6月2日(木)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ボールは、1号ボールを使います。低学年の子ども達にとっては、片手でつかむのが大変なほどで、かなり大きな球に感じることでしょう。しかし、これは全国の小学校で共通に実施するテストです。 天気が良かったので、次々といろいろなクラスが校庭に出てソフトボール投げをしていました。ソフトボール投げは、全国的に昔よりも記録が低下しているテストの一つです。「投げる」という経験が少ないと、投球フォームが定まりません。ボールを遠くに投げるには、利き腕だけでなく、もう一方の手の動かし方や、片足の踏み出しと体重移動も必要です。 男子も女子も、軽々とボールを遠くに投げている子がいました。投げ方を見ただけで「経験があるな」と分かります。個別に聞いてみると、野球やサッカーをしている子、あるいはバスケットボールを習っている子のようでした。中には、ダンスや水泳を習っているという子もいましたが、そういう子ども達も少し投げる動作を練習すると、記録が伸びていきます。やはり基本は、普段から運動に親しんでいるかどうかのようです。(写真上) 私の子どもの頃は、たいてい草野球がメインの遊びでした。また、河原で石を投げて水切りをして遊んだり、紙飛行機を飛ばして遊んだりしたものです。投げるという動作が、遊びの中から身についた時代だったのでしょう。一方、今の子ども達は、別の体力テストの種目で、昔よりも得点を伸ばしています。 3年生は、理科の時間にモンシロチョウの育ち方の学習をしています。1組の教室で、学年で飼育しているモンシロチョウの幼虫を画面に映して観察していました。 フンも大きくなってきたので、幼虫も大きくなってきただろうと探してみたら・・・いましたいました。キャベツをもりもりと食べて大きくなってきたようです。しかし、画面に映っているのは茶色いイモムシです。最初の頃は緑色だったと、先生も子ども達も話していました。「クロアゲハの幼虫かもしれない…」という声も聞こえてきました。(写真中) 画面に映ったイモムシを見て、私はすぐに分かりました。モンシロチョウの幼虫として育てていたのは、ヨトウムシです。「夜盗虫」と書いてヨトウムシ…どんな葉っぱも食用にして夜中にバリバリと食べるので、畑の作物の害虫です。サクラ草もヨトウムシの被害に遭うと、一晩で苗がなくなってしまうほどです。 その場ではヨトウムシと言えずに、そっと教室を出てきました。そのまま育てて、さなぎから蛾になる様子を観察するのも勉強になるでしょう。 4校時に、5年1組が稲の観察を行っていました。昨日、移動教室から帰ってきて気がつきました。すでに、学校の田んぼと5年生各自のバケツに、稲の苗が植え付けられていました。苗は、毎年分けてもらっている埼玉県の方からいただいてきたそうです。 子ども達は、タブレットを手に外に出てきました。稲の苗の写真を撮り、気づいたことを入力していきます。記録カードに絵を描いて…という時代からはもう卒業です。タブレットを活用して総合の学習に生かしていきます。(写真下) |
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