5年生の理科の学習、授業観察でした。学習では、問いをもつことがとても大切です。最初に、種の発芽のために、「水だけで大丈夫なのか?」ということを先生が投げかけ、そのことについて、グループで考えを交流しました。その中で、「植物にとっての食べ物は水」、という考えや、「水だけではだめなのか」という考えが出されました。そして、「種の中に元々入っている栄養があるから水を加えて発芽するのではないか」と子供たちから問いが生まれました。少し時間がかかりましたが、今日の実験をするための課題を教師が与えるのではなく、問いをつかむことで、理解が深まっていきます。実験では、種子をカッターで切ってヨウ素液をかけて養分があるかについて調べていきました。じっくり考え、実験を積み重ねていきます!