2月8日(水)図画工作科 「ギコギコトトン」8時間扱いの7時間目ですので、そろそろ仕上げに向かう中間です。この時間は2つの学習内容がありました。1つ目の内容は作品の中間発表です。友達の作品を見て工夫があって面白いものを紹介します。作品を実物投影機でテレビに映し、材料のつなげ方、切り方、削り方、色など児童の気付きを指導者が補足して説明します。このとき、指導者が素材の使い方の良さを児童の思考に即して価値付けて説明しているのが印象的でした。 例えば観覧車を作成途中の児童に対して初めは、アイスのスプーンを使っていたが、バランスが取りにくいことが分かったから別の素材に変えた・・・のように。 2つめの学習内容は仕上げに向かっての制作です。図画工作科では間違った使い方をすると危険な道具がありますから、のこぎりとかなづちの安全な使い方を実物投影機を使って指導者が示し、確認します。 さあ児童は作品の続きを黙々と作り始めました。 A児童は犬を作っていました。続きは犬のお家を作るとひらめきました。 B児童は鳥らしきものを作っていました。鶏だから嘴と羽を色で表現すると考えました。 C児童は、椅子を作っていたら机にもなることを考えたようです。 D児童はさんは、大きな犬で足やしっぽが自由に動くように。 E児童は、K2さんに教えてもらいながらようやく子犬を作成したい F児童はアイスの棒を使ってブランコを作成中でした。 楽しかったのは G児童です。 適当に切ってつなげているうちに虫に似たものができたから昆虫を作る と。 H児童は材料をつなげてみたら鉄橋になった と夢中で作成していました。 そして、なかなか何を作ろうか分からないI児童は、とにかく材料を切ってつなげているところ。何を作るか分からないけど一生懸命材料を切ることとつなげる作業をしていました。 図画工作科が楽しいのは、自分の思いと向き合えること、そして、作品も初めから思いや意図をもって制作する児童もいれば、初めは分からないがそのうち制作したいものが分かって・・・という児童もいます。その方法を指導者が受け入れ、見守り導いていく・・・それが児童の安心感につながるのだ・・・と良く分かりました。 途中で担任が細かなのこぎりの使い方を助言したことで、児童も大変喜ぶ姿があり、大変和やかな雰囲気でした。 2月17日(金)2年2組 道徳科 主題「ありがとうと思える心」教材「ありがとうの絵」道徳科の授業は、この時間で完結ではなく、この授業を通して自分自身の人生をより良い方向へ導いていくきっかけとなれば・・・・という積み重ねで道徳的心情、態度、実践力を育てていくねらいがあります。 45分間で道徳科の授業として自然な児童の姿を見せていただきました。それは、45分考えたけれどもあまり考えが変わらなかった児童もいましたし、本当に身近な人の善意を新しい気付きとして捉えている児童もいたからです。 指導者が学級の児童に、厳しさの中での真意を分からせ、感謝の気持ちを育てたいからこの教材を選んだ・・・という教材選択の理由があり、この教材を貫く指導観をもって授業に臨んだこと、また、メインの時間をじっくりとったことで、児童が何をすべきかがよく分かかる授業でした。 本日のメインは教材の中で「ピーマンを食べない児童が注意されたときのもやもやした気持ち」を考えると、なぜお父さんがお爺さんに怒られたときのことをありがとうという気持ちだと思ったのかを考えることです。「間違ったことを正すために注意してくれた」「おじいちゃんの注意のお陰で立派な大人になった」お爺さんはお父さんのためを思って叱ったのだ・・というありがとうの気持ちを広げ、深めていくためにペアやトリオで交流しました。児童は交流しながら似ているけれどもちょっとだけ違う気持ちや表現に気付き始めました。 新しい気付きが出されました。「もっといい大人になってほしい」友達の考えの良さを発表すると「叱られて嫌だけれど初めて気付くことがある」「間違ってことを教えてくれた」 さて、「あなたにとってありがとうとは」・・・と聞くと素直にやはり物をいただいたとき、お手伝いをしたとき と答える児童もおりました。それから導入から少し進歩して「分からないことを教えてもらったときありがとうと思った」「けんかを止めてくれた友達にありがとうと思った。」という身近な生活の中からありがとうという考えもありましたし 「お母さんに注意されたこととお姉ちゃんにもう一度同じことを注意されることがよくあった。僕のためなんだと思った。」と、身近な生活から厳しさの真意に踏み込んでいく児童の姿がありました。 今日の授業で分かったこととして、「注意は新しい気付きがある」・・・「注意されるのは自分のため」という考えが出されていました。まだ、注意は自分のためではあるけれど、それをありがとう表現するには及ばない、当たり前の2年生の姿もありました。 こうした授業の積み重ねで厳しさの中の真意をありがとうと言える児童が増えていくことを描いて授業をしていく限りいつの日か「良薬は口に苦し」・・・が分かる児童が育っていくもの考えます。とても2年生の児童らしい実態でした。 6年1組 道徳科 主題【自由を実現させる心】
「スイッチ」という教材を使って、自由を単なる好き放題と捉えるのではなく、自由を得るためには自己を律して努力や忍耐 そして責任ある行動が必要であることを考え、心情を育てる 時間となるよう児童の思考の流れを自然に促していく学習過程、発問を工夫した授業でした。
まず、導入で「自由」について大きくどのように考えるか自分の考えをタブレットの付箋で出させました。「法律がないところで生きていくこと」「やることを自分で決められること」 など自分が考えた自由を次々と出します。 次にお話の中の主人公の自由を考えます。多くの児童が「家にいるときぐらい学校のことを忘れさせてほしい」と述べましたが、その中ですでに「自由すぎると自分の将来に困ってしまうのでときには厳しさが必要である」と、自由には自己を律することが必要であることに触れた児童がいました。 そして本日の中心発問に入ります。お話の中でスイッチが入ると自由を得るためにはどんな心が必要なのだろうか?を考えます。「自分で自分の道を決められるという自由には努力が必要である」「やりたいことを自由にやるためには努力が必要である。自分のやりたいことができるようにやりたいことを自由にできることが真の自由」であることを対話を通して導き出しました。 最後に「自分で自分の生き方を決める自由」とはどんなものかをワークシートに表しました。自分で生きていく道を自分で選ぶ 自分の夢に向かって突き進む とは、失敗してもそれは自分の責任であり、好き放題が自由ではないという自由の捉え方をおぼろげながらでも築いた時間でした。 2月8日(水)2年1組 音楽科 題材名「音のスケッチ おやつのゲームをつくろう」常置活動で毎時間発声練習および今月の歌の歌唱指導をするのですが、2年生の歌声を聞いてびっくりしました。12月に聴いた歌声とは明らかに音楽的に成長していたからです。随所に「音楽大好き!」という児童の気持ちがあふれた45分間であり、特にKさんやMさんも何らかの形で活動に参加していたことがとても印象的でした。 低学年の音楽科で確実に身に付ける力は拍の流れに乗ることと、リズムの聴取です。指導者は真似っこリズム、全員で拍の流れに乗ったリズムリレーを経て本時のメインの活動に入りました。 児童は自分が考えた食べ物?のリズム打ち⇒楽器を使ったリズム打ち⇒音楽に合わせてリズム打ちをし、いよいよ発表です。どの児童も一番早く発表したい気持ちであふれていました。聴いている友達がボンゴの右と左の音の違いや、トライアングルの音を響かせる音とカチカチした音の違いの工夫など、音色や演奏方法について気付いたことが出されました。 発表の前にグループ名と個人が作ったリズムを実物投影機で写したのですが、児童が書いた楽譜を示したところもとてもよかったです。児童はつくったリズムを自分で視覚化できたこと、それを友達に見てもらえたこと、リズムの面白さを聴いてもらえたこと、楽器をどのように使っているかを見てもらえたこと、一つの活動で頭も、心も、耳も目も使ってたくさんの工夫したことを音を通して他者意識をもって活動できたことがうれしかったようでした。 校長先生のお話 2月13日(月)【情報を正しく判断しましょう】
校長先生のお話 【情報を正しく判断しましょう】2月13日(月)全校朝会
1週間前にトルコ、シリアで大きな地震がありました。多くの方々が被害に遭われ、お亡くなりになった人も多くいらっしゃると聞き、大変胸を痛めています。 さて、この報道に伴って数々の間違った映像がSNSを通して拡散されました。原発の爆発の映像、津波は南アフリカの映像、倒れた建物は日本の映像でした。このように真実ではない映像が拡散されており、様々な支援の妨げとなっています。 日本でも最近に起こった中で、回転ずしやフアミリーマートの画像を流して拡散してしまうなど間違った情報がとても迷惑になったという報道がありました。 今の時代は便利になりましたが、間違った情報、うその情報も多いので、本当のことかな?と、立ち止まって見る必要がありますね。 2月1日(水)1年1組 道徳科 主題名 おおきくそだって 内容項目D(17)命の尊さまず、児童はちいさな弟とはじめて布団に寝たとき「温かいなあ」「一緒に寝れてうれしいな」と、生まれたばかりの赤ちゃんと一緒に横で寝たらどんな気持ちになるかを想像しました。 次に「このお布団では寝れなくなったわね」と、お母さんが言ったときのよしこの気持ちを考えるとき、「わたしはこんなに小さかったんだ」「今度は私がお世話をするんだ。ドキドキするな」「自分が大きくなった印なんだ」と、自分だったらどのように考えるかを発表しました。 そして自分が大きくなったと感じるのはどんときときですか?の発問に対して「ご飯をいっぱい食べるようになった」「なわとびが上手になった」「おばあちゃんに久しぶりに会って大きくなったと言われたとき」という体の成長と、「小さい子の面倒を見ているとき」「喧嘩しても仲直りができるようになったとき」という心の成長について自分を見つめるのでした。 今日も自分を見つめて考えたり友達の意見を聞いて考えを広めたりする時間を過ごしました。 2月6日(火)3年2組 道徳科 内容項目 A(1)善悪の判断 主題「よいと思ったことは」中心発問に対して補助発問を準備して児童の思考を揺さぶることで活発な意見が出された授業でした。 「よわむし太郎」の範読から太郎はどんな人かを抑えるときに、児童の考えが一方に偏りそうになったときに「本当に優しいだけかな?」「本当に強いだけかな?」と、児童の思考を揺さぶりました。実に簡単な発問ですが、これがとても大切で、この発問で児童が明らかに動きました。 『「おまえも取りも一緒に射止めてしまうぞ!」と言われても動かなかった太郎はどんなことを考えていただろうか・・・』という発問に対してここで「太郎」・・・が自分事に変わります。「子供たちが大切にしている鳥を守りたい」、「子供たちが喜ぶ顔を見た」「殿様がよくないことをしようとしているのだからを説得しよう」・・・と。殿様は位が高いとはいえ自分勝手だ、どんなに偉くても大事な鳥に手を出すのは許せない・・・体を張って助けた太郎の勇気のすばらしさに気付きました。 いつのまにか「殿様はいくら偉くても許せない!」という児童の心に正義感が育まれた時間でした。 2月6日(月)3年1組 理科 「ものの重さ」まず、導入で金属、プラスティック、木の3種類のほぼ同じ大きさのスプーンで重さを予想させました。3年生児童は知的好奇心が芽生える時期で、実態そのものでした、あれこれとつぶやきました。そのつぶやきを上手に拾って授業が始まりましたさてこの導入はどこでいかされるのでしょうか。 まず本時は電子ばかりの正しい使い方を抑え、単一、三電池、アルミ、スチール缶、消しゴム、スポンジ、スプーン3種類の9個の物が入ったをかごに乗せてたグループに実験道具を分け、実験が始まりました。児童は集中して大きさと重さの関係を知ろうとしていました。実験をしている児童の姿は、やっぱり、へ〜、様々な反応がありました。 さて、実験をまとめます。まとめる指導者の板書の工夫がありました。 まず乾電池1、3をはじめに示す。⇒やっぱり大きさが大きいほうが重いのかなあ? 児童の思考を揺さぶるのです。 次に消しゴムとスポンジです。⇒消しゴムと単3電池が実は同じくらいの重さ、 消しゴムとスポンジは同じくらいの大きさなのに重さが全然違うね。 ここでもののかさを体積という 理科的用語を抑えます。 そして導入で扱ったスプーンです。導入で予想したことがどうか、ここで確かめます。う〜ん同じ大きさでも重さが違う、そうすると、同じ体積でも物の種類が違うと重さが違いそうだ・・・と、気付きます。 次の時間は同じ大きさのサイコロで実験します。 児童の知的好奇心の芽生えから主体性を引き出した授業でした。 2月3日(金)6年生 算数科 小数のかけ算とわり算
本時は少数÷整数の計算やdlや0.1Lを基に考え、説明する時間です。
問題解決型学習で最後に習熟問題に多く取り組み、力を付けた授業でした。 自力解決のときに、指導者は全員のノートを見て児童の思考の流れをいち早く掴みます。そのとき、一人一人に解決意欲がわくようにヒントやら声掛けをします。瞬時に掴むことで、授業が面白くスピーディーに進みます。集団検討では意図的にいろいろな考え方を取り上げ、児童は自分の言葉で分かるように発表します。 そのときに数直線の単位など細かなところに間違いがあったときに聞いている児童に考えさせ、修正します。そのときに必ず「ナイス修正!」と、明るい声掛けをします。 まとめは、どの児童も共通だった「少数÷整数の計算は、整数÷整数で求められることを抑え、次がとても大事です。 習熟問題に多く取り組ませることで力を付けていきます。 そして学習感想では、国語科の研究を生かし、観点を示して何がどのように分かったか、気付いたか、不思議だったかを書かせて終わりました。 児童は自分で考えたり友達の考えを聞いて理解を深めたりしたことを確かめて教室に戻る姿が印象的でした。 今年の田んぼは…(2月2日 春はまだ…)昨日の朝の田んぼの印象は、大きく変わりはありませんが、少しずつ日の出が早くなってきたためか、全体に明るくなってきたように感じました。 全校朝会で、梅の開花の話をしましたが、きっと田んぼの周りでも、どこかに春の兆しが出ているはずですね。 週一、朝の短時間では、それを見付けられないのが残念です…!! 全校朝会での校長先生のお話 1月30日(月)
まだまだ寒い日が続いていますが、校長先生が土曜日にお出かけをした場所に梅の花が咲いていました。2月4日は立春です。自然や暦は春を迎えます。
暦と肌の感覚が違うのは、今の暦は太陽の動きを基に一日、一年を数えますが、昔の暦は月の動きを基につくられており、太陽と月の動きが少しずつずれているからだそうです。 昔の暦の立春は一年の始まりであり、春の始まりでもあります。立春の前の日は節分です。今で言う大晦日です。節分には様々な習慣があります。自分学習で調べてみると楽しいですね。 |
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