「わくわく・どきどき」の学びを目指して

9月7日(月)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 台風10号の影響で、昨日から関東地方でも時折強い雨が降っています。今朝は、ちょうど児童が登校する直前から雨が激しくなりました。長靴に履き替えてくるのが間に合わなかったようで、運動靴がびしょぬれになった子がたくさんいました。
 全校朝会は、初めてZoomを使って行いました。職員室のパソコンと各教室のパソコンをZoomでつなぎ、職員室からの映像と音声を教室の電子黒板に映し出すようにしました。全校朝会は、いつも6年生のあいさつ当番の児童が朝礼台の前に来て言葉を言っています。今日は、あらかじめ職員室に4名を呼び、パソコンに向かって全校児童と朝のあいさつをしました。(写真上)校内の様々な教室から、「おはようございます!」という元気のよい声が響いてきました。
 今日は、「1位をめざそう」という内容の話をしました。
・・・(前半省略)校長先生は、全ての子ども達に1位をめざしてもらいたいと思っています。これは、かけっこだけのことではありません。学習面も生活面でも、全てのことについてです。学習面での1位とは何でしょう? テストの点数がクラスで1番ということでしょうか。「自分は無理」と思った子は、こう考えればよいのです。ノートの文字をていねいに書いて、クラスで1番をめざしてください。あるいは、手を挙げて発表する回数を増やして1番をめざしてみましょう。1日の学校生活の中で、きっと誰かがよく発表して1位になっているはずです。あるいは、先生に「教科書を開きましょう」と言われたら、真っ先にそのページを開くことで1位をめざしてください。授業の始めと終わりにあいさつをします。号令がかかったら、真っ先に背筋を伸ばして姿勢をよくして1位になりましょう。
 みんなが1位をめざそうという気持ちになったら、クラスも学年も、そして学校全体もどんどんよくなっていきます。先週水曜日に、たてわり班活動の1回目の集まりがありました。自分の班の6年生は、親切にしてくれましたか? どの班よりも1番だったでしょうか。遊びの計画を立てた後、教室で楽しくゲームをしていた班がありました。この一年間を通じて、田柄小で1番仲良しで楽しいたてわり班をめざしてください。
 先週火曜日には、練馬区の教育指導課から3人のお客様が来て、各クラスの授業の様子を見ていただきました。廊下ですれ違う子の多くが「こんにちは」と気持ちのよいあいさつをしていました。後から、「子ども達のあいさつがすばらしい学校ですね。他のどの学校よりもすばらしいです。」と話されていました。田柄小は、練馬区であいさつが1番の学校であると褒められたのです。
 あいさつも、常に1番をめざしていれば、どんどんよくなっていきます。自分の登校班は、あいさつで1番と言えるでしょうか。校長先生は、今日はこの班が1番かなと感じながらみなさんとあいさつをしています。まずは、自分の登校班の中で一番素敵なあいさつをめざしてみてください。相手の目を見て、相手に届く声で、自分からあいさつをして1番をめざすのです。全てのことに1位になろうとがんばる、そういう田柄小の子どもであってほしいと願っています。・・・
 職員室からは、パソコンの画面に鏡のように映った自分の姿が見えるだけですが、音声だけの放送朝会よりも子ども達に話しかけているという実感は得ることができました。今後も、雨天時の全校朝会などでZoomを利用していきます。
 6年生は、社会科の歴史の学習で、室町文化について学んでいます。室町時代の文化には、現代にまで受け継がれているものが多くあります。文化を学ぶことにより、歴史を過去のものとしてだけとらえるのではなく、現代の人々の生活の基になっているという意識をもたせることにつながります。
 室町文化には、茶の湯や生け花、水墨画といった人々の心に根付く「日本らしさ」がたくさん見られます。今日は、6年2組で水墨画を自ら描いてみることを通じて、室町文化を体験していました。水墨画とは、墨一色で描く絵画のことです。墨汁に水を混ぜて薄墨を作りながら、濃淡を表現していきます。子供たちは、画家雪舟になった気分で、水墨画に挑戦していました。(写真中)
 2学期に入り、低学年の教室から、歌声や鍵盤ハーモニカの音が聞こえてくるようになりました。通常のように大きな声で歌ったり、鍵盤ハーモニカを全員で自由に練習したりとまではいきませんが、感染症に十分気をつけながら、徐々に指導を開始しています。
 2年3組では、鍵盤ハーモニカの指導前にしっかり手洗いとうがいをさせてから、「タンギング」の練習を行っていました。子ども達は、やっと音を出すことができてうれしそうでした。(写真下)

9月4日(金)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 1校時に、3年1組で保健の授業が行われていました。3年生は、保健の時間に「健康な生活」について学習をしています。保健の授業は、年間を通じて4時間程度の扱いです。しかしそれだけに、きちんとした指導計画のもとで授業を行わなければなりません。また、特に今月下旬には、3年3組で保健領域の研究授業を予定しています。今日の1組の授業は、その研究授業の先行授業として行われました。同学年の先生達や校内の先生達が何人か参観に来ていました。
 今日は、健康な生活をおくるために必要な「体の清潔」についての学習をしました。1校時の授業だったので、朝登校してから、全員が手を洗ったばかりの状態でした。しかし、アルコールを含ませた脱脂綿で手指や手の甲、手首をこすってみると、茶色い汚れがついてきました。(写真上)
 「手を洗ったはずなのに…」とか、「昨日の夜、お風呂に入ったはずなのに…」と思った子が多かったようです。特に今の時期は、暑くて汗をたくさんかくので、目に見えない汚れがたくさん付着しやすくなっています。
 授業では、手を洗った後にきれいなタオルで拭いた手と、しばらく洗っていないタオルで拭いた手の実験結果(細菌を寒天培養した結果)も示されました。それらのことから、体を清潔にするために大切なことを考えました。
 今日の授業を基に、学年でさらに検討を重ねて研究授業に向かうことでしょう。
 10時から、3年生の「大根の種まき体験」がありました。気温が高かったため、熱中症の心配がありました。そこで、学校であらかじめ種まきの事前指導を先生達で行っておき、畑にいる時間をなるべく短くできるようにしました。
 学校の隣の吉田さんの畑では、ニンジンやブロッコリーの苗がすでに育ち始めていました。そして、3年生が種まきをする大根用の畝がきれいに用意され、ビニールマルチが張られていました。まず、吉田さんから大根の種まきのポイントについて説明を聞きました。ビニールマルチの穴1つに、指先で3つの穴(人差し指の爪の深さ)を開けます。そこに大根の種を1粒ずつまいていき、土をかぶせて終了です。田柄小学校の給食の食材にもなる大根です。クラスごとに畑の端から端まで広がり、全部で960個のマルチの穴に、ていねいに種まきをしました。(写真中)
 子ども達は汗だくでしたが、土はからからに乾いていました。最後に長く伸ばしたホースから水を霧のようにまいて土を湿らせていました。吉田さんの話では、普段は水やりをせずに自然の雨で育てているそうです。さすがにこの暑さと乾燥した土では芽が出そうにないと話されていました。
 今回まいた種は、「夏つかさ」という青首大根の品種です。早ければ55日で収穫できるそうです。その前に…3年生は2週間後に、間引きの体験でまたお世話になります。
 5年生は、社会科の時間に「米作りのさかんな地域」についての学習をしています。2組では、子ども達の家で食べているお米の袋を持ち寄り、授業に使っていました。
 「あきたこまち」や北海道の「ななつぼし」、新潟の「こしひかり」など、様々な米袋が見られました。また、5kgや10kgの米袋がほとんどでしたが、中には30kgの米袋を持ってきた子もいました。(写真下)「JAめぐみの」と書いてあったので、岐阜県から送ってもらったお米でしょうか。日本では、全国各地で米作りが盛んであることが分かります。
 私の住んでいる埼玉県では、そろそろ早い品種の稲刈りが始まる頃です。今月下旬から、新米が次々と出てくるので楽しみです。ちなみに、私の家では近くの農家から玄米で買うようにしています。家庭用精米機で、必要な分だけ精米しながらご飯を炊いています。精米したてのお米は、味が違います。

9月3日(木) その2

画像1 画像1
画像2 画像2
 6年生は図工の時間に、「12年後の私」という作品に取り組んでいます。1学期から製作し始め、ようやく完成間近になってきました。12年後の自分の姿を思い浮かべ、フィギュア芯材と紙粘土を使って表現する作品です。
 7月に取りかかったばかりの頃は、どんな仕事に就いている姿かまだ見えてきませんでした。次第に、凝りに凝ってテーブルや椅子を木材で作ったり、素敵な洋服を身にまとわせたりし始め、各自思い浮かべた未来像がはっきりと伝わるようになってきました。
 サッカー選手としてシュートを決めた瞬間や、パティシェとなってお菓子を作っている姿、中には立派なウエディングドレスを身にまとっている姿も見られます。また、トリマーとして、台の上にのせた犬の毛をカットしている自分を作品にした子もいました。(写真上)
 6年生にとっての12年後は、24歳です。その頃は、立派な社会人として活躍していることでしょう。
 普段は飼育小屋でのんびりとしているショコラが、今日は忙しい一日となりました。1年生は、生活科の時間に「なかよくなろうね 小さなともだち」という学習をしています。小動物や昆虫などの身近な生き物に関心をもち、すすんで触れ合おうとすることを目的とした学習です。
 担任の先生が、ショコラをケージに入れて用意し、クラスの子ども達に順番に見せていました。(写真下)今まで校庭の飼育小屋の網越しに見てはいましたが、こんなに間近で見るのは初めてです。そっと手を差し出してショコラの背中をなでてあげた子もいました。
 「かわいい〜」という言葉の他に、「ひげがたくさんはえてる。」とか「なんで黒目しかないの?」と話していた子もいました。自分の席とケージを何度も往復しながら、観察カードにショコラの絵を描き上げていました。「なんかネコみたいになっちゃった。」と言っていた子もいましたが、1年生の子の絵もまたかわいらしかったです。
 5校時までかけて3クラスの観察が終わり、ショコラはホッとしていたようです。

9月3日(木) その1

画像1 画像1
画像2 画像2
 今日から、学校医の先生方による各検診が始まりました。今日は耳鼻科検診があり、午前中いっぱいかけて耳鼻科の飯塚先生に全クラスの検診をしていただきました。(写真上)
 本来であれば、4月に各種健康診断が行われています。しかし今年は、十分な感染症対策をして行うということになり、どこの学校でも2学期に実施することになりました。また、保健室よりも広い場所で行うように指示があったため、北校舎1階の多目的室を検診場所としました。廊下にはビニールテープで待機線が引かれ、間隔を開けて並ぶようにさせています。
 校医の先生方には、区で配布されたフェイスシールドをつけて検診をしていただいています。今日の検診の様子を見ていると、一人の子を診るたびに手指の消毒を行うなど、徹底した感染症予防対策が行われていました。明日から再来週にかけて、さらに内科検診や歯科検診、眼科検診が予定されています。
 3年生は、図工の時間に「のこぎり引いて ザク、ザク、ザク」という学習をしています。3年生にとって、初めてのこぎりの使い方を学習する内容です。今までのこぎりを使ったことがあるという子が何人かいましたが、初めてという子が多かったようです。持ち運び方や片付け方など、安全指導をしっかり行ったうえで作品づくりに取りかかりました。
 3年生の子ども達にとっては、角材を切り落とすだけでも一苦労のようでした。片足でしっかり木を固定しながら、のこぎりで真っすぐに切らなければなりません。何度か手を止め、気合を入れ直してまた挑戦していました。そのため、切り口に休んだ跡が現れていたものがたくさん見られました。しかし、苦労して切った木片は、それだけで十分な作品価値があるほど貴重なものに思えていたようです。(写真下)
 今後、のこぎりの使い方に慣れてきたら、どのような作品ができ上ってくるのか楽しみです。

9月2日(水)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 1年生の子ども達が、自由研究の作品を見るために校内を巡っていました。「授業中なので、廊下に置いてある自由研究の作品を静かに見るようにしましょう。」と担任の先生に言われて見学に行きました。しかし、ついつい目の前にある初めて目にする作品を見て、思わず声が出てしまったようです。(写真上)
 1年生にとっては、工作や裁縫で作った作品や、虫の絵が描いてある作品などにまず目が向くようです。「いいな〜、わたしも作ってみたいな〜」という声があちこちから聞こえてきました。
 3週間という短い夏休みだったので、今年に限り1,2年生は自由研究を宿題にしませんでした。もし自由研究の課題を出していたら、どんな作品が集まっていたことでしょう。親子で工作をしたり、親子で料理をして写真に撮ってまとめたりと、きっと楽しい時間が増えていたかもしれません。(その分、親は悩んだかも…)来年はいつも通りの夏休みを迎え、低学年の自由研究が見られるといいなと思います。
 3年生は、国語の時間に「山小屋で3日間すごすなら」という学習をしています。先日は、6年生の「対話」の学習について紹介しましたが、3年生にとっての対話の学習がこの単元です。「子ども探検隊として、3日間山小屋で過ごすことになりました。普段子どもだけではできないことをして、自然とふれあうなら、どんな物を持って行きたいですか?」という問いかけがあり、持ち物の決まりとして、「食料、水、着替え以外のもので、グループで5つまで持っていけます。」と書かれています。
 まず、グループでしたいことと持っていきたい物を出し合い、その中から話し合って整理していきました。川で遊びたければ、水中メガネや釣りざお、バケツなどが必要になります。また、星空の観察をしたいのであれば、望遠鏡や懐中電灯が必要になります。
 次に、グループで「対話」を通して持っていく5つの物を決めていきます。国語の学習なので、ここが一番大切なところです。自分の意見だけを主張するのではなく、きちんと友達の意見を聞いて考えをまとめていかなければなりません。話すこと・聞くことの学習です。(写真中)
 5年生は、理科の時間に「植物の実や種子のでき方」の学習をしています。まず、アサガオの花のつくりを調べ、中心におしべとめしべがあることや、おしべの先に花粉があることなどを学びます。そして、種子ができるためには花粉が重要な働きをするということを学んでいきます。
 今日は、理科室でアサガオの花粉を顕微鏡で観察していました。(写真下)アサガオの花粉を顕微鏡で見ると、一粒一粒は丸い形をしているのですが、周りにとげのような突起物がついていることが分かります。ちなみに、植物の種類によって花粉の形や大きさが異なります。
 中庭では、1年生の子ども達が自分のアサガオの鉢のところに行き、黒い種をたくさん収穫していました。1年生なりに、花が終わった後に実がなる(種ができる)ということに気づいていきます。1年生のアサガオ栽培は生活科の学習ですが、小学校の学習内容全体が、学年の発達段階に合わせて系統立てて構成されています。
 この後5年生は、理科の時間に台風の学習があります。ちょうど大きな台風が西日本を通過中です。ニュースや天気予報を見るようにしましょう。

9月1日(火)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 6年1組で、明日のたてわり班活動1回目の事前指導が行われていました。1学期は、感染症対策のこともあり、たてわり班活動はまだスタートさせていませんでした。2学期からは、マスク着用の徹底と、密接・密集を避けながら実施していきます。
 たてわり班活動は、1〜6年生まで全学年の子ども達から構成される仲間づくりの取り組みです。年間を通じてたてわり班ごとに一緒に遊ぶ時間を設けたり、2月末には一緒に給食を食べたり(お別れ給食会)もしています。異学年の児童同士が交流することで、新たな仲間づくりを行い、校内での交流を広げていく目的があります。そして何よりも、6年生が最上級生としての力を発揮する場でもあります。様々な行事が中止となった現在、6年生にとっては、自分達の力を発揮する大切な取り組みがいよいよやって来ます。
 それだけに、6年生の各クラスでは、担任の先生がしっかりと事前指導をしておく必要があります。1つの班には4人の6年生が配置されます。そして、さらにAグループとBグループに分かれるので、基本2人ずつで1〜5年生をまとめなければなりません。
 明日の5校時は、全校児童がそれぞれの教室に分かれて、自己紹介をしたり遊びの計画を立てたりします。今日は、そのやり方を1班ずつシュミレーションし、みんなでアドバイスをし合っていました。(写真上)下学年の子ども達との出会いが、今から楽しみな様子でもありました。
 6年3組では、「コロナに負けるな」というテーマで、道徳の授業が行われていました。今まで様々なコロナウイルス関連の差別や偏見、誹謗中傷が報道されてきています。その一つに、「県外ナンバーいじめ」があります。他の都道府県ナンバーの車に対して、嫌がらせを行うというものです。中には、その地域に住んでいながら、他県ナンバーのまま車に乗っている人も大勢います。勘違いされないために、「他県ナンバーですが、県内在住です」というステッカーが販売され、多くの人が使っているそうです。・・・考えてみると、とても残念なことであり、嫌な世の中になってしまったなと思います。子ども達も、そのニュースのことはよく知っていたようでした。(写真中)
 誰もが感染症にかかってしまう可能性があります。身近な人が感染症にかかったら…という不安があるのは十分に理解ができても、差別や偏見は許されることではありません。今日の授業は、道徳というよりも学級指導的な内容ではありましたが、身近で感染者が出る前にしっかりと指導しておくべきことだと感じました。
 今日は、4〜5校時に指導課訪問がありました。練馬区の教育指導課から3名のお客様が来校し、全クラスの授業を参観していただきました。1クラスあたりほんの数分ずつの参観でしたが、田柄小の子ども達や先生方、そして学校環境のすばらしさをたくさん褒めていただきました。落ち着いて授業を受けている様子や掲示物のすばらしさ、清々しいあいさつなど・・・田柄小の先生達が日々指導していることがそういうところに成果として現れるのだと、外部からのお客様に教わったような気がします。
 指導課訪問では、体育の様子も参観していただきました。5校時の体育館体育では、3年1組が表現運動を行っていました。3年生は、体育の時間に「スパイ・キッズになって体を動かそう」という学習をしています。生き物や乗り物など、いろいろなものになりきり、体全体を使って表現します。場面が変わるたびに、子ども達は手足を様々に動かしながら体育館中を動き回っていました。(写真下)
 普段の年だったら、運動会のダンスに時間をかけて、体育の「表現運動」としていました。今年は運動会が中止になったため、体育の時間に各学年が表現運動をきちんと指導していきます。

8月31日(月)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 8月31日の朝を迎えました。普段の年であれば、「あぁ、明日から学校が始まる…」という思いで過ごす一日ですが、今年は先週からすでに学校が始まっています。一時の猛暑よりも少し気温は下がりましたが、相変わらず朝からムッとするような湿度の高さです。
 今日の全校朝会では、自由研究についての話をしました。
・・・3年生以上の学年では、夏休みの宿題の一つに自由研究がありました。2学期が始まり、各クラスで夏休みの自由研究の発表会が行われていました。いくつかの教室を回り、その発表の様子を見ることができました。また、廊下に展示されている全てのクラスの自由研究も見せてもらいました。今年は短い夏休みでしたが、いろいろなアイデアや工夫があるすばらしい自由研究がたくさん見られました。
 自由研究は、「自由」というだけあって、自分の興味のあることや得意なこと、好きなことを自由に取り組める宿題です。でも、夏休み前までは「あれもやってみたい」「これもやってみたい」と意欲満々でも、実際に夏休みに入るとなかなか取り組むまでが大変という子もいたのではないでしょうか。3年生以上のみなさんは、友達の自由研究を見てどう感じたでしょうか。理科や社会科に関係する自由研究では、調べたことをまとめるだけでなく、実際に自分で実験したりその場所を訪れたりしたものがありました。また、工作や家庭科作品などの自由研究では、作品を作るだけでなく、材料や作り方を詳しく紹介しているものがありました。取り組みのアイデアとともに、そのまとめ方や作品の紹介の仕方にも工夫があってすばらしいなと感じました。
 校長先生がさらにすごいなと思ったのは、夏休み中に毎日続けていた自由研究があったことです。3週間、毎日日記を書いた自由研究がありました。また、毎日1品ずつ料理を作り、その記録をまとめた自由研究がありました。小さなことを続けるということも、すばらしい自由研究になるのだなと思いました。・・・
 全校朝会の話の後半は、いつもと趣向を変えて、セミの話をしました。「校長先生の自由研究」ということで、田柄小で見られるセミについて、写真を見せながら話をしました。朝会が終わってから、南校舎1階の廊下にセミの写真を掲示しました。休み時間にたくさんの子ども達が集まってきて、それらの写真に見入っていました。(写真上)特に、セミの幼虫から成虫に羽化するところの写真に関心が集まっていたようです。幼虫から出てきたばかりの成虫は、真っ白な体がところどころ青く光って見えます。(子どもの頃、一度だけその瞬間に出会ったことがあり、脳裏に焼き付いています。)
 朝会では、幼虫が地面から出てきた穴が木の周りにたくさんあることや、枝先にたくさんのセミの抜け殻がついていることを話しました。さっそく中休みに、けやき広場の木々についている抜け殻をたくさん見つけた子ども達がいました。セミの抜け殻にさらに別の抜け殻が覆いかぶさるようについているほど、たくさん見つけることができました。
 6年生は、体育館での体育の時間に、マット運動に取り組んでいます。低学年の頃のマット遊びから、様々なマット運動の技に取り組んできました。6年生では、「倒立前転」のような大技にも挑戦していきます。
 倒立前転とは、倒立(逆立ち)した状態から前転に入って、起き上がるまでの一連の流れの動作のことを言います。倒立した状態で、高さのあるところから、首を曲げて前転に入るので、初めてやるときには少し恐怖心が出てしまうかもしれません。まずは、倒立がしっかりできるようにすることが重要です。腕を曲げないでひじを伸ばすこと、足を曲げずに膝を伸ばすこと・・・友達同士で補助をし合いながら、きれいな倒立ができるようにしていきます。(写真中)
 今年は、どこの学校も運動会が中止となり、6年生が組体操を行う光景が見られなくなりました。組体操の練習を行うと、特に子ども達の腕の力が弱いことに気がつきます。友達を支えたり持ち上げたりする運動で、なかなか腕に力が入らなくて苦労するものです。組体操でも、大抵は2人組の技として倒立を練習します。自分の腕でしっかり体重を支えられるように、今年はマット運動を通じて身につけさせていきます。
 4年2組が、理科の時間にツルレイシ(ゴーヤ)の観察を行っていました。今年は、例年以上に生育が旺盛で、たくさんの実をつけています。いかにも苦くておいしそうな緑色の実もあれば、すでに熟してはじけそうなオレンジ色の実もたくさん見られました。(写真下)
 子ども達に聞いてみると、ゴーヤは家で食べないと言っていました。購入して食べる家庭は少ないのでしょうか。私の家では、よく近所で畑をやっている方からゴーヤをいただきます。チャンプルーのような炒め物で食べることがほとんどです。この夏は何回いただいたことか…。暑さに強いゴーヤです。今年の猛暑は、ゴーヤにとっては最高の夏だったのかもしれません。

8月28日(金)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 4年生は、体育の時間に「ソフトバレーボール」の学習をしています。ネット型のゲーム運動としての学習です。ビーチボールのような柔らかいボールを使い、サーブは相手コートにボールを投げ入れて開始します。基本はボールを両手でキャッチし、味方にパスをします。アタックをする時だけ片手でボールを打ち、相手コートへの攻撃ができます。(写真上)
 1校時の授業でしたが、体育館はすでに30度に近い気温になっていました。しかし、気温よりも気になったのが湿度の高さです。昨年度より体育館に、熱中症指数を計測する機器が設置してあります。「危険」ランプが点滅した場合は運動を控えることになっていますが、今日はその一歩手前の「厳重警戒」が点滅していました。湿度が60〜70パーセントぐらいあったため、気温のわりに熱中症指数が上がったようです。
 体育館では、朝から入口やギャラリーの窓を全て開け、換気対策とともに風が入るようにしています。また、3台ある大型扇風機を稼働して、常に風を送るようにもしています。さらに、水筒を体育館に持ってくるようにさせ、授業の途中でも水分補給ができるように配慮しています。
 一方、校庭での体育の授業も気がかりなところです。今週から、手に持って計測することができる熱中症指数計を常に職員室に置くようにしました。校庭の気温、湿度、熱中症指数を1日に何回か測るようにしています。今日の校庭は、やはり湿度が高いために、熱中症指数が大きい状態が続きました。3,4校時の体育のクラスには声をかけ、こまめに休憩を入れたり早めに授業を終わるようにさせたりしました。また、昼休みに外で遊びたい子は、帽子をかぶって出るようにもさせています。結局、先週まで続いていた猛暑は、今週もなかなか収まる気配がありませんでした。来週には、過ごしやすい程度の残暑になってほしいものです。
 6年生は、国語の時間に「いちばん大事なものは」という対話の学習を行っています。「話すこと・聞くこと」の学習の一つですが、いろいろな友達と意見交流をすることで、自分の考えを深めていくことをねらいとした内容になっています。
 まず、自分自身が大事にしていることを考えます。3人のグループになり、お互いの意見を発表し合います。さらに別のグループを作り、意見交流をしていきます。最後に、いろいろな友達と会話をしたことから、自分の考えを広げたり深めたりして意見をまとめます。
 会話を通じて「対話」する力を身につけるとはどういうことでしょうか…。会話は2人以上の仲間でする話であり、とりとめもない話も含めたおしやべりです。一方の「対話」は、2人で向き合って行う話し合いで、意思疎通を図るものです。しっかり相手の話を聞くとともに、自分の意見を押し付けるのではなく、理解させ納得させなければなりません。6年生ならではの国語の学習であると感じました。
 ところで、意見交換やグループでの話し合い活動は、7月頃から各学年の授業で実施しています。マスクを着用し、近過ぎない距離感をもって行うようにさせています。どの教科でも、友達との交流が大切な学習となるので、こういう活動なしに小学校の授業は成り立ちません。(写真中)
 もう一つ、6年生の授業から・・・理科「月と太陽」の学習です。月の形と変化の仕方を調べたりすることから、月と太陽の位置関係について学ぶ単元です。昼間出ている(見ることができる)月もありますが、多くは家庭に帰ってからの観測が必要になる学習なので、指導が難しい部分があります。
 そこで今日は、ボールにライトの光を当てながら、月と太陽の位置関係を理科室で確かめる実験をしていました。(写真下)ボールが月で、ライトが太陽の光です。そして、観測している子が地球の位置にあたります。写真の右側にいる子から見たボール(月)は、半月が見えているはずです。しかし、見る位置が変わってこの写真を撮っているカメラ側からは三日月に見えています。
 本物の月はというと・・・今日は夕方、南の空に半月が見えるはずです。そして、来週水曜日の満月に向けて、少しずつふくらんでいく様子を見ることができます。

8月27日(木)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 今日は、足育に関する指導が、いろいろな学年で行われていました。
 まず、登校後の8時半から、体育朝会として「足指体操」をそれぞれの教室で行いました。先週、夏休み中に先生達が集まって研修した「足指体操」です。足育のための動きを曲に合わせて考え、田柄小独自の「足指体操」につくり上げたものです。
 夏休み中に保健委員会と運動委員会の児童が集まり、動画を作成しました。今日は、各教室で一斉にその動画を見ながら、全員が裸足になって体操を行いました。この体操は教室で手軽にできるので、今後も各クラスで取り組んでいくようにします。
 1校時は、6年3組で足育の授業がありました。自分のはいている靴が足に合っているかを考える活動を通して、正しい靴のはき方や靴の選び方について学習する内容でした。
 まず、各自がいつもはいている外靴を教室に用意し、観察することから始めました。かかとやつま先がすり減ってきていたり、中敷きが傷んできている靴が見られました。次に、足のトラブルについて学びました。高学年では、40パーセントの児童が何らかの足のトラブルを抱えているそうです。そして、年齢が上がるにつれて、足のトラブルの割合が増えていくことも分かりました。
 そこで大切になるのが、「靴を正しくはくこと」と「足に合った靴をはくこと」です。6年生がはいている外靴は、ひも靴の子がほとんどでした。実際にいつもどのように靴をはいているのかを確認したところ、ひもはしばってあるままの状態で、足を出し入れして使っている子がほとんどでした。正しくは、足を入れたらかかとをトントンと地面に打ちつけ、それから靴紐を結びます。ぎゅっと、紐を引っ張って固くしばります。(写真上)
 靴を買う時は、少し大きめの靴を買うようにしている子がほとんどのようでした。子どもの足はすぐに大きくなるからと、どうしても実際の足の大きさよりも上のサイズの靴を選んでしまいがちです。これは大きな間違いで、子どもの足の生育にマイナスになります。ぜひその時の足の大きさにぴったり合ったものを選んで買うようにしてください。(家の人に伝わることを願って担任が指導していました。)
 2校時には、1年1組で足育の授業がありました。げんきくんとへとへとくんが出てくるお話を聞いて、元気に過ごすための秘密を学習しました。「姿勢を正しくすること」や「外遊びをしっかりすること」、そして「靴をきちんとはくこと」が大切であると、子ども達は気づいていきます。
 そこで、正しい靴のはき方について、各自実際に外靴を使って学びました。(写真中)「ベリベリ トントン ギュウ ピタ」のはき方です。1年生は、マジックテープ式の靴をはいている子がほとんどです。まずは、マジックテープをしっかりはがします。(ベリベリ)次に、足をしっかり入れたらかかとを地面に打ちつけます。(トントン)最後に、マジックテープをしっかり引っ張って(ギュウ)留めます。(ピタ)
 1年生は、9月16日(水)に足育の研究授業を行います。今日の1組の授業を基に指導案を組み直し、2組の授業、そして3組の研究授業へとつなげていきます。
 3年生は、理科の時間に「音のふしぎ」について学習しています。「物から音が出たり伝わったりするときには、物が震えているということ」、「音の大きさが変わるときには、物の震え方が変わるということ」などを実験を通じて確かめる学習です。「音」と言えば、音楽室です。今日は音楽室を借りて、いろいろな楽器から音が出る様子を目で見たり手を当てて調べていました。(写真下)
 3年生の音の学習は、今回の学習指導要領改訂で新しく入ってきた単元です。実は、20年前までは小学校の理科の教科書に音の学習がありました。その頃の指導要領の改訂で、音の学習は中学校で指導することになり、しばらく小学校の教科書からなくなっていました。ですから、私のような経験年数の長い教員にとっては、「音の学習が戻ってきたんだね・・・お帰り〜」という気持ちなのです。

8月26日(水)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 5年2組で、書写(毛筆)の学習がありました。今日は、小筆の使い方の練習をしていました。習字道具を使って行う授業は、年間を通じてそれほど多くとることができません。毛筆の指導は、3年生から行ってきていますが、ほとんどが大筆で書く文字の練習です。しかし、提出する作品には必ず自分の名前を小筆で書かなければなりません。書き初めの時には、「自分の名前も作品の一つ」と指導しているので、小筆の使い方にも慣れておくようにしたいものです。
 今日の課題は、「五年」と「自分の名前」です。お手本の文字は、全員分を担任の先生が作成しました。(パソコンで楷書体を打ち出したものです。)筆の持ち方や姿勢の指導の後、各自黙々と取り組む姿が見られました。(写真上)
 昨日のホームページで、そろばんを習ったことがあるということを書きました。それと同時に、習字も習っていたことがあります。書道塾というよりは、個人で子ども達を集めて教えるようなところにお世話になりました。2年生から5年生の頃まで通いました。自分にとって、唯一長く続いた習い事です。
 しかし、いつも大筆で書く文字の指導ばかりだった気がします。特に作品をどこかに出すわけでもなかったので、名前を書く必要がなかったのかもしれません。ということを理由に…私は毛筆の指導には自信がありますが、小筆で書く文字は見せられるようなものではありません。受付で筆ペンとサインペンが並んでいたら、迷わずにサインペンを手に取るタイプです。
 5年2組には、何人か習字を習いに行っている子がいるのでしょう。筆の持ち方からしてうまいなぁと思いました。子どもの頃の習い事は、一生の宝物になるでしょう。
 1年生は、算数の時間に「のこりはいくつ ちがいはいくつ」の学習をしています。1学期にひと桁のたし算を習いましたが、2学期は「ひき算」を初めて学習します。
 ひき算は、どういう場面で使うでしょうか? 「何個あるうちの何個を使った」「何人いるうちの何人が帰った」「何匹いるうちの何匹かが逃げた」・・・これらは全てひき算の考え方ですが、「のこりはいくつ」のひき算です。授業では、算数ブロックを使って考えさせていきます。問題のお話の通りにブロックを動かすようにさせて、残ったブロックを求めることがひき算であることを理解させていきます。
 ひき算は、専門用語で「求残」「求補」「求差」という3つの種類に分けられます。前述のひき算は、残りを求めるので「求残」です。これは1年生でも分かりやすいタイプのひき算です。今日、3組で行っていた問題は、「金魚が5匹います。黒い金魚は2匹です。オレンジ色の金魚は何匹ですか?」という問題でした。取ったりいなくなったりすることがひき算と思い込んでいる子は、これがひき算であるとはなかなか理解しにくいものです。ブロックを操作させることで、「求残」と同じ動かし方をすることに気づかせ、ひき算であることを理解させていきます。
 授業では、答えが分かっていてもなかなか式が書けない子がいました。(写真中)今後、さらに「求差」のひき算を学習します。簡単そうで実は難しい、1年生の算数です。
 3年3組が、理科の時間にあおぞら農園の観察に行きました。5月の臨時休校中に学年の先生達でまいた種は、その何倍にも大きく成長していました。ホウセンカやヒマワリは種をつけ始めていました。同じく、枝豆やオクラも実が収穫時期を越え、茶色く実っている様子をはっきりと見ることができます。(写真下)
 枝豆は、緑色でふっくらとしたおいしそうなものもありますが、すでに茶色いさやとなっていました。枝豆は、そのまま実らせておくと、茶色いさやの中に「大豆」ができます。
 一方のオクラも、緑色の大きな実は20センチほどに達し、下の方の実はすでに茶色くなっていました。(中には、オクラの丸い種がぎっしり詰まっています。)スーパーで売っているオクラは、7〜8センチで収穫しています。写真のように20センチにもなると、硬くて食用にはなりません。
 ちなみに、オクラはアオイ科の植物です。花はとてもきれいなクリーム色で、ハイビスカスやフヨウの花に似ています。(どちらもアオイ科の植物です。)オクラは、花後2〜3日で食用サイズの実になるため、毎日観察していないと収穫時期を逃してしまいやすい野菜です。花びらも食用にすることができます。

8月25日(火) その2

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 今日は、いろいろなクラスで夏休みの自由研究発表会が行われていました。昨日すでに発表会を行ったところは、廊下にテーブルを出して作品が展示されています。今日発表会が行われたクラスを全て見ることができたわけではありませんが、いくつかを紹介します。
 まず、6年3組の発表会を見に行きました。「新聞のコラムを読んで、感想や自分なりの意見をまとめた研究」…家の人に勧められて取り組んだようでしたが、自身の力を高めるためにも良い内容だったと思います。「活性炭の電池実験」…活性炭の他に、アルミホイルや食塩水を使って電気を発生させる実験です。その他、1,2組の自由研究も含めて多く見られたのは、歴史上の人物について調べてまとめた研究です。ちょうど社会科で歴史を学習していることもあり、興味・関心がある子が多いようです。また、コロナウイルス関連の研究が多く見られたのは、今年ならではのことです。感染者数をグラフに詳しく表した研究や、ウイルスの特性について調べた研究、感染症の歴史を調べた研究などがありました。また、調理実践をして、レシピや作り方を写真を入れてまとめた研究もいくつか見られました。(アイスやカレー、麻婆豆腐など…)
 6年生が発表しているところへ、1年生が見学にやって来ました。(写真上)今年は3週間の夏休みということで、低学年は自由研究の宿題を出していませんでした。校内を回って、展示してある自由研究を見て回っていたようです。6年生が一人ずつ前に出て発表している姿を見て、目を真ん丸にしていました。
 次に、4年1組の発表会を見に行きました。家で飼っている動物について調べた研究がありました。一人はインコで、もう一人はハムスターです。2人とも、ペットとしてとても愛情をもって育てていることが伝わってきました。自分の誕生日についての研究がありました。歴史をさかのぼると、有名な人物が生まれたり、重要な出来事があったりした日であることがまとめられていました。また、釣った魚を写真に撮り、発表していた子もいました。南方の海の珍しい魚ばかりで、クラスのみんなから注目を浴びていました。
 染め物について実際に自分で取り組み、まとめた研究がありました。バラの花やナス、玉ねぎ、コーヒーなど、いろいろな材料で白い布を染めてみた研究です。布の素材によって染まり方が違ってくることにも触れていたので、さらに続けて研究してみたいという意欲を感じる内容でした。(写真中)
 最後に、3年1組の発表会です。「1個の卵から2つの目玉焼きを作る研究」…テレビで見たような記憶がありますが、卵を凍らせて半分に切ってから焼く方法です。写真を使ってまとめ、実践したことが良く分かりました。ペルセウス座流星群についての研究では、伊豆下田で撮ったすばらしい星空の写真が貼ってありました。練馬区めぐりをした子が2人いました。練馬区の地図に、見てきた場所の写真を貼ってまとめてありました。3年生の社会科で学習している内容とも重なり、家族で社会科見学に行ってきた様子が伝わってきました。
 ぜひ見たかったのが、大きな椅子を作ってきた子の発表でした。昨日の朝、金ピカの大きな椅子を手に正門を入ってきたので、その時から気になっていました。作品名は、「ソーシャルディスタ椅子」だそうです。材料は、ホームセンターなどで工夫してパーツになるものを買いそろえて作ったようです。頭の部分がビニールシートで覆われるようになっていて、マスクを外すことが可能になる椅子です。(写真下)
 3,4年生の自由研究は、家の人達もがんばったなという印象です。自由研究は、図工や家庭科の作品とは違い、家の人が手伝ってあげて大いに結構です。「夏休みにあんな作品を作ったっけ…」と、親子の懐かしい思い出として心に残っていくことでしょう。

8月25日(火) その1

画像1 画像1
画像2 画像2
 1年生は、国語の時間に漢字の学習が始まりました。2学期から使う漢字ドリルが配られ、さっそく裏にペンで名前を書きました。たくさんの漢字が書いてある中身を見ながら、これから勉強していくのがとても楽しみな様子でした。
 小学校6年間で習う漢字は、全部で1006字あります。1年生では、そのうちの80字をこれから学習していくことになります。1年生で習うのは、比較的画数が少なく、子ども達が日常的によく使う漢字がほとんどです。
 記念すべき、小学校で最初に習う漢字は、昨年までは「大」と「小」でした。今年は教科書が改訂になったため、「木」から始まっています。「やくそく」というお話に「木」という漢字が出てきます。続いて、「うみのかくれんぼ」という説明文で「大」と「小」の漢字を習います。
 漢字の学習では、書き順や「とめ、はね、はらい」を正しく書くことが重要です。先生のお手本に合わせて、指で空中に大きく「木」の字を書いていました。(写真上)
 4年生は、算数の時間に、そろばんの学習をしていました。(写真下)そろばんの学習は、3年生と4年生の教科書に記載されています。3年生では、そろばんによる数の表し方や簡単なたし算ひき算を学習します。4年生では、大きな数の位取りとともに、たし算ひき算の習熟を習います。と言っても、それぞれの学年での指導時間を合わせても、5時間程度の扱いでしかありません。結局、そろばんというものに触れる程度で終わってしまうのが現状です。ですから、先生達の中には、「教科書が改訂になったけれど、まだそろばんを教えるの?」という気持ちが少なからずあるようです。
 私は子どもの頃(小学校2年生の数か月間でしたが…)、そろばん塾に通っていました。かけ算、わり算まで習った記憶があります。しかし、多分今は、そういう習い事を経験していない先生達が多いはずです。そろばんを否定する気持ちは全くありませんが、プログラミング教育が入ってきた今回の教科書改訂において、今後の行方が気になる学習ではあります。

8月24日(月)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 今日から、2学期の学校生活が始まりました。夏休みの宿題を持って、子ども達が元気よく登校してきました。各教室で健康観察を済ませ、校庭で始業式を行いました。(以下、始業式での話より)
・・・今年は、3週間余りの短い夏休みになりました。いつもの年なら、7月に葉かげの集いや金魚市があったり、8月に盆踊りやラジオ体操があったりと、たくさんの行事が行われているはずでした。今年は、コロナウイルス感染症の影響で、たくさんの人が集まる行事は全て中止になっています。
 きっとみなさんの家では、田舎に行ったり旅行に行ったりするのをためらって、家族で過ごすことの多い夏休みになったのではないでしょうか。それは、校長先生も同じです。学校に来ていた日もありましたが、休みの日はだいたい家で過ごしていました。
 今日から2学期の学校生活がまたスタートします。6月に学校が久し振りに再開された時、「学校に来ると、友達に会えるから楽しいです。」と言っていた子がたくさんいました。今日、3週間ぶりに登校してきて、久し振りにたくさんの友達がそろいました。それだけでもうれしいと感じますよね。学校では、学習も生活もいろいろな友達と一緒に活動することで、楽しい経験ができます。分かる喜び、できたという喜びは、難しいことや初めてのことに向かってがんばるから味わえます。2学期も、たくさんのことにがんばる田柄小の子であってほしいと思います。
 さて、そんな楽しい学校生活も、健康であることが第一です。今学期も、コロナウイルス感染症対策をしっかりと行っていきましょう。マスクを外してよい時以外は、必ずマスクをつけること。そして、自分の物以外をさわった後は、必ず手を洗うこと。この2つをしっかり守るだけで、感染症を防ぐ大きな効果があると言われています。校長先生も、校長室に戻って来るたびに手を洗うようにしています。1日に何十回も手を洗うようにしています。みなさんも、自分でできる感染症対策をしっかりと行っていくようにしてください。まだ暑い日が続きそうです。熱中症にも気をつけながら、毎日元気に過ごしましょう。・・・
 続いて、児童代表の言葉は、4年生が担当しました。(写真上)2学期の目標として、2つのことを発表していました。給食を残さずに食べることと、出会った先生や主事さんに大きな声であいさつをするという目標です。今日は、教室で2学期の目標をカードに書いていたクラスがたくさんありました。長い2学期です。自分の目標を実現するために、今日からがんばってほしいと思います。
 夏休み明け、ということで、午前中は席替えをしたり係決めをしたりしていたクラスが多く見られました。また、自由研究の名札カードを作ったり、1学期の漢字復習テストに取り組んだりする様子も見られました。
 6年1組では、夏休みの思い出を一人ずつスピーチし合っていました。(写真中)4年1組でも同様に、3週間の思い出を紹介し合っていました。豊島園のプールに行った子が多かったようです。(そう言えば、この夏で豊島園は閉園です。)家族でドラえもんの映画を見に行きましたと発表した子もいました。(私も同じく見に行きました。)ゲームばかりしていて叱られましたという子も…。(なかなか出かけることができず、家庭で過ごすことが多かったのでしょう。学校が始まって良かったですね。)
 1年生が、あおぞら農園の観察のために外に出てきました。1学期にいろいろな種をまきました。ヒャクニチソウが赤や黄色、白の花をきれいに咲かせています。手前のうっそうと茂った中に、フウセンカズラなどが成長してきていました。1年生のヒマワリはこれから花をつけるようですが、隣の3年生のヒマワリは立派な花を咲かせています。(写真下)1年生の子ども達よりもずっと背が高く、まさに「真夏の花」という感じです。

8月22日(土)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 22日(土)の夜7時から、PTAおやじの会と「練馬の星空を楽しむ会」の皆さんによる、星空観察会が行われました。今日も練馬では、昼間の気温が35度近くまで上がりましたが、児童と保護者を合わせて150名以上もの参加がありました。
 今年は、学校行事がほとんどできない状況もあり、開催について悩んだところもありました。しかし、おやじの会の皆さんの熱意もあり、感染症対策に万全を期すということで、実施の運びとなりました。
 校庭には、大きな天体望遠鏡の他に、スクリーンやモニターが設置されていました。直接目で望遠鏡をのぞかなくてよいように、そこに星を映し出すことにしていました。夕方までは一面厚い雲におおわれていましたが、開始前からところどころに晴れ間が見え始めました。ちょうど人が集まり始めた頃、天体望遠鏡が南の空に出ていた木星と土星の姿をとらえました。時折雲に隠れることもありましたが、スクリーンやモニターを通したことで、全員が見ることができました。
 一方、体育館ではプラネタリウムの投影が行われ、なるべく分散して会に参加できるようになっていました。
 今年は3週間の短い夏休みでしたが、休み中の最後の思い出となる夜になりました。おやじの会の皆様には、冷たい飲み物の用意もしていただき、どうもありがとうございました。

8月21日(金)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 今朝も、Zoom会議システムの使い方を全員で研修しました。初めて取り組んだ昨日よりも使い方に慣れ、職員室のパソコン画面上に全教室の「入室」がすぐに確認できました。また、昨日課題となった、電子黒板画面から音声を出すこともすぐに解決しました。
 試しに今日は、Zoomで模擬全校朝会を行ってみました。テーマは、「今年の夏休み」でした。まず私が夏休みの様子を話した後、続いて副校長先生が夏休みの思い出を話しました。各教室を回ってみると、画面が大きいだけに、パソコンのカメラに近づいて話をすると、相当な迫力で子ども達に語りかけることになると分かりました。(写真上)
 10時ぴったりに、飼育委員会の児童が2名職員室にやって来ました。うさぎのショコラの当番活動に責任をもって取り組んでいました。えさやりと水の取り換え、フンの掃除をした後は、プール脇の広場に連れて行って、散歩をさせてあげたりもします。(写真中)
 普段は、校庭の飼育小屋にいるショコラですが、夏休み前に担当の先生が職員室に連れてきました。夏場は暑いので、毎年ケージに入れて職員室内でお世話をしています。職員室で飼っていると、毎日いろいろな先生達が目にするので、人懐っこいショコラも安心するようです。・・・というよりも、我々の方が毎日そのかわいらしさに癒されています。
 今年もサクラ草の苗が順調に育ってきています。6月下旬から、発芽した苗をビニールポットに少しずつ植え替えてきました。現在は、小さいサイズのポット苗を二回り大きいビニールポットに植え替えている毎日です。
 暑い夏が苦手な植物だけに、なんとかこの猛暑をしのいでほしいものです。日陰で育てているものの、毎日朝晩2回の水やりを欠かすことができません。サクラ草は、涼しくなってくれば成長が著しくなってきます。今はがまんの日々です。今年は、9月下旬頃から、全校児童に一人一鉢の植え替え作業を指導する予定です。(写真下)

8月20日(木)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 今日も、朝から研修会や会議があり、2学期の学校生活のスタートに向けた準備が行われました。
 まず、午前中に行ったのは、食物アレルギー対応研修会です。田柄小では、毎年必ず行っています。音楽室に先生方と栄養士さんが集まり、食物アレルギーの対応の仕方について学びました。給食でアレルギー対応をしている児童は、校内にたくさんいます。毎月、栄養士さんが中心になり、保護者の方とも連絡を取り合いながら除去食の対応をしています。
 アレルギー反応は、様々な要因で起こる可能性があります。もちろん除去対応のミスがあってはならないことですが、予期していなかった食材や体調不良からアレルギー反応が出る場合もあります。田柄小でのアレルギー対応のマニュアルを全員でしっかり確認しました。
 次に、エピペンの打ち方についても研修をしました。エピペンを常備している子どもにアレルギー反応が出たという想定で、実際にどういう手順でどのように打ったらよいかを全員で確認しました。(写真上)来週月曜日からすぐに給食が始まります。校内には様々な食物アレルギーがある子ども達がたくさんいるということを念頭に、給食指導を行っていきます。
 練馬区では、学校でもZoomのシステムの活用が盛んに言われるようになりました。他校との会議に使用するだけでなく、校内での活用も考えられます。感染症予防を考えると、Zoomを使って職員室のパソコンと各教室の電子黒板をつなぐのは、大変有効な手段になります。今後、雨のために校庭で全校朝会ができなかった場合は、ぜひ利用してみたいと思います。
 ちょうどICT支援員さんが来校していたので、各教室でZoomが使えるように設定の仕方を教えてもらいました。IDとパスワードを入力すると、職員室のパソコンから話しかける先生のアップが電子黒板に大きく映し出されました。(写真中)さらに書画カメラを使うと、双方で画像を共有して話し合うことができます。今後、利用の仕方を考えていきたいと思います。
 5年生の子ども達が、稲の観察に来ていました。(写真下)夏休み中に何回か観察して記録を書くことが宿題になっているようです。
 学校の田んぼに苗を植えて2か月が経ちました。よく見ると、池の近くの稲から「穂」が伸びてきて、白い小さな花が咲いています。今週観察に来た子ども達は、気がついたでしょうか? 稲の花はとっても小さく、多分言われないと分からない形をしています。ヒントは、カメ吉のいる池に近い方の稲から出ている「穂」をよく見ることです。

8月19日(水)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 残暑お見舞い申し上げます。
 来週から始まる2学期の学校生活に向けて、今日から先生達の準備が始まっています。午前も午後も、様々な会議や研修会が続きました。
 午前中は、足育の研修会を音楽室で行いました。今年度、田柄小の体育科の校内研究での柱の一つとして取り組んでいる「足育」です。今日は、日本教育シューズ協議会の武原先生に講師としてお越しいただきました。
 まず初めに、自分の足に合った靴の選び方や正しい靴のはき方についての研修を行いました。あらかじめ、音楽室を取り囲むように0.5センチずつサイズの違う運動靴がずらりと並べられていました。さらに足幅のサイズが3段階に分けて用意されていたので、足の長さと幅に合った靴を探すことができるようになっていました。この日のために、先生達も先月一人一人の足型を取るとともに、足計測を行っていました。その測定結果を基に、自分の足に合った靴を見つけていきました。
 靴のはき方にもポイントがあります。かかとをトントンとして、足にぴったりとなじませてから紐をしばることが大切です。また、紐をしっかり引っ張り、きつめにしばることが重要です。実際に私もやってみましたが、今まで少し大きめの靴を選んでしまっていたことが分かりました。また、足指の部分は動きがあっても、他の部分は靴と密着している状態がベストなはき方となることが実感できました。
 研修の後半では、フットプリントを使って取った子どもの足型から、様々な足のトラブルについて教えていただきました。土踏まずの形成は、幼少期から学童期にほぼ完成します。それだけに、足に合った靴を選び、正しいはき方を子どもに教えること、さらには足を育てるための運動が大切であることを学びました。
 研修の中で、「いもむし歩き」と「跪座(きざ)」の運動も実践しました。「いもむし歩き」は、足指を曲げ伸ばしして前に進む運動です。また、「跪座(きざ)」は、両膝をついて、足を爪先立てた状態で腰をおろした姿勢です。
 午後は、2学期に全校で実施する足指体操の研修会も行いました。夏休みに、運動委員会と保健委員会の子ども達が集まって、足指体操の動画を作りました。それを見ながら、子ども達への指導の仕方をみんなで研修しました。

7月31日(金)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 1学期の最終日を迎えました。雨が上がり、校庭で終業式を行うことができました。
 1学期は、4月6日の始業式と入学式でスタートしました。しかし、翌日から2か月間の臨時休業となり、家庭で一人一人が課題に取り組む日々が続きました。ようやく6月1日から学校が再開され、授業が始まりました。こう考えてみると、1学期の4か月間のうちの半分しか学校生活がなかったことが分かります。そして、休業中の2か月間と学校生活があった2か月間とでは、ずいぶん違いを感じるものです。昨日、今学期の振り返りをしたクラスがあり、ある子が「学校があって勉強ができることが、とても楽しいことだと分かりました。」と言っていたそうです。その通りだと思います。子どもにとっては、学校がコミュニティーの場であり、学習以外にも多くのことを学び、経験する大切な場所であるのです。
 終業式の児童代表の言葉は、3年生が行いました。「漢字練習をがんばりたい。」「友達と仲良く過ごしていきたい。」と、2学期に向けた抱負もしっかり発表していました。(写真上)
 終業式に続いて生活指導担当の先生から、夏休み中の生活についての話がありました。色画用紙を見せながら、全校児童に分かりやすく話をしていました。まず、水色の色画用紙です。これは、川や海、プールなどの水遊びでの危険に関する話でした。次は、赤の色画用紙です。花火は、大人の人と一緒に行いましょうという内容でした。続いて黄色の色画用紙です。すぐに「信号機!」という声が1年生から聞こえてきました。その通りで、交通安全に関する話でした。最後は、黒い色画用紙・・・不審者に注意しましょうという話でした。もし雨だったら、校内放送で終業式を行う予定でした。放送だと色画用紙を見せることができません。生活指導の話はどうする予定だったのでしょう?
 2年生の教室で、キャリアパスポートの指導が行われていました。(写真中)キャリアパスポートは、文部科学省から通知が出され、今年度から全国の小・中・高等学校で行われることになったキャリア教育です。文科省のホームページでは、「自らの学習状況やキャリア形成を見通したり振り返ったりしながら、自身の変容や成長を自己評価できるように工夫されたポートフォリオのことである」と定義されています。もっとわかりやすく説明すると、・・・自身の目標や各行事等の振り返りをカードに記録し、ファイルに入れてとっておき、次学年に引き継いでいけるようにするものです。このファイルは、中学校や高等学校に行っても進学先に送って継続して使用していきます。
 とりあえず今年は、学校でクリアファイルを全員分購入し、教室で保管するようにします。2学期には、一度家庭に持ち帰り、家の人からも記入してもらうことがあるかもしれません。毎年積み重ねて用紙が増えてくるので、今後はもっと分厚いファイルが支給されることになるのではないかと思います。
 各クラスで夏休み前の指導が行われていました。夏休みの課題については、本日配布の学年だよりに詳しく書かれていますので、ご家庭で確認の上、毎日計画的に取り組むことができるように見てあげてください。
 1年生は、小学校で初めての夏休みを迎えます。国語や算数の問題が印刷されたプリントを含め、絵日記や読書などが課題に出されているようです。(写真下)今週は、毎日少しずつ荷物を持ち帰っています。今日もたくさんの荷物を持った子ども達が下校していきました。
 午後からは、久し振りに陽が差し始め、いよいよ梅雨明け間近という気配になってきました。しかし、今日もまた東京都の感染者数は記録を更新し、感染の勢いが止まっていません。夏休み中は、感染症に十分に気をつけて生活するようにお願いいたします。学校ホームページは、しばらくお休みになります。1学期の学校教育へのご協力に感謝申し上げます。

7月30日(木)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 2年生は、国語の授業で「あったらいいな こんなもの」という学習をしています。「話すこと・聞くこと」の学習単元で、自分で考えた道具について、相手に分かりやすいように順序を考えて話すことを主にした学習です。
 教科書には、ドラえもんが大きく描かれていて、子ども達の興味を引きます。ドラえもんが四次元ポケットから出す道具は、子どもだけでなく大人も「あったらいいな」と思うものばかりです。2年生の子ども達は、自分なりにどんな道具を考えたでしょうか…。絵と文章で説明を書き、一人ずつ発表会を行っていました。(写真上)
 大人が考えると、せいぜい「もどり薬」や「リサイクル紙幣」でしょうか。(ちなみに、「もどり薬」は、1錠飲むと10年若返る薬です。「リサイクル紙幣」は、紙ごみを集めて入れると、新札になって出てくる機械です。私が考えました。)
 2年生の子ども達が考えた道具には、夢があるなと思いました。「病気バック」は、病院に行かなくても、なんでも病気を治すことができる道具が入っているバックだそうです。病気かどうかが分かるセンサーや、たくさんの薬が入っているそうです。コロナで大変な今の世の中に、本当にあってほしい道具だと思いました。「三つ目シェフ」は、お母さんの料理を手伝ってくれるぬいぐるみだそうです。お母さんが夏休みにお弁当を作るのが大変そうなので考えついたと書いてありました。家の人の苦労がよく分かっているなと思います。「ホラー読み取りカメラ」は、怖い夢を体から追い出して、楽しい夢ばかりにしてくれる道具だそうです。毎日見ている夢が、ほとんど怖い夢ばかりだから考えついたと書いてありました。子どもの切実な願いから考えついた、面白いアイデアだなと思いました。
 1年3組が、多目的室で学級レクを行っていました。明日で転校してしまう友達のお別れ会を兼ねて行っていたようです。教室から椅子を持って行き、丸くなって座り、フルーツバスケットをしていました。
 一人一人に果物の名札がつけられていて、「りんごとぶどう!」とか「バナナとイチゴ」というように、移動する子を指名していきます。「フルーツバスケット!」と言うと、全員が一斉に移動しなければなりません。みんなキャーキャー言いながら動き回っていて楽しそうでした。見ていると、なんとなく鬼になりたがっていた子が分かってきて面白かったです。(写真中)
 3年生は、1学期の音楽の時間に初めてリコーダーを習いました。しかし、学校では一度も吹いたことがなく、指の動きだけの練習でした。リコーダーの音を知っている4年生以上の子ども達にはそれも仕方ないと思えるのですが、3年生の子ども達は吹いてみたくてうずうずしています。今日は、夏休みの課題として出されたリコーダー練習の説明が行われていました。(写真下)
 簡単な指の動きだけで吹ける曲の練習が課題として出されています。リコーダーの持ち方が左右逆の子が時々見られます。また、吹いてはいけないリコーダー指導で一番難しいのが、「タンギング」です。家庭では、音が出せるだけでうれしくなるリコーダー練習です。思う存分練習できるのは良いのですが、きちんとタンギング(1音ずつ舌でトゥ、トゥ、…と切ること)ができるかをぜひ見てあげてください。

7月29日(水)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 1年生の教室で、交通安全の指導をしていました。警察署からいただいたDVDを使いながら、道路や横断歩道を歩く時の交通安全について学習しました。(写真上)
 例年は、1学期中に1年生の交通安全教室を開き、歩行訓練も実施しています。昨年も光が丘警察からお巡りさんに来ていただき、道路標識や信号機の説明を聞いてから、実際に学校の周りの道路を歩いていました。昨日のニュースでは、コロナの影響で外出が少なくなったたこともあり、全国的に交通事故の件数は減っているそうです。しかし、特にこれからは、夏休み中の交通事故が心配です。信号のない交差点が多かったり、道幅が狭いわりに車がスピードを出す道路が多かったりします。夏休み中は自転車の乗り方に気をつけるとともに、各家庭で交通安全を十分に意識した生活ができるようにお願いします。
 2年生が、ミッキー池でザリガニ釣りをしていました。昨年度、1年生の時にもザリガニ釣りをしているので、とても手慣れていました。たくさん釣れた中からグループで1匹を残し、池に逃がしてあげました。
 2年生は生活科の時間に、「めざせ生き物はかせ」という学習をしています。身近な生き物に関心をもち、観察したり飼育したりしていきます。今日は、田柄小で一番身近な生き物であるザリガニをつかまえて、観察することになったようです。
 大切な1匹を飼育ケースに入れて教室に戻ると、さっそくみんなで観察カードに記録をしました。形や色、大きさを調べて、絵と文で仕上げました。何人もの子が平気な顔でザリガニを手でつかみ、いろいろな向きから観察をしていました。(写真中)多分、他の学校よりも田柄小の子ども達の方が、ザリガニを手で持ち上げることができる子が圧倒的に多いはずです。
 3年生は、総合の学習の時間にカイコを育ててきました。今月上旬には、たくさんの繭を作りました。担任の先生が、繭を集めて冷蔵庫に入れてしまっておきました。カイコが繭から出てくると、繭玉に穴が開き、工作ができなくなってしまうからです。(どんなカイコの成虫(蛾)が出てくるのかは、教室で何匹かそのまま育てて見せています。)
 今日は、繭玉を一人2個ずつ使って工作をしました。あらかじめどんなものを作りたいかを考えて、使う材料を用意させてきていました。クラス全体でいろいろなアイデアにあふれる作品が出来上がりました。半分にした繭玉の中に小さな鈴を上手に入れていた子がいました。(写真下)また、キーホルダーの金具を用意してきて、繭玉の人形を取り付けた子もいます。大切に育てたカイコが、思い出に残る作品に生まれ変わりました。
 カッターナイフで繭玉を2つに割ると、中からさなぎが出てきました。冷蔵庫に入れてあったので、もう動きません。さなぎを大切にボンドで貼り付け、作品として飾った子がいました。また、クラスみんなのさなぎを集めて、クワの木の根元にお墓を作ってきた子達もいました。カイコを育てたことで、大切な命の学習にも結び付きました。

※3年生のカイコの学習に関して、あさって配布の学校だより巻頭言にも記載しました。ぜひお読みください。

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

お知らせ

学校だより

給食だより

献立表

相談室

PTA

お知らせ(けやきルーム)