋律は、主に弦楽器で演奏されます。うきうきと歩いている旋律は、よくCMでも使われています。小鳥がフルート、ネコがクラリネット、そして狼がホルンで奏され、オーケストラの楽器の音色を学ぶためにも入門的な音楽となっています。(写真下) ところで、子ども達に見せていたDVDは、オーケストラと人形劇をミックスした楽しい演出になっていました。作られたのは、かなり昔です。ナレーションは、黒柳徹子さんが担当していました。それぞれの動物の声色を変えて、とても上手なナレーションでした。そして、時々指揮者がアップになるシーンがあり、今は亡き芥川也寸志(あくたがわ やすし)さんが映っていました。それを考えると、40年近く前に収録した映像ではないかと思われます。 20世紀の作曲家は、映像作品に作曲をする機会が多くなりました。プロコフィエフ以外にも、ショスタコーヴィチも映像に音楽をつけています。また、コルンゴルドは、映画音楽との出会いが作曲家としての方向性を変えるきっかけになりました。近々、トムとジェリーが実写映画として公開されます。このアニメも、長年にわたり専属の作曲家が音楽をつけていたことで有名です。 今や映画には音楽が欠かせないものになっています。ジョン・ウィリアムズを始めとした映画音楽の作曲家の原点は、クラシックの作曲家の試みにあると言えるでしょう。 3月16日の給食さばのみそ煮 五目豆 うすくず汁 牛乳 一口メモ 今日の副菜の「五目豆」は、大豆を昆布や鶏肉、野菜と一緒に煮ものにしました。大豆は「畑の肉」とも言われるように、体をつくるもとになるたんぱく質が豊富に含まれています。また、昆布やれんこん、ごぼうといった野菜や海藻には、食物繊維というお腹の掃除をして体の調子を整える働きがあります。 少し前の日本の食事には、このような大豆や海藻を使ったおかずがよく登場していました。多めに作って何度かの食事で食べる「常備菜」とも言われている料理です。 今の小学生には、どちらかというと人気のないおかずかもしれません。今日は、鶏肉のだしや、野菜の旨味がそれぞれの材料にしみ込んで、良い味に仕上がっています。 3月15日(月) その2第2部は、暗くなってきた校内を使って、ナイトハイク(肝試し)がありました。中には思わず泣いてしまった子も…。実際の移動教室でも、宿舎の館内を使って肝試しをよく行います。夜の校内を歩くのがいかに怖いことか、よく分かったと思います。夜、真っ暗な階段から降りてくる先生と出くわして、「うぉっ」という声が聞こえる時があるほどですから、先生達も毎日怖い思いをしています。 第3部は、再び体育館で送り火の集いをしました。出張から帰ってきた火の神が登場し、締めくくりの話をしました。6年生に向けて、学年の絆を深めるイベントとなりました。 今日、2組の教室では、そのイベントの振り返りをしていました。タブレットを使い、移動しない教室の感想をそれぞれが作成し、クラス全体で友達の考えを共有し合いました。文章はもちろん、絵も入れて感想をまとめていた子がいました。(写真上) 4年生の理科「すがたをかえる水」の学習では、先週までは水を温める実験をしてきました。今度は、水を冷やした場合の変化を調べています。「水を冷やし続けると、水の温度と様子はどのようになるのだろうか?」という疑問をテーマに、実験を行いました。 大きなビーカーに氷水と食塩を入れ、試験管の中の水を冷やしていきます。棒温度計の目盛りを2分おきに読みながら、同時に試験管の中の変化も観察していきました。(写真中) 実験前の子ども達の予想は、様々だったようです。「0度まで下がる。」や「0度で氷になる。」と予想した子は多かったのですが、それ以上に温度が下がるかどうかは、いろいろな意見に分かれました。 実験すると、先週まで学習していた水が沸騰する時の温度変化によく似ていることが分かりました。沸騰する時は、約100度まで上昇すると、そのまま一定の温度が続きました。水を冷やした時は0度まで下がり、同じようにそのまま一定の温度(0度)が続きます。ただ、沸騰の場合と違うのは、しばらくすると(水が氷に変わると)さらに温度が下がっていくということでした。マイナス10度以下の目盛りを指し、子ども達はびっくりしていました。 6年生の卒業式の練習が今日から始まりました。まず、1校時に5年生の子ども達が準備してくれた椅子に座り、卒業式の意義について指導がありました。儀式的行事であることや、6年間の集大成として卒業式があることなど、みんな真剣に話を聞いていました。次に、具体的な動き方の練習もしました。証書の授与では、舞台上で返事をしてから演台のところに行って証書を受け取ります。(写真下)今後は、入場や退場の仕方も含めて、少しずつ本番に近づけていく予定です。 6年生は、90名近い人数であるため、今年度も5年生は参加させません。また、保護者は各家庭2名までの参加としています。写真では、子ども同士の間が狭くなっています。放課後、先生達で椅子の間隔を調整して広げました。また、演台の上には、アクリル板を設置する予定です。 【念願の】移動しない教室を行いました【実施!】(5年生)それは、子どもたちが小学校生活の中で最も楽しみにしている行事の1つです。残念ながら今年度は実施できなかったのですが、私たちの心に灯る火を消すことはだれにもできません。昨年秋から『移動しない教室』の実施に係る構想を練っていました。 そしてやっと『移動しない教室』を行うことができました。今回はいろいろな制限があり、簡易な形での形式で「キャンドルファイヤー」をメインに行いました。 本行事は3部構成です。 ● 第1部『キャンドルファイヤー❶』テーマ:おごそかに ● 第2部『田柄ナイトハイクミッション』テーマ:なごやかに ● 第3部『キャンドルファイヤー❷』テーマ:おごそかに 第1部では、火の神さまから聖なる5つの力の火をいただきました。 そうです!この火こそ、昨年から投げかけていた学年だよりのサブタイトル、『5つの力を手に入れろ!』のエレメントです。 『協力の火!』 『努力の火!』 『元気の火!』 『希望の火!』 『考動の火!』 みんなで、共に声に出して、誓い合いました! 第2部は、もう子どもたちのお楽しみ『ナイトハイク』です。まだ明るいかなと思われましたが、廊下は意外と薄暗く雰囲気が出ていました。内容は、3人でくじを引いて1組となり、「音楽室」「パソコン室」「理科室」にある『ラッキーカード(卒業までのお守り)』を手に入れるミッションです。お化け役の子ども、ボランティアの保護者のみなさんのご協力で、ステキな?演出が用意されていました。 興奮して体育館に帰ってくる子どもたちの顔が印象的でした。 第3部は、再び体育館でキャンドルファイヤーの続きとふり返りをしました。 本来であれば、もっとゲームをしたり、踊ったりと盛りだくさんで行います。ぜひ今回の行事をよい経験の1つとして、6年生での移動教室に生かしてもらいたいと思います。 ご多用の中、子どもたちの迎えに来たり、イベントを手伝っていただいたり、多くのご協力をありがとうございました。 3月15日(月) その1・・・『校庭の桜の木が、少しピンクがかった色になってきました。桜の木の近くに行って見上げてみると、つぼみがかなりふくらんできていることが分かります。東京の桜が昨日から咲き始めたようなので、きっと田柄小の桜の開花もすぐに始まることでしょう。今年は、いつもの年よりもずいぶん早く桜の花が見られることになります。 校庭に植えられている桜の木は、50年近い歴史があり、だいぶ古くなってきました。大きな幹の中が空洞化して倒れる危険があるということで、1月の下旬に校庭にあった3本の桜を伐採しました。大きな桜の木がなくなってしまうのは、学校にとってとても寂しいことです。そのことを知った地域の方から、ぜひ田柄小に桜の苗木をプレゼントしたいという声が寄せられました。とてもうれしいことですね。そこで、6年生の卒業に合わせた「卒業記念樹」として桜の苗木を来週植えることにしました。 「記念樹」というと、けやき広場のベンチの脇に、3年前の開校60周年記念の時に植えた桜の木があります。それと同じように、来週植える桜の苗木は、今年の6年生の卒業を記念する桜とすることにしました。現在の1年生から5年生のみなさんも、来週植える桜の木のことをしっかり覚えていてください。いつか田柄小を卒業して巣立っていった後も、桜の木はこの学校に残り、すくすくと成長して大きくなっていくでしょう。そして、何年か後に田柄小を訪れ、「あの時の卒業生のために植えた桜の木だったなぁ」と、懐かしく思い出す時がやってくるはずです。 一方、田柄小のシンボルツリーとなっているのは「けやきの木」です。児童玄関前にあり、みなさんの登下校や休み時間に遊んでいる様子を一年中見守ってくれている木です。学校を訪れたお客さん達が、「立派なけやきですね。」とよく驚かれます。正門から入って歩いてきて、まず目に飛び込んでくる大きな木であり、玄関前の広場の中央に位置しているからでしょう。校長先生も、このけやきの木が大好きです。一年中、たくさんの小鳥がけやきの木のてっぺんにやって来ます。きっと、鳥たちもけやきの木が好きなんだろうなと思います。 ところで、気がついた子がいるでしょうか? 冬の間、全て葉っぱを落としていたけやきの木が、春の暖かさで、動き始めています。枝先をよく見ると、新芽が伸び始めています。これから緑色の新芽がグングン伸び始めてきます。毎日枝先の様子を観察してみてください。今日よりも明日、明日よりも明後日と、日に日に成長していくことに気がつくでしょう。田柄小の子ども達もこのけやきの木のように、毎日少しずつ、そして確実に伸びていっているんだなと思います。だから校長先生は、この田柄小のけやきの木が大好きです。』・・・ 写真上・・・今朝の桜の木の写真です。もう少しで咲きそうです。 写真中・・・今朝撮った、けやきの木の全景です。 写真下・・・けやきの枝先の様子です。新芽が伸びてきました。 (子ども達に見せた写真は、他にも何枚かあります。) 午後3時に校庭の桜を見回りましたが、まだ開花宣言とはいきませんでした。 朝会の終わりに、3年前の60周年の時に使った写真も何枚か紹介しました。昔の校舎や子ども達の学校生活の様子の写真です。 3月15日の給食家常豆腐(チャージャンドウフ) わかめサラダ 牛乳 一口メモ 今日は、厚揚げと豚肉、野菜を炒め、ピリ辛のみそ味で味付けした「家常豆腐」の献立です。中国の家庭料理の一つで、家でよく作る豆腐料理ということで、このような名前がついています。 日本では厚揚げで作るのが一般的ですが、中国では豆腐を油で揚げることで豆腐の水分が抜け、栄養がぎゅっと濃縮されます。しかし、そのまま使うと揚げた油が残り味にも影響があるため、熱湯をかけて周りの油を落としてから使うとおいしく食べることができます。 今日の家常豆腐には、にんじんやキャベツ、たけのこというように、野菜もたくさん使われています。 3月12日(金)1組では、ミライシードの「オクリンク」という授業支援ソフトの使い方の学習をしていました。オクリンクは、他の子の考えに触れながら自分の思考を深め、考えの筋道を立てて表現する力を養う学習ツールです。扱いやすいソフトなので、全国的によくつかわれているようです。授業内では、先生がパソコン上で作成したカードを子ども達に送ったり、子ども達が自分の考えを書いたカードを教員に送ったりすることで、教室全体での意見を共有することが可能になります。 子ども達のタブレット画面が、小さなホワイトボードのような役割をします。タッチペンを使って文字や絵を自由に描くことができます。それを「オクルボタン」にドラッグ&ドロップすると、教室の電子黒板にすぐにデータが共有されるという仕組みになっています。 子ども達は、動物の絵を描いて先生に送りました。クラス全員の絵をみんなで見ながら、感想を発表し合っていました。これは、まだ使い方に慣れるテスト段階です。というのも、先生側も操作の仕方に慣れなければなりません。子ども達と一緒に研修中です。でも、子ども達はとっても楽しそうでした。タブレットの活用で、積極的ないい手がたくさん挙がりそうです。(写真上) 2年2組が、図工の時間に折り紙で「つる」を作っていました。折り方の図を電子黒板に映しながら、ていねいに折っていきました。何人かの子に聞いてみましたが、つるを折るのは初めてという子がほとんどでした。つるを折れる子が数名いたようで、周りの子に教えてあげる姿も見られました。(写真中) 折り紙は、日本の伝承遊びの一つですが、たくさんのメリットがあります。まず、折り紙は手先を使って特定の形を作り上げていく遊びであることから、手先が器用になります。手先を器用に動かす能力を「巧緻性(こうちせい)」と言い、巧緻性に優れている子どもは運動神経やリズム感覚にも優れていると言われています。また、折り紙は完成図までの道のりを考えるため、子どもの想像力を養うことにも有効です。(プログラミング的な思考力にも関係があります!!)さらに、集中力を高めることや、空間認知能力を育てることにも効果があります。(先日もホームページでお伝えしましたが、算数の立体の学習に重要となる力です。) 昔、担任をしていた時に、クラスの子が入院することになり、みんなで千羽鶴を作ろうということになりました。小さな折紙を使って、毎日少しずつみんなで折っていきました。折り紙を家に持ち帰って、翌日どっさり折り鶴を持ってきた子もいました。千羽とはいきませんでしたが、最後に糸でつなげてお見舞いに行った覚えがあります。 給食後〜お昼休みにかけて、6年生が卒業前のボランティア活動を行いました。校庭やけやき広場、中庭を担当した子ども達は、落ち葉や石拾いをしました。また、図書室やパソコン室を担当した子ども達は、先生の指示で様々な片付け作業を進んで行いました。さらに、各教室の廊下に置いてある牛乳パックを入るトレーを集めて、家庭科室で洗っていた子ども達もいました。(写真下) 「立つ鳥跡を濁さず」と言われますが、学校をきれいにすることで感謝の気持ちを表そうという姿勢がうれしいなと思いました。きっと、活動していた6年生自身の心がすっきりとしたはずです。そして、「さあ、来週からいよいよ卒業式の練習だ!」という気持ちの切り替えにもなったことでしょう。 お箏で卒演(6年生)その後、曲の最初の部分を演奏することに挑戦しました。4年生のときに「さくらさくら」を演奏した以来のお箏演奏でしたが、友達と協力し、和の響きを味わうことができました。 そしてもう一曲。卒業演奏ということで「海の声」にもチャレンジしました。爪が痛かったり、どこを弾いているかわからなくなったりもしましたが、一生懸命演奏し、美しい箏の音色が音楽室に響きました。 3年生にメッセージを贈る会この日までに在校生は、各クラスでメッセージを書き、それを5年生が色紙にまとめていました。 当初は、1年生から6年生までがたてわり班ごとに集まって、6年生にメッセージを贈る予定でした。しかし、緊急事態宣言が延長され、異学年同士で集まることができなくなったため、ZOOMで 5,6年生の代表がメッセージの受け渡しをしました。 その後、たてわり班の代表として5年生が6年生の教室に行き、それぞれの班のメッセージを渡しました。 6年生からは、家庭科の時間に作ったぞうきんが、各クラスにプレゼントされました。 |
|