人格の完成をめざす教師の熱意

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 途中、今日の対戦相手が発表されます。さらに準備に熱がこもります。対戦後の振り返りでも個人への問いかけに時間をたっぷりと取ります。この学級へは、7月に「学級会の話合い活動」を観察しました。そこでの学習が基盤となっていることを実感しました。
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 活動が円滑に進むことよりも、どのような児童へと成長させたいのか、「人格の完成」のため、教師が明確な「指導観」をもって粘り強く指導をされる様子に頭が下がります。

学びに向かう力の土台となる「論理的に議論する能力」

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 「ディベート」とは、あるテーマについて、賛成派と反対派に分かれて議論を戦わせる中で、それを見守るグループがジャッジをする流れで進む「討論会」です。相手に勝利することを目指しながら、客観的な資料をもとに意見の違う相手に対して自分たちの考えが優位なことを説明します。勝敗が最終の目的ではありません。学習を通して、「論理的な思考力(ロジカルシンキング)」や「批判的思考力(クリティカルシンキング」を身に付けることが大きなねらいです。
 今日は、本番の「討論会」に向けて2回目の試しの討論です。「前回より手ごたえのある話し合いをする」をめあてにグループごとに討論会の打ち合わせを行います。

能動的な姿勢は「学びに向かう力」の土台

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 1時間目の国語は、「きいて考えを深めよう」の単元。いわゆる「討論会(ディベート)」です。話し合いが主な活動になるので、間隔の取れる家庭科室に移動。てきぱきと行動してあっという間に自分たちで座席をセッティングしました。ここまで、全く先生からの指示がなく行動できています。
 先生から前回の授業の振り返りについていくつか投げかけがありました。この学級で大事にしていることは、「極力指示をせず個々に考えさせること」です。「前回の話し合いをもとに今回必要なことは何ですか」「使う言葉をもっと考えること」「相手の出方を予想すること」「自分の役割をはっきりさせること」の3つの必要な手立てが出されました。

週明けから全開の6年生

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 週明けの月曜日の朝は、放送による6年生の代表の挨拶から始まります。今日の担当は、放送開始の7分前からスタンバイをしてくれていました。緊張した面持ちで堂々と役目を果たしてくれました。
 その後、教室では朝の会が始まります。担当の子が司会をしながら会が着々と進みます。自由研究の発表も行われました。中身の濃い週のスタートです。

単元の核心に迫る深い学び

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 授業の山場にさしかかった40分くらいでしょうか。「命がつながっている」「食べ物のもとをたどっていくと植物にたどりつく」
 この単元の核心にも迫るすばらしい発言がありました。すかさず先生が「その言葉を今日の授業のまとめにしましょう」発表した子は、どんなに誇らしかったことでしょう。
 最後に授業の振り返りをノートに記入します。「今日学んだこと、この単元で学んでいきたいこと」です。記入後に全体で共有の時間を取りました。この学習は、「環境、生き方」など他の教科や領域とも深く関わります。めあてを達成することで終わらせず、さらに学びを広げていくことが「メタ認知」を高めることにも結び付きます。

深い学びにしていくための手立て

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 子供たちからあがってきた食材を、先生が発問をしながら一緒に分類をします。「土の中にある生き物、土から生えている生き物(植物)」「陸上で生活しているもの(動物)」「海にいる生き物(魚介類)」
 そして、それらがどのように関わりあっているかを考えます。「私たちの食べ物のもとは何か?身近な生き物の関りから考えを発展させてみよう」が今日のめあてです。
 「植物は、日光や水で生長し、それを草食動物が食べる」「草食動物を食べる肉食動物もいる」「魚は動物性プランクトンを食べる」「動物性プランクトンは植物性プランクトンを食べる」既習したことをもとにした発言です。
 自分で考える時間をたっぷり取りました。活発な発表ではありませんが、めあてに対して一人一人がじっくりと考えている様子がひしひしと伝わります。

深い学びをするための投げかけ

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 導入の先生からの投げかけは、「先生が大好きなカレーライスにはどんな食材がありますか」です。にんじん、玉ねぎ、ジャガイモ、肉(牛、豚、鳥、シーフード等、おなじみの食材があっという間に発表されます。生活に密着した題材を設定することで、導入が活発化します。「つかみはオーケー」です。

理科「生物どうしの関わり」6年生

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 教室に入り、授業を受ける姿勢が整っていることが、「引き締まった雰囲気」から感じられます。さすが、最高学年です。
 今日から「生物どうしの関わり」の単元の始まりです。この単元を通して、生き物の「食べる食べられる関係」を調べながら「食物連鎖」について数々の学びをしていきます。

低学年でのメタ認知の価値づけ

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 低学年に「メタ認知」を高めるには、子供のなにげないつぶやきをどう取り上げるかが勝負です。
 長さの比べ方を説明しているときにある子が「あっ そういう意味か」と発言しました。すかさず「よく気が付いたね」との声かけ。
 たてとよこに色別の線が引いてあります。対角線の方向に折ると長さの差が色で分かります。その方法を見つけ発表した子に、「すごいね」「今日一番の発表だね」との賞賛。その子は紅潮した顔で、授業後も終始笑顔でした。
 今日は机には、鉛筆1本と消しゴムのみ。机上が整理されると集中力が高まり思考も深まります。学力向上支援講師の先生のサポートもありがたいです。

「ユニバーサルデザインの手法」焦点化

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 45分の授業のうちの「山場」となる学習に「フォーカス(焦点化)」をすると学習の効果がさらに高まります。導入(前時のふりかえりと習熟)に8分。今日の課題提示に5分。個別の課題解決に7分。それぞれの考えの発表と共有に20分。そして今日のふりかえりに5分です。つまり、45分を5回に分けて学習することで、めりはりが生まれます。さらにねらいに迫るもっとも大切な20分の学習への集中力が高まります。
 一番大事な20分のめあては「たてとよこでは、どちらが長いか、自分のやり方を考えて発表し合おう」です。写真は、自分のポシェットと「算数ブロック」を使って、たての方が長いことをわかりやすく説明してくれている様子です。

「ユニバーサルデザインの手法」視覚化

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 デジタルテレビに実物を投影する。具体物をもとに思考を深めるなどの手法は「視覚化」と呼ばれます。板書を見れば今日の流れがわかるような工夫もそれに当たります。
 「曲がったキュウリとまっすぐなキュウリ、どちらが長いかな」実際に曲がった具体物(子供たちはソーセージみたいと言っていました)を提示し、曲がった方を伸ばして比べてみました。
 具体物があることで、本時の学習への関心・意欲がさらに高まります。

ユニバーサルデザインの手法を生かして 1年生

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 「長さを比べよう」の単元です。
 本校は、「ユニバーサルデザインの手法」を授業や生活に取り入れています。
 写真のように「黒板まわりがすっきり」すると、視覚的な刺激物が少なくなり、子供たちは黒板の内容に集中して学習に取り組めます。これは、教室全体の環境についても然りです。「環境は人を整える」整ったロッカーを見ると自然と心が安定します。

音楽は世界を一つに

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 音楽室のスペースをいっぱいに使い席をさらに広く取りました。偶数と奇数に分かれて「口ずさむような声で」歌いました。
 それでも、「久しぶりにみんなと共に歌うことが、こんなにも嬉しいことなんだ」と実感する子供たちの表情です。マスク越しからも弾む気持ちが伝わります。
 先生が曲を選ばれた意図が分かります。映像では、世界中の子供たちが共に歌い踊る姿がありました。このコロナ禍の中、音楽で世界を一つにという教師の熱い思いも「ひしひしと」伝わりました。

 リコーダーはさらに感染防止の対策が必要です。一度使ったリコーダーを家庭で洗浄していただくなどの対応をお願いすることになるでしょう。その際は、どうぞご理解ご協力をお願いいたします。

WAになっておどろう

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 幅広い世代で有名な名曲です。動画の映像を見ながら、歌詞カードと照らし合わせて聴きます。「楽しい気持ちになる」「世界に元気を」などたくさんの感想が出てきました。鑑賞の授業を継続していたからこそです。「鑑賞の授業で身に付けたことが、歌を歌うことにも生かされているね」メタ認知を高めるほめ言葉でもあります。

区のガイドラインに基づいて

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 2学期からの音楽は、歌唱や演奏(リコーダー、鍵盤ハーモニカなど)の授業を徐々に入れていきます。
 区のガイドライン「近距離で行う合唱及びリコーダーや鍵盤ハーモニカ等の管楽器演奏は実施しない」をもとに、区音楽科研究会の経験豊富な音楽専科の先生からのご指導をいただきながら、以下の対策を講じます。
 対面での歌唱は行わない。さらに席の間隔を取る。交互に歌う(偶数と奇数に分かれるなど)マスクを着用して歌う。声量を抑える。
 音楽室前の事前の手洗いを徹底すること、常時換気をすることは継続してさらに徹底します。音楽室は大きな冷房機が2機ありますので、熱中症の心配はありません。
 本日、3年生の授業から歌唱の授業を開始しました。「君たちが、トップバッターだよ」と言われ、やる気満々の姿勢になる3年生を頼もしく思いました。

学びに向かう力の高まりが見られました。

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 2年生が、自由研究の発表会をしています。短い夏休みでしたが、どの子も工夫をこらした作品を作ってくれました。発表メモをもとに、実際の作品をデジタルテレビに投影しながら発表しました。くわしくわかりやすく発表をしている子が多いことに感心します。2年生は、7月に、国語「お気に入りの本をしょうかいしよう」の単元でメモをもとに発表するという学習を行いました。
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 そこでの知識や技能、表現力を生かしながら今日に結びつけた子もたくさんいたと思います。学びに向かう力が高まっていることを感じた場面でした。
 保護者の皆様のご協力もたくさんあったかと思います。ありがとうございました。

熱中症対策を全校で

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 昨日は、少し気温が下がりましたが、今日からしばらく暑い日が続く予報です。
 そこで、猛暑が一段落するまでは、教室の気温を徹底して下げるよう対策を講じます。朝、7時の段階で各教室の冷房を一括して稼働させます。設定温度は可能な限り低く設定します。
 今までは、常時、教室の換気を行っていましたが、しばらくは、休憩時間に空気の入れ替え(少なくとも休憩時間ごとに可能な限り二方向を開放:区のガイドラインから)を行うこととしました。
 朝の放送では、そのこととあわせて、手洗いをさらに徹底すること、水筒を机のフックにかけ授業中常時水分・ミネラル補給をすることを児童に伝えました。

高学年の立派な姿勢

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 高学年になると、全員が使うドリルなど重たい荷物を自主的に運んでくれます。頼りになります。
 6年生が静寂の中で、黙々と個々の学習のプランを作成している様子に驚きます。少しだけ用事で先生がクラスを留守にする間にも誰一人おしゃべりをすることなく課題に取り組む様子が見られました。
 もしかしたら、始業式の校長先生のお話をもとに、先生が「メタ認知」を高めるための働きかけをされたのかもしれません。
 こんな話をしました。
 <swa:ContentLink type="doc" item="59699">メタ認知を高める投げかけをする絶好の機会に</swa:ContentLink>
 ぜひ、家庭でも取り上げて、お子様のメタ認知を高める機会にしてみてください。
 

黄金の3日間

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 学期の始めの3日間は、「黄金の3日間」と呼ばれます。
 <swa:ContentLink type="doc" item="58851">黄金の3日間</swa:ContentLink>
 <swa:ContentLink type="doc" item="59701">自分が変われる、クラスの空気が変わる、メタ認知が高まる絶好の機会</swa:ContentLink>
 クラスに新しい風を吹き込む絶好の機会です。また、学びに向かう力(メタ認知)を高めるチャンスです。
 新しい係を決める、学期の目標を立てる、休み期間の出来事の共有をする中で、教師の新しい投げかけやさりげない一言が子供たちの意欲を高めます。
 「あれっ 2学期何か変わりそう」「楽しそう」「やる気がわいた」

2学期が始まりました。

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 子供たちの元気な声が校舎に戻ってきました。子供の笑顔を見ると心から幸せな気持ちになる。「教師冥利に尽きる」を実感する機会です。
 夏休みに区から「ZOOM」というシステムが導入されました。先生たちが使い方の研修を行い、始業式は、校長先生が話す映像を全ての教室にリモートで流す方法で行いました。
 その後、クラスごとに、夏休みの課題を集めたり、自由研究のメモを書いたりしました。
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