ようこそ、練馬区立田柄小学校ホームページへ!  〜「わくわく・どきどき」の学びを目指して〜

9月30日(水)

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 2校時に、1年1組の授業観察がありました。「二わのことり」という資料を使った道徳の授業でした。「友情・信頼」について考えさせる内容です。
 「二わのことり」は、低学年資料の定番とも言えるほどよく取り上げられるお話です。・・・主人公の「みそさざい」は、「やまがら」のお誕生会に行こうか,「うぐいす」の音楽会の練習に行こうか迷います。小鳥たちはみんな「うぐいす」の家に行きます。「みそさざい」も「うぐいす」の家に行きますが、誰も行こうとしない「やまがら」のことが気になってしかたがありません。迷ったあげく、「みそさざい」は「やまがら」の家に行きます。「お祝いに来たよ。」とみそさざいが言うと、やまがらは喜んで小さな目に涙を浮かべたのでした。・・・というお話です。
 道徳の授業では、資料提示の仕方が重要です。全員が教科書を開いて先生が読むというやり方もありますが、紙芝居を使った資料提示の方が子ども達は集中し、内容が心に残るものです。短いお話ですが、先生が一場面ずつていねいに語っていきました。(写真上)
 4校時は、5年3組の授業観察がありました。校庭での体育の授業を参観しました。5年生は、体育の時間に「走り幅跳び」に取り組んでいます。助走や踏み切り、空中での動作、着地と、より遠くへ跳ぶために必要な技能がいくつかあります。毎時間、自分のめあてを決めて練習に取り組んでいます。
 校庭にホワイトボードを用意し、練習に入る前に走り幅跳びの練習ポイントを全員で確認しました。(写真中)助走…「スピードを上げる」、踏み切り…「足の裏で踏み切る」「水平よりやや上」、空中姿勢…「大きくバンザイ」、着地…「両手を大きく振り下ろす」
 言われるだけではなかなか分かりにくいものです。また、跳んでいる時も、自分自身では正しいフォームであるかが分かりにくいものです。そこで、デジタルカメラの動画機能を使い、跳んでいる様子を撮影して確認する…ことになっていました。その様子を見たかったのですが…残念、授業の後半は次の授業観察があり、その場を離れることになりました。後半は、副校長先生に見てもらっています。
 4校時の後半は、けやきルームの個別指導の様子を見に行きました。個別指導は、担当の先生と子どもが1対1で授業を行っています。それぞれの子どもに合った指導内容を工夫したり、教材を準備したりしています。
 そっと教室に入ると、ビジョントレーニングを行っていました。見る力「ビジョン」を高めるトレーニングです。日頃学習している時には、子ども達の目は「教科書に書いてある文字を追う」、「黒板とノートを交互に見る」、「一つのものを集中して見続ける」など、様々な見る力を用いています。「ビジョン」は発達とともに身についていくものなので、小学生の時期にトレーニングすることがとても有効です。今日の授業では、先生が持つペンを目で追わせる眼球運動や、迷路を鉛筆でなぞらせる活動などを取り入れていました。
 授業の終わりには、アイロンビーズに取り組んでいました。細かなパーツをピンセットでつまみながら行う作業は、集中力を高めることにつながります。(写真下)

図工 コロコロ大作戦(2年生)

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 転がすボディー部分と転がるエンジン部分の組み合わせを考えて、転がると楽しいおもちゃを作りました。
 ボディー部分には、あき容器やあき箱など、エンジン部分にはビー玉やゴムボールなどを使い、何がどのように転がったら楽しいかを考えたり、見つけたり、試したりしました。
 子どもたちは楽しそうに取り組んでいました。

9月30日の給食

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献立名           こめっこカレーライス
              わかめサラダ
              牛乳


一口メモ

 今日のサラダには、海藻のわかめが入っています。わかめは、「海の野菜」ともいわれるように、野菜と同じく体の調子をよくしてくれるはたらきがあります。
 わかめは、ヌルヌルしているのが特徴です。このヌルヌルは、水溶性の食物繊維といって、体の中で余分なコレステロールを吸い取って体の外に出して病気を予防したり、便秘を予防するはたらきがあります。
 わかめは、味にくせがないので、みそ汁やサラダ等でたくさん食べてもらいたい食品です。今日は、ごま油の風味がきいたドレッシングで和えてあります。

9月29日(火) その2

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 4校時は、4年1組の体育館体育の授業観察に行きました。走・跳の運動「高跳び」の授業でした。4年生は、来週木曜日の6校時に2組がこの単元の研究授業を行う予定です。研究授業が行えるのは各学年とも1クラスのみですが、研究授業を行わないクラスも同様に研究に取り組んでいます。4年生は2クラスなので、1組がまず先行して高跳びの授業を実施し、改善点を生かしながら2組の授業へと研究を深めています。
 体育館に高跳びの4つの場をつくり、自分の課題に合わせて練習をしていました。高跳びでは、踏み切る足と振り上げ足の動かし方が大切です。踏み切りを意識させるために、各自踏み切る方の足首にリストバンドを目印としてつけさせていたのが工夫の一つでした。また、今日は助走の2歩目に踏み切り板を置き、「1…、2…、123」という助走になるようにさせていました。(写真上)
 授業後半の記録に挑戦する時間では、自身の記録を更新した子が何人かいたようでした。どの子も、とても意欲的に高跳びに挑戦していた授業でした。
 5校時の前半は、5年2組の道徳の授業を参観しました。「だれもが幸せになれる社会を」という資料を使い、「公正、公平、社会正義」について考える内容でした。(写真中)
 ハンセン病患者であるきみ江さんの姿を通して、誰もが幸せになれる社会とはどのようなものであるのかを考えさせていきます。ハンセン病の差別や偏見は、日本の歴史の中でも大きな出来事でした。人権問題としても深く考えなければならない内容です。5年生には少し難しいかなと思いましたが、クラスの子ども達は真剣に考え、発表していました。
 ちょうど今年は、コロナウイルス関連による差別や偏見が様々なところで起きています。身の回りで起こり得ることとして、私たち大人も真剣に考えたい内容であると思いました。
 5校時後半は、理科室で行われていた6年2組の授業観察に行きました。「水溶液の性質」の学習で、5種類の水溶液の性質をリトマス紙やBTB溶液を使って調べる実験を行っていました。
 塩酸やアンモニア水、石灰水は、はっきりとした反応が出やすい水溶液です。一方、食塩水や炭酸水は、中性や弱酸性の反応が明確に示されにくい水溶液です。特にリトマス紙の反応は判断しにくい部分が出てきます。そこでBTB溶液が重要になります。子ども達は、試験管の中の水溶液が様々な色に変化する様子に、関心をもって取り組んでいました。(写真下)

9月29日(火) その1

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 1年生が、学年合同で50m走の練習をしていました。南校舎前から神社側に向けて、校庭に真っすぐなラインが引いてありました。幼稚園や保育園では、なかなか50mの直線をしっかり走るという経験はなかったと思います。1年生の体育の授業として指導するのは、まず自分のコースを守ってまっすぐ走り通すということです。
 一度練習をした後、全員のタイムを先生達が計測していました。(写真上)昨日の配布物に、11月の体育発表会(田柄陸上)のプリントがありました。運動会の代替行事として、学年ごとに体育発表会を行います。内容は、どの学年も「徒競走」と「リレー」です。ちなみに、リレーは全員が走ります。
 当日までは、まだ1か月以上あります。日頃の休み時間や体育の授業を含め、しっかり体を動かして力いっぱいの走りを見せることができるように練習していきます。
 3校時に、1年2組と音楽室の授業観察に行きました。1年2組では、算数の「10より大きい数」の学習が行われていました。今までは、ひと桁の数を数えたり、ひと桁のたし算やひき算を学習してきました。算数ブロックが10個で足りていたわけです。それが今度は、10よりも大きい数を数える学習に発展しました。
 子ども達は、今まで数を正確に数えるために、算数ブロックに置き換えて数えてきています。そこで、プリントの絵にブロックを一度置いてから、まっすぐにブロックを並び換えて数えていきました。算数ブロックには、10のまとまりをそろえるケースがあります。10のまとまりとあと何個ブロックがあるかで10より大きい数の大きさをとらえていきました。(写真中)
 ブロックを用意したり、プリントに名前を書いたりと、授業の中で「先生の指示通り」に行うのが1年生の学習の基本です。1年生の授業公開が来月の中旬に予定されていますので、ぜひそのような様子をご覧いただければと思います。
 3校時の後半は音楽室に行き、3年2組のリコーダーの指導を参観しました。1学期は、まだリコーダーに指を置くだけでしたが、2学期からは少しずつ音を出す練習が始まっています。今日は、「シシララソー」の指使いとタンギングで吹く練習をしていました。
 リコーダーをみんなで練習する時は、半数ずつ(2人組の右側と左側の列ずつ)行います。(写真下)みんなで吹くととてもきれいな音が出ていたように感じましたが、最後に一人ずつ確認すると、なかなかうまくいきません。やはり一人で吹くという緊張感からでしょうか。全員のリコーダーの音を一人ずつ聞き取っていく先生も大変だなと思いました。

保健委員会 (足の爪専門家からの指導)

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 足育取り組み第二弾!足指体操に続き、今回は本校保護者で「日本爪ケア普及協会」を運営している爪の専門家の方に来ていただきました。そして、保健委員会のインタビューグループの児童が、代表でいろいろな質問をさせていただきました。
一部をご紹介します。
Q1爪を切りすぎることもよくあり、切りすぎは巻き爪になると言われているが本当で  すか?正しい爪の切り方を教えてください。

Q2靴の正しい履き方は授業でやったが、正しい歩き方を教えてほしい。

 爪の切り方は、資料を見せてもらいながら、白い部分を全て切ると切りすぎであること、切りすぎると巻き爪と似ている陥入爪(かんにゅうそう)という状態になり、爪の角が皮膚に食い込み炎症が起きてしまうこと、小学生にも多いことなどを教えていただきました。
 正しい爪の切り方については、分かりやすい資料をいただきましたので、10月号のほけんだよりに掲載します。

 また、正しい歩き方は靴の中で足指が開き、足が踏ん張れる状態であるということで、踏ん張れる状態ってどういうことだろう?と一緒に考えながら、正しい歩き方を教えていただきました。「かかとから入り、指先をしっかり着き、指先から抜けるような感じだよ」ということでやってみると、けっこう難しく、足指を使って歩かないと巻き爪や浮指になることも教えていただきました。
 今回たくさん新たなことを教えていただき、良い記事になりそうと子どもたちは意欲満々です。今後作成し、校内に掲示しますので、公開の際などにぜひご覧くだださい。

9月29日の給食

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献立名           きなこ揚げパン
              ポークビーンズ
              みかん
              牛乳


一口メモ

 今日は、給食の人気メニューの「揚げパン」の献立です。
 揚げパンが生まれたのは、今から60年ほど前になります。大田区のパン屋さんが、給食であまって少し固くなったパンをおいしく食べる方法はないかと考えたのが始まりでした。
 油で揚げたパンに砂糖をかけたものがとてもおいしく、その後学校の給食のメニューにも登場するようになりました。当時は、給食のパンといえばコッペパンでしたが、今はきなこや砂糖がパンにからみやすい「ねじりパン」で作っています。
 揚げパンは、昔からずっと給食の人気メニューですが、油や砂糖をいつもの給食より多く使うことになります。今日、家庭でおやつを食べる場合は、甘いものや油をたくさん使ったものを食べ過ぎないようにさせてください。

9月28日(月)

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 今日は、久し振りに秋晴れの朝を迎えました。校庭に全校児童が集まり、気持ちよく全校朝会を行うことができました。今日の全校朝会では、「共に生きる」という5年生の障害者理解教育に関する話をしました。
 最初は、現在5年生が総合的な学習の時間に取り組んでいる学習内容や、先週金曜日に行った講演会(視覚障害のある方からの話)について話しました。
 (前半省略)・・・お2人にお会いするまでは、目が見えないことでいろいろな苦労や不便なことがあるのだろうなと思っていました。しかし、目が見えない日常生活の過ごし方を、とても明るく、そして楽しそうに話していただき、考え方を変えなければいけないなと思うようになりました。ご本人たちも、「困っていることはどんなことですか?」という質問に対して、「困っていることはありません。」と答えられていました。
 講演会の最後に、次のようなメッセージを伝えていただきました。「目が見える見えないにかかわらず、お互い人として大切に思うこと。」そして、「だれにでも得意なこともあれば不得意なこともあるので、困っている人がいたら同じ一人の人間として助けてあげるようにしましょう。」という内容でした。
 私達の身の回りにも様々な障害があり、たくさんの人が日常生活を送ることができるようにがんばっています。例えば、視力が悪い子は、メガネを使ったり、座席を前の方にしてもらったりしています。校長先生も、時々メガネを使っています。また、耳に障害がある子は、補聴器という小さな機械を使って音を聞くようにしています。練馬区のいくつかの学校に「聞こえの教室」があり、専門の指導を受けている子が区内にたくさんいます。同じように「ことばの教室」があり、発音や話し言葉の専門指導を受けている子がいます。さらに、「けやきルーム」での指導を受けながら、落ち着いて学校生活が送れるようにがんばっている子もいます。
 他にも、ぜんそくなどのアレルギーがある子や、食べ物のアレルギーがあって、給食を別なものに替えて食べている子がいます。大切なのは、どんな障害があっても、一人一人を認め合い、大切にしなければならないということです。そして、困っていたら助けてあげるやさしさが必要であるということです。・・・
 考えてみると、みんな何かしらの障害があって生活をしています。配慮をしてもらったり、理解してもらいながら助け合っているということを忘れてはなりません。
 さて、今日からいよいよサクラ草の植え替え作業が始まりました。先週6年生の3クラスの植え替え指導をする予定でしたが、雨のために今週の実施になりました。今日は、2校時に5年2組、3校時に5年3組、5校時に6年2組の植え替え指導を行いました。
 5年生は、私が田柄小に着任した年に入学してきたので、1年生の時からサクラ草を育てています。今年は高学年になったので、自分の鉢の他に学校用の鉢も植え替えをしました。学校用の鉢は、200鉢あります。毎年5,6年生が1鉢ずつ植え替えをし、自分の鉢同様に大切に育てていきます。3月の卒業式や4月の入学式の会場を飾るために、これから半年間しっかり愛情を込めて水やりをしていきます。(写真上)
 秋を代表する魚といえば、「さんま」です。今日の給食では「さんまのおろしソース」が献立にあがりました。給食では、筒状に切ってあるさんまを塩焼きにし、大根おろしをかけて食べるようになっていました。さんまの背骨は、自分の箸を使って取り除かなければなりません。1年生の子ども達はじょうずに食べているだろうかと、各教室を回ってみました。
 箸を両手に一本ずつ持って、一生懸命身をほぐしながら骨を探している子がいました。また、器用に箸を使い、きれいに取れた背骨を見せてくれた子もいます。みんなおいしそうに秋の味覚を味わっていました。(写真中)
 今年はさんまが獲れず、高値がついています。昨日、川越のあるスーパーで、ようやく200円位に下がってきたさんまを見かけましたが、なんとなく小さく感じました。日本の近海にさんまが下りてくるまで、まだ数日かかるそうです。だんだんさんまが高級魚として扱われるようになってくるのかもしれません。
 今月から、スクールカウンセラーの長嶋先生による5年生の全員面接が始まりました。相談室に5人ずつ呼ばれ、長嶋先生と気軽にお話をする機会をもっています。(写真下)
 相談室に初めて入ったという子や、長嶋先生と話をするのが初めてという子がたくさんいました。スクールカウンセラーの勤務日が週1日であることと、特定の子や保護者の予約が入っていることが多いということもあるのでしょう。相談室は自分の心を開く場所であり、どんな小さなことでも自由に話せる場所です。そのことが分かり、子ども達は安心したようです。悩みごとや困ったことがあったら、まず誰かに話をすることが大切です。

9月28日の給食

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献立名           麦ご飯
              さんまのおろしソース
              のっぺい汁
              牛乳


一口メモ

 今日は、季節の魚「さんま」を筒切りにしてオーブンで焼いた「さんまのおろしソース」の献立です。「秋刀魚(さんま)」という漢字には、「秋」という字が使われているように、秋を代表する食べ物です。でも、最近は海水温の上昇などにより、日本の近くの海ではあまりとれなくなってしまったようです。
 さんまには、血液をサラサラにして病気を予防したり、脳の働きを活発にしたりする成分が含まれています。子ども達にたくさん食べてほしい魚ですが、今は貴重な魚とも言えそうです。
 今日は、箸を上手に使って骨をはずして食べるように指導しています。

【総合:ともに生きる2】ゲストティーチャーのお招きして(5年生)

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 今5年生では、総合的な学習の時間の『ともに生きる2』の学習で障がいについて学習しています。
『視覚障害について』
『聴覚障害について』
『高齢者・肢体不自由について』
『ユニバーサルデザインについて』
の4つのグループに分かれて学習を進めています。

 講演会では、視覚に障害のある中根さんと野澤さんをゲストティーチャーにお迎えしました。お二人とも全盲であられ、現在は、IT関連の同じ会社で勤務されています。

 講演は、パソコンやスマホ、ゲームなどの使い方や実演や疑問点などを子どもに尋ねられ、やり取りをしながら進めていかれました。
 最後には、「障がいをもっていても『人』です。一人の『人』として向き合ってほしい。」「障害があるなしにかかわらず、困っている人に積極的に、『こうしなきゃ』など考えずに手を差し伸べてほしい。」というメッセージをいただきました。
 
 講演会後の感想文には、子どもたちの障がいに対する見方や考え方が明らかに変わった印象を受けました。
 本やインターネット等で調べて学習を進めることもできますが、やはり、実際に障害をお持ちの方の生の声を目の前で聞くこと・尋ねることは、最高の学習材となりますね。

9月26日(土)

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 4年生は、理科の時間に「雨水のゆくえ」の学習をしています。雨が降った後の地面の様子を見て、水は高いところから低いところへと流れることや、水のしみ込み方は土の粒の大きさに関係があることなどを実験で確かめます。
 雨が降って水たまりができても、しばらくすると校庭で遊ぶことができるようになります。子ども達は、時間が経つと土に水がしみこんでいくということを今までの経験から感じ取っています。しかし、「コンクリートや金属の上にたまった水はどこに行ったのか」と考えさせると、水はしみこむだけではないということに気がつきます。つまり、水は空気中に蒸発していくという考えです。
 4年2組では、水が空気中に出ていくかどうかを確かめる実験を班ごとに用意しました。透明な容器を2つ使い、同じ量の水を入れます。片方はサランラップで密閉し、2つとも同じ場所に置きました。(写真上)今日は、教室の後ろのロッカーの上に置きましたが、日当たりのよいところでも実験してみたいものです。
 何人かの子に予想を聞いてみると、「月曜日の朝には、密閉していない方は水が半分以上なくなっていると思う。」と答えていた子がたくさんいました。一方のサランラップをした方は、「水は減らないと思う。」や「サランラップの内側に水滴がついている。」と予想した子がいました。あさっての朝、どうなっているか楽しみです。
 教科書会社は同じですが、昨年度は「自然の中の水」という単元名で、3学期の最後に指導する内容でした。今年の教科書では、9〜10月の単元になっています。理科の指導内容は、季節や気候に影響するものが多く、指導時期がとても重要です。単元名の「雨水のゆくえ」からして、雨の日が多いこの時期に合わせたというのが一番の理由でしょう。また、今後の実験の中に、空気中の水蒸気を水に戻す(結露を発生させる)実験があります。今まで行ってきた冬場は、乾燥した空気と温度差が少なく作りづらいという実態がありました。年間の単元配列は、教科書会社によってよく考えたうえで決められています。
 6年生は、家庭科の時間に「生活に役立つ布製品」の製作をしています。各自でどんな布製品があると便利かを考え、形や大きさ、使う材料の計画を立ててから取り組み始めています。6年3組では、家庭科室でミシンやアイロンを使いながら自分の作品の製作に励んでいました。
 丸い白い生地に青いフェルト、さらに目と赤い鼻…ひときわ目を引く、大きなドラえもんのクッションを製作中の子がいました。裏側の青い生地を合わせて丸くミシンをかけるのは大変だと思いますが、今後の仕上がりが楽しみになりました。(写真中)
 ドラえもんといえば…今年3月に公開される予定だった新作の映画が、8月に延期になりました。きっと多くの子が夏休み中に見に行ったのではないかと思いますが、かく言う私もその一人です。卵から産まれた2匹の恐竜のかわいらしさと、のび太くんを始めとした仲間たちの個性が生かされた内容で、とてもおもしろく見ることができました。ただ・・・昔のドラえもんが染みついているためか、「声優さんがずいぶん変わったな」という違和感と、主題歌の新鮮さが印象に残りました。
 3年生は、総合的な学習の時間に「商店街を調べよう」という学習をしています。毎年3年生は、田柄小の近くにあるハッスル通り商店街の見学に行っています。社会科の学習のようにも感じますが、教員が先導して見学をする社会科見学とは違います。子ども達が調べることを計画し、当日はグループで協力して地域の人とかかわることをねらいとしています。
 3年生の先生達が事前に商店街の方々と打ち合わせ、9つのお店に協力していただけることになりました。青果店や焼き鳥屋さん、お茶屋さんや美容院もあります。子ども達の希望を調整し、9つのお店をさらにA・Bの2グループに分け、全18グループになるように学年全体で決めました。
 今日は、そのグループの顔合わせの日でした。4〜5人のメンバーがそろい、役割分担などを話し合って決めました。(写真下)今後は、調べる内容を話し合ったり、見学の練習をしていきます。

9月25日(金)

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 1校時に、3年1組の授業観察がありました。国語の物語文「ちいちゃんのかげおくり」の授業でした。6年生の「やまなし」、4年生の「ごんぎつね」と、今週毎日それぞれの学年で扱われている名作の物語を紹介してきましたが、この3年生の「ちいちゃんのかげおくり」もすばらしい作品です。
 このお話も、国語の教科書に長年にわたって掲載されてきている物語の一つです。作者は、あまんきみこさんで、戦争の時代を背景にして書かれています。戦争を批判するような言葉は一つも書かれていないのに、はかなく消えていく小さな女の子の命に、強いメッセージが感じられる内容になっています。
 「かげおくり」というのは、影法師をじっと見つめて10数え、その後すぐ空を見上げると、影が空に映って見えるという遊びです。最初の場面では、ちいちゃんとおにいちゃん、おかあさん、おとうさんの4人で「かげおくり」をしています。出征するおとうさんと家族みんなで行うかげおくりが、幸せな家族の1ページとして描かれています。一方、第4場面では、防空壕にいるちいちゃんが一人で行うかげおくりです。途中から家族の他の3人も加わり、「ちいちゃんの体ががすうっと透き通って空にすいこまれていく…」という表現から、天国にいる家族のもとに旅立ったことが読み取れます。
 今日の1組の授業では、その2つのかげおくりに注目し、どのような違いがあるのかということをめあてにし、深く読み取る授業が行われていました。先日の3組の保健の研究授業でも行われていましたが、グループで意見交換をする活動を取り入れながら考えを深めていました。(写真上)
 「主体的・対話的で深い学び」という言葉が、今年度からスタートしている新学習指導要領のキーワードになっています。(2〜3年前は、「アクティブラーニング」という言葉が盛んに言われていましたが、今は「主体的・対話的で深い学び」に統一されています。)友達との意見交流のために、隣同士で話し合ったり、グループで話し合ったりということは今までも行われてきました。しかし今後は、さらにその力を高めていくことが求められています。・・・来週水曜日に発行する学校だよりの巻頭言に「対話」のことを書きましたので、ぜひお読みください。
 1年3組で、道徳の授業がありました。「やめなさいよ」という資料を使い、善悪の判断について学ぶ授業でした。よくないことを見かけた場合、どんな行動を取ったらよいかを考える授業です。1年生の子ども達にとっては、日常的によくありがちな光景です。
 資料は、最後に「わたし」が深呼吸をしてしんじくんに何かを言うところで終わっています。そこで、自分だったら何と言うかを考え、一人ずつ前に出て演じていました。強い口調で悪いことをやめさせようと、どの子も張り切っていました。(写真中)
 5年生は、総合の学習の時間に「ともに生きる 2」と題して、視覚に障害がある人の学習をしています。今日は、5校時に体育館で講演会がありました。
 子ども達は、昨年度4年生の時に、「ともに生きる」の学習を行ってきています。点字について調べたり、聴覚障害の方のための聴導犬について話を聞いたりしてきました。今回は、さらに学習を広めた障害理解学習として取り組んでいます。
 講演会では、視覚に障害のある中根さんと野澤さんを特別ゲストにお迎えして、貴重なお話をうかがうことができました。お二人とも、小さい頃に障害をもたれたそうです。現在は、IT関連の同じ会社で勤務されています。
 まず子ども達から出た疑問は、パソコンやスマホをどのようにして使うのかということでした。実際にその操作方法を見せていただきましたが、音声アプリを使うことで、なんなく機器を使っていることに私もびっくりしました。(写真下)野澤さんからは、子ども達も大好きなゲームをどのように楽しんでいるのかも実演していただきました。(音声アプリの速さが尋常ではなく速いスピードで、それにも驚かされました。)
 印象的だったのは、「目が見えなくて困っていることは何ですか?」という質問に、2人とも「何だろうなぁ…」と困ったことがないことを答えるのに困った様子だったことです。そして、最後に子ども達に話してくださったのは、障害があるなしにかかわらず、困っている人に手を差し伸べることの大切さについてです。お互い人として大切にし合うことを、子ども達へのメッセージとして伝えていただきました。
 視覚障害をもたれている方の中には、世界で活躍している人がたくさんいます。先日行われた、F1イタリアグランプリの開会セレモニーでは、アンドレア・ボチェッリがイタリア国歌を歌っていました。世界的なテノール歌手です。また、辻井 伸行や梯 剛之(かけはし たけし)といった日本を代表するピアニストも視覚障害がありながら活躍しています。
 今回の学習は、来年実施される予定の東京パラリンピックに向けた学びにも通じるところがあります。障害がある方々への理解とともに、自らの生活を見つめ直すきっかけにしていかなければならないと感じました。5年生の子ども達は、今日の講演会の内容をどのように受け取ることができたでしょうか。6校時に、各教室で振り返りが行われていました。

9月25日の給食

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献立名           こぎつねご飯
              野菜と豚肉の煮物
              野菜の香りづけ
              牛乳


一口メモ

 今日は、油揚げや鶏肉、コーンなどが入った「こぎつねご飯」の献立です。
 油揚げを使った料理の名前には、「きつね」とつくものが多いです。いくつかのいわれがありますが、きつねの神様が油揚げが好きだったためという説や、きつねがうずくまった姿が油揚げの色や形に似ているからという説があります。
 油揚げは、豆腐をうすく切って油で揚げて作ります。だしや調味料がよくしみ込み、料理の中で味のアクセントになります。今日のご飯の中にも味のよくしみた油揚げがたくさん入っています。

9月24日(木)

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 1年3組の図工の時間に、「てでさわって かくの きもちいい」という学習が行われていました。液体ねん土と絵の具を混ぜた「とろとろえのぐ」を使って、手や指で絵を描く学習でした。
 初めのうちは、とろとろえのぐの中に手を入れるのをためらっていた子ども達でしたが、「わあ〜、気持ちいい!」、「きれいな色だね!」と言いながら、次々と手のひらを絵の具の中に入れていきました。(写真上)
 この学習は、絵の具の心地よい感触を味わいながら、直接指や手のひらで思いのままに描いたりぬったりする活動を楽しむことをねらいとしています。画用紙に筆を使って描くのではなく、自分の手を自由に使って形や模様を描いていきます。自分で選んだ色の絵の具をしっかり手につけてから、白い画用紙に向かいました。指で模様を描いたり、手をスタンプにしたりと工夫をしながら、画用紙いっぱいに楽しく描いていました。山や海、動物や花・・・画用紙に直接手で描いているうちに、いろいろな形を思いついたり、様々な表現方法の発見があったりしたようです。
 思いついたものを直接画用紙に描いていくという活動を通じて、造形表現活動の快さや楽しさを経験させます。この活動は、子どもの心を開くことにもつながりそうです。低学年の図工の時間は、とっても楽しそうでもあり、一方で子どもの心を育む時間にもなっているのだなと感じさせられました。
 2年生は、算数の時間に「たし算とひき算の筆算」の学習をしています。算数の計算で大切な「筆算」を初めて習うのが2年生です。2年1組の教室では、2ケタ+2ケタのたし算で、繰り上がりのある場合の筆算を指導していました。(写真中)
 繰り上がりの仕組みを理解させるために、具体物となる数え棒やブロックを使用します。10の束ができたら、一つ上の位に「繰り上がる」ということを操作しながら理解させていきます。また、筆算で計算する時の約束として、「必ず一の位から計算をすること」と「繰り上がりは必ずメモをする(小さく1と書くこと)」を指導します。仕組みを理解したら、あとは計算問題を繰り返し練習していきます。
 4年生は、国語の時間に「ごんぎつね」の物語文の学習をしています。この新見南吉の名作は、40年前から4年生の全ての教科書に掲載され続けてきました。(国語の教科書に取り上げられたのは、60年以上前からのようです。)
 ハッピーエンドではない終わり方なだけに、4年生には難しい部分も多い物語です。しかし、教材としてとても重要なものが多く含まれています。それは、物語に書かれた表現から読み取れるものを味わう部分が多いということです。つまり、記述から想像力をはたらかせて、見えない心をどう読み解くのかがポイントとなる教材であるということです。
 4年1組では、最後の場面の兵十やごんの気持ちを読み取っていました。(写真下)本文の言葉をよく見ると、それぞれの気持ちが分かるヒントが隠されています。場面ごとにじっくり時間をかけて読み取りをしていくと、表面的な読み取りであったものが、物語の本質に迫る読み取りへと変わっていきます。
 「ごんぎつね」の最後の一文は、「青いけむりが、まだつつ口から細く出ていました。」と書かれています。この一文の意味するものを考えて意見交流するだけで、様々な考えが出されることでしょう。
 今日で一通りこの物語の読み取りは終わったようです。しかし、学習計画はさらに続いています。次回からは、登場人物についての考えを各自でまとめ、友達と交流し合う活動を行っていきます。

9月24日の給食

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献立名           麦ご飯
              白身魚のマヨコーン焼き
              利休汁
              牛乳


一口メモ

 今日の汁物の「利休汁」は、すりごまがたっぷり入った具だくさんのみそ汁です。茶の湯を広めた千利休は、とてもごまが好きだったことから、ごまを使った料理には「利休」という名前がついているものが見られます。ごまをふりかけて焼いた「利休焼き」、ごまをまぶして揚げた「利休揚げ」などがあります。
 小さなごまの中には、体を動かす力のもとや、丈夫な体をつくる栄養がたくさん入っています。ごまの香りを感じながら味わえるように調理しました。

9月23日(水) その2

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 3年生は、社会科の時間に「店ではたらく人と仕事」の学習をしています。スーパーマーケットでは、商品を売るためにどんな工夫が行われているのかを調べています。理科の時間に実験や観察を通して学ぶのと同じで、社会科の時間にも実際に見たり聞いたりすることが一番の勉強となります。そこで、休みの日などを使い、家の人と一緒にスーパーマーケットに行き、お店の工夫を各自調べてくることになっていました。
 本来であれば、社会科見学としてスーパーマーケットに3年生の子ども達を連れて行きたいところです。毎年、田柄小の3年生は氷川台まで電車で行き、駅の近くのスーパーマーケットで見学をさせていただいていました。しかし、今年はコロナ禍のために行くことができません。(後日、ハッスル通り商店街のお店見学には出かける予定です。)
 4校時に1組では、調べてきたことの発表を行い、スーパーマーケットでいろいろな工夫が行われていることを、みんなでまとめていました。新鮮なものをお客さんにたくさん買ってもらうための工夫や、お店で気持ちよく買い物をしてもらうための工夫など、子どもなりにしっかり調べてきた様子がうかがえました。中には、ちゃんとお店の人に聞いて調べた子もいて感心しました。
 今日は、特別ゲストとしてクラスの保護者の方に話をしていただきました。コンビニを経営されているそうで、商品を販売している方の話として、子ども達に直接お話をしていただく貴重な機会となりました。(写真上)
 コンビニは、スーパーマーケットとは店舗の規模やお客さんの目的等が異なるため、工夫の仕方にも違いがあるそうです。店内での滞在時間がなるべく長くなるように商品の配列を工夫していることや、新商品を目の高さに配置することなど、企業秘密のような情報まで教えていただきました。
 5校時に、3年3組の研究授業がありました。保健の「健康な生活」の単元から、体の清潔に関する内容の授業でした。今年度の体育科の校内研究では、「主体的・対話的な指導の充実を目指して」というサブテーマを設けています。3年生の保健の授業では、対話的な学びにつながるように、伝え合う時間を意図的に授業に組み入れました。4人ずつのグループで、自分の考えを伝え合う場面を1時間の授業の中に何度が取り入れ、意見交換をしていました。(写真下)
 先週の1年生の研究授業もそうでしたが、教室の中に全ての先生方が入ると密になるため、リモートを使った参観を行いました。職員室のパソコンをタブレット代わりにして、授業の様子を映します。Zoomを使い、その映像を別の教室のモニターから映し出します。半数の先生方は、その映像を通して授業を見ました。新しい研究授業の在り方とも言えますが、やっぱり直接子ども達の授業の様子を見なければ、教員の学びにはならないものです。

9月23日(水) その1

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 2校時に、6年1組の授業観察がありました。
 国語「やまなし」の単元の最後のまとめとなる授業内容でした。「やまなし」の作品を通じて、宮沢賢治がこの作品に込めた思いについて考えるとともに、友達同士で伝え合うことをねらいとした授業でした。
 宮沢賢治の作品は、それぞれ独特な世界観が感じられるものばかりです。私も6年生の担任をしていた頃、毎回「下」の教科書に変わる今時に「やまなし」を指導しました。。(何年か前までは、教科書は上下2冊に分かれていたものです。)しかし、もともと理系の私にはなかなか宮沢賢治ワールドが理解できず、指導に困ることがありました。(実は、理系というのは口実で、関係ありません。)でも、子ども達と2つの場面(5月と12月)に出てくる生き物や色、表現に注目してまとめていくと、読み取りが楽しくなっていったのを覚えています。
 1組の教室には、今までこの単元の授業で学んだことが掲示してありました。宮沢賢治の人物像や各自の読みのめあてが、模造紙に記録して貼ってあります。今日の授業は、それらの内容も含めて振り返り、自分なりの考えをまとめるという流れになっていました。
 自分の考えをまとめる視点は3つあり、「なぜ『やまなし』という題名にしたのか」、「なぜ5月と12月の場面設定にしたのか」、「この話を通じて、何を伝えたかったのか」を考えます。・・・まずは各自の考えをノートに書き、次にフリートーキングの形で全員が自由に考えを発表し合いました。(写真上)
 6年生なりに、宮沢賢治の人柄を考えながら意見をまとめていました。特に、この物語が伝えたかったこととして、「自然界のきびしさやすばらしさ」、「自然の魅力」という考えが出ていたことに感心しました。一方、「なぜ『やまなし』という題名か」ということに対する意見はあまり出てきませんでした。「『やまなし』は安らぎを与えてくれる」という意見がありましたが、私もそんな気がしています。この物語の場面は、川の水底です。そこに生きる生物にとって、太陽のような存在が『やまなし』なのではないでしょうか。両方とも丸い形であり、生きる喜びとなる象徴として描かれているのでは…ととらえることができます。(太陽と考えたところは、理系ならでは…)
 3校時は、けやきルームの授業観察がありました。プレイルームを使って、8名の子ども達への小集団指導が行われていました。最初に「ともだちや」という絵本の読み聞かせがあり、次に「ステレオゲーム」をしました。先生達が出題役となって一文字ずつ担当し、一斉に声に出して言った言葉を聞き取るゲームです。集中して先生方の口元を見たり、耳をそばだてたりしていないと正解できません。
 後半は、4人ずつ分かれて「レシピ」というカードゲームを行いました。料理カードに書かれている食材を集めていくゲームです。順番を守ったり、自分の必要なカードが出てこないかしっかり見ていたりしないと上がることができません。先生方に支援してもらいながら、どの子も楽しそうに取り組んでいました。(写真下)

9月23日の給食

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献立名           中華丼
              ビーフンスープ
              牛乳


一口メモ

 今日は、たくさんの具が入った中華丼の献立です。
 にんじんや白菜、玉ねぎ、たけのこ、きくらげ、豚肉、いかなど、10種類以上の具材を使っています。
 スープに入っているビーフンは、お米の粉から作られた麺です。お米の粉と水を混ぜたものを、小さな穴がたくさん開いた型から押し出すようにすると細い麺が出てきます。それを乾燥させてできるのがビーフンです。スープに入れたり、焼きそばのように炒めたり、サラダにしたりと、いろいろな食べ方ができます。

9月18日(金)

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 3年生の音楽の授業で、鑑賞教材の指導をしていました。先週までは、ドヴォルザーク作曲の「ユモレスク」を鑑賞していました。バイオリンの音色と旋律の変化を楽しむ教材です。チェコ出身のドヴォルザークがアメリカに渡り、バカンスの間に作った小品集の1曲が「ユモレスク」です。楽し気な主題が印象的ですが、ボヘミアの哀愁を感じさせる中間部の旋律もすばらしい曲です。
 それに対して今回は、サンサーンス作曲の「白鳥」を鑑賞しました。チェロがピアノの伴奏で奏でる有名な曲です。サンサーンスが作曲した「動物の謝肉祭」という組曲の1曲ですが、いかにも湖面を優雅に進む白鳥の姿を感じさせます。音楽の授業としては、チェロとピアノの旋律の流れを楽しむことをねらいとしています。3年生なりに、バイオリンとの違いを感じ取り、チェロの音色に対して、「ゆったりした感じ」や「音に深みがある」ととらえた子がいました。(写真上)
 できれば子ども達に、生の演奏を聴かせてあげたいものです。毎年10月に「おはなしコンチェルト たんぽぽの会」が体育館で行われています。洗足学園音楽大学の学生さん達が来て、子ども達に絵本の読み聞かせと生演奏を行っていただく会です。今年は、1学期中に中止の連絡が届きました。コロナ禍のために、学生が学校を訪問することを控えたいとのことでした。毎年様々な楽器を子ども達の目の前で演奏してもらっていただけに残念です。
 チェロの音色は、自分も昔から大好きです。バッハの無伴奏チェロ組曲は、自分にとって欠かせない曲です。お経のように、一週間に一度は必ず聞いています。
 3年1組で保健の授業がありました。3年生の保健の授業は4時間扱いで、「健康な生活」についての指導をしています。来週水曜日に3組で行う研究授業は、その内の3時間目の授業です。今日の1組の学習は、最後の4時間目にあたる授業でした。(1組が先行して授業を行い、それを受けて2組、3組と授業を進めています。)
 今日の授業では、健康のためにどのような環境を作ればよいのかを考えさせました。ちょうど今年はコロナウイルスのこともあり、換気の重要性が子ども達にも知られています。たくさんの人が部屋の中にいる場合、換気をどのように行う方がよいのかを考えました。
 換気をする時、窓は一方向だけではなく、部屋の両側の窓を開けることで空気がすばやく入れ替わります。今日の授業では、それを示すために、部屋の模型を作って子ども達に見せていました。箱の中に線香の煙を充満させ、両側の窓を開くと、煙がたくさん外に出ていくのが分かりました。(写真中)
 今日は、2校時に5年1組(体育)、3校時に2年2組(道徳)の授業観察がありました。5年生は、校庭の砂場を使い、走り幅跳びの学習をしていました。助走から空中姿勢まで、何度か練習を積み重ねてきたようで、高学年らしくたくましい幅跳びの様子が見られました。(写真下)
 また、子ども達同士で記録を測定し合い、励まし合っている様子も見られました。そういう点でも、4年生の頃と比べてずいぶん成長したなと感じることができました。全員紅白帽を白にして授業を始めました。自身の新記録が出ると、帽子の色を赤に変えていくのですが、授業の終わりにはほとんどの子が赤帽子になっていました。

9月18日の給食

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献立名           萩の花ご飯
              ししゃもの香味焼き
              じゃがもちスープ
              牛乳


一口メモ

 明日19日から25日までは、秋のお彼岸です。お彼岸の期間には、ご先祖様のお墓にお参りするのが日本での昔からの習わしです。もち米を炊いて丸めたものに、あんこをまぶした和菓子の「おはぎ」もお供えします。「おはぎ」の名前の由来は、秋の七草でもある萩の花がちょうどきれいに咲く季節でもあるからだそうです。
 今日の給食では、萩の花をイメージした赤色の豆「ささげ」を混ぜたご飯を炊きました。「ささげ」には、丈夫な体をつくる栄養がたくさん含まれています。塩味のご飯と、豆の味がよく味わえるようになっています。
 じゃがもちスープのおもちは、調理員さんが一つずつ丸めて作っています。

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