2月2日(月)校長先生の話
さて、鬼は怖いだけの存在でしょうか?今日は、心優しい鬼が出てくる『泣いた赤鬼』というお話を紹介します。 このお話の赤鬼は、人間と仲良くなりたいと願って家の前に「人間と仲良くしたいです」と書いた立て札を出します。しかし、村人たちは怖がって誰も来てくれません。悲しんだ赤鬼は、親友の青鬼に相談します。 すると青鬼は、「僕が村で暴れるから、君が僕を追い払って、村の人たちを助けてあげなよ」とアイデアを出してくれます。作戦は成功し、赤鬼は村人たちと仲良くなれました。 ある日、赤鬼が青鬼の家に行くと、戸が閉まっていて手紙が貼ってありました。そこには、「赤鬼くんと人間が仲良く暮らせるように、僕はしばらく旅に出るよ。僕がいると人間たちは赤鬼くんを疑うかもしれないから」と書かれていました。 赤鬼は、自分との友情のために犠牲になった青鬼の優しさに触れて、おいおいと泣いた、というお話です。 鬼は怖くて、嫌われ者というイメージがありますが、自分のことよりも友達を大切に思う、温かい心をもった鬼もいるかもしれません。皆さんも、追い出したい「心の鬼」を追い払うとともに、『泣いた赤鬼』のように、友達を思いやる優しさや勇気といった、「心の福」を招き、育てることも大切にしてください。 暦の上では、節分が過ぎると「立春」です。 心の中にも、「春のような暖かい気持ち」を迎え入れてほしいです。 |
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