「わくわく・どきどき」の学びを目指して

7月15日(水)

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 今日は、火災を想定した避難訓練が予定されていました。1校時後半に行う予定でしたが、実施直前になって霧雨が降り始めたため、来週に延期することにしました。
 先月の避難訓練は、教室で放送を聞き、地震の対応(机の下に身をかくす)を行って終了にしました。今月から避難訓練は、いつも通りに校庭に避難するところまで実施します。密を避けることも大切ですが、非常時に命を守ることの方が優先度が高いと判断しました。
 1年生の教室では、火災の場合の訓練があることが先生から伝えられ、防災頭巾をすばやく身につけられるように練習をしていました。入学してから、防災頭巾を取り出すのは初めてだったようです。銀色にピカピカ光る防災頭巾をかぶると、みんなとてもうれしそうにしていました。(写真上)
 給食の時間に、1年生の教室を回ってみました。今日の献立にししゃもが出ていたので、「どうかな〜」と思って様子を見に行きました。(どうかなというのは、ししゃもをちゃんと食べているかどうかということです。)給食が始まって、ちょうど1か月が経ちます。毎日よく食べていた給食でしたが、やはりししゃもがお皿の上にきれいに残っていた子がたくさん見られました。器用に頭と骨を分けながら食べていた子もいました。
 「家で食べたことない」と言っていた子が多かったので、クラス全員に聞いてみました。やはり、6〜7割の子が家ではししゃもを食べたことがないようでした。給食のニュースにもあるように、成長期の子ども達にとって、カルシウムは必要不可欠な栄養素です。また、いろいろな食材に興味をもたせることも、毎日の食事の役割と言えます。
 6年生は、国語の時間に「私と本」という学習をしています。自身の読書の仕方について振り返り、本とのかかわりについて考えさせる学習単元です。今日は、そのまとめとして、子ども達がブックトークを行っていました。(写真中)
 6年生ともなると、自分の好きな本のジャンルはだいたい決まってくるものです。物語やファンタジー、ノンフィクションの本が好きという子もいれば、エッセイ集のような本が好きという子もいるのではないでしょうか。ブックトークでは、自分の好きな本を手にみんなの前に出て、本の内容や感想を伝えていきます。友達が読んでおもしろかったという本は、自然に手にしたくなるものです。今後もぜひ読書に親しみ、多くの種類の本に目を向けてほしいと思います。
 6年生は、家庭科の時間にエプロンの製作に取りかかり始めました。型紙がプリントされた布教材は、以前子ども達にカタログが配布されていました。何種類もある中から、自分の気に入ったデザインのエプロンを注文し、学校に届いていました。今日は、外側の線に沿って布を裁断したり、ミシンを使って縫う作業をしました。
 エプロンのデザインは、年々いろいろなものが見られて楽しいものです。東京オリンピックのエンブレムが入ったものからカップラーメンのキャラクターがデザインされたもの、さらには「自分を超えろ」という文字が大きく書かれたものまでありました。(写真下)
 今年は給食着の代わりにエプロンを着用させているので、2学期からは自分で製作したエプロンを着けて給食当番ができそうです。

7月15日の給食

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献立名           キムタクご飯
              焼きししゃも
              きくらげ入り野菜スープ
              牛乳


一口メモ

 今日の焼きししゃもは、頭からしっぽまで全部食べることができます。骨を丈夫にする栄養素「カルシウム」がたくさん含まれています。
 成長期の子ども達にとって、カルシウムはとても大切な栄養素です。給食に牛乳が毎日ついているのも、カルシウムをしっかりとってほしいからです。
 それでもまだカルシウムが足りないので、「ししゃも」や「しらす」など、骨まで全て食べられる魚が給食に使われています。

7月14日(火) その2

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 5校時に、2年1組で足育の授業がありました。昨年度より田柄小学校は、練馬区教育課題研究指定校として、体育の授業研究に取り組んできています。今年度は、昨年度の研究成果を基に、保健と足育の分野も取り入れて授業研究を進めていきます。
 「足育」とは聞きなれない言葉ですが、「足についての正しい知識を得て、正しい靴の選び方や履き方などを知ることで、いつまでもトラブルのない足を育てる」ということです。
 今日の2年生の授業では、まずいろいろな動物の足の形から、人間の足の構造との違いを考えさせました。次に、足指体操をしました。つま先やかかとだけで足踏みをしたり、足指ジャンケンをしたりしました。靴と靴下をぬぎ、素足を机の上に出して行う学習は、開放感もあって子ども達は大喜びでした。(写真上)
 足育の授業は、他の学年もそれぞれの発達段階に応じた内容で指導をしていきます。足育を通じて、子ども達が自分の足の健康について少しでも興味をもっていけるように指導していきます。
 1年生が中庭に出て、アサガオの花を使った色水遊びをしていました。ペットボトルに水と今日咲いた花びらを入れてよく振ります。たちまちぶどうジュースやブルーベリージュースの出来上がりです。(写真中)
 アサガオの花びらは、色水遊びに最適です。自分も1年生の頃、子ども用の科学雑誌の付録にあった色水セット(小さなすり鉢と筆がついてきました。)を使って、家に咲いていた花びらを集めて遊んだのを思い出しました。
 アサガオの花から採った汁は、酸性とアルカリ性を調べるリトマス紙の代わりにもなります。アサガオの花の汁に酢やレモン汁などをたらすと、色が様々に変化します。6年生の理科で学習する「水溶液の性質」の発展学習としても最適です。
 理科室では、6年生が葉の気孔細胞の観察を行っていました。葉の裏側の薄皮をはがし、顕微鏡で観察すると、たくさんの気孔細胞を見ることができます。ツユクサの葉は、この薄皮が簡単に取れるのでとても重宝します。
 顕微鏡をのぞきながら、気孔細胞が見えるたびに子ども達は「うわぁ〜」と声を上げていました。人が汗をかくように、植物にも水分を蒸散させる仕組みがちゃんとあることを知ってびっくりしていたようです。(写真下)

卒業アルバム用写真撮影(6年生)

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 10日(金)と14日(火)に、卒業アルバム用の写真撮影を行いました。2日間とも全員元気に登校し、撮影を行いました。
 クラスのスナップ写真や集合写真など、様々な場所やシチュエーションで撮影を行いました。素敵な表情で撮れた卒業アルバム、完成するのが楽しみです。

2年 足育の授業

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 2年生は「足と元気のひみつ」というテーマで、足育の学習を行いました。
 はじめに、足について学ぶ意味を子供たちに伝えました。子供たちは、直立歩行が人間の進化に大きな影響を与えたこと、足に問題を抱えている人が多くなってきていることを知りました。
 その後、動物の足と人間の足の違いを出し合い、その中から「靴を履くこと」、「2足歩行であること」の2点について考えていきました。靴の役割を学び、正しい靴の履き方を実際にやってみました。また、2足歩行だからこそ大切な姿勢について考えました。最後に足の運動である足指体操を体験しました。
 今回学習したことを日頃から意識したり実践したりすることで、長い目で、足からはじまる健康について考えていってほしいと思います。

7月14日(火) その1

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 6年1組で、保健の授業を行っていました。6年生は、「病気の予防」について保健の時間に学習することになっています。なぜ病気になるのかということや、どうしたら病気を防ぐことができるのかということについて学習を進めていきます。今日は、「病気の起こり方」の学習をしました。(写真上)
 一言で「病気」と言っても、いろいろな病気があります。風邪やインフルエンザ、心臓病やがん、虫歯も病気です。それらの病気にかかってしまう原因を考えると、病原体が身体に入ってくることだけでなく、環境や生活の仕方、体の抵抗力などが関わり合って病気になることが分かります。(同じようにインフルエンザのウイルスが体内に入ってきても、体に抵抗力があれば病気にはなりません。)
 逆に考えるならば、病気にならないための生活の仕方や環境を維持する努力をしなければならないということです。子ども達から、いくつかの意見が出されました。「マスクをしてウイルスが入らないように防ぐ」、「3密にならないようにする」…さすがに、現在のコロナ禍における模範回答が出されました。「遅くまで起きていない。」、「食べ物の好き嫌いをしない。」…さすがは6年生、不摂生は病気のもとということが良く分かっています。大人だと、さらに「飲みすぎない。」、「タバコを吸わない。」、「ストレスをため込まない。」ということが加わるでしょうか。
 1年生の算数の時間が、いよいよ算数らしくなってきました。この1か月半、数を数えたり数の分解をしたりしてきました。今週から「たし算」の学習をしています。お話の内容から、「ある数とある数を合わせること」を「たし算」と言い表すことを学びました。そして、「+」や「=」の記号を使って式に表す方法を学習しています。「算数らしくなってきた」というのは、ノートに式や答えを書く学習になってきたということです。(写真中)
 家庭科室では、5年生がフェルトを使った小物づくりに挑戦していました。先月から家庭科の学習が始まり、玉結びや玉止め、いろいろな縫い方の練習をしてきました。それらの技能を使い、実際にフェルトを縫い付けることで小物の製作に取りかかりました。
 2枚のフェルトを縫い付ける時は、フェルトの端の部分を巻き込むようにして縫う「かがり縫い」をしていきます。ティッシュケースやマスコットを作っている子が多く、どの子も真剣な表情で製作していました。(写真下)

7月14日の給食

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献立名           麦ご飯
              じゃがいものカレー煮
              キャベツの旨味炒め
              牛乳


一口メモ

 今日は、じゃがいものカレー風味の煮物、「じゃがいものカレー煮」の献立です。
 じゃがいもと言えば、給食でもよく登場する熱や力のもとになる食品です。その他にも、体の調子を整えるビタミンCや、お腹の中を掃除する食物繊維も多く含まれています。
 じゃがいもは、南アメリカのアンデス山脈が原産地です。今から400年ほど前に、インドネシアのジャワ島から日本にやって来ました。「ジャガタラ」という場所から来たので、初めは「ジャガタライモ」と呼ばれていたのが、いつの間にか「じゃがいも」に変わったそうです。
 今日ののじゃがいもは、日本に初めてじゃがいもが伝えられた長崎県のものを使っています。

7月13日(月) その2

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 先週から、クラスごとに計測と視力検査を実施しています。先週は6年生から始まり、数名ずつ保健室に来て身長と体重の計測と視力検査をしました。今日は、いよいよその最後となる1年生の日でした。1年生にとっては、今年度初めての計測と検査です。保健室に入ったのも初めてという子が多くいました。
 計測は、通常の年であれば年間3回実施しています。4月、9月、1月と、毎学期の最初に行い、身長と体重の変化を見ることができました。しかし今年は、ようやく行うことができたのがこの7月です。今後は、2学期の終わりか3学期にもう一回行うこととし、年間2回の計測とします。
 視力検査は、離れた位置から視力測定器を使って測定します。普段であれば、黒いしゃもじのようなもので片目を隠して行いますが、今年は道具を使わせることができず、自分の手で片目をふさぐ原始的な方法で行いました。(写真上)
 「C」のすき間が空いている方向が合っていれば、見えているということです。視力は、子どもの時から大切にしたいものです。長い休業中に、ゲームの時間が多くなった子ども達は、視力が低下していないでしょうか。学校では、4段階に分けて視力を測定しています。A…「1.0が見える」、B…「0.7が見える」、C…「0.3が見える」、D…「0.3が見えない」の4段階です。
 4年生は、理科の時間に「星の明るさや色」の学習をしています。「星には、明るさや色に違いがあるだろうか。」ということを中心に、夏の大三角形を基に学習していきます。
 今日は、星座早見盤の使い方について学習をしていました。(写真下)しかし、教室でいくら学習しても、実際の星を観測しなければ意味がありません。宿題として、「今日の夜空の星を観測してきましょう。」と言いたいところですが、しばらくは難しそうです。今週もずっと雨マークが並んでいます。次に東京で星を見ることができるのは、いったいいつになるのでしょうか。

ざりがにつりをしました。(1年生)

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 生活科の学習で、ざりがにつりをしました。
 ミッキー池に、あたりめを釣り竿につけて、たらしました。その匂いに誘われて、たくさんのざりがにをつることができました。どの子も必死でザリガニを探して、とても楽しそうでした。
 各クラスで何匹かを残して、教室で育てることにしました。成長が楽しみです。

7月13日(月) その1

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 全校朝会は、校庭で行いました。コンビニのレジ袋を手にしながら、今月1日から始まった「レジ袋の有料化」についての話をしました。
・・・(前段は省略します)これは、全国で毎日大量に使われているプラスチック製のレジ袋を減らすための取り組みです。今までただでもらえていたものにお金がかかるとなれば、なるべく代わりの入れ物をいつも用意しようという気持ちになります。レジ袋を減らすことでゴミが少なくなります。しかし、それだけの理由でレジ袋の有料化が行われたのではありません。もっと深刻な理由がありました。
 紙袋とレジ袋で説明します。紙袋の原料の「紙」は、木(植物)からできています。ですから、紙袋が捨てられていても、やがては分解されて土に返っていきます。一方のレジ袋は、プラスチックでできています。プラスチックは、石油をもとに工場で作られた新しい物質です。プラスチックが捨てられた場合は、長い年月で細かくはなっていくものの、プラスチックとしての成分は変わらずにずっと残ったままになります。実は、それが地球上での大問題となり、世界中の国々でレジ袋の使用を禁止するようになったのです。
 何年か前に、ウミガメやクジラの胃袋から大量のレジ袋が発見されたというニュースがありました。海に漂っていたレジ袋を誤って飲み込んでしまい、それが原因で死んでしまったそうです。また、小さな魚の体の中からもプラスチックが見つかっています。世界中の海に流れ着いたレジ袋が、長い月日でマイクロプラスチックと呼ばれる目に見えないほどの細かいプラスチック片になっていきます。それが魚の胃袋に入り、さらにその魚を食べた大きな魚の体の中にもマイクロプラスチックが入っていきます。人間も魚を獲って食べますから、私達の食生活にも影響するのではないかと心配されています。
 プラスチックは、人間が考えたとても便利な物質です。レジ袋だけでなく、いろいろなところにプラスチックが使われています。レジ袋の使用を減らすだけでなく、ゴミの分別をしっかり行うことも大切です。東京都では、ペットボトルは専用のゴミ入れに捨てるように決められています。学校では、プラスチック製のゴミは「ブラごみ」として分けて捨てるようにしています。給食で出るストローやストローの袋はきちんと集めて捨てるようにします。遠足でお弁当やおやつを食べた時に、小さなビニールを落としただけでも先生達は厳しく注意をします。少しのゴミでも落とさないようにすること、そして自分が出したゴミはきちんと持ち帰って分別して捨てることを、子どもの時から自然にできるようにしていかなければなりません。みなさんが大人になった時の地球環境のために、一人一人が心がけていくことが重要です。・・・
 自分のかばんの中には、いつもレジ袋を入れるようにしています。しかし、今回の取り組みで日本からレジ袋の使用が減ったとしても、プラスチックごみ全体から見たらほんの数パーセントの削減にしかならないということを知っておく必要もあります。フロンガスの使用を禁止してオゾン層への影響を阻止したように、マイクロプラスチックによる環境破壊への影響は間に合うのでしょうか。
 今日は、教育アドバイザー訪問がありました。新規採用の先生に対して授業を見て助言・指導をしていただきました。2校時は、2年生の算数の授業を、そして3校時は3年生の理科の授業を見ていただきました。
 2年生の算数は、100より大きな数を数える学習でした。10のまとまりを意識して、正確に数えようとがんばっていました。(写真上)
 3年生の理科の授業では、ゴムの伸び縮みの力を使って車を動かす実験を行いました。子ども達が自分の家から様々なゴムを用意してきて、遠くまで車を動かそうと夢中になって実験をしていました。(写真下)

7月13日の給食

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献立名           焼き鶏ご飯
              豚汁
              浅漬け
              牛乳


一口メモ

 今日のご飯は、甘辛い焼き鶏と炒り卵が入った「焼き鶏ご飯」です。焼き鶏のたれは、しょう油や酒、水あめと、茶色い結晶の大きな「中ざら糖」という砂糖を使って作りました。「中ざら糖」は、白砂糖に比べてコクや風味があり、煮物などに使われる砂糖です。給食でカレーを作る時は、これで作ったカラメルを入れています。
 主食の焼き鶏ご飯に野菜が使われていないので、汁物と漬物で野菜がしっかりとれるようにしています。具だくさんの「豚汁」と、生姜がほんのり香る「浅漬け」を献立にしました。

洗濯実習(6年生)

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 家庭科では、洗濯の実習を行いました。体育着などを洗いました。
 洗う前には、洗濯物表示の確認や手順について学習をしました。今では、洗濯機でボタン一つですべてが完了しますが、実は「洗い」「すすぎ」「脱水」が行われていることも初めて知る子どももいました。実習では、一見汚れていないのに、洗剤を使ってもみ洗いを繰り返す中で水が汚れていることに気付き、目に見えない汚れがついていることを学びました。
 「洗剤を入れれば入れるほど汚れが落ちる!」という勘違いがよくあります。適量以上を入れても、汚れ落ちは変わらないことを教科書から学びました。また適切な洗剤の量を守ることで、すすぎの時の水の無駄遣いを防ぎ環境を守ることにもつながります。
 実習の中で一番苦戦したのが、「ねじりしぼり」です。普段ぞうきんをしぼることで経験はしていますが、シャツのような大きなものを絞るときに細くしてしぼるという経験はなかったようで、しぼった「つもり」となり、家庭科室が、、、。
 機械化が進み便利になった現在ですが、このような学習で様々な経験をさせることが大切だと思いました。やってみて失敗して、コツをつかんで、自信をつけて・・・ご家庭でもぜひ、様々なお手伝いを経験させてあげてください。

7月11日(土)

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 1年生の道徳の授業で、「きんのおの」の学習がありました。・・・木こりが木を切っている時に、自分の斧を湖に落としてしまいました。湖の中から神様が現れ、金や銀の斧を見せられても自分の斧ではないと言い、鉄の斧を見せられると「私の斧です。」と正直に答えました。その話を聞いた仲間の木こりは、わざと斧を湖に落とし、神様が差し出した金の斧を見て自分の斧であるとうそをつきます。神様は、斧を持ったまま湖の中に姿を消しました。・・・「金の斧、銀の斧」という題名で有名なお話です。
 道徳の授業では、たいてい実際の生活とは違った模範解答を答える子が多いものです。このお話で「自分が木こりだったら…」と問われると、ほとんどの子は「正直に言う」と答えるでしょう。しかし、普段の生活の中では、うそをついてしまったり、ごまかしてしまったりすることは誰にでもあることです。そして、そうした時の後味の悪さも、誰もが経験した覚えがあるものです。
 正直に話をするとどんな気持ちになるのかということを、先生が子ども達に聞いてみると、「すっきりする。」「うれしい。」「気持ちがいい。」「ほっとする。」という言葉が出てきました。逆に、うそをついてしまった時の気持ちも、自分の経験から子ども達はよく分かっています。「だから、いつもうそをつかずに生活をしたいね。」となります。
 授業の最初に、「どうしてうそをついてはいけないのでしょう?」と聞くと、「家の人に叱られるから。」とか、「バチが当たるから。」と子ども達は答えていました。確かに、小さい時からそうやって教えられてきたのでしょう。…それだけで、1年生は正直だなと思います。
 3年生の理科の授業では、ゴムの力に続いて「風の力」の学習をしています。ゴムの力で使っていた実験セットの車に、今度は帆を取り付けて風の力で動く仕組みにしました。最初は、廊下に出て、下敷きであおいで風を送りながら調べてみました。遠くまで車が動くのは、たくさん風を送った時であることが分かりました。次に送風機を使い、強い風と弱い風の場合とで、動く距離の違いを調べる実験をしました。それぞれの違いを正確に実験しようと、真剣に取り組む様子が見られました。(写真中)3年生の子ども達は、理科の勉強は楽しいなと感じることができたはずです。
 4年生は、先週まで学習していた「とじこめた空気」の学習に続いて、「とじこめた水」の実験をしていました。水は、空気のように押し縮めることができません。「水をとじこめて力を加えても体積は変わらない」ということが分かりました。
 その性質を利用して、今までの実験セットを使うと、水鉄砲で遊ぶことができます。校庭に出て、みんなで思いっきり水鉄砲を楽しみました。(写真下)濡れることを覚悟の上か、全員体操着に着替えて実験をしていました。4年生の子ども達は、理科の勉強は楽しいなと感じることができたはずです。

7月10日(金)

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 1年生の教室で席替えがありました。先月から学校が再開し、クラスの全員がそろって学習が始まってから、約1か月が過ぎました。1学期の後半に向け、気持ちを切り替える意図があっての席替えです。また、1年生にとっては初めての席替えでもありました。
 最初に先生が黒板に向かい、新しい座席順で一人ずつの名前を書いていきました。机と椅子は、一年間同じものを各自が使用することになるので、座席ごと全てを移動させなければなりません。一斉に移動が始まり、教室中の机と椅子があちこちに動き出しました。後ろから前に動く子もいれば、廊下側から窓側に移動する子もいます。新しい座席に向かいながら、どんな友達との出会えるのかなとわくわくしながら机を動かしていたようです。(写真上)
 低学年のうちは、「席替えは担任の先生が決めるもの」というのが定石のようです。学年が上がるにつれて、様々な席替えの方法が出てきます。子ども達にとって、一番納得する方法が「くじ引き」かもしれません。いずれにせよ、新しい座席に替わったことで気分を一新し、学習にしっかり取り組めることが何よりも大切です。
 今日から、6年生の卒業アルバム用写真の撮影が始まりました。「もう卒業アルバム?」と思われるかもしれません。確かに、いつもの年であれば、10月頃から撮影が始まります。今年は、学校が再開されているうちに写真を撮っておこうという理由で、どこの学校も今頃からアルバム用写真の撮影が始まっているそうです。
 今日は、まず個人写真を会議室で撮りました。機材を持ち込み、会議室が写真スタジオのようになりました。一人ずつ笑顔を向けてシャッターが次々と切られていきました。今の子ども達は、写真を撮られることに慣れているせいか、自然な笑顔を見せることがとても上手だなと思いました。
 子ども達の写真撮影の前に、校長室で私の顔写真も撮ってもらいました。きっと引きつったような笑顔か、不自然な笑顔になっているのではないかと思います。
 給食の時間には、6年生の各クラスで食事風景を撮ってもらいました。現在は全員が前を向き、グループにならずに食べています。事前に写真屋さんと相談し、むしろ「こういう年だった」と後から思い出せるので、そのままの座り方で写真を撮ることにしました。(写真中)
 5校時は、中庭に全員が集まって、学年集合写真を撮影しました。来週は、クラス写真を撮ってもらう予定です。すでにお伝えしてあるように、今年度の移動教室が中止になりました。卒業アルバムで、毎年3ページも使って写真を載せていた行事がなくなったため、その分いろいろな場面を撮っておいてもらう予定です。2学期以降も、様々な行事が行えることを願っていますが…。
 今週から、休み時間にバスケットコートをフラフープの遊びの場として開放しています。学年ごとに使用できる日を決め、運動委員会の児童がフラフープを用意することになっています。今まで休み時間に、竹馬や一輪車の貸し出しをしていました。(今年もよく利用している子がいます。)
 昨年度から田柄小は、練馬区の体育の研究指定校になっています。日常的に運動に親しむ子をめざし、学校の運動スペースや遊び道具を積極的に使わせるためにフラフープの活用を考えました。フラフープで遊んでみようという子はまだ少ないようですが、フラフープでいろいろな運動ができることを子ども達に知らせ、たくさんの子に親しんでもらいたいと思います。
 今日は、6年生の先生がフラフープの技を子ども達に見せていました。3本まとめて回していました。(その前は、4本まとめて回していました!)子ども達はもちろんびっくりしていましたが、道路を歩いていた人も思わす立ち止まるほど感心されていました。(写真下)

7月10日の給食

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献立名           コーンご飯
              ホキのチリソース
              ABCマカロニスープ
              牛乳


一口メモ

 今日は、白身魚の「ホキ」を油で揚げて、ピリッと辛いチリソースをかけた「ホキのチリソース」の献立です。ねぎやしょうがといった、香りの強い野菜を炒めてから、砂糖やケチャップを加えてチリソースを作ります。ピリッと辛いのは、そら豆と唐辛子から作られている「豆板醤(トウバンジャン)」が入っているからです。ホキという魚はあっさりとした味の魚ですが、チリソースをかけることで、ご飯が進む味に変わります。
 スープには、アルファベットのマカロニが浮かんでいます。子ども達は、どんなアルファベットが入っているかを探しながら食べていました。

2年生 枝豆収穫体験

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 7月9日(木)、2年生は、いつもお世話になっている吉田さんの畑へ行って枝豆の収穫体験をする予定でしたが、あいにくの雨で行けなくなってしまいました。しかし、吉田さんが、畑でとった枝豆の株を学校へ届けてくださいました。吉田さんから、枝豆の栽培方法や根粒菌のお話、株から豆をとるポイントの説明を聞き、枝豆とりの作業をしました。
 たくさんの枝豆(株)があり、どの子も楽しく作業することができました。だんだん慣れてくると、作業がスムーズになっていきました。体験後、「たくさんの枝豆があって驚いた。」「思っていたよりも枝豆が硬かった。」「慣れてくると、どんどん楽しくなっていった。」「給食で食べるのが楽しみ。」など、多くの感想が子供たちから挙がりました。
 収穫した枝豆は、給食でおいしくいただきました。

7月9日(木)

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 今日は、2年生が吉田さんの畑に行って枝豆の収穫体験を行う日でした。あいにくの雨のため、収穫していただいた枝豆のさや取りの作業を学校で行うことになりました。
 雨の中、朝から畑で全校分の枝豆を収穫して、車で学校まで届けていただきました。まず、各教室で吉田さんのお話を聞きました。枝豆の種は、3月25日にビニールハウス内でまいたそうです。その後、4月中旬に畑に植え付けをして、今朝収穫したと話されていました。枝豆のようなマメ科の野菜は、根に根粒菌がつくことによっておいしい実ができるそうです。根粒菌がついたところは、根に丸いこぶのような塊がついているのでよくわかります。実際に根についた根粒菌を書画カメラで拡大して見せていただきました。(写真上)種まきした土には根粒菌が含まれていなかったので、種に根粒菌をまぶしてからまいたそうです。話を聞くことで、農家の苦労がよく伝わってきました。
 今日収穫した枝豆は、「湯上がり娘」という品種名がつけられています。調べてみると、枝豆の数ある品種の中でも特に有名なものであることが分かりました。「香りがよく、甘みが強いのが特徴で、茶豆のような香りが食欲を一層そそります。ふっくらとした食感で、ついつい何粒でも食べたくなるほどの旨さです。甘くて柔らかく、茹でている匂いがさらに一層食欲をそそります。」・・・まさにその通りで、午前中ずっと良い香りが給食室から漂ってきていました。そして、給食の時間に各教室を回ってみると、枝豆を食べている子ども達の手が止まらないといった様子でした。
 1年生は、生活科の時間に「なつとともだち なつのくうきをかんじよう」という学習をしています。夏の暑い日差しを感じたり、梅雨の時期に雨の日が多いことを体感させたりする中から、夏の自然現象や生き物に関心をもたせていきます。ですから、低学年の生活科では、今日のような雨降りの日も大切な学びの場となります。
 中庭から校庭を回って「雨の日のお散歩」をするだけで、子ども達は様々な発見をしていました。中庭では、ちいさなカマキリやクロアゲハ、ダンゴムシを見つけていました。カマキリは、卵からかえってまだ1か月ほどなのか、とっても小さな体でありながら、ちゃんとカマキリならではの「構え」をしていました。
 田柄小の子ども達は、雨の日に長靴をはいてくる子の割合が多いです。学校の門をくぐると、校庭以外は土の部分がありませんが、結構水たまりがたくさんできます。わざわざ水たまりに入っていくのが子どもの習性ですが、長靴をはいていれば安心です。水たまりを歩くことで、また新たな発見をしているのでしょう。(写真中)
 吉田さんの畑に出かける学年は、年間を通じてたくさんあります。畑に入る時は長靴が必要なので、田柄小に通う子ども達にとっての必需品とも言えます。
 6年生の音楽の時間に、リコーダーの指導が行われていました。曲は、「マルセリーノの歌」です。スペイン映画「汚れなき悪戯」に出てくる曲で、当時日本語の歌詞をつけて大ヒットした曲でもあります。(私が生まれる以前の話ですが…)
 確かに、一度聴いたら忘れられないメロディーです。それも、リコーダーの澄んだ音色にぴったりの曲なのですが・・・リコーダーは指使いのみの練習で、今は吹くことができません。音が出せない状況ではありますが、みんな真剣に練習をしていました。(写真下)

7月9日の給食

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献立名           麦ご飯
              麻婆なす豆腐
              ゆで枝豆
              牛乳


一口メモ

 今日の枝豆は、吉田農園さんの枝豆です。雨の中、朝から吉田さんが枝豆を収穫し、2年生が1時間目にさや取りをしてくれました。
 枝豆は、収穫してゆでるまでの時間が短ければ短いほど甘くておいしくいただくことができます。きっと今日の枝豆は、どこの枝豆よりも一番おいしくいただけるはずです。
 おいしい枝豆を大切に育ててくださった吉田さん、さや取りをした2年生、枝豆を洗ってゆでてくださった調理主事さん、たくさんの人の手がかけられて給食として提供されています。枝豆をしっかり味わって食べたいと思います。

7月8日(水)

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 3年生は、国語の時間に「気もちをこめて『来てください』」という学習をしています。手紙を書く学習内容で、相手や目的を意識して、伝えたいことを明確にして手紙を書くことをねらいとしています。また、敬体と常態との違いに注意して、ていねいな言葉を使った手紙文の書き方を学びます。
 今回、郵便局からのご厚意で、官製はがきと手紙の書き方のテキストを全員分いただくことができたので、それを使って指導を行いました。送り先の郵便番号や住所、氏名等は、あらかじめ学年だよりで伝えてあったので、家の人に聞いてきていました。おしじいちゃんおばあちゃんや、親戚の方々に宛てて手紙を書いていた子が多かったようです。
 教科書では、「運動会や学習発表会など、見に来てほしい行事のことを考えて手紙にしよう」と書かれています。しかし、こういう状況を考慮して、学校で今がんばっていることなどについてお知らせをする内容で指導していたようです。今日は、本番の官製はがきに清書する時間でした。どの子も緊張の面持ちで鉛筆を握っていました。(写真上)
 ところで、現在はがきの料金は63円です。年賀状を出したことがあるという子は多いようですが、はがきの値段は知らなかったようです。はがきの料金については、意外に大人でも知らない人が多いです。(昨年の10月に、消費税の増税とともに62円から63円になりました。)ちなみに封書は、82円から84円になっています。
 6年生は、算数の時間に「分数のわり算を考えよう」という学習をしています。1年生の算数から、学年が上がるにつれて「+、−、×、÷」の四則計算を習ってきました。さらに、小数や分数を習うと、整数と同じようにそれぞれの四則計算も学習してきました。そして、その最後になるのが、「分数÷分数」の計算です。
 分数を分数で割るということは、日常的にあまりないことです。「5/8÷2/3」の式になる問題を考えられるでしょうか? 教科書に出てくるとしたら、「2/3平方メートルの壁を塗るのに、5/8リットルのペンキを使いました。1平方メートルを塗るには、何リットルのペンキが必要ですか?」というような問題になります。普通、小数で表すものを無理やり分数で表しているので、あまり現実的ではない問題になってしまいます。もうここまでくると、「小学校の算数の時間は、りんごの絵が出てくるような具体物の問題が標準」というしばりはなくても良いのではないかと思います。
 実際、6年生の教室の黒板を見ると、ぎっしりと数式のみが並んでいます。(写真中)6年生の算数が、中学校の数学に近づいてきました。
 2年生の教室では、音楽の授業が行われていました。「音楽に合わせて」という単元で、「小さなはたけ」の曲に合わせた身振りを工夫する学習です。「♪ちいさな畑をたがやして ちいさな種をまきました ぐんぐん育って春が来て ちいさな花が咲きました ポッ」…という1番の歌詞から始まり、2番、3番…と続きます。CDで音楽を流しながら、子ども達が前に出て順に発表していました。どの子もみんな楽しそうに振りをつけていました。(写真下)
 今はまだ、音楽の時間に歌うことは自粛中です。でも、・・・自然に歌が出てしまいます。

7月8日の給食

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献立名           ミートソースサンド
              コーンチャウダー
              牛乳


一口メモ

 今日のスープは、「コーンチャウダー」です。チャウダーはアメリカで生まれた料理です。同じ牛乳を使うホワイトシチューに比べてサラッとしていて、スープのとろみが少なく、具も小さめに切ってあります。中に入る具によって種類もたくさんあります。
 今日は、夏の野菜「とうもろこし」が入ったコーンチャウダーにしました。とうもろこしの黄色、にんじんのオレンジ、パセリの緑と鮮やかな野菜の色も目で楽しみながら食べられるようにしています。

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