「わくわく・どきどき」の学びを目指して

1月9日(土)

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 3学期に入り、どの学年も書き初めに取り組み始めました。低学年は硬筆で書きます。全員が心を落ち着かせたところで清書用紙が配られ、お手本を1行ずつ折って左側に置き、ゆっくりていねいに書き始めました。1,2年生は、昨日と今日で何枚か清書用紙を書かせていました。残りの清書用紙を来週書き、その中から校内書き初め展に出す作品を決めていきます。
 4Bの濃い鉛筆で書くのですが、すでにだいぶ短くなってきている子がいました。冬休み中にもたくさん練習をしていたのでしょう。12月から何度か書き初めの指導をしてきました。姿勢に気をつけ、集中して取り組む力が身についてきたように感じます。
 3年生以上の書き初めは、毛筆です。今年は、全学年が体育館で一斉に書き初めを行うことにしました。教室で行うよりも密にならずに取り組むことができます。(体育館用のストーブ3台を使い、十分に換気をしながら取り組みました。)昨日5年生が書き初めを行い、今日は1,2校時に4年生、3,4校時に6年生が実施しています。(3年生は、来週火曜日です。)
 6年生は、小学校最後の書き初めということになります。体育館に入ると、一枚一枚に集中して取り組む真剣な姿が見られました。体育館のフロアやステージ上、ギャラリーをぐるっと回って、いろいろな角度から子ども達の様子を見ました。さすが最高学年です。集中力が書く文字にしっかり表れているなと思いました。(写真上)写真からは分かりませんが、体育館には終始音楽が流されていました。宮城道雄の「春の海」など、お正月らしく箏の音色が響いていました。(他学年も同様)
 6年生が書く文字は、「将来の夢」です。筆づかい(とめ・はね・はらい)も大切ですが、まずは中心をそろえて全体をバランスよく書くことがポイントになります。そのために大切なことの一つに、「書き順」があります。「将」の字の1画目はどこから始めるでしょうか? 正解は、縦画です。
 6年生の「将来の夢」は、卒業文集の寄せ書きにも載せられています。6年2組では、2校時に卒業文集の寄せ書きページの作成に取り掛かっていました。(写真中)プロフィールのページでは、自身の似顔絵とともに、生まれ変わったら何になりたいかが書いてありました。クスっと笑えるものがいくつかありました。
 その他にも、クラスの思い出を川柳にした寄せ書きや、心に残った出来事を集めた寄せ書きページもありました。「つらいこともあったけど、とても楽しいクラスでした。」と書いてあったので、「つらかったことってどんなことなの?」と聞いたら、「長なわの時にひっかかったらどうしようって、すごい大変なんですよ…」と言っていました。6年2組は、5年の時から長なわでとてつもない記録を出すクラスですが、それだけにプレッシャーを抱えながら取り組んできたのでしょう。それもいい思い出です。
 1年生の道徳の教科書に「にほんの あそび」という資料があります。日本に昔から伝わる遊びとして、竹馬やこま回し、羽根つき、すごろくなどの絵が描いてあります。生活科でも、1年生は昔遊びに取り組んでいるところですが、なぜ道徳の教科書にこういう学習があるのでしょうか。
 道徳の内容項目の中に、「伝統と文化の尊重、国や郷土を愛する態度」があります。日本に伝わる遊びのよさについて考えさせることから、日本や郷土への愛着を深め、親しみをもって生活しようとする子どもを育てることをねらいとしています。
 1年1組では、「福笑い」を取り上げて、みんなで遊んでみました。それも、手作りの福笑いです。顔の輪郭を描き、目や鼻、口などのパーツを作り、2人組で遊んでみました。出来上がった顔を見て、みんな大笑いをしていました。(写真下)
 今の子ども達にとっては、「遊び=ゲーム」という感覚が強いのではないでしょうか。身近なもので簡単に楽しめる日本の伝統遊びから、「日本の良さ」を1年生なりに体感できたようです。

1月8日(金)

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 緊急事態宣言の発令と同時に、3学期の学校生活が始まりました。しばらくの間は、6月の学校対応の感覚に戻しながら、感染症対策に慎重に取り組んでいきます。ということで、しばらくの間は、校庭で全校児童を集めずに朝会や集会を行うこととしました。
 登校後の始業式は、Zoomを使って実施しました。放送準備室に職員室のパソコンを移動し、17学級の各教室とオンラインでつなぎました。始業式の初めに「おはようございます」と画面に向かってあいさつをすると、北校舎の1年生の教室から元気のよい「おはようございます!」の声が返ってきました。(あまり大きな声は困るのですが…)始業式では、以下のような話をしました。
・・・『13日間の冬休みが終わりました。みなさんは、どのような冬休みを過ごしたでしょうか。全国的に感染症拡大が広がってきたため、この年末年始は家族で過ごすことが多かったのではないでしょうか。そのような中でも、きちんと毎日検温をして記録をしたり、進んでお手伝いをがんばったり、書き初めの課題に取り組んだりすることができた子はとても立派です。
 毎日の検温や進んでお手伝いをする、書き初めの宿題を行う…きっと今、「そんなのあたり前のことなのに…」と思った子はいませんか? その通り、検温をすることやお手伝いをすること、書き初めの宿題をすることは、あたり前のことです。でも、そのあたり前のことをきちんと行うのは、全ての生活の基本となるとても重要なことなのです。学校生活の中にもたくさんの「あたり前」があります。あいさつをすることもそうですし、名前を呼ばれたら返事をすること、先生の話を黙って聞くこと、相手に悪いことをしたら「ごめんなさい」と謝ることも「あたり前」のことです。
 考えてみてください。学校の先生方も家の人達も、みなさんがあたり前のことをいい加減に行った時には厳しく注意するのではないでしょうか。宿題をやってくるのはあたり前のことです。また、休み時間の終わりのチャイムが鳴ったら遊びをやめて教室に向かうのもあたり前のことです。
 さあ、新しい年を迎え、2021年(令和3年)が始まりました。新しい年を迎えると、だれもが気持ちを新たにして生活をがんばろうと思うものです。今年の目標をしっかりもち、今日から3学期の学校生活もがんばっていきましょう。そしてそのためには、日々の生活の基本となる「あたり前のことをあたり前に行うこと」が大切です。』・・・(さらに後半は、感染症対策についての話もしています。)
 児童代表の言葉は、5年生が担当しました。朝から緊張した面持ちで放送室に代表の子が来ていました。聞いてみると、2学期の終わりにクラス全員が作文を書き、立候補で代表者を決めたそうです。3学期の目標として、授業中に手を挙げてたくさん発表することや、6年生をお手本として最高学年をめざしたいということを堂々と発表していました。(写真上)
 校内を回ると、一年の始まり、そして学期始めということもあり、今年の目標や3学期の目標を書かせていたクラスが多く見られました。(写真中)どの学年の子ども達も、4月から一つ上の学年になるということを意識して「がんばろう!」という気持ちをもつものです。
 目標をしっかりもって日々の生活に臨むということは、子どもも大人も大切なことです。果たして我々大人は、しっかり目標を定めて生活しているでしょうか…。「早く旅行に行きたい」とか、「みんなで食事に行けたらいいのに」という夢や願望はいくらでもありますが、「今年こそ〇〇をしよう」、「○○ができるようにがんばる」という目標もなく新年を迎えてしまったような気がします。「子どもってすごいな、えらいな。」と改めて思います。
 6年3組では、キャリア教育のアンケート用紙に向かう姿が見られました。(写真下)今年も6年生へのキャリア教育として、PTAおやじの会の皆さんに授業をしていただくことになりました。6人の様々な仕事をされている方々をお招きして、その仕事の内容や苦労、喜びを語っていただく授業です。
 アンケート用紙には、「警察官・IT関連企業・公務員・保育士・自動車関連企業・ピアノ講師」の仕事が書かれていました。その中から自分が聞いてみたい職業を選び、第1〜第3希望を決めるようになっていました。当日は、体育館で6人の講師のブースを作り、子ども達に何か所か回って話を聞くようにさせます。また、子ども達がその職業の方から聞いてみたい内容を調べるアンケートにもなっていました。
 6年生は、2学期に職業調べをしています。自分が目指したい仕事については、おおよその内容を調べてきました。今度は、実際に仕事をしている方々から生の話を聞く機会となります。今月の23日(土)に予定していますが、場合によっては延期になるかもしれません。

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