環境は人を整える

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 職員室の机上は、基本的に退勤時にはパソコン以外のものは置かれておらず、写真のようにグリーンのデスクマットで覆われています。本校はこれを「フラット・グリーン化」と呼び、全職員が例外なく執務環境を整備しています。
 年間を通して徹底しているので、「教育委員会の訪問があるから机上を整理しましょう」という言葉は本校にはありません。朝、出勤をした時には、全ての机が「グリーン一色」でさわやかな雰囲気で仕事が始まります。
 「児童の個人情報が適切に管理される」「仕事のミスが少なくなる」「仕事が早く進む」などの効果が現れています。
 本校が進める「ユニバーサルデザインの手法」とも相通ずる取り組みです。「黒板回りに掲示物を貼らずすっきりさせる」「教室が整理整頓されきれいな状態が維持される」と子供たちは、黒板に集中し授業にのぞんだり落ち着いて生活ができるようになります。

 このことについては、「きたにし通信(校長が全職員に配布している校長通信)」でも触れています。

 <swa:ContentLink type="doc" item="59107">机上のフラット化、グリーン化は、必ずや、働き方改革の推進に結ぶ付く</swa:ContentLink>
 

学校を支える心強いスタッフ

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 事務さんは、学校に必要な備品や消耗品を取りそろえたり、子供たちの勉強がスムーズに進むように事務用品を補充してくださいます。施設に不具合があった時には、すぐに業者に連絡をして対応をしてくださいます。
特にコロナの対応はスピードが勝負です。区からの支給がある前に全職員の「フェイスシールド」の用意や「フローリングワイパー」を全ての普通教室、専科教室に3本ずつの配布など迅速に物品購入してくださいました。行政での経験が豊富な信頼のおける心強いスタッフです。

学校を支える心強いスタッフ

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 「子供たちが、新学期で校舎に入って来たときに、どんな気持ちになるだろうか」と思い描きながら作業されるそうです。今年は、一段と猛暑が続いています。冷房がない中の作業はどんなに大変だったことでしょう。そんな中、子供たちために献身的に働かれる用務主事さんに頭が下がります。
 「全ての子供たちを我が子同然に」を行動で示してくださるスタッフに感謝です。

学校を支える心強いスタッフ

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 例年、夏休みに用務主事さんが校内にワックスをかけてくださいます。コロナ対応で夏休みが短縮となったので、いつもよりもタイトなスケジュールでの作業となりました。
 全ての廊下、階段、トイレにワックスをかけます。水拭きで埃を取り除き、乾燥。ワックスがけ、乾燥という根気の要る作業です。ワックスは「万遍なく」かけないとムラがでます。専用のワイパーを扱うのは繊細な技術と体力も要します。先生が出勤をする日や来客がある日は勤務などに支障が出ないよう、作業区画の計画を綿密に立てる必要があります。朝の打ち合わせで「今日は、〇階の廊下と〇階段が通行できません」と連絡をしたり表示をしたりなど気を配ります。
 本校の用務主事さんは経験が豊富で専門的技術の研鑽を積んだ優秀なスタッフです。

キャリア教育を通してメタ認知を高める

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 「キャリア教育」とは、子供たちの将来の社会的・職業的自立に向けて、社会の中で自分の役割を果たしながら自分らしい生き方を実現するための力を育てる教育です。

 本校では、6年生に対して、週の学習計画を自分で立てるためのいくつかの実践を行っています。家庭での課題を与えるのみでは、将来の学習や生活の中で計画的・能動的に物事に取り組む姿勢は育ちません。臨時休業中も一人一人が自ら計画的に学習に取り組むよう課題を提示しました。
 卒業生が、学期の終わりに元担任の先生に中学の期末考査の結果を報告に来る姿をよく見かけます。本校の「風物詩」となっています。他の先生方と職員室前の廊下で、話に花が咲く様子も見られます。「小学校のまとめノートの積み重ねのおかげで良い成績でした」などと誇らしげに語る姿を見るのは、まさに「教師冥利に尽きます」英語でわからないことがある、数学を教えて欲しいなどと相談にくることもしばしばです。
 写真は、元担任の先生が、卒業生に対して勉強についての相談に乗っている様子です。
 メタ認知は、小学校だけでなく、中学やさらに先の人生などあらゆる場面で高まるという見通しをもって価値づけの工夫を行っています。

メタ認知が高まった場面

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 7月17日に図画工作の授業で遠近感のある下絵を紹介したことを覚えていますか。写真は、それをかいた子がつくり上げた作品です。
 終業式の日に、その子は嬉しそうに図画工作の先生と校長室を訪れました。先生にお聞きすると、その子は誰の手も借りずに全て自分でやり通したそうです。「学びに向かう力」で言えば「粘り強い姿勢」「見通す力」です。遠近感のある下絵をかいた時に、先生が視点の素晴らしさを大いにほめて、技能との価値づけをされていました。「どんな作品になるか楽しみですね」と声をかけたことをよく覚えていました。「これからの作品づくりや算数の図形の勉強にも役立ちますね」「この才能は将来の仕事にも生かされるかもしれませんね」その子のメタ認知が大いに高まったことがわかる場面でした。

深く考えるための手立て

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 ごみの問題に話合いが深まってきたところで、先生から「ごみを捨てないための心に響くきまりを作ろう」との提案。
 今日の授業の核となる「めあて」でもあります。一心不乱にプランを考える子、コミュニケーションを取りながら考える子。本時の学習目標が定まることで深い学びや粘り強く取り組む雰囲気が生まれます。
 写真のプランを考えた子は、「ごみを出した人が真剣に振り返る言葉が必要。でも最後に、ちゃんとごみ箱に入れようねと優しい言い方で締めくくると効果が出る」という発表をしてくれました。それを聞いた子供たちから「なるほど」という反応が。
 週に1回の道徳の時間は、自分の心根を素直に表現できる貴重な機会ともなります。

深く考えるための手立て

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 「分別せずにごみを捨てている」「芝生の中を自転車が走っている」「花壇に入って虫取りをしている」など、規則を守っていない行動や「ごみを集めている」「ベンチの席を譲ろうとしている」などの建設的な行動がたくさん発表されました。積極的に挙手をする子が多く感心します。また、手を挙げていない子の考えも聞こうとする先生の姿勢にも感心です。
 一通り意見が出た後に先生から「どうしてきまりはあるのだろう」という投げかけがありました。「みんなが楽しく生活するため」「きまりがないと自分勝手なことが起きるから」
 学校のきまりにも目を向けさせます。「きまりがあるけど、廊下を走っている人が多い」「ごみを捨てないきまりは環境やコロナ防止にもなる」「きまりは仕方なく守るものではない」少しずつ先生が考えてほしいことに授業が深まります。

特別の教科 道徳  5年生

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 「公園のきまりを作ろう」という資料をもとにした道徳の授業です。「規則の尊重」という価値項目について考えます。
 道徳の授業は、「教師がどのような指導観をもつか」が重要であると言われます。この学級の子供たちには、「きまりがある意味を自分なりに考えて望ましい行動が出来るようにさせたい」という先生の思いが指導観となっています。
 導入では、写真の公園の絵を見ながら、気が付いたことを出し合います。
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