【献立】
・きな粉あげパン
・ワンタンスープ
・みかん
・牛乳




　今日は、昔から大人気の「きな粉あげパン」でした。「あげパン」は、戦後間もない昭和２７年頃東京都大田区（鵜の木の嶺町小学校）で誕生しました。
　ある日、風邪で多くの子供たちが学校を休みました。昔は休んだ子の家に友達がパンを届けることができました（今は、安全のため持ち帰りはできません。）が、パンは時間が経つと硬くなってしまい、おいしくありませんでした。そこで、調理員さんが、“硬くなったパンをどうしたら、おいしく食べられるだろう？”と考えて、油で揚げて砂糖をまぶしてみたそうです。
　これがきっかけとなり、学校給食のメニューに「あげパン」が加えられました（昭和２９年６月１８日の学校給食の献立にあげぱんが記録に残っています）。この調理員さんは、学校給食コンクールで優勝され、いろいろな場で「あげパン」を披露したことにより、全国の給食メニューとして広がりました。
　本校の「きな粉あげパン」は、きな粉に砂糖、すりごま、塩を混ぜて風味良く仕上げています。

＜主な使用食材の産地＞
にんにく…青森県　　にら…栃木県　　　
白菜…群馬県　　　　にんじん、もやし…千葉県
ねぎ…埼玉県　　　　しょうが…高知県
みかん…和歌山県　　鶏肉…宮崎県