5月2日(月) その2子ども達の気持ちを奮い立たせて、音楽室で再度校歌を歌わせてみたところ、すばらしい歌声が戻ってきました。マスク越しではありましたが、一人一人の気持ちがしっかり入った校歌がきれいに響いてきました。歌う姿勢や表情からもそれが分かると思います。(写真上) そして、5校時に行われた離任式では・・・朝とは全然違う子ども達の校歌斉唱になりました。旭町小を離任された先生方に、歌のプレゼントを届けたいという全員の思いが伝わる、すばらしい歌声になりました。 1年生は、算数の時間に「いくつといくつ」という学習をしています。1組では、9の構成についての学習をしていました。「9は、いくつといくつですか。」という問題に、「5と□」、「6と□」、「2と□」のように□に当てはまる数字を考えていきます。最初は、具体物(算数ブロック)を操作しながら数の分解を理解させていきます。(写真中) 1年生の1学期は、数の分解や合成(繰り上がりのないたし算が1か月後に出てきます。)を何度も繰り返し行っていくことが重要です。1年生の最初の段階では、大人が考える以上にまだ数の概念ができあがっていないものです。例えば・・・「●●●●●」という数量を見て、頭の中で「5」という数字に変換するとともに、「ご」という読み方にも変換しなければなりません。子どもによっては、まだそういう概念が未熟なところがあります。何度も具体物を操作させながら、数字や読み方に慣れさせていくことが重要です。 ところで、数字の1〜10の書き順は大丈夫でしょうか? 先月、数字の書き方・書き順を教えたはずですが、1,2組とも今日の算数の様子を見に行くと、違った書き方をしていた子が何人か目に留まりました。「5」の書き順、「7」の書き方(1画で書いてしまう)、「6,8,9」の書き始める方向・・・などなど、いろいろな書き方をしている子を見かけました。きっと、入学前に違った書き方をしていたのが、そのままになってしまっているのではないでしょうか。数字の書き順指導はもう終わってしまいましたが、この時点で違っていると、今後直すことが大変になります。ぜひご家庭で見てあげてください。 1年2組は、4校時に生活科の学習として、中庭の池の観察を行いました。池の中をのぞき込むだけで、子ども達はたくさんの生き物を見つけていきます。まず目につくのは、黒い小さなオタマジャクシです。池の水が黒く見えるほどたくさんいます。1匹の大きさは全長でも1cmに満たないのですが、とにかくたくさんいます。 「手が出てる!」・・・よく観察している子がいました。オタマジャクシの丸い頭の元から、かわいらしい足が出てきていました。もうしばらくすると前足も出てくるので、その時に「手」ではなく「足」であることに気がつくでしょう。 他にも、アメンボやメダカ、貝、ヤゴなども発見していました。中庭のビオトープ池には、ヌマエビもたくさんいます。小さな池ですが、このような生き物のバランスがうまく保たれています。(写真下) 離任式また、最後には全校児童で旭町小学校の校歌を思いを込めて歌い、感謝の気持ちを伝えました。 5月2日の給食肉団子入り野菜スープ 小松菜とひじきのナムル 牛乳 一口メモ 5月5日の端午の節句は、男の子の健やかな成長を願う行事です。こいのぼりや五月人形を飾ったり、邪気を払うといわれるショウブを浮かべたお風呂に入ったり、柏餅やちまきを食べる習慣があります。 ちまきは中国から伝わったもので、もち米やもちを竹の皮で包んだ料理です。 少し早いですが、今日の給食はこどもの日にちなんで、ちまきの中身である「中華おこわ」を作りました。具材には、豚肉、たけのこ、コーン、干ししいたけが入っています。いつものお米にもち米を混ぜて炊いているので、もちもちとした食感が楽しめます。 5月2日(月) その1
全校朝会を校庭で行いました。今日は、「旭町小学校の自慢」という話をしました。
・・・旭町小学校には、他の学校にはない自慢できるものがいくつかあります。今日は、それらの中でも、校長先生が最も自慢したいなと思っていることについて、2つお話しします。 1つめは、旭町小のたてわり班活動です。1年生から6年生までいろいろな学年の子ども達で構成されたたてわりのグループが、先週月曜日から始まりました。それぞれの班の6年生がきちんと自分達の班をまとめ、来週行われる全校遠足に向けて話し合いをしていました。また、残った時間を使って、教室内でできる遊びを行いました。初めて集まった仲間でしたが、もうすでに打ち解けあって仲良しになる様子が見られました。 たてわり班での活動は、他の多くの学校でも行われています。しかし旭町小学校では、たてわり班で全校遠足に行きます。そして、たてわり班のメンバーで掃除をする「たてわり清掃」があります。さらに、学期に1回「たてわり給食」があります。これほどたてわり班活動を盛んに行っている学校は、全国でも珍しいことです。他の学校に自慢できる旭町小のたてわり班活動を、これからも大切に取り組んでいきましょう。 学校自慢の2つめは、旭町小学校の校歌です。「風うつくしい この丘」という副題がついた旭町小の校歌は、とてもすばらしい歌です。校長先生は、今までたくさんの学校を経験してきたので、いろいろな校歌をうたってきました。ここだけの話ですが、旭町小の校歌が今までの学校の中で断トツに一番のお気に入りです。 自慢できる理由は、作詞(校歌の歌の言葉を考えた人)を日本で有名な詩人 まど・みちお さんが書いていることです。まど・みちお さんは、「ぞうさん」や「やぎさんゆうびん」の歌の歌詞を書いたことで有名です。また、生涯にたくさんの詩を残し、いろいろな絵本にもなっています。国語や道徳の教科書に まど・みちお さんの詩が出てくる時があります。 65年前、旭町小ができた時は、まだ校歌がありませんでした。昭和36年に開校5周年を迎えるにあたり、旭町小の校歌がほしいという声が保護者の間から起こりました。そこで、作詞を まど・みちお さんにお願いすることにしました。まど さんは、作詞の依頼を受けてから、実際にこの旭町小を訪れることにしました。学校をめざして坂道を上ってきた まど さんが、途中で遊んでいた子ども達に「学校はどこ?」と聞きました。すると子ども達は、「あの丘の上」と、胸を張って答えたそうです。学校に着いて校庭に立つと、「ああ、うつくしい風だ」と思わずつぶやいたといいます。その日はちょうど空は晴れ、遠くに秩父の連山が紫色にたなびく雲のように見えました。校歌「風うつくしい この丘」は、この時の印象から作られました。 吹いてくる風を「うつくしい」と表現したのは、詩人の まど・みちお さんならではの言葉です。まど さんからいただいた旭町小の校歌は、自慢できる歌です。旭町小の校歌はこの学校で育った人しか知らない歌であり、一生心に残り続ける歌でもあります。みんなで校歌をうたうことができるのは、この小学校にいられる時だけです。この自慢できる校歌「風うつくしい この丘」を大切にしていきましょう。・・・ 話の後、離任式に向けた校歌の練習を兼ねて、全校で校歌を歌いました。久し振りに全校児童の歌声が校庭に響きました。 委員会紹介集会2学期からは、代表委員会のみ4年生も参加して、運動会のスローガン決めや6年生を送る会の司会進行などを行います。 今年度の第1回目の委員会は4月13日(水)にありました。6年生の中から委員長を決めたのですが、自ら立候補する児童も多く、決めるのが大変なくらいでした。嬉しいことです。その委員長が中心になって、本日の朝、全校児童に委員会について紹介する「委員会紹介集会」を実施しました。 司会進行は、5・6年生の代表委員会児童8名です。代表委員会の児童ももちろんですが、どの委員会の委員長も堂々としていてとても立派に役割を果たしていました。これから1年間、様々な場面で活躍してくれることでしょう。とても楽しみです。 4月28日(木)まず、図書管理員さんの紹介がありました。月曜日と木曜日は、図書管理員さんが勤務しています。貸し出しの他に、本を探す時の相談にものってもらえます。また、本の読み聞かせをしていただくこともあります。 次に、図書管理員さんから、図書室にある本の説明や、本を読んだり借りたりする時の約束について指導していただきました。絵本から図鑑まで、図書室には子ども達が喜びそうな本がたくさんあります。1年生は、毎週木曜日に図書の時間を設定しているようなので、次回から本を借りるように指導していきます。ぜひ、読書好きの子ども達に育ってほしいと思います。(写真上) 旭町小の図書室の本は、昨年度から全てバーコードがついてパソコンで管理するシステムに変わりました。貸し出しや返却が速やかに行うことができるとともに、読みたい本の検索もしやすくなっています。 昨日は、3年生の国語の学習で、日本の伝統や文化にふれる「春のくらし」という単元を紹介しました。4年生には、同様に一年の四季に合わせた「春の楽しみ」という学習があります。 教科書には、3月から5月の和風月名が紹介されています。和風月名は旧暦の季節や行事に合わせたもので、現在の暦でも使用されることがあります。しかし、現在の季節感とは1〜2か月ほどのずれがあります。3月は「弥生」、4月は「卯月」、5月は「皐月」です。(写真中) 4年生のこの単元では、「春の楽しみ」なので、春の行事や様子を表す言葉に着目させます。3月には、ひな祭りが書かれていて、「ひな人形」「ももの花」「ちらし寿司」の他に、なんと「はまぐりのお吸い物」が登場しています。今の時代に、ひな祭りではまぐりのお吸い物が出てきているでしょうか。むしろ、ひな祭り用のケーキの方がなじみがあるかもしれません。はまぐりは二枚貝です。仲良しの夫婦を表し、将来良い夫婦になれますようにとの願いを込めた季節の催しとなっています。 4月は、桜餅の絵が登場しています。桜餅は、2種類あるのをご存知でしょうか。あんこを薄皮の生地で巻いた「長命寺」と呼ばれる関東風と、蒸したもち米の中にあんこを入れた「道明寺」と呼ばれる関西風の2種類です。教科書は全国版なので、ご丁寧にちゃんと両方の絵を載せています。(ちなみに、私は「道明寺」派です。) 2年生は、生活科の学習で「春さがし」をしています。先日は、植物の観察をしている様子をお伝えしましたが、今度は動物や虫にも着目してカードに記録させていました。両方のクラスの子ども達が中庭に出てきて、あちこちでいろいろな発見があり、とても楽しい観察になりました。 子ども達が発見したのは、テントウムシでした。最も一般的なナナホシテントウもいましたが、黒い背中に赤い丸が2つのナミテントウも見られました。テントウムシの食べ物は、アブラムシです。子ども達が気持ち悪そうに見ていたのは、ムクゲの木にびっしりとアブラムシがついていたからでした。(写真下) よく見ると、テントウムシの成虫とともに幼虫も何匹かいて、アブラムシを食べていたようです。アブラムシは、植物の汁を吸う害虫です。テントウムシは、1日に100匹もアブラムシを食べてくれるので、人間にとっては益虫と言えます。 同じテントウムシでも、人間にとって害虫となる仲間もいます。ニジュウヤホシテントウは、背中にたくさん斑点のあるテントウムシで、ナス科の植物の葉を餌とします。ジャガイモやナスの葉っぱが網目状に穴が開くのは、ニジュウヤホシテントウの仕業です。 そろそろバラの花が咲く季節です。学校の中庭にある大輪のバラのつぼみが、日に日に大きくなってきました。アブラムシがつかないように、テントウムシにがんばってもらいたいところです。 ところで、今日は4月最後の登校日・・・1年生は、給食が始まって2週間が経ちました。昨日は、スパゲティミートソースだったので、口の周りを赤くして帰った子がいたのではないでしょうか。今日の献立には、シシャモの磯辺揚げが出ました。(低学年は1人1匹です。)給食前に聞いてみると、シシャモを食べるのは初めてという子が何人かいました。また、普段は焼きシシャモで食べるのが一般的です。どうかな…と見に行くと、丸ごとパクパクと、みんなよく食べていました。 4月28日の給食ししゃもの磯辺揚げ 小松菜のおひたし むらくも汁 牛乳 一口メモ 「たけのこ」は、春が旬の野菜です。竹の地下茎から出てくる若い芽をたけのこと呼びます。たけのこご飯の他にも、煮物や炒め物など、さまざまな料理で楽しむことできます。 たけのこは、雨が降った次の日に、1メートルも伸びることがあるようです。それくらい生命力が強い植物です。他の食べ物にはないサクサクの食感が特徴です。 理科(ものの燃え方と空気)(6年生)
理科の学習で、「ものの燃え方と空気」について学習しました。窒素、二酸化炭素、酸素の中からものを燃やすはたらきがある気体について考えました。予想では、酸素と答えた子がほとんどでした。しかし、窒素や二酸化炭素は、どんな反応が見られるのか見当がつかない様子でした。
実験は、窒素、二酸化炭素、酸素のそれぞれの気体を満たした集気びんの中に火を灯したろうそくを入れ、どのような反応をするのかを見るというものです。 窒素、二酸化炭素は、ろうそくを入れるとすぐに火は消えてしまいました。一瞬で消えてしまい、子供たちはとても驚いていました。 酸素はどうでしょう。ろうそくを入れると、空気中よりも明るく激しく燃えました。火が大きくなることが確認できると、子供たちからは「おー!すごい!」「こんなに変わるんだ」などと声が上がり、気体によって反応が違うことがよく分かり、嬉しそうでした。 ねん土で作ろう(1年生)1校時には、粘土を初めて開け、まずやわらかくする作業を行いました。保育園や幼稚園で粘土を使っていた子どもたちも多かったようで、「幼稚園のものとは色が違うね」「すごく固い」という声も聞こえてきました。 2校時の後半は、「好きなものを作ろう」というテーマのもと、自由製作を行いました。恐竜や怪獣などの好きなものを作る子ども、丸めた粘土を並べてハートを作る子ども、へらを使って模様を細かく入れる子どもなど、各々の個性が輝いていました。自由製作を終えた後は、友達の作ったものを見る時間を設けました。「これは何を作ったの?」「わぁ〜すごいね」など、多くの刺激を受けていたようです。 これから図工の時間が増えていきます。たくさんの素敵な作品が完成していくのが、とても楽しみです。 リコーダーの授業(3年生)これまでは、映像や教師の見本でリコーダーの音色に親しませたり、掃除棒やグリスなどの記名を確認したり、演奏の際に必要なタオルを持ってきているかをチェックしたりするだけだったので、子供たちは早く吹きたくてうずうずしていました。 タオルは、1.2年生の鍵盤ハーモニカの指導の際にも使用してきました。音楽室には机がないので、リコーダーの場合は膝の上にタオルを敷いてその上で演奏させています。 唾のコントロールができるようになるまでは、吹いている最中に唾が垂れてきてしまうのは仕方のないことですし、吹き終わった後に唾が溜まっていることもよくあります。お手入れの時にもタオルがあれば安心です。 タオルの準備ができたら、次は押さえ方です。右手が上なのか、左手が上なのか、右左が混乱している児童もいるので、徹底するまでしばらく時間がかかります。 さらに、音を出すためにはマスクをずらさなければなりません。「用意!」でマスクをずらしてリコーダーをくわえて、少し吹いたら次の指示を聞くために音を出すのをやめてマスクをしての繰り返しになります。これはこれで忙しいのですが、それでも待ちに待ったリコーダーの音に何とも言えない喜びを感じています。 息の強さをコントロールして、タンギングをしながら上手に演奏するのはかなり高度な技ですが、3年生の児童のこれからがとても楽しみです。 4月27日(水)1組では、話し手と聞き手、記録者の3つの役割分担を決めて、実際にインタビューをしてみました。聞き手は、あらかじめ想定していた質問の順番を考えながら聞いていく必要があります。また、答えてもらった内容に相槌を打ちながら聞く姿勢も大切になります。一方の話し手は、質問の内容に合った適切な受け答えをするために、質問内容をよく聞く必要があります。そして、記録者は、大切なところをまとめてメモが取れるように聞かなければなりません。「聞く」ということだけでも、それぞれの立場によって様々に違うということが分かってきます。(写真上) 昼休みに、4年1組の子が校長室にインタビューにやって来ました。クラスの新聞を作る係で、先生達にインタビューしたことを基に学級新聞を書こうと考えていたようです。最初に好きな季節を聞かれたので、「春です。いろいろな花が次々と咲くから春が一番好きです。」と答えました。次に、好きな動物を聞かれました。「犬です。家でトイプードルを飼っています。」…と言った瞬間に、「ありがとうございました。」と言われて終わりそうになったので、どんな新聞を作りたいのかなど、こちらからいくつか質問をして引き止めました。新聞係の子どもは4年生だったのでこれで良いのですが、もし今回の学習を終えた5年生だったら、聞き手としてもう少しインタビュー内容をふくらませて会話を続けることができたと思います。子どもにとって、「話すこと」と「聞くこと」は、とても大切な学習です。 6年生は、理科の時間に「ものの燃え方と空気」の学習をしています。今日は、理科室で1組も2組も大切な実験をしていました。まず、空気中の主な成分に、窒素と酸素、二酸化炭素があることが知らされます。それぞれ空気中に78%、21%、0.03%含まれています。では、これらの中で、ものを燃やすはたらきがあるのはどの気体でしょうか? 集気びんにそれぞれの気体を集めて、ろうそくの炎を入れて実験していきます。3種類の気体は、実験用ボンベという便利なものにそれぞれ入っています。水槽に水をため、水中で実験用ボンベから気体を集気びんに入れる「水中置換法」を使います。(水槽が浅いので、集気びんを水に沈めただけではどうしても少し空気が入ってしまいます。ちょっとしたコツで空気の侵入を防ぐことができます。) 気体を集めたら、火をつけたろうそくを集気びんの中にすばやく入れます。窒素と二酸化炭素はすぐに消えました。…ものを燃やすはたらきがないということになります。一方、酸素の場合は、ろうそくが激しく燃え上がりました。空気中で見るろうそくの炎の何倍も明るい光を放って燃え尽きました。空気中には、酸素が2割ほどなため、炎の大きさ・明るさに違いが出ます。(写真中) ここから先は教師実験でやってあげると良いのですが、同じ水中置換法で窒素を8割、酸素を2割入れた集気びんを用意して、炎の様子を観察させます。・・・空気中と同じろうそくの燃え方をします。 3年生は、国語の時間に「春のくらし」という学習をしています。生活の中で、春らしさを感じさせる言葉を見つける学習です。同様に、夏・秋・冬も、年間を通じて2時間扱いで学習することになっています。このように、日本の伝統や文化にふれる学習が、道徳だけでなく国語にも取り入れられています。 教科書には、「山菜や野原で見かける草などにも、春らしい食べ物として知られているものがあります。」と書いてあり、たけのこ・ふき・わらび・ぜんまい・たらのめ・よもぎが絵とともに紹介されています。(写真下) たけのこはちょうど今が旬で出回っているため、食卓にあがっている家庭が多いことでしょう。ふきはどうでしょうか? 私の家では、つい先日、隣りの家の方からいただきました。あく抜きや筋を取ったりと手間がかかりますが、煮物にするとおいしいですよね。(私が作るわけではありませんが…) 4月27日の給食海藻サラダ キャロットケーキ 牛乳 一口メモ 今日のケーキには、卵もバターも使っていません。食物アレルギーのある人も一緒に食べられるようにと、調理員さんとで工夫して作ったケーキです。 キャロットケーキの「キャロット」とは、にんじんのことです。オレンジ色をしているのは、にんじんとオレンジジュースの色です。 カロテンという言葉はにんじんの英語名の「キャロット」が由来となるほど、にんじんにはベータ・カロテンが豊富です。ベータ・カロテンは、体内でビタミンAに変換される栄養素で、目を乾燥から守り、視力を調整してくれます。 4月26日(火)漢字辞典は、漢字の画数や部首、読み方、意味、熟語、漢字の成り立ちなどを調べる時に使います。また、子どもが産まれた時の名前を考える時に、どの家庭でもお世話になるのが漢字辞典です。 漢字辞典の使い方には、大きく分けて「音訓索引」「部首索引」「画数索引」の3つがあります。この3種類の索引をいかに使い分けられるかが、漢字を早く見つけるポイントになります。探したい漢字の読みが一つでもわかっている時は「音訓索引」が便利です。また、読みが分からず、知っている部首が含まれた漢字であれば、「へん」や「つくり」に着目した「部首索引」で探すことができます。それも分からなければ、画数索引で調べます。 国語辞典と同様に、いつも手元に置いておき、繰り返し自分の手でページをめくりながら使い慣れていく必要があります。漢字辞典も、昔は希望する家庭に購入を勧めていました。しかし、今は漢字辞典を用意している家庭はかなり少ないのではないでしょうか。 読み方が分からない漢字があった時、漢字辞典を使わずに私ならどうしているかというと・・・パソコンのIMEパッドを使っています。手書き入力機能で漢字の一部分を入れていくと、それに似た漢字が次々と表示されます。探している漢字が見つかったら、その文字にカーソルを置くと、読み方が表示されます。結局、辞典の類は、全てパソコンに替わってしまった感があります。 2年2組が、生活科の学習で中庭にやって来ました。春の草花を観察する学習でした。中庭の東側(南校舎脇)は、自然観察園になっています。主事さんにお願いして、しばらくの間は草刈りをしないようにしてもらっています。そのため、雑草が自然の状態のままに残った絶好の「野草園」として使うことができます。 子ども達は、草むらの中に分け入り、いろいろな花が咲いていることに気づいていました。チューリップはすでに終わっていましたが、紫色のヒアシンスのような球根植物があちこちに咲いていました。シラー・カンパニュラータのようでした。チューリップ同様に、毎年この花が楽しめると思うとうれしくなります。 次に目につくのが、オレンジ色のポピーのような花です。ナガミヒナゲシというケシ科の一年草です。この時期、道路脇など、いろいろなところでよく見かける花です。ポピーのように風に揺れ、オレンジ色でかわいらしいことから大切にしたくなりますが、これが実は・・・。60年ほど前に海外から日本に入り、あっという間に全国に広がってしまったやっかいな植物なのです。日本の植生を変えてしまう恐れもあり、駆除を勧めている自治体もあるほどです。 子ども達は、小さな花にもちゃんと気がついていました。オオイヌノフグリやカラスノエンドウは、昔から理科・生活科の教科書に掲載される代表的な春の野の花です。(写真中) 5年1組の子ども達が、家庭科の時間にガスコンロの使い方を学習していました。家庭科室にやってきて、グループごとにガスコンロの火をつけてみました。ガスの元栓の開け閉めの仕方から始まり、つまみをひねって火をつけ、弱火〜強火と調節してみました。(写真下) 物珍しそうにガスコンロを見つめているので聞いてみると、子ども達の多くの家庭が、こういうタイプのコンロではないことが分かりました。90度つまみを回転させるタイプではなく、スイッチを押すタイプであったり、IHのクッキングヒーターの家庭が多いようです。家庭科室のガスコンロも、いつかは買い換えないといけないなと考えさせられました。 感染予防のガイドラインが今週から改定になりました。5,6年生の調理実習は、来月5月から取り組めるようにしていきます。5年生は、お茶の入れ方の実習から始めます。 4月26日の給食焼き鮭 野菜の和風ごま炒め 豚汁 牛乳 一口メモ ごまは、古くから体に良い食材として親しまれてきました。ごま和えをはじめ、ドレッシングやプリンなど、ごまは料理や調味料、お菓子と幅広く使われています。 ごまに多く含まれているビタミンは、ビタミンEです。ビタミンEは、体の中のサビをとり、肌を健康に保ったり血液をサラサラにしたりするはたらきがあります。抗酸化作用のあることから、「若返りのビタミン」などとも言われています。 たてわり班活動旭町小学校のたてわり班は、全学年の1組児童で6班(あか・みかん・きいろ・みどり・あお・むらさき)、2組児童で6班(ピンク・サーモン・クリーム・メロン・ライトブルー・ラベンダー)で編成しています。各班の人数は26人〜27人です。 さらに、たてわり班掃除や全校遠足では、各班をAとBの2班に分けて、6年生2人〜3人で13人ほどをまとめながら活動していきます。 今日は、中休みと3校時を使って、たてわり班ごとに顔合わせと全校遠足に向けての準備のための会議を行いました。 この活動に向けて、6年生は自分の班の名簿を作ったり、進行の確認をしたり、全校遠足の時の遊びの分担や並び方を決めたりといろいろな準備を進めてきました。まだ始まったばかりなので、6年生からも緊張した様子が伝わってきましたが、それでも下の学年の子の面倒を見ながら一生懸命班をまとめている姿はとても立派でした。 確認することがすべて終わった班は、その場でできる簡単な遊びをしました。この計画も6年生の仕事です。少しの時間でしたが、他の学年の友達と一緒に遊ぶことができて、とても楽しそうでした。 全校遠足は5月9日(月)です。楽しい思い出がたくさん作れるように、6年生の活躍を期待しています。 4月25日(月)時計に関する学習は、1年生からありました。1年生では、「何時」と「何時半」を読むことから始まり、3学期には「何時何分」まで読み取れるように学習しました。そして2年生では、「時刻と時間」について学習してきています。さらに、「9時より15分前の時刻」などの学習もしました。 日常的に時計を意識していくことで、次第に理解が進みます。小学校における時刻と時間の学習は、この単元が最後になります。昨年度、1,2年生の時計を使った学習の際にもお伝えしましたが、こういう内容は、なかなか算数の時間だけで身につくものではありません。今後も、日常生活の中での行動や経験と対応させて理解を図ることが大切になります。 中休みから3校時にかけて、今年度の第1回目となる「たてわり班活動」がありました。旭町小学校の特色ある教育の一番に挙げられるのが、この年間を通じたたてわり班活動です。全校児童が、1年生から6年生までの子ども達で構成された24の班に分かれて、様々な活動を行います。定期的にたてわり班で遊びをするのはもちろんですが、5月からはたてわり清掃が始まったり、全校遠足にたてわり班で行ったりもします。また、コロナ禍でなければ、学期に1回ずつ、たてわり班給食も行う予定です。 たてわり班活動は、異年齢の小集団です。毎日の登校班も異年齢集団ですが、それとは別にたてわり班活動を行うことで、より様々な子ども同士の出会いの場をもたらします。そして、年間を通じた一番のねらいは、子ども同士の思いやりの心の育成です。年上の子が年下の子をいたわり大切にする気持ち、そして年下の子が年上の子に頼り、あこがれを抱く気持ちは、より多くのたてわり班活動の中から生まれてきます。 今日は、最初の顔合わせを行うとともに、6年生が全校遠足に向けた説明をていねいに行っていました。たてわり班活動の時には、専用の名札をつけて参加することになっています。簡単な自己紹介をしてから始まり、3校時の後半には、教室内で楽しめる遊びが行われていました。もうその頃には、学年を越えて仲良しになっていたようでした。子どもの順応性の高さを感じるとともに、毎年伝統的に行ってきた成果とも言えます。(写真中) 2年生は、算数の時間に「たし算のしかたを考えよう」という学習をしています。小学校で初めて「筆算」を習う単元です。2位数+2位数のたし算の筆算ができるようにしていきます。 最初は、繰り上がりのないたし算筆算を学習してから、いよいよ先週後半から繰り上がりのある筆算に入りました。35+29の計算を考えた時、まずは1の位同士の「5+9=14」をします。この時に、十の位に「14」の「1」が加わることになります。十の位の「1」なので、本当は「10」であることを理解していなければなりません。(写真下) 繰り上がりが生じた場合は、十の位の上の方に小さく「1」とメモ数字(算数用語では、補助数字)を書かせるようにします。これから学年が上がるにつれて、桁が増えたり繰り上がりが増えたりと複雑になっていきます。何度も計算練習を繰り返しながら、確実に力がついていくように指導していきます。なお、数字をマス目に合わせて書かせたり、筆算を書く時に定規を使うように指導しているのは、正確に計算をする力を身につけさせるためです。 4月25日(月) その1・・・新年度スタートのこの時期は、「礼儀」に関する道徳の授業が、いろいろなクラスで行われています。「礼儀」というのは、「人とかかわる時の正しい態度」のことを言います。例えば、今この全校朝会では、校長先生の話を向かい合って聞いているという「人と人とのかかわり」があります。その場合の正しい態度(礼儀)は、だまって話を聞くことです。さらに、話が終わったら、気をつけの姿勢をしてそろってお辞儀をすることも「礼儀」です。他にも、学校の先生のような年上の人に対する言葉づかいや、職員室に用事があって来た時の話し方にも「礼儀」が必要です。では、友達の家に遊びに行き、家に上がらせてもらう時の礼儀はどうでしょう。「おじゃまします。」と言って、靴をそろえて上がらせてもらうのが礼儀です。きちんとできていますか? 先週、5年生の教室で、「あいさつって」という道徳の授業がありました。あいさつや礼儀は、どうして大切なのだろうと考えさせられる内容でした。教科書には3つの場面が紹介されていて、主人公の康平君をもとに、あいさつについて考えるようになっていました。 (それぞれの場面の絵を見せながら話をする。)(1)康平君は、お母さんと一緒にデパートに出かけました。そこで、お母さんの友達と出会いました。「こんにちは。お買い物? こちら、息子さん?」と女の人が言ったので、お母さんは「そうなの。今、5年生よ。ほら、康平、ごあいさつして。」と背中をぽんとたたきました。康平君は、かすかに頭を下げることしかできませんでした。その後、お母さんに「5年生にもなって、あいさつもできないの。」と注意されてしまいました。康平君は、「自分の知り合いでもないのに、なんであいさつしなきゃならないのだろう。」と考え、腹が立ちました。 (2)学校であいさつ週間が始まりました。康平君は児童会の役員に入っていたので、門の前に立ち、登校してくる子ども達に「おはようございます。」とあいさつをしていました。あいさつをすると、みんな「おはようございます。」とあいさつを返してくれたので、うれしくなりました。ところが、6年生の子に声をかけた時のことです。その子は、康平君の方も見ないで、だまって通り過ぎていきました。康平君は、むっとすると同時に、デパートでのことを思い出しました。 (3)康平君は、休みの日にお父さんと山登りに出かけました。登り始めて2時間が経ち、疲れてきた時に、山から下りてくる人に出会いました。「こんにちは。いいお天気ですね。頂上まであと少しですよ。がんばって。」と帽子に手をやり、頭を下げながら声をかけてくれました。康平君は、思わず「ありがとうございます。がんばります。」と声を出しました。その時、康平君は、あいさつや礼儀が大切なわけが分かったような気がしました。 みなさんもこういう経験があるのではないでしょうか。親戚の人の前などで、きちんとあいさつができないと、家の人に注意されたりしますよね。あるいは、自分の知らない人なのに、なんであいさつをしなければならないのだろうと思った時もあったことでしょう。それは、あいさつをされる側になったことがないから分からないのだと思います。康平君のように、あいさつをしてもらって「うれしいな」という心が温かくなる経験がある子は、きちんと礼儀正しくあいさつができるようになっていきます。 朝、登校してきた時はもちろんですが、廊下で人と出会った時にすすんで「こんにちは」と言えている子が増えてきました。また、学校には先生方以外にも事務室や主事室、給食室で働いている方がいらっしゃいます。そういう方々にもきちんとあいさつをしている子は、さらにすばらしいですね。旭町小の子ども達全員が、礼儀正しく、あいさつがしっかりできる子であってほしいと願っています。・・・(写真上) 続いて、ALTのマーク先生の紹介がありました。今年度も、月曜日と火曜日の外国語・外国語活動の授業を担当していただくことになりました。(写真下) ちなみに、木曜日と金曜日はダニア先生です。お2人とも、昨年度も勤務されているので、子ども達に大人気の先生方です。 4月25日の給食もやしの中華スープ 清美オレンジ 牛乳 一口メモ 清美オレンジの「清美」は、静岡県の静岡県の景勝地「清見潟」から名づけられました。温州みかんとオレンジのかけ合わせで作られた柑橘類の一種です。新品種の多くは「清見」から生まれています。そのため、「多くの柑橘類の生みの親」とも言われています。 種が少なく、やわらかかで、とてもジューシーなみかんです。味は温州みかんのように甘く、そしてオレンジのように香りが良いのが特徴です。 外国語活動(2年生)ALTの先生と挨拶をしたり、英語の歌を歌ったり、英語の読み聞かせを聞いたりと、様々な活動を入れながら授業を行っています。 「去年と同じALTの先生で嬉しい!」「絵本の絵に書いてある英語、どういう意味だろう。」「次の外国語活動はいつ?」という声が子供たちから挙がりました。 4月22日(金)単元の最初として、1組で授業をしていたのは、朝食の役割について調べる学習でした。教科書には、3日間の朝食の写真が載っています。1日目は、「ご飯、焼き鮭(大根おろし付き)、みそ汁(ねぎ、かぶ、玉ねぎ)」の和食メニューです。2日目は、「コーンフレーク、牛乳」の簡単メニューです。そして3日目は、「食パン、炒り卵、ウインナー」という洋食メニューです。それぞれの朝食の良い点や課題点を話し合いました。手軽に食べられて良いというものもありますが、栄養のバランスが悪いものや、お腹がすきそうというメニューもあります。 そこで、タブレットを使って朝食の役割について各自で調べてみました。子ども達は、様々な資料を基にまとめていました。朝食は、1日の始まりのエネルギーを得るために必要であることや、体温を上げて脳や体を目覚めさせること、さらには排せつのリズムをつくることなどについて分かりました。(写真上) 6年生が先日行った全国学力・学習状況調査の児童質問紙にも、朝食を食べているかどうかの設問がありました。69ある質問のうちの一番最初が、「朝食を毎日食べている」について、4段階で回答する問いでした。(調査については、Webでも公開されています。) この調査が毎年行われるようになってから、朝食の摂取と学力に相関関係があることがはっきりとしました。まずは、学校に登校する前に、朝食(それも、栄養バランスのとれたメニューで)をとることが欠かせません。ちなみに、私は・・・朝食は断然に洋食派です。パンとコーヒーがなければ、朝食を食べた気にはなれません。もちろん、バランスよく野菜や卵も食べています。 1年1組で、図書の指導をしていました。国語の教科書(P40〜41)を開くと、「としょかんへ いこう」というページがあります。これから学校の図書館を利用して、図書の時間も行われていきます。また、教室の後ろには、光が丘図書館から団体貸し出しの本がたくさん届いています。学習課題が終わった子は、自由に本に親しめるように環境を整備しています。まだ自分で本が読めない子は、読み聞かせをしてあげることが大切です。ぜひ家庭でも、本が身近にある生活を心がけてみてください。(写真中) 光が丘図書館に行ったことがある子を聞いてみると、ほとんどの子が手を挙げていました。定期的に家族で利用することをお勧めします。という私も、昨日出張の帰りに光が丘図書館に寄り、予約していた本を借りてきました。 ところで、1年生の国語の教科書(表紙)に描かれている植物をご存知でしょうか? パンダの上に咲いている花は、クレマチスです。そろそろつぼみが大きくなり、咲き始める頃です。私の家には、青系のクレマチスが1鉢あります。アサガオのように行灯(あんどん)仕立てにして、毎年咲かせています。1〜2週間ほどで花は終わってしまいます。それも一季咲きなので、この時期に咲いておしまいです。だからこそ、開花がとても楽しみです。 3年1組の子ども達が、校庭西側の学年園に行き、理科で育てていく植物の種まきをしていました。ヒマワリとホウセンカ、オクラの種をみんなで手分けをして畑にまきました。人差し指の第1関節分の穴をあけ、ヒマワリは1粒ずつ、他は数粒ずつ入れてまきます。昨年も思いましたが、この場所は桜の木の陰になり、植物の栽培にはあまり良い場所ではありません。どこか別な場所に良い畑をつくってあげたいなと、いつも思っています。(写真下) 写真下の子ども達の後ろに写っている白い花は、大根の花です。昨年度の4年生が育てていた大根の残りがとう立ちし、花をつけました。大根もアブラナ科の仲間なので、春になると菜の花のような花が咲きます。よく線路際に、菜の花に似た紫色の花がたくさん見られます。ムラサキハナナで、やはりアブラナ科の植物です。これからの時期、ハイキングなどに行くとよく見かける植物です。 |
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