11月5日(金)*みそラーメン *うずらの煮卵 *すりおろしりんごゼリー *牛乳 今日は子供の好きな給食のベスト10には必ず入る【みそラーメン】を作りました。 南町小のみそラーメンのおいしさのヒミツはスープと味付けです。鶏ガラと豚骨を野菜の皮やにんにく、生姜と一緒に朝から3時間ほどよ〜く煮込んでスープを作ります。 また、にんにく・生姜・長ねぎとみそ、ラー油などを油でよく炒めて合わせみそを作り、これで味を整えます。このスープに蒸した中華麺をつけて食べるとおいしいんです!! すりおろしりんごゼリーはりんごのすりおろしとりんごジュースでつくります。りんごのすりおろしの食感を感じられるゼリーです。給食で作るときには、ゼリー液を1Lの大きな計量カップに入れて、これで一つ一つカップに注ぎ入れます。 11月4日(木)*七分づきご飯 *ふりかけ *さばの南部焼き *はっと汁 *牛乳 今日は岩手の郷土料理を作りました。さばの南部焼きは焼いたさばにごまみそをかけます。はっと汁は、昔はこの地域はお米は年貢米として役人にわたってしまうので、自分たちが食べるために小麦をそだてて、これで団子を作って食べていました。農民がお米を作らずに小麦ばかり作っていることに腹をたてた役人がこの団子をつくることを『ご法度』(ごはっと)つまり禁止にしました。それがこの団子の汁の名前の由来です。 今日はおいしい手作りふりかけのせいか、おかわりをする子がたくさんいました。 11月2日(火)*里芋ご飯 *れんこんしゅうまい *きのこのみそ汁 *牛乳 今日は里芋ご飯を作りました。お米ともち米を洗ってから、生の里芋を上にのせてご飯を炊きます。炊きあがったご飯にとり肉と油揚げ、椎茸、にんじんを煮た具を混ぜます。こうすることで、里芋があまりくずれずにおいしく仕上がります。 れんこんシュウマイはみじん切りしたれんこんが入っていてシャキシャキの歯ごたえがおいしいです。きのこ汁にはなめこ、えのき、まいたけ、しいたけのきのこが入っています。秋の味です。 11月1日(月)*ホイコーロー丼 *ごまあえ *大学いも *牛乳 ホイコーローは中国のお正月にあたる【チューイー】に行われたお祭りからきているそうです。ゆでた豚肉をまずは先祖にささげて、その後で、ささげたお肉をみんなで食べたのがはじまりと言われています。 大学いもはさつまいもを油で揚げてから、甘い蜜とからめる料理ですが、この料理の由来は大正時代から昭和時代になるころ、大学生がよく食べていたからだそうです。 今日は紅はるかという品種のさつまいもで作りました。秋の味を味わいましょう。 10月29日(金)*スパゲティナポリタン *フレンチサラダ *パンプキンスフレ *牛乳 今週の日曜日はハロウィンですね。これにあわせて“パンプキンスフレ”を作りました。クリームチーズを湯せんして柔らかくしたところに、グラニュー糖、たまご、生クリーム、かぼちゃを蒸してつぶしたペーストを混ぜて、最後に小麦粉をサックリ混ぜます。オーブンで15分ほど焼くと、ふわっとふくらんだ“パンプキンスフレ”が焼き上がります。給食室のオーブンは大きいので、鉄板1枚に70枚のカップが並びました。この鉄板を一度に5枚入れてケーキを焼くことができます。 今日はカップにハロウィンの絵柄があります。楽しい気持ちで食べられるといいですね。 10月28日(木)*青大豆ご飯 *赤魚の照り焼き *さつま汁 *牛乳 今日は山形県産の青大豆を固めにゆでたものをお米ともち米と一緒に炊き込みました。モチモチのご飯です。下味をつけて焼いた赤魚には照り焼きのタレをかけました。 さつま汁には“紅はるか”という品種のさつまいもが入っています。すこし甘みのあるみそ汁です。今日のデザートにはみかんがつきます。長崎県産の早稲品種ですが、甘くておいしいみかんです。南町小の校庭のみかんの実もそろそろ色づき始めました。来月の収穫が待ち遠しいですね。 10月27日(水)*七分づきご飯 *畑のお肉味噌マヨネーズ *ふわふわ団子のつみれ汁 *牛乳 今日は畑のお肉に下味をつけてからから揚げにしたものを味噌マヨネーズで和えました。ソースで和えることで、大豆くささは少なくなり、まるでお肉のようです。ご飯がススムおかずです。つみれ汁には飛び魚で作ったつみれが入っています。飛び魚は脂肪が少なくて、かたい肉質の魚なので、豆腐を入れてつみれにすることで、”ふわふわ”の食感になります。今日もおいしく食べましょう。 10月26日(火)*キムチチャーハン *棒ギョーザ *ローペンタン *牛乳 今日はご飯に、キムチと焼き豚、炒り卵などを混ぜたキムチチャーハンを作りました。ピリッと辛い味が人気の料理です。棒餃子は餃子の肉を皮で棒状に包んで、表面油をハケで塗って焼きます。給食室の大きなオーブンだと、鉄板1枚に56個の餃子が並びます。これを鉄板4枚一緒に焼けるので、一度に224本の餃子が焼き上がります。 ローペンタンの『ロー』は肉のこと、『ペン』はうす切りのこと、『タン』はスープの意味の中国料理です。漢字で書くと『肉片湯』です。今日は中華の給食でした。美味しく食べられたでしょうか? 10月25日(月)*チキンカレーライス *大根の華風漬け *りんご *牛乳 今日のリンゴは長野県から届いた『シナノスィート』という品種のりんごです。 『シナノスィート』はふじとつがるから平成8年に生まれた品種です。果汁たっぷりで香りが良いのが特徴です。今日のりんごは南町小の調理師さんが80個のりんごを3人で30分でむきました。計算してみると、1分間で1個のりんごの皮をむいて6等分したことになります。よく味わって食べましょう。 10月22日(金)*秋の山路ご飯 *味噌ポテト *タイピーエン *牛乳 今日は秋の味覚がたくさん入った“秋の山路ご飯”を作りました。栗、とり肉、東京の檜原村の舞茸や、八王子の生椎茸が入っています。 味噌ポテトは埼玉県秩父地方の郷土食です。じゃが芋の天ぷらを甘い味噌ダレであわせています。タイピーエンは熊本の料理です。春雨、えび、いか、うずらの卵が入った中華風の具だくさんのスープです。寒くなってきたので、あったかいスープがおいしく感じられます。おいしく食べましょう。 10月21日(木)*七分づきご飯 *のりの佃煮 *ツナとチーズの包み焼き *紅葉汁 *牛乳 今日は千切りしたじゃが芋とツナをマヨネーズで和えたものを、チーズと一緒に餃子の皮で包んで焼きました。餃子の皮がパリパリに焼けて、中身はチーズが溶けて濃厚な味です。紅葉汁には秋の味覚、なめこ、まいたけ、えのきと、いちょうの形ともみじの形のかまぼこが入っています。見た目でも秋を感じられるといいですね。 10月20日(水)*きなこ揚げパン *イタリアンスープ *カリカリじゃこのサラダ *牛乳 今日は揚げパンです。揚げパンが給食のメニューにでるようになったのは、今から60年ほど昔、品川区で給食を作っていた調理師さんが【固くなったパンをおいしく食べる方法】を考えて思いついたからだそうです。今では、給食の定番メニューであり、揚げパンが大好きな子供もたくさんいます イタリアンスープには卵にパン粉とチーズを混ぜてからスープに入れるので、卵がふわふわと固まります。かき玉汁とは違う風味と、食感のスープです。今日はおいしく食べられましたか? 10月19日(火)*わかめご飯 *鶏のから揚げ *ブロッコリーおかかあえ *ミニトマト *うずらの卵甘辛煮 *りんごジュース 今日はふれあい給食です。たてわり班での給食のです。天気が心配でしたが、なんとか雨が降らなかったので、ビニール袋にお弁当、りんごジュース、フォークをいれて、各自レジャーシートを持って、校庭でたてわり班にわかれて食べました。 給食室では6人の調理師さんが440個のお弁当を作りました。朝8時から作り始めて、お弁当を詰め始めたのは10時で12時までには詰め終わりました。なんとお弁当1つ詰めるのにかかった時間は16秒です。調理師さんが一生懸命に作ったお弁当を、子供たちは美味しく食べて、終わってからの班遊びも楽しみました。 10月18日(月)*七分づきご飯 *ピリピリしらたき *じゃが芋の味噌バター煮 *月見団子 *牛乳 今日は十三夜です。東京周辺では十五夜の月と十三夜の月は同じ庭で見るものとされていて、別の庭で見ることを『片見月』と言って嫌ったようです。 十三夜にちなんで月見団子を作りました。白玉粉にかぼちゃと豆腐を混ぜて団子を作りました。かぼちゃは団子に黄色い色をつけるためです。そして、豆腐を混ぜることで柔らかい団子になります。今夜は十三夜の月が見られますように。 10月15日(金)*七分づきご飯 *ふりかけ *五目玉子焼き *どさんこ汁 *牛乳 今日はおいしいふりかけを作りました。ちりめんじゃこをから煎りしたところに、粉かつおと青海苔、ごまを入れて調味料を入れてパラパラに煎ります。このふりかけがあると、いつもは残りがちなご飯が足りないぐらいに良く食べてくれます。 今日はふりかけご飯に、玉子焼き、バターの風味の道産子汁です。ほっこり落ち着く和食給食です。味わって食べましょう。 10月14日(木)*さつま芋ご飯 *肉豆腐 *かぶの昆布漬け *牛乳 今日は旬のさつま芋で、さつま芋ご飯を作りました。ほんのり甘いご飯です。肉豆腐は焼き豆腐をたまねぎや、しらたき、車麩と一緒に煮こみました。甘辛い味付けでほっこりする料理です。今日は八王子から届いたかぶを、葉っぱも根も全部使って昆布漬けをつくりました。かぶは葉っぱも根も全部食べられる野菜です。秋味の給食でした。美味しく食べられたでしょうか? 10月13日(水)*ゆかりご飯 *いかしゅうまい *だまこ汁 *牛乳 今日はいかのすりみに豚挽き肉、玉ねぎ、椎茸を混ぜて一つ一つしゅまいの皮で包んでいかしゅうまいを作りました。ふんわり柔らかいいかしゅうまいです。 だまこ汁は秋田の郷土料理です。鶏ガラでとったスープに、野菜がたくさん入ります。仕上げに“せり”を入れるのが味のポイントです。だまこはきりたんぽの原型の食べ物です。ごはんを炊いてつぶして丸いだんごにしたものです。だまこがおいしい汁をすって、モチモチの食感がおいしいです。寒くなってきたので、温かい汁物がおいしく感じます。今日も味わって食べましょう。 10月12日(火)*油麸丼 *五目春雨 *ココア豆 *牛乳 今日は宮城県北部の登米地方に昔から伝わる【あぶらふ】を使って給食を作りました。この【あぶらふ】とは、小麦粉の中のタンパク質である【グルテン】を油で1時間かけて揚げたものです。一般的な油麸は直径5cmくらいで、長さが25cmぐらいで、ちょうどフランスパンのような形をしています。今日はこの油麸を玉ねぎ、にんじん、とり肉と一緒に煮て最後に卵でとじたものをご飯にのせて食べます。 ココア豆は砂糖を116度まで煮詰めたところに、節分に食べる【煎り大豆】を入れて混ぜて、ここにココアとスキムミルクを入れて、全体がポロポロになるまで混ぜます。『これ大好き!』と言ってくれる子供が多い料理です。 10月11日(月)*肉汁うどん *竹輪とさつま芋のもみじ揚げ *ぶどう2種類食べ比べ *牛乳 今日は竹輪とさつま芋の天ぷらを作りました。天ぷらは秋らしさを出すために赤のパプリカのみじん切りとパプリカの粉を天ぷらの衣に混ぜてもみじの色をつけました。 今月は長野県から届いたシャインマスカットと巨峰の2種類のぶどうを食べ比べてみます。先月は山梨県のぶどうでした。粒が少し小さめになり、ぶどうの旬もそろそろ過ぎたのかなぁ。と感じました。秋の味覚をおいしく食べましょう。 10月8日(金)*食パン *ブルーベリーミルククリーム *かぼちゃのクリームシチュー *ツナサラダ *牛乳 今日は今週の日曜日の『目の愛護デー』にちなんで、目に良い栄養をたくさん入った給食です。ブルーベリーミルククリームは東京産のブルーベリー(夏に収穫されたものの冷凍品)を煮て、赤紫色が十分にでたところにバターと生クリームを入れます。ここに葛粉を入れてトロミをつけます。仕上げにレモン汁をいれることでアルカリ反応でクリームの色がより鮮やかに変わります。これが、ブルーベリージャムとは一味違う南町小オリジナルのブルーベリークリームの作り方です。 目に良いビタミンAを豊富に含むかぼちゃは北海道の空知から20kg届きました。このホクホクのかぼちゃでシチューを作りました。おいしく食べましょう。 |
|