お話会(1年生)2、3時間目に、光が丘図書館の方が「お話の会」を実施してくださいました。 1年生には、「○○くてびっくり?!」というテーマで、本を紹介していただきました。 胴が長くてびっくりなダックスフントのお話「どうながのプレッツェル」、「このはなだれの?」は、長くてびっくりなぞうの鼻、人間の何倍も匂いを感じる犬の鼻などが紹介されていました。 子どもたちは、楽しそうに歓声を上げたり、笑ったりしながらお話会を楽しんでいました。 「○○くてびっくり?!」にちなんだ本を40冊、新たに貸していただいたので、読書の時間が充実することでしょう。 下水道出前授業(4年生)水は私たちの生活の身近にありますが、どのように雨水や生活排水が処理されているのかは、まだ子供たちは知りませんでした。洪水などが起きず、清潔な街で生活できているのは、下水道に関わる仕事をしてくださっている方や街全体に様々な工夫が施されているからだということを教えていただきました。 また、生活排水の処理の仕方を知り、自分たちにできることも考えました。油分が多く含まれるものなどは、そのまま排水口に流さずに、拭き取ってから流すようにしていきたいなど、環境を意識したこれからの生活の仕方について考えることができました。 6月3日(月) その1昨日までの大雨で校庭の状態が良くなかったため、体育館で全校朝会を行いました。今日は、「みんなちがって、みんないい」という話をしました。 ・・・先週の木曜日に、全校遠足がありました。たてわり班ごとに並んで光が丘公園に行き、ポイントラリーや班遊びを楽しみました。全校遠足の様子から、とても心が温かくなる光景をたくさん見ることができました。 あるポイントでは、平仮名のカードが示されて、「この文字で始まる言葉を一人ずつ言っていきましょう。」という問題が出されていました。他の人が出した言葉以外のものを言わなければならないので、低学年から順に言わせていきました。でも、急に問題を出されて、1年生ではなかなか言葉が見つからずに困っている子が多かったようです。ある班の子ども達は、そっとヒントを伝えてあげていました。また、ケンケンリレーのポイントでは、2人組でタオルをつかんでケンケンし、往復する時間を競いました。当然高学年の方が速い子が多いのですが、ペアになった学年の子に合わせてスピードを調節してあげている子がいました。 お弁当を食べている時にも、心が温かくなる様子があちこちで見られました。シートをくっつけて一緒にお弁当を食べながら、高学年の子が年下の学年の子にいろいろと話しかけてあげていたのです。いくら公園でお弁当を食べたとしても、黙ってぽつんと一人で食べていたら楽しくはありません。ちゃんと班の6年生が気を利かせて、いろいろな学年の子に声をかけてあげていました。これこそ、たてわり班の意義をしっかり考えた高学年としての優しさであると感じました。 今、「優しさ」という言葉を使いました。みなさんは、日頃どんなところに友達の優しさを感じているでしょうか。先ほどのポイントラリーの話では、「1年生にヒントを伝えてあげたこと」や「ペアになった子の速さに合わせてケンケンをしたこと」が優しさになります。つまり、相手のできる力を考えて配慮してあげることは、すばらしい思いやりの心であり、優しさです。また、お弁当の場面で低学年に声をかけてあげた6年生も、すばらしい思いやりの心があると言えます。「声をかけてあげる」ということは、相手が安心することであり、優しさなのです。 人に対する優しさは、一人一人違いがあるということを認識するところから生まれます。つまり、自分と違う考え方や行動の仕方をきちんと認めてあげることが優しさなのです。ここに、金子みすゞさんが作った「わたしと小鳥と鈴と」という詩があります。(詩を読んで紹介する)小鳥と鈴、そして人間である私、どれも全く違うものではあるけれど、それぞれに良さがあります。そしてその良いところは、他の人がまねのできないものなのです。今ここにいる300人の旭町小の子ども達も、一人一人違った考えや得意なところがあります。その一人一人の違いが大切なのであり、「みんな違って、みんないい」のです。 今日から6月の学校生活が始まりました。毎年6月は、練馬区全ての学校で「ふれあい月間」として、いじめを絶対に許さないという姿勢で取り組みます。いじめは、身近なところから起こります。人をからかったり、仲間外れにしたり、悪口を言ったりということから大きないじめに発展します。自分達の周りに、いじめやいじめにつながるようなことはないでしょうか? 「人に言われて嫌なことは言わないこと」「人にされて嫌なことはしないこと」、いじめは心の問題であり、なかなか目に見えにくいものです。もし、心配なことや困っていることがあったら、必ず学校の先生や相談室の先生、あるいは家の人に話をするようにしてください。 今日からあいさつ運動が始まっています。あいさつを進んで行う子は、人をいじめたりしません。明るい心、正しい心を広めていくためにあいさつ運動があります。自分から進んであいさつをして、旭町小学校があいさつでいっぱいの学校になるようにしていきましょう。・・・ 6月3日の給食豆腐と青菜の味噌汁 オレンジ 牛乳 一口メモ 今日は、かき揚げに甘辛いタレをかけてご飯にのせていただく「かき揚げ丼」を作りました。かき揚げには、イカやコーン、にんじん、玉ねぎ、ちくわ、インゲンと、6種類の食材を使いました。「かき揚げ」という名前は、「かき混ぜて揚げる」ことからきているそうです。 かき揚げを給食で作る時は、クッキングシートに一つずつ形を作り、シートごと油に入れて作っています。形が崩れやすいかき揚げを全校分作ることは、とても大変な作業です。 子ども達が、楽しくおいしく給食を食べられるようにと、調理員さんたちが工夫しながら給食を作っています。作っている人たちへの感謝の気持ちを大切にして給食がいただけるように、日々指導していきます。 5月31日(金)6年生は、総合の学習の時間を通じて、軽井沢に関する調べ学習を続けてきました。各自で調べるテーマを決めて、タブレットのスライドを使ってまとめています。1校時に、1組でその発表会がありました。 軽井沢の気候について調べた子は、東京との気温の違いが大きいことをグラフなどを使って発表していました。移動教室は6月中旬にありますが、東京よりも8度ほど低いことを頭に入れいおく必要があります。練馬区の軽井沢少年自然の家(ベルデ軽井沢)があるところは、海抜1000mを超える位置にあります。また、軽井沢は昔から避暑地として有名なところです。冬の寒さだけでなく、夏も涼しいということを考えておかなければなりません。特に、初日の夜にキャンプファイヤーを予定しているため、防寒対策が必要になります。 軽井沢の特産品やお土産について調べた発表もありました。特産品として、高原野菜やジャム・ジュース、信州牛を挙げていました。軽井沢方面の移動教室では、嬬恋高原まで行ってキャベツの収穫体験をする学校もあります。(最近、軽井沢のコースに入れることができるようになりました。)お土産は、ベルデの研修室で購入する時間があります。お土産屋さんが移動販売に来てくれて、宿舎の中で買い物をします。(写真上) 4年生は、算数の時間に「角の大きさの表し方を調べよう」という学習をしています。角度の大きさについての概念をとらえ、角度の単位について学びます。また、分度器の使い方を知り、角度を測るとともに、角度を作図する方法について学習する単元でもあります。 分度器は4年生のこの時期に初めて使います。分度器を使った角度の測り方を身に付けさせるには、4年生のうちに何度も繰り返し習熟を図ることが大切です。(意外に高学年になっても、分度器の使い方が身についていない子が見られます。) 分度器の使い方で難しいのは、まず測る角への合わせ方です。分度器の中心と角の頂点がぴったりと合うようにするとともに、角度の一辺が0度に合わせるようにしなければなりません。これが難しい理由は、分度器にいろいろなタイプのものがあることが原因になっています。大きさや目盛りのつき方など、クラス内だけでも様々なタイプの分度器があります。90度よりも小さい角度か、または大きい角度の目盛りを読むのか、慣れないうちはどこの目盛りを使うのかでつまづく子が多いものです。 さらに、角度がいろいろな方向を向いている問題があると、分度器をどの向きにするかで迷います。(問題用紙を回転させれば見やすくなるのですが、子どもは自分が回転しようとする。)そして、90度よりも大きい角度、さらには180度よりも大きい角度の読み方にも苦戦します。しかし、習うより慣れろです。自分で分度器と格闘しない限り、理屈を聞いているだけで身につくものではありません。(写真中) 6年生は、国語の時間に「時計の時間と心の時間」という説明文の学習をしています。「時計の時間」は、時計の針が示している時間(時刻と時刻の間の時間)です。一方、「心の時間」は、私たちが体感している時間のことです。筆者は、「様々な事柄の影響を受けて進み方が変わったり、人によって感覚が違ったりする」のが心の時間であるとしています。(写真下) その一つの具体例として、「朝や夜の方が、昼間よりも時間が速く経つように感じる」と書いてあります。これは、体の動きに関係しているようであると作者は論じています。私は、「朝は時間に追われているため、速く時間が過ぎるように感じる」と思っていました。 40日間ある夏休みも、最初と最後で心の時間はずいぶん変化して感じられるものです。8月最後の数日間は、なんと速く過ぎ去るものだといつも思います。それが歳をとると、さらに心の時間はとてつもなく速くなっていくのですから…。 5月31日の給食キャベツの塩昆布和え こしね汁 牛乳 一口メモ 明日は豊渓中学校の運動会があるので、運動会応援献立ということで「ソースカツ丼」を作りました。受験の前日や試合の前の日には、「勝つ」というげん担ぎで「カツ」を作り、活躍ができるようにと祈りをこめます。 ソースカツ丼は、群馬県の郷土料理の一つです。カツ丼というと、カツをだし汁で煮て卵でとじるのが一般的です。一方のソースカツ丼は、ソースをかけたカツをご飯の上にのせていただきます。ソースがしみた衣がおいしく感じられます。 こしね汁は、群馬県の名産であるこんにゃくやしいたけ、ネギが入った汁物です。それぞれの具材の頭文字をとって、「こしね汁」と呼ばれています。 5月30日(木)校庭にたてわり班ごとに整列してから、光が丘公園をめざして歩いて行きました。先頭を歩く6年生が、後ろを時々振り返りながら、低学年の歩幅を気にしてあげていました。旭町小学校は、すぐ近くに光が丘公園があります。これほど恵まれた環境にある学校はありません。とても幸せに思います。 芝生広場にある建物を本部とするために、朝早くから主事さんがビニールシートを敷いて場所を確保しておいてくれました。たてわり班ごとに集合し、「始めの会」を行いました。終わりの会も含めて、司会や児童代表の言葉は、全て班長の中から代表の子ども達が率先して担当していました。 最初に、ポイントラリーを楽しみました。広い芝生広場の7か所にポイントが設置され、教員が2名ずつ担当していました。各ポイントの内容は、次の通りです。「はい!ポーズ」…写真屋さんに班の集合写真を撮ってもらうポイントです。すてきな笑顔で撮れたことでしょう。「暗号を解読しよう」…カードを見ながら暗号を解読するポイントです。国語が得意そうな子が大活躍でした。「順番に並ぼう」…今朝起きた順や名前順など、班のメンバー内で並び替えます。お互いのコミュニケーションが大切なポイントでした。「〇のつく言葉集め」…お題として提示された文字がつく言葉を全員が1つずつ言っていきます。言葉が出てこない子には、ヒントを教えてあげるなど、優しさが見られました。「ケンケンリレー」…2人一組でタオルをつかみ、ケンケンでの往復の時間を競いました。みんな必死でした。「池に落ちてはいけません」…大きな円の中にあるペットボトルを、2本のロープを使って円の外に出す方法を考えます。ロープの使い方を工夫して、あっという間にクリアした班がありました。「あなたの好きを教えて」…リズムに合わせて、好きな色や好きな食べ物など、お題に沿った答えを一人ずつ言っていきました。 各ポイントをクリアすると、文字か書かれたシールを受け取ることができます。7か所全てのシールが集まると、合い言葉が完成しました。ポイントラリーは1時間ほどありましたが、どの班も全てのポイントをクリアすることができました。 お弁当は、たてわり班ごとにシートを敷いて食べました。広々とした公園で食べるお弁当は、とてもおいしく感じられたことでしょう。いろいろな学年の子ども同士で会話がはずむ時間にもなりました。 その後、たてわり班で自由に遊ぶ時間が30分間ありました。だるまさんが転んだやドンチケタ、氷おにや増やしおになど、元気いっぱいに遊び回る姿が見られました。たてわり班でたっぷり遊んでたっぷり楽しみ、仲間同士の絆が一層深まった全校遠足になりました。 全校遠足遠足のめあては「たてわりはんの友だちと、なかよくしよう」です。広い芝生広場の中で迷子にならないように声を掛け合いながら移動したり、遊びの待ち時間にもおしゃべりをしたりと、行動を共にする中で今年一年間一緒に活動するたてわり班の友達との絆を深めることができました。 6年生の児童は、この全校遠足に向けて計画的に準備を行い、リーダーとして自信をもって行動することができました。帰校後の6年生は、大役を終えてほっとしたような、達成感のあるいい表情をしていたのが印象的でした。 5月29日(水)教材資料の内容は、転校した友人から料金不足の絵はがきが届いたことから始まります。料金不足だったことを教えるべきか、お礼だけの返信にするか、主人公が葛藤する話です。・・・広子は、転校した正子から大きな絵はがきが届いて喜びました。しかし、料金不足であることが分かりました。兄は「同じ失敗を他の友達にしてはいけないから、正子に料金不足を教えた方がよい」と言います。悩んだ広子が母に相談したところ、「正子が嫌な気持ちになるからお礼だけにした方がいい」と言いました。広子は正子に返事を書こうとしますが、どうしたらよいか迷ってしまいました。今までの正子と過ごした日々を思い出し、正子なら料金不足を教えても嫌な気持ちにならず、きっと分かってくれると信じて、教えることにしました。・・・ 兄が言っていることも、母が言っていることも、どちらも友達の正子のためを考えた助言になっています。道徳の授業では、資料に出てくる登場人物の気持ちを考えた後、自分の生活に置き換えて考える「一般化」をします。つまり、自分だったらどうするだろうか、と考えてみることが重要です。私だったら、料金不足のことは伝えません。仲の良い友人ほど伝えられないでしょう。多分、子ども達は「きちんと伝えてあげた方がいい」とか、「正しく教えてあげることが本当の友達だ」と言うでしょう。大人と子どもの「友情」の違いがあるような気がします。 4年2組の授業のことに戻ります。授業の後半にタブレットを使っていました。道徳の授業でタブレットを活用するというのは、とても意欲的な挑戦でした。(ただし、それが本当に効果的であったかどうかは議論の余地がありますが…)子ども達が自分のワークシートを写真に撮って共有することで、意見交流に生かすことができました。(写真上) 続いて2校時に、教育アドバイザー訪問の授業がありました。若手教員の育成のために行われている取り組みで、初任の先生に対して毎学期1回ずつ教育アドバイザーの先生が来校し、授業を参観して指導していただきます。今年も前任の道山校長先生に教育アドバイザーとして来ていただきました。3年2組の国語の授業を参観し、指導・助言をしていただきました。 授業は、「漢字の広場」という言語活動の単元でした。2年生までに習った漢字を使って、物語を作っていく学習でした。 教科書の場面絵に書かれた言葉には、2年生で学習した漢字が使われています。場面絵をつないでお話を作り、書かれている漢字や言葉を使いながら書いていきます。その中で、今まで習った配当漢字を正しく書いたり、文章の中で正しく使ったりできるようにしていきます。(写真中) 道山先生が感心されていたことの一つに、校内の先生方がたくさん授業を見に来ていたことです。若手の先生方を中心に、入れ代わり立ち代わり多くの先生が教室に入ってきていました。私には、初任の先生のがんばりをみんなで励ましているように受け取れました。 2年生が育てているミニトマトが、順調に成長して大きくなってきました。苗を植え替えたのは、今月の15日(水)だったので、ちょうど2週間経ったことになります。支柱を立てて毎日水やりを欠かさずに行っています。 1組の子ども達が外に出て、観察記録を書いていました。よく見ると、茎の脇芽から黄色い花が咲いていました。5枚の花びらが、小さな星のように開いています。中には、すでに緑色の小さな実がつき始めている鉢もありました。 子ども達は、自分のミニトマトの花を触りながら観察していました。実は、これはミニトマトにとっても、大変重要なこととして役立っています。咲いた花を揺らすことで、受粉をうながすことにつながります。子ども達は、知らないうちにミツバチと同じ役割を果たしているのです。(写真下) 5月29日の給食白身魚と野菜の炒め煮 田舎汁 牛乳 一口メモ おいしい和食を作るためには、おいしい出汁が欠かせません。給食でも、和食の時には必ず出汁を取っています。料理に合わせて、かつお節や昆布、さば節などを使い分けています。 クイズです。今日の田舎汁の出汁は、何を使っているでしょうか? (1) かつお節 (2) 昆布 (3) 煮干し 答えは、(3)の煮干しです。給食ではかつお節を使うことが多いですが、今日は煮干しを使って出汁を取りました。いつもの出汁と少し風味や味が違っているのが分かったと思います。 煮干しの頭とはらわたをきれいに取ってから使うと、風味よくおいしい出汁に仕上がります。 栄養士さんの話(4年生)給食の残食は、給食室の裏にある「コンポスト」という箱にまとめて保管されています。実際にコンポストを開けて中身を見ると、その日の全校分の残食が入っていました。1つ目のコンポストをのぞき「まだうどんのいい匂いがする!」と嬉しそうな子供たち。2つ目のコンポストには、全校分のだしを取った大きな昆布がありました。初めて給食室の裏へ行き、たくさんの発見がありました。 給食の残食は、北区の処理場へと運ばれ、肥料として再利用されています。また、欠けてしまったお皿は岐阜県へと運ばれ、再利用されているようです。私たちの生活の中でどうしても出てしまうごみですが、その後の流れを知るとその見え方も変わってくるのではないでしょうか。 今回の学習を通して、子供たちは「残食を少しでも減らしたい」「分別をしっかりして、処理する方の負担を減らしたい」と、自分たちにできることについて前向きに考えていました。学校だけでなく、食とごみの関係について、日常的に考えるきっかけになれば幸いです。 カイコの飼育が始まります!(3年生)これまで、卵、1令幼虫の毛蚕(けご)、1令幼虫の3日目、2令幼虫、3令幼虫の姿を虫眼鏡を使って観察してきました。今日は、4令幼虫になった姿をじっくりと観察し、「すっかり白くなってる!」「3.5cmになった・・・先週の火曜日の2倍だ!?」と大きくなった姿にみんなびっくりしていました。1.5cmくらいになったら、一人に一頭ずつの配布を計画していましたが、数日であっという間に大きくなりました。 カイコガの幼虫は、4回脱皮をします。今後、子供たちが用意した飼育箱の中で最後の脱皮をする様子が見られる計画です。朝、登校したら桑の葉を取りにいく生活が始まります。やる気に満ちた子供たちの瞳の輝きを頼もしく思っています。 5月28日(火) その2今日は、「ふえるといくつ」のたし算について学習していました。水槽に金魚が5匹入っているところに、新たに3匹入れます。「5+3=8」になりますが、この場合の算数ブロックは、5個のブロックに横から3個のブロックが移動してきて合わさる動きになります。(最初の5個は動かさない。)こういう場合(増加する場合)もたし算であるということを理解させていきます。(写真上) 中休みに、6年生の子が校長室にやって来ました。6年生は、国語の時間に「聞いて、考えを深めよう」という「話すこと・聞くこと」の学習をしています。話を聞きたい相手にインタビューをして、自分の考えを深めていくという学習です。 「この学校になって(着任して)良かったことは何ですか?」という質問がありました。「練馬区の中でも、特に自然が多いところです。光が丘公園が近くにあり、いろいろな鳥がやって来るのもとても気に入っています。」と答えました。次に、「学校の中で好きな場所はどこですか?」と聞かれました。すかさず答えたのは、中庭です。「サクラ草を育てたり、池にはいろいろな生き物がいて楽しいところです。今は、大好きなバラの花が咲いています。」…こういう質問には、ついペラペラとしゃべってしまいます。さらに、「植物が好きなようですが、花を育てているとどんな気持ちになりますか?」という質問がありました。なかなかインタビュー名人な子です。話の流れをきちんとつかんで、相手から聞き出そうという気配りが感じられました。他の子ども達は、校内の主事さんや栄養士さん、副校長先生にインタビューをしているようです。今後、聞いた内容に対して自分の考えをどのように深め、クラスで発表し合っていくのか、楽しみにしていきたいと思います。 4校時に、1年1組の子ども達が、6年生からタブレットの使い方を教えてもらっていました。たてわり班の1年生と6年生が一緒になり、1年1組と6年1組の教室に分かれて行いました。 1年生にとっては、初めて学校のタブレットを使うことになります。まずは、ドングルを接続したり、初期設定の仕方を6年生から教えてもらいました。 タブレットケースとタッチペンは、新たに区から配布された新品です。一方、タブレットとその周辺機器は、昨年度の6年生が使用していたものが貸与されています。1年生は、しばらくは自分のIDとパスワードを入れる練習から少しずつ行っていくことになります。実際にタブレットを活用していくのは、2学期以降になると思います。(写真下) 5月28日(火) その1昨日、2年生のあるクラスでは、ハンカチを持ってきていない子が多いことに先生がびっくりしていました。驚いた先生が、「トイレから出てきた時や給食前に、いつもどうしているの?」と話すと、「だいじようぶだよ。」と子ども達は口々に言っていました。何が大丈夫なのでしょう・・・服やズボンで手を拭いているのか、そのままにしているのでしょうか? 保健・給食委員会の子ども達は、年間何回かこの取り組みを行っています。毎回事前に予告をするので、どのクラスもハンカチの携帯率は非常に高くなっています。それよりも、実際にハンカチを使うことが重要です。せっかくハンカチを持っていながら、違うところで手を拭いてしまっている子がいるのではないでしょうか。 1年生の教室で、委員会の子が最後にハンカチ占いをしていました。「今日ラッキーな人は、ピンク色のハンカチを持っている人です!」と話したら、ピンクの柄のハンカチを持っていた子が喜んでいました。(写真上) 4年2組の教室で、教育実習生による社会科の授業がありました。4年生では、社会科の時間に「わたしたちのくらしと水」という学習をしています。私たちの生活に必要な水道水が、どこでどのようにつくられているのかを調べ、大切な資源としての水を大切にしようという気持ちをもたせていきます。 単元の最初として、各家庭で水道水がどれくらい使われているのかを調べていました。子ども達の宿題になっていたようで、家庭でのトイレや手洗い、お風呂などの様子から、おおよそ使用した水の量を計算してきていました。一般的に、「1日に一人が使う水の量は、200〜300リットル」と言われています。これをペットボトルに換算したら、相当な量の水が使われていることが分かります。 授業では、続けて日本の水道水のすばらしさについて子ども達に指導していました。水道の蛇口を回すと「飲める水が出てくる」というのは、日本に住んでいる我々にとっては当たり前のことです。しかし、世界では、わずか12か国しか水道の水が飲めないそうです。さらには、水道のない国もたくさんあります。今日の授業で、水道水のすばらしさに関心をもたせることができました。今後は、どのような仕組みで水道の水が家庭まで届いているのか、詳しく調べていきます。来週金曜日に、教育実習生の研究授業があります。社会科の授業を計画しているようです。(写真下) 5月28日の給食ビーンズサラダ アンデスメロン 牛乳 一口メモ 今日のデザートは、アンデスメロンです。全部で33個の立派なメロンを学校に届けてもらいました。 甘くて香りがよくて、とてもジューシーなメロンです。メロンは実は、きゅうりやかぼちゃと同じ「ウリ科」の仲間で、5月から7月が旬の果物です。メロンは冷やし過ぎると味が落ちてしまうので、食べる1〜2時間前に冷蔵庫に入れるのがお勧めです。 クイズです。アンデスメロンの名前の由来は次のうちのどれでしょう? (1) 南米のアンデスメロンが原産だから (2) アンデス伯爵が品種改良をしたから (3) 「安心ですメロン」を略してアンデスメロンとしたから 答えは、(3)です。「作って安心、売って安心、食べて安心」から、アンデスメロンという名前で売り出したのが始まりだそうです。 5月27日(月) その2来週、全校で新体力テストがあります。ソフトボール投げもその中の一種目です。2回投げて、遠くまで飛んだ距離が記録されます。本番で2回しか投げることができないので、事前にしっかり練習しておくことが大切です。さらに当日は、中心角30度の測定範囲内に投げないと、「ファール」として記録になりません。ボールを投げることに慣れておかなければ、良い記録を出すことは難しいでしょう。 ソフトボールは、1号ボールを使います。高学年の子どもでもしっかり握るのに苦労するくらいなので、低学年にはとても大きく重く感じられるはずです。しかし、何度か投げる練習をしているうちに、足を振り上げたり、もう一方の手を前に突き出したりと、体全体で投げられるようになってきます。練習の成果は、きっと新体力テストの結果に表れてくることでしょう。(写真上) 都や区の新体力テストの傾向として、ソフトボール投げの記録の低さがよく話題になります。昔に比べて、ボールを投げる力が伸び悩んでいると言われいています。「投げる」という運動は、経験がなければ力がついていきません。公園でキャッチボールをする子がいなくなった。河原で石を投げる「水切り」をした経験がない。…これらは、「公園で硬いボールを使ってはいけない」とか「石を投げてはいけない」という、危険のために大人が禁止してきたことが影響しています。だからと言って危ないことをして良いというわけではありませんが、子どもの頃から様々な運動機能を使う「遊び」が必要な気がします。 4校時に、6年1組の授業観察がありました。担任とALTの先生とで行う外国語の授業が行われていました。ALTの勤務の関係で、土曜公開の日に外国語の授業を入れることがなかなかできません。普段、どのように外国語の授業が行われているのか、きっと多くの保護者の方々が知りたいはずです。 授業を見れば、「今は小学校でもこういうことまで指導しているのか…」と思われることでしょう。授業の初めに、「hの発音」を聞き取る学習が行われていました。hの発音は、日本人にとって発音しにくい音です。口を軽く開けて、のどの奥から「ハッ」と息を出しますが、声帯は振動させません。ALTがいくつかの単語を発音し、「h」が含まれていたかどうかを子ども達に聞き取らせていました。 また、外国語の授業では、英語を「聞く」「話す」「読む」「書く」ことと合わせて、様々な活動を入れています。電子黒板に動画を流し、リズムに合わせて発音するチャンツを楽しみます。さらに、単語が書かれているカードをすばやく取り合うゲームも行います。そして、学習の中心となる定型文を使った英語での会話を練習します。…というように、盛りだくさんの授業でした。(写真中) 今日から1年生が、5時間授業になりました。先週までは、給食の片づけが終わると下校していました。5時間授業になったことで、昼休みと掃除の時間も新たに始まりました。先週からたてわり清掃(たてわり班ごとに集まって掃除をします。)が始まっているので、今日から1年生も掃除の仲間入りです。 1年2組では、5校時に国語の授業がありました。「ねことねっこ」という促音について学ぶ学習単元でした。子ども達には「促音」とは言わずに、「つまる音」という呼び方をしています。 教科書には、促音がたくさん入った楽しい唱え歌が載っています。「ねこが いっぴき、はらっぱ はしる。ねっこ とびこえ、ばったと かけっこ。」この中からつまる音としての小さな「っ」を探していくと、たくさん見つけることができます。さらに、身近な言葉の中からつまる音が入る言葉を見つけていきます。(写真下) 促音として「っ」が書いてあっても、実際には「つ」と読まない文字です。「ねっこ」のように「つまる音」は、母音を急に止めてしばらくそのままにしておく音です。つまる音はそれだけで発音することはできないので、前の音節と合わせて長い1音節となります。よって、「ねっこ」は2拍分の長い音節になります。手をたたきながら発音させるという指導法がありますが、子ども達はどちらかというと促音を「書くこと」の方がつまづきやすいものです。これから文を書く練習をしていきながら、少しずつ獲得させていくことが大切です。 AED体験(6年生)6年生は、昨年度もAED体験をしていますが、約1年ぶりの活動でやり方を忘れてしまっている子ども達も多かったようです。まずは、光が丘消防の方のお話を聞いて、心臓マッサージに行くまでの流れを確認しました。二次被害を防いだり、自分の身を守るために周囲の状況を確認することが大切だと学びました。 実際に心臓マッサージをしてみると、体重をかけてもしっかりと沈み込まず、苦戦している様子が見られました。しかし、指導してくださっている方のアドバイスを受けて、全員がしっかりと行うことができました。 訓練用のAEDを使い、パッドを貼る位置や手順を確認しました。実際に誰かにやることはないことが一番いいのですが、もしそんな状況になったときには、今日の学習を思い出して行動できる6年生になってほしいです。 5年生「米づくりに挑戦しよう!」5年生は、総合「米づくりに挑戦しよう!」で稲の世話をするとともに、お米に関する疑問や関心を調べ、解決する学習を行います。 今回は、お米づくりの第一歩として、学校の田んぼと各自のバケツに苗を植えました。苗を植えるにあたっては、農家さんにもご協力をいただき、自分たちが育てた苗と頂いた苗をともに育てていきます。 初めての田植えに、喜びの歓声があがりあました。また、米づくりの苦労を体感する瞬間もあり、よい学びとなりました。今後の苗の成長が楽しみです。 AED体験(5年生)初めに消防署の方から、人が倒れていた時にやることや救急隊が到着するまでにする胸骨圧迫(心臓マッサージ)のやり方、AEDの使い方について見本を見せていただきました。その後、グループに分かれて人の模型を前にし、実際にAEDを使う体験を行いました。 子どもたちは、見ているよりもやってみるほうが何倍も難しいことを肌で感じていました。特に心臓マッサージは、意外と力を要すること、長くやり続けるのは大変なことに気づきました。どの子も真剣な眼差しで取り組み、各グループで協力している姿が印象的でした。 ぜひ、ご家庭でも今日学んだことを聞いてみてください。 5月27日の給食チーズダッカルビ トックスープ 牛乳 一口メモ 今日は、韓国料理の献立です。「トック」は韓国の食べ物で、うるち米で作る餅のことです。うるち米とは、いつも私たちがご飯として食べている米の種類です。日本の餅はもち米で作るので、もちもちとして伸びるのが特徴です。一方、トックはうるち米で作るので、餅のように伸びず、煮溶けません。 日本では、正月に餅が入った雑煮を食べます。同じように、韓国でもこのトックが入ったスープを食べるのが習わしになっているそうです。 |
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