ようこそ、練馬区立田柄小学校ホームページへ!  〜「わくわく・どきどき」の学びを目指して〜

12月19日(土)

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 1年生の国語の教科書に、「わらしべちょうじゃ」の学習があります。2ページにわたってわらしべ長者のお話の挿絵が載っていて、それを見ながらお話を聞く学習です。昔話の読み聞かせを聞いて、我が国の伝統的な言語文化に親しむことを目的とした単元です。(写真上)
 1年生の子ども達は、どのような昔話を知っているでしょうか? わらしべ長者は、日本のおとぎ話のひとつで、「今昔物語」や「宇治拾遺物語」に原話が見られるそうです。1本の藁(わら)から始まり、物々交換の末に大金持ちになるという話の展開です。藁からみかん、布、馬、家と交換していき、最後はすばらしい屋敷を手に入れて裕福になるというお話です。
 「わらしべ長者」を読むと、ものの価値は人それぞれで、だからこそどんなものも大切にしなければいけないと気付かされます。また、ものとものとを交換することで大きな価値を手に入れることができたというところが大切です。現代で言うならば、お金を持っているだけではなく、有効に活用することで本当の価値が生まれるということでしょうか。
 また、観音様の言うことを素直に守ったところや、人に親切にしたことから幸運をつかんだととらえれば、正直に生きることや思いやりの心が大切であることを知らせる昔話ともとらえられます。
 今日は、高学年で書き初めの練習をしていたクラスがいくつかありました。5年生の書き初めでは、「新しい風」を書きます。昔から「新」の字は、よく書き初めのお手本に入ってくる漢字です。一方、「風」が入っているのは初めて見ました。文字の組み立て方がとても難しい漢字です。特に、2画目の筆づかいが難しそうです。横画から筆の向きを入れ替えて反るように縦画を引き、勢いよくはねます。はねる方向もポイントとなります。(写真中)
 お手本の文字の何と美しいことか・・・大人でもなかなかお手本通りには書けないものです。練習を何度も繰り返すことがもちろん大切ですが、その前に筆がしっかりとしたものであるかを冬休み中に確認してください。まず道具が良い状態でなければ美しい文字は書けません。そして、筆を新しく購入する時は、少しでも高い筆を選んだ方が良いと言われています。
 光が丘警察の方々に来ていただき、1年生と3年生にセーフティ教室がありました。体育館に1学年ずつ集まり、2校時に1年生、3校時に3年生が指導を受けました。
 1年生は、不審者に気をつけて生活するための「いかのおすし」の指導でした。「(知らない人には、ついて)いかない」、「(声をかけられても車には)のらない」、「(連れていかれそうになったら)おおごえをだす」、「(声をかけられたり追いかけられたりしたら)すぐにげる」、「(大人に)しらせる」・・・という言葉を合わせたものが「いかのおすし」です。
 DVDを見た後のロールプレイでは、学年の先生達が子ども役となって演じました。知らない大人の人とは、少し距離をとっておくようにすること。そして、連れていかれそうになった場合は、防犯ブザーを鳴らしたり大声を出すということを教えてもらいました。(写真下)
 3年生は、万引きは重大な犯罪であるという内容のDVDをもとに、非行防止の指導をしていただきました。やはりロールプレイでは、お母さん役を学年の先生が行いました。警察の人が厳しく母親役の先生を叱りつける場面を見て、子ども達も怖い思いをもったことでしょう。
 ところで、光が丘警察の3人の方々から、田柄小の子ども達のすばらしさをたくさん褒めていただきました。1年生も3年生もあいさつがすばらしく、話の聞き方がとっても良かったとのことでした。

セーフティ教室(1年生)

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 光が丘警察スクールサポーターの方にお越しいただき、セーフティ教室を行いました。
不審者に出会ったときに、どうするかということを教えていただきました。
 まずは、大人と話すときの距離について学びました。大人と話すときは、大人が両手を広げたくらい(約2m)離れて話します。そうすると、何かあったときにすぐに逃げることができます。
 その後、DVDを視聴し、「いかのおすし」という合言葉を学びました。不審者といっても、見た目でわかるわけではなく、優しそうな人や「〜を見せてあげる」「お母さんが病気で大変なんだ」など、子供が気になるようなことを言ってくる場合もあるということもわかりました。
 DVDのあとは、担任と警察の方でロールプレイを行って実際の場面を想像しながら考えることができました。
 今日学んだことを、忘れずに生活してほしいです。

セーフティー教室(3年生)

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 今日のセーフティー教室では、「万引きはぜったいにダメ!」という学習を行いました。
 DVDを視聴することと、ロールプレイを通して子ども達は理解を深めていきました。
 DVDでは、万引きをする友達を止められず、「友達なら告げ口しないよな」という言葉に折れ、一緒に万引きをしてしまいます。「本当の友達」なら、友達の悪いことを周りの大人に相談することの大切さも学びました。
 ロールプレイでは、万引きをしてしまった息子のお母さん役を高橋先生が演じました。店員がお母さんに浴びせる怒号は、かなり厳しいものです。子ども達はその様子を見て、様々な感情をもったようです。
 今日の学習では、「自分のものと友達のものの区別をきちんとつけること。」「悪いことをしている友達がいたら、きちんと周りの大人に伝えること。」「万引きは絶対にしてはいけないこと」をしっかりと子ども達は理解したようです。

移動プラネタリウム(6年生)

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 6年生のために・・・何かできないか・・・
 その一つとして、田柄小学校初「移動プラネタリウム」を実施しました。

 体育館に設置された直径7mのドーム。その中に広がる、星や惑星などの天体の世界を体験することができました。最新のソフトを使ったプラネタリウムで、田柄小学校の背景と組み合わせた夜空にとても興奮しました。
 子供たちの大好きな音楽に合わせて北極星を探したり、12星座と月の関係について話を聞いたりしました。ドーム内はエアーを送り続けていたため寒かったです。が、上着を着て、仲間とみる夜空。放課後に集まっている雰囲気も若干味わうことができました。また、非常にわかりやすい説明で、あっという間の45分間でした。


<6年生のみなさんへ>
 明け方に金星が見えることや、今月末にはふたご座内に月が入ることなど、すぐに確認したいことがやまほどありますね! 百聞は一見に如かず! ぜひ、おうちの方と夜空を見上げてみよう!

12月18日(金)

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 今朝は、全校で長なわ朝会がありました。毎年、長なわ記録会は、体育朝会として各学期に1回ずつ実施しています。しかし、今年は1学期に行うことができなかったため、今年度最初の記録会となりました。どのクラスも、今月に入ってから体育の時間や休み時間に練習を重ねてきました。
 1年生は「大波小波」、2年生以上は「8の字跳び」で、5分間に跳んだ回数を記録します。しばらく練習をしてから、本番の5分間が一斉にスタートしました。校庭のあちこちから、跳んだ回数を数える声やかけ声が響き渡ってきました。
 クラスごとの結果は、お昼の放送で発表されました。1番跳んだ回数が多かったのは6年2組で、505回でした。2番目が5年1組(441回)、3番目が5年3組(379回)でした。今回の記録をもとに、次回の長なわ朝会でもがんばってほしいと思います。
 高学年(4年生以上)は、軒並み300回を超える記録を出していました。5分間は300秒間ですから、平均1秒で1回以上跳んでいたことになります。(1回なわに引っかかると、大幅に時間をロスするので難しい。)次回の長なわ記録会は、3か月後の3月に予定しています。
 4年生の理科「ものの温度と体積」の学習では、空気と水に続き、いよいよ金属の温度による変化を調べる実験に入りました。ここまで空気も水も温めると体積が増えるということが分かっていますが、果たして金属はどうでしょうか。
 理科室には、金属球膨張実験器があります。鎖につながれた金属球(真ちゅう製です)をカセットコンロで熱し、同じく金属製の輪を通るかどうかを調べます。熱する前に、金属球が輪を通る状態であることを確かめてから行います。十分にコンロの火で金属球を温めてから行ってみると、輪を通らなくなっていることが分かります。(写真中)このことから、金属は温められたことで体積が増えたということが実証されました。
 線路の継ぎ目は、少しすき間を開けるように設置してあります。夏の高温で線路が膨張するためです。また、ジャムの蓋が開けづらい時は、蓋を温めると簡単に開けることができます。これも金属の熱膨張を利用しています。
 ところで、この実験の前にカセット式コンロの扱い方を全員が練習しました。5,6年生になると理科の実験ではよく使います。(以前のアルコールランプに代わって、カセット式コンロを使うようになりました。)火をつけるには、12時方向のつまみを9時の方向に90度ひねらなければなりません。意外にも、これがなかなかできない子が多いということが分かりました。90度ひねると、カチンと音がして着火するのですが、回す手に力が入らず、ガスがシューッと出ているだけです。よくよく見ると、つまみの持ち方が違っていました。縦になっているつまみを左側に90度回す時に、右手の親指と人差し指ではさんで、そのまま左側に体を傾けるように回していたのです。つまみの右側を親指の腹で押すように回せば力が入り、90度回転させるのが簡単です。(あるいは左手を使う)・・・こういうことも一つ一つ経験させることが大切なのだと感じました。
 1年生の音楽の授業で、「ねこのなきごえであそぼう」という学習があります。ねこの様子や気持ちを想像して鳴き声を考え、表現する活動を通して、様々な声の出し方の特徴に気付くことをねらいとした学習です。教科書には鑑賞教材として「2ひきのねこのゆかいなうた」が紹介されています。CDをかけて子ども達に聴かせて、動物の鳴き声だけで作られた歌の楽しさを味わわせていました。(写真下・・・2匹の猫が交互に出てくる場面や、一緒に出てくるところを聴き分け、2匹が出てきたので両手を挙げています。)
 ところでこの曲は、ソプラノ歌手のコンサートのアンコール曲としても有名です。輝かしい高音を響かせて激情的なオペラアリアを歌ってきたコンサートの終わりに、アンコール曲としてネコの鳴き声だけでできたかわいらしい歌をうたうと、一気に会場が和みます。
 昔は、この曲はイタリアの有名な作曲家、ロッシーニの歌曲とされていました。しかし現在では、パーサール(教科書ではピアソルと書いてあります。)が、他の作曲家の作品とロッシーニの曲をアレンジして作ったものであることが分かっています。

お店やさんごっこ(1年生)

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 1年生の国語の「ものの名まえ」という学習で、お店やさんごっごをしました。
 お店で売りたいものを決めて、その絵を描き、お店を開きました。
 「いらっしゃーい!」「こんにちは!」など、やり取りで必要な言葉をたくさん使って、楽しそうに売り買いを行いました。完売したお店の店員さんは、とっても満足気でした。

12月18日の給食

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献立名           キャロットライス
              さばのタンドリー風
              ベジタブルスープ
              牛乳


一口メモ

 今日の魚「さば」は、背中の部分が青みを帯びているため、魚編に青と書いて「鯖(さば)」という漢字で表します。
 背の青い魚の仲間には、サンマやイワシもあげられます。これらの魚には、血液をサラサラにして病気を予防する成分がたくさん含まれています。また、脳の働きを活発にして記憶力の向上に役立つ成分も含まれています。「魚を食べると頭が良くなる」と言われるのは、このためです。
 子ども達が魚を喜んで食べられるように、今日はケチャップやカレー粉、ヨーグルトなどを使い、インド料理のタンドリーチキンと同じような味付けにしました。

長なわ朝会

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 18日(金)に、長なわ朝会が行われました。5分間で何回跳べたかを数えます。田柄陸上、持久走記録会に続いて、体育的な活動が続いています。
 長なわでは、跳ぶためのポイントがいくつかあります。跳んだ後に、次の人のことを考えて素早く移動すること。跳んでいないときも回数やリズムをとる掛け声を言い、常に縄を意識すること。失敗してしまった時の「ドンマイ」、ちょっとした一言。
 いろいろな困難を乗り越え、クラスで記録を高めていくことで達成感と一体感を味わうことができます。
 今回は、短い練習期間でしたが、どのクラスもまず自分たちの記録に満足できたのではないでしょうか。3学期にも長なわ朝会があるので、他と比べるのではなく、自分たちの記録を高めていって欲しいものです。

薬物乱用防止教室(6年生)

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 17日(木)に薬剤師の齋藤英男さんをお招きし、セーフティ教室(薬物乱用防止)を行いました。
 6年生は、保健の授業でタバコ、アルコールと共に覚せい剤の害についても学習します。中でも今回は覚せい剤の恐ろしさについてお話をいただきました。大麻や覚せい剤の実物見本も見せていただきました。6年生は熱心に耳を傾けていました。
 薬物乱用をしない、覚せい剤の誘いにのらない、絶対に使わないなど、多くのことを学ぶことができました。

12月17日(木)

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 様々な学年で書き初めの練習が行われています。毛筆は、3年生から学習することになっています。ですから3年生にとっては、毛筆で書き初めを行うのは、今年が初めての挑戦ということです。
 3年1組は、習字道具を持って多目的室に行き、書き初めの練習を行っていました。書き初めは、机の上で書く場合もありますが、正座の姿勢で床に向かって書く方が勢いのある字が書けます。また、年明けには学年ごとに体育館で書き初めを行う予定なので、同じ書き方の方が良いということもあるのでしょう。
 新聞紙を広げて自分の場所を作り、練習が始まりました。3年生が書き初めとして書くのは、「友だち」の3文字です。漢字は「友」の1文字ですが、2画目と3画目、4画目は、全て「はらい」の筆づかいです。左はらいが2つと右はらいが1つあり、左右のはらいは筆づかいがそれぞれ違います。一番のポイントとなるのは、この2種類のはらいの筆づかいです。
 また、漢字とひらがなの筆づかいの違いにも注意して書く必要があります。漢字に比べて、ひらがなの筆づかいは丸みがあり、始筆がやわらかく入るようになっています。
 さらに、1学期から習ってきた毛筆の半紙とは違い、書き初め用の長い半紙に3文字をバランスよく書かなければなりません。中心をそろえて、文字の大きさの検討をつけるように、何度か新聞紙を練習用紙にして書いてから清書に向かっていました。(写真上)
 小筆を使って学年と名前を書くのも、3年生にとってはとても難しい課題です。冬休みの宿題として、書き初めのお手本と清書用紙を持ち帰ることになります。冬休み中にも、何度かしっかり練習をしてから作品に向かうように見てあげてください。
 6年生は、卒業アルバムの文集ページの作成に取りかかっています。文集に載せる各自の作文は、下書きの下書きから始まり、ようやく清書前の段階までたどり着きました。(原稿用紙に作文を書き、担任の先生が直す場所を指導して、また下書きを書き・・・を繰り返してきました。)
 3組では、友達同士でお互いの作文を読み合い、内容についてアドバイスを送ったり、誤りがないかを確認してあげたりしていました。(写真中)
 文集に残した作文は、6年間の成長を振り返って書いたものもあれば、思い出に残った出来事を記したものもあります。11月の体育発表会での全員リレーや、先日の持久走記録会について書いた子が何人かいました。今年度は運動会や学芸会がなかっただけに、卒業アルバムの文集もいつもの年とはまた違った感じになりそうです。
 また、昨年の移動教室について書いた文集もありました。6年生は、昨年度の5年生の時に下田移動教室に行っています。2学期の台風の影響で他の施設が使用できなくなったため、1月の下旬に実施しました。冬の移動教室は私も初めての体験でしたが、子ども達にとっては忘れられない唯一の宿泊行事になりました。重ね重ね、今年度の移動教室がコロナウイルス感染症のために全区的に中止になってしまったことが残念です。現在、3学期に卒業前の思い出作りの行事が実施できないか、学年で検討しているところです。
 3年生の理科「電気の通り道」の学習では、学んだことを生かして深める実験が紹介されています。「遠くにある豆電球に明かりをつけよう」という実験です。今まで、「乾電池と豆電球を導線を使って一つの回路にすると明かりがつく」ということを学習してきました。そこで、導線をつなぎ合わせて大きな回路を作ったら、果たして豆電球をつけることができるだろうかということを確かめることになりました。
 2組では、グループの仲間同士で導線をつなぎ合わせ、大きな回路を作って試してみました。導線がしっかりつながっていなかったためか、なかなか豆電球の明かりがつかなかったグループも、しっかり結ぶとやっと明かりがつきました。(写真下)
 この時、一人で実験していた時よりもなんとなく豆電球の明かりが暗いことに気づいていた子がいました。クラス全員で導線を結んだらどうなるでしょうか? うまくいく場合もありますが、乾電池1個ではなかなか難しいものです。

12月17日の給食

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献立名           麦ご飯
              いかメンチ
              せんべい汁
              牛乳


一口メモ

 今日は、青森県の郷土料理「いかメンチ」と「せんべい汁」の献立です。
 いかメンチは、細かく刻んだいかと野菜などの具を合わせて丸め、メンチカツのように揚げた料理です。青森県の津軽地方の言葉で、「いか」のことをなまって「いが」と言うことから、地元では「いがメンチ」とも呼ばれています。
 「せんべい汁」は、小麦粉で作った「南部せんべい」が入った具だくさんの汁物です。普段の食事では、せんべいを汁物に入れて食べることはあまりないでしょう。だし汁を吸って少しやわらかくなったせんべいの食感を楽しみながら、青森県の郷土料理をたっぷり味わえるように作ってあります。

12月16日(水) その2

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 1年生は、国語の時間に「日づけと よう日」という学習をしています。日付の読み方では、特殊な読み方をする1日〜10日と20日を取り上げて指導します。子ども達が興味をもって何度も繰り返し読みながら覚えられるように、リズム感のある詩になっています。「一月一日 お正月。二月二日は みんなでこたつ。三月三日は ももの 花。四月四日は さくらの花見。・・・」と続き、「十一月十一日 おちばひろい。十二月二十日は、はやく こい こい お正月。」となっています。みんなで声をそろえて、元気よく音読をしていました。(写真上)
 今後は、黒板に書いてある今日の日付を日直の子に読ませてから朝の会をするなど、生活の中に取り入れて使っていくことが大切です。よくお昼の放送で、日付の読み間違いが気になることがあります。放送委員会の高学年の子ども達でしょうか…「〇月20日(にじゅうにち)」や「〇月17日(じゅうなのか)」という放送があり、高学年でもそういう間違いがあるのかと思ってしまいます。
 一方、曜日については、教科書にこう掲載されています。「お日さま 大すき、日よう日。月が 出た 出た、月よう日。・・・」同じ漢字でも、様々な読み方があることを学習していきます。1年生にとって、2学期から習い始めた漢字ですが、これまで多くの漢字を覚えてきました。漢字は、それぞれにいく通りかの読み方があります。そこがまた日本語の難しいところです。
 午前中、特別支援教室の都の視察があり、3名の方々が来校されました。書類の確認や聞き取り調査があった後、3校時の小集団指導を参観していただきました。
 プレイルームでは、6名の子ども達がいろいろなゲームに取り組んでいました。友達や様々な先生達とのゲームでのかかわりを通じて、勝ち負けを気にしないでゲームを楽しむことをねらいとした授業でした。
 ツイスターゲームやジェンガ、ひつじがいっぴき、スピードカップスの4種類のゲームを、時間で区切って順番に行っていきました。感染症対策もしっかり行いつつ、個の課題に応じた指導が行われている様子を参観していただきました。(写真下)

12月16日(水) その1

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 今朝は、今シーズン一番の冷え込みになりました。アメダスのデータでは、朝6時の練馬の気温は氷点下1度でした。きっとこの田柄小の辺りはマイナス2度くらいまで下がったはずです。
 朝出勤したら、ミッキー池に氷が張っていることに気がつきました。きっと今日の朝は大騒ぎになるぞと思い、子ども達を迎えました。案の定、登校してきた子ども達やサクラ草の水やりに出てきた子ども達が、次々と池の周りに集まってきました。
 最初はみんな恐る恐る手を伸ばし、氷に触れていました。冷たい感触やかたい感触を指先からしっかり感じていたようです。そして、思い切りのよい子がガバッと腕を突っ込み、透明なガラスのような氷を取り出してみせました。それが合図のように、氷を手にしたり氷を投げて割れる様子を確かめたりする子が出てきました。(写真上)
 子どもには、こうした自然の中での直接体験が必要です。今日のミッキー池の氷はまだ薄っぺらで、お昼までにはすっかり融けてしまいました。来月辺りには、もっと分厚い氷が張るかもしれません。しばらくミッキー池の関心が薄れてきた頃でしたが、また子ども達にとって毎日気になる場所になりそうです。「そういえば、カメ吉は大丈夫かな…」とつぶやいた子がいました。カメ吉は、10月の終わり頃から姿を見せていません。・・・きっと池の底の泥の中で、「今日は、やけに子ども達の声がするな」と感じていたかもしれません。
 3年生の国語の教科書に「冬のくらし」という単元があることは、このホームページで先週お伝えした通りです。この学習では、冬に関する語彙を増やすとともに、冬を感じたことについて「書く」こともねらいとなっています。そこで今日は、身の回りで見つけた冬らしさを感じるものについて文章にし、みんなで読み合う活動をしていました。(写真下)
 先週の学習で、冬を感じるものとして食べ物についても取り上げていたため、食べ物で感じる冬を書いていた子がたくさんいました。「冬になると、よくなべを食べます。豆にゅうなべやしおなべなど、家族で食べるととてもおいしいです。わたしは、なべを食べると冬を感じます。」…子どもなりに、食べ物で季節を感じているのですね。一方、こたつについて取り上げていた子もたくさんいました。「わたしは、寒い季節によくこたつを使います。こたつは、ふつうのつくえにヒーターのようなものがついていて、とても温かいです。温かすぎるので、こたつから出られなくなってしまいます。」…その気持ち、よく分かります。私の家では、飼い犬がすぐこたつの中に入ってしまいます。「わたしは、クリスマスがあると冬だなと思います。クリスマスの1日前の日には、グッスリねられません。クリスマスが楽しみです。」…こういうところはやはり子どもですよね。大人は、クリスマスと言ったらケーキのことを書きそうです。

12月16日の給食

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献立名           厚揚げ入りホイコーロー丼
              白菜のスープ
              牛乳


一口メモ

 今日は、たくさんのキャベツを使って作ったホイコーロー丼の献立です。ホイコーローは、中華料理のひとつです。本場中国でホイコーローというと、豚肉と葉ニンニクを炒め、豆板醤などで味付けした辛い料理のことをさします。
 ホイコーローが日本に伝えられた時に葉ニンニクがなかったため、手に入りやすいキャベツが使われたそうです。日本で「テンメンジャン」という中国の甘みそを使って味つけをするのも、中国のものとは違うところです。
 今日のホイコーロー丼は、吉田さんの畑で収穫したばかりの新鮮なキャベツを使っています。

12月15日(火)

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 1年生の書き初めの練習が始まりました。1年生にとっては、小学校に入って初めての書き初めです。机の上に4Bの濃い鉛筆を用意し、先生の説明をよく聞いてから練習を行いました。(写真上)
 先週紹介した2年生と同じく、1年生も硬筆で書き初めをします。清書用紙では、消しゴムは使えません。1年生が書くのは、「お正月に、おぞうにを食べました。からだがぽかぽかしました。」という2つの文章です。漢字2文字とひらがな24文字の合計26文字で成り立っています。
 書き初めに出題されている文字は、意図があって出されています。「正月」の漢字2文字や、いろいろなひらがなに混ざって「を」が入っているのもそうでしょうか。(2年生の書き初めにも「を」が入っています。)
 きれいな字とは、バランスの取れた文字のことを言います。毛筆もそうですが、作品全体に整っていなければなりません。そのためには、中心や文字の大きさがしっかりとそろっていることが大切です。担任の先生は、まず、座る姿勢のことから指導をしていました。冬休み中の宿題にも書き初めが出されますが、まずは机にしっかり向かって書く姿勢に気を配ってみてください。
 次に、お手本をよく見ることを指導していました。(先週の全校朝会でも話をしました。)硬筆のお手本は、1行ずつ折って使うようにします。つまり、常に文字を書く左側にお手本の文字がくるようにしていきます。お手本を見て、「はねる・とめる・はらう」ところを見つけます。そして、マス目のどの位置から始まっているかを確認します。・・・というように、一文字ずつていねいに練習していくことが大切です。
 1年生でも、26文字(句読点を含めると29文字)を書くのには、かなりの時間を要するものです。それだけに、粘り強さと集中力が必要です。今週と来週で何度か練習を積んでいくことになるでしょう。
 先日もお伝えしましたが、6年生の家庭科「まかせてね 今日の食事」での調理実習は、各家庭で行っていただくことになりました。学校では、子ども達が栄養のバランスを考えた1食分の献立を立てました。実際の計画を見て、「あら、大変!」と思ったご家庭があったかもしれません。そんな中、多くのご家庭でお子さんと一緒に食事を作っていただけたことに感謝申し上げます。子ども達が持ってきた「調理実習トライカード」を見せてもらうと、家庭で温かく支えていただいた様子がよく伝わってきました。
 3組では、友達のカードを交換し合い、どんな調理でどんな工夫がなされていたのかを調べました。「焼きそば」や「サンドイッチ」、「肉野菜炒め」といった、子ども達が好きなメニューがたくさん見られました。しかし、家庭によって入れる具材が異なり、きっと味付けもそれぞれ違っていたはずです。また、「なめこ汁&サツマイモサラダ」や「納豆ご飯と卵焼き」という家庭的な料理もあり、夕食の一こまを垣間見る楽しさもありました。(写真中)
 友達のカードから、いろいろな工夫に気がつきました。料理は見た目も大切です。おいしそうに見える盛り付けの工夫がありました。また、ロールキャベツの具材にキャベツの芯を刻んで入れるなど、無駄のない調理の工夫もありました。「GO TO」の一旦停止に伴い、今年の年末年始はステイホームになりそうです。6年生のいるご家庭は、ぜひお子さんにまた家族の食事を任せてみてください。
 3年生は、理科の時間に「電気の通り道」の学習をしています。電池と豆電球を一つの輪(回路)にすると電気が流れるということを確かめてきました。また、電気を通すものと通さないものについても学習しました。
 この単元のまとめとして、豆電球を使ったおもちゃ作りがあります。1組では、計画を立ててから製作し、完成した作品を持ち寄るとともに友達に紹介し合っていました。
 教科書には、いくつかの作品例が載っています。その中の一つに、アルミニウムはくを接点にして、車を動かすと豆電球がついたり消えたりする仕組みがあります。それを実際に作った子がいたので、びっくりしました。また、導線を穴に差し込み、当たりを選ぶと豆電球が光る「どきどきゲーム」を真似て作った子が何人かいました。思わず私も、「中はどうなっているの?」と聞きながら見せてもらいました。担任の先生によると、教科書の仕組みを見ても、よく理解できていなかった子が多かったそうです。(確かに3年生にとっては難しい仕組みです。)どの子もよく作ってきたなと感心しました。
 中には、教科書の「信号機」の作り方からヒントを得た子が、豆電球6個・乾電池3個を使ったおもちゃを作ってきました。(写真下)実験セットに入っていたのは豆電球1個です。5個は、インターネットで取り寄せたそうです。確かに、豆電球を売っているお店は近くにはないですよね。ネット販売とは…便利な時代になりました。

12月15日の給食

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献立名           味噌ラーメン
              うずら卵のしょう油煮
              おかしなお菓子な目玉焼き
              牛乳


一口メモ

 今日のデザートは、目玉焼きのように見える「おかしなお菓子な目玉焼き」です。黄身の部分は、黄色い桃「黄桃」の缶詰を使っています。白身の部分は、海藻の仲間の天草から作られる寒天と、牛乳や砂糖を煮溶かして作っています。
 寒天は、今日の牛乳寒の他にも、ようかんやところてんなどを作る時にも使われています。海藻の仲間なので、骨や歯を丈夫にする栄養の他にも、お腹の掃除をして体の調子を良くしてくれる栄養も多く含まれています。市販のゼリーよりも甘さは控えめにして、桃の缶詰の甘酸っぱさを感じられるように作っています。

12月14日(月)

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 今日の朝会は、校庭で土曜日の持久走記録会の閉会式を行いました。まず、全校児童に話した内容は、次の通りです。
・・・『土曜日に持久走記録会がありました。低学年・中学年・高学年で校庭を走る距離が違いますが、どの学年の子も最後までしっかり走る姿が見られました。たくさんの家の人達が応援に来て、みんなのがんばりに声援を送っていました。ますますがんばろうという気持ちがわいてきたことでしょう。そんな声援の中、最後まで走り切りゴールした時には、どんな気持ちを味わうことができたでしょうか。
 「練習の時は、いやだなあとか、つらいなと思っていたけれど、本番でしっかり走り通すことができて良かった」と感じることができた子は、心が強くなった証拠です。持久走では、走っている途中でだれもが苦しくなってくるものです。そこであきらめてしまうのか、それとも「あと2周…」、「あと1周…」とがんばっていくのかで、大きな違いが出てきます。たくさんの子があきらめずにがんばっていた姿は、とても輝いて見えました。これから嫌なことがあったとしても、あきらめずにがんばって乗り越えていく、そういう力がついたのではないでしょうか。
 最後まで走り切ったことや、ベストタイムを更新することができたのは、5分間走や体育の時間に持久走の練習をがんばってきた成果です。中には、練習はがんばらなかったけれどいい記録が出たという子がいたかもしれません。そういう子は、普段の練習にしっかり取り組めば、もっと伸びていくということです。
 2学期の学校生活が、残り2週間余りとなりました。学期末のまとめの学習が行われている頃です。持久走記録会でのがんばりを活かして、学習にもねばり強く取り組んでいきましょう。』・・・
 次に、各学年の代表の子に、完走証(1,2年生)や記録証(3〜6年生)を渡しました。続いて、児童代表の言葉は6年生が行いました。朝礼台に上がり、持久走記録会でのがんばりとともに、それに向けて練習してきたことを発表しました。(写真上)
 6年生は、社会科の時間に「戦争と人々の暮らし」の学習をしています。日本の歴史の学習も、いよいよ大詰めの第二次世界大戦の頃まで進んできました。教科書には、戦時中の人々の様子を知る手がかりとなる写真が2枚載っています。1つは、物資の配給をしている写真です。戦時中は物がなく、食べ物や着る物全てが配給制でした。少しでも物を手に入れようと、長い行列をつくっている写真です。そしてもう1つは、街に掲げられている看板の写真です。「日本人なら、ぜいたくは出来ないはずだ。」と書かれています。(写真中)
 これは、当時の政策の一つ、国民精神総動員として掲げられた言葉です。他にも、「欲しがりません勝つまでは」とか、「ぜいたくは敵だ!」という言葉がありました。到底、今の時代からは想像もできない世の中です。その頃のことを知っているお年寄りは、80歳代後半以降の方々ですから、直接お話を聞くことが難しくなってきています。私の父は91歳なので、昔はよく戦時中の話を聞かされたものです。
 今月初めに予定していた6年生の社会科見学は、区のガイドラインに則り、中止となっています。可能であれば、昭和館(九段下の駅の近くにあります。)に子ども達を連れていきたかったのですが、残念です。昭和館には、戦争中の人々の生活から戦後の昭和の様子まで、詳しく展示物が用意されています。機会があれば、ぜひご家族で出かけてみてください。
 6年生は図工の時間に、「芸術家の心にふれて」というテーマで、ゴッホやモネなどの芸術家の作品を鑑賞する学習に取り組んでいます。パソコン室を利用し、昔の芸術家の作品をまとめた本やパソコンで得られる資料から、自分のお気に入りの作品を見つけていました。
 印象派を代表するフランスの画家、クロード・モネの絵に興味をもっていた子が何人かいました。(写真下)『アルジャントゥイユの橋』での水面の表現や、『印象・日の出』の朝日の表現は、自分も昔から好きな絵です。また、この頃の画家たちの間で日本の浮世絵が人気を集め、様々な影響を与えていました。モネの描いた作品では、『睡蓮の池と日本の橋』という絵があります。ちなみに、ゴッホや作曲家のドビュッシーまでも、日本の浮世絵からの影響を受けています。

12月14日の給食

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献立名           麦ご飯
              チーズタッカルビ
              わかめスープ
              牛乳


一口メモ

 今日は、韓国の料理「チーズタッカルビ」の献立です。
 「タッカルビ」とは、韓国の言葉で「鶏肉の骨付きあばら肉」という意味があります。本場の韓国では、鶏肉と野菜を炒め、にんにくやしょうが、しょう油などで味つけをしています。ピリッとした辛さは、韓国の調味料のコチュジャンです。
 給食では、このタッカルビにとろとろのチーズをトッピングして、カルシウムたっぷりの「チーズタッカルビ」にしました。細く切ったさつまいもがほんのり甘さを出して、味のアクセントになっています。

12月12日(土) その3

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 夕方5時から、「練馬の星空を楽しむ会」とPTAおやじの会の皆様による、星空観察会が行われました。毎年、夏休みの終わり頃と12月のこの時期の年2回、開催されています。今回も、子ども達と保護者を合わせて100名を超える参加がありました。
 今回は、まず国際宇宙ステーション(ISS)を校庭から見ることにしました。雲の間をぬうように、西の空から南の空に向かって、かすかに輝いて動く光を見つけることができました。現在、野口さんが乗っている宇宙ステーションです。ちなみに、輝いて見えるのは、太陽の光を反射しているからだそうです。
 続いて、初めにとらえていた木星と土星の観測を行いました。しかし、次第に雲が広がり始め、難しくなってきました。その後、体育館に移動して「星空宇宙クイズ」がありました。そのクイズの中には、「はやぶさ2」から地球に向かってカプセルが飛んで来た様子も出題されました。実際の映像がスクリーンに映し出され、子ども達も関心を持って見ていました。
 続いて、プラネタリウムの投影があってから終了となりました。帰り際、天体望遠鏡は、東の空にスバル(プレアデス星団)をとらえていました。子ども達は望遠鏡をのぞき込み、たくさんある星の数を一生懸命数えていました。
 明日の夜中には、ふたご座の流星群が見られる予定です。また、21日にかけて、木星と土星が最接近するという情報も教えていただきました。(これほど接近するのは、次回は60年後とのことです。)
 いつもの年だと、おやじの会特製の豚汁が味わえるのですが、今回は袋菓子を一人ずつに渡しました。他にも感染症対策をしっかり行ったうえで開催をしていただきました。関係の皆様に感謝申し上げます。

12月12日(土) その2

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 (上から4年生、2年生、5年生の写真です。)
 校庭には、普段のトラックの外側に、持久走用の周回コースが引いてありました。1周が200mのコースです。低学年は4周(800m)、中学年は5周(1000m)、高学年は7周(1400m)で練習をしてきました。低学年は、最後までしっかり走って完走することを、そして3年生以上の学年は、自己ベストタイムを出すことを目標として取り組みました。
 ゴールした子ども達の笑顔の爽やかなこと…。コロナ禍の中ではありますが、やはり子ども達にとっては、このような体験をたくさんさせてあげることが大切であると感じました。
 子ども達一人一人のがんばりは、記録にもしっかりと表れていたようです。自己ベストタイムを出した子がたくさんいたと、各学年の先生方から話を聞きました。日頃の努力の積み重ねとともに、ご家庭からの応援のおかげです。どうもありがとうございました。

※持久走記録会のプリントにも記載しましたが、マスクを外して走るように指導しました。子ども同士が密になるということから、感染症対策に反する対応のように感じますが、マスクをしての激しい運動は心肺に大きな負担をかけることになります。練馬区からの指示もあり、持久走等の激しい運動の際は、命にかかわる危険性を重視した指導をすることとしました。

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