7月1日(月) その2新聞紙は、身近に大量にある素材であり、自由に折ったり貼ったり丸めたりちぎったりして楽しめる材料として便利です。さらに、たくさん使っても、後で束ねてリサイクルに出すことができるので、罪悪感がありません。 1,2校時に1組が、3,4校時に2組が取り組み、図工室が新聞紙だらけになっていました。それだけ子ども達の発想が広がり、存分に新聞紙を使った活動が楽しめたということです。 新聞紙を使って、帽子や洋服を作って身に付けていた子がいました。筒状にして手や足につけて、ロボットになった気分の子もいました。そう言えば、新聞紙を身にまとうととても温かく感じられます。キャンプの時にマットの下に新聞を敷いたり、寒さをしのぐために体に巻き付けたりする知恵はよく知られています。ついでに言うと、湿気を取るはたらきもあります。湿った長靴を乾かすために、雪国ではよく新聞紙を丸めて入れたものでした。 テーブルや椅子を並べたところに新聞紙を貼り合わせて、自分たちの家を作っていた子もいました。入口から中に入ると、暗いトンネルをもぞもぞと這っていくのがまた楽しいようです。見ていて、私も子どもの頃に「基地づくり」と称して空き地で遊んでいたことを思い出しました。友達と板や木切れを集めてきて基地をつくり、段ボールや新聞紙を利用して入り口や屋根にしました。薄暗い閉ざされた空間に入り、自分たちだけの秘密基地になった気分を味わったものです。(写真上) ところで、こんなに大量の新聞紙は、どうやって集めたのでしょう。今は、新聞を購入している家庭がとても少なくなってきました。隣の豊渓中では、新聞を何種類かとっているため、分けてもらうことにしたそうです。主事さんを通じて、たくさんの新聞紙をいただくことができました。 3年生は、総合的な学習の時間に、「大豆大作戦」というテーマで大豆についての学習に取り組んでいます。1組では、先週、種の状態の大豆や一晩水につけた大豆を観察していました。さらに、毎日水で洗いながら大豆がどのように変化していくのかも調べてきました。 今週に入り、大豆を水に浸してから約1週間が経ちました。その間、大豆から根が伸びてくる様子を毎日見ることができました。今日は、その発芽した様子とともに、先生が用意してきた「大豆もやし」とを比較しながら観察していました。(写真中) もやしに使われている種には、「緑豆」「黒豆」「大豆」「子大豆」の4種類があると言われています。その中でも、一般的に「もやし」として流通しているのは、緑豆もやしです。しかし、スーパーに行くと、最近では大豆もやしが置いてある場合が多くなってきました。大豆もやしには、緑豆もやしにはない「イソフラボン」がたくさん含まれています。機能性表示食品として販売されるほど、今注目の野菜の一つになりつつあります。ちなみに、大豆もやしの方が、大豆自体の時よりもイソフラボンの割合が高いそうです。 4年生は、保健の時間に「体の発育・発達」についての学習をしています。2組では、「変化してきたわたしの体」という学習を通じて、身長や体重が年齢とともにどのように変化していくのかを学んでいました。 教科書の資料には、4人の身長の変化の様子が載っています。年齢とともに毎年同じように身長が伸びていく例もあれば、高学年で急に伸びた例、中学生や高校生になって大きく背が伸びた例が示されていました。大切なのは、体の成長には個人差があるということです。(写真下) 小学校では、整列をする時に「背の順」がよく使われます。小学校の時にいつも前の方だった子が、中学生になってずいぶん背が伸びるということがよくあります。私自身の経験では、小学校の時に自分よりも背が高かった女の子たちが、中学校に入って小さくなったように感じたものでした。(自分の背が急激に伸びたからです。)背が小さいことを気にしている子がいたら、これから成長期を迎えて伸びていくことを話してあげるようにしてください。 ※5,6校時に、高学年の水泳指導がありました。プールサイドに行ってみると、見学者が多くてびっくりしました。雨の予報があり、水泳の用意をしてこなかったようです。梅雨の時期は天候がどうなるか分かりません。きちんと水泳の用意を持たせるようにお願いいたします。 |
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