理科(ものの燃え方と空気)(6年生)
理科の学習で、「ものの燃え方と空気」について学習しました。窒素、二酸化炭素、酸素の中からものを燃やすはたらきがある気体について考えました。予想では、酸素と答えた子がほとんどでした。しかし、窒素や二酸化炭素は、どんな反応が見られるのか見当がつかない様子でした。
実験は、窒素、二酸化炭素、酸素のそれぞれの気体を満たした集気びんの中に火を灯したろうそくを入れ、どのような反応をするのかを見るというものです。 窒素、二酸化炭素は、ろうそくを入れるとすぐに火は消えてしまいました。一瞬で消えてしまい、子供たちはとても驚いていました。 酸素はどうでしょう。ろうそくを入れると、空気中よりも明るく激しく燃えました。火が大きくなることが確認できると、子供たちからは「おー!すごい!」「こんなに変わるんだ」などと声が上がり、気体によって反応が違うことがよく分かり、嬉しそうでした。 ねん土で作ろう(1年生)1校時には、粘土を初めて開け、まずやわらかくする作業を行いました。保育園や幼稚園で粘土を使っていた子どもたちも多かったようで、「幼稚園のものとは色が違うね」「すごく固い」という声も聞こえてきました。 2校時の後半は、「好きなものを作ろう」というテーマのもと、自由製作を行いました。恐竜や怪獣などの好きなものを作る子ども、丸めた粘土を並べてハートを作る子ども、へらを使って模様を細かく入れる子どもなど、各々の個性が輝いていました。自由製作を終えた後は、友達の作ったものを見る時間を設けました。「これは何を作ったの?」「わぁ〜すごいね」など、多くの刺激を受けていたようです。 これから図工の時間が増えていきます。たくさんの素敵な作品が完成していくのが、とても楽しみです。 リコーダーの授業(3年生)これまでは、映像や教師の見本でリコーダーの音色に親しませたり、掃除棒やグリスなどの記名を確認したり、演奏の際に必要なタオルを持ってきているかをチェックしたりするだけだったので、子供たちは早く吹きたくてうずうずしていました。 タオルは、1.2年生の鍵盤ハーモニカの指導の際にも使用してきました。音楽室には机がないので、リコーダーの場合は膝の上にタオルを敷いてその上で演奏させています。 唾のコントロールができるようになるまでは、吹いている最中に唾が垂れてきてしまうのは仕方のないことですし、吹き終わった後に唾が溜まっていることもよくあります。お手入れの時にもタオルがあれば安心です。 タオルの準備ができたら、次は押さえ方です。右手が上なのか、左手が上なのか、右左が混乱している児童もいるので、徹底するまでしばらく時間がかかります。 さらに、音を出すためにはマスクをずらさなければなりません。「用意!」でマスクをずらしてリコーダーをくわえて、少し吹いたら次の指示を聞くために音を出すのをやめてマスクをしての繰り返しになります。これはこれで忙しいのですが、それでも待ちに待ったリコーダーの音に何とも言えない喜びを感じています。 息の強さをコントロールして、タンギングをしながら上手に演奏するのはかなり高度な技ですが、3年生の児童のこれからがとても楽しみです。 4月27日(水)1組では、話し手と聞き手、記録者の3つの役割分担を決めて、実際にインタビューをしてみました。聞き手は、あらかじめ想定していた質問の順番を考えながら聞いていく必要があります。また、答えてもらった内容に相槌を打ちながら聞く姿勢も大切になります。一方の話し手は、質問の内容に合った適切な受け答えをするために、質問内容をよく聞く必要があります。そして、記録者は、大切なところをまとめてメモが取れるように聞かなければなりません。「聞く」ということだけでも、それぞれの立場によって様々に違うということが分かってきます。(写真上) 昼休みに、4年1組の子が校長室にインタビューにやって来ました。クラスの新聞を作る係で、先生達にインタビューしたことを基に学級新聞を書こうと考えていたようです。最初に好きな季節を聞かれたので、「春です。いろいろな花が次々と咲くから春が一番好きです。」と答えました。次に、好きな動物を聞かれました。「犬です。家でトイプードルを飼っています。」…と言った瞬間に、「ありがとうございました。」と言われて終わりそうになったので、どんな新聞を作りたいのかなど、こちらからいくつか質問をして引き止めました。新聞係の子どもは4年生だったのでこれで良いのですが、もし今回の学習を終えた5年生だったら、聞き手としてもう少しインタビュー内容をふくらませて会話を続けることができたと思います。子どもにとって、「話すこと」と「聞くこと」は、とても大切な学習です。 6年生は、理科の時間に「ものの燃え方と空気」の学習をしています。今日は、理科室で1組も2組も大切な実験をしていました。まず、空気中の主な成分に、窒素と酸素、二酸化炭素があることが知らされます。それぞれ空気中に78%、21%、0.03%含まれています。では、これらの中で、ものを燃やすはたらきがあるのはどの気体でしょうか? 集気びんにそれぞれの気体を集めて、ろうそくの炎を入れて実験していきます。3種類の気体は、実験用ボンベという便利なものにそれぞれ入っています。水槽に水をため、水中で実験用ボンベから気体を集気びんに入れる「水中置換法」を使います。(水槽が浅いので、集気びんを水に沈めただけではどうしても少し空気が入ってしまいます。ちょっとしたコツで空気の侵入を防ぐことができます。) 気体を集めたら、火をつけたろうそくを集気びんの中にすばやく入れます。窒素と二酸化炭素はすぐに消えました。…ものを燃やすはたらきがないということになります。一方、酸素の場合は、ろうそくが激しく燃え上がりました。空気中で見るろうそくの炎の何倍も明るい光を放って燃え尽きました。空気中には、酸素が2割ほどなため、炎の大きさ・明るさに違いが出ます。(写真中) ここから先は教師実験でやってあげると良いのですが、同じ水中置換法で窒素を8割、酸素を2割入れた集気びんを用意して、炎の様子を観察させます。・・・空気中と同じろうそくの燃え方をします。 3年生は、国語の時間に「春のくらし」という学習をしています。生活の中で、春らしさを感じさせる言葉を見つける学習です。同様に、夏・秋・冬も、年間を通じて2時間扱いで学習することになっています。このように、日本の伝統や文化にふれる学習が、道徳だけでなく国語にも取り入れられています。 教科書には、「山菜や野原で見かける草などにも、春らしい食べ物として知られているものがあります。」と書いてあり、たけのこ・ふき・わらび・ぜんまい・たらのめ・よもぎが絵とともに紹介されています。(写真下) たけのこはちょうど今が旬で出回っているため、食卓にあがっている家庭が多いことでしょう。ふきはどうでしょうか? 私の家では、つい先日、隣りの家の方からいただきました。あく抜きや筋を取ったりと手間がかかりますが、煮物にするとおいしいですよね。(私が作るわけではありませんが…) 4月27日の給食海藻サラダ キャロットケーキ 牛乳 一口メモ 今日のケーキには、卵もバターも使っていません。食物アレルギーのある人も一緒に食べられるようにと、調理員さんとで工夫して作ったケーキです。 キャロットケーキの「キャロット」とは、にんじんのことです。オレンジ色をしているのは、にんじんとオレンジジュースの色です。 カロテンという言葉はにんじんの英語名の「キャロット」が由来となるほど、にんじんにはベータ・カロテンが豊富です。ベータ・カロテンは、体内でビタミンAに変換される栄養素で、目を乾燥から守り、視力を調整してくれます。 4月26日(火)漢字辞典は、漢字の画数や部首、読み方、意味、熟語、漢字の成り立ちなどを調べる時に使います。また、子どもが産まれた時の名前を考える時に、どの家庭でもお世話になるのが漢字辞典です。 漢字辞典の使い方には、大きく分けて「音訓索引」「部首索引」「画数索引」の3つがあります。この3種類の索引をいかに使い分けられるかが、漢字を早く見つけるポイントになります。探したい漢字の読みが一つでもわかっている時は「音訓索引」が便利です。また、読みが分からず、知っている部首が含まれた漢字であれば、「へん」や「つくり」に着目した「部首索引」で探すことができます。それも分からなければ、画数索引で調べます。 国語辞典と同様に、いつも手元に置いておき、繰り返し自分の手でページをめくりながら使い慣れていく必要があります。漢字辞典も、昔は希望する家庭に購入を勧めていました。しかし、今は漢字辞典を用意している家庭はかなり少ないのではないでしょうか。 読み方が分からない漢字があった時、漢字辞典を使わずに私ならどうしているかというと・・・パソコンのIMEパッドを使っています。手書き入力機能で漢字の一部分を入れていくと、それに似た漢字が次々と表示されます。探している漢字が見つかったら、その文字にカーソルを置くと、読み方が表示されます。結局、辞典の類は、全てパソコンに替わってしまった感があります。 2年2組が、生活科の学習で中庭にやって来ました。春の草花を観察する学習でした。中庭の東側(南校舎脇)は、自然観察園になっています。主事さんにお願いして、しばらくの間は草刈りをしないようにしてもらっています。そのため、雑草が自然の状態のままに残った絶好の「野草園」として使うことができます。 子ども達は、草むらの中に分け入り、いろいろな花が咲いていることに気づいていました。チューリップはすでに終わっていましたが、紫色のヒアシンスのような球根植物があちこちに咲いていました。シラー・カンパニュラータのようでした。チューリップ同様に、毎年この花が楽しめると思うとうれしくなります。 次に目につくのが、オレンジ色のポピーのような花です。ナガミヒナゲシというケシ科の一年草です。この時期、道路脇など、いろいろなところでよく見かける花です。ポピーのように風に揺れ、オレンジ色でかわいらしいことから大切にしたくなりますが、これが実は・・・。60年ほど前に海外から日本に入り、あっという間に全国に広がってしまったやっかいな植物なのです。日本の植生を変えてしまう恐れもあり、駆除を勧めている自治体もあるほどです。 子ども達は、小さな花にもちゃんと気がついていました。オオイヌノフグリやカラスノエンドウは、昔から理科・生活科の教科書に掲載される代表的な春の野の花です。(写真中) 5年1組の子ども達が、家庭科の時間にガスコンロの使い方を学習していました。家庭科室にやってきて、グループごとにガスコンロの火をつけてみました。ガスの元栓の開け閉めの仕方から始まり、つまみをひねって火をつけ、弱火〜強火と調節してみました。(写真下) 物珍しそうにガスコンロを見つめているので聞いてみると、子ども達の多くの家庭が、こういうタイプのコンロではないことが分かりました。90度つまみを回転させるタイプではなく、スイッチを押すタイプであったり、IHのクッキングヒーターの家庭が多いようです。家庭科室のガスコンロも、いつかは買い換えないといけないなと考えさせられました。 感染予防のガイドラインが今週から改定になりました。5,6年生の調理実習は、来月5月から取り組めるようにしていきます。5年生は、お茶の入れ方の実習から始めます。 4月26日の給食焼き鮭 野菜の和風ごま炒め 豚汁 牛乳 一口メモ ごまは、古くから体に良い食材として親しまれてきました。ごま和えをはじめ、ドレッシングやプリンなど、ごまは料理や調味料、お菓子と幅広く使われています。 ごまに多く含まれているビタミンは、ビタミンEです。ビタミンEは、体の中のサビをとり、肌を健康に保ったり血液をサラサラにしたりするはたらきがあります。抗酸化作用のあることから、「若返りのビタミン」などとも言われています。 たてわり班活動旭町小学校のたてわり班は、全学年の1組児童で6班(あか・みかん・きいろ・みどり・あお・むらさき)、2組児童で6班(ピンク・サーモン・クリーム・メロン・ライトブルー・ラベンダー)で編成しています。各班の人数は26人〜27人です。 さらに、たてわり班掃除や全校遠足では、各班をAとBの2班に分けて、6年生2人〜3人で13人ほどをまとめながら活動していきます。 今日は、中休みと3校時を使って、たてわり班ごとに顔合わせと全校遠足に向けての準備のための会議を行いました。 この活動に向けて、6年生は自分の班の名簿を作ったり、進行の確認をしたり、全校遠足の時の遊びの分担や並び方を決めたりといろいろな準備を進めてきました。まだ始まったばかりなので、6年生からも緊張した様子が伝わってきましたが、それでも下の学年の子の面倒を見ながら一生懸命班をまとめている姿はとても立派でした。 確認することがすべて終わった班は、その場でできる簡単な遊びをしました。この計画も6年生の仕事です。少しの時間でしたが、他の学年の友達と一緒に遊ぶことができて、とても楽しそうでした。 全校遠足は5月9日(月)です。楽しい思い出がたくさん作れるように、6年生の活躍を期待しています。 4月25日(月)時計に関する学習は、1年生からありました。1年生では、「何時」と「何時半」を読むことから始まり、3学期には「何時何分」まで読み取れるように学習しました。そして2年生では、「時刻と時間」について学習してきています。さらに、「9時より15分前の時刻」などの学習もしました。 日常的に時計を意識していくことで、次第に理解が進みます。小学校における時刻と時間の学習は、この単元が最後になります。昨年度、1,2年生の時計を使った学習の際にもお伝えしましたが、こういう内容は、なかなか算数の時間だけで身につくものではありません。今後も、日常生活の中での行動や経験と対応させて理解を図ることが大切になります。 中休みから3校時にかけて、今年度の第1回目となる「たてわり班活動」がありました。旭町小学校の特色ある教育の一番に挙げられるのが、この年間を通じたたてわり班活動です。全校児童が、1年生から6年生までの子ども達で構成された24の班に分かれて、様々な活動を行います。定期的にたてわり班で遊びをするのはもちろんですが、5月からはたてわり清掃が始まったり、全校遠足にたてわり班で行ったりもします。また、コロナ禍でなければ、学期に1回ずつ、たてわり班給食も行う予定です。 たてわり班活動は、異年齢の小集団です。毎日の登校班も異年齢集団ですが、それとは別にたてわり班活動を行うことで、より様々な子ども同士の出会いの場をもたらします。そして、年間を通じた一番のねらいは、子ども同士の思いやりの心の育成です。年上の子が年下の子をいたわり大切にする気持ち、そして年下の子が年上の子に頼り、あこがれを抱く気持ちは、より多くのたてわり班活動の中から生まれてきます。 今日は、最初の顔合わせを行うとともに、6年生が全校遠足に向けた説明をていねいに行っていました。たてわり班活動の時には、専用の名札をつけて参加することになっています。簡単な自己紹介をしてから始まり、3校時の後半には、教室内で楽しめる遊びが行われていました。もうその頃には、学年を越えて仲良しになっていたようでした。子どもの順応性の高さを感じるとともに、毎年伝統的に行ってきた成果とも言えます。(写真中) 2年生は、算数の時間に「たし算のしかたを考えよう」という学習をしています。小学校で初めて「筆算」を習う単元です。2位数+2位数のたし算の筆算ができるようにしていきます。 最初は、繰り上がりのないたし算筆算を学習してから、いよいよ先週後半から繰り上がりのある筆算に入りました。35+29の計算を考えた時、まずは1の位同士の「5+9=14」をします。この時に、十の位に「14」の「1」が加わることになります。十の位の「1」なので、本当は「10」であることを理解していなければなりません。(写真下) 繰り上がりが生じた場合は、十の位の上の方に小さく「1」とメモ数字(算数用語では、補助数字)を書かせるようにします。これから学年が上がるにつれて、桁が増えたり繰り上がりが増えたりと複雑になっていきます。何度も計算練習を繰り返しながら、確実に力がついていくように指導していきます。なお、数字をマス目に合わせて書かせたり、筆算を書く時に定規を使うように指導しているのは、正確に計算をする力を身につけさせるためです。 4月25日(月) その1・・・新年度スタートのこの時期は、「礼儀」に関する道徳の授業が、いろいろなクラスで行われています。「礼儀」というのは、「人とかかわる時の正しい態度」のことを言います。例えば、今この全校朝会では、校長先生の話を向かい合って聞いているという「人と人とのかかわり」があります。その場合の正しい態度(礼儀)は、だまって話を聞くことです。さらに、話が終わったら、気をつけの姿勢をしてそろってお辞儀をすることも「礼儀」です。他にも、学校の先生のような年上の人に対する言葉づかいや、職員室に用事があって来た時の話し方にも「礼儀」が必要です。では、友達の家に遊びに行き、家に上がらせてもらう時の礼儀はどうでしょう。「おじゃまします。」と言って、靴をそろえて上がらせてもらうのが礼儀です。きちんとできていますか? 先週、5年生の教室で、「あいさつって」という道徳の授業がありました。あいさつや礼儀は、どうして大切なのだろうと考えさせられる内容でした。教科書には3つの場面が紹介されていて、主人公の康平君をもとに、あいさつについて考えるようになっていました。 (それぞれの場面の絵を見せながら話をする。)(1)康平君は、お母さんと一緒にデパートに出かけました。そこで、お母さんの友達と出会いました。「こんにちは。お買い物? こちら、息子さん?」と女の人が言ったので、お母さんは「そうなの。今、5年生よ。ほら、康平、ごあいさつして。」と背中をぽんとたたきました。康平君は、かすかに頭を下げることしかできませんでした。その後、お母さんに「5年生にもなって、あいさつもできないの。」と注意されてしまいました。康平君は、「自分の知り合いでもないのに、なんであいさつしなきゃならないのだろう。」と考え、腹が立ちました。 (2)学校であいさつ週間が始まりました。康平君は児童会の役員に入っていたので、門の前に立ち、登校してくる子ども達に「おはようございます。」とあいさつをしていました。あいさつをすると、みんな「おはようございます。」とあいさつを返してくれたので、うれしくなりました。ところが、6年生の子に声をかけた時のことです。その子は、康平君の方も見ないで、だまって通り過ぎていきました。康平君は、むっとすると同時に、デパートでのことを思い出しました。 (3)康平君は、休みの日にお父さんと山登りに出かけました。登り始めて2時間が経ち、疲れてきた時に、山から下りてくる人に出会いました。「こんにちは。いいお天気ですね。頂上まであと少しですよ。がんばって。」と帽子に手をやり、頭を下げながら声をかけてくれました。康平君は、思わず「ありがとうございます。がんばります。」と声を出しました。その時、康平君は、あいさつや礼儀が大切なわけが分かったような気がしました。 みなさんもこういう経験があるのではないでしょうか。親戚の人の前などで、きちんとあいさつができないと、家の人に注意されたりしますよね。あるいは、自分の知らない人なのに、なんであいさつをしなければならないのだろうと思った時もあったことでしょう。それは、あいさつをされる側になったことがないから分からないのだと思います。康平君のように、あいさつをしてもらって「うれしいな」という心が温かくなる経験がある子は、きちんと礼儀正しくあいさつができるようになっていきます。 朝、登校してきた時はもちろんですが、廊下で人と出会った時にすすんで「こんにちは」と言えている子が増えてきました。また、学校には先生方以外にも事務室や主事室、給食室で働いている方がいらっしゃいます。そういう方々にもきちんとあいさつをしている子は、さらにすばらしいですね。旭町小の子ども達全員が、礼儀正しく、あいさつがしっかりできる子であってほしいと願っています。・・・(写真上) 続いて、ALTのマーク先生の紹介がありました。今年度も、月曜日と火曜日の外国語・外国語活動の授業を担当していただくことになりました。(写真下) ちなみに、木曜日と金曜日はダニア先生です。お2人とも、昨年度も勤務されているので、子ども達に大人気の先生方です。 4月25日の給食もやしの中華スープ 清美オレンジ 牛乳 一口メモ 清美オレンジの「清美」は、静岡県の静岡県の景勝地「清見潟」から名づけられました。温州みかんとオレンジのかけ合わせで作られた柑橘類の一種です。新品種の多くは「清見」から生まれています。そのため、「多くの柑橘類の生みの親」とも言われています。 種が少なく、やわらかかで、とてもジューシーなみかんです。味は温州みかんのように甘く、そしてオレンジのように香りが良いのが特徴です。 外国語活動(2年生)ALTの先生と挨拶をしたり、英語の歌を歌ったり、英語の読み聞かせを聞いたりと、様々な活動を入れながら授業を行っています。 「去年と同じALTの先生で嬉しい!」「絵本の絵に書いてある英語、どういう意味だろう。」「次の外国語活動はいつ?」という声が子供たちから挙がりました。 4月22日(金)単元の最初として、1組で授業をしていたのは、朝食の役割について調べる学習でした。教科書には、3日間の朝食の写真が載っています。1日目は、「ご飯、焼き鮭(大根おろし付き)、みそ汁(ねぎ、かぶ、玉ねぎ)」の和食メニューです。2日目は、「コーンフレーク、牛乳」の簡単メニューです。そして3日目は、「食パン、炒り卵、ウインナー」という洋食メニューです。それぞれの朝食の良い点や課題点を話し合いました。手軽に食べられて良いというものもありますが、栄養のバランスが悪いものや、お腹がすきそうというメニューもあります。 そこで、タブレットを使って朝食の役割について各自で調べてみました。子ども達は、様々な資料を基にまとめていました。朝食は、1日の始まりのエネルギーを得るために必要であることや、体温を上げて脳や体を目覚めさせること、さらには排せつのリズムをつくることなどについて分かりました。(写真上) 6年生が先日行った全国学力・学習状況調査の児童質問紙にも、朝食を食べているかどうかの設問がありました。69ある質問のうちの一番最初が、「朝食を毎日食べている」について、4段階で回答する問いでした。(調査については、Webでも公開されています。) この調査が毎年行われるようになってから、朝食の摂取と学力に相関関係があることがはっきりとしました。まずは、学校に登校する前に、朝食(それも、栄養バランスのとれたメニューで)をとることが欠かせません。ちなみに、私は・・・朝食は断然に洋食派です。パンとコーヒーがなければ、朝食を食べた気にはなれません。もちろん、バランスよく野菜や卵も食べています。 1年1組で、図書の指導をしていました。国語の教科書(P40〜41)を開くと、「としょかんへ いこう」というページがあります。これから学校の図書館を利用して、図書の時間も行われていきます。また、教室の後ろには、光が丘図書館から団体貸し出しの本がたくさん届いています。学習課題が終わった子は、自由に本に親しめるように環境を整備しています。まだ自分で本が読めない子は、読み聞かせをしてあげることが大切です。ぜひ家庭でも、本が身近にある生活を心がけてみてください。(写真中) 光が丘図書館に行ったことがある子を聞いてみると、ほとんどの子が手を挙げていました。定期的に家族で利用することをお勧めします。という私も、昨日出張の帰りに光が丘図書館に寄り、予約していた本を借りてきました。 ところで、1年生の国語の教科書(表紙)に描かれている植物をご存知でしょうか? パンダの上に咲いている花は、クレマチスです。そろそろつぼみが大きくなり、咲き始める頃です。私の家には、青系のクレマチスが1鉢あります。アサガオのように行灯(あんどん)仕立てにして、毎年咲かせています。1〜2週間ほどで花は終わってしまいます。それも一季咲きなので、この時期に咲いておしまいです。だからこそ、開花がとても楽しみです。 3年1組の子ども達が、校庭西側の学年園に行き、理科で育てていく植物の種まきをしていました。ヒマワリとホウセンカ、オクラの種をみんなで手分けをして畑にまきました。人差し指の第1関節分の穴をあけ、ヒマワリは1粒ずつ、他は数粒ずつ入れてまきます。昨年も思いましたが、この場所は桜の木の陰になり、植物の栽培にはあまり良い場所ではありません。どこか別な場所に良い畑をつくってあげたいなと、いつも思っています。(写真下) 写真下の子ども達の後ろに写っている白い花は、大根の花です。昨年度の4年生が育てていた大根の残りがとう立ちし、花をつけました。大根もアブラナ科の仲間なので、春になると菜の花のような花が咲きます。よく線路際に、菜の花に似た紫色の花がたくさん見られます。ムラサキハナナで、やはりアブラナ科の植物です。これからの時期、ハイキングなどに行くとよく見かける植物です。 4月22日の給食具だくさんオムレツ ABCスープ 牛乳 一口メモ 日本人は、1年間に300個を超える卵を食べていると言われています。生のままでも加熱しても食べられる卵は、幅広い料理に活躍する万能食材です。 卵には、体をつくるたんぱく質や、ビタミンC以外のほとんどのビタミンが含まれています。他にも、カルシウムや鉄分など、私たちの健康を維持するために必要な栄養素が豊富に含まれています。 体育朝会旭町小学校では、月に一度をめやすに、体育朝会を行っています。毎年、一番初めの体育朝会で行うのは、「整列」の指導です。 1、休め 2、気をつけ 3、(大きく)前へ ならえ 4、なおれ この順番で動きを確認し、きれいな整列隊形を指導しました。 今日は、運動委員会委員長の6年生が朝礼台の上で手本を見せました。 また、動きの確認をした後、1〜3年生と4〜6年生に分かれて、動きを見合いました。1〜3年生は、とてもまじめに取り組んでいました。低学年も上手にできるな・・・と思いつつ、4年生以上を見ると、やはり完成度がとても高く、低学年もよく見て学んでいました。 整列は、体育の学習だけでなく、朝会や避難訓練、遠足や社会科見学、移動教室など、様々な場面で行う基本の動きです。今日学習したことを、これからの学校生活につなげていきます。 4月21日(木)国語辞典は、小学校3年生で初めて使い方の指導をします。昔は小学生用の国語辞典を各家庭で用意してもらったものでした。しかし、近年は学校でクラス分を用意し、全員に貸し出すようにして指導しています。大人用のものも含めて、最近は家庭に国語辞典を置いていないところが多いのではないでしょうか。と言っている私の家にも、どこかにあるとは思いますが、ここ何年も手にしたことがありません。パソコンやスマートフォンがいつも手元にあるので、手軽に調べられるようになりました。 国語辞典を使う時は、「見出し語」と「はしら」、「つめ」を利用するようにします。「つめ」は、辞典の側面についていて、平仮名で示されています。まず、調べたい言葉の頭の文字を「つめ」で探します。次に、「はしら」で調べたい言葉があるページを見つけます。「はしら」は、各ページの上隅に書かれていて、そのペーにある言葉の範囲を示しています。最後に、あいうえお順に並んでいる見出し語を見ていくと、調べたい言葉が見つかります。 国語辞典の使い方は、何度もページをめくりながら使い慣れていくのが一番です。文字を入力して検索する能力も今の時代には必要ですが、国語辞典を使えるようになる力も大切にしていきたいものです。(写真上) 5年1組では、社会科の時間に「日本の国土はどこまで?」という学習をしていました。日本の領土や領海、排他的経済水域の広がりに着目して、日本の国土のおおまかな範囲を学びます。 「領海」と「排他的経済水域(EEZ)」の違いは何でしょうか? 領海は、陸地から12海里(約22km)の範囲で、その国の主権が認められている海です。一方のEEZは、陸地から200海里(約370km)の範囲で、その国の水産資源・海底鉱物資源などが認められている海になります。 担任の先生が、面白い資料を提示しました。日本は、国土の面積で比較すると、中国やアメリカに到底及びません。26分の1ほどしかありません。しかし、排他的経済水域の面積で比較すると、中国よりも4.7倍も広いのです。日本は島国であるため、小さな島が一つあるだけで、その分の排他的経済水域がたくさん確保できます。子ども達も、日本の国土の特徴からすぐにそのことに気がついていました。(写真中) また、教科書では、日本の領土や外国との領土問題のことも書かれています。北方領土と竹島、尖閣諸島の写真が掲載されていて、「これらの島々は、一度も他の国の領土になったことがない、日本固有の領土です。」と書かれています。(さらに本文には、具体的に相手国との今までの経緯が記載されています。)学校で使っている教科書で、一番時代とともに内容が変化していくのが社会科です。今後、このページはどのようになっていくのでしょうか…。 一方、3年生の社会科では、「まちの様子」の学習をしています。3年生の一年間の社会科は、自分たちの住んでいるまち=練馬区についての学習を進めていきます。 2組では、実際に北校舎の屋上に行き、どんなものが見えるのかを調べました。子ども達にとって、屋上に行って授業をすることはめったにありません。今日は久し振りに晴れていたので、日差しを浴びながら見える景色を楽しむことができました。「ぼくの家はこっちの方だよ。」と、すぐに方向感覚がつかめている子がいました。(写真下) 3年生では、まず東西南北の方角について分かるようになることが大切です。自分から見てどちら側がどの方角なのか、学校にいる場合でも家にいる場合でも、おおよその方角が分かっているようにしていきます。のちのち、地図や空間をイメージする力にもつながっていきます。ナビがないとすぐに道に迷ってしまう人が大人にもいますが、ある程度は方向感覚を鍛えて改善することができるそうです。 4月21日の給食ポトフ みかん入りオレンジゼリー 牛乳 一口メモ きな粉は、大豆を炒って粉にしたものです。炒ることによって大豆特有の臭みがなくなり、香ばしい風味が食欲をそそります。 きな粉は大豆を原料とした食品のため、大豆に含まれている栄養素を摂取することができます。大豆には、タンパク質、脂質、炭水化物の他、幅広いビタミンやミネラルが含まれていることが特徴です。 大豆に含まれるオリゴ糖は、お腹の中のいい菌を増やすための餌となり、お腹の調子を整えてくれます。 50m走(4年生)自分のタイムの成長を喜んでいる子ども達や、久しぶりに全力疾走して疲れている子ども達の様子が見られました。今日は上手くいかなくて、次回の計測で力を発揮しようとする言葉も聞かれました。 次回の子ども達のがんばりにも期待しています。結果が楽しみです。 4月20日(水)5年生の「あいさつって」の資料では、3つの場面からあいさつの大切さについて考えさせていました。最初は、男の子が母親と買い物に行った時の場面です。母親の友人と出会ったので、あいさつをするように注意されました。「自分の知り合いでもないのに、なんであいさつをしなければならないのだろう。」と男の子は感じました。…これは、子どもならよく経験があることです。「きちんとあいさつをしなさい」と人前で叱られたら、ますます子どもはそう考えるでしょう。 2つ目は、あいさつ週間に校門で登校してくる子ども達にあいさつをしていた場面です。「おはようございます。」とあいさつをすると、みんなもあいさつを返してくれるのでうれしくなりました。しかし、6年生の子が顔も見ないで通り過ぎて行ったので、男の子はむっとしました。 3つ目は、男の子が父親と山登りに行った場面です。山を下りてくる人に「こんにちは。いいお天気ですね。頂上まで、あと少しですよ。がんばって。」と声をかけられました。すると、思わず「ありがとうございます。がんばります。」と声が出ました。・・・これらを通して、男の子があいさつや礼儀が大切なわけに気がついていくというお話です。(写真上) あいさつや礼儀は、相手がいて成り立つものです。相手側の気持ちを考えさせたり、経験させたりすることから身につくものでもあります。された側がどんな気持ちになるのかを、その状況に応じて教えていくことが大切です。来週の全校朝会の話のヒントを得たような気がしました。 2年生は、国語の時間に物語「ふきのとう」の学習をしています。作者は、昨日の1年生の国語でも紹介した 工藤 直子 さんです。この「ふきのとう」は、長い冬が終わり、待ちわびていた春を迎える喜びを、ユーモラスに描いた作品です。ふきのとう、竹の葉っぱ、雪、お日様、春風たちの会話を通して、リズム感のある文章で書かれています。 2年生では、音読を中心とした教材として扱います。何度も何度も繰り返し読むことで、言葉のリズムや響きのおもしろさを味わわせていきます。きっと各家庭でも、音読の宿題を毎日聞いてあげていることでしょう。(写真中) ふきのとうは、本来ならば2月末から3月にかけて見られる植物です。子ども達は、実際のふきのとうを見たことがあるでしょうか? 私の住んでいる町では、農産物直売所でその頃よく見かけます。しかし、パック詰めになっているふきのとうをわざわざ買わなくても、土手の散歩をしていると見つけることができます。花が開く前のつぼみの状態が収穫適期です。細かく刻んで味噌汁に浮かべるだけで、独特の香りとほろ苦さが春を感じさせてくれます。 5年2組では、社会科の時間に地球儀を使って「日本の国土と世界の国々」の学習をしていました。自分の行きたい国を選び、日本からどこを通って行ったらよいかを確認していました。地図帳で見るのとは違い、地球儀は国土の面積や形を正確に把握することができます。 また、資料集に載っているQRコードをタブレットで読み込み、画面に3Dで地球儀を映し出す活動も行っていました。画面に出てきた地球儀は、手で回したり拡大したりすることもできます。資料集は、早くもタブレットを使った学習に対応し始めてきました。(写真下) 4月20日の給食豆腐ハンバーグ 新じゃがのおかか煮 かぶの和風汁 牛乳 一口メモ 新じゃがいもは、冬場に植え付けられて、3月から6月にかけて収穫されるじゃがいもです。皮が薄く、水分を多く含んでいます。 スーパーなどで一年中じゃがいもを見かけますが、新じゃがも同じ種類のじゃがいもです。じゃがいもは、春に種芋を植え付けて、秋に収穫するものもあります。それらを貯蔵して、少しずつ出荷することで、一年中じゃがいもが食べられるようになっています。 |
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