「わくわく・どきどき」の学びを目指して

9月17日(木)

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 2年生は、算数の時間に「計算のしかたをくふうしよう」という学習をしています。3つの数のたし算は、どこからたしても同じ答えになることを( )の式を用いて確かめます。(結合法則)今日、2組で学習していたのは、たし算を工夫することで、暗算ができるようにする内容でした。
 「26+7」の計算は、筆算を行わないで答えを求めるにはどうしたらよいでしょうか。子ども達から、いろいろな考え方が出てきました。26を20と6に分けて考えると・・・20+6+7から、20+13=33となります。また、26を23と3に分けて考えると・・・23+3+7から、23+10=33となります。さらに、7を4と3に分けて考えると・・・26+4+3=33となります。つまり、2つの数のたし算の一方の数を分解し、3つの数のたし算にすると計算が楽になるということが分かります。
 3年生の算数に「暗算」の単元が出てきます。(2ケタ+2ケタの暗算)その学習にもつながる内容です。計算の工夫は、数のセンスを磨くことにあります。先ほどの26+7の場合、数をどう分解すればちょうどの数字になるかを見つけるところがポイントでした。数を見て、パッと10になる組み合わせが見い出せなければなりません。まさにセンスなのです。
 昔、ボーリング場の点数は、自分で紙に書いて計算していました。あれは暗算にとても良かったと思います。つまり、数のセンスを磨くためにもです。子どもの頃、親戚のおじさんに連れられてボーリング場に行きました。スコアの書き方を教えてもらったのですが、おじさんの計算の速さにびっくりしました。(それもそのはず、おじさんは計理士をしている人でした。)低学年では、繰り上がりや繰り下がりの計算を何度も繰り返して練習します。数のセンスを磨くために、とても大切なことなのです。
 今日から授業観察が始まりました。校長と副校長とで、全ての先生の授業を見て指導し、授業力の向上を図るために実施します。今日は、3校時に図工室の授業を見に行きました。3年2組の「のこぎりひいて、ザク、ザク、ザク」の授業でした。のこぎりで切った木切れの特徴を生かし、組み合わせてできる形を工夫して表現するという内容です。3年生の子ども達は、今月に入り初めてのこぎりの使い方を習っていました。その頃に比べて、ずいぶん上手になったなと感じました。たくさんの木切れを組み合わせて、動物や家、乗り物など、様々な想像が広がった作品が生まれていて、とても楽しそうでした。(写真中)
 面白いなと思ったのは、図工室の掲示物です。「おもいやりの心」「おもいきりの心」「けじめの心」と、3つの心をめあてにして図工の授業をしていることが分かります。「おもいやりの心」は、自分の作品も友達の作品も大切にするということです。「おもいきりの心」は、チャレンジすることを楽しむということです。そして「けじめの心」は、毎回かたづけをきちんとするということです。図工の作品は、子ども達の心を反映します。図工の学習を通じて、子ども達の心を育てているのだなと改めて思いました。
 4年生が、あおぞら農園に行っていました。理科の実験のために土を取りに行ったようでしたが、ツルレイシ(ゴーヤ)がこの前見た時よりもさらに茂っていることに気がつき、驚いていました。また、1年生の畑のヒマワリが一斉に咲き、見頃を迎えていました。(写真下)
 種を密にまいたためか、品種の違いか、3年生のヒマワリよりもスラっと背が高く咲いていました。みんなで背伸びをしているみたいに、競い合って高くなったような気がします。

9月17日の給食

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献立名           スパゲティミートソース
              イタリアンサラダ
              果物(梨)
              牛乳


一口メモ

 今日の果物は、今が旬の梨です。水分が多く、少しざらざらとした口当たりが特徴です。日本では、今から1300年ほど前から梨が食べられていたという記録が残っています。今から100年以上前の江戸時代には、100を超える種類の梨が栽培されていたそうです。
 現在は、幸水や豊水、二十世紀、新高の4つの品種が主なものです。千葉県や茨城県、栃木県の関東地方で多くの梨が生産されています。
 今日の梨は、「秋月」というまだ新しい品種で、いろいろな果物が生産されている長野県から届きました。

9月16日(水)

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 今日のALTはマイケル先生の日でした。今までマスク姿だったマイケル先生が、今日からマウスシールドを着用して授業をしていただくことになりました。(写真上)3,4年生の外国語活動や5,6年生の英語の授業では、ALTの先生の発音を真似ながら声に出して覚えていくことが大切です。そのためにも、英語の発音の口の動きを見ることが欠かせません。
 このマウスシールドを購入するために、2か月近く前から注文をしていました。全国で需要が多いためか、2学期のスタートには間に合わず、やっと昨日届きました。全ての先生分を購入しています。体育の授業及び外国語(高学年は英語)の指導の際に着用します。あの猛暑の時に間に合っていれば…という思いもありますが、これで少しは先生方の指導が行いやすくなったはずです。
 ところで、5年3組の英語の授業では、クイズ形式で外国の小学校の様子を出題していました。フランスとイギリス、アメリカ合衆国を取り上げていましたが、いずれの国も学校に保護者が送り迎えをするということに子ども達は驚いていました。また、イギリスの学校では、おやつの時間があり、先生も子ども達も午前中におやつを食べているそうです。それにしても、毎日給食を教室で食べているのは、日本だけのことではないでしょうか。子ども達が、学校教育とは別なところでゆっくりとランチを食べるという時代は、いつになったらやってくるのでしょうか。
 今日の中休みに、ミッキー池は大変な騒ぎになりました。カメ吉よりもずっと小さいカメが姿を現したのです。以前から「ミッキー池にもう1匹カメがいる。」という話は聞いていました。私もだいぶ前にちらっと姿を見たことがありました。しかし、そのカメよりもさらに小さなカメのような気がしました。
 水面に時折顔を出すカメは、小さいだけでかわいらしさが倍増で、あっという間に子ども達の人気の的となりました。逆に、普段は一番人気のカメ吉がふてくされてしまったみたいでした。(写真中・・・赤い矢印がそのカメで、青い矢印がカメ吉です。)
 たまたま昨日買ってきたカメ専用のエサをあげてみたら、小亀もおしいそうに食べていました。毎日エサをあげて、人に寄ってくるようにさせていきたいと思います。「小さい方のカメは、名前なんていうんですか?」と聞いてきた子がいました。今日見に来ていた子ども達の間では、自然に「カメ助」と名前がつけられていました。いつかカメ助も、ミッキー池の真ん中にある島に堂々と乗っかる日が来るかもしれません。あわよくば、カメ吉の背中に乗ってくれたら最高です。
 5校時に、1年3組の足育の研究授業がありました。練馬区の教育課題研究指定校として、いよいよ研究授業のスタートです。日本学校体育研究連合会の足育推進委員会で作成された資料から、1年生用にくつの正しいはき方をメインに授業を組み立てた内容でした。今日の授業のために、1組と2組でも事前授業を行い、指導内容の検討を重ねてきました。
 授業では、実際に教室に用意した自分の外ばきを使って、正しいくつのはき方を試してみました。「べりべり とんとん ぎゅう ぴた」の合言葉でくつをはいた後、教室や廊下を歩いてみました。「足がぴったりな感じ」、「歩きやすい」、「気持ちがいい」…と、子ども達から声が上がりました。(写真下)
 昨年度に続き、研究の講師として土屋先生にお越しいただきました。また、今回は、足育のご専門の校長先生(練馬区内の校長先生です)にも講師としてご指導をいただきました。授業後の協議会では、講師の先生から「足育を授業として位置付けて指導している学校は珍しいです。」という言葉をいただきました。研究発表会に向けて、大きなアピールポイントになりそうです。来週は保健の研究授業、さらに体育の研究授業が続いていきます。

9月16日の給食

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献立名           麦ご飯
              家常豆腐
              じゃこ入り中華サラダ
              牛乳


一口メモ

 今日は、豚肉と厚揚げ、野菜をみそ炒めにした、「家常豆腐(ちゃーじゃんどうふ)」の献立です。
 厚揚げは、豆腐を厚く切って油で揚げているので、「厚揚げ」という名前がついています。みそ汁によく入っている油揚げは、豆腐を薄く切って油で揚げるので、「薄揚げ」とも言います。どちらも油で揚げると豆腐の水分が抜けるので、同じ量を食べても豆腐より栄養価がアップします。
 厚揚げの難点は、周りが油でコーティングされているので、料理をする時に味がしみにくいことです。そのため、お湯をかけて油を落とす「湯抜き」をします。給食でも、湯抜きをして味がしみ込むように作っています。

9月15日(火)

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 3年生の理科の時間に、「動物のすみかを調べよう」という学習をしていました。昆虫などの動物を見つけて、どのような動物がどこにいて何をしているのかを調べる学習です。
 観察カードを手に、外に出てきた子ども達は、昆虫のいそうな場所を探し回っていました。中庭のミッキー池付近にいた子ども達は、オレンジ色のチョウチョを見つけました。黒い斑点模様があるキタテハというチョウです。さらに、緑色の光沢のあるカナブンを発見しました。カナブンは、大きな木の樹液を吸いに集まってきます。確かに、近くにクヌギの木がありました。
 一方、学童の建物の近くにも子ども達が集まっていました。学校の敷地内で、唯一草むららしい場所があるところです。(写真上)例年なら、この時期にバッタ類が多く見られる場所なのですが、見つけることができませんでした。今年は9月に入っても残暑が厳しかったためでしょうか。この間見つけたショウリョウバッタも、まだ小さかった気がします。
 虫をつかまえるなら、私の家の近くに招待したいくらいです。土手の草むらにはたくさんの昆虫がいます。また、近くの田んぼでは、恐ろしくなるくらいのイナゴが飛び交っています。
 別の時間に、2年生のクラスも虫探しに外に出ていました。飼育ケースの中には、カマキリが入っていました。つかまえた子ども達が、自慢気に見せてくれました。裏のあおぞら農園にいたそうです。そういえば、あおぞら農園ではたくさんの花や野菜の苗が植えてあるとともに、夏草が生い茂ったままです。新たな虫の住み家ができ上っているのかもしれません。
 5年生は、今日から家庭科の時間に、ミシンの使い方の学習が始まりました。今年も地域連携事業の一つとして、ミシンを使う授業に地域の方に入っていただくようにしています。(写真中)また、保護者の方にも一緒に入ってもらい、糸のかけ方やミシンの操作の支援をしていただきました。
 家庭科室には、2人に1台ずつ使える数のミシンがありますが、一斉に指導が始まると、担任一人では手が足りません。地域の方はもちろんですが、保護者の方々にボランティアで授業支援に入っていただけるのは、とてもありがたいことです。
 1年1組は、給食の時間に牛乳で乾杯をしていました。(写真下)午前中、授業の様子を見に教室に入ったら、「ビー玉がビンの中にいっぱいになりました。」と子ども達が教えてくれました。最初は何のことか分からなかったのですが、いろいろな子ども達に聞いた話を総合するとこういうことです。・・・クラスでいいことがあると、ビー玉貯金がたまっていきます。今日は、クラス全員がチャイム着席をすることができたので、先生がビー玉を入れてくれました。そうしたら、今までためていたビー玉貯金がいっぱいになったというのです。
 ビー玉がビンにいっぱいになると、クラスみんなで「お楽しみ」ができるそうです。そこで今回は、「牛乳で乾杯!」ということになりました。・・・という経過を知るために、何人かの子が説明をしてくれました。なるほど…。

9月15日の給食

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献立名           麦ご飯
              モウカサメの味噌がらめ
              田舎汁
              牛乳


一口メモ

 今日の魚は、「モウカサメ」というサメの仲間を使っています。宮城県の三陸沖でとれました。サメは、切り身としてお店に並ぶよりも、はんぺんなどの練り製品の材料に使われることが多い魚です。
 今日は、から揚げにして味噌やケチャップ、ごまで作ったたれをかけました。
 田舎汁には、大根、ニンジン、ごぼうといった野菜や、しめじやこんにゃくなどのたくさんの具材が入っています。かつお節でとっただしの味や野菜やきのこから出る旨味を味わえるように調理しています。

9月14日(月)

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 朝晩の気温が少し下がりました。今日は、自分の家の近く(埼玉県)でも、そして学校の敷地内でも、シジュウカラのさえずりを久し振りに聞くことができました。急にセミの声が聞かれなくなっただけに、鳥の声が目立つようになったのかもしれません。今日は、校庭で全校朝会を行いました。最初は、先週見つけたあいさつについての話から始めました。
・・・先週、とても素敵なあいさつを発見しました。廊下で出会った子が、「校長先生、おはようございます。」とか、「校長先生、こんにちは。」とあいさつをしてきたのです。「校長先生」と、目の前の相手の名前をつけてあいさつをするだけで、こんなにもすばらしいあいさつになるのだなと、新しい発見をした気分になりました。友達同士でのあいさつにおいても、「○○さん、おはよう。」とか、「○○くん、おはよう。」というように、相手の名前を呼んであいさつをしてみてください。さらに気持ちのよいあいさつが交わせると思います。・・・
 全校朝会での話は、効果バツグンです。今日は、いたるところで「校長先生、こんにちは」とあいさつをしてくる子ども達に出会いました。
 続けて全校朝会では、相手の目を見てあいさつをすることの大切さについて話をしました。そして、話をする時にも目を見ることが大切であるということも。
・・・これは、お話をする時も同じです。学習中に、隣の人同士で自分の考えを伝え合う場面があります。あるいは、グループで意見交換をする時があります。きちんと、自分の考えを伝える相手の方を見て話をしているでしょうか。忘れ物をしたことを先生に伝える時には、きちんと先生を見てお話ができているでしょうか。けんかをしてしまい謝る時に、きちんと相手を見て「ごめんなさい。」と言えているでしょうか。
 「目は口ほどに物を言う」ということわざがあります。普通、言葉は、口を使ってしゃべることで相手に言いたいことを伝えます。一方、人の目も、口で話すのと同じくらい自分の気持ちを相手に伝えることができるというのです。今は感染症予防のために、お互いに向き合い、マスクをしたままで話をすることになります。マスクが無い時と比べて、顔の表情が分かりにくくなっていますが、目だけでちゃんと相手に気持ちを伝えることができます。ただし、相手を見て話をしなければそれは伝わりません。忘れ物をした時の反省した気持ちや、相手に謝る時の「ごめんなさい」という気持ちは、相手の目を見て言わなければ、「反省していないな」ととらえられてしまいます。
 一方、「目で訴える」という言葉もあります。だまっていても、目だけで言いたいことが伝わるということです。授業中に、先生の質問が分かった子は、手を挙げて指名してもらうのを待ちます。指導している先生は、手の挙げ方とともに、一人一人の目を見て評価をしています。「あっ、この子はちゃんと分かっているな。」とか、「少し自信がなさそうだな。」とか、「発表したくてうずうずしているな。」ということが、手を挙げている子の目を見てちゃんと分かっているのです。
 逆に、授業中に先生の目を見て、何を言おうとしているのか感じ取ることができますか? 担任の先生が何も言わなくても、先生の目を見て次に何を話されるのかを感じ取れる子になってください。そのためには、いつも話をされている先生の目をしっかり見ていることが大切です。・・・
 電話で話をするのと直接会って話をするのとでは、どちらがお互いの気持ちが伝わりやすいでしょうか。もちろん、直接会って、面と向かって話をする場合です。それだけ「相手の目を見て話をする」ということは重要なことです。これは、子どもも同じです。ぜひご家庭でも、お子さんの目を見て話をすることを意識してみてください。
 2年生は、生活科の時間に、「作ってためして」という身近な材料を利用して遊ぶものを作る学習をしています。今日は、割りばしと輪ゴムを使って紙玉を飛ばす、パチンコを作っていました。割りばしと割りばしを、輪ゴムを使って組み合わせていくのが難しそうでした。(写真上)
 割りばしは、飲食店ではあまり見かけなくなりました。また、最近の割りばしは、竹製のものが多く出回っています。スーパーでお弁当を買った時にもらえるのは、ほとんどが竹製の割りばしです。竹製の方が丈夫なようですが、工作で使うには不向きかもしれません。
 3年生の理科「音のふしぎ」の学習として、糸電話作りをしていました。音の学習は、今回の教科書から久し振り(20年振りです)に小学校で扱うことになりました。昔は、1,2年生でも理科の授業がありました。紙コップと糸を使って、糸電話でよく遊ばせていたものです。3年生の子ども達は、糸電話を初めて手にした子が多かったようです。糸をピンと張った時に音が良く聞こえることや、糸や紙コップの底が振動して音を伝えていることを確かめていました。(写真中)
 今日から、今年度の放課後学習教室(地域未来塾)を開始しました。2年前から、田柄小で「地域連携事業」の一環として行っています。今年度も、2年生と3年生の子ども達(各学年15〜20名ほど)が放課後参加しています。指導者は、地域にお住まいの協力者の皆様です。算数の基礎・基本のプリントを中心に、既習内容を復習するプリントを使い、さっそく今日からていねいに個別指導をしていただきました。今後も、月2回程度実施していきます。(写真下)

9月14日の給食

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献立名           ポークストロガノフ
              ひじきのサラダ
              牛乳


一口メモ

 今日のサラダは、ひじきの入ったサラダです。海藻の仲間であるひじきは、骨や歯を丈夫にするカルシウムや、貧血を予防する鉄分など、成長期の子ども達に必要な栄養がたくさん含まれている食品です。
 明日、9月15日は、「ひじきの日」になっています。それは、以前、敬老の日が9月15日だった頃に決められたことでした。ひじきを食べると健康になり、元気に長生きできることから、敬老の日をひじきの日にしたということです。
 今日のサラダには、ツナ缶やトウモロコシを加え、ごまみそドレッシングで食べやすい味つけにしています。しっかり食べて、丈夫な体をつくることができるようにしていきます。

9月12日(土)

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 「1年生が、熱心に新聞を読んでいる!?」と思われそうですが、これは国語のカタカナの学習をしているところです。(写真上)
 1年生は、2学期に入ってから、カタカナの練習をしています。カタカナの読み方や書き方だけでなく、どのような場合にカタカナが使われるのかも学習します。今日は3組で、新聞に書かれている文字を使って、カタカナの学習をしていました。まず、新聞にたくさん書かれている文字の中からカタカナを探し、赤鉛筆で囲みました。ハサミで切り取ってカードに貼ると、カタカナの言葉が集まります。国の名前や外国の人の名前、野菜や果物など、いろいろなカタカナの言葉集めができました。
 1年生は、1学期にひらがなを学習しています。そして、2学期に入ってからは、漢字とカタカナを新たに学習します。1年生で学習する内容は、国語の時間だけでもとても多いことが分かります。カタカナの学習で困るのは、一度全てのカタカナを指導しても、その後の学習の中でそれほど多くカタカナが出てくるわけではないので、なかなか習熟が進まないということです。(それだけに、これからは読書が大切になってくるのですが…)
 中学校の先生方の声として、カタカナが書けない中学生の話を聞いたことがあります。学力が低い子ほどカタカナがすぐに出てこない、あるいは誤りが多いというのです。大人でもカタカナの「シ」と「ツ」や「ソ」と「ン」の書き方が違う人を見かける時があります。小学校での基礎学力の重要性を感じます。
 4年1組が、パソコン室でローマ字入力の練習をしていました。先日は、3年生が国語の時間にローマ字を学習していることをお伝えしたばかりです。これも先ほどのカタカナの学習と一緒で、一時的にローマ字を覚えても、その後の生活で活用しなければなかなか定着していきません。
 ローマ字入力を身につけるには、タイピングソフトを利用するのが一番です。パソコン室には小学生用のタイピングソフトが用意してあるので、楽しみながら学ぶことができます。友達と競い合いながら、ローマ字入力の練習をしていました。(写真中)毎日練習したら、小学生でも簡単にブラインドタッチで入力することができるようになるはずです。
 今日は、パソコン室が盛況でした。続いて6年3組がパソコン室を利用していました。6年生は、総合の学習の時間に、1学期から世界遺産について調べてきています。いよいよ調べたことをまとめて発表をする段階が近づいてきました。
 今日は、パワーポイントを使った発表資料の作成に取り組んでいました。(写真下)スライドに文字を入力したり画像を貼り付けたりしながら作り上げていくと、画用紙や模造紙に書いてまとめるのとは違った感じに仕上がります。
 6年生の子ども達に聞いてみると、家にパソコンがあっても、パワーポイントを使うのは初めてという子がほとんどのようです。練馬区では、今年度末までに児童用タブレットを全小中学校に児童・生徒数分配備する予定とのことです。教育現場のICT化が、急速に進んできています。

9月11日(金)

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 今朝、正門で登校の様子を見守っていると、飼育ケースを大切そうに抱えた子がやって来ました。聞いてみると、ヤモリが入っていると言います。昨日、ベランダにいたヤモリを家の人がつかまえてくれたそうです。よくカナヘビをつかまえて学校に持ってくる(教室で飼育する)子がいますが、ヤモリは珍しいなと思いました。
 ヤモリは夜行性で、街灯の明かりに寄ってきます。足の裏に特殊な器官があり、壁にぴったりとくっついて歩くことができます。小さな虫を捕えて食べるようです。似たような動物にイモリがいますが、お互いに全く別の生き物です。イモリは水辺に住む両生類であるのに対して、ヤモリは爬虫類です。
 ちなみに、ヤモリを漢字で書くと、「家守」あるいは「守宮」・・・文字の通り、昔から家を守ってくれる動物とされてきました。田柄小の周囲には、いろいろな生き物がいるのだなと思いました。
 3年生の音楽の授業では、リコーダーの練習が始まっています。初めて手にしたリコーダーでしたが、1学期までは学校で音を出すことができませんでした。2学期からは、ハンカチなどを用意して、吹いた後の始末をしながら練習を開始しています。今日は、「シ」の音を使って、タンギングの練習を行っていました。(写真上)
 また、全員が一斉にリコーダーを演奏するのではなく、人数を半分ずつに分けて吹くようにさせています。さらに、リコーダーの練習が終わったら、すぐにマスクをつける約束にもなっています。全員が一斉にリコーダーを吹けるようになれば、もっと練習する時間を取ることができるのですが…。でも、やっと音楽室からいろいろな学年のリコーダーの音色が聞こえてくるようになり、いつもの学校の風景に少し近づいた感があります。
 2年生は、国語の授業で「ことばでみちあんない」という学習をしています。今月、いろいろな学年で紹介している国語の「対話の学習(話す・聞く)」の単元です。教科書には、公園の地図が載っています。女の子が友達に電話で待ち合わせ場所を伝えているのですが、「ばら園の前をしばらく行ったら右に曲がって。そこにあるベンチで待っているよ。」という内容なのですが、道が2本あったりベンチがあちこちにあったりして、待ち合わせ場所が定まりません。自分だったらどういう言葉で説明をするかを考える学習です。(写真中)
 また、友達の説明をメモを取りながら聞き、理解するという「聞くこと」の学習でもあります。さあ、2年生の子ども達は、自分なりにきちんと相手に分かるように説明することができるでしょうか。
 1年生が、生活科の学習で、アサガオの種取りをしていました。毎日暑い日が続く中でも、まだ元気に花を咲かせている鉢もあります。花が終わった後の茶色い実を手に取って中を割ると、黒い種がたくさん出てきました。大切そうに集めて、自分の封筒の中にそっと入れていました。(写真下)
 思い返すと、今年は臨時休校中の5月にアサガオの栽培セットを持ち帰り、各家庭で種まきをしています。その時手にした種と同じものが、何倍にも増えて収穫することができたわけです。今後は、アサガオのつるを利用した生活科の学習も行っていく予定です。

9月11日の給食

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献立名           麦ご飯
              厚焼き卵
              芋煮
              牛乳


一口メモ

 「芋煮」は、東北地方の山形県で昔から食べられている郷土料理です。
 里芋を肉や野菜、きのこなどと一緒に煮込んだ具だくさんの汁物です。山形県では、9月になると県を東西に流れる最上川の河川敷で「芋煮会」が行われます。これは、とても大きな鍋で何百人分もの芋煮を作って食べる催しです。
 いつもの汁物よりも少し甘めの味付けですが、ごぼうやきのこの旨味がたくさん出ています。今年初めて給食で使う里芋も入っています。

元気アップタイムが始まりました!

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 9月10日(木)、元気アップタイムが始まりました。1学期は行うことができなかったので、今年に入って初めての元気アップタイムです。

 掃除の時間と昼休みの時間を使って、クラスごと決められた種目で遊びます。普段の休み時間では遊ぶことのできない平均台や体操棒、巨大オセロゲームのような遊びのリバーシ、竹の棒を使ったバンブーダンスなど、遊びは17種目あり、毎月いろいろな遊びができます。
 どんな遊びをしたか、是非お子さんに聞いてみてください。

情報モラル講習会(5年生)

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 5年生は、10日(木)の3校時に情報モラル講習会を行いました。
 講師にプラムシステムズの斎藤さんをお招きして、お話をいただきました。スマホやSNSなど、インターネットに潜む危険について学びました。世の中は、ますます情報化が進んでいきます。便利な道具は、危険を理解した上で扱うことが大切であることを学びました。
 講師は子供たちの質問にもすぐさま答えてくれ、これからの生活に活かして欲しいとおっしゃっていました。
 

9月10日(木)

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 1年生は、図工の時間に「うきうきボックス」という作品に取り組んでいます。子ども達は、自分の家から集めてきた空き箱を使い、「この箱を何に変身させようかな」と考えながら作っていました。動物や乗り物、宇宙人を作っている子もいました。(写真上)
 空き箱は、事前に学年だよりで連絡をしてあったので、いろいろな形や大きさの箱を持ち寄ることができました。ティッシュペーパーの箱やお菓子の箱の他に、アイスの空き箱を持ってきた子が何人かいました。また、トイレットペーパーの芯を集めてきた子もたくさんいました。様々な形を組み合わせながら、子ども達の頭の中でいろいろな想像がふくらみ、夢のある作品になっていきます。
 今回の工作は、接着剤(木工用ボンド)の使い方について学習する内容にもなっています。全員に学年でまとめて購入したボンドが配られ、箱と箱を接着する際に使わせています。糊よりも強力にくっつくボンドを使うことで、思い通りの作品に仕上げることができます。
 箱の組み立てが終わると、折り紙などできれいに飾って完成になります。最初は「うきうきネコ」という作品名だった子が、なんとなくネズミに見えてきたというので、「うきうきネズミ」という題名に変更していました。1年生なりに、考えに考えて工作に取りかかっているのだなと思いました。
 5年生は、国語の授業で「敬語」の学習をしています。敬語には、丁寧語と尊敬語、謙譲語があることや、それらの敬語には人と人とのつながりを円滑にする働きがあることを学びます。
 日常生活の中に敬語があるということは、5年生なりに理解はしています。しかし、友達に対する言葉づかいが多いためか、先生や目上の人に対する言葉づかいに慣れていない子がほとんどです。語尾に「です」や「ます」をつける丁寧語を使うことができても、尊敬語や謙譲語を正しく使うのは、子どもにとってとても難しいことです。(大人でも、厳密に正しく敬語が使える人は少ないのではないでしょうか。)
 授業では、隣同士で実際に敬語を使いながら会話をしてみました。普段は、「昨日の夜、何食べたの?」と言っている子が、「昨日の夜は、何をお食べになりましたか?」と尋ねていました。子ども同士の会話としては、相当な違和感を感じていたようです。(写真中)
 今日から、今年度の「たがら元気アップタイム」がスタートしました。給食後、掃除の時間と昼休みを合わせ、30分以上もの時間を確保して実施します。17学級、全てのクラスが一斉に運動に親しむ時間で、担任の先生とクラスの子ども達とが一緒になって汗をかく楽しさもあります。
 田柄小は、校庭や体育館以外に、けやき広場や中庭、バスケットコート、芝生など、運動する場所に大変恵まれています。(今日は、屋上も使って実施しました。)学級数に合わせてたくさんの運動種目が用意してあり、次回は種目をローテーションして、いろいろな運動に取り組めるようにしています。今年度田柄小は、区の教育課題研究指定校として、体育科の研究に取り組んでいます。この元気アップタイムの取り組みも研究の一つとしてとらえ、今後も子ども達の体力向上につなげていきます。(写真下)

9月10日の給食

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献立名           あしたばパン
              鮭のガーリック焼き
              野菜スープ
              牛乳


一口メモ

 今日のパンは、ほんのり緑色の「あしたばパン」です。あしたばは、東京にある島の1つ、「八丈島」で栽培されているものです。濃い緑色をしたあしたばは、今日葉っぱを摘み取っても、次の日にはもう新しい葉っぱが出てくることから、「あしたば」という名前がつけられています。とても生命力の強い植物です。八丈島で栽培されたあしたばを粉末にして、パンの生地に入れて焼いています。
 あしたばは少し苦みがありますが、パンにすることで苦さも感じられなくなっています。鮭のソテーや、野菜スープと一緒に食べるように献立を組みました。

9月9日(水)

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 今日も朝からギラギラとした太陽が昇り、子ども達は汗だくになって登校してきました。
 1年生の子ども達は、教室での朝の用意が終わると、アサガオの鉢の水やりに出てきます。2学期に入ってから、クラスごとに種取りをしたようですが、引き続き毎日アサガオの花が咲いている鉢があります。
 そんな子ども達を何人か集めて、東門側にあるザクロの木について話をしてあげました。春にオレンジ色の花をつけたザクロの木に、今年はたくさんの実がつきました。今までこんなに実がなったのは、初めてのことです。4年前に、東門が新しく工事されることになり、この辺りにあった木を伐採することになりました。その中から、どうしてもザクロの木だけは残してほしいとお願いし、場所を少しずらして植えてもらいました。木を移植すると、場合によっては枯れてしまうこともあるそうです。しかし、その後ザクロの木は順調に生育し、今年は見事にたくさんの実をつけたというわけです。
 1年生の子ども達にザクロの実を触らせてみました。(写真上)まだ実はかたく、熟すにはあと1〜2か月はかかりそうです。熟してくると、外側がはじけて中の赤い実が見えてきます。子どもの頃は、口の中が赤くなるほど、ザクロの実をよく食べたものでした。ほとんどが種なので、酸っぱい中に感じるかすかな甘い汁を吸いながら、種を吐き出して味わいます。
 2年生は、算数の時間に「時計を生活に生かそう」という学習をしています。1年生の頃、算数で「何時」と「何時半」の時計の読み方を勉強してきています。2年生では、さらに時刻と時間の意味や1時間は60分間あること、午前と午後の意味、1日は24時間あることなどについて学びます。
 時刻と時間の概念は、日常的に使っているものの、2年生にとっては難しい内容です。「時刻」とは、時の流れの1点を示しています。(9時とか、9時15分というように…)一方の「時間」は、時刻と時刻の間の量のことを言います。(15分間とか、30分間というように…)
 その後、時刻と時間を合わせた問題が出てきます。「9時40分の30分後の時刻は?」とか、「9時40分の1時間前の時刻は?」というような問題です。せめて教室の時計を見ながら答えられればよいのですが、時計の長針と短針の関係が分かっていないとそこまで理解がいきません。
 今日の2組の授業では、午前と午後の時間の学習をしていました。教室の時計の針を動かしながら、12時のところで午前と午後が分かれることを指導していました。同じ9時でも、1時間目が始まった午前9時もあれば、夜布団に入る頃の午後9時もあります。子ども達の1日の生活を思い浮かべさせながら、午前と午後の時間について教えていました。(写真中)
 時刻と時間の学習は、理解できたかどうかがはっきりとする内容です。教科書は、2時間扱いになっていますが、それだけで全員に理解させるのは難しいことです。単元名の「時計を生活に生かそう」という名の通り、日常的に時計を読ませたり、「あと何分で何時になる」と考えさせたりすることが大切です。2年生のお子さんがいるご家庭では、ぜひ時計を意識した会話を心がけてみてください。この時期に理解できていなくても、今後どこかで時間や時刻の概念が身についてくるはずです。気長に教えていくことが大切です。
 一方、6年生の算数では、「円の面積」についての学習が進められています。「円の面積=半径×半径×円周率」と教えてしまえば、すぐに練習問題に入っていくことができます。しかし、小学校の算数では、そういう教え方はしません。
 まず、月曜と火曜の算数2時間を使って、おおよその円の面積について考えました。半径10cmの円の面積は、一辺が10cmの正方形の3倍より大きく、4倍よりは小さいということ。さらに、方眼紙を使うことで、曲線部分の面積を概算して求めたりもしました。
 そこで今日は、いよいよ公式に結びつく円の面積の求め方について考えていきました。円を半径で切り分け、並べていくと、限りなく長方形に近い形に置き換えることができます。(写真下)その長方形の縦は「半径」であり、横の部分は「円周の半分」にあたります。「円周の半分」とは、「直径×円周率÷2」であり、「直径÷2=半径」であることから、「半径×円周率」と整理することができます。ということから、円の面積は「半径×半径×円周率」が導かれます。
 これぞ数学的な面白さ・・・なのですが、6年生の何人が「そうか!」や「なるほど!」と思えたでしょうか。

9月9日の給食

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献立名           きびご飯
              菊花蒸し
              金時汁
              牛乳


一口メモ

 今日、9月9日は、「重陽(ちょうよう)の節句」です。中国では、奇数(陽数)の中で一番大きい9という数字が、とても縁起のよい数字とされてきました。その数字が2つ重なるこの日を「重陽」といいます。
 桃の節句や端午の節句、七夕の節句に比べると、広く知られていないかもしれません。昔はこの日に長寿を願い、悪い気を追い払う季節の花の「菊」を飾ったり、菊の花びらを浮かべたお酒を飲んだりする風習がありました。
 給食では、肉団子にとうもろこしをまぶして菊の花に見立てた「菊花蒸し」を作りました。

9月8日(火)

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 今朝、東門を出た道路側からフェンス越しに、吉田さんの畑を見に行ってみました。土日や昨日は、どしゃ降りの雨にあたったと思うので、少し心配になりました。しかし、3年生がまいた大根の種は、順調に生育していたようで安心しました。
 ビニールマルチがかかった長いうねが3本あり、一斉に大根の双葉が伸びてきていました。マルチの穴1つに対し、大根の種を3粒まいたのですが、ところどころ1本や2本しか芽が出ていないところがありました。3年生の子がまき忘れたというよりも、中にはうまく発芽しない種が含まれていたということです。それだけに、野菜栽培では複数の種をまき、後から間引きをする方法で育てていくわけです。
 5年1組で、百人一首を行っていました。2人一組で向かい合っての対戦でした。(写真上)田柄小には、百人一首が何セットかあり、よく高学年で年間を通じて取り組むクラスがあります。昨年度4年生の時に取り組んだことがある子が何人かいたようで、張り切って対戦に臨んでいました。
 今日は、上の句と下の句を印刷したプリントを机の上に置き、先生が読む上の句をヒントに取り札を探していました。子どもは覚えが早いので、何度か練習するうちにたくさんの句を暗記してしまいます。子ども達の国語の教科書を開いていただくと分かりますが、どの学年にも日本古来の文学や古典に関する学習がところどころに入ってきています。小学生の頃から、それらの言葉の響きや昔の仮名遣いなどに親しませていくことが重要です。
 4年生は、図工の時間に、「彫って 刷って 見つけて」という作品に取り組んでいます。彫刻刀を使った、木版画の作品を制作します。彫刻刀を使うのは、4年生にとって初めての経験です。まず今日は、彫刻刀の正しい使い方を先生から習い、板の裏側を使って試し彫りに挑戦しました。(写真中)
 彫刻刀を使う授業では、けがをしないようにする指導が重要になります。まず、版画作業版を使い、彫る板が動かないように固定させることが、けがの防止の第一歩といえます。そして、彫刻刀は必ず両手を添えて持つようにさせることです。彫刻刀の刃よりも前に自分の手が出ないようにすれば、けがをすることはまずありません。
 彫刻刀の種類によって、鋭い線ややわらかな線を表現することができます。三角刀や丸刀などを試しながら、どんな削れ方がするかを慎重に試し彫りしていました。
 3年生は、国語の時間にローマ字の学習をしています。現在の教科書では、指導時数は少ないのですが、3,4年生の国語の時間にローマ字の指導をすることになっています。ローマ字指導のねらいは、児童の身近なローマ字表示のものについて、読み書きができるようにするところにあります。(写真下)
 道路標識や駅の表示板など、現在は街を歩けばいたるところにローマ字表記が使われています。また、総合の学習等でパソコン室を利用することが多くなるのも中学年の頃からです。キーボードを打つためにも、ローマ字の習得が欠かせません。
 ローマ字には、大きく分けて「ヘボン式」と「訓令式」とがあります。例えば、「し」はヘボン式では「shi」と表しますが、訓令式では「si」です。国語の時間に指導するローマ字は、訓令式を教えることになっています。しかし、外国語活動が3,4年生で入り、高学年になると英語の時間として書く指導も入ってきています。英語の表記に近いのはヘボン式であることを考えると、今後検討の余地があるのかもしれません。

9月8日の給食

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献立名           しらすと青大豆のご飯
              肉じゃが
              大根のおかか和え
              牛乳


一口メモ

 今日のご飯は、緑色の大豆「青大豆」としらすが混ざったご飯です。
 「しらす」は。ある魚の赤ちゃんですが、何の魚か知っていますか? 「しらす」は、「鰯(いわし)」の赤ちゃんです。卵からかえったばかりの小さな魚を塩ゆでして、水分がしっとり残っているものを「しらす」といい、水分を飛ばして乾燥させたものを「ちりめんじゃこ」と呼んでいます。
 どちらも魚を丸ごといただくので、骨や歯を丈夫にする「カルシウム」がたくさん含まれています。ご飯に混ぜてある大豆もカルシウムが多い食品です。
 よく噛んで、大豆の甘みやしらすの塩味などを感じながら食べるように指導しています。

9月7日(月)

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 台風10号の影響で、昨日から関東地方でも時折強い雨が降っています。今朝は、ちょうど児童が登校する直前から雨が激しくなりました。長靴に履き替えてくるのが間に合わなかったようで、運動靴がびしょぬれになった子がたくさんいました。
 全校朝会は、初めてZoomを使って行いました。職員室のパソコンと各教室のパソコンをZoomでつなぎ、職員室からの映像と音声を教室の電子黒板に映し出すようにしました。全校朝会は、いつも6年生のあいさつ当番の児童が朝礼台の前に来て言葉を言っています。今日は、あらかじめ職員室に4名を呼び、パソコンに向かって全校児童と朝のあいさつをしました。(写真上)校内の様々な教室から、「おはようございます!」という元気のよい声が響いてきました。
 今日は、「1位をめざそう」という内容の話をしました。
・・・(前半省略)校長先生は、全ての子ども達に1位をめざしてもらいたいと思っています。これは、かけっこだけのことではありません。学習面も生活面でも、全てのことについてです。学習面での1位とは何でしょう? テストの点数がクラスで1番ということでしょうか。「自分は無理」と思った子は、こう考えればよいのです。ノートの文字をていねいに書いて、クラスで1番をめざしてください。あるいは、手を挙げて発表する回数を増やして1番をめざしてみましょう。1日の学校生活の中で、きっと誰かがよく発表して1位になっているはずです。あるいは、先生に「教科書を開きましょう」と言われたら、真っ先にそのページを開くことで1位をめざしてください。授業の始めと終わりにあいさつをします。号令がかかったら、真っ先に背筋を伸ばして姿勢をよくして1位になりましょう。
 みんなが1位をめざそうという気持ちになったら、クラスも学年も、そして学校全体もどんどんよくなっていきます。先週水曜日に、たてわり班活動の1回目の集まりがありました。自分の班の6年生は、親切にしてくれましたか? どの班よりも1番だったでしょうか。遊びの計画を立てた後、教室で楽しくゲームをしていた班がありました。この一年間を通じて、田柄小で1番仲良しで楽しいたてわり班をめざしてください。
 先週火曜日には、練馬区の教育指導課から3人のお客様が来て、各クラスの授業の様子を見ていただきました。廊下ですれ違う子の多くが「こんにちは」と気持ちのよいあいさつをしていました。後から、「子ども達のあいさつがすばらしい学校ですね。他のどの学校よりもすばらしいです。」と話されていました。田柄小は、練馬区であいさつが1番の学校であると褒められたのです。
 あいさつも、常に1番をめざしていれば、どんどんよくなっていきます。自分の登校班は、あいさつで1番と言えるでしょうか。校長先生は、今日はこの班が1番かなと感じながらみなさんとあいさつをしています。まずは、自分の登校班の中で一番素敵なあいさつをめざしてみてください。相手の目を見て、相手に届く声で、自分からあいさつをして1番をめざすのです。全てのことに1位になろうとがんばる、そういう田柄小の子どもであってほしいと願っています。・・・
 職員室からは、パソコンの画面に鏡のように映った自分の姿が見えるだけですが、音声だけの放送朝会よりも子ども達に話しかけているという実感は得ることができました。今後も、雨天時の全校朝会などでZoomを利用していきます。
 6年生は、社会科の歴史の学習で、室町文化について学んでいます。室町時代の文化には、現代にまで受け継がれているものが多くあります。文化を学ぶことにより、歴史を過去のものとしてだけとらえるのではなく、現代の人々の生活の基になっているという意識をもたせることにつながります。
 室町文化には、茶の湯や生け花、水墨画といった人々の心に根付く「日本らしさ」がたくさん見られます。今日は、6年2組で水墨画を自ら描いてみることを通じて、室町文化を体験していました。水墨画とは、墨一色で描く絵画のことです。墨汁に水を混ぜて薄墨を作りながら、濃淡を表現していきます。子供たちは、画家雪舟になった気分で、水墨画に挑戦していました。(写真中)
 2学期に入り、低学年の教室から、歌声や鍵盤ハーモニカの音が聞こえてくるようになりました。通常のように大きな声で歌ったり、鍵盤ハーモニカを全員で自由に練習したりとまではいきませんが、感染症に十分気をつけながら、徐々に指導を開始しています。
 2年3組では、鍵盤ハーモニカの指導前にしっかり手洗いとうがいをさせてから、「タンギング」の練習を行っていました。子ども達は、やっと音を出すことができてうれしそうでした。(写真下)

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