ようこそ、練馬区立田柄小学校ホームページへ!  〜「わくわく・どきどき」の学びを目指して〜

9月11日(金)

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 今朝、正門で登校の様子を見守っていると、飼育ケースを大切そうに抱えた子がやって来ました。聞いてみると、ヤモリが入っていると言います。昨日、ベランダにいたヤモリを家の人がつかまえてくれたそうです。よくカナヘビをつかまえて学校に持ってくる(教室で飼育する)子がいますが、ヤモリは珍しいなと思いました。
 ヤモリは夜行性で、街灯の明かりに寄ってきます。足の裏に特殊な器官があり、壁にぴったりとくっついて歩くことができます。小さな虫を捕えて食べるようです。似たような動物にイモリがいますが、お互いに全く別の生き物です。イモリは水辺に住む両生類であるのに対して、ヤモリは爬虫類です。
 ちなみに、ヤモリを漢字で書くと、「家守」あるいは「守宮」・・・文字の通り、昔から家を守ってくれる動物とされてきました。田柄小の周囲には、いろいろな生き物がいるのだなと思いました。
 3年生の音楽の授業では、リコーダーの練習が始まっています。初めて手にしたリコーダーでしたが、1学期までは学校で音を出すことができませんでした。2学期からは、ハンカチなどを用意して、吹いた後の始末をしながら練習を開始しています。今日は、「シ」の音を使って、タンギングの練習を行っていました。(写真上)
 また、全員が一斉にリコーダーを演奏するのではなく、人数を半分ずつに分けて吹くようにさせています。さらに、リコーダーの練習が終わったら、すぐにマスクをつける約束にもなっています。全員が一斉にリコーダーを吹けるようになれば、もっと練習する時間を取ることができるのですが…。でも、やっと音楽室からいろいろな学年のリコーダーの音色が聞こえてくるようになり、いつもの学校の風景に少し近づいた感があります。
 2年生は、国語の授業で「ことばでみちあんない」という学習をしています。今月、いろいろな学年で紹介している国語の「対話の学習(話す・聞く)」の単元です。教科書には、公園の地図が載っています。女の子が友達に電話で待ち合わせ場所を伝えているのですが、「ばら園の前をしばらく行ったら右に曲がって。そこにあるベンチで待っているよ。」という内容なのですが、道が2本あったりベンチがあちこちにあったりして、待ち合わせ場所が定まりません。自分だったらどういう言葉で説明をするかを考える学習です。(写真中)
 また、友達の説明をメモを取りながら聞き、理解するという「聞くこと」の学習でもあります。さあ、2年生の子ども達は、自分なりにきちんと相手に分かるように説明することができるでしょうか。
 1年生が、生活科の学習で、アサガオの種取りをしていました。毎日暑い日が続く中でも、まだ元気に花を咲かせている鉢もあります。花が終わった後の茶色い実を手に取って中を割ると、黒い種がたくさん出てきました。大切そうに集めて、自分の封筒の中にそっと入れていました。(写真下)
 思い返すと、今年は臨時休校中の5月にアサガオの栽培セットを持ち帰り、各家庭で種まきをしています。その時手にした種と同じものが、何倍にも増えて収穫することができたわけです。今後は、アサガオのつるを利用した生活科の学習も行っていく予定です。

9月11日の給食

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献立名           麦ご飯
              厚焼き卵
              芋煮
              牛乳


一口メモ

 「芋煮」は、東北地方の山形県で昔から食べられている郷土料理です。
 里芋を肉や野菜、きのこなどと一緒に煮込んだ具だくさんの汁物です。山形県では、9月になると県を東西に流れる最上川の河川敷で「芋煮会」が行われます。これは、とても大きな鍋で何百人分もの芋煮を作って食べる催しです。
 いつもの汁物よりも少し甘めの味付けですが、ごぼうやきのこの旨味がたくさん出ています。今年初めて給食で使う里芋も入っています。

元気アップタイムが始まりました!

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 9月10日(木)、元気アップタイムが始まりました。1学期は行うことができなかったので、今年に入って初めての元気アップタイムです。

 掃除の時間と昼休みの時間を使って、クラスごと決められた種目で遊びます。普段の休み時間では遊ぶことのできない平均台や体操棒、巨大オセロゲームのような遊びのリバーシ、竹の棒を使ったバンブーダンスなど、遊びは17種目あり、毎月いろいろな遊びができます。
 どんな遊びをしたか、是非お子さんに聞いてみてください。

情報モラル講習会(5年生)

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 5年生は、10日(木)の3校時に情報モラル講習会を行いました。
 講師にプラムシステムズの斎藤さんをお招きして、お話をいただきました。スマホやSNSなど、インターネットに潜む危険について学びました。世の中は、ますます情報化が進んでいきます。便利な道具は、危険を理解した上で扱うことが大切であることを学びました。
 講師は子供たちの質問にもすぐさま答えてくれ、これからの生活に活かして欲しいとおっしゃっていました。
 

9月10日(木)

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 1年生は、図工の時間に「うきうきボックス」という作品に取り組んでいます。子ども達は、自分の家から集めてきた空き箱を使い、「この箱を何に変身させようかな」と考えながら作っていました。動物や乗り物、宇宙人を作っている子もいました。(写真上)
 空き箱は、事前に学年だよりで連絡をしてあったので、いろいろな形や大きさの箱を持ち寄ることができました。ティッシュペーパーの箱やお菓子の箱の他に、アイスの空き箱を持ってきた子が何人かいました。また、トイレットペーパーの芯を集めてきた子もたくさんいました。様々な形を組み合わせながら、子ども達の頭の中でいろいろな想像がふくらみ、夢のある作品になっていきます。
 今回の工作は、接着剤(木工用ボンド)の使い方について学習する内容にもなっています。全員に学年でまとめて購入したボンドが配られ、箱と箱を接着する際に使わせています。糊よりも強力にくっつくボンドを使うことで、思い通りの作品に仕上げることができます。
 箱の組み立てが終わると、折り紙などできれいに飾って完成になります。最初は「うきうきネコ」という作品名だった子が、なんとなくネズミに見えてきたというので、「うきうきネズミ」という題名に変更していました。1年生なりに、考えに考えて工作に取りかかっているのだなと思いました。
 5年生は、国語の授業で「敬語」の学習をしています。敬語には、丁寧語と尊敬語、謙譲語があることや、それらの敬語には人と人とのつながりを円滑にする働きがあることを学びます。
 日常生活の中に敬語があるということは、5年生なりに理解はしています。しかし、友達に対する言葉づかいが多いためか、先生や目上の人に対する言葉づかいに慣れていない子がほとんどです。語尾に「です」や「ます」をつける丁寧語を使うことができても、尊敬語や謙譲語を正しく使うのは、子どもにとってとても難しいことです。(大人でも、厳密に正しく敬語が使える人は少ないのではないでしょうか。)
 授業では、隣同士で実際に敬語を使いながら会話をしてみました。普段は、「昨日の夜、何食べたの?」と言っている子が、「昨日の夜は、何をお食べになりましたか?」と尋ねていました。子ども同士の会話としては、相当な違和感を感じていたようです。(写真中)
 今日から、今年度の「たがら元気アップタイム」がスタートしました。給食後、掃除の時間と昼休みを合わせ、30分以上もの時間を確保して実施します。17学級、全てのクラスが一斉に運動に親しむ時間で、担任の先生とクラスの子ども達とが一緒になって汗をかく楽しさもあります。
 田柄小は、校庭や体育館以外に、けやき広場や中庭、バスケットコート、芝生など、運動する場所に大変恵まれています。(今日は、屋上も使って実施しました。)学級数に合わせてたくさんの運動種目が用意してあり、次回は種目をローテーションして、いろいろな運動に取り組めるようにしています。今年度田柄小は、区の教育課題研究指定校として、体育科の研究に取り組んでいます。この元気アップタイムの取り組みも研究の一つとしてとらえ、今後も子ども達の体力向上につなげていきます。(写真下)

9月10日の給食

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献立名           あしたばパン
              鮭のガーリック焼き
              野菜スープ
              牛乳


一口メモ

 今日のパンは、ほんのり緑色の「あしたばパン」です。あしたばは、東京にある島の1つ、「八丈島」で栽培されているものです。濃い緑色をしたあしたばは、今日葉っぱを摘み取っても、次の日にはもう新しい葉っぱが出てくることから、「あしたば」という名前がつけられています。とても生命力の強い植物です。八丈島で栽培されたあしたばを粉末にして、パンの生地に入れて焼いています。
 あしたばは少し苦みがありますが、パンにすることで苦さも感じられなくなっています。鮭のソテーや、野菜スープと一緒に食べるように献立を組みました。

9月9日(水)

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 今日も朝からギラギラとした太陽が昇り、子ども達は汗だくになって登校してきました。
 1年生の子ども達は、教室での朝の用意が終わると、アサガオの鉢の水やりに出てきます。2学期に入ってから、クラスごとに種取りをしたようですが、引き続き毎日アサガオの花が咲いている鉢があります。
 そんな子ども達を何人か集めて、東門側にあるザクロの木について話をしてあげました。春にオレンジ色の花をつけたザクロの木に、今年はたくさんの実がつきました。今までこんなに実がなったのは、初めてのことです。4年前に、東門が新しく工事されることになり、この辺りにあった木を伐採することになりました。その中から、どうしてもザクロの木だけは残してほしいとお願いし、場所を少しずらして植えてもらいました。木を移植すると、場合によっては枯れてしまうこともあるそうです。しかし、その後ザクロの木は順調に生育し、今年は見事にたくさんの実をつけたというわけです。
 1年生の子ども達にザクロの実を触らせてみました。(写真上)まだ実はかたく、熟すにはあと1〜2か月はかかりそうです。熟してくると、外側がはじけて中の赤い実が見えてきます。子どもの頃は、口の中が赤くなるほど、ザクロの実をよく食べたものでした。ほとんどが種なので、酸っぱい中に感じるかすかな甘い汁を吸いながら、種を吐き出して味わいます。
 2年生は、算数の時間に「時計を生活に生かそう」という学習をしています。1年生の頃、算数で「何時」と「何時半」の時計の読み方を勉強してきています。2年生では、さらに時刻と時間の意味や1時間は60分間あること、午前と午後の意味、1日は24時間あることなどについて学びます。
 時刻と時間の概念は、日常的に使っているものの、2年生にとっては難しい内容です。「時刻」とは、時の流れの1点を示しています。(9時とか、9時15分というように…)一方の「時間」は、時刻と時刻の間の量のことを言います。(15分間とか、30分間というように…)
 その後、時刻と時間を合わせた問題が出てきます。「9時40分の30分後の時刻は?」とか、「9時40分の1時間前の時刻は?」というような問題です。せめて教室の時計を見ながら答えられればよいのですが、時計の長針と短針の関係が分かっていないとそこまで理解がいきません。
 今日の2組の授業では、午前と午後の時間の学習をしていました。教室の時計の針を動かしながら、12時のところで午前と午後が分かれることを指導していました。同じ9時でも、1時間目が始まった午前9時もあれば、夜布団に入る頃の午後9時もあります。子ども達の1日の生活を思い浮かべさせながら、午前と午後の時間について教えていました。(写真中)
 時刻と時間の学習は、理解できたかどうかがはっきりとする内容です。教科書は、2時間扱いになっていますが、それだけで全員に理解させるのは難しいことです。単元名の「時計を生活に生かそう」という名の通り、日常的に時計を読ませたり、「あと何分で何時になる」と考えさせたりすることが大切です。2年生のお子さんがいるご家庭では、ぜひ時計を意識した会話を心がけてみてください。この時期に理解できていなくても、今後どこかで時間や時刻の概念が身についてくるはずです。気長に教えていくことが大切です。
 一方、6年生の算数では、「円の面積」についての学習が進められています。「円の面積=半径×半径×円周率」と教えてしまえば、すぐに練習問題に入っていくことができます。しかし、小学校の算数では、そういう教え方はしません。
 まず、月曜と火曜の算数2時間を使って、おおよその円の面積について考えました。半径10cmの円の面積は、一辺が10cmの正方形の3倍より大きく、4倍よりは小さいということ。さらに、方眼紙を使うことで、曲線部分の面積を概算して求めたりもしました。
 そこで今日は、いよいよ公式に結びつく円の面積の求め方について考えていきました。円を半径で切り分け、並べていくと、限りなく長方形に近い形に置き換えることができます。(写真下)その長方形の縦は「半径」であり、横の部分は「円周の半分」にあたります。「円周の半分」とは、「直径×円周率÷2」であり、「直径÷2=半径」であることから、「半径×円周率」と整理することができます。ということから、円の面積は「半径×半径×円周率」が導かれます。
 これぞ数学的な面白さ・・・なのですが、6年生の何人が「そうか!」や「なるほど!」と思えたでしょうか。

9月9日の給食

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献立名           きびご飯
              菊花蒸し
              金時汁
              牛乳


一口メモ

 今日、9月9日は、「重陽(ちょうよう)の節句」です。中国では、奇数(陽数)の中で一番大きい9という数字が、とても縁起のよい数字とされてきました。その数字が2つ重なるこの日を「重陽」といいます。
 桃の節句や端午の節句、七夕の節句に比べると、広く知られていないかもしれません。昔はこの日に長寿を願い、悪い気を追い払う季節の花の「菊」を飾ったり、菊の花びらを浮かべたお酒を飲んだりする風習がありました。
 給食では、肉団子にとうもろこしをまぶして菊の花に見立てた「菊花蒸し」を作りました。

9月8日(火)

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 今朝、東門を出た道路側からフェンス越しに、吉田さんの畑を見に行ってみました。土日や昨日は、どしゃ降りの雨にあたったと思うので、少し心配になりました。しかし、3年生がまいた大根の種は、順調に生育していたようで安心しました。
 ビニールマルチがかかった長いうねが3本あり、一斉に大根の双葉が伸びてきていました。マルチの穴1つに対し、大根の種を3粒まいたのですが、ところどころ1本や2本しか芽が出ていないところがありました。3年生の子がまき忘れたというよりも、中にはうまく発芽しない種が含まれていたということです。それだけに、野菜栽培では複数の種をまき、後から間引きをする方法で育てていくわけです。
 5年1組で、百人一首を行っていました。2人一組で向かい合っての対戦でした。(写真上)田柄小には、百人一首が何セットかあり、よく高学年で年間を通じて取り組むクラスがあります。昨年度4年生の時に取り組んだことがある子が何人かいたようで、張り切って対戦に臨んでいました。
 今日は、上の句と下の句を印刷したプリントを机の上に置き、先生が読む上の句をヒントに取り札を探していました。子どもは覚えが早いので、何度か練習するうちにたくさんの句を暗記してしまいます。子ども達の国語の教科書を開いていただくと分かりますが、どの学年にも日本古来の文学や古典に関する学習がところどころに入ってきています。小学生の頃から、それらの言葉の響きや昔の仮名遣いなどに親しませていくことが重要です。
 4年生は、図工の時間に、「彫って 刷って 見つけて」という作品に取り組んでいます。彫刻刀を使った、木版画の作品を制作します。彫刻刀を使うのは、4年生にとって初めての経験です。まず今日は、彫刻刀の正しい使い方を先生から習い、板の裏側を使って試し彫りに挑戦しました。(写真中)
 彫刻刀を使う授業では、けがをしないようにする指導が重要になります。まず、版画作業版を使い、彫る板が動かないように固定させることが、けがの防止の第一歩といえます。そして、彫刻刀は必ず両手を添えて持つようにさせることです。彫刻刀の刃よりも前に自分の手が出ないようにすれば、けがをすることはまずありません。
 彫刻刀の種類によって、鋭い線ややわらかな線を表現することができます。三角刀や丸刀などを試しながら、どんな削れ方がするかを慎重に試し彫りしていました。
 3年生は、国語の時間にローマ字の学習をしています。現在の教科書では、指導時数は少ないのですが、3,4年生の国語の時間にローマ字の指導をすることになっています。ローマ字指導のねらいは、児童の身近なローマ字表示のものについて、読み書きができるようにするところにあります。(写真下)
 道路標識や駅の表示板など、現在は街を歩けばいたるところにローマ字表記が使われています。また、総合の学習等でパソコン室を利用することが多くなるのも中学年の頃からです。キーボードを打つためにも、ローマ字の習得が欠かせません。
 ローマ字には、大きく分けて「ヘボン式」と「訓令式」とがあります。例えば、「し」はヘボン式では「shi」と表しますが、訓令式では「si」です。国語の時間に指導するローマ字は、訓令式を教えることになっています。しかし、外国語活動が3,4年生で入り、高学年になると英語の時間として書く指導も入ってきています。英語の表記に近いのはヘボン式であることを考えると、今後検討の余地があるのかもしれません。

9月8日の給食

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献立名           しらすと青大豆のご飯
              肉じゃが
              大根のおかか和え
              牛乳


一口メモ

 今日のご飯は、緑色の大豆「青大豆」としらすが混ざったご飯です。
 「しらす」は。ある魚の赤ちゃんですが、何の魚か知っていますか? 「しらす」は、「鰯(いわし)」の赤ちゃんです。卵からかえったばかりの小さな魚を塩ゆでして、水分がしっとり残っているものを「しらす」といい、水分を飛ばして乾燥させたものを「ちりめんじゃこ」と呼んでいます。
 どちらも魚を丸ごといただくので、骨や歯を丈夫にする「カルシウム」がたくさん含まれています。ご飯に混ぜてある大豆もカルシウムが多い食品です。
 よく噛んで、大豆の甘みやしらすの塩味などを感じながら食べるように指導しています。

9月7日(月)

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 台風10号の影響で、昨日から関東地方でも時折強い雨が降っています。今朝は、ちょうど児童が登校する直前から雨が激しくなりました。長靴に履き替えてくるのが間に合わなかったようで、運動靴がびしょぬれになった子がたくさんいました。
 全校朝会は、初めてZoomを使って行いました。職員室のパソコンと各教室のパソコンをZoomでつなぎ、職員室からの映像と音声を教室の電子黒板に映し出すようにしました。全校朝会は、いつも6年生のあいさつ当番の児童が朝礼台の前に来て言葉を言っています。今日は、あらかじめ職員室に4名を呼び、パソコンに向かって全校児童と朝のあいさつをしました。(写真上)校内の様々な教室から、「おはようございます!」という元気のよい声が響いてきました。
 今日は、「1位をめざそう」という内容の話をしました。
・・・(前半省略)校長先生は、全ての子ども達に1位をめざしてもらいたいと思っています。これは、かけっこだけのことではありません。学習面も生活面でも、全てのことについてです。学習面での1位とは何でしょう? テストの点数がクラスで1番ということでしょうか。「自分は無理」と思った子は、こう考えればよいのです。ノートの文字をていねいに書いて、クラスで1番をめざしてください。あるいは、手を挙げて発表する回数を増やして1番をめざしてみましょう。1日の学校生活の中で、きっと誰かがよく発表して1位になっているはずです。あるいは、先生に「教科書を開きましょう」と言われたら、真っ先にそのページを開くことで1位をめざしてください。授業の始めと終わりにあいさつをします。号令がかかったら、真っ先に背筋を伸ばして姿勢をよくして1位になりましょう。
 みんなが1位をめざそうという気持ちになったら、クラスも学年も、そして学校全体もどんどんよくなっていきます。先週水曜日に、たてわり班活動の1回目の集まりがありました。自分の班の6年生は、親切にしてくれましたか? どの班よりも1番だったでしょうか。遊びの計画を立てた後、教室で楽しくゲームをしていた班がありました。この一年間を通じて、田柄小で1番仲良しで楽しいたてわり班をめざしてください。
 先週火曜日には、練馬区の教育指導課から3人のお客様が来て、各クラスの授業の様子を見ていただきました。廊下ですれ違う子の多くが「こんにちは」と気持ちのよいあいさつをしていました。後から、「子ども達のあいさつがすばらしい学校ですね。他のどの学校よりもすばらしいです。」と話されていました。田柄小は、練馬区であいさつが1番の学校であると褒められたのです。
 あいさつも、常に1番をめざしていれば、どんどんよくなっていきます。自分の登校班は、あいさつで1番と言えるでしょうか。校長先生は、今日はこの班が1番かなと感じながらみなさんとあいさつをしています。まずは、自分の登校班の中で一番素敵なあいさつをめざしてみてください。相手の目を見て、相手に届く声で、自分からあいさつをして1番をめざすのです。全てのことに1位になろうとがんばる、そういう田柄小の子どもであってほしいと願っています。・・・
 職員室からは、パソコンの画面に鏡のように映った自分の姿が見えるだけですが、音声だけの放送朝会よりも子ども達に話しかけているという実感は得ることができました。今後も、雨天時の全校朝会などでZoomを利用していきます。
 6年生は、社会科の歴史の学習で、室町文化について学んでいます。室町時代の文化には、現代にまで受け継がれているものが多くあります。文化を学ぶことにより、歴史を過去のものとしてだけとらえるのではなく、現代の人々の生活の基になっているという意識をもたせることにつながります。
 室町文化には、茶の湯や生け花、水墨画といった人々の心に根付く「日本らしさ」がたくさん見られます。今日は、6年2組で水墨画を自ら描いてみることを通じて、室町文化を体験していました。水墨画とは、墨一色で描く絵画のことです。墨汁に水を混ぜて薄墨を作りながら、濃淡を表現していきます。子供たちは、画家雪舟になった気分で、水墨画に挑戦していました。(写真中)
 2学期に入り、低学年の教室から、歌声や鍵盤ハーモニカの音が聞こえてくるようになりました。通常のように大きな声で歌ったり、鍵盤ハーモニカを全員で自由に練習したりとまではいきませんが、感染症に十分気をつけながら、徐々に指導を開始しています。
 2年3組では、鍵盤ハーモニカの指導前にしっかり手洗いとうがいをさせてから、「タンギング」の練習を行っていました。子ども達は、やっと音を出すことができてうれしそうでした。(写真下)

9月7日の給食

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献立名           麦ご飯
              油淋鶏(ユーリンチー)
              チンゲン菜と卵のスープ
              牛乳


一口メモ

 今日のおかずの「油淋鶏(ユーリンチー)」は、中華料理の一つです。
 中国では、フライパンに入れた鶏肉に、熱い油をかけながら火を通し、甘酸っぱいたれをかけて作ります。給食では、たくさんの鳥肉を調理するので、油で揚げて作っています。
 丈夫な体をつくるもとになる鶏肉は、モモ肉や胸肉というように、鶏肉の部位によって味や食感が違います。今日は、鶏の胸肉を使っています。胸肉は、モモ肉に比べると少しパサパサした感じがあると言われますが、今日は片栗粉をまぶして油で揚げた後、たれをかけてしっとりと仕上げました。

大根の種まき(3年生)

 いつもお世話になっている近所の農家、吉田さんの畑で大根の種まきを行いました。
 子どもたちは吉田さんのお話を真剣に聞き、種をまくことができました。「種が赤いなんて知らなかった。」「こんなに小さいんだね。」と驚いていました。
 「夏つかさ」という品種で、とてもおいしい大根だそうです。間引きは約2週間後で、収穫は55日程度だそうです。元気に育ちますように。

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9月4日(金)

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 1校時に、3年1組で保健の授業が行われていました。3年生は、保健の時間に「健康な生活」について学習をしています。保健の授業は、年間を通じて4時間程度の扱いです。しかしそれだけに、きちんとした指導計画のもとで授業を行わなければなりません。また、特に今月下旬には、3年3組で保健領域の研究授業を予定しています。今日の1組の授業は、その研究授業の先行授業として行われました。同学年の先生達や校内の先生達が何人か参観に来ていました。
 今日は、健康な生活をおくるために必要な「体の清潔」についての学習をしました。1校時の授業だったので、朝登校してから、全員が手を洗ったばかりの状態でした。しかし、アルコールを含ませた脱脂綿で手指や手の甲、手首をこすってみると、茶色い汚れがついてきました。(写真上)
 「手を洗ったはずなのに…」とか、「昨日の夜、お風呂に入ったはずなのに…」と思った子が多かったようです。特に今の時期は、暑くて汗をたくさんかくので、目に見えない汚れがたくさん付着しやすくなっています。
 授業では、手を洗った後にきれいなタオルで拭いた手と、しばらく洗っていないタオルで拭いた手の実験結果(細菌を寒天培養した結果)も示されました。それらのことから、体を清潔にするために大切なことを考えました。
 今日の授業を基に、学年でさらに検討を重ねて研究授業に向かうことでしょう。
 10時から、3年生の「大根の種まき体験」がありました。気温が高かったため、熱中症の心配がありました。そこで、学校であらかじめ種まきの事前指導を先生達で行っておき、畑にいる時間をなるべく短くできるようにしました。
 学校の隣の吉田さんの畑では、ニンジンやブロッコリーの苗がすでに育ち始めていました。そして、3年生が種まきをする大根用の畝がきれいに用意され、ビニールマルチが張られていました。まず、吉田さんから大根の種まきのポイントについて説明を聞きました。ビニールマルチの穴1つに、指先で3つの穴(人差し指の爪の深さ)を開けます。そこに大根の種を1粒ずつまいていき、土をかぶせて終了です。田柄小学校の給食の食材にもなる大根です。クラスごとに畑の端から端まで広がり、全部で960個のマルチの穴に、ていねいに種まきをしました。(写真中)
 子ども達は汗だくでしたが、土はからからに乾いていました。最後に長く伸ばしたホースから水を霧のようにまいて土を湿らせていました。吉田さんの話では、普段は水やりをせずに自然の雨で育てているそうです。さすがにこの暑さと乾燥した土では芽が出そうにないと話されていました。
 今回まいた種は、「夏つかさ」という青首大根の品種です。早ければ55日で収穫できるそうです。その前に…3年生は2週間後に、間引きの体験でまたお世話になります。
 5年生は、社会科の時間に「米作りのさかんな地域」についての学習をしています。2組では、子ども達の家で食べているお米の袋を持ち寄り、授業に使っていました。
 「あきたこまち」や北海道の「ななつぼし」、新潟の「こしひかり」など、様々な米袋が見られました。また、5kgや10kgの米袋がほとんどでしたが、中には30kgの米袋を持ってきた子もいました。(写真下)「JAめぐみの」と書いてあったので、岐阜県から送ってもらったお米でしょうか。日本では、全国各地で米作りが盛んであることが分かります。
 私の住んでいる埼玉県では、そろそろ早い品種の稲刈りが始まる頃です。今月下旬から、新米が次々と出てくるので楽しみです。ちなみに、私の家では近くの農家から玄米で買うようにしています。家庭用精米機で、必要な分だけ精米しながらご飯を炊いています。精米したてのお米は、味が違います。

9月4日の給食

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献立名           麦ご飯
              さわらの香味焼き
              イナムドゥチ
              牛乳


一口メモ

 今日の汁物の「イナムドゥチ」は、沖縄県の郷土料理です。
 沖縄の豚汁ともいえる具だくさんの汁物は、昔は豚肉の代わりにイノシシの肉を使っていました。しかし、イノシシの肉が貴重なものになったため、豚肉を使うようになりました。「イノシシもどき汁」と呼ばれていたものが、いつの間にか変化して、「イナムドゥチ」という名前に変わりました。
 この汁は、豚骨とかつお節の2つからだしを取っています。ですから、いつもの豚汁よりもコクのある味に仕上がっています。

ショコラとなかよし(1年生)

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 生活科の学習で、学校にいる虫や動物と触れ合う学習をしています。
 田柄小学校には、うさぎのショコラがいます。今日は、ショコラをケージに入れて、教室に連れてきました。

 いつもは遠くからうさぎ小屋にいるショコラを見るだけだったので、今日は近くで見ることができて、子どもたちはとても嬉しそうでした。

 「かわいい。」「目がとても大きいね。」「毛がふわふわしているよ。」「今度は抱っこしてみたいな。」など、関心をもって触れ合い、ショコラと仲良くなることができました。

白杖体験(5年生)

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 5年生は、総合的な学習の時間に「共に生きる2」をテーマに学習を進めています。
 身の回りには様々な人が生活しています。視覚が不自由な方、聴覚が不自由な方、高齢の方、小さな子供、いろいろな人が生活している中での工夫に気づき、まとめて行きます。
 今日は、アイマスクをして教室から靴箱まで移動しました。白杖を持って、友達の声を頼りに気を付けて移動しました。前方の安全を確認するための白杖や、友達の声に安心している様子が見られました。
 今後は、調べたいことを深め、グループでの発表を予定します。

9月3日(木) その2

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 6年生は図工の時間に、「12年後の私」という作品に取り組んでいます。1学期から製作し始め、ようやく完成間近になってきました。12年後の自分の姿を思い浮かべ、フィギュア芯材と紙粘土を使って表現する作品です。
 7月に取りかかったばかりの頃は、どんな仕事に就いている姿かまだ見えてきませんでした。次第に、凝りに凝ってテーブルや椅子を木材で作ったり、素敵な洋服を身にまとわせたりし始め、各自思い浮かべた未来像がはっきりと伝わるようになってきました。
 サッカー選手としてシュートを決めた瞬間や、パティシェとなってお菓子を作っている姿、中には立派なウエディングドレスを身にまとっている姿も見られます。また、トリマーとして、台の上にのせた犬の毛をカットしている自分を作品にした子もいました。(写真上)
 6年生にとっての12年後は、24歳です。その頃は、立派な社会人として活躍していることでしょう。
 普段は飼育小屋でのんびりとしているショコラが、今日は忙しい一日となりました。1年生は、生活科の時間に「なかよくなろうね 小さなともだち」という学習をしています。小動物や昆虫などの身近な生き物に関心をもち、すすんで触れ合おうとすることを目的とした学習です。
 担任の先生が、ショコラをケージに入れて用意し、クラスの子ども達に順番に見せていました。(写真下)今まで校庭の飼育小屋の網越しに見てはいましたが、こんなに間近で見るのは初めてです。そっと手を差し出してショコラの背中をなでてあげた子もいました。
 「かわいい〜」という言葉の他に、「ひげがたくさんはえてる。」とか「なんで黒目しかないの?」と話していた子もいました。自分の席とケージを何度も往復しながら、観察カードにショコラの絵を描き上げていました。「なんかネコみたいになっちゃった。」と言っていた子もいましたが、1年生の子の絵もまたかわいらしかったです。
 5校時までかけて3クラスの観察が終わり、ショコラはホッとしていたようです。

9月3日(木) その1

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 今日から、学校医の先生方による各検診が始まりました。今日は耳鼻科検診があり、午前中いっぱいかけて耳鼻科の飯塚先生に全クラスの検診をしていただきました。(写真上)
 本来であれば、4月に各種健康診断が行われています。しかし今年は、十分な感染症対策をして行うということになり、どこの学校でも2学期に実施することになりました。また、保健室よりも広い場所で行うように指示があったため、北校舎1階の多目的室を検診場所としました。廊下にはビニールテープで待機線が引かれ、間隔を開けて並ぶようにさせています。
 校医の先生方には、区で配布されたフェイスシールドをつけて検診をしていただいています。今日の検診の様子を見ていると、一人の子を診るたびに手指の消毒を行うなど、徹底した感染症予防対策が行われていました。明日から再来週にかけて、さらに内科検診や歯科検診、眼科検診が予定されています。
 3年生は、図工の時間に「のこぎり引いて ザク、ザク、ザク」という学習をしています。3年生にとって、初めてのこぎりの使い方を学習する内容です。今までのこぎりを使ったことがあるという子が何人かいましたが、初めてという子が多かったようです。持ち運び方や片付け方など、安全指導をしっかり行ったうえで作品づくりに取りかかりました。
 3年生の子ども達にとっては、角材を切り落とすだけでも一苦労のようでした。片足でしっかり木を固定しながら、のこぎりで真っすぐに切らなければなりません。何度か手を止め、気合を入れ直してまた挑戦していました。そのため、切り口に休んだ跡が現れていたものがたくさん見られました。しかし、苦労して切った木片は、それだけで十分な作品価値があるほど貴重なものに思えていたようです。(写真下)
 今後、のこぎりの使い方に慣れてきたら、どのような作品ができ上ってくるのか楽しみです。

9月3日の給食

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献立名           パエリア
              スペイン風オムレツ
              きゃべつとコーンのスープ
              牛乳


一口メモ

 今日は、スペインの料理を紹介します。
 「パエリア」は、野菜や肉、魚介類をお米と一緒に炊き込んだご飯です。「サフラン」という花のめしべを乾燥させたものを入れて、お米に黄色い色をつけます。このサフランは、とても高価なものなので、給食では「ターメリック」という香辛料を代わりに使っています。
 じゃがいもやウインナーが入ったボリューム満点のオムレツは、「スパニッシュオムレツ」とも言います。大きめのフライパンいっぱいに具を入れて焼き、切り分けていただきます。いろいろな具材が味わえる料理です。

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