「わくわく・どきどき」の学びを目指して

2月13日(土)

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 5年生は、総合の学習の時間に、年間を通じて「米米プロジェクト」に取り組んできました。米作り体験を実際に行いながら、稲の成長〜収穫についてや稲作農家の様子、日本の米問題など、様々な問題意識をもって調べ学習に発展させてきました。
 3学期は、いよいよその学習のまとめとして、「米米プロジェクト発表会」を行います。今年度は残念ながら、実際に埼玉県川島町の田んぼに行って田植え体験や稲刈り体験を行うことができませんでした。しかし、来週の金曜日には、川島町から島村農園の二松さんをお迎えして、5年生の発表を聞いていただく予定です。
 3組では、パソコン室に何度か通いながら、発表資料や原稿作りに取り組んできました。パワーポイントを使って、みんなの前で発表する子ども達がたくさんいます。今日は、中間発表として、グループ内でお互いの発表内容を聞き合う活動を行いました。(写真上)
 インターネットや書籍を使って調べると、米作りで調べたい自分のテーマにかかわる情報は、山ほど出てきます。しかし肝心なのは、それらをどう取り入れてまとめ、分かりやすく人に伝えていくか(発表するか)です。まさに、総合的な学習の時間にめざすべき、「自ら課題を見付け、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、よりよく問題を解決する資質や能力を育てる」という取り組みと言えます。
 インターネットで調べたり、パワーポイントを使ってまとめたりという活動は、パソコン室にある20台の機器を使って行っています。もうすぐ田柄小も、一人一台ずつタブレットPCを配布します。そうなれば、パソコン室にわざわざ行ったり、順番を待ってパソコンを使うといった不便さは解消します。タブレットPCについての情報は、来週火曜日の「学校説明会」にて詳しくお伝えする予定です。
 6年生の保健の学習では、「病気の予防」について学んできました。喫煙の害や飲酒の害、薬物乱用の害と、人の体に悪い影響を与える物質についての学習をしてきました。保健の授業の最後にあるのが、「地域のさまざまな保健活動」についての学習です。(写真中)
 子ども達は、地域で保健や健康に関する様々な活動が行われていることをあまり知りません。それは、自分自身が健康であり、区や地域で行っている保健活動に出合う機会が少ないからです。子ども達は、生まれる前(お母さんのお腹の中にいた時)から出生後しばらくの期間、保健所や保健センターで健診や予防接種でお世話になっていたはずです。そして、今まさにコロナ禍により、今後のワクチン接種でお世話になろうとしています。
 この学習は、新学習指導要領になって新しく加わった内容です。保健所や保健センターでは、新生児の健康だけでなく、成人の健康診断も担っています。今後は、がんに関する教育も小中学生に広げていく傾向にあり、その取り組みに向けた改定ではないかと思われます。
 3年生は、総合の学習の時間や社会科の学習として、昔の道具について調べてきました。先日は、七輪を使って火をおこす体験を行いました。今日は、3組が家庭科室で、洗濯板を使った体験活動を行っていました。(写真下)
 昨日使っていたハンカチを用意して、一人ずつ洗濯板を使って手洗いをしてみました。固形石鹸を使い、ごしごしと板の刻みを使って洗いました。
 この洗濯板のギザギザは、緩やかなカーブを描くように作られています。これにはとても大切な理由があります。まず、石鹸をつけて洗う時には、洗濯板のギザギザがUの字になる向きで使います。石鹸水が溝にたまりやすいからです。次に、水ですすぐ際には板を反対向きにして使い、泡がたらいに流れていきやすいようにします。
 30年前、私が教員として最初に赴任した下田学園(練馬区の健康学園)では、子ども達が洗濯板を使っていました。親元を離れて生活する全寮制の学校でした。学校の時間が終わり寮に戻ると、子ども達は自分のことは自分で行っていました。その一つに、靴下を洗濯する時間があり、洗濯板を使って洗っていました。最近は、旅行者用に小さな洗濯板が売れているとか…。ホームセンターや百円均一の店で売られているようです。ハンカチや靴下を自分で洗濯させてみてはいかがでしょうか。

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