7月3日(水) その2掲示物の上には、「夏野菜はビタミンがたっぷりで、水分が多いのが特徴です。夏を元気にのり切るために、夏野菜をたくさん食べましょう。」と書いてあります。そして、きゅうりやナス、オクラ、トウモロコシ、トマト、ピーマンなど、たくさんの夏野菜の食べ方や特徴が、かわいらしいイラストとともにレイアウトされています。(写真上) 最近の子ども達は、「ナスやトマトが嫌い」という子が多いようです。畑で採れたばかりの野菜のおいしさを知ったら、すぐに好きな野菜になること間違いなしなのですが…。また、調理の仕方次第でも、子ども達の食への関心が大きく変わります。テレビをつければ、どのチャンネルもグルメ番組ばかりの昨今です。旬の食材のおいしさを楽しめるように、家庭でのメニューもちょっと工夫してみたらどうでしょうか。 昔、近くの畑を借りて、家庭菜園を趣味にしていたことがありました。きゅうりやナスがどっさりできて、浅漬けにして毎日食べていました。採れたてはこんなにおいしいものかと思ったものでした。また、モロヘイヤやツルムラサキも、自分で作ったことがきっかけで大好きになりました。 2校時に、体育館で情報モラル教室がありました。本校では、毎年5,6年生が授業を受けるようにしています。講師として、区で委託しているプライムシステムズ株式会社の方に授業をしていただきました。 「自分と友達を守る ネットとスマホとのかしこい付き合い方」というテーマで、スライドや動画を使って指導がありました。現在の子ども達は、パソコンやタブレット、スマホ、ゲーム機と、様々な通信機器に囲まれた環境にいます。インターネットやSNSを使用するうえで、きちんとした情報モラルを得ていなければ、人を傷つけたり重大な犯罪に巻き込まれたりする危険性があります。授業では、練馬区のSNSルール(旭町小のSNSルールも同様です。)に基づいて、きちんと家庭で約束を決めて使うことが大切であるという話がありました。(写真下) 子ども達への授業の後、保護者向けの講習会も行われました。インターネットは、世界中で52億人もの人が使っています。ということは、インターネットを通じて52億人とつながっているということを認識していなければなりません。そのため、インターネットは「世界最大の都市」とも呼ばれているそうです。 ネット依存は、子どもも大人も重大な問題になりつつあります。特に学校に通っている子ども達にとっては、ネット依存によって学習にまで影響する場合があります。改めて家庭でのルール作りの大切さ、そして保護者が責任をもって管理することの重要性を学ぶことができました。 子ども達は、これから中学・高校と進学していっても、毎年のように情報モラルの指導は行われていくでしょう。それだけ重大な社会問題と隣り合わせにある教育課題です。しかし、実際に使用するのは各家庭でのことです。保護者の方々が正しい知識とモラルを兼ね備え、子どもの情報機器の管理と見守りをきちんと行わなければなりません。今日の保護者向け講習会への参加が少なかったことに、大きな心配を感じています。 |
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