5月12日(木) その2・・・主人公のひろ子に、転校した仲よしの正子から料金不足の絵はがきが届きます。ひろ子は、正子に料金不足であったことを教えるかどうか迷います。そして、「正子なら、きっとわかってくれる」と、友達を信じることの大切さに気付いて、手紙を書き始めます。 授業の中で、自分だったら料金不足だったことを伝えるかどうかについて、手を挙げさせていました。「伝える」と手を挙げた子が多数いて、「伝えない」に手を挙げた子は数名でした。実際に自分だったら…と考えさせることは、道徳の授業ではとても大切なことです。しかし、本当にその立場にならなければ、真の自分の心は見えてこないかもしれません。実際は、「伝えない」という子がほとんどになるのではないでしょうか。大人を相手にこの授業をしてみたいものです。親しい間柄だったら、料金不足のことを伝えるでしょうか? 少なくとも私はできません。 しかし、資料の中のひろ子は手紙を書き始めました。どういう気持ちでそういう行動ができたのかを考えさせます。そして、本当の友達とは表面的な仲のよさだけでなく、互いに注意し合ったり、意見を言い合ったりすることのできる関係であることに気づかせていきます。 4校時に、3年1組の音楽の授業がありました。「茶つみ」の歌の学習をしていました。この歌は、誰もが知っている日本の歌であり、文部省唱歌として親しまれてきました。(作詞作曲は不詳となっています。) まず、歌の意味を指導しなければなりません。歌は、「夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る」で始まります。八十八夜について、まず教えていました。立春から数えて88日目を指しているので、毎年5月2日頃がこの日にあたります。八十八夜を過ぎると、すぐに立夏を迎えます。(今年は5月6日でした。)それで、「夏も近づく〜」というわけです。 続いて歌は、「あれに見えるは茶摘じゃないか あかねだすきにすげの笠」となります。あかねだすき(茜襷)とすげ(菅)の笠については、茶摘み娘の写真を見せて説明していました。今では観光用で衣装が使われることが多いと思いますが、昔は女性がお茶の葉を摘む時の服装として使われていました。(写真下) 昨日は5年生が調理実習でお茶をいれていましたが、今の子ども達は茶葉を見たことがない子がいるかもしれません。音楽専科の先生が、実際に煎茶の茶葉を用意して子ども達に見せてから「茶つみ」の歌の指導を行っていました。 体育朝会内容は、来週一週間取り組む、「大なわとび週間」の練習です。旭町小では、大なわとび週間を設けて、クラスごとに長なわを跳んで体を動かすようにしています。1年生は「波とび」、2年生以上は「八の字とび」で行います。 今日は、まず運動委員の5・6年生が手本を披露しました。運動委員の子ども達は少し緊張気味だったのか、練習通りとはいきませんでしたが、見ていたたくさんの子ども達からの応援で、連続とびをお手本として見せることができました。(応援は声を出さずに拍手をしてくれました。) お手本を見ていると、そわそわしてくる子も多く、やりたい気持ちが伝わってきました。しかし、実際にやってみると、去年のようにはいかない様子・・・。久しぶりなうえに、クラスのメンバーもちがいます。・・・どのクラスもまだまだ伸びしろがありそうです。 中休みに校庭を見ると、早速練習を始めたクラスもありました。来週の大なわとび週間が終わると、再来週の月曜には記録会があります。子ども達が運動を楽しみ、そして友達と協力して仲を深めるよい機会になるようにしていきます。 5月12日(木) その1給食室から、大きなかごにいっぱいのそら豆が教室に届きました。体育朝会が終わって教室に戻ってきた子ども達の目に入ると、「お豆があるよ!」と大騒ぎになりました。 最初に栄養士さんから、そら豆についての話と、さやのむき方についての説明をしてもらいました。そら豆の花は、白に薄い紫色が入ったとてもきれいな花です。実際にその写真を見せてもらいました。また、なぜ「そら豆」という名前がつけられたのかという理由についても教えてもらいました。・・・そら豆は、花が咲いた後に実がふくらんでくると、だんだん空に向かってさやが上向きになっていきます。(漢字で書くと「空豆」で、さやが上向きになるのは、収穫適期のサインでもあります。) いよいよ体験が始まり、そら豆の大きなさやが一人一人に配られました。恐る恐るさやを割ってみると、中からきれいなそら豆が顔をのぞかせました。大きな粒のそら豆を手に取り、においをかいだりふわふわのふとんを確かめたりしました。・・・事前に子ども達は、担任の先生から「そらまめくんのベッド」という絵本を読み聞かせしてもらっていました。絵本に出てくるそらまめくんは、大きくてふわふわのベッドをもっています。えだまめくんやグリンピースの兄弟たちがうらやましがるほどでした。しかし、ある日そのベッドが見当たらなくなり、さあ大変…。この絵本を読むと、実際にそら豆のベッドを誰もが触ってみたくなります。 1年生のさやむきに話を戻します。そら豆は、今日の全校分の給食に提供される食材なので、ゆっくりと観察している場合ではありません。次々とさやをむき、昨日作っておいた「箱」の中に入れていきました。一人何本も挑戦して、ようやく大きなざるに入っていたそら豆が空っぽになり、クラスのみんなで全てむき終わりました。(写真上) 1年生がむいたそら豆は、今日の給食のかき揚げに使われました。ホクホクとした食感と旬の味わいが楽しめました。スーパーにそら豆が出回っています。ぜひご家庭でも購入して、味わってみてはいかがでしょうか。(そらまめくんのベッドを触ることができますよ。) 4校時に、1年1組の図書の時間がありました。図書管理員の先生から、絵本の読み聞かせをしていただきました。「そらまめくんのベッド」は、すでに担任の先生から読み聞かせをしてもらっていたので、今回は「そらまめくんのぼくのいちにち」を選びました。 「そらまめくん」シリーズには、たくさんの絵本があります。絵を見ただけで「そらまめくんだ!」と喜ぶほど、子ども達の大好きな絵本です。まず、絵がとってもかわいらしいのと、とても温かな内容で描かれているのが人気の理由です。そして、同じ豆類の友だち(ピーナッツくんやさやえんどうさんなど)が登場し、優しい友情が感じられるお話になっています。 1組の子ども達が、最後まで絵本の世界に引き込まれるように、読み聞かせを聞いていました。ほんわかとした気持ちにさせられたひと時でした。絵本の読み聞かせの大切さを感じました。(写真下) 空豆のさやむき(1年生)毎年この時期に、食育の一環として、旬の食べ物であるそら豆のさやむきを体験しています。 栄養士の西野先生から、そら豆の花の写真を見せてもらったり、そら豆の名前の由来のお話を聞いたりして、さやむきスタート。 先週、1年生の教室では、「そらまめくんのベッド」という絵本の読み聞かせをしました。お話のように、そら豆のさやの中はふわふわなのか? うずらの卵が入る大きさの穴があるのか? などを確かめることを子どもたちは楽しみにしていました。 「本当にふわふわだ。」「ちょっとベタベタするよ。」「そら豆が、4個入っていたよ。」「とうもろこしのにおいみたいだよ。」などど、いろいろな発見をしながらさやむきをしました。 子どもたちがむいたそら豆は、給食の「そら豆のかき揚げ丼」に使われ、美味しくいただきました。 旬の短いそら豆ですが、ご家庭でもメニューの一つに取り上げてみませんか? 5月12日の給食呉汁 デコポン 牛乳 一口メモ 今日は、今が旬のそら豆をはじめ、イカ、コーン、玉ねぎ、ちくわが入ったかき揚げを作りました。それをご飯にのせて、「そら豆入りかき揚げ丼」の献立にしています。 かき揚げは、一人分ずつを大きな釜で揚げていきます。衣が薄いと、具材がバラバラになってしまいます。また、衣が多くてもカリッとしないため、おいしくなりません。かき揚げは、とても難しい調理の一つです。給食室の調理員さんたちが、上手に揚げてくれました。 また、今日のそら豆は、1校時に1年生がさやむきをしたものを使っています。がんばってさやむきをした1年生の気持ちも入った、おいしいかき揚げになりました。 交通安全教室(1年生)まず、警察署の方と一緒に、横断歩道をわたる時のルール、車道や歩道を歩く時のルールなどを確認しました。 「右、左、もう一度右を見て、手を挙げてわたる」「白い線の内側を歩く」などのルールは、すでに下校時に実践できている子どもたちも多いです。しかし、目の前のかっこいいおまわりさんから教えてもらうことで、嬉しそうにお話を聞くことができました。 その後は、学校外に出ていよいよ本番です。南門を出てから直進し、光が丘公園の手前まで進み、折り返してくるコースです。2人ペアを組み、ルールを守りながら歩ききることができました。 これからもルールをしっかり守って、安全に登下校ができるようにしていきます。 5月11日(水) その2前日に夜遅くまでゲームに夢中になってしまい、寝不足のまま登校したら、リレー選手を決める短距離走でいいタイムが出せずに終わってしまったというお話です。・・・子どもだけでなく、誰にでも「ああ、あの時にこうしていれば…」と後から悔やむことはあるものです。6年生の子ども達にとっては、「ゲームに夢中になってしまい」というところに同感する子が多く、自分ごととして考えやすかったようです。 ただ、「節度・節制」についての道徳の授業は、指導する側にとっても難しいものがあります。子ども達に心の葛藤を理解させることができても、その先の授業展開は教師泣かせのところがあります。 6年生の道徳の授業では、「心のノート」という記録カードを使うようにしています。授業中に書いたワークシートを毎回保管しておき、後からも振り返ることができるようになっています。(写真上) 5年2組が、家庭科の時間にお茶の入れ方の調理実習を行っていました。(昨日は、1組が行いました。)ガスコンロの使い方については、先月家庭科室に初めて入って体験していました。しかし、実際にガスコンロでお湯を沸かして、お茶を入れる調理実習は初めてのことでした。 子ども達は、お湯の量や茶葉の量を正確にはかり取り、理科の実験のように緊張感をもって取り組んでいました。また、初めての調理実習がうれしかった様子は、お湯が沸いただけで大騒ぎをしていたところからもうかがえました。急須にお湯を入れ、湯飲みに注ぎ分けるところまで、細かく分担して全員が上手に体験していました。(写真中) 各家庭では、煎茶を入れて飲むということを日常的に行っているでしょうか。「お茶」というと、冷たいペットボトルのお茶の方が一般的になりつつある時代です。実習の最後に、マスクを外して黙飲して自分たちで入れたお茶を味わいました。どの子も、すぐにマスクをして「おいしい!」と口々に言っていました。お茶の香りと、苦みの中にある甘味を感じることができたのでしょうか。日本の文化である煎茶を味わうひと時を、ぜひ家庭でも体験してほしいと思いました。 4校時後半に、5月の避難訓練がありました。今月の訓練は、不審者対応の内容でした。不審者役の先生が校内に入ってきたところで職員が声をかけます。挙動不審な様子を見て、近くの教室の先生にすぐに伝えます。それを聞いた先生が、すかさず教室のインターホンを使って職員室に連絡をしました。(写真下) 職員室では、すぐに警察に連絡をするとともに、校内放送を入れました。その放送を聞いて、全ての教室の出入り口を施錠するという流れになっています。一方、1階の廊下では、放送を聞いて男性の教職員が不審者のところに駆けつけます。取り押さえるのではなく、警察が来るまでの時間稼ぎをします。 子ども達は教室内にいるので、なかなか訓練の内容が分かりづらいのですが、最終的に校庭に集合した時点で説明をしました。放送を常にしっかり聞くことや、どの先生の指示にもしっかり従うことが大切です。また、「普段から校内で出会う大人の人に、しっかりあいさつをしましょう」ということについても話しました。不審な人物は、こちらからあいさつをしても目を見てあいさつを返すことがありません。「おかしいな」と気づくきっかけになります。 5年生 調理実習(お茶をいれてみよう)普段使い慣れない急須を使って、湯飲みにお茶をいれました。お茶を飲んで「ちょっと苦いけどおいしい!」「おかわりしたい!」などと言っていた児童がたくさんいました。 初めての調理実習でしたが、安全に気を付けて、みんなで協力しながら活動することができました。 5月11日(水) その1先生が段階に分けて折り方を示し、その見本を見ながら一人一人がまねをして折っていきました。「先生のお手本通りに行う」というのは、全ての学習の基本になります。見て・聞いて、その通りにまねをする・・・この繰り返しで学校の勉強が成り立っているのだなと感じます。 クラスの子ども達が優しいなと思ったのは、困った子がいるとちゃんと教えに行ってあげる子がいたところです。そうするうちに、クラスのみんなの箱が上手に完成しました。(写真上) では、この箱は何のために使うのかというと・・・明日、1年生は、そら豆のさやむき体験をします。皮をむいて取り出したそら豆を集めておくために、この箱を作りました。苦労して作ったリサイクル箱は、明日大活躍する予定です。 一方、1年2組では、国語のひらがなの練習が行われていました。先月から毎日一文字ずつひらがなを練習してきています。小学校でのひらがなの練習は、「あ」から始まるわけではありません。最初は「へ」や「し」のように一画でできている文字から始めていきます。やがてだんだん画数の多いひらがなになり、今日は「を」を練習することになりました。(写真中) 「を」は、バランスをとるのが難しい字であり、さらに「を」のつく例文が他のひらがなとは異なります。「て『を』あらう」や「ほん『を』よむ」のように、文章として提示されています。「お」と「を」の使い方については、7月頃に学習する予定です。 昨日、低学年の種まきの様子をお伝えしました。今日は、5年生が稲の種もみの芽出し準備を行っていました。 毎年JAから児童数分のバケツ稲のセットを送ってもらっています。種もみの他に、肥料やバケツ稲の育て方のパンフレットなどがついてきます。まず、種もみをシャーレに並べてから、ひたひたになるくらいの水を注ぎました。数日後には芽と根が伸びてきます。その様子を観察してから、土と水を入れたバケツを田んぼに見立てて「田植え」をします。 5年生の子ども達は、ビニール袋から出した種もみを不思議そうに見ていました。普段食べているお米が中に入っているのですが、そのことに気づいていたのかどうか…。(写真下) 5月11日の給食五目炒め レタスのスープ 牛乳 一口メモ レタスは、サラダなどにして生で食べることが多い野菜ですが、今日の給食ではスープに入れました。加熱すると甘味が増し、かさが減るので、たっぷり食べることができます。 さらに、シャキシャキ感が残るように、短時間で調理するのがおいしさのポイントになっています。レタスは、スープだけではなく、チャーハンや鍋、炒め物にしてもおいしく食べられます。 新鮮なレタスの茎の部分を切ると、牛乳のような白い液体がにじみ出てきます。レタスの名前の由来は、ラテン語で「牛乳」という意味の言葉からきているそうです。レタスを選ぶ時は、この白い液があるものを選ぶと新鮮なレタスであると分かります。 ミニトマトの種まき(2年生)種まきの前に、自分の鉢にこぼさないように土を入れてふわふわにしました。その後、5か所くらい穴を作り、種をまきました。 1年生のときに植えたアサガオの種よりももっと小さな種なので、落とさないように気をつけながら一生懸命に種をまきました。これから毎日、様子を見たり水やりをしようと、とてもはりきっています。 5月10日(火)最後に、たっぷりと水やりをして終了です。水やりのジョーロは、一人ずつ500mlのペットボトルを使います。ペットボトルの口に取り付けるキャップもセットに含まれていたものです。水を入れて押し出すと、シャワー状に水やりをすることができます。早く芽が出るようにと、たっぷりと水やりをしていました。明日の朝からは、登校後すぐに外に出て水やりを毎日していくことでしょう。(写真上) 今日は、2年生も生活科で種まきをしました。昨年度に続き、今年の2年生もミニトマトを種から育てていきます。ミニトマトの白くて小さな種は、アサガオの種まきのようにはいきません。袋から一粒ずつそっと取り出し、慎重に慎重にまいていきました。ちなみに、ミニトマトの種まきセットも、培養土と元肥、さらには追肥用の化成肥料がついています。 1,2年生が生活科で種まきをしたので、私も中庭でサクラ草の種まきを行いました。学校だよりにも書きましたが、サクラ草の種はとても小さな粒々です。連休中に、自宅で育てていたサクラ草から種をたくさん採取してきました。 育苗箱に培養土を敷き詰め、細かい種をまいていきます。指先で粉のような種をつまみ、まんべんなく散らばるようにまくのですが、土の上に落ちるとどこにどれだけまいてあるかは見ても分かりません。均等にまくのは勘に頼るだけです。育苗箱10箱分に種をまき、水やりをしました。(サクラ草の種は「好光性」なので、土をかける必要はありません。)今年もたくさんの苗を育てて、花いっぱいの学校にしていきます。 朝早くから、校庭に真っすぐなラインが引いてありました。1年生が50m走のタイム測定をするためのコースでした。体育着に着替えた1年生が集合し、自分のコースを全力で走り抜けるように指導してから始まりました。今まで体育の時間や休み時間に、校庭を走り回る姿は見ていましたが、直線をしっかり走り通すのは初めての経験です。「50mを全力で」というのも初めての子が多かったことでしょう。体力テストの種目の一つとして、50m走を計測しました。 気合いの入ったスターターの先生の合図と同時に、「用意」で構えていた子ども達が走り始めます。2人ずつ走らせたのですが、先頭を走っていた子が後ろを振り返るなど、タイムを計っている意味がまだよく分かっていない子がいたようでした。それでも、腕をしっかり振って走ったり、力強い蹴り足で進んだりする子が見られました。10月には運動会が予定されています。その時には、さらにしっかりとした走り方で全力疾走ができるように、今後も体力向上をめざしていきます。(写真中) 今日から、今年度のたてわり班清掃が始まりました。昨日の全校遠足もたてわり班で実施しましたが、これからの掃除の時間は、たてわり班で担当する場所に集合して掃除をしていきます。 教室や特別教室だけでなく、渡り廊下や階段、昇降口も掃除場所として割り当てられています。ほうきの使い方も掃除への取り組み姿勢も、全て5,6年生の高学年がお手本となります。学年に合わせた長さのほうきを手に、1列になって高学年の後に続いて掃除をする様子があちこちで見られました。(写真下) 清掃場所は、ローテーションを決めて時々変わるようにしていきます。1年生は、5時間授業が始まる来月からたてわり班清掃に参加します。 あさがおの種まき(1年生)まず、自分専用の植木鉢に土を入れました。みんなこぼれないように、慎重に作業していました。 次に、指で穴を開け、1つの穴に1つの種をまきました。更に、元肥をパラパラとふりかけ、ペットボトルのじょうろで水やりをしました。 どの子も笑顔で、楽しそうに活動している姿が見られました。大切に世話をして、たくさんの花を咲かせたいです。 5月10日の給食手作りふりかけ 肉じゃが 香味和え 牛乳 一口メモ 肉じゃがは、肉とじゃがいも、玉ねぎ、にんじんなどの野菜を煮込んだ料理です。各家庭でもよく作られている料理の一つです。 肉じゃがの歴史は古く、すでに明治時代の海軍の料理の教科書には、肉じゃがに近い料理のレシピがあったそうです。 肉じゃがに使う肉は、関西では牛肉、関東では豚肉が使われることが多いようです。皆さんの家では、どんな肉を使っているでしょうか。今日の給食では、豚肉を使いました。朝早くから煮込んで作ったので、じゃがいもにも味がしっかりとしみ込み、とてもおいしくなっています。 5月9日(月) その2公園では、全班が到着したところで、「先生を見つけて、ジャンケンバトル!」の時間になりました。芝生広場のあちこちにいる先生を探しながら移動し、代表児童が1名ずつ先生とジャンケンをします。(何回勝ったかを記録することになっていて、後日発表されるようです。) 私は本部のところにいましたが、次々とジャンケンバトルに子ども達がやって来ました。たかがジャンケン、されどジャンケンです。子どもとの1回勝負を真剣に行うと、こうも盛り上がるものかと思うほど楽しめました。勝って喜び、負けて残念がり…子ども達のいろいろな表情がマスク越しに見ることができました。各所で行われていたジャンケンバトルでは、1年生相手にはどうしても優しくなる先生もいたようです。(写真中) 学校に戻り、全ての班が校庭にそろったところで、終わりの会を行いました。6年生と2年生から1名ずつ、全校遠足の感想を発表しました。教室に戻ってから、お弁当の時間になりました。いつもの給食の時間と同様に、自席で黙食のお弁当ではありましたが、子ども達はこの時間をとても楽しみにしていたようです。 全校遠足を明日に延期しないで、今日行うことにした最大の理由は、このお弁当の時間にありました。お弁当は、特別な日の昼食です。全校遠足があってのお弁当は、子ども達にとって特別な味わいに感じられたはずです。(写真下) 全校遠足この遠足のために様々な準備を進めてきた6年生でしたが、低年生の面倒を見ながら班の児童を整列させたり、遊びの指示を出したり、トイレに連れて行ったりと大活躍でした。 今回の全校遠足も、昨年に引き続き感染症対応を考えて、「密にならない」「児童同士手をつながない」「マスクを着用する」「学校に帰ってから各教室でお弁当を食べる」の4つを指導しながらの実施でした。 通常の全校遠足と比べると残念な部分もたくさんありましたが、それでもたてわり班で異学年の児童が混ざり合って一緒に活動できる大変貴重な機会でもあり、子供たちはとても楽しそうに活動していました。 普段、教室では見られないような児童の一面を見ることができたのも、大きな成果でした。来年こそは、通常の全校遠足ができることを願っています。 5月9日(月) その1まず、校庭にたてわり班こどに整列し、「始めの会」がありました。最後の「終わりの会」も含めて、司会進行や児童代表の言葉など、全て6年生が担当していました。今年の6年生も、4月から最高学年を意識して、とても意欲的な姿勢が光っています。 昨年度は、緊急事態宣言が明けた10月に全校遠足を実施しています。今回もその時と同様に、「コロナ対応版」で実施計画を作成しています。通常の年は、全校で一斉に光が丘公園に行き、班ごとに遊びをしたりお弁当を食べたりという内容でした。しかし、今年も感染症対応として「校庭チャレンジ」を設けて、各班が分散して遊ぶとともに、時間差をつけて公園に向かえるようにしています。また、お弁当は公園では食べずに、学校に戻ってきてから、各教室で黙食をすることにしました。 旭町小は、光が丘公園がすぐ近くにあり、とても恵まれた環境にあります。1年生の歩く速さに合わせても、それほど時間がかからずに到着することができました。公園内に入ると、新緑の緑がまぶしいほどの景色が広がっていました。(写真上) 今日は、写真屋さんに3名入ってもらいました。校庭で遊んでいる班もあれば、光が丘公園に先に着く班もあるため、手分けをして写真を撮ってもらう必要があります。3名いても、常にあわただしくカメラを持って移動して子ども達の様子を収めていたようです。公園の芝生広場に着いた班から、まずは集合写真を撮りました。この時ばかりはマスクを外し、ニッコリと笑顔で撮りました。(写真中) 写真撮影が終わった班は、広い公園内を移動しながら、「公園チャレンジ」や「旭町小クイズ」に挑戦していきます。きれいな石を探したり、自然のにおいを探したりするミッションがありました。生き物探しをするミッションのために、芝生広場の一角にある雑草園に入っていく班がありました。草をかき分けながらいろいろな虫を見つけ、とても楽しそうでした。(写真下) あさがおの種のプレゼント(2年生)生活科の時間に、前もって手紙を書いていました。「月曜日の全校遠足、一緒に楽しもうね。」「これから楽しいことがたくさんあるよ。」「漢字の学習がおもしろいよ。」といったような内容がたくさん見られました。 1年生の子供たちに、2年生らしいお兄さんお姉さんの姿を見せることができました。頼もしい顔が見られて、成長を感じる瞬間でした。 5月6日(金)1年生の各教室では、1校時にさっそくもらった紙袋を開けて、中の種を見てみました。黒くて小さなアサガオの種が、5粒ほど入っていました。種の大きさや形をじっくりと観察し、色鉛筆を使ってカードに絵を描きました。(写真上) 手のひらの上で転がしながら、アサガオの種が真ん丸でないことに気がついていた子がたくさんいました。よく見ると、ミカンの皮をむいてから何等分かに割ったような形をしています。きっと1年生も育ててみると分かるでしょう。花が終わって種ができ、丸い殻の中に黒い種がくっつき合っていくつか入っている様子を見て、「なるほど…」と思うことでしょう。 1年生のアサガオ栽培のセットは、すでに学校に届いています。今月中には鉢に土を入れ、種まきを行っていきます。今回プレゼントしてもらった種は、家に持ち帰ることにしました。各ご家庭で栽培する場所がありましたら、ぜひ育ててみてください。今月から来月初めが、アサガオの種まきの適期です。 5年生は、社会科の時間に「日本のさまざまな気候」について学習しています。日本各地の一年間の気温や降水量を比べてみると、地域によって様々な特色が見られることが分かります。日本は、北海道や瀬戸内、そして内陸性の気候の他、太平洋側と日本海側の気候などに分類することができます。各地の気温や降水量のグラフから、どの気候区のものかを考えさせたりしていきます。 特に太平洋側と日本海側とでは、気温の変化は大きく変わらなくても、降水量にそれぞれの特色が現れます。太平洋側は夏〜秋に降水量が多く、日本海側は冬に降水量(雪)が多くなっています。これは、日本の地形と季節風の関係から生じる降水量の違いです。冬になぜ日本海側に雪が多く降り、太平洋側は晴れの日が多いかを説明する図が、教科書にも載っていました。(写真中) 日本海側では、11月から2月まで、ほとんど空の色は灰色です。晴れる日はわずかで、毎日雨か雪の日々です。それは湿度の違いにも影響し、太平洋側とは正反対になります。冬の東京では加湿器が欠かせませんが、新潟は毎日除湿器に大量の水が溜まります。私は高校生の時まで新潟県で生活し、大学で東京に出てきて、まず冬の気候の違いにびっくりしました。その後、下田に3年間暮らしたので、さらに海洋性の暖かな気候にもびっくりしました。人生、何度か違う場所に住んでみることをお勧めします。 2年生は、生活科の時間に「やさい名人になろう」という学習をしています。教科書には、いろいろな野菜の種や苗の写真が載っています。ダイズ、キュウリ、トウモロコシ、ナス、ピーマン・・・と、夏野菜の種と苗の写真が紹介されています。 5校時に、1組の子ども達が実際に外に出て、学年園に植えられた野菜の苗の様子を見に行きました。2年生の学年園は、ちょうど1組の窓の外にあります。日当たりが良く、野菜類を育てるには絶好の場所です。連休に入る関係で、先週のうちに学年の先生方で野菜の苗を植え付けてありました。ナス、ピーマン、オクラ、キュウリの4種類が植わっています。これからは、2年生全員で当番を決めて水やりをしていきます。(写真下) この他にも、今後2年生は、全員がミニトマトの栽培に挑戦していきます。ミニトマトは、乾燥に強くて丈夫な性質から、よく生活科の教材として取り上げられています。 ところで、ちょうどこの時期にホームセンターに行くと、様々な野菜の苗が売られています。ナスやキュウリなどは、種から行うにはかなりの時間がかかるため、苗を購入して育てるのが一般的です。最近は、ナスやキュウリの「接ぎ木苗」をよく見かけるようになりました。少々高めですが、病気に強く、丈夫に育ちやすいのでお勧めです。 昔は家庭菜園にも手を出していた時期がありましたが、土日しかできないのであきらめました。今は、花の栽培だけでがまんしています。いつかはきっと…と考えています。 5月6日の給食さばのカレー焼き 切り干し大根のうま煮 のっぺい汁 牛乳 一口メモ 切り干し大根は、大根を細く切り、干して乾燥させたものです。大根は、おでんや味噌汁、サラダ、大根おろしなど、とてもなじみのある野菜の一つです。生のままの大根では、長い間保存することができませんが、干して乾燥させることで、長く保存することができます。そして、さらに甘味が増しておいしくなります。昔の人々は、このようにして野菜がとれない季節でも、工夫して野菜が食べられるようにしてきました。 切り干し大根は、栄養やうま味がギュッと詰まっているだけでなく、昔の人の知恵が詰まった食材であると言えます。このような食材を、これからも大切にして伝えていきたいですね。 |
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