10月1日(土)*チキンカレーライス *華風だいこん *りんご *牛乳 今日は南町小の体育学習発表会でした。どの学年も練習の成果を存分に発揮してステキでした。 スポーツをしていて、『もっとうまくなりたい』とか『強くなりたい』と思う人は、練習するだけでなく、自分の食事を見直さなければなりません。 食事は練習と同じくらいとても大切なものです。栄養のバランスや食事のバランスのタイミングなどによって、体の状態が変わります。栄養のバランスの良い食事が大切です。『これを食べれば強くなる』という食品はないので、いろいろな食べ物をバランス良く食べるようにします。 10月4日(火)*きなこ揚げパン *イタリアンスープ *もやしサラダ *牛乳 好きな給食に必ず入ると言える『きなこ揚げパン』。今日は『やったー揚げパンだぁ〜』という声や、『今日の給食全部好き〜』という声が聞こえてきました。ただ、【揚げパン苦手ー】や【きなこきらい〜】という声ももちろんあります。1人1人味覚や好みは違うので、全員が好きな献立は難しいです。何か一つでも食べられる料理があればいいなぁと祈ります。 揚げパンが給食のメニューにでるようになったのは、今から60年以上前のことです。 当時、東京の大田区の小学校で給食を作っていた調理師さんが『固くなったパンをどうしたら子供においしく食べてもらえるか?』を考えて、色々と試行錯誤した結果、パンを油で揚げて砂糖をまぶすことを思いついたそうです。その当時は戦争が終わった頃で、様々な物資が足りない時代でした。砂糖をまぶした甘い揚げパンは子供にとって衝撃的な味だったようです。 10月5日(水)*七分づきご飯 *おろしハンバーグ *豚汁 *牛乳 今日はハンバーグに大根おろしで作ったソースをかけて和風ハンバーグを作りました。 ハンバーグはどうやって生まれた料理でしょうか? 今から700年ぐらい前にモンゴル帝国という国がありました。この国のタタール人は生の肉を刻んで食べる習慣がありました。そして、この国を訪れたドイツ人の船乗りが、タタール人の食べているような刻んだ生肉を持ち帰ったのが【ハンブルグ】という港でした。 しかし、ハンブルグでは生の肉を食べる習慣がないので、これを焼いて食べました。これがハンバーグの始まりです。 今日は430個ものハンバーグを南町小の調理師さんが1つ1つ丸めて作りました。味わって食べましょう。 10月6日(木)*じゃこ菜めし *カマスの醤油マヨ焼き *沢煮碗 *ぶどう2種食べくらべ *牛乳 今日は『ミナミカゴカマス』という魚に玉ねぎと醤油、マヨネーズのタレをのせて焼きました。この魚はニュージーランドでとれた魚です。ニュージーランドでは高級魚として扱われているそうです。色々な食品が値上がりして、しかも今年はサンマや鮭が不漁で高いので、比較的に安価で美味しいこの魚はうれしい食材です。何回か給食に出していますが、南町小の子供は良く食べてくれる魚の一つです。 今日はシャインマスカットと巨峰を食べ比べてみます。どちらのぶどうが人気でしょうか? 10月7日(金)*七分づきご飯 *ピリピリこんにゃく *じゃが芋のそぼろ煮 *月見だんご *牛乳 明日10月8日は十三夜です。これは十五夜の一か月ぐらい後の行事です。十五夜は中国で生まれた行事ですが、十三夜は日本で生まれた行事で、100年以上昔からしている行事です。 十五夜の月は満月なのに対して、十三夜の月は少し欠けています。明日の夜は家族で十三夜の月を鑑賞してください。 今日は明日の十三夜にちなんで、【月見だんご】を作りました。白玉粉に豆腐と蒸したかぼちゃを混ぜて良く練ります。これを小さな団子に丸めてゆでます。これにみたらしのタレをかけました。今日は一人2個づつの団子を作ったので、南町小の調理師さんは約900個の団子を4人で作りました。良く味わって食べましょう。 9月29日(木)*チリドッグ *コーンチャウダー *きゅうりのオイル漬け *牛乳 今日はコッペパンにソーセージとチリソースをはさんで、ここにピザチーズをのせて焼きました。いわゆる『ホットドッグ』です。 『ホットドッグ』が生まれたのはアメリカです。ドイツから伝わってきたソーセージを売るときに、熱くて手で持てないので、パンにはさんで売ることを思いついたそうです。 そして、ホットドッグという名前がついたのは、タッドという漫画家が、ソーセージにしっぽと頭をつけて描いたところ、胴長のダックスフンドという犬に似ていたので『熱い犬』という意味でホットドッグになったそうです。 今日は南町小特製のチリドッグを食べて、残り2日間になった運動会練習を頑張りましょう。 9月21日(水)*ガパオライス *冬瓜のカレースープ *なし *牛乳 今日はガパオライスを作りました。ガパオライスはタイ料理の一つで【とり肉のバジル炒めご飯】のことです。タイ語ではガパオライスのことは『カウ パッ ガパオ』と言うそうです。この『カウ』はご飯のことで、『パッ』は炒めること。それから『ガパオ』はバジルというハーブの葉のことです。タイではガパオライスに目玉焼きをのせて食べることが多いそうです。 今日は鶏の挽き肉をたけのこ、にんじん、玉ねぎと炒めたところに、オイスターソースやナンプラーで味をつけて、赤ピーマンと、緑のピーマンを入れて、最後に生のバジルの葉を刻んで入れました。いつもとは違う異国の雰囲気のメニューでしたが、ご飯と一緒にモリモリ食べる子供が多かったです。 9月20日(火)*七分づきご飯 *畑のお肉ヤンニョムソース *五目すいとん *牛乳 今日は畑のお肉をから揚げにして【ヤンニョムソース】でからめました。 【ヤンニョムソース】は韓国のソースです。これはコチュジャンと、ごま、しょうゆ、ごま油で作るソースです。キムチを作る時にもこのヤンニョムを使います。 給食のヤンニョムソースは小学生むけなので、あまり辛くありません。少し辛めの味付けでご飯がススミました。 9月16日(金)*子きつねご飯 *中華卵焼き *五目汁 *牛乳 こぎつねご飯は、キツネの大好物と言われている【油揚げ】をたくさん入れて作る混ぜご飯です。日本では、【油揚げ】を入れたうどんを『きつねうどん』と呼ぶなど、キツネの好物は【油揚げ】と昔から伝えられています。 このように言われるようになったのは、様々な由来があります。実際にはキツネが特別に【油揚げ】を好んで食べるわけではないようです。でも、キツネには肉食に近い雑食性があるので、【油揚げ】も美味しく食べるようです。 今日は秋にあいしい、こぎつねを美味しく食べましょう。 9月14日(水)*スパゲティラタトゥイユ *コールスローサラダ *フルーツポンチ *牛乳 今日はフランス料理の【ラタトゥイユ】を作りました。同じような料理でイタリア料理の【カポナータ】があります。【ラタトゥイユ】はズッキーニをメインにして、ハーブを入れて作ります。そして【カポナータ】はナスをメインしてオリーブやセロリを入れて作ります。 料理方法は【ラタトゥイユ】はすべての材料をまとめて炒め煮するので、あっさりした味になります。これに対して【カポナータ】はナスを素揚げしたり、野菜は順番に炒めるので、コクのある味わいになります。 味付けは【ラタトゥイユ】は塩こしょうでシンプルに味付けますが、【カポナータ】は砂糖やビネガーでしっかり味付けします。 今日は【ラタトゥイユ】スパゲティをからめてトマト味のパスタを作りました。味わって食べましょう。 9月13日(火)*七分づきご飯 *さわらの香味揚げ *どさんこ汁 *牛乳 今日は北海道の郷土料理【どさんこ汁】を作りました。北海道で生まれた馬や、北海道で生まれた人のことを『どさんこ』と呼びます。 北海道は広い土地があり、野菜、お米、果物、そして酪農も盛んです。今日のどさんこ汁には北海道で日本一とれる、じゃが芋、たまねぎ、とうもろこし、にんじんが入っています。どさんこ汁には仕上げにバターを入れるのが特徴です。今日はおいしいどさんこ汁を味わって飲みましょう。 9月15日(木)*奄美の鶏飯 *舟きゅうり *さつま芋もち *牛乳 今日は鹿児島県の郷土料理を作りました。 奄美(あまみ)の鶏飯(けいはん)は、江戸時代に薩摩藩のお役人たちの機嫌をとるために、奄美の女の人が考えた料理なのだそうです。様々な材料を使って、美味しい料理で役人たちをもてなして、少しでも税金を少なくしてもらおうと思ったようです。 鹿児島県はさつま芋の生産量が全国一位です。今日はさつま芋を蒸してからつぶして、ここに白玉粉、大納言、バターを混ぜてから丸くして、オーブンで焼きました。今日は鹿児島の料理をおいしく食べましょう。 9月12日(月)*わかめご飯 *菊花しゅうまい *ピリ辛きゅうり *菊花汁 *牛乳 先週の金曜日(9月9日)は重陽の節句でした。9月9日は9の数字が重なっています。そのため昔から、縁起のよい日としてお祝されてきました。この行事は平安時代に中国から日本に伝わりました。この日には『これからも病気をしないで健康で暮らせますように』と願いをこめてお祝をします。 南町小では、重陽の節句にちなんで、シュウマイの皮を細く切って、これにカレー粉を混ぜて黄色く色づけて肉団子の周りにくっつけて、菊の花のような菊花シュウマイを作りました。菊花汁には菊の形のかまぼこが入っています。南町小のみんなが2学期も元気で過ごせますように。 9月9日(金)*チャプチェ丼 *野菜のナムル *お月見ゼリー *牛乳 明日(9月10日)の夜は十五夜です。昔の暦で8月15日を『十五夜』または『中秋の名月』と言います。十五夜には、魔よけの力があるとされる“すすき”と満月の様に丸い15個の月見だんごをお供えして美しい月を見ます。 南町小では十五夜にちなんで、まるで夜空にまんまるのお月様が出てきたような“お月見ゼリー”を作りました。明日の夜は十五夜のまん丸な月を家族で見られるといいですね。 9月7日(水)*七分づきご飯 *ピリピリしらたき *さばの文化干し *かきたま汁 *牛乳 今日は和食の献立です。ピリピリしらたきは白滝をネギ、にんにく、豆板醤と一緒に炒めたもので、ピリっと辛い味でご飯がすすむおかずです。秋サバは春サバの2倍以上も脂がのっていて、美味しいです。魚の脂は血液をサラサラにする効果もあり、しかも頭の働きを良くする働きもあります。今日は脂ののったサバの文化干しをおいしくたべました。 9月6日(火)*食パン *みかんクリーム *とり肉とコーンの揚げ煮 *フレンチサラダ *牛乳 今日は南町小のみかんの日です。これにあわせて【みかんクリーム】を作りました。 給食ではじっくりジャムを煮込む時間がないので、みかんジュースとみかん缶を鍋で加熱したものに『くずこ』を使ってトロミをつけます。最後に豆乳バターを入れてコクを出しました。豆乳バターは大豆から作られたバターです。体に良く、バターよりも価格が安いです。パンにつけて食べましょう。 9月5日(月)*古代米のお赤飯 *枝豆チーズつくね焼き *こづゆ *牛乳 今日は南町小の70回目の開校記念日です。これをお祝いして古代米をいれたお赤飯を作りました。日本ではお祝い事があるときに【赤飯】を食べます。これは昔は赤い色には呪力があって、災いをさける力があると信じられていました。昔の人は、赤い食べ物を食べると嫌なことが起こらないと考えていたのです。日本では平安時代からお赤飯を食べていたそうです。その頃は赤米を蒸して食べていたようですが、赤米はたくさんとれないので、小豆を煮てこの煮汁で米に色をつけるようになりました。 今日は黒米を入れて炊いたので、うすいピンク色のごはんになりました。 こづゆは福島県会津の郷土料理です。お祝い事のある時に作る料理です。干した貝柱を使います。材料を全て小さな角切りにするのも特徴です。今日は『祝』の文字の入ったなるとを入れました。みんなで南町小の70歳の誕生日をお祝いしましょう。 9月2日(金)*七分づきご飯 *四川豆腐 *揚げじゃがサラダ *牛乳 今日はピリリと辛い四川豆腐をご飯にかけて食べました。蒸し暑い時期に美味しいメニューです。今日は千切りしたじゃが芋を油でカリカリに揚げてサラダにトッピングしました。子供たちが大好きなサラダです。このカリカリじゃが芋があると、苦手な野菜もペロリと食べられてしまうから不思議ですね。 今日もお代わりの行列が出来ていました。まだ暑い日が続きますが、しっかり食べて元気で頑張りましょう。 9月1日(木)*冷やしラーメン *うずら煮卵 *パインみるくゼリー *牛乳 今日は山形の郷土料理の『冷やしラーメン』を作りました。山形は7月に40.8度の記録をだしたことがあるぐらい暑い地域です。お客さんの「冷たいソバがあるのだから、ラーメンも冷たくできないのか?」という声で生まれたのが【冷やしラーメン】だそうです。2学期初日の今日はとても蒸し暑くて、冷やしラーメンにはぴったりの天気でした。 夏休み中に日焼けをして、少し大人びた子供たちは、久しぶりの給食をモリモリ食べていました。今学期も元気で頑張りましょう。 7月20日(水)*盛岡じゃじゃ麺 *星いりフルーツポンチ *牛乳 今日で1学期の給食はおしまいです。今日は夏休み前の食べ納めです。 岩手県の郷土料理【盛岡じゃじゃ麺】は、第二次世界大戦の時に中国に行っていた人が、中国で食べたジャージャー麺の味が忘れられず、日本にあるものでジャージャー麺の味を再現したものだそうです。今では、わんこそば、冷麺、盛岡じゃじゃ麺の3つが盛岡三大麺料理になっています。 今日のデザートには星の形のおもちや、寒天が入っています。南町小の子供が夏休みに楽しい経験がたくさん出来ることを願って。元気で楽しい夏休みにしましょう。 |
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